日常喜劇

2007年10月31日(水) またヘンなの


こんなこと書いてばっかだが、私が働いている
会社にはヘンな人ばっかり入って来る。
今回もまた来た。
パートとして入ってきた30代後半の女性なのだが、
派遣でのキャリアが長いらしく、二言目には
派遣の話題に行く。というか、他の人たちが
喋っていても強引に自分の派遣話に持って行く。
あまりにも話し時間が長いうえ話題がつまらないので、
彼女が来て一週間も経たないうちに、一緒に食事を
する時間の子達は早々に外食に避難してしまった。
例えば私がこないだスタバでコーヒーをテイクアウト
した時のこと。彼女が私の持つ袋を見て
「スタバの袋ってクリスマス限定バージョンがある
らしいですよ。しかも毎年デザインが変わるらしいです」
と話してきた。最初はへ〜と思うのだ。しかし更に
「前の派遣で、その分の給料に入ってるんだからって
スタバを買えってノルマがあって…」と続き、
「こないだ久しぶりに行ったら、前に○○店の店員
だった人に会った」だの「スタバで買うといくらか
募金になるらしくて、ユニセフ大使になっていた」話題
まで延々語り続ける。最後の方はかなりおざなりな相槌に
なっているのにも気付かず、ひたすらぷち自慢話が続く。
何を話しても、自分の知識に結び付けてぷち自慢ネタと
派遣時代の話に持って行くのだ。
他の同僚とも「なぜ彼女が話すとあんな面白くないのか」と
話し合ったのだが、一人の子の言によると
「自分が頭いいと思ってるが、話をまとめられないのは
ただのアホ」と一刀両断してくれた。確かに。
確かにいちいち自慢が入るのはムっとくる。
言うほど仕事は有能ではないのだ。
さらに話もただ長いだけで面白みがないのは、詰まるところ
話にオチがないからじゃないかという結論に至って
納得した。
確かに、私なんて体を張って笑わせようとする習性が
染み付いているからか、オチがないと気持ち悪い。

関西人なら解ってもらえるのだろうか(私は関東人だけど



2007年10月27日(土) 結婚式1


10.11.12月と友人の結婚式が続く。
今日はその第一弾で朝もはよからやってきた。
しかしあいにくの雨。しかも振袖持参。
荷物重いし傘は邪魔だし事故で電車は遅れるし
さんざんな状態で会場のホテルに到着した。
髪のセットと着付けをしてもらって10時過ぎに
準備完了。晴れていたら外のチャペルで挙式
だったんだけど、雨なので中で式をした。
次、披露宴。慣れない振袖に疲れつつも
同じ席の友人達と楽しく会話しながら
食事し、式を楽しんだ。幼い頃からの習性で
出されたものを全て食べていたら、途中から
苦しくなってきて、ホントいつ倒れようか
考えるところだった。振袖ってさ、うつ伏せも
仰向けも苦しいよね。やっぱ横かな…。
そんな不毛な葛藤をしているうちにようやく
挙式終了。普段は質素な服が多い友人はドレスを
着るととても可愛くなっていて、友達冥利に尽きた。
さて式が終ったら迷惑にならない程度にす早く
更衣室に向かった。よく解らないけれどとにかく
一本一本紐を解いていって、ようやく楽になったのは
最初に着付けてもらってから5時間後だった。
…私の振袖制限時間は5時間か。
で、次は元から着てきたスーツに着替えて二次会へ。
めんどくさがりな友人は、同じホテルで二次会を
セッティングしてくれたので、すぐ会場に向かう
ことが出来た。…その前に、螺旋階段のところに
どこぞの花嫁が一人でふらふらしてる、と思ったら
当の友人で、たちまち皆に囲まれて写真の嵐。
一人でのんびりしてるところがいかにも彼女らしくて
好感度アップでした。…くそー旦那はイイ嫁さん
もらったよな。彼女の女でもホレボレするような
大きさ・形申し分ない美乳は私もうらやましい(コラ
二次会も楽しく過ごしたが、とりあえず今回の教訓。

もう振袖は着ない。



2007年10月24日(水) おかしな看板


電車に乗っていておかしなモノを見つけた。
駅で止まった時、窓から見える飲食店の
看板が目に入ったのがそれだ。
ピンクの一昔前風デザインなのはいいとして、
問題は内容だった。
店名が「町の洋食屋さん アンジェロ」なのは構わない。
看板しか見えないが、店内は洋風なのかも。
また店内は和風かもしれないが、出すメニューが
洋風ならそれもアリだ。しかし、店名に続く
メニューは明らかにおかしかった。

「野郎チャーハン」

何だそれ!? チャーハンは中華だろ?
もしかして「野郎」の部分がチャーハンを
洋食たらしめてんのか?
一瞬にして色々なツッコミが出てきたが、
不可解な部分はまだあった。
野郎チャーハンの下に
「ちーとん」・「ジャンチキ」
とメニューが続いたからだ。
ちーとん?ジャンチキ?

…(思考中)

…もしかして「チーズトンカツ」とか
「ジャンボチキンカツ」とかそういうこと?
そしたらその法則で行くと野郎チャーハンは
「野菜たっぷり太郎特製カツ・チャーハン添え」
あたりか?あくまでカツがメインなら
洋食と呼べるしな。

しかし腑に落ちない。

アンジェロに入って実物を確かめる気は
サラサラないが、とても気になった。



2007年10月21日(日) 家族サービス


…のようなものをしてみた。
姉の子供、すなわち姪っ子達に一日
付き合ったのだ。私も幼い頃、年上のいとこに
遊びに連れてってもらったから、私もいつかは
誰かにお返しすることになってたのだろう。
それが今日なのだ、きっと。
で、行った先がアニメイトとジャンプショップ。

…別に私の姪はヲタクじゃありませんよ?(汗

たまたまジャンプ作品にハマっているから、
ジャンプショップに行きたいと熱望していたのを
姉では連れて行けないからあくまで親切心から
連れて行ってあげただけ。他意はない。
むしろ私と同じテツは歩ませたくない。
でも姉の子供だから大丈夫だろうなぁ…
何しろ姉と来たらマンガも小説も1冊も
読んだことがない活字離れ激しい人だから。
ともかく今日は一日子供達のお守りだ。
朝イチでまず池袋のアニメイトに行った。
8階建ての立派な建物。
朝イチなので人もまばらな中、次々とグッズを買う
子供達。…いや、周りも若い子だらけだった。
買い物が終った後はサンシャインの58階の見晴らしの
いいレストランでバイキング。下の子が偏食気味なので
何でも食べられるバイキングをと思って連れてきて
みたが、元々の絶対量が少ないので元取れないほど
少量しか食べてもらえなかった。…がっかり。
さて一休みした後はジャンプショップへ。
地下鉄で後楽園へ移動し、いつも通勤に使っている
道にあるお店へ行ったらこちらも若い子だらけだった。
…うーわー心理的結界があって入れない(汗
そこでもしこたまグッズを買った後、下の子が
どうしてもジェットコースターに乗りたいというので
付き合って3人で乗ってきた。昼間乗るのも久しぶりだ。
で、ケーキ買ってグッズ買って子供達は大満足のうちに
帰ってきた。私はというと、一週間の仕事疲れもあって
帰って早々ダウン。…ダメだ、若い子には付き合いきれん。



2007年10月20日(土) 学生時代


母校の恩師に呼ばれて、これから入学して来る
学生達を相手に、OBとして学校のミリョクを
紹介することになった。卒業して随分経つのに
なぜ呼ばれたのかそこが不思議である。
とりあえず行ってから考えようと行き当たりばったりで
向かった。見事に何も考えてなかったのだが、
来た以上はそれなりにしっかりしたことを
言わねばと、他の人の挨拶を聞きながらにわかに
頭の中で文章を練り始めた。

…正直、学生時代何してたっけ私?

ほとんど覚えていない。
だが、やりたいことをひたすらやり続けていた。
バイトしてお金貯めたら旅行へ行って…を
繰り返していたのもその一つだ(つまり今と一緒)
あとは好きな本読んで好きな授業受けて(今と一緒)
…あとなんだっけ。

私の場合、小説と一緒で喋ってるうちに言うことが
出て来るのでとりあえず詰まることなく話せた。
話題が止まるとスタッフも問答形式で話進めてくれたし。
立食パーティ式で懇親会をしたのだが、いちお
呼ばれた手前、積極的に学生達と話すよう努めた。

…が、話してるうちに先生やスタッフと同じことを
アドバイスしても面白くないと思い、途中から
おかしな方向に語り出してしまった。いわく、

よくバイトしてよくサークル参加してよく授業も
受けて出会いの場を作り、やりたいことはとにかく
片っ端からやって積極的に素敵な出会いを見つけること。


まだ制服を着たうら若い学生達は「今まではどうやって
校則をかわすか考えてたけど、これからは何してもいいって
言われると困る」とさすがに発言も若かったが、だからこそ
多くの選択肢の中から最良を選ばなければならない。
服も化粧品も男も(なんちゃって)

学生の本分なんて、その程度ではないだろうか。

…と考えると、私はいまだに学生気分が抜けてないって
ことらしい。いまだにやりたい放題だ。



2007年10月18日(木) 同志


今日は密の誕生日だが、友人の誕生日でもある。
おかげで私は毎年忘れず彼女におめでとうメールを
送ることが出来るのだが、彼女は来月結婚する。
彼が12/18生まれなので、間を取って11/18に挙式
するという話だった。なんてめでたい。
ところで私は、彼女の結婚式の出席へ向けて
必死にビリーズブートキャンプをやっている。
今のままでは洋装の時ハラが目立ってしまうからだ。
こうして地道に特訓している時にメールをしたら、
なんと彼女からも「式に向けてブートキャンプ
頑張ってるんだ〜」と返事が。

同志よ、お前もか…!

私達は通じ合った。
心と心で通じ合ったのだ。嬉しすぎる。

これからは、どんなにつらくても一人じゃないって
気持ちで頑張れるよ…!

…というのは、挫折者の再教育センター
プログラムのようだと気付いた。
しかし否定は出来ない。
まさしく、体型保持に挫折した者のナレノハテなのだ。



2007年10月15日(月) 雄姿


朝、眠気と戦いながらぼんやりと職場への
道を歩いていたら、ものすごい勢いで
爆走するチャリンコとすれ違った。
すれ違った後も思わず後ろを振り返るくらい
素晴らしい勢いだったのだが、それ以上に
インパクトがあったのはその人個人にだった。
だって

白衣を着た女医さん

だったのだ。

眠気もふっとぶカッコ良さだった。



2007年10月13日(土) キャンプ再び


来月友達の結婚式で洋装するので、
それまでにハラとフトモモをなんとかしたいと
思い、夏に一度やってその後放置しといた
ビリーズブートキャンプをもう一度やることにした。
これは7日間1セットなので、毎週毎週ずっと続けて
いけば効果があるはず。しかもだんだん日が経つごとに
トレーニング時間が少なくなっていくので、まだ
余力のある土日に1〜2日をこなしておけば、
後は仕事のある平日でもなんとか持ちそうだ。
よし頑張れ自分。
少しは筋張れ自分。
憧れの腹筋割れたボディを獲得すべく、
ミッション再開したいと思います。



2007年10月10日(水) アルハンブラ物語


通勤電車の中で読む本は、私にとって
かなり大きなウェイトを占めている。
大概は図書館で借りてきた小説が多い。
今回は推理小説を借りて来た。最近時代小説
ばっかだったんだけど、たまにはね。
しかし久しぶりにそのシリーズを読んだからか、
昨日今日と二日続けて一度読んだことある本を
持って来てしまった。
昨日の反省をして、今日はちゃんと裏表紙の
あらすじ読んで持ってきたのにー!
(読み始めたら読んだことある内容だった)
しかし昨日だってタイトル見て記憶になかったから
持ってきたのに、どんだけこのシリーズに興味薄いんだ私。
昨日は会社の机の引き出しにため込んどいた
R25・4冊を持って帰ったのだが、今日読むものがない。
仕方がないのでお昼休みに会社付近の古本屋に行ってみた。
本屋は近くにないが、昔ながらの古本屋なら多いのだ。
なんでもいいからと思って棚を見ていたら、見
つけてしまいました「アルハンブラ物語」…!
私は学生時代スペインと江戸時代に凝っていて、
特にアルハンブラ宮殿はモエ上の聖地だった。
当然卒論はスペインをテーマにしようと思って
いたのだが、3年時あたりから脳内に密が住み着き
始めたせいか(人のせいか)スペインがおろそかになり、
スペイン熱がうやむやのままになっていた。
が、今ここで!
スペインフィーバー再燃しても良くねぇ?
早速「アルハンブラ物語」上下巻を持ってレジへ。
普通の本屋で新刊買うのと大差ない値段だったが、
手間を惜しんで買いに来たんだから関係ない。
もう脳内はスペインへトリップ中だ。午後の仕事を
テキトーに切り上げ、帰りの電車の中で
アルハンブラ物語を開いた。

…ヤバい、面白すぎる!!

30ページ程読んだだけで、既に息切れするくらい
脳内盛り上がってしまい、先に進めなくなる始末。
この際不審人物呼ばわりされても構わないから
所構わず悶えたい。
くっそーやっぱり楽しいじゃないかスペイン!
昔から相性いいと思ってたんだよな、
まさにドツボだよたまんない。
ちなみに「アルハンブラ物語」はスペインを
知るためには避けて通れない王道本なのだが、
選民思想に凝り固まった白人の書いた傲慢で
イケ好かない内容、という先入観で今まで敬遠していた。
当時の自分を悔いる気にはならないけど、
ここまで面白いとは予想外だったわ。
内容がどう面白いかは、スペインへのこだわりが
比例している気がするから、詳しく述べられないが
チョー楽しい…!!!
あーもー私も気持ちだけアルハンブラ行っちゃうやこれ。

…もったいないからちょっとずつ読もうっと(←貧乏性)



2007年10月08日(月) 香水屋


出掛けたついでに気になっていた
香水ショップに立ち寄ってみた。
香水欲しいなーとはずっと思っていたのだが、
大抵の店はキラキラしてて若くてケバい店員が
居るだけなので気後れしてしまう。
ブランドの良し悪しも良く判らないしね。
以前、渋谷の東急文化会館の中に入っていた
香水屋は、おばちゃんが一人できりもりしていて
「あなた個人に合ったのを選んで出すよ」と
言ってくれる素敵なお店だったのだが、
いつの間にか文化会館自体が無くなって
しまってその後どうなったのやら。
地味で良心的なおばちゃんが店員してる
小さな店はないものか!?
ありました、おばちゃん服専門店が立ち並ぶ
デパートの地下街にひっそりと…!
見つけた時は急いでいたので後で来ようと
目星だけ付け、今日やっと来てみた。
香水はどうやら全てオリジナルらしく、
成分や効能(というか傾向?)が書かれている。
サンプルを嗅いでみたのだがやはり良し悪しが
判らなかったので思い切って店員に聞いてみた。

「周りにいい香りだなーって思われる
カンジがいいのですが」

我ながらなんとも曖昧である。でもどうせ付けるなら、
自分も楽しみつつ周囲も不快にさせたくない。
するとおばちゃんの他にもう一人居た
男性店員が相手してくれた。

「男性に好まれるタイプと女性に
好まれるタイプがありますが」

何それ性別で好みが変わるんだ?
そしたら当然答えは決まっている。
「両方下さい」
用途を使い分けねば!
とりあえず朝の電車の中ではお姉さんに
好かれる香りがいい。どうもお姉さん方は、
おっさんの隣と私の隣が空いていたらおっさんの
隣に行ってしまうのだ。この理不尽を回避したい。
というかそれは花に群がる蝶と勘違いしている
かもしれないが、毎日の死活問題だから譲れない。
「これなんか甘い香りですよ」と勧めてくれたのを
嗅いでみたが、私は甘いと感じなかった。
女外なのか。
でも香水の甘いは食べ物の甘い匂いとかとは
また別物らしいので、とりあえず店員の意見を
聞き入れることにした。
そんなこんなで30分も居ただろうか、
なかなか楽しいひとときだった。

さっそく来週から電車の中で実験だ〜



2007年10月06日(土) ヒドい本


ヒドい本を読んでしまった。
大好きな戦国武将No.1、というより既に好き過ぎて
別格扱いになっている真田の兄上がこれ以上ないほど
けちょんけちょんにけなされた本だったのだ。
兄ときたら幸村に比べて知名度低いから、本来なら
本に出ているだけで嬉しいはずなのに、これは
あまりにもヒドい。
兄を抱き込むために家康の養女と結婚させられたのに、
当の家康に「兄じゃなく弟の方をもらえば良かった」とか
至上最悪のけなし言葉だ。まさに言葉のナイフ。
作中の兄だけじゃなく読んでるこっちが傷ついたわ。
史実の好きな人がけなされる悲しさって他のモノに
例えようがない。強いて言うなら並んで買ったケーキが
おいしくなかったとか、トイレ行ったら3回連続で
ペーパーの交換するハメになったとかそんなん…?
しかも今日明日は休みで、この切なさを同僚にも友人にも
話せないつらさ。

ほとんどの人に理解されないことは百も承知なので
尚更凹みました…(−−;



2007年10月03日(水) 武士じゃないから


仕事が終わって職場を出てほっと一息ついてケータイを
チェックしながら道路を渡っていたら、いきなり来た
衝撃に派手によろけてしまった。
驚いて振り返ったらさっき目の前を通り過ぎたはずの
ワゴンが目の前に。
…あれ。
とにかく一方通行の道なので、片方から来る車を
確認するだけで大丈夫なはず。
なのになんでここに?

ワゴンたら曲がりたい場所行き過ぎちゃってバック
したらしい。おのれ、これでケガしてたら事故だぞ。
驚いた顔してる私がサイドミラーに写ってるだろうに
運転手ってば出て来やしねぇ(怒

でもまぁ出てきたのがコワモテのオッサンだったら
嫌なので、そのまま帰ることにした。

その後、夜になったらちょっと腰が痛くなったので考えた。
「…私が武士だったら腰も痛くならずに済んだのに」

他の職業じゃダメ(笑


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