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2021年05月31日(月) 人生は

人生は、自分が自分の好きな生き方をして、自分だけにしか作れない物語を自分で作って行く事が出来ます。だから私は自分が格好悪いと思う事はしたくないなと思います。正義と悪、損と得など、人間が何かを選択する時に基準にする事があると思いますが、私は自分が格好悪いと思う事はやりたくないと思っています。自分の判断が完全に正しいとは思っていませんが、自分が格好良いと思うなら損をしてもやりたいし、自分が格好悪いと思うなら得をしてもやりたくありません。男だから損したって格好付けたいです。それは社会に対しても人に対してもそうですが、妻や息子に対してもそれはあります。そういうのって学校では教えてくれないと思います。学校で習う道徳は、私にとっては絵空事というか綺麗事を教えられている感じがしました。私は自分の格好良い人間像は、映画や漫画やテレビで見るヒーローに教えられたような気がします。そして友達との関わりの中で揉まれて行く中で、それを実践して行き学んだように思います。


2021年05月30日(日) 休日

長男と次男と私と三人で床屋に行きました。長男も次男も私と同じ髪型にしていました。そのあとインド料理をテイクアウトして、長男と次男は家に帰り、私は夕食の買い出しに行き、ジムに行って1時間半トレーニングしました。土日は好きな物を食べたいので、土日も頑張ってトレーニングしています。


2021年05月29日(土) スタンドバイ・ミー

家にDVDもあり、何度も何度も見ているのに、何故かテレビで放送した「スタンドバイ・ミー」を家族で見ました。私は原作も読んでいるので、私が原作との違いを解説しながら見ました。妻も息子達も私の解説に少しウザがっていましたが、それは無視して私の映画解説ありで最後まで見ました。私はたぶんこの作品は100回以上は見ています。何度見ても何度見ても最後は涙が出て来ます。私と一緒に青春時代を過ごしてくれた友達に感謝をします。そしてその時の友達に会いたくなります。コロナが終わったら、皆んなでお酒を飲んで子供の頃に帰って馬鹿騒ぎがしたいです。話しても話しても終わらない夜を過ごしたいです。


2021年05月28日(金) 読んでいます

中村文則の「カード師」を読んでいます。中村文則さんの作品は全て読んでいますが、この作品もとても楽しく読ませてもらっています。中村文則さんの作品は読み終わった後に自分がどんな気持ちになっているのかが、とても楽しみな作品です。この作品もいろんな事を考えさせられたり、いろんな事を思わされたりしそうです。


2021年05月27日(木) 呪術廻戦

私が今一番ハマっているのは、呪術廻戦です。好きなキャラクターもどんどん変わっています。私が1番共感できるキャラクターは禪院真希と釘崎野薔薇です。2人には女性の精神的な強さが出ているのと、しっかりと自分を持っている生き方がとても大好きです。禪院真希は、自分の家系のしがらみや自分の持って生まれた物に抗いぶっ壊そうとしているところや双子の妹の居場所を作ろうと一生懸命に生きているところが本当に好きです。釘崎野薔薇は「私は、綺麗にオシャレしている、私が大好きだ!!強くあろうとする、私が大好きだ!!」と「虎杖、皆につたえて、悪くなかった」と言うセリフが大好きです。


2021年05月26日(水) 大人になる

私の人生を振り返り、自分が大人になったと思う時をあげると、全部で4回あります。先ずは親元を離れて東京に上京して1人暮らしをした時です。次は内弟子となり指導になった時です。次は自分の道場を持ち、自分の師匠と別れ1人で道場を運営するようになった時です。次は結婚し子供が出来た時です。細かい事はたくさんあるのですが、自分の大きな転換期となったところをあげてみました。親元を離れ、人に揉まれ、自分の事を自分の頭と体と経験で対処出来るようになり、自分の大切な人を守ってあげる事が出来るようになって、何とか大人として認められるのかなと思います。とは言え、良くも悪くも私にもまだまだ子供だなと思う部分もたくさんあります。


2021年05月25日(火) どこにある?

こんな事を書くと、こいつとうとう頭がおかしくなったのか?と思われるかもしれませんが、最近、私は人間の命って何だろう?人間の魂ってどこにあるのだろう?自分が自分と思うこの意識は何なのだろう?自分はどこで物を考え、どこで何かを思い、どこで人を好きになり、どこで怒り、どこで喜び、どこで何かを決めているのだろう。そんな事を真剣に考えています。何かを考えるという事で言えば、それは頭かな?と思います。悲しいとか、嬉しいとか、人を好きになったりすると言う気持ちの部分で言えば、それは胸の辺りかな?と思います。何かを決断したり、勇気を出して試合場に上がったりする時には、お腹のあたりかな?と思います。では魂ってどこにあるのだろう?と考えると、これは答えが出ません。頭とも胸とも腹とも言えるのではないかと思います。もしかしたら、どこにも無いのかも?と思ったりもします。空手の稽古をしている時にそんな事を感じる事がけっこうあります。


2021年05月24日(月) やりたい事をやる

「やりたい事をやるって難しいよね」そう言われた事があります。私はやりたい事をやる事は簡単だと思っています。だってやりたい事をやれば良いだけだからです。でも本当の本当はみんなやりたい事をやっていると思います。もっと言ったら、みんな自分が1番やりたい事や自分が1番心地よい事をやっています。例えばある人が空手をやりたいと思っていたとしましょう。本当に本当にやりたいのなら、仕事が忙しくて空手が出来ないのなら、仕事を変えてでも空手をやると思います。人は絶対に何かと何かを天秤にかけて考えています。何かをやるならば、何かを捨てなければいけないからです。そして本当にやりたい事があるならば、何を捨ててでも、何を犠牲にしてでもやると思います。言ってみれば、やらない人だいうのは、やりたい事をやりたい気持ちもあるけど、今の生活も気に入っていて、それを捨てる苦労をするほど、やりたいわけではないという感じなんだと思います。だから人が本気で何かを始めたり、自分を変えたいと言う気持ちになる時は、今の自分が嫌いだ、今の生活が嫌だ、と本気で思う人なのではないかな?と思います。私は極真空手を始めるまで自分の事が大っ嫌いでした。このままの自分では生きている価値はない、と本気で思いました。本気で自分を変えようと極真空手を始めました。だからどんな辛い事があっても辞めなかったのだと思います。「生きているだけで自分は素晴らしい」それも真実だと思います。「どんな人だってオンリーワンだ」それも真実だと思います。でも10代の頃の自分がそんな事言われても全然心に響かなかったと思います。だって自分の事が大っ嫌いだったのですから、そんな事を言われたら、きっと私は「じゃあ何で生まれたままの姿でモテる奴もいれば、モテない奴もいて、駆けっこで1位になる奴もいれば、ビリになる奴もいて、お金持ちの家に生まれる奴もいれば、貧乏な家に生まれる奴もいるんだ。その人達の価値は本当に同じなんだな!」と怒ったと思います。


2021年05月23日(日) 体重

体重が87キロになりました。最初の予定よりはだいぶ長引いていますが、何とか着々と進んでいます。膝の具合は全然よくはなりません。もうこうなったらこの膝と一生持ちつ持たれつやって行こうと思います。もう少し膝の負担を減らしてあげるためにも、あと7キロぐらいは体重を減らしてあげたいと思います。自分のためにも頑張りたいと思います。少し時間はかかっていますが、今自分がやっているダイエットは間違っていないと確信しています。その証拠に週末に好きなものを食べて少し体重が上がっても月曜日に少し有酸素運動をすれば、体重がすぐもとに戻るようになりました。筋肉の量が増えた事で基礎代謝量が増えたので同じ有酸素運動でもカロリー消費が高くなったのだと思います。あと7キロ頑張ります!


2021年05月22日(土) 人生は何のためにある?

「人生は何のためにあるのだろう?」誰でもそれを考えた事があると思います。私が初めてそれを強く考えたのは、高校を退学になってからでした。私が出した答えは「人生は、自分のためにある」と言うことと、「人生は、自分が生きているということを楽しむためにある」と言うことでした。だから私は自分が本当にやりたい事をやって生きて来ました。そのせいでずいぶん私の両親には苦労と迷惑をかけてしまいました。だから私の生き方を認めてくれた両親には本当に感謝しています。私は人生を楽しむ事は誰にでも出来ると思います。好きな事を仕事にすれば良い、それが出来なかったら好きな趣味を持てば良い、一緒に何かを楽しんでくれる友達を作れば良い、好きな人と結婚すれば良い、可愛い子供を作れば良い、美味しいものを食べれば良い、好きな芸能人を作れば良い、好きな映画を見れば良い、好きな音楽を聴けば良い、好きな絵を見れば良い、楽しい事なんて無限にあります。それをやる為になら、少しやりたくないことも頑張れるのではないか?と私は思います。私はもちろん空手は大好きです。でもそれは仕事でもありますから、楽しい楽しいだけではありません。年齢重ねるとともに少ししんどくもなっていますし、疲れる時ももちろんあります。そんな自分の中に出来た闇の部分を取り払ってくれるのは、週末の家族との食事です。私が1番楽しい時間です。妻や子供達と話していると1週間の疲れなんてぶっ飛んでしまいます。また1週間頑張る活力が生まれます。子供達が独り立ちしたら、妻と2人で旅行とかしたいなとかたくさんやりたい事があります。これからどんどん自分の人生を楽しくして行きたいと思います。


2021年05月21日(金) 長男が泣く

少し前に、転勤してしまう先生の離任式で長男が泣いていたという話を聞きました。長男はその先生に何年間か担任の先生としてお世話になったそうです。その先生の事を長男は好きだったようで、長男からその先生の話を聞いた事は何度もありました。離任式で生徒が泣いているなんて、昔の青春ドラマみたいだなと思いました。本当に良い先生だったのだと思います。そんな先生に出会えて長男は幸せだと思います。長男は一生その先生の事は忘れないだろうと思います。


2021年05月20日(木) 日記を読み直す

たまに自分の日記を読み直したりします。最近も自分の日記を読み直してみました。自分で言うのもなんだけど、不器用なりに、馬鹿なりに、その時その時を一生懸命に生きているなと思いました。もちろん反省点は多々あります。でも自分や周りの人を裏切るような生き方だけはしていないと思います。これからもそうありたいと思います。自分の人生で1番辛かった時期は29歳から34歳までの5年間でした。29歳で道場を出して、自分の先生と、自分の所属していた支部がみんな組織を離れてしまい、全ての事を自分で考えてやらなくてはいけなくなり、なかなか道場の経営も運営も上手くいかず、自分の稽古も自分で考えてやるのですが、組手は相手がいないので、いろんな道場に出稽古に行かせていただきました。でも試合も思うような結果が出せず、ある意味ではずっと一人ぼっちの戦いでした。でもその時期の自分が人生で1番頑張っていたと思います。寝る時間も惜しんで一日中フル活動していました。その時期の苦労があったおかげで私は本当の意味で大人になれたと思います。34歳の終わりに妻と付き合う事になってから私の人生は激変しました。全てが楽しくなりました。そこからの私の人生はボーナスステージのように幸せです。妻や子供達のおかげで本当に楽しい毎日を過ごせています。感謝です。


2021年05月19日(水) 父に教えてもらったこと

私の父は、とても貧しい家に育ちました。兄弟が多いため歳で言えば、幼稚園児の頃一度は人の家に貰われる事となり、着る物も何も貧しくても食べる物が無くても良いから家にいたいと言って、とても遠いところから自分の足で歩いて家に帰り、自分の親に頼んで家に戻してもらったそうです。その後も学校にもあまり行けず、他の大きな畑を持つ農家に出稼ぎのような事をしたそうです。そのお金は親が前金で貰ってしまうそうです。そして家では、父がウサギを飼い、その毛を売っていたそうです。学校に行ってもお弁当を持っていけなかったそうです。家ではすいとんしか食べていないので、お弁当に出来ず、父はお弁当を忘れたと先生に言って、家にすいとんを食べに走って帰ったそうです。父は貧乏な事でとても苦労をしたそうです。ある日、父が歩いていると、農作業を終えた人がおにぎりを食べている所に偶然遭遇したそうです。その中の1人が「あの子の家は貧乏だから、おにぎりが欲しくて来たな」と言って「ほら、食べろ」と言って出したそうです。父は白飯など食べた事はほとんどないのに加え、とてもお腹が空いていて、喉から手が出るほど食べたかったけど、それを食べたら負けだと思い断ったそうです。本当はその近辺に用事があったそうですが、そのままずっと歩いて行ったそうです。悔しくて涙が止まらなかったそうです。食べ物にはとても苦労した父ですから、食べる事にはとても厳しかったです。父に「美味しいか?」と聴かれて「美味しい」と答えるのはありでしたが、食べ物に対して、私達が「美味しい」とか「不味い」とか言いながら食べていたら、「食べ物に対して美味しいとか不味いとか言わないで有難く食べろ」と言われました。でも父は「俺は貧乏でも、人にいじめられた事はない」と言っていました。父は中学もろくに出ていなく勉強は出来ないので、理論的に何かを私に教えてくれた事はありませんでしたが、男として生きて行くのに必要な事は私に対する態度で教えてくれました。


2021年05月18日(火) 行きは良い良い、帰りは怖い

私には、行く時は楽しみなのに帰りは後悔しながら帰るという場所があります。それは「ラーメン二郎」三田本店です。1人で行くのは怖いので、妻を誘ったのですが、断られたので、仕方なく1人で行きました。言ってみれば共謀者が欲しかった訳です。朝の8時過ぎに家を出て、わざわざ田町駅まで電車で行き、並んでまでラーメンを食べてしまう、自分の浅ましさを感じながら、小ブタをにんにくマシマシ、カラメ、アブラで注文し、最高のラーメン一杯を食べます。ラーメン二郎三田本店に行った事がある方なら分かると思いますが、一杯の量たカロリーがとんでもありません。その最高のカロリーをペロリと食べて「あーあ!やっぱり美味い!」と最高の気持ちになります。しかし帰り途は、最高のカロリーを食べてしまった事を後悔しながら田町駅まで歩いて帰る事となります。まあ自分がやってしまった事ですから、自分で責任を取るしかありません。摂ったカロリーは今日1日の稽古で消費したいと思います。


2021年05月17日(月) 神様を信じる

私は神様を信じています。何が神様なのか?は正直、私には分かりません。でも神様の存在を感じるような出来事を何度も経験した事があります。神様の存在を感じるような経験というのは、私に都合が良い出来事では決してありません。今までの人生を振り返って、良い事も悪い事もひっくるめて考えた時に感じることです。今があるという事は、今までがあるという事です。良くも悪くも今までが少し違えば、今は無いわけです。だから今があるって本当に奇跡です。運命か偶然かわかりませんが、すごい確率の中で自分の道を選択し、良い事あり悪い事ありで、今があります。今、自分が生きている時間や場所から、この宇宙が出来たところまで振り返って見れば、細い細い一本道が自分の所まで続いて来た事となります。その道がどこかで途切れていれば、今の自分はありません。そんなの当たり前だろ?!と思う人もいると思いますが、本当に当たり前でしょうか?私にはどうしても当たり前とは思えません。そう思った時に、やはり神様を感じずにはいられないのです。何者かに守られて今があるとしか思えないのです。自分の所に命を繋げてくれた出来事や、自分の所に命を繋げてくれた人達や、この宇宙の万物に神様を感じ、感謝して生きて行きたいと思います。


2021年05月16日(日) 心のやり取り

私が極真空手から、また極真空手の試合や、極真空手を学ぶ中で得た物は、心のやり取りと言うか、心の調和だと思います。私は極真空手の試合に出てたくさんの人と戦いました。130戦、日本人、ロシア人、ブラジル人、イラン人、カザススタン人、大きい人、小さい人、年上の人、年下の人、いろんな人と戦いました。お互いに道着を着て帯を締め、素手素足で、身体をぶつけ合いました。身体をぶつけ合うという事は、心をぶつけ合うという事です。言ってみれば究極の心のやり取りをしたと言っても過言ではないと思います。試合では、お互いの技を駆使して戦うのですが、その中で相手の心や考えを読んで、そこを突いて行かなければいけません。相手の苦手な動き、相手の得意な動き、相手の嫌がる技、相手が受けられない技、相手の強い技、などお互いの技を交換すると同時に、相手の諦めた瞬間など、ちょっとした心の動きも読んで相手を攻めて行きます。そのような心のやり取りを出来る人は、実生活でもそれを生かして行くことが出来ると思います。これは試合の中だけではなく、先輩の付き人をさせて頂いた中でも学びました。私は黒澤先生に厳しく躾けて頂いたおかげで、けっこう気が効くようになりました。相手の顔色を見るというか、気配を察知して行動が出来ました。そのおかげで先輩のセコンドや付き人をさせて頂き本当に可愛がって頂きました。この事は指導にも生きています。その生徒に今何が必要か?を察知する事が出来ます。もちろん私は神様ではありませんから間違う事もあります。でもほぼ間違う事はないと自負しています。この前も小さい道場生が道場の前で何度か泣いてしまうようになり、「じゃあ今度は頑張ろうね!約束だよ!」と帰したり、お母さんに見学して貰いながら稽古した日もありました。でもその日は今日は、泣いてしまっても稽古が遅れても、私がその子を抱いてお母さんに帰ってもらい1人で稽古させなくては、これを何度も繰り返してしまうな、今が大事だ、今が分岐点だ、今日がターニングポイントになるなと感じ、そうさせて頂きました。結果、5分ぐらい泣いていましたが、5分遅れで稽古を開始し最後まで稽古をする事が出来、笑顔で帰って行きました。その後も普通に笑顔で稽古に来ています。これは考えてわかる事ではなく、カッコ良く言えば私の中の感覚が「今が大事だよ」と囁いて教えてくれる感じです。人とガチンコで身体と心をぶつけ合ってむき合って来た中で養った極意とも言うべきものだと思っています。


2021年05月15日(土) 唐手術

まだ空手が唐手術と呼ばれていた頃の本を手に入れました。この本からどんな事が学べるのか?とても楽しみです。


2021年05月14日(金) ラッキー

私は1987年の11月に極真空手の第4回全世界空手道選手権大会を見て、極真空手というものを知りました。そこから映画「地上最強の空手」「地上最強の空手パート2」漫画「空手バカ一代」を見みて、大山倍達総裁の本を読みあさり、極真空手のビデオや格闘技雑誌などを読むようになり、完全な格闘技オタクというか極真空手オタクになりました。その時に、福島の街で誰が1番喧嘩が強いか?などという事に強さの価値観を持っていたのが、その今まで自分が持っていた強さの価値観を完全にブッ壊されたのです。世界一強い男は誰だ?それが私の価値観となりました。当時の私は身長172センチで体重は70キロ前後でした。体重無差別で素手素足で世界中の空手家が200人以上集まって大会を開く極真会館の試合が私には世界最強を決める場だと思いました。極真空手を始める事で、そこに自分もエントリーした気持ちになりました。そして忘れもしない1991年の第5回全世界空手道選手権大会を観に行き、自分と2つしか年の変わらないフランシスコ・フィリョ選手がアンディ・フグ選手を左上段廻し蹴りでノックアウトするのを見て、「自分も頑張らなくては行けない!」と思い、次の年には空手に全てを賭けようと東京に出てきました。当時の私の仲間で、極真空手の漫画や映画を観た時に「こんなの嘘だよ」とか「こんなの八百長だ」とか言った人もいました。それは本当にもったいない事だと思います。バカになって信じて騙させてみたら良いと思うのです。バカになって突き進んでいけば良いと思うのです。10代の私は極真空手にまんまと騙されました。それを私はラッキーだと思っています。若者の心を捉え騙せるような男に私もなりたいと思います。


2021年05月13日(木) 中野

何度かこの日記にも書いているとは思いますが、私は東京に来て28年になります。28年前ですから1993年に東京に来たという事になります。この年はJリーグやK-1グランプリが開催されたり、レインボーブリッジが開通したりした年でした。私は最初の2年は中野に住んでいました。その頃は中野のサンモール商店街や新中野や中野富士見町のあたりでよくご飯を食べていました。中野はけっこうお笑い芸人の方が住んで、私が東京に来て初めて見た芸能人もお笑い芸人の方でした。少し前にお笑い芸人の方が1993年に中野に住んでいた時のアパートに行くという番組があり見ていたら、私がよく言っていたお店の外観がチラッと映りすぐ場面が変わったのですが、私はすぐそのお店だと分かりました。そのあともう一度そのお店が少し大きく写るのを確認したらやはりそのお店でした。とても懐かしい気持ちになりました。26年経った今もそのお店があった事に驚きでしたし、心にグッと来るものがありました。近々そのお店に行って見ようと思います。あの頃よく食べていたメニューを食べたいと思います。いったいどんな味がするのでしょう?


2021年05月12日(水) シフトチェンジ

今年の一月の半ばに右膝を手術して四か月が経ちました。先月の半ばまでは順調に回復していることを実感していたのですが、膝が良くなって来たと思い、少しトレーニングの強度を上げたら、また膝に水が溜まって腫れが出てきてしまいました。予定では五月には膝を完治させ本格的に稽古を始めようと思っていたのですが、私ももう48歳ですし、今までも身体を酷使して来たと言う事もあるからなのか?私の右膝は私の重い通りにはなってくれないようです。ダイエットのほうはゴールデンウィークはちょっとリラックスとリフレッシュしたので体重は89キロです。六月までまた頑張ってダイエットして80キロを目標にしたいと思います。まあでも今までの人生でやりたいことはほぼやったと思っているので、ここからは世のため人のために頑張ることにシフトチェンジしても良いかな?と思っています。いい機会なので、自分が競技に挑戦するなど、表舞台に立つことは終わりにしようと思います。これからは極真会館に恩返しをすること、家族を応援すること、道場生の目標達成のお手伝いに自分の力を注いでいきたいと思います。


2021年05月11日(火) 何をしている時が楽しい?

長男と次男が母の日に私の母と電話で話していました。「何をしている時が楽しい?」と聞かれ、長男はギター、次男はプールと言っていました。空手ではないのか?と少し思いましたが、考えてみれば私も水泳をやっていた時期もありギターをやっていた時期もあったので、ある意味では2人とも私と同じ物を好きになっているのだと思います。健康や自分を律するためにも空手は一生続けて欲しいけれど、空手の選手になって欲しいとか、私の後を継いで道場をやって欲しいと思っている訳ではありません。自分が一生かけてやりたい事や生業にしたい物を早く見つけて生きて行ってくれればそれで良いです。長男は友達とバンドを組んでいるようで、その練習している動画を見せてもらいました。いつか長男がライブをやったら見てみたいなと思います。


2021年05月10日(月) 幸せなごはん

私は家で家族と食べるごはんが1番好きです。たまに所用で外で会食をする事がありますが、それがご馳走して頂いている物だとしても、自分だけ美味しい物を食べている事に気が引けてしまい、心から美味しいと味わう事が出来ません。家で妻や子供達が美味しいと言って食べている姿を見ながら、一緒にごはんを食べると何を食べたって美味しいと思うし、とても幸せを感じます。私の父もそんな感じでした。自分あまり食べずに私達には「もっと食べろ、もっと食べろ、美味しかったらもっと注文してイイぞ」と言って、私達がたくさん食べている姿をとても嬉しそうにビールを飲見みながら見ていました。そして父は「いつか自分の力で美味しい物を食べれるように、たくさんお金を稼げる人間になれ」と言っていました。父が私に食べさせてくれたような物を子供達に食べさせてあげられるほど、私はお金を稼ぐ人間にはなれませんでしたが、子供達に食べ物には絶対に不自由はさせませんし、どんな時もみんなで「美味しいね」と笑顔で食事を出来る家族は作る事が出来ました。それもこれも妻のおかげなのでとても感謝しています。


2021年05月09日(日) 日曜

朝一で床屋に行き、帰宅してから次男と松井館長の100人組手を見ました。昼に少しだけトレーニングしにジムへ行き、午後は昔の空手の先輩とお会いし、いろいろなお話をさせて頂きました。2時間ぐらいでしたが、とても楽しい貴重な時間を過ごさせて頂きました。


2021年05月08日(土) 私の笑いのツボ

次男は私の笑いのツボです。次男の変顔やマッチョポーズを見ると本当に心から笑ってしまいます。最近は「カンナムスタイル」と言う曲を歌い踊っています。その曲は韓国語の曲なのですが、完全に歌えています。その姿がとても可愛くて本当に大好きです。そのひょうきんさでみんなを笑わせるような人生を生きてくれたら嬉しいなと思います。


2021年05月07日(金) 失敗なんて人生のスパイスだ

今日はオンラインで行われる全国の支部長を対象とした型競技審判講習会が行われました。私は技術委員なので支部長ブレザーを着用して代官山道場で型競技審判講習会に参加しました。自分が型競技の試合に出場するようになった事から型競技を研究するようになり、また古伝の型や伝統派の型を研究するようになり、型競技の講習会で自分の意見や案をたくさん出していた事から、ある意味で立候補と言うか自選の形で技術委員会に参加させて頂けるようになり、その後正式に技術委員のメンバーに入れて頂き今に至ります。その始まりは、組手の苦手な人に活躍の場を作りたいという思いから、支部で型競技の試合を開催したいと思い、先ずは自分が型競技に挑戦し勉強しようという事で型競技の大会に出て、型を失敗し予選落ちをしたところが第一歩となりました。この最悪のスタートがここに繋がるとは誰も想像できなかったと思います。もちろん私も想像出来ませんでした。だから失敗なんて、あとで思い出せば良い思い出です。失敗なんて何も怖い事ではありません。失敗なんて何も恥ずかしい事ではありません。では何故、人は失敗を恐れ恥ずかしがるのか?それは人の目を気にするからです。人の評価を気にするからです。人の目なんて人の評価なんて関係ありません。笑いたい人には笑わせておけば良いのです。馬鹿にしたい人には馬鹿にさせておけば良いのです。人から何を言われようと一生懸命に挑戦して行けば良いのです。もし自分の側に、自分の失敗を一緒に笑ってくれる人がいてくれたら、それはとてもとても幸運な事です。でも自分の失敗を先ず自分が笑って見せなければ、誰も自分と一緒に笑ってはくれないと思います。


2021年05月06日(木) 自分

あの時、もしも自分があの行動を起こさなければ、今の自分は無いなと思う事があります。だからその時、その行動を起こした自分に感謝していますし、その行動を起こした自分を尊敬しています。そしてだからこそ、その時の自分に負けないよう、そして今の自分を未来の自分に感謝してもらえるよう、尊敬してもらえるように行動して行きたいと思います。私は運命なのか?偶然なのか?幸福にもこの世に生れてくる事が出来ました。たぶん今、この世に生きていると言う状況は、とてもとても特別な事で、今この世に生きていると言う状況は、とてもとても異常な事なのだと思います。だって私はこの宇宙が出来た時から何かの形で存在し続けていたのだと思いますし、私のこの命が亡くなったとしても、この宇宙が無くなるまで何かの形で存在し続けるのだと思います。ですが菅野秀行と言う人間で生きているこの私と言う状況は、この宇宙が始まりこの宇宙が終わるまでの間で最初で最後の一瞬と言う時間なのだと思います。だからこの今を生きている、この特別で異常な素晴らしい時間を思いっきり楽しんで、謳歌したいと思っています。そして自分が生れて来た価値があった事を証明するような証を残したいと思っています。それは極真空手を未来に残す事に命を賭けることだと思っています。


2021年05月05日(水) 想像をする

武道にとって大切な事は常に想像をするという事だと思います。自分が失敗する想像、もっと言えば自分が死ぬ想像をする事をたくさん出来れば、そこから失敗しないための発想や、死なないための発想も作り出していく事が出来ます。それをネガティヴと捉える人もいるかもしれませんが、武道はもともと命をかけたものですし、命を守るために出来たものですから、スポーツのようにポジティブに自分の成功を常に頭に描いて挑もうなどと言うわけには行きません。失敗する命を無くす想像をたくさんする所から自分の勝利の道筋を見つけて行くものだと思います。言ってみれば負けない事を積み重ねる事で勝ちを拾う事なのだと思います。


2021年05月04日(火) やめときなさい

「やめときなさい」そう言われて止めるようでは、自分の人生にドラマは生まれません。「やめときなさい」そう言われて、逆にそれをやってしまうのが男の子と言うものだと思います。私は「やめときなさい」などと言われたら、「俺には出来る!」と逆にやってしまう子でした。それで損した事もありますし、それで怪我をしてしまった事もたくさんあります。でもそのおかげで楽しい人生を過ごしてくる事が出来ましたし、自分の人生にドラマを作る事も出来ました。私の息子達も「やめときなさい」と言うと逆にやってしまいます。心配だけど、男の子だから仕方ないと思いますし、少し頼もしいとも思います。人に「やめときなさい」と言われて止めてしまうようじゃ何者にもなれないと思います。だから「やめときなさい」と言われて逆にやってしまう息子達を見て少し頼もしく思います。


2021年05月03日(月) 通い合宿2日目

通い強化合宿2日目が終わりました。今日は昨日の稽古でみんな筋肉痛だったようですが、みんな頑張って稽古していました。私は現役時代はもちろん、今でも一年中、身体のどこかは筋肉痛です。今回の合宿の成果は道場生の身体能力や性格などを私が把握する事が出来たことです。その人の持っている能力や性格に合わせて今後は指導して行きたいと思います。午後は昨日の捌きの復習と型の稽古を行いました。この大変ななか子供達を合宿に参加させて頂いたご父兄さまには、心から感謝しております。


2021年05月02日(日) 通い合宿初日

私が運営する道場の春季通い強化合宿初日でした。今回は29名の道場生が参加しました。この通い強化合宿は池上本門寺までランニングし、階段ダッシュや坂道ダッシュを行います。私や城南支部の選手が基礎体力やスタミナを付けるために行っていたメニューです。みんな一生懸命に頑張って稽古に励んでいました。幼稚園生や小学生低学年の子もたくさん参加していたので、その人達がこれをキッカケに今後成長して行く事に期待したいと思います。午後は足捌きをしながら相手の技を捌いて返す稽古を行いました。この動きをシャドーの中にも取り入れて、組手の中で出来るようになれば、良い組手が出来ると思います。


2021年05月01日(土) 長男がカッコよく見えた

長男が「虹」「紅蓮華」「マリーゴールド」「真夏の果実」をギターで演奏してくれました。それを聴いていて、ちょっと泣きそうになりました。長男がギターを始めて4ヶ月、その努力している姿が嬉しかっし、何をしても何か少しイマイチな長男が、頑張ってギターを弾いている姿がとてもカッコよく見えたし、人が本当に好きな事をやっている時の姿って輝いているんだなと改めて思わされました。何はともあれ、長男が本当に好きな事を見つけてくれた事は本当に嬉しいです。何がどうなってもいいから、自分が納得行くまで頑張って欲しいと思います。


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