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店長のガラクタ部屋
つかちゃん

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2001年07月31日(火)
亀とモナカ

福富町神輿


■7月31日(火)

夏と言えば祭ですね、やっぱり。
ウチの地元でも7月25日頃から8月5日まではあっちでもこっちでもという感じで全くお祭り三昧な地域なのです。

「祭が無かったらここには住んでいない」とみんな口を揃えて言うくらいだからどれだけ祭が盛り上がるか想像が付くでしょう。もっとも、祭以外にはろくなものがないという事も想像がつくでしょうが・・・。

ウチの子供も祭の夜には大喜びで出かけてゆきます。お目当てはもちろん夜店。今年も友達と連れだって出かけていった息子2号、裸電球の光の下で小さな緑ガメが水槽の中を泳いでいるのをモナカの皮ですくう「亀すくい」を見つけたのでした。

当然1回いくらかのお金を出してモナカの皮を買い、それですくう訳ですが、その時息子2号と一緒だった友達の男の子は亀をすくわずおもむろにモナカの皮をむしゃむしゃと食べてしまったそうです。彼はモナカの皮に目がないのでした。その後7枚もおかわりしたそうです。しかしおじさんも気前イイです。すくうんじゃないからと、ただでくれたらしいです。

ちなみにその男の子の家は和菓子屋さんです。(あ!地元の人が見たらどこの子かバレバレ!)



2001年07月18日(水)
ヒーリング講演会



■7月18日(水)

来賓のご挨拶は徐々に意識の遠く外へ。
空調の心地よさは外の不快指数に反比例。
睡眠不足の耳には講演者の声は妙なる調べ。

講演会場の最後列に座り会場を見回すと至福の時間に陥っている方々がちらほら、そんな夏の午後なのです。

定休日の今日、PTAとして出席した講演会。
聞いた話は少年の非行を絡めた保護観察のはなし。
親と子のつながり、家庭と地域のつながり。
そんなことを考えました。

まじめで堅い内容の講演会だったわけでありますが、急ぎの仕事、そしてそれこそ町内での役割の仕事、そんなギチギチの日常からフッと離れ、心に安らぎすら感じたほどです。

ああ、南の島の椰子の葉陰で昼寝がしたい。そういえば動物占いコアラでした。(古)

その後帰りにケンタッキーでツイスターとビスケットとフライドポテトを”お持ち帰り”。店の屋上でちょっと遅めのおやつというか、こんだけ食えば食事とも言う。今日は珍しく曇り空、風が気持ちいいので思わず缶ビールを開けてしまったのでした。

と、まぁこんな風になんて事なく週1回のお休みは過ぎて行くのでありました。



2001年07月13日(金)
おそろしいオババ



7月13日
関東地方は梅雨らしい雨も降らずに梅雨が明けてしまいました。異常気象なのでしょうか。
異常と言えば毎朝息子1号の通う中学校のそばの交差点に出没するおばさんもちょっと変。
初めて気付いたのは1ヶ月くらい前でしょうか、その交差点にさしかかると信号が赤だったので停止線にきっちり止まります。すると歩行者用信号は青なのに渡らずにたたずむおばさんが一人。あれ?わたらないのかな?と思っていると歩行者信号が赤に変わったとたんに渡りだしたのです!あぶない!何か考え事でもしていたのだろうとその時は思ったんですがその次に見かけたときも赤信号で渡っていたし、そして今朝も・・・。おばさんはずーっと、歩行者信号が赤になるのを待って、赤になったとたんにまるでスターウォーズのC3-POのような動きで横断歩道を渡るのです。なぜ青信号で渡らずに赤信号で渡るのか?逆の信号を見て渡ってしまうのかな?とも思いましたが確かに青の歩行者用信号をまっすぐ見つめて待っているのです。これって、どういうことだと思います?
色々考えてみたんですが、私はついにこの仮説にたどり着いたのです。


赤信号=女性用



恐ろしいことにあのおばさんは赤信号を「女性が渡る番」と判断しているのですきっと・・・。
ホントに恐ろしいオババです。



2001年07月08日(日)
必殺!対ムカデ最終兵器(極秘)

7月8日
 昨夜のこと、せっかくの七夕だというのに、せっかくの宴会の最中だというのに・・・。「今すぐに帰ってきて!緊急事態!」と呼び出される。ま、七夕は関係ないですが・・・。
 なにごと?!と聞くとなんと寝室にムカデがあらわれたそうだ。ベッドの上にいるのを息子1号が見つけ2号に「ティッシュ持ってきて!はやく!」と叫びます。慌てた2号君は「はいっ!」とウチワをお兄ちゃんに手渡したりして・・・。そんなことをしているウチにムカデはベッドのヘッドボードの隙間に逃げ込んで見えなくなったそうです。ぞぉ〜〜〜。
 そういうことなら仕方がない。確かに緊急事態です。せっかく旨い刺身をつまみながら冷えたビールを飲んでいたのに・・・。
 家に駆けつけると、寝室の中はすごい状態に・・・。それでもまだムカデは見つからないらしい。シーツやタオルケットや枕カバーなど1枚1枚念入りにチェック。ベッドのマットも上げ、床もくまなくチェック。でも、いない!猫を1匹寝室につれてきて捜索させるも、まるで反応無し。
「しょうがない、ムカデに刺されても死にはしないよ。サソリじゃなくて良かったね。もう寝なさい。」と子供達に言う。「サソリが居るかよ〜」と息子1号。言ったとたんに「居たーっ!!」と大声を上げる。「うそ!さそり?」とボケつつ”対ムカデ最終兵器”を構える私。ちなみにこれが私の愛用の”対ムカデ最終兵器”の極秘画像です。



息子1号の指さす先を見ると7センチ位の小さいムカデが壁を這っている。最終兵器の先でチョチョイと敵を威嚇。ポトリと床に落ちた所をすかさず最終兵器をカポンとかぶせる。
「ふぅ〜、これでひと安心。」そう言って私は適当な紙を持って来る。
床と最終兵器との隙間に紙を注意深く滑り込ませる。紙のふちを隙間が出来ないように注意してきっちり上に折り曲げ、手で押さえつつ最終兵器を持ち上げる。

「息子2号!熱湯だ!」

「ラジャー!」

息子2号はシャワールームでオケに熱湯を張る。最終兵器もろとも熱湯の中にドボン!紙を取り除くと敵は即死状態。
見事ミッション完了。こうして家族の平和のために、お父さんは日夜戦い続けているのである。



2001年07月04日(水)
戦慄のバレーボール

酔拳バレーボール


毎年必ず誰かがアキレス腱をブッツリと切るというPTAのバレーボール大会が今年も開催されました。なんせ、私の妻も一昨年やってしまったのでした。そして昨年も犠牲者が・・・。連続5年ですよ!なんと。
そのロシアンルーレットのようなバレーボール大会、開会式の挨拶で会長として私はこう言いました。
「私の言いたいことはただ一つ、皆さん自分の足は自分で責任を持ってよぉ〜〜く柔軟運動して下さいね〜!アキレス腱断裂の連続記録は去年でおしまいにしましょう!」
今年の本部は「目指せ優勝!」とやる気満々。ユニクロTシャツに「ほんぶ」とプリントしてユニフォームまで用意するほどの気合いの入れよう。
円陣を組み「本部!ファイト〜!」「イッパ〜ツ!」のかけ声も気合い充分です。
ホントに優勝まであと一歩と言うところまで行きました。なんせ、決勝戦10対15で最初のセットは負け、2セット目は逆に15対10で同カウントでこちらの勝ち。勝敗はジャンケン?という話も出ましたが、5点先取した方が勝ちということで最後のひとふんばり。久々のスポーツで足はプルプルしてるしボールに集中しすぎて頭はボーっとしてくるし、アキレス腱よりも脳の血管が切れそうなくらいです。
結局、準優勝。でもこれは快挙!
しかもついにアキレス腱切る人もおらず、「戦慄のロシアンルーレット・バレーボール」の忌まわしい歴史に終止符を打ったのでありました。
めでたしめでたし。



2001年07月02日(月)
疑惑

 前回の日記の中に刑事に張り込まれた話を書いたら反響がありましたのでその時の話です。
 何で張り込みされたかは何となくわかります。
その頃放火が頻発していて、警察は火事があるたびに現場に集まっている人物の写真をやたら撮りまくっておりました。放火犯は必ず野次馬や消防団として現場に帰ってくるからです。私の部は気合いが入ってる消防馬鹿ばかりなので、どんな火事でも必ず出動、私もかなりの出動率で現場にはいつも顔を出していました。そんな中、何とウチの隣のお宅が原因不明の出火!しかも夜中に私が家に帰り着いて30分後のことでした。シャワーをあびていたら家人が「火事だ!」と叫びます。おおあわてで体を拭いて窓から見ると隣の家、がんがん燃えてます。いそいで服を着て外に飛び出すと隣の奥さんが道路に出てきたところで私が駆け寄るとその場にへたり込んでしまいました。奥さんをウチに避難させて現場に戻り、消防車の誘導やホース延長など・・・。思ったよりも火の回りが早く消火活動が終わってみると残るは柱のみ。殆ど全焼でした。けが人が出なかったことだけが不幸中の幸い。「30分前に前を通ったときはぜんぜん火の手なんて無かったんだよ。びっくりしたよー、もう!」といろんな人に火事の話をしました。それがどこかから警察に情報として入ったということでしょう。

30分前に通ったらしいと・・・。
いつも火災現場に顔を出している。
なぜか毎日帰りが遅い。

あ や し い ・・・。

と、こんな感じではないかと。

張り込みの刑事、私は実は見てなんですが、家人が言うには「黒っぽいスーツを着た二人組の男が乗った車が頻繁に現れて近所に止まっている」と言うことでした。
これって”張り込み”?いや、この場合”張り込まれ”と言った方が正確かも知れませんが・・・。
自分の身の潔白は自分が一番良く知ってますので気持ち的にはぜんぜん平気なんですが、俺を見張ってても無駄なのに・・・こんな時間があったら他を捜査してくれよと言いたかったです。言ったらよけい怪しまれたかも知れませんが。

因みに連続放火犯はその後つかまりました。
でも、隣の火事はいまだに原因不明。