⊂ねがい⊃
2001年07月17日(火)



それで全てが、叶うと思う?

君の声が嗄れても。

蒸発してゆくひとの命を、神様は見ているだけでしょう?

雨が降ろうとも既に、あたしは生きれない。

もう、それだけじゃ足りない。

ねぇ、君には何が必要?

強い心 強い身体 温かい、夢

選べないのは、分かってる。

だからあたしは、他人の様に。

完全に不完全な、固まりを嘲笑うの。

ねぇ、貴方の目にとても透明な、その優しさが見えるの。

穢れた全てをナシにして、偽善じゃなくて、自惚れじゃなくて。

だれかを想うことも、あたしは。

もう何も、しちゃいけないのね。

あたしの手からは零れ逝く、そのすべてを羨んでは。

戻ることもない白い空に、今日もねがいを捧げるの。

失くしながら、生きること。

失くしてしまった、貴方の思い出さえも。


⊂視界。⊃
2001年07月16日(月)



土曜日はお昼から病院だからって、夜レスリンを飲んで19時就寝。
20時半起床(爆)寝むれねぇよ、この薬…。
漸く眠りに就いたのは28時、カナカナの啼く頃でした。

病院に行って、この日はあたしと先生の面談。
あたしは病気。
云われたの、病気だって。
病名を教えてくれた。
『境界型人格異常症』
とかいう、よく分かんないやつ。
治療するの難しいんだってさ。
「家族にも問題が有るし、家族に協力して貰わないと治療にならないから」
とか、そんな説明をされて。
父、母、祖母が部屋に入った。
あたしは、外に出ている事を選んで。
それでも、父、祖母と母が一緒にいる事は怖い事だと思った。
   おかあさんが、くるうから。
  そしてあたしは殴られるのよ。
    誰の傍にも居たくなくなる、あたしを見て泣かないで。
   あたしが誰かに似てゆくの。
とても怖いこと。
あたしは廊下の椅子の上で、身を竦めて、死にたくなってた。
10分の長さが、嫌いになりうそうな、長い時間。
左腕を掻きむしるしか出来なかった。

そうしてまた、あたしひとりが入れ代わりに部屋に入った。
祖母は治療の協力に消極姿勢だそうで。
『これから回りの態度とか変わるかも知れないけれど、不安にならないでね』
ってそんなこと云われても……。
不安とか、そんなんじゃなくて、あたしは変わりたくないのよ。
このままの世界って無いのかな。

処方された御薬はレンドルミンだったと思う。
まだ飲んでないよ、眠る時間も惜しいし、それに。
夏休みに終える為に。
簡単に死ねると思ってるけど、呆気無いもんでしょ、人間なんて。
真っ赤に染まって、苦しくなりたい。
どれだけ傷んだのか、教えてあげたい。
あたしなりの窮屈な世界に、どれだけの苦悩。
今すぐにでも、さようならしたい。
だけど、会いたい人が居るの。
もう何年もの間、彼が道を作ってくれた。
その先を知らせるから、あたしが続いた。
夏休みのその日、彼が道を教えてくれなかったなら、あたしはそのまま消滅するよ。
もう『生きたい』と思える時間が一瞬たりとも無いの、そんな絶望しってる?
見えるのは、水たまりと、大雨の日のビー玉だけ。
死なない日。


日曜日。
オールその後、一日以上分眠ってませんでした。
4時頃から地元の商店街の中にあるCD屋の前に居た。
友達と、増えてく人達と仲良くなりながら(笑)。
イベントの整理券を配布するからって、一番乗り。
気付いたら、ひとりで知らないトコ歩ってたり、戻ったり(爆)。
そんなのを繰り返しつつ…。
10時にチケットを貰って、一度解散。
カラオケ3時間ほど潰し、戻る。
何やかんやありつつ、イベント開始。

歌うたい、トンネルをくぐるような、遠くてまっすぐな声。
ひとりでも逞しく、笑顔は、相変わらず優しくて。
汚くないくらいの純粋だっだ。
凄くいいものを見た気がしたライブだった。
『簡単に生み出せてしまうことは、怖いことだと思う』
そう云って、何気なく出来てしまった、という曲をうたってくれた。
その怖いものを『良い曲だ』と褒めちゃ駄目かな?
思い出させてくれて、ありがとう。
忘れていました。


そして今日は、バイト。
腕、包帯まきまきで行ったのよ。
久し振りでスグに疲れて、洗い場で吐きそうになりつつ…。
結構怖かった。
倒れたらどうしよう、と、腕切りたくなりそう、が。
切ったら即退場やろ、白昼の御食事処で(笑)。
今週は、あと3回…頑張ろー。


⊂責任感。⊃
2001年07月13日(金)



今日も暑かったね。
今年の夏こそ越えられない気がするわ。

『超微妙。』
友達から来たメール。
明日のオールの企画者がそれに参加出来ないんだそうな。
何も考えていないようなコ。
言葉を選ぶ事の出来ない彼女。
そのコに対しては何時も苛ついて。
”やっぱり。無理。”
そういう言葉を使うコ嫌い。
すぐに妥協するコ嫌い。
自分の言葉に責任を持てないのならば、最初から喋らないで。
貴方の口を噤んで上げようか、針金で紡いで。
『超』
も、あたしは使えないの。
17歳なのにそういうの、苦手。
ひとと同じ事が出来ないの。
上手く、出来ない。
多分、マニアック体質(笑)。

おはなし。

『緋色』
繋いだ手、積もる熱と、混ざる僕ら。

眩しい光、貴方はその光に呑まれるの。

幾ら小さくても聞こえる声は、ひろい世界に閉ざされて。

恐れていた時流の波に、委ねざるを得ない今ですら。

貴方は、その海に泳いで往く。

綺麗に笑って、僕の心を軽くする。

「助けてくれて、有り難う」

潰れないでいて下さい。

そして、戻って来たの。

ゴメンナサイ、弱い僕が。

弱い侭で、頑に流れない。

それだけは、認めて下さい。

貴方の言葉を信じています、それは僕の傷になったのでしょう。

確かにこの身体に、刻まれています。

泣かないで。

傷付かないで。

嘆かないで、僕が。

もっと傍で、貴方を守ってあげたいけれど。

出来なくて…。

光に呑まれて往く貴方を、今日も思い出しています。

貴方の最期を見届けるまで、僕は消滅しないから。

たくさん愛されて下さい、そして。

僕をいかせて下さい。

続くも途切れるも、今は、貴方次第。

破壊して、繋げて。

狂わせて。


⊂夏のはじめ。⊃
2001年07月12日(木)

梅雨明け、更に今日の地元の最高気温は37.1度。
暑い筈。

今日は朝、ちゃんと起きれたんだけどね、部屋から出られない…という事態に。
テスト最終日だし、早く行かなきゃ、と思ったんだけど。
学校に怖い人が居るような気がしたの。
部屋の外にも、バスの中にも。
何度も部屋のドアが開くような気がして…怖かった。

左腕が凄いコトに。
手首だけだったリスカ、腕までに。
手首はもう駄目。
切り過ぎて全部ケロイド、不感。
切っても赤黒い血、それも出難くなって。
つまんない。
青紫色してる、切ると、痛みも無いから深く切れるけれど。
腕は、カッター走らせて、真っ赤。
血が出ないからつまらないけれど、あたしの傷。

あぁ、もうイヤや。
病院に行くのも、だってばぁちゃんと父親連れて来いって…。
どうせ話しなんてしないのに。
先生こわいから、いや。

土日は友達とオールです。
次の日のイベントの整理券に列ばなきゃならないから。
ちっさいライブやるらしいですが、楽しみですよ〜。
深夜は街中を徘徊します…治安が悪いけれど(笑)。

ゴメンね、今日の事、よく覚えて無い…思い出したら明日の日記に書くね。
では、お休みなさい。
今AM4:20。
青い空に月が綺麗です。
目が覚める頃にはまた暑い一日が始まっている事でしょうね…。


⊂水。⊃
2001年07月11日(水)



最近、頓に喉が乾く。
砂漠症候群だ…(謎)。

何も考えられない。
毎日何も感じない。
どうでも良いことばかりだからか、それとも。
身体が覚えた以上の、変化有る生活に飢えているからか。
何かないかなー。
生きててもしょうがないじゃん。
つまんない。

昔の話しをしようか。

母親が出ていく前も、あたしはばぁちゃんコで。
毎晩眠る前に、『金のオノと銀のオノ』という話しをしてくれた。
あたしはその話しが特に好きで、布団に入ると必ず催促した。
うとうとしながらも、その話しを聞いて。
布団の中で、腕枕で眠る。
うで。
何故かあたしは子供の頃、『死』と云うものをとても恐れていて。
隣で眠るじいちゃんとばあちゃんが死んでしまうことが、実感が薄くも。
居なくなってしまう…ということが酷く怖かった。
欠けることが怖かった。
優しい声でばあちゃんが歌う子守唄を聞くのが、とても嫌だった。
とても悲しい歌で、あたしは泣きそうになる。
とてもとても嫌だったの。

あたしが中3の時、じいちゃんが死んだ。
朝早くに父親から電話があり、母親の家に居候していたあたしは起こされて。
少し前から検査入院をしていたじいちゃんは、その朝。
ひとりの部屋で、ひとりきりで、息を引きとったそうだ。
誰も気付かないひとり、ふわり、と魂を落とした。
春で、あたしは3年生になったばかりの頃。
「お前にじいちゃんは殺されたんだよ」
穏やかに、きちがいじみた口調で、あたしはばあちゃんに云われた。
「学校にも行かないで、苦労させた所為で」
何も感じなかった。
ただ、あたしがじいちゃんを殺した現実があたしの記憶に成った。
あたしはじいちゃんを殺したの。
あたしは人を不幸にする。
だから、在ないほうがいい、と思った。

あたしは御葬式で泣かなかった。
他人様から見れば”じいちゃんの「死」に対してはなむけのそれさえ無い事”はおかしなことだったらしい。
気持ちの悪い顔が、揃ってあたしを見ていた。
あたしは、死を理解出来ない。
誰かが死んだら泣かなきゃいけない、それは義務的なことなの。
あたしには分からなかった。
『死』は怖い事であって、『死』は…ナニ。

その時、あたしの中に残ったのは、じいちゃんを殺したのはあたしだという罪悪感。
あたしの所為で彼は死んだし、回りの全てはあたしの所為で泣いている。
あたしが居なければ良かったのにね。
ばあちゃんが、じいちゃんの話しをするたびに罪悪感は蘇る。

あたしが死んで、償いましょうか。

貴方はきっと忘れてしまった、あたしの柵、その言葉。

あたしに報いの道は、ひとつだけ。

きっと、それだけ。


⊂最後の日。⊃
2001年07月10日(火)



黒く湿るような足跡が、遠く、遠くまで続いた。

細く、儚く朽ちてしまいそうな月が、頼り無い夜に。

逃げ出した部屋になど、後悔は落としていない。

僕は歩く。

冷たく澄んだ、透明な空気を掻いて。

固い地を叩いて。

藁の優しい匂いに、少し、胸をくすぐられても。

あてもない、この年の最後の日。

車のスピードに、鼓膜をふるわせても。

僕は、僕でしか歩めない。

固く、冷たい地球に、足を沈めて行く。


全てを棄てて。



光さえ見えない場所を求めている。




⊂報告。⊃
2001年07月09日(月)



書く、なんて云っといて、結局書けなかった…週末報告、その他。

7月7日(土)
とうとう病院へ行って来ました。
朝、受付したにも関わらず、でも、お昼前には順番が回って来て。
受付では”神経科”へ、と云われていた筈が”精神科”へと呼び出される羽目に。
その奥へ入ると、部屋が4つくらいに別れていて。
あたしは2番目の部屋へ入った。
見た目は30代半ばくらいの、神経質そうな先生で、ちょっと話に難い感じ。
『眠れない』こと、その理由と思しきこと。
『腕』のこと。
腕の包帯を見た先生が『腕はどうした』のか、と急に質問されて。
末が悪そうにしていたら、返答を急かされたからね。
だから包帯の隙間から、少ーしだけ傷を見せたら。
『自分でやったの?』
って聞かれて、『ハイ』って答えたら、理由を聞かれて、全てとは行かないまでも、云々を話す。
母親が後ろに座ってて、嫌だったのは正直、確かで。
あたしの話を一通り終えた後、先生と母親の二者面談。
薬を出してくれるっていうから、眠剤であることを期待しつつ…。
「レスリン、て…(汗)」
眠剤やなくて、抗鬱系やん…。
副作用としてくる眠りには身を委ね切れないわ…ってことで。
初日に2錠を飲んだきり、2日間も頭痛に悩まされたので、タンスの中へ…>サヨウナラ。

その後、結局友達と原宿へ行くことに。
待ち合わせしてたコが、原宿まで来てくれるというので。
実は某アーティストの握手会でした。
めっさ楽しかった&久々に中身から元気になれた気がした。
隣に座ってたコに話し掛けて、仲良くなったんよ。
偶然にもタメで、短い間にも色々と話し込んでしまいました…。
色々と感謝してます>K2(バレそう…)

何にもない日曜日を経て。

7月9日(月)
朝方4時まで副作用の頭痛が続いた故、眠れず…。
3時頃、懐中電灯を片手に裏山までブルーベリーを採りに行ったりしてた(笑)。
目覚ましが聞こえずに…10時半、学校の友達からの電話で起床。
折角髪を必死で黒く戻したのに、テスト初日から休んでしまうなんて…。
仕方ないので、15時まで寝てみる。
そういや今日は御飯を食べていない…お腹が空かないのは最近は何時ものこと。
この日記を書き始めた頃からすると今、体重が2〜3kg前後落ちてたりするのよ。
何もないのでインスタント焼そばを食べた後、ゲロッちゃいました(爆)。てへ。
まぁ、人間、極端な話、水さえ飲んでりゃ、生きていられるそうですから。
あたしは昔から大量の飲み物を飲む。
小ペット×3本、マックでオレンジジュースLサイズ×2つ。
家で、水。
あたしが今、何も飲まなかったらすぐにでも死ねるんだろうけれど。
夏休みまでは死なないつもりさだから。
そこまで行って、それでも先が見えなくて、それならいっそ。
死んだ方がいい。
その時はタンスに眠らせたレスリンのこともを赦してあげましょう。
あたしを殺す手伝いをして頂きましょう。

甘えっコなあたしを赦して下さい…誰か、赦して下さい。

誰の傍に居させて貰っても、孤独しか感じることの出来ないあたしは。
生きていくのに疲れました。
ひととして存在することは、とても難しいことだと学びました。

あたしを傍に置こうとするなら、お願いだから、離さないで下さい。
寂しくて寂しくて寂しくて…あたしが『誰でもいい』と思ってしまう前に。
弱くて、甘くて、穢れたあたしを、それでも必要だと云ってくれるのなら。
あたしは、きっと貴方達を必要としているから。

お願いだから、ひとりにしないで。


⊂生きてるよ。⊃
2001年07月06日(金)



今日、病院に行けなかったのよ(爆)。
母親が急用が入っちゃって。
安心半分不安半分かな。
それは思った。

昨日、病院に行こうってなって。
正直ほっとした。
あれだけ否定していたにも関わらずね(笑)。
今朝も落ち着いてたし、やっぱりバスに乗るのは少し怖かったけれど。
だけど『今日は行けないから』って母親から電話が来た時。
不安で、どうしようもなくなったの。
週末は解放されるかな、なんて思ってたから。
まぁ、明日の朝一で受け付け出来ることになったんだけれど。
でも、急に不安になって。
親戚の家だったんだけど、切ってしまいました…。
腕の関節の方までガーっとやってまいました。
後は母親からの質問攻め…げんなり。

夕方マツキヨへガーゼを買いに。
最近ね、良く息が苦しくなったり、目眩がしたりするのよ。
倒れそうになって、取り敢えずしゃがんで落ち着いたんだけど。
今日は頻繁で。
ちょっと怖かった、ふらふらするし。
たぶん貧血気味なんだろうけれど。

明日、渋谷に行くの。
友達より先にあたしが行って、他のコと待ち合わせして。
皆学校有るからね、そのあと渋谷で合流することになってるの。
苦しくなったらどうしよう…って思うと。
今までひとり電車に乗って、上京するのなんてしょっちゅうだったけれど。
明日は不安…時間ずらせないし。
カッター持ってたら、銃刀法違反で捕まるし…(笑)。

取り敢えず、明日の朝一で病院受け付けて、訴えてみよう!<期待薄…。
…対策練ります…。

今日は元気っぽいよね、あたし。
ずっと重た気だったから、ここらへんで軽くなったかなぁと、思ってみたり。

今週末は日記も更新するつもり。
あたしの日記、週休二日制だから(笑)。
今夜はちゃんと眠れるかな?
…イヤ、怖い…ドアが…ドアが…。
CD掛けて眠るしかない。

じゃぁ、お休みなさい☆
皆様、良い七夕を(笑)。


⊂感謝。⊃
2001年07月05日(木)



あーもう、休みっぱなし。
眠れない起きれないで、完璧夜型体質だわ。
明日は学校自体お休みもどき。
来週からテストなのになぁぁ。。。

今日は夕方、友達が話し聞いてくれた。
携帯で長電話…良い子は真似しないでね、って感じですな。
『暑っついなぁ』って云いながら(笑)。
ずっと隠してたこと、幾つか話して。
…そろそろ観念して(笑)病院にお世話になろうかなぁ…なんて思ってたから。
そういうの、相談してみたり。

でも絶対に『ツライ』と『タスケテ』だけは口にしなかった。
そんなの、許さない。
何度も押し殺したのは、事実だけど。

話してる最中、わけわかんなくなったの。
あたしは何歳で、この部屋は何処で、今はいつで、何を見ているのか。
1時間以上も話しに付き合ってくれた。
テスト中なのに…もっと云っちゃうと、年下なのに(笑)。
気にすると『大丈夫よ』って。
お母さんみたいだった(笑)あたしの理想の。
ありがとう、少しだけどね、楽になったよ。
感謝してます。
これからも叱ってね(笑)

そして結論は、病院へ「行く」。
母親に話して、明日の昼間に病院に行くことになった。
そういうの、親に話したの初めてだったから。
絶対に、弱いトコロ見せたくなかった。
泣かなかった。
負けたくなかった…だから。
だから話した時、悔しくて、腹が立って。
自分の小ささや、弱さに苛ついた。

明日、病院へ行くこと。
本当は…怖いよ。
だって前、父親や先生に云われたこと、また云われるような気がして。
『怠けてる、狡い、惨め、嘘』
苦しいあたしが本当は、狡いだけで。
痛む場所も嘘で。
そうだったら矢張り怠けていただけの、狡くて惨めなあたしになるんでしょう?
だから、怖いの。
真実はナニ?
あたしの本当は、何処かでは元気で、明るくて、馬鹿みたいに騒げるところ?
それとも部屋で、ひとりで、息が出来なくなったり、腕を切ったり、泣いたり、わけわからなくなったりで苦しむ姿?

馬鹿みたい。
そんなの考えてるの。
馬鹿みたい。
大嫌い。
嘘吐き。
我が侭。

明日…明日、どうしよう…。


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真っ暗なお空で、赤い月が蝕まれて逝くわ。



地球に妨げられる光を、失う孤独。



消えて逝くのは、貴方ばかりじゃない。



枯れて沈む青は、確かに、此処にあるもの。



貴方は再び光が戻ることを知っているから。



だから其の場所に、存在を赦された。




けれど僕は、おわりの見えない闇を抱えたまま。






この場所で。



⊂安心。⊃
2001年07月04日(水)



学校を休んだ、何もない日。
退屈はしたけれど、憂鬱ではなかった。
本当に、久し振りに頭の中がほっとした。

午後、母親の家へ行ったの。
最近よく行く。
いつも、バスに乗っていくんだ。
でも、出かける時、少し不安になって。
『バスの中で、分けわかんなくなったらどうしよう』
と思って。
不安で、怖かった。
だから、リスカして、血を出してから出掛けた(笑)。

昨日、腕を切ったでしょ?
それ、縫わなきゃダメだって。
そう云ってた。
あたしの傷はね、多分、縫っただけじゃ治らないよ。
いつもそうやって、見えなくすることだけだよね。
『もう、腕切っちゃ駄目だよ』
なんて、友達と同じこと云わないで。
貴方はあたしを否定することしか出来ないのね。
いつも変わること無く。

昨日、本当はリスカしたその後、気が付いた時、泣きながら。
暴走するあたしを、あたしはもう止める術さえ分からなくて。
受け入れてくれるひとも、きっと居ないから。
友達に云うことも…だって重荷にするだけだって思うから。
吐きたいのに、吐けない。

ふ、と思い出した。

前に話を聞いてくれた先生のこと。
電話しようと思っても…やっぱり出来なかったんだ。
迷惑かな、なんて思っちゃって。
あたしの思いはあたしの中で。
ぐるぐる回って、また痛みを増やす。
まるで未熟な螺旋。

でも辛いの。
あたしは生きたいの。
時に漠然と、『夏休みには終わりにしよう』なんて。
無意識に思っているあたしは、あたしじゃなくて…だけど、あたしで。
とても怖くなる。
自分じゃもう、もうどうすることも出来ない。

無力な自分。
弱くて、狡くて、逃げることしか出来ないあたし。

ダレカ、助けて…。


⊂サボテンのひと。⊃
2001年07月03日(火)



今日は、学校もお休みしてしまいました。
テスト前なのに…ヤバイ。
それも過眠(爆)。
昨日は3時間くらいしか眠れなかったんだから、赦してね。

今日はホントは、バイトの筈だった。
でもサボってしまった…。
行くつもりでシャワーを浴びて、着替えて、メイクして…リスカして。
血塗れになった。
腕もTシャツもスカートも膝も、足も。
それに包帯を巻いても、血がボコボコって泡を立てながら滲み出てくる。
でもすぐ止まっちゃった。
だから今度は腕を切った。
腕切るの嫌いなんだけど…。
だって、血管は細くて見えないし、筋肉を切るようなモンだから左腕だけ筋肉痛になる。
だから嫌なのに。
あたしは止まらなくて。

夕方、また切った。
出血中(笑)担任からの電話(痛)。
昨日、腕の傷見られちゃってたのよねー…。
単刀直入に。
『腕の傷は何だ』
って…。
『話してみれば楽になることも有るだろうから、取り敢えず』
って云われたものの。
矢張り、彼の言葉には抵抗が有るの。
明日は話し…今の処は話すつもりはないけれどね。
あたしにチクチク刺さるのよ。
頭はとても良いし、言葉を選べるひとだけれど。
その選ばれた言葉に募る感情を、コントロール出来ないひと。
彼の霞む場所にあたしはザラザラと触れては。
-傍ニ来ナイデ-を繰り返す。
あたしに近付かないで。

-傍に来ないで。

赦さないで。

責めないで。

だけど、見捨てないで。

矛盾、希望、絶望…もう薬を飲んでも眠れないんだ。
市販のだからだよ、それも貰いもの(笑)。
アタPで4時間しか眠れなかった。
でもそれは誘眠薬じゃないからだよね(焦)。
でも前はそれでも16時間は眠れたのに。
悔しい。


-------------------
カウンタが200を回りました。
読んで下さっている皆様、有難う御座居ます。
これからもたまにでもいいので、
『あいつ、何してるかな〜』
ってな時にでも、いつでも覗きに来て下さいね。


⊂ほうたい。⊃
2001年07月02日(月)



リスカが酷くなったー。
だって思いのほか無意識なんだよ。
包帯が、スグに駄目になるの。
血が滲み出て来て。
スグ真っ赤になっちゃうのさ。
たくさん巻いてるのに。

あたしね、最近どっか行っちゃうのよ。
昨日、林の中に居てビックリした(笑)。
親戚の家の近所だったんだけど。
「何してたの?」
って云われても、ねぇ(苦笑)
放浪癖かなぁ?
何だろね、分からない。

頭の中で、突然。
「助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて」
って、思うんだけど。
あたしも、誰もどうしようもないから、もうどうでもいい。
でも、ひとしきり頭の中で叫び終わると、またリスカやってんのよね。
もう治らないか。
もういいや。

なんか、疲れちゃった…。

もう。

頭ん中、分け分かんない。


もう、赦して下さい…。



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由弥 [御手紙]