ヨシナシゴト

2003年02月16日(日) 終了

 終わりました。
 何もかも。

 と意味深な書き出しを気取って見ましたが結局のところ元から終わってるような奴でございましてだいたい何があっても現状維持な感じでございます。
 でもまあ久しぶりに暗鬱としていない休日を送れました管理人でございますが皆様は如何お過ごしでしたでしょうか。

 さて、それで何で(顔似合わず)暗鬱としていないのかと申しますと、初仕事がついに終わったのです。まさにようやく、といった感じで完成に漕ぎつけたわけでございますが、仕様という言葉は便利だねといいますかだから遅すぎたと言っただろう! とパトレイバーの後藤さんの様な感じになってしまっておるわけですが新人は黙って残業してきた次第でございます(パトレイバー2の中でこの台詞だけは好きです)。
 まあ一回だけ見て後輩にDVDあげちゃったので正直台詞の細部が合ってるかどうかわかりませんがだいたいそんな感じです。

 で、終わったら楽になるのかなぁと思いましたらまさに漫画の様なタイミングで次の仕事が発生しやがりまして泣けてきます。まあ、職場には人として間違ってるというよりも生物として間違っているような働きっぷりの方々が沢山いらっしゃいまして、個人的に早く帰れたとしても雰囲気的に帰れないだろうと思われるので仕事があるだけマシなのかもしれません(じゃあ十時(午後)から打ち合わせねとか今月休んでないよ(土日も)と言った言葉を聞くたびに何とも言えない気分になります)。

 そんな感じで気が楽になりましたので、今週も絵を描きました。そのうちアップします。ネタと非ネタ。

 しかし、14日に「義理チョコ」というものを生まれて初めて貰ったのですが、どの程度のレベルでお返しをしたら良いのかわからずほとほと困っております(OLって凄いと思いました)。



2003年02月11日(火) ヴェルサイユ

 久しぶりに引きこもりな休日から脱却致しまして上野方面にぶらぶらと散歩をしておりました管理人で御座いますが皆様は如何お過ごしでしたでしょうか(風貌的には徘徊と言ったほうがしっくりくるかもしれません)。

 さて、というわけで本日は上野に出向きまして、ヴェルサイユ展を見て参りました。あらかた見終わってのとりあえずの感想は「前評判の割にショボいなあ」でしたがまあ常設のギャラリーなんかと比べてはいけないとは思いますのであんなものでしょう(同時開催は国風盆栽展(第七十七回)でした)。
 でもまあ展示してある物品や絵画そのものはもちろん一級品でして、散歩の目的地にちょうどいい公園にくっついてるオマケだと思えば、誠に素晴らしい価値があったと思います。徒歩二十分(電車に乗らないほうが早いというのは盲点でした)。

 で、個人的趣味も相まって絵を中心に見てきたわけですが、いやはや、ヴェルサイユ付き画家ってのは凄いですね(当たり前ですが)。特に、あの頃の人々の布の質感は物凄く素晴らしい。実際に三十センチのところで見ても、どう描いたらああなるのかさっぱりわかりませんでした。写真より本物っぽかったです。「努力した天才達の中から選ばれた人物」ってのは人を超えるんですかね。ジダンとか。
 あ、それから、偶然かもしれませんが、今回は綺麗な青が印象的な作品が多かったです。光の加減とか、どういう感覚をしてたら色彩補正も乗算・加算レイヤーも無いアナログ油絵であんな事ができるのでしょうか。

 あと、これはいつもこういうところに行くたびに思うのですが、凄い絵は絶対に生で見ないといけないなぁ、と改めて思いました。上手く言えませんが、写真とは全く別物です。私も美術館とかに行くようになるまでは、テレビなんかでこういう意見が出るたびに「ケッ、何言ってんだ美術かぶれめ」と思っていたわけなのですが、以前ロンドンのナショナルギャラリーでレオナルド・ダ・ヴィンチのデッサンを生で見て以来、ガラリと考え方が変わりました。いやー、あれは凄かった。ただの木炭か何かによる二次元のデッサンなのに「上手い」じゃなくて「凄い」と思ってしまったんです。「絵を見て衝撃を受ける」なんてのはただの比喩だと思ってたのですが、本当でした。

 ってわけで、そういう意味では立地の良い所に居るわけなので、積極的に今後も美術館には行こうかな、と。
 問題は、そういう趣味の人が周りに一人も居ないので、常に一人というところでしょうか(まあそんなもんでしょう)。

 しかし今日は本当はオープンソースとかについて思うところを日記にまとめようと思ってたんですがまあいいか。それはまたの機会に(こう言って幾つの話題を闇に葬ってきたのかわかりません)。



2003年02月09日(日) さてさて

 久々に曲をアップしましたが、何ともああいう曲はDTMでは難しいという事を再確認してしまった今日この頃でございます。
 だけどもっとクラシカルで重厚な曲を作りたいと思っておりますので茨の道でございまして素人が無茶するなという事でございましょうか。ございますか。ございますね。なんというか、アナログ的な音量調整とか。難しい。

 しかし、何度かこの日記で絵と曲を作る上での共通点について書いて参りましたが今回少し真面目に作ってみてわかったことがあります。

 1:曲は、イラストよりマンガに近い。

 いや別に2は無いんですが手間のかかり方とかがそんな感じです。たかだか二分、しかも音量調整とか途中で放棄したにもかかわらず、20時間くらいかかりました。クラシック曲とかをDTMで作ってる方は一体何時間かけてつくっているのでしょうか。本当に信じられません。

 というわけで、そっちに時間をとられてしまって今週末は絵を描きませんでした。でも何の日だか更々知りませんが火曜日が休みらしいのでその辺りで描くかもしれません。最近、仕事もようやく佳境を過ぎた感じで、何とか日付が変わる頃には帰ってこられそうですので(人はそれを佳境と呼びます)。



2003年02月02日(日) 伝染病

 前回の日記に冗談めかしてインフルエンザ云々と書きましたが本当にインフルエンザになってしまいまして先週一週間会社を休んだ管理人でございます。皆様は如何お過ごしでしたでしょうか。

 最近仕事が恐ろしく忙しい点につきましてはこの日記でも何度も書いた通りでございますが、勝負の時であるこの一週間にダウンしてしまいウィザードリィでグレーターデーモンの団体さん相手に逃げられなかった1ターン程度のダメージを受けてしまいました(要するにほぼ確実に即死です)。一緒の仕事をしている方からメールが午前5時に届いていたりする辺りとてつもなく遣る瀬無いことこの上ない気分で御座いまして明日どの面下げて会ったらいいのか甚だ困っている次第です。うう、いろんな意味で現実逃避したい心境です。
 正直、他人にうつる病気でなかったら這ってでも会社に行きたかったところです。

 しかし秋頃に風邪で倒れた時の方が今回のインフルエンザよりも遥かに高熱が出て苦しんで文字通り死にかけておったのですが正直あれは風邪以外の何かだったのではないかと邪推が止みません。

 そんなこんなでこの一週間は好き放題テレビを見られたわけなのですが正直面白い番組が全く無くてゲンナリしておりました。バラエティっていつからこんなにつまらなくなったのでしょうか。バブルがはじけた辺りですか。そうですか。そうですね。所詮世の中金の様です(それにしても酷いとは思いますが)。

 で、具合もよくなった昨日にまた絵を描いたのでアップしました。「幸せのある風景」ってやつです。真面目にパース等は取ってありますがそもそものスケールが崩れている部分が目立ちまして微妙です。とりあえず、出したかった雰囲気は出せたと思います。
 不肖な身ながら前回の「導き」で何かがつかめたと書きましたが、やはり引き続き変化が訪れているかな、と思います。最終的にどこまでいけるかわかりませんが、絵はまだまだ描き続ける気満々ですので今しばらくお付き合い下さいませ。

 実は今日は曲も作っていたのですが、完成まで持っていけなかったのでまたの機会に。しかし、やっぱりPCで作業する上では、音楽より絵のほうがダイレクトに感性を表現できる気がします。慣れてるというだけでなくて、どうにも音楽のアナログ性はデジタル化の難しいところだと思います。コードがわからないから伴奏とかで余計な時間がかかってるだけかもしれませんが。きっとそう。そうに違いない。そうである(短絡の三段スライド)。

 さて、それでは今日のところはこの辺で失礼致します。明日からの一週間は洒落抜きで地獄が待っておりますので……(悪いことしなくても落ちる辺りが性質悪いです)。


 < 過去  INDEX  未来 >


Pon [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加