◆『ぶたぶた』(コミック)

本屋を徘徊して、大きなぶたの表紙を発見!
なんと、ワタシが今年のイチオシの矢崎存美さんの『ぶたぶた』の
コミック化・・・・可愛すぎるこの表紙。
だいたい、自分が気に入った小説ほど、他の媒体で絶対見たくない
けど、ちょっとは見てみたい。
見てみてから、「やっぱり見なければよかった」と思うことも
多い(特にテレビドラマ)ので、ちょっとドキドキしながら読んだ。
ぶたぶたさんは・・・・動いていた(笑)

絵柄はめちゃ好みとまでは行かないけど、ぶたぶたさんは
ぶたぶたさんだった。
やはり実際絵で見ると、ぶたぶたさんがどれくらいの背かよく
わかって笑えちゃった。
おしいのは、「銀色のプール」で終わっていること。
でもあとがきに次も出ます、と書いてあったので、期待。
2001年11月30日(金)
ちょっくら本屋。4冊買う。

新しい本から読んでしまう、っていうのは何故だろう。
買ったときの思いが新しいので、先に読みたくなってしまうのだろうか。
さらに、コミックはすぐに読めてしまうので、買ったその日のウチに
読んでしまう。
雑誌もだいたいそんな感じかな。
だからって、ミドクがたまる言い訳にはならへん?(笑)

さて、今日本屋に行ったのは、確か今日発売の予定だった
『御宿かわせみ』シリーズ最新刊をゲットするためである。
これを書いた今、もう読み終わっちゃった;^^)
そして、特筆すべき本がもうひとつ。
いや、これはコミックであるが・・・・なんと、
『ぶたぶた』のコミック!
どうやらミステリ漫画雑誌に連載されていたらしい。

本日のゲット品
『御宿かわせみ 初春弁財船』←シリーズ第26巻
『ぶたぶた』(コミック)←表紙かわいい
『箸墓幻想』←文庫待つつもりだったのに
『ボクの町』←『未練』を未練たっぷりにあきらめた
2001年11月29日(木)
★アンソロジー。 『「ABC」殺人事件』

有栖川有栖、恩田陸、加納朋子、貫井徳郎、法月倫太郎。
・・・・思わず衝動買いした気持ち、解る人も多いと思う;^^)
実は、クリスティの名作「ABC殺人事件」、たぶんたぶん
読んだと思うのだが、それは果てしなく遠い時の彼方。
ABC順に、というトコしか覚えてないって・・・・

本当に連続なのか?なぜ連続なのか?誰がなんのために?
どの作品もそれぞれ趣向が凝らしてある。
雰囲気的に好きなのは、「猫の家のアリス」かな。

「連続殺人犯」って、シリアルキラーっていうのだな・・・
およそ、ミステリ用語には赤ちゃん並みに疎くて。
2001年11月27日(火)
ドラマ。 『凍える牙』

乃南アサさんの『凍える牙』、ワタシのお気に入りの一品だ。
(感想はほんだなに)
一度、BSでドラマ化したとは聞いていたのだが、ウチはBS映らへん
し、あのドラマを映像化することに少なからず無理を感じていたので
見なかったことを残念には思っていなかった。
今回も、東野圭吾さんドラマ『悪意』をチェックしていて見つけた
ので、そうでなければうっかり見過ごすところだった;^^)

感想は・・・・
疾風の出番が少ない!
・・・・というかあれが限界やろな、という感じか。
その分人間ドラマでカバーしていた感じ。
そういう意味では、乃南さんの文章の迫力は、まさにないものを
あるように感じさせて酔わせてくれる、凄みのようなものがあった。
ドラマは音道刑事も、滝沢さんも、品が良かった。
心の声を映像で聞かせるのは難しいからそう見えたのか、演出か。
ストーリーはよくまとまっていたと思う。バイクも決まってたし。

ああああ、疾風〜〜〜←犬好き
2001年11月26日(月)
★アンソロジー。 『名探偵は、ここにいる』

太田忠司、鯨統一郎、西澤保彦、愛川晶の4氏による、ミステリ・
アンソロジー。
これを買った理由はひとつしかない。(謎)
その意味では、満足した。今度は長編で会いたいと思う。
しかし・・・・「名探偵は」というから、名探偵がいっぱい出るのかと
期待していたが、題名はあまり関係ないのかしらん。
いや、「安楽椅子探偵」にはたまげたぞ?

しかし・・・・納豆は嫌だな。(好きなひと、ごめん)
2001年11月22日(木)
◆幻竜苑事件。(太田忠司原作コミック)

最近は、ミステリもどんどん漫画化されている。
ミステリ専門の漫画雑誌もあるくらいで、原作を知っている漫画が
載っているときは、自分の好みの画なら思わず買うことも少なくない。
(好みでない時は、とても哀しい・・・・)
この「幻竜苑事件」は、太田忠司さんの狩野俊介ものの長編第二弾。
俊介シリーズは、原作の表紙にもイラストが書かれていて、そっちも
けっこう好きなのだが、こちらのコミックの俊介もまたちがった
味がある。
ほかの登場人物はちょっと大味か・・・
原作よりは、俊介を慕う美樹ちゃんが可愛く書かれてるかな・・・;^^)

しかし・・・・漫画で見て、初めてよく頭に入るトリックもある。
つまり、絵で見ないとわからない・・・想像力が乏しいワタシには、
やっぱり漫画化はありがたみの方が大きいのかも。
2001年11月21日(水)
◆月刊ガラスの仮面第7号。

やめようやめようと思いつつ、やっぱりやめられない、買うの(爆)。
ほんまにコミック引っぱり出せばすむことなんやけど?
でもこういう風に一気に読むと、違った意味で浸れて良い。
まあそれはどの漫画についてもそうなのだと思うのだが。

今回は、学校の一人芝居で「通り雨」を演じ、ついに演劇部で客演まで
したマヤが、ひとりジュリエットで大成功して賞を取った亜弓との差を
思い知らされる。
心で演じられない事を学んだマヤが、「真夏の夜の夢」の妖精パックで
成長していく、というところ。
努力の天才亜弓さんの、小さい頃からの長い回想シーンも印象的だ。
そして、毎回連載のホラー傑作選は「13月の悲劇」。子どもの時
これを読んで、怖くて仕方なかった・・・
ゲストの漫画家は、現在は「はなとゆめ」などで活躍している立野真琴
さん。第一線の漫画家さんって、みんな美内すずえさんのアシスタント
経験があるのかも・・・・;^^)

次回はいよいよ「二人の王女」。
みんながマヤを恐ろしがる(笑)オーディションシーンは、
けっこう好きだ♪
2001年11月20日(火)
本屋へ行く。6冊買う。

たとえ、ミドクが積まれようと、「本屋に行きたい」という衝動は
押さえることは出来ない。
買わずに引き上げればいいじゃん・・・・と思いつつ、結局
買ってしまうことが多いので、ちょっとばかし気構えが必要では
あるが。
今回欲しかったのにガマンしたのは、宮部みゆき「ドリームバスター」。
SFファンタジーをどう料理するのか。ああああやっぱり買えば
良かった〜!
「模倣犯」の分厚さとその評判に躓いて、なかなか手を出せずにいると、
次の「R・P・G」はその登場人物も出るというので手が出ない。
ああ、ミヤベ作品に飢えてるワタシ・・・・
やっぱりここはぐっとガマンして文庫待ちか?
あっそうだ、ミドクの塔に確か一冊・・・・・(笑)

今回購入した本は次の通り。
「月刊ガラスの仮面」←笑
「ミステリーアンソロジー・名探偵はここにいる」←俊介く〜ん♪
「三月は深き紅の淵を」←恩田作品に再挑戦
「『ABC』殺人事件」←なかなか豪華な執筆陣
「暗闇坂の人喰いの木」←分厚いけど大丈夫か?
「幻竜苑事件」(コミック)←・・・・俊介く〜ん♪♪
2001年11月19日(月)
★加納朋子。 『ささらさや』

待ちかねた、加納さんの新刊。
どこでも評判は上々だったが、期待を裏切らない。
ハードカバーの装丁が実に良いから、文庫待つよというひとにも
ぜひ見るだけみて欲しいと思う。
その絵が、このお話そのものだ。
だんだん主人公の回りになんだかんだと人が増えていき、
そのなんだかんだを繰り返しながら、すこうしずつ母の顔になって
いくサヤ。
婆ちゃんたちとエリカさんの掛け合いは、実に楽しい。
そして、それぞれが抱える「痛いところ」は、実に・・・・切ない。
サヤの、夫への思いも。

ワタシが少し昔に体験した、赤ちゃんの母というのを思い起こす。
そう、母親に成り立ての頃は、そんな風に強迫観念にかられ、
あるいは育児雑誌に振り回され、出口のないかのように思える
毎日に疲れ果てているものなのだ。
しかし、今懐かしく思う・・・・あの頃は見えなかったことが、
今なら見える。
守るべきものを得たら、ひとは少しずつでもそのために強くなれ
るのだから。
ユウスケの起こす最後の魔法をサヤが見るときの涙は、それまでの
涙とはきっと違うにちがいない。

急に、顔を見たくなった。
2001年11月16日(金)
★今邑彩。 『時鐘館の殺人』

『時鐘館』と書いて、「とけいかん」と読む。
短編集で、各タイトルはかなり有名ドコロのパロディらしいのだが、
有名ドコロを良く知らないため、わからない。
気にかかることが三つある。
一つは、読んだ文庫の裏表紙に書いてあるあらすじ。
「締め切り直前の老推理作家が姿を消した」←確か本文中に四十六歳と
あったはずなのだが・・・後頭部はすり減っても、年齢まではすり減る
まいと思うのだが?
二つは、あとがきによれば、文庫に納めるときかなり手を加えたらしい。
もとネタがちょっと気になる。
もう一つは・・・・恥ずかしいけど言ってしまおう。最後の謎が解けない。
ヒントを求めてよそのサイトを回ったが、ひとつだけ「15分もかかって
しまった」というのを見つけただけに終わった。
ああー、ワタシは探偵にはなれない・・・・
え?探偵じゃなくても解ける?ああああそれをいわんといて。

表題作を含む6つの短編、ミステリとしては「黒白の反転」が一番
好き(怖い)が、一番怖いのは「恋人よ」、そしてストーリーとして
一番好きなのは「あの子はだあれ」(^-^)
2001年11月15日(木)
★島田荘司。 『確率2/2の死』

図書館のハードカバーって、どうしてこう古めかしく仰々しいのだろう。
(前に読んだ『御手洗潔の挨拶』もすごく仰々しかった)
吉敷刑事シリーズを読むのは、まだ2作目(^-^)
いきなり走っている吉敷さん・・・・目に浮かぶ。
ううーむ、これってもしかしてもう映像化されたのかしらん。
トリックというより、そのからくりが明らかになったとき、
今ひとつピンとこないのは、そういう世界に疎いから?
それとも小心者だから?(謎笑)
そこまで堕ちていくものなのだろうか・・・・
巻末についていたエッセイ?「吉敷竹史に見る日本人像」は読んでいて
なかなか感心した。
苦労したんだね・・・・島田さんという人は。ううっ。
今や新本格の流れを作ったと言われるスゴイ人なのに・・・・。
そしてさらに、その最後に
「島田荘司が歌う幻の名盤、CD盤にて復刻」
なんと!なんとそそるこの広告・・・・・き、聞いてみたいよう。

島田ファンの方は、笑って許してね。
ワタシまだシマダ初心者なんですわ。
2001年11月14日(水)
★佐藤多佳子。 『サマータイム』

よく見たら、上巻だった;^^)続きが読みたい。
とりあえず、上を読み終えた感想は・・・
「こんなお話がかけたらいいのにな」
あの頃の記憶。
自分にも確かにあった、夏の記憶。
こんな風にさりげなくドラマチックではないけれど、フツーの夏の日。
そして、「夏」は、少年少女そのものだ。

「彼の内側の光にぼくは感電する」
・・・・この言葉に痺れた。
2001年11月13日(火)
★今邑彩。 『金雀枝荘の殺人』

ずっと「金糸雀」(カナリヤ)だと思っていた。
違った。「金雀枝」(エニシダ)だ。借りるまで気がつかないなんて!
検索して調べたら、大きな花びらの黄色の豆科の木で、春にたくさん花を
つけるらしい。(ピンクもある)
いとこら6人が次々と、「おおかみと七匹のこやぎ」の見立てで殺し合う。
その謎を解こうと集まった、残りのいとこと居座った侵入者。

関係ないけれど、ウチにもある「おおかみと七匹のこやぎ」。
この見立て殺人の箇所を見たとき、なんだか違和感があったのだが
それは訳者が違うと訳も違ってしまうからだった。
「洗面器」に記憶がなかったので、調べたらウチのは「せんたくかごの
中」だったし、「ベッド」は「とだな」だった・・・;^^)
ううーむ、やぎも洗面器で顔を洗うのかな。

プロローグは、「序章という名の終章」。
読み終わってその意味が分かり、ふたたびプロローグへ戻ってきた。
こういうのってうれしい。
哀しすぎた真相は、過去から解き放たれるのだ。

2001年11月12日(月)
図書館の日。借りたのは4冊。

控えめである、四冊は。
最近性格が控えめなのかもしれない・・・というのは嘘。
週末にかけて風邪がひどく、本当ならオコちゃまに頼んで、
返却だけしてもらうことになっていたのだが、ちょっと調子が
戻ったので、行くことにしたのだ。
そういう経緯があり、頭はもうろうとして本棚の背表紙の文字が
全然頭に入っていかなかったので、控えめに4冊、という訳。
(われながらすごい言い訳)
ゴロゴロしていてヒマだったので、一冊はもう読んでしまった。
借りた本は以下の通り。

『金雀枝荘の殺人』←オススメしてもらっていたし、読みたかった。
『時鐘館の殺人』←上と同じ作者。並んでいたので。
『サマータイム』←この作者二冊目。期待。
『確率2/2の死』←シリーズものなので。
2001年11月11日(日)
◆月刊ガラスの仮面。第6巻。

以前も書いたが、もちろんコミックは持っている;^^)
今回は、ワタシが一番読みたくない、マヤが芸能界で失脚するシーンが
中心だ。
登るトコまで登って、めっためたに落とされて。
そこからはい上がっていく最初の場面、乞食の少女に扮して泥まんじゅう
食べるのだが、ほんとに食べたらまじで病気になりそう・・・
そして情熱が戻ったマヤが、一人で道を切り開いて認められていく
「女海賊ビアンカ」。
それにしても・・・・毎月雑誌を出していって、連載に追いついたら
一体どうなるのだろう?
今で半分くらいなのかなー・・・・・

美内すずえさんは、もともとホラー漫画が得意なので、その怖い怖い
ホラー漫画が巻末に少しずつ連載されている。
今回は「黒百合の系図」の最終回。こ、怖かったよう・・・・
ひとつだけどうしても家にオイトケないくらい怖かった漫画がある。
それがもしいつか載ったら・・・その回はきっと買えないだろうな(大汗)
2001年11月08日(木)
★内田康夫。 『鯨の哭く海』

浅見シリーズの最新刊が本屋に並んでいるが、そういえばツンドクに
その前に出た「鯨の哭く海」があったのを思い出した。
これを読まねば、さすがに新刊は買えん;^^)
最近は浅見さんは社会派の様子、その時々で話題になっている
政治がらみのトピックスに地方色を打ち出していることが多いようだ。
伝説はもうやらないのかな?
今回は、あまり女性関係は進展?せず、捕鯨に関してかなり著者の意見を
反映した硬派な作品のようだが、事件そのものはあまり謎を感じない。
まあ、現実的といえばそうかもしれない。
さらに、浅見家の様子は以前よりかなり和気あいあいとしていて、
テレビのイメージに近づいているような気がちょっとした。

鯨と言えば、ウチの小学校の給食にもよく出た記憶が。
あらららら・・・年が(爆)
2001年11月07日(水)
★島田荘司。 『斜め屋敷の犯罪』

どこでもオススメを受けたので、期待を持って読んだ。
おお、こんなところに、前回読んだ「はやぶさ1/60秒の壁」に
ちょい役で出てきた牛越さんが・・・・
こういう関連が何故か非常に好きだ。
今回の謎は、ワタシが最も不得意とする(笑)密室物。
何故不得意かというと・・・・「空間認知能力」に欠けるからだ。
だから、一番最初の屋敷の立体見取り図のページにはしおりをはさんで、
何度も見直さなければならなかった;^^)
そして、そのトリックは・・・・・あああああ!えええええ?
まさにプロローグの「これほど申し分のないほどに奇妙な道具立ての
そろった揃った事件を、私は他に知らない」につきる・・・。

お屋敷の娘の英子さん・・・ショパンの「革命」を趣味で完ぺきに弾きこなす
とはかなりの腕前、すごい。
お金持ちのお嬢様ってみんななんで才能もあるのかね?(苦)
それから御手洗さんの「南大門さん!」には爆笑した。
これからもああいうのが続くのかな?

それにしても・・・恐るべし「斜め屋敷」。
きっとワタシなら30分も中にいられないと思うぞ?←ガラスのように
もろい三半規管を持つオンナ
2001年11月06日(火)
★島田荘司。 『寝台特急はやぶさ1/60秒の壁』

島田荘司さんは三冊目だが、吉敷刑事ものははじめて。
御手洗さんを置いといて、浮気してしまった(笑)。
さて、トラベルミステリを読むのは久しぶりだなあ、なんて考えながら
読み始めたのだが、一気に読んだせいもあってなかなか楽しめた。
吉敷刑事・・・確かドラマで佐藤浩市さんがやってたっけ?←記憶曖昧
でも本物はもっとカッコイイようだ。(佐藤さんとってもごめん)
この手の、刑事が足を使ってあちこちへ飛びながらパズルのピースを
集めていく、そんな話はいくつも読んだことがあるのだが、なぜか
ありきたりを感じさせず、ぐいぐい引っ張られていった。
二転三転する事の真相には、びっくり・・・。
解説は綾辻さんが書かれている。
その中の「島田ワールド」という言葉に反応するワタシ・・・;^^)
ワールドもの、続き物に弱い(笑)
カッコイイ主人公にも弱い(猛爆)

顔の皮膚の厚さは5ミリ、とあったトコで、自分の顔をつまんでみたのって
ワタシだけ?
2001年11月04日(日)
★近藤史恵。 『アンハッピードッグズ』

著者初の恋愛小説らしい。
装丁などのイメージから、ミステリではないと思っていたが、
本当にミステリではなかった(苦笑)。
もともと恋愛小説は苦手だ。
なぜなら、もう恋をしていないから・・・・
なーんてカッコイイことを言いたいのだけれど、これは単なる体質。
というか、ずっとずっとミステリの方がワタシにとっては魅力的、
そういうことだけなのだが。
この本は、そんなワタシにめずらしく、スムーズに読んだ。
フランスに住み着いているガクとわたし、彼が連れてきた新婚旅行の
宿無しカップル。
彼らが出会ったことによって、なにかの歯車が少しずつ回りはじめる。
もともと恋愛を書きたいひとなのではないだろうか?
その描き方は、現実的で残酷なのに、どこかさりげない。
うーむ・・・・・
結末の後味がちょっと良くないのは、あんな恋愛をしたことのない、
おきらくな自分のせいだろうな・・・・苦笑。
2001年11月03日(土)
「ほんだな」ちょこっと整理。

といっても、「ゆくみおさんち」のほんだな(笑)。
ほんだなから、9月までに読んだものにはリンクするようにして
あったのを、10月分追加した。
つまり、整理したといっても、この「ホンのにっき」のそれぞれの
感想に飛べるようにしただけだ。
しかし・・・このにっきのログが消えたら、どうなるんだろ?(謎)
・・・恐ろしいことは考えんどこうっと。
バックアップしなさいって?
・・・善処します(謎)。

まだ「お気に入りのほんだな」も整理してないし。
今までに読んだ本も整理してないし。
・・・そっか、今までに読んだやつは、整理したくても内容を
ど忘れしちゃって出来ないんだった・・・・(墓穴)
あーあ。考えだしたら、キリがないやん。
2001年11月02日(金)
★蘇部健一。 『六枚のとんかつ』

図書館で、ふと目にしたそのタイトル。
なんてそそる題名、『六枚のとんかつ』。
気になる本ではあったので、借りて読んでみた。
内容は・・・あはははははは。
表紙の煽り文句、「驚天動地のアホバカ・トリック」
なるほど、確信犯なわけか。
しかしこのノリはいったい?
表題作「六枚のとんかつ」は、なるほどだった。
ちょうど少し前に「・・・・・・・」を読んだところだったし。
これなら、実験できるじゃん!
でも、「しおかぜ・・・四十九分の壁」は、岡山県民でしおかぜにも
乗ったことのあるワタシには最初からキツイ;;;^^)
早乙女君というキャラは、笑えた。
最初から、この二人のコンビにしたら、もっと引っかからずに読めた
のでは、と思うとおしいかなあ。
でもそうしないところが、ねらいなのかな?

他の人の感想も聞いてみたいものだ。
2001年11月01日(木)
By ちゃいむ

My追加

*back *next *Menu *First *New!! *Mail *Home* 

Edit by オレンジミルク。