日常喜劇

2006年08月29日(火) 怖い電話


仕事で、前からおかしな人だと思っていた
人からまた電話があった。
前に私が受けた電話では「紙の利権を巡って
殺されかけたことがある。○○さんは泥棒猫だ」
のようなことを主張して30分。別にこちらに
言ってくれなくても一向に構わないことなのに、
単に誰かに言いたかったのだろう。
とりあえず、聞きたくはなかった。
次は「○○先生は裁判官です」という主張を
繰り返した電話。これも、裁判官なんて会社とは
全く関係ないので主張してもらっても困る。
だいいちその先生、裁判官じゃないだろう。
次は、日本神話混じりの独自の世界観を書きつらねた
ハガキがやってきた。繰り返すが、これだって
全く仕事には関係ない。用のないもの送って
来られても困るので全く無視していた。
その後音沙汰がなかったが、久しぶりに各部署に
手紙を送ってきたらしい。その発送元が病院になっている。
老人からの電話が多いので病気になったりケガをしたりと
いう話題は多い。特に気にも留めていなかったら、
その手紙が来てすぐ電話があった。
たまたま電話を取ってしまった私に、
その方は普通に元気な声で話しかけてきた。

「入院している皆さんに声をかけて、お盆に
写経をしたら、おかげで運が開けてきました」


「…良かったですね」(…運?)

「オ○ムで騙されてた若いお嬢さんなんか
すっかり元気になって…」


「…良かったですね」(…重い話題だな)

「私を拉致した北朝鮮人も…」

「…」(…は?)

「おかげで家族の誤解も解けました」

「…良かったですね」
(イヤ解けてないだろ!?)

その後、一言だけ仕事に関する連絡をしてくれたが、
その前の話題が重過ぎて衝撃の嵐だった。



…病院?(滝汗)



2006年08月27日(日) 日本一の大曲・2


12時過ぎに秋田駅に到着した。初めて来たが県庁があるだけあって大きな
駅だ。しかも綺麗で立派。その中を歩いてホテル方面へ向かった。ホテルは
駅から徒歩30分程度。歩いても良かったのだが、その前の大混雑と電車の
中で立ちっぱなしだったので疲れてい、タクシーに乗る事にした。
乗ったタクシーは軽快に進む。明日も早めに出てしまうので秋田市周辺に
ついては全く知識を持っていない。タクシーが大きな堀添いに進み出した
ので、運転手さんに「お城でもあるんですか?」と聞いたら「秋田は初めて
ですか?」と驚かれてしまった。
それからはタクシーの運転手さんのトークショーの始まりである。ちょっと
とぼけた、気のいいおじいさんといったカンジの運転手さんは実によく喋って
くれた。昔このあたりに女郎街があったことや、だから秋田美人が生まれた
ことまで、お堀一つから随分と話が広がった。話し方に愛嬌があって剽軽
だったので、ハルカはかなりウケていた。
その愉しいひとときも済んでホテル到着。チェックインして部屋に入り、
風呂に入って寝る頃には1時を過ぎていた。疲れた〜(><)
ホテルの朝食会場は1階のレストランだったのだが、レストランではなく、
テーブルがインベーダーゲームになっていてもおかしくないような喫茶店
だった。食事も手作り家庭料理のようなバイキングだったし。メニューに
あるトマトクリームカルボナーラとクリームミートソースが気になる(笑)
食後にチェックアウトした。ホテルを出る前に見た朝刊によると、昨日の
大曲花火大会へ来た人は75万人だとか。…そりゃ混むはずだよ。コミケ会場
なんて目じゃないほどの長蛇の列だったもの。秋田方面より混んでた盛岡
方面の列は、駅前でとぐろを巻いた後、そこを出て駅前通りを100メートル位
列をなしてたもんな…ありえないってその混み様(滝汗)
帰りはホテル前からバスが出ているので、それに乗って駅に向かった。
明るい場所で見た駅はやっぱり広くて綺麗。
10時過ぎの新幹線に乗ると、昨日降りた大曲を通り越して角館で降りた。
今日は角館を観光して返るのだ。
角館といえば武家屋敷と桜。
通りの店をひやかしながら武家屋敷が並ぶ通りにやってきて感動した。天気が
良くて新緑が綺麗で、木漏れ日がキラキラしていてステキな通りだったのだ。
堀を流れる水も澄んでいる。早速1軒1軒武家屋敷内を見て歩いた。庭も
広いし整備も行き届いていていいカンジ。
やがて青柳家という、有料の大きな屋敷に来た。他の屋敷に比べて圧倒的に
大きい。結局、一回り見て回るのに30分以上かかった。何しろ絵画や写真、
伝統工芸など各種展示している建物が多いのだ。青柳家を出たことには
さすがに疲れてしまった。それに1時過ぎておなかも空き始めている。隣の
有料部家屋敷も気になったが、止めておいた。そこから出てきた人が
「座敷牢」と言っていたような気がしてものすごく食らい付いたのだが、
どうやら私の聞き間違いだったらしい。…願望かも。
ランチは、秋田らしく稲庭うどんを頂いた。店構えはオシャレでとても
うどんがおいしいお店には見えなかったのだが、けっこう美味しくて驚いた。
どこでも美味しいってことか(超失礼)
帰りに味噌屋で自宅に味噌の土産を買って帰った。ハルカは醤油もお酒も
買っていたので更に重そう。更にその店で味噌おにぎりを買って帰って、
それを夕ご飯に食べたのだが美味しくて驚いた。さすが米所、何もかもが
ウマい!
ところで、駅から武家屋敷通りに向かう途中にあった小さなお店で桃ソフト
クリームを売っていた。それがまた、どこでも食べたことがないような
おいしい桃ソフトで感動した。あと、さりげなく今は懐かしいはちみつ
レモンの飴を売っていたので買ってしまった。どこから仕入れてるんだ?(汗)
最後に駅前のキオスクで土産を買って、今度こそ余裕を持って新幹線に乗り
込んだ。電車の中で、さっき角館で買った「コーヒー入炭酸飲料」なる缶
コーヒー?を飲んだのだが、これが激マズだった。ソーダの後味がコーヒー
とでも表現したらいいのか、ともかく突き抜けるようなマズさ。今まで
美味しいもの尽くしだったのに最後はやられたなぁ。というか、あまり
缶ジュース類を飲まないので知らないが、こちらでは販売してるのだろうか?
秋田限定か?ともかくこれでは売れないだろう。
帰りは新幹線も無事乗れて、8時前に家に着いた。2日間天気にも恵まれて
花火もけっこう前の方で見れて良かった。
…が、もうちょっとワビサビとか花火の芸術性が解るまでは大曲花火に
行くことはないだろう。残念。



2006年08月26日(土) 日本一の大曲・1


先日の長岡の花火大会に続いて、今回は秋田・大曲の花火大会に行った。
日本一と名高い大曲の花火大会は一度行ってみたかったのだ。
今回の連れはご近所友達のハルカ。大宮から一緒に行けることと、
明日、角館の武家屋敷を散策するのに一番楽しめる人だ。
11時過ぎの新幹線に乗るのに、大宮に30分以上前に到着した。
大宮はエキュートという、駅内グルメ商店街が入っている。
ここでランチとスイートを買って新幹線で食べようと思ったのだ。
久しぶりにエキュート来たら美味しそうな食事が盛り沢山だったので、
ゆっくり選んでいたら発車時間ギリギリになってしまった。それでも
余裕こいてホームに行ったら、既に新幹線が入って来ているではないか。
慌てて乗り込む。でも焦って乗ったので昔のマンガみたいに逆の電車に
乗っちゃったりしたら怖いので、乗ってすぐ見つけた車内販売のお姉さんに
切符を見せて確認した。そしたら、間違ってないんだけどちょっと間違って
いることが解った。
東北新幹線は八戸行きと秋田行きで途中で別れるタイプが多い。そういう
場合は途中で連結を離すのだ。今回は秋田新幹線に乗る予定だったのに、
焦って東北新幹線に乗ってしまったらしい。途中で連結が外されるように
なっているので、中を移動して自分達の座席に移動することが出来ない。
お姉さんに軽やかに「仙台に着くまで1時間程待ってて下さい」と言われて
しまった。
あはーやっちゃったぁ(>▽<;
とりあえず連結部分に移動してみたが、かなりアホなミスを犯したので
けっこう呆然。とりあえず持ち直して、そこで一時間半立ってるのもつらい
ので空き席を探しに行くことにした。だが、夏休みだし土日だし皆大曲に
行くためか、なかなか空きが見つからない。乗り換えしなきゃなので秋田
新幹線側に移動しつつ空きを探したら、グリーン席に2席見つけた。よし、
ここしかない。
車掌さんのチェックが済んだのを見計らってグリーン車に乗り込んだ。実は
初めてドキドキする。椅子は広いし座り心地はいいし足掛けまである。それに
乗ったことはないけど知識で知っている、アテンダントのお姉さんが無料で
ドリンクを持って来てくれる。もちろん今回はタダ乗りしているので、
恐縮の体でお断りした。お姉さんは首をかしげていたが、とてもじゃないが
そこまで豪胆にはなれない(汗)
さて椅子はいいのに座り心地の悪い1時間半が経過し、列車はあっという間に
仙台到着。我々は早速車両を移動して、指定の席に着いた。はー、やっぱり
自分の席が一番落ち着くわ。そこですぐ昼食開始。さっきまで緊張してた
からかお腹がすくの早いわ。
新幹線は盛岡で連結を外すことになっているので、盛岡でしばらく停車した。
そしたらその間に人が入って来る来る。今まで満席以上の新幹線に乗った
ことがなかったので、通路を埋め尽くすように入ってきた人の群れに驚いて
しまった。皆、大曲へ向かう列らしい。だって皆、キャンプっぽい格好で
準備してるもの。
しばらくして大曲到着。9/10が降りて、ホームがまた大混雑になった。
ぐは、キツ…。
初・大曲だが、花火会場は人に着いて行けばいいかと、駅前のスーパーで
早速食事を購入した。買い物客が「今日で一年の9割は稼いでる」と笑ってた
だけあって、売り方にも気合が入っている。トイレにも寄ったけど、トイレが
また混んでる混んでて大変だった。もうこれからずっとこの調子らしい。
一時間ほどかけて食事を買った後は、人の列にまぎれて花火会場に向かった。
途中で花火のプログラムが有料で販売されてることに驚く。…普通、タダで
一枚紙のプログラム渡してないか?さらに後で気付いたが、有料桟敷席の
高いこと、広いこと。そんなに貧乏な大会なのかね、日本一のクセに。
30分ほど歩いて花火会場へ到着した。無料観覧席は随分とごったがえして
いる。でも人2人分くらいなら入り込めるだろうとあちこち探し、いい場所を
見つけて落ち着いた。河原の砂利の上だけど、こんなこともあろうかと
クッション持参してるので全く問題はない。
シート広げて、花火が始まるまでのんびりしていた。ちなみにこの間に私は
プログラムを買いに行って熟読を始めた。「日本一の花火大会」だと聞いた
だけで事前知識がまるでないからだ。どうやら花火師30チームが、決められた
演目ごとに花火を上げて、その優劣を競うらしい。やはり関東よりだいぶ
北だから、涼しいんだけど日差しが強い。顔に日傘を差してまどろんでる
うちに、昼花火が始まった。
昼花火というのも伝統ある花火らしく、明るいうちに上げる花火のことらしい。
当然、夜見る花火と同じように上げてはよく見えないから、煙に色を付けたり
デザインを凝らしたりして優劣を競うらしい。
なかなか興味深かったが、いつの間にか寝ていた(汗)
そしていよいよ本命の夜花火の部。
オープニングでハデなスターマインがが始まり、もう出来上がっちゃってる
おじちゃん達と一緒に大盛り上がりになった。頑張って、土手の前の方の
席を確保したので、目の前に上がる花火がけっこうな眺めだ。
いや〜いいねいいね綺麗だね〜v
その後はプログラムに沿って、演目が始まった。まず10号というサイズの、
割物と呼ばれるスタンダードな一発花火を2種類。そのあと各自が立てた
テーマにBGMを合わせてスターマインだ。
10号割物は、1発でも人目を引く見事な造りの物が多くて目を奪われた。
スターマインは、たとえば長岡の花火だとこれでもかというほど派手なのが
多いのだが、大曲のは上品でまとまっているカンジだった。美しさや技の
匠さが見せる主体であって、芸術鑑賞として見るのが正しい見方っぽい。
キャラクターを模したデザイン花火や、梅の花に見立てた花火がキレイ。
どれもこれも甲乙つけがたく面白かったけれど、和風の花火が一番目を引いた。
最近使われるようになって青色花火も目を引いたが、昔ながらのオレンジの
花火が風流でステキだった。ハルカと「和風なのが渋い、カッコいい!」と
熱弁していたし。BGMも、派手なクラシックより、吉田兄弟みたいな和風
アレンジの方がマッチしてる気がする。あとは勝手に、花火を上げてる会社の
都道府県を見て戦国武将好きとして「長野といえば上田でしょ、真田でしょ。
やっぱ長野は違うね〜」とか「群馬といえば沼田でしょ、兄上でしょ。
さすが兄上!」とか勝手な論評を繰り広げていた。だってそうやって肩入れ
して見ると面白いんだもん。我らが埼玉から出展している花火会社もあった
のだが、ここだけは唯一、デザイン性よりも単なるスターマインとしての
派手さを追及したような花火で「ダメだね埼玉…まだまだだよ」と、たぶん
この秋田県民に埋め尽くされた会場にいる数少ない埼玉県民として、ひそかに
エールを送ったりガッカリしていた。
途中に企業のスターマインが入って、それはそれで派手で楽しい内容で盛り
上がった。私はあまり花火の芸術性が理解出来ないので、派手で目立つ方が
解りやすくて楽しいのだ。
30社が競い合う中で、20組目が終わった後に大会が主催した大スターマインが
一番の目玉だった。同時に4箇所から上がった花火が途中でタイミングを
変えたりオシャレなデザイン花火を混ぜたりして圧巻だった。…が、言わせて
もらえば派手さや大きさなら長岡の10箇所同時上げの大スターマインの方が
全然圧巻で素晴らしかったけど。
でもとりあえず客の狙いはそこだったらしい。その大スターマインが終わると、
けっこう皆が帰り支度を始めるではないか。え、早くない?とは思ったが、
家路が遠い人もいるだろうから仕方ない。我々はちゃんと最後まで見ていく
つもりだ。
やがて最後の演目が終わると、会場の客の1/3は居なくなっていた。
…この段階で気付けば良かったのだが、最後の花火まで見て満足して駅に
戻ってきたら悲劇が起きた。
駅が信じられないような大混雑なのである。まさかここまで混んでるとは
思わなかった。長岡の時は、長岡で見てホテルを新潟など他の都市に移動
する場合、新幹線の指定席が付いた。だが今回、宿が秋田なのだが指定席が
付いていない。この長蛇の列を並びきって、秋田まで向かわなければならない
のだ。列は暗い中で蛇行し、簡単にロープで区切ってあるだけで人がひしめいて
いる危険な状態だった。そのうえ、誰だって早く帰りたいのに電車が30分に
1本しか来ないのだ。つまり、1本逃したら30分待ち。逃すというか、列に
並んでいるのでひたすら待つしかない。というか、増発して30分に1本って
どういうことよ!? 何が足りない?スタッフか?運転手か?車両か?馬力か?
それともJR職員のやる気か!? 朝の三田線なんて5分に1本だって不満
タラタラなのに!しかも見ていると、JRの職員が全然人を詰め込まないのだ。
都心の朝ラッシュを知っている私に言わせてもらえば、あとドア1つに対して
10人は詰め込めるくらい余裕がある。私がドア付近に居ればぐいぐい押し
込むものの、職員がホームに入れる人数を制限しているのでどうしても
近づけない。で、なかなか列は進まないし混雑していて押し合いへし合い
しているので、誰かが気分悪くなって倒れたりする。こんな対応の悪い
混雑会場見たことない!
それ以上に驚いたのは、そんな状況なのに誰も文句を言わないことだった。
…な、なんで皆怒らないの?私とハルカなんてガンガンに「なんでもっと
詰め込まないのかね?」「80回もやってる割に手順悪いよね。何が80回
なんだか」「これだから旧国鉄は…」等不満タラタラなのに。さすが東北県民は
雪国だから我慢強いよね、とか勝手に納得してみたが、混雑はいっこうに
解消されなかった。
…早めに帰った人の気持ちがよく解る。しかし最後まで見ようと思わせる
ことが出来ない会場設備もどうかと思うけど(怒)
結局、1時間近く待って11時過ぎの電車に乗り込んだ。乗ってみてやはり、
立ち位置に余裕があるのに腹を立てる。もっと詰め込めろよ!絶対、後ろで
待ってる人たち今日中に乗り込みきれないから!そのうえ、秋田の先まで
行く列車がこれが最後。これに乗れなかった秋田より北の人はどうしろっ
つーのさ(汗)
で、ここから秋田まで約1時間ほどかかる…着くのは12時過ぎだ(汗)



2006年08月24日(木) 今更土方


最近、シロクマ君の影響で銀魂の土方×沖田に
洗脳されつつある。というか、彼女が銀・土×沖の
3Pが書きたいというので、なぜか一緒になって
妥当なシチュエーションをあれこれ考えているのだ。
新選組で土沖といえば王道もいいトコだけど、
今までは別に、司馬遼太郎読んでも大河ドラマ
見ても食指が動いたことがなかった。どちらかと
いえば、幕末一デカい男・坂本竜馬ファンなのだ。
だから土沖にもイマイチときめかなかったのだが、
富樫倫太郎の「殺生石」を読んだら、それに土方が
出ていて一気にテンション盛り上がってしまった。
今までトガリンの「陰陽寮」は面白いとは思ってた
けど、モエるようなキャラはいなかった。しかし
「殺生石」の土方は淡々と自己否定するけど斜に
構えてる訳ではなく、軍人のくせに恬淡としてて
実は内面熱いモノも秘めてて口も悪いあたりが
超!カッコ良くてため息モノだった。話が函館時代
なので、あの漂う寂寥感は仲間を失った後だから
かなと勝手に推測するとまた一層、クリーミィな
泡立ちで味わい深い男に出来上がっていた。たまらん。
そもそも私はストイックな軍人に弱いのだ。
で、そのトガリンの土方を見たら一気に土方も
いじりたくなってきて、銀魂の銀・土×沖もいいなぁと
思えるようになってきた。そもそも銀時は性的に
アブノーマルだとにらんでいるので(※あくまで私見
です。勝手にそう思ってるだけ)これにサドでクールな
土方が加われば完璧☆あの腹黒い沖田が泣いて許しを
請うようなステキなタッグが組めそうで、考えるだけで
ドキドキだ。攻めるにも緩急バランスよさげv(何を)

それとは別に、新撰組関係の本でも読もうかな、と
思い始めた。今更土方フィーバーとか言って、誰か
話相手になってくれる人はいるのだろうか(汗)



2006年08月22日(火) 靴への苦情


6月末に買ったサンダルがソッコー壊れた。
6/24に買って8/2に壊れたのだから約1月。
一万円以上したにしては信じられない脆さだ。
何しろ足首で止めるストラップの金具が壊れ、
底がパカパカになってしまったのだ。
悔しいので製造会社に苦情を言うことにした。
レシートはさすがに捨ててしまったので、
現品をお店に持って行って、せめてなんで
こんなに壊れやすいのか文句を言おうと思ったのだ。
あわよくば製造業者に渡して、詫び状の一枚も
もらえれば腹の虫もちょっとは収まるだろう。
靴はいつも靴屋で買うのだが、今回は珍しくロ○トの
健康グッズ売場で買った。歩きやすさを追求した靴なので、
それなりに高いらしい。でも一月で2箇所も壊れちゃ
どう考えても欠陥品だろ。
売場のスタッフにそういう事情なので製造業者の
連絡先を教えて欲しい、と話したところ、なんだか
判らないまま待たされて「その日に販売した確認が
取れましたので返金させて頂きます」と言われた。
返金してくれるならそれに越したことはないので
礼を言って壊れた靴を渡して代金もらって帰ってきたが、
私としてはもっとどういう状況だったか、最初から
ストラップは外れやすかったし一月で壊れるなんて
ありえな〜い、みたいなこと言いたかっただけに
拍子抜けしてしまった。でも代金戻してもらえたから
いいんだけどさ。
それにしても、お金もらった後だからこっそり言えるが、
あのサンダルで舞浜鼠海王国を歩き回ったり、ダンジョン
みたいな悪路の鍾乳洞を踏破したり、花火を観るために
傾斜の激しい土手を歩いてみたり、けっこうサンダル
らしからぬ道はけっこう歩いた。靴の名前が「パーティ用」
になっていたが、そんな場に履いて行ったことはついぞ
なかった。だからと言って、一月で壊れることはないと
思うんだけどね。‥ねぇ?(^^;



2006年08月20日(日) よさこい


去年に引き続き、今年もよさこいを見に行った。
前回は仕事帰りに立ち寄って面白かったので、
今年も日差しの弱まる夕方から行って夜見て
帰って来よう計画を採用した。コンビニで食事を
買って、道路脇に座り込んで準備完了。通る団体が
道によって違うっぽかったので去年とは違う場所に
陣取った。他にも沢山の人が座ってスタンバイしている。
やがてよさこいの列がやってきた。去年と大きく
違うのは、各団体ごとにデコレしたドラックが
BGMを鳴らしていることだ。…暴走族っぽいし。
去年見た場所では、おばちゃん達のほのぼのサークル
とか目立っていたのだが、今回見た場所では本格派
っぽい若手のイキのいい踊りが目立った。男も女も
たいがいカブいたカッコして、それが様になってるから
またカッコいい。しばらく見惚れる私。
バネのように躍動する筋肉、久しぶりにまじまじ
見たら感動してしまった。やっぱカッコいいなぁv



2006年08月19日(土) 若冲


会期が来週までと迫った「若冲と江戸絵画展」を
見に行ってきた。もうずっと行きたくて機会を
うかがっていたのだが、江戸モノに関してはいつも
付き合ってくれる友達が忙しくてなかなか折り合いが
付かなくて、他の連れを探しているうちにすっかり
遅くなってしまったのだ。だってさ「江戸絵画見に
行かない?」なんて、なかなかどうして普通の
友達には切り出しにくい。
でもいつまでもモジモジしているわけにはいかない。
思い切って言ってみたら、一人は「前にも行ったんだけど、
展示物が代わってるみたいだからもう一回行きたいと
思ってたんだ」と言ってくれたしもう一人も快諾して
くれて、3人で行ってきた。いや〜言ってみるもんだなv
絶対混雑してるだろうからと朝イチで向かった。
私はゆうべ、西川君のコンサートに行っているので
けっこうへろへろだったが頑張って出てきた。
若冲のためならエンヤコラ、だ。
でも、9時半オープンのその時刻に行ったら既に
長蛇の列だった。うはー…皆考えることは同じだな(汗)
でも中に入ったらそれなりに混雑も解消され、ちょっと
待てばちゃんと最前列でゆっくり見られたので幸せだった。

やっぱ若冲って天才よね!?

ナマで間近で見たらいっそう感動してしまった。
若冲といえば鶏が有名だが、私は特に鶴が好き。
顔つき怖いのに愛嬌があるし、単純な線に見えて
この上なく写実的。誰にも真似できない略線を
使っていて秀逸なのだ。数学的にはまっすぐ
じゃないのに、ピンと一本まっすぐに伸びている
ように見える脚もタダモノじゃない。デザインも、
今でも充分通じるほど奇抜で洗練されててカッコいい。
ぐはぁ…若冲大好きだ(><)
他の江戸絵画のコーナーでは、日本画は光の加減に
よって見え方が違うというので照明が明るくなったり
暗くなったりするのを見られるようになっていた。
最近の展示は凝ってておしゃれだ。

さぁ、大好きな若冲も間近で見られたし、
久しぶりにモエモエしてきたぞぅ〜v



2006年08月18日(金) ライブ


T.M.Revolution のコンサートに行って来た。
前日チケットショップで原価割しているのを購入してきたのだ。
この金土とやることになった追加公演は、当然だが金曜の方が
空いてるだろうと思った読みが正しかったという訳だ。後ろの
方の席なら半額以下だった。
また例によって、仕事が終わってから武道館まで走った。
九段下の坂を上がって行く途中、何人も「チケット譲ります」
と書いたカードを持った子とチケット持て余し気味のダフ屋を
見つけて首をひねる。…けっこう余ってるんだな。
さて私の買ったチケットは2階のサイド。コンサートも初めての
エセファンなので、1階アリーナとかじゃなくてむしろ良かった
くらいだ。会場は始まる前から「ターボー」コールの渦で
スゴイ熱気だった。皆、気合い入ってるなぁ。
洋風の物語調で始まったコンサートは、なかなか本人が出て
こないので皆固唾を飲んで見守ってる風だった。かくゆう私も
初めて見るのでけっこう緊張気味。あまりノリのいい
コンサート来たこと無いので、どういう展開になるのか全く
想像つかないのだ。やがて一曲目のイントロが流れ始め、
もう何が何だか解らないが大盛り上がりの中、奈落から
いきなり西川君が飛び出してきた。つんざく悲鳴。
既に随分熱気で暑いのに、ドラキュラをイメージしたらしく
ゴシックな貴族風のカッコした西川君は見るからに
暑そうだった。それでも元気一杯に歌っている。それ以上に
ノリノリのファン達。私は開始早々に引き気味になってしまった。
…く、首ムチウチにならないのかな(心配)
コンサート自体は、生で聞いてみたいなと思っていた曲は
最初の5曲であらかた済んで満足してしまった。ノリきれて
ないと周囲のファンに体育館裏とか呼び出されるんだろうかと
ドキドキしていたが、私の隣の子の方が冷静に見ていたくらい
なのでむしろホっとした。イヤ、大多数はすんごいノリノリ
だったんだけどね。曲ごとに決まっている振り付けとか
完璧だし、けっこうマイクも向けて来るんだけどそれも皆で
大合唱してるし。あと、よく聞き取れないんだけど
「○○トーキョー!」と言っているのにも大歓声が上がって
いた。最後まで、何度聞いても解らなかったけど(汗)
途中で伴奏のために出てきた菅野ようこもすんごいカッコしてた
けど、西川君も衣装替えしたらまたすんごいカッコだった。
ある意味二人は張り合っていた。
だって金太郎みたいな前掛けだけで背中丸出し、白い短パン、
白いブーツ、白タイツの間からのぞく生太もも。すごい色気だ。
やっぱ男も女も見られると色気が出るよねーなんか歓声受けて
酔いしれてるもの。もちろん全面から吹き付けてくる風だって
付いている。今週はマックス疲れているので、後半ほとんど
座って大人しく眺めていたが、冷静に見るとそれはそれなりに
面白かった。観客込みで面白い、というべきか。
ラストのアンコールでのトークはなかなか面白かった。
やっぱ芸能人たるもの、話も面白くないとね。
そのへんは好感度アップだ。
しかしトークの中で何度も「こんな小さい会場久しぶりだ」
とか「会場に入れなかった奴に申し訳ない」とか繰り返して
いたが、入る前に見たチケットの余りを想像するに、彼が
思うほどチケットに余裕がなかったようには見えなかったが
…誰か教えてやんなよ(汗)
いやーそれにしても、色々凄かった(特に色気が)



2006年08月15日(火) 4日目


連日の飲み会もついに4日目。その間毎日出勤してるので
けっこうへろへろである。そして今日がいよいよ最終日。
仕事の話込みで友人と夕食を食べた。最初はランチに
しようと言っていたのだが、私が今晩は晩御飯を食べて
帰ったほうが都合がいいので、お付き合いしてもらった
という訳だ。彼女とも随分ご無沙汰だったので、
2年前から渡してないキティやキティやキティの
ストラップをここぞとばかりに渡した。
彼女のキティ集めも随分年季が入っているので何を
持ってないんだか解らないため、毎回かなりマニアック
狙いだ。もはや可愛さというより意外さ狙い。
その中でも北海道で見つけた「クラークキティ」は、
普通なんだろうけどシンプルで意表をついてて可愛いと
思ったので私のイチオシだったのだが、気に入って
もらえてよかったv
彼女とは、私の国内最終聖地・能登半島と四国へ行く
野望が合致しているため、綿密な計画を練るのに
余念がない。でもなかなか行けないんだけどねー。
先日も、実は今週末に行こうなんて話をしてたんだけど
向こうの都合が付かなくて行けなかったし。どうしても
1泊2日で行ける距離ではないので調整が難しい。
もう行きたいと騒ぎ出して何年になるんだか忘れたが、
私の四国行きと能登半島行きがいまだに実現しないのには
何モノかの意思が働きかけてる気がする(><;)



2006年08月14日(月) 3日目


会社的には今日から仕事だったが、一足先に仕事を
始めていたので今日もそれほど忙しくはなかった。
で、早めに帰ってきて晩御飯を食べに外に出かけた。
お盆で一時帰省している友達と会うためだ。
正月以来だろうか。保育園時代からの友達で、旅行にも
たびたび一緒に行っていた仲だったのだが、彼女が
引っ越してからはとんとご無沙汰だった。だから
会えなかった間に渡せなくて溜まったお土産がある。
もう一人の友達に持っててもらった、2月と6月に
伊豆に行った時のお土産を渡した。ついでに3月の
グアムと先週の北海道の分も。スッキリだ(笑)
ところで彼女もいよいよ結婚する。
結婚するとあちらの家庭に入るからいろいろ制約が
出来て大変だと言っていた。えらいなぁ。
11月に親類だけで挙式を挙げると言っていたが、
是非2次会をやってくれと懸命に伝えておいた。
むしろ私が企画してもいい。
それくらいの恩義は受けてるしね。
で、あれこれ案を出してるうちにすっかり遅くなって
しまったが、個人的に3日目といっても今週はまだ
始まったばかりだ。先は長いなぁ…(涙)



2006年08月13日(日) 2日目


今日も仕事で朝早い電車に乗って行った。
読んでいた本が面白かったので夢中になって
読んでいて全く気付かなかったのだが、
斜め前に座っていたおばちゃんがいきなり
「あーーーーーーーーーっ!!!」と
奇妙な叫び声を上げてケイレンし始めた。
最初は変わった人かと思って、じろじろ見るのも
失礼かと顔も上げなかったのだが、次第に周囲が
ざわめき始めたのでつい顔を上げて見てしまった。
限界に見開かれた両眼から目が飛び出しそうに
なっていて、虚空を凝視している。それに斜めに
傾いたままケイレンしてこわばった体。
本気でヤバイ、と思った。
さすがにそんな状況では周囲の人もヤバイと思ったの
だろう。誰かが「緊急ボタン押して!」と言うと
ボタンの近くに立っていたサラリーマンがボタンを
押した。途端に車内にアラームが鳴り響いて電車が
急停車する。おばちゃんの周囲に座っていた人たちが
介抱にかかった。寝かそうとしても、おばちゃんは
硬直したようになかなか動かない。サスペンスドラマの
劇薬を飲んだシーンみたいだ。ヤバい。
近くにいた若い女の子達が「お医者さん居ませんか?」と
聞きながら隣の車両まで走って行った。えらいなぁと
感動しつつ、おばちゃんの状況を眺める。私も何か
手伝えないかと立ってみたが、ちょっと距離が離れて
いてどうにも手が出せない。そのうち、医者を探しに
行った女の子と一緒に「看護婦です」と言いながら
これまた若い女の子がやっていた。最近の女性は
頼もしいなぁ。同じく車掌もやってきたが、
おばちゃんの状態を見て看護婦さんが相手してるのを
見ると、何か話してまた最後尾に戻って行った。
傍目にはおばちゃんも、最初の異常に比べればだいぶ
落ち着いてきたように見える。やがてアナウンスが流れて
電車が再び動き出した。電車が急行なので、本来なら
停まらないはずの隣の駅で停まっておばちゃんを
下ろしにかかった。駅で待ち構えていた駅員がタンカを
持って入り込んで来る。おばちゃんはタンカに乗せられ
駅で下ろされたが、ホームで座り込んでいた時点では
もう随分とまともな顔つきになっていた。むしろ
狐につままれたような顔だった。その頃には私も随分
余裕が出来ていて、デスノート感覚で死神でも
見ちゃったかな?とか思った。だって虚空凝視してたし。
それにしてもビックリした〜、というか血の気が引いた。

そして今晩も飲み会だった。
昨日も会ったシロクマ君と、長崎から引っ越してきた
蒼ちゃんの二人だ。今日も仕事だった私にために、
二人が私が行き易い場所まで来てくれた。ありがたや。
ちょうど8月が誕生日だったのでダメ元で話してみると、
タダでデザートをプレゼントしてくれてラッキーだった。
言ってみるものである。ところで今日もヲタクに遭遇した。
まずエレベータの中であからさまなのを目撃。だって
ビッグサイト帰りのバッグ持ってるしリュック背負ってるし
首にタオルぶら下げてるし。そして食事中にもいた。
普通の会話をしていたら、背後から「へたれが…」という
一音が聞こえてきて思わずシロクマ君と顔を見合わせた。
その後、どうしても「都筑が…」という単語が聞こえて
耳をそば立たせたのだが、やっぱりよく解らなかった。
残念無念…たぶん違うだろうけど(笑)
さて明日からは普通に仕事だ。



2006年08月12日(土) 1日目


北海道から帰って中1日。
一足先に今日から仕事である。
が、元が休日なので仕事自体は楽なものだった。
普段よりはかどったくらいだ。だが帰りは思ったより
遅くなってしまった。レジ閉めした後、会計が
合わなくてしまったのだ。原因はたぶん私なんだけど、
何も手が出せなかったので先に帰ってきてしまった。
本当は後味悪いことはしたくないんだけど仕方ない。
夕方から飲みの約束があったのだ。
今回のメンツは、イベントで東京に来ていた
シロクマ君、ひろなり氏、美早ちゃんだ。
皆、私が仕事で早く出られないのを知って職場の
近くの飲み屋でいいと言ってくれた親切な人である。
ありがたや。WEBで調べて初めて行った飲み屋
だったが、なかなか美味しかった。話も、いつまで
経ってもくだらない話で盛り上がって面白かった。
もういい加減密を話題にしなくても充分ネタはある(酷)
ひろなり氏には1年間借りっぱなしだった
「グランゾート」のOVAのビデオを返した。
1年も借りてて昨日慌てて全部見たのだが、
久しぶりに見たらけっこう面白くてモエてしまった。
火・水・風で3人組かぁ…レイアースはグランゾートの
パクリだったんかな(笑)それより何よりマシンを
召還する魔方陣を描くのにコマ投げてるのを見て感動した。
コマで魔方陣描いてる!それでも様になってるところが
スゴい。なんかカッコいい。今見てもコマでカッコ良く
見えるって、小学生時代アレを真面目に見ていた自分が
笑えないわ。グランゾートと言えば、本編かと疑うような
ものすごくクオリティの高い同人誌を読んだことが
あるので、それと原作が記憶の中で入り混じってて、
アニメの大地とラビが意外に幼いのに驚いてしまった。
目線がほとんど腐女子モードだ。
やがて、そろそろ帰るという頃になってヲタク男の団体が
入ってきた。皆、聞き耳を立ててその団体のヲタク内容を
うかがったのだが、結局よく解らなかった。
同属羞恥というか、向こうの正体が解ってもこっちの
正体がバレるのは恥ずかしいのでそそくさと帰ってきて
しまった。もういい時間だったしね。
さて、私は明日も出勤だ。



2006年08月10日(木) 最果紀行・4


朝起きたら、一足先に起きていた母が、私が仕込んだ数々のトラップを解
除していた。まぁセットしっぱなしじゃ邪魔だからね。
昼食会場から帰って来ると、既に同じツアーの老夫婦がチェックアウト
しようとしていた。ヤバい、かなり出遅れている!?
案の定、バスに乗り込むと一番最後だった。い〜じゃん別に、集合時間
1分前だよ。さて旅もいよいよ最終日。そしてバスガイドのばおちゃんの
舌鋒もますますなめらかになっていた。この4日間、ホントよくもまぁ
喋り通してくれたものだ。そのクセ観光地で質問しかけてもツッケンドンで
愛想が無い。給料が、マイク越しに喋った言葉数で歩合制にでもなってんのかね。
ところで本日は美瑛、富良野を観光して新千歳空港に向かう。
まずは美瑛にやってきた。なつかし〜な〜学生時代の旅行ぶりだ。田舎暮しで
○○の木とか言われても全く感動しなかったんだけど、今回もやはり特に
感慨は無かった。別に普通の木じゃねぇ?でもどこまでも続く畑は圧巻だった。
某写真家のギャラリーで写真を見る。綺麗…なんだけどリレー小説で写真家を
すっかり変態にしてしまったのでどうもいいイメージが湧かない。写真だけで
食べて行こうと思う心意気が既に気に入らないのかも(汗)
その後は自営でお花を作っている農場の花畑へ。ずっと連なっている花って
迫力あって綺麗だ。特にこないだひまわり畑を見てからひまわり好きになった
ので、背の低いひまわりが延々連なっているのを一生懸命激写した。
…ヤバい、変質者になってしまう(超失礼)
美瑛の後は富良野に向かった。ここではかの有名な富田ファームへ。私が
いよいよ昨日痛めた足が痛くて、日差しも強くてラベンダーも特に興味が
なくて散策する気がさらさらなかったため、母とラベンダーシュークリーム
食べてラベンダーラムネ飲んでまったりしていた。ここで1時間以上過ごせと
言われても他にすることがないよ。
次はようやくランチ。食事するホテルまでやってきて驚いた。なんと学生
時代に北海道旅行した時泊まった富良野のホテルの2件先だったのだ。うわ
すごい奇遇!あの時は地理感覚が関東人の2倍以上あるどさんこに騙されて
「徒歩10分で着きますよ」と言われたのに歩き出したら1時間かかっちゃって
ものすごい苦労したのだ。ニングルテラスという、木彫りグッズを売ってる
可愛い森の小屋調の世界へ行きたいがために荷物かついで1時間。着いた時
にはすっかり暗くなったニングルテラス見てあの世にでも来た気分だった。
しかもラストの登り坂は「もう捨て照ってくれていいよ。帰りに拾ってくれれば
いいから」と本気で思ったほどの苦行だった。途中で休みながら訳も解らず
笑い出してしまったくらい疲れていたのだ。人間、疲れ過ぎるとハイになる
のがよく判った一件でもあった。あの時の苦労はが今でも語りぐさになって
いて、仲間内では「ニングルテラスの悪夢」と言われている。
…と、いつまで経っても忘れられない新鮮な思い出のニングルテラスにも
近い富良野のホテル…懐かしいなぁ。
食事は普通にフランス料理のコースだった。なぜやねん。そして、肉はいいが
味つけがイマイチだった。素材の良さでカバーしきれてない味ってどうよ。
ところで今更だが、隣の席の夫婦と話した。おばさんの方とはおとといの
晩にも風呂上がりについ喋ってしまったが、この旅行2回目の会話だ。
おとといは「お母さんと旅行?いいわね〜」とか言われていた。今回は、
なぜか向こうから「先週は静岡の大きな花火大会に行って、すぐ北海道でしょ?
帰ったら今度は墓参りで東北行かなきゃで忙しいんですよ」などと聞かれも
しないのに自慢し始めるものだからうちの毒舌母が負けてはいない。
「あら、うちも先週は長岡の花火を見に行きましたよ。日本一っていうだけ
あって凄かったですよ〜」とか言うではないか。私は愛想笑いしてごまかしたが、
先週花火行って今週は3泊4日で北海道だというのがバレてしまった。
…絶対ニートだと思われてるな私(汗)
昼食の後は少し自由時間があったので、思い出のホテルを見に行った。
別に行ったら何という訳でもないんだけど、とりあえずケータイで撮って
皆に写メしといた。露天風呂付とか言って、せいぜい20センチの隙間から
外が見えるだけのなんちゃって露天風呂で私が入った中でもピカイチの誇張
ぶりだったくせに、いまだに堂々と露天風呂看板出てるよ、あつかましいな。
でも富良野は快晴で空が高くて見晴らしよくてとても気持ちよかった。
最後の食事も終わったところで、いよいよ全ての観光も終わって空港へ
向かう。そのバスの中でちょっとした催しがあった。6組の中から4組に
粗品をプレゼントしてくれるというのだ。さすが金かけてるだけあって
色々してくれる。言い忘れてたがバスの中ではジュースも配ってくれるし
おてふきもくれる。さすがというか、愛想はないが親切ではあるのだ。
で、今回の粗品もフルっている。2組には全国の特産品をプレゼント、
他2組には旅行会社特製の粗品を。ルールは簡単で、添乗員とじゃんけん
して買った人がくじを引いて粗品を選ぶ方式だ。私は母に任せた。だって
私がハズして恨まれたくないから。母は順調にじゃんけんに勝って粗品を
手に入れる権利を手に入れた。この時点で母の頭の中ではもう、メロンを
もらうつもりになっていたらしいが、そんなに甘くはなかった。クジには
「幸運の蹄鉄」と書いてあったのだ。何使うんだよそんなもん…!
とりあえず使用方法としては、玄関に飾ると魔除けに、車のフロントに置くと
交通安全に、枕元に置いて寝るといい夢が見られるそうだ。…置いてみよう
かな。しかし荷物だ(汗)
途中のドライブインでは最後の間食としてもろこしを食べた。初日から
ずっとハマナスとか熊笹とか昆布とか変わったアイスばかり食べていて、
もういい加減変り種アイスにも飽きていたのだ。もろこしウマかったv
道中小ハプニングもありつつ、バスは一路空港へ。途中ちょっと遅れたが
なんとか空港へ着いた後は、あっけなく皆とお別れした。初日からずっと
気になったいた高校生の少年と父親のグループは、息子が初日より随分
明るくなっていた。父親が「あいつはしょうもない奴なんですよ」と言って
いたから母と「登校拒否かしら」とか疑っていたのだが、大自然に触れて
すっかり元気になったらしい。最後の方は積極的に父と写真撮りたがって
たし。いやぁ良かった良かった。旅も総じてなかなか楽しかった。北って
やっぱ寂しくて清々しいのがたまらなくイイv



2006年08月09日(水) 最果紀行・3


今朝は前二日ほど早起きせずに済んだが、代わりに暑かった。
こんな果ての果てまで来て暑いのもおかしいと思うのだが、今年は珍しく、
ここ数日間だけ猛暑らしい。別に涼を取るために来た訳ではないけどバッド
タイミングもいいところだ。
北海道は寒さ対策は万全でも、暑いのは想定外らしくてエアコンがないらしい。
扇風機しかないもわ〜っとした部屋で目覚めたが、まぁアンチ冷房派の私の
部屋よりは快適だからヨシとしよう。
朝食の後チェックアウトしたのだが、まだ時間があったのでちょっと散策に
出てみた。昨日屋上から見た時見かけたコンビ二に行きたかったのだ。
もちろん最北端のコンビニ。最北端と言ってもしっかり深夜を営業していた
から、近所のなんちゃってコンビニよりはよほどコンビニらしいところが
ニクイ営業方法だ。変わった間取りの店内を一周してみたが、生活用品まで
売っててけっこう品数豊富だった。
さてそろそろバスに戻るかと来た道以外を歩いていると、目前に猫発見。
最北端の野良猫!声かけてみたが、近所で見かけるよりはるかに人慣れして
ないらしくてソッコー逃げられた。…至近距離で撮りたかったのに(涙)
ホテルを出るとフェリーターミナル到着。朝イチの船で稚内まで戻るのだ。
帰りも特に、ほとんど寝てたからなんて事は無い2時間だった。皆普通に
寝てるし。今は全然空いているが、6〜7月のベストシーズンは客がぎっちり
詰め込まれて寝ている騒ぎではないらしい。…皆、よく来るなぁ。
10時過ぎに無事稚内に到着した。再びバスに乗り込んで見晴しのいい高台に
行く。氷雪の門とかタロージローの像とか、あれこれとオブジェがあるんだけど
私が一番目を引いたのは、遊具然として公園に置いてある本物のメリー
ゴーランドの木馬だった。うわ、あれ乗りたい(笑)
その後は物産センターへ。最果ての駅「稚内駅」で線路の終点を写真に
収め、特に欲しい物もない土産物屋を物色。じゃがタコが美味しかったv
さてまだ今日の度は続く。再びバスに揺られてやや東、宗谷岬へ向かった。
宗谷岬に来た時には天気も良くて空も晴れて海の青も鮮やか、ベスト
ロケーションだ。昔「みんなのうた」で聞いた「宗谷の岬」が延々リピート
されている中を散策して気分爽快だった。海が広いなぁ…あ、ここにも
「最北端の土産物屋」がある。礼文島でも見たな、こちらは本島最北端か?
宗谷岬の後は延々海岸線を時計周りに東へ向かい、昼食場所の猿払村に
向かった。いいなぁ、この辺の海は人の気配がまるでなくて楽しい。
猿払村はホタテで有名で、ランチも嫌というほどホタテ尽くしだった。
焼き物、煮物、揚げ物、佃煮、生、炊き込みご飯…と、ここまでされると
逆にクドイとは思わないのだろうか。
食事の後は当然、土産物を物色。ホタテで有名なんだからホタテを売ってる
のは当たり前なのだが、すごい物を見つけた。中身は冷凍ホタテ(貝柱)
なのだが、その名も「巽の玉冷」
なんなんですかその卑猥な名前は!? 巽って人名!? ホタテじゃないんですか!?
北もここまで来るとホタテのこと「玉」呼ばわりですか!? …等、
一瞬で色々盛り上がってしまった。うわ〜名前だけ見るとマズそう(失礼)
それよりもドライブインの向こうに真っ青な海が広がっているのが気になって
見に行った。綺麗だ〜v それに道路が!広くて延々まっすぐでほとんど車が
通らない。道路マニアじゃなくてもたまんないわ。
猿払を後にすると、バスは旭川に向かって南下を始めた。今日のお宿は旭川
なのだ。広いバスをゆったり使っているので、私は最後尾の5人掛けを陣取って
まったりさせてもらった。寝ているうちに旭川到着。
今朝までの物悲しさ加減に比べればものすごい大都会ぶりだ。
ホテルにチェックインした後は、今晩は自由行動だった。事前に母と決めて
いた旭川ラーメンを食べに行こうということで、フロントでラーメンマップを
もらって食べに行った。る○ぶに掲載されていたラーメン屋に行ってみる。
旭川ラーメンといえば醤油ベースなので、スタンダードな醤油ラーメンを
食べてみた。
…醤油ベースにしてはうまいけど、だんだん飽きて来るなぁ。ホントに途中で
飽きたので、そこで食べるの止めて腹に余裕があるうちにもう一件行くことに
した。交差点の向かいにある、こちらは東京のも支店がある有名ラーメン店だ。
運良く「ミニラーメン」という小サイズがあったのでそれを注文。食べ比べて
みたが、正直どっちもイマイチだった。さっきの店は味が単調で、この店は
麺が固くてスープと馴染んでない。
がっかりして帰って来る途中で、先に帰ってもらっていたはずの母がぶらぶら
していたのと合流した。北海道第二の都市と言われているが旭川、8時でも
けっこう暗くて寂しい。辻では、縁日でもないのに焼もろこし売りの
おばちゃんが居た。旭川ではもろこしを食べ歩くのが普通なのか。
ホテルに戻ると、中のレストランでケーキセットを食べた。だってせっかく
北海道まで見たのに乳製品をほとんど食べてないんだもの!ってことで
フロマージュとコーヒーのセット。…残念ながらイマイチでした(涙)
部屋に帰ってひと休みし、部屋のシャワーではつまらないので地下のスパへ。
ここでうっかり足の薬指を打ち付けてしまった。薬指だけかよ!しかも
かなり痛い(涙)スタッフに湿布下さいと頼んだら「馬鹿じゃないの?」と
鼻で笑った母に比べて随分心配してジュースまでサービスしてくれた。
…巻いてくれた湿布は全然冷たくなかったんだけどね。
部屋に帰ってまったりひと休み。なにげにテレビを付けたら、関東より一時間
遅れでトリビアを放送していて折よく見られた。ラッキーだ。あとなぜか
「鋼の錬金術師の魅力に迫る」みたいなトークショーをやってて思わず見て
しまう。…アレだね、人気作品でも語っちゃうと途端にちゃちくなるね(汗)
後は寝るだけなんだけど、思わず厳重に鍵をかけてトラップまで作ってしまった。
だってさっきエレベータに相乗りしていた韓国人らしいおっさん、犯罪者
じゃなかろうかというくらい嫌な目つきでこちらを見ていたのだ。
…これだから外人は何考えてるのか判らなくて恐い怖い。



2006年08月08日(火) 最果紀行・2


昨日だってかなり早起きして出てきたのに、今日も早起きして朝食会場へ。
ねぼけまなこでご飯を食べていたところ、女将さんから昨日の味噌汁に
入っていた小貝で作ったキーホルダーを頂いた。細かいところまでホント
よく気がつく親切な宿だ。
で、その宿も7時前に出発してフェリー乗り場へ。これからいよいよ日本
最果ての地、礼文島と利尻島へ行くのだ。稚内フェリー乗り場は、こんな
朝っぱらだというのにけっこうな人が居た。とりあえず団体客は私達だけ
だったが、皆こんな果てから更に果てまで何の用だが朝っぱらから。
2時間の船旅はもっぱら寝て過ごした。だって船って一度乗っちゃうと
暇じゃん?礼文島に無事到着したら、早起きしたから当然なんだけどまだ
10時前だった。早っ!
カーフェリーだったのでそのまま今日も同じバスに乗って島内観光へ。
道路がほぼ海岸に沿って作られているので、島の形に沿ってどんどん北上
していった。最北端の島を北上していくのだがもちろん文字通り最北端だ。
そしてやってきましたスコトン岬。ハンパじゃない果て加減だ、よく来た
もんだよ全く。軽く絶壁になっていたので濃い霧の中、ウハウハ言いながら
写真を取りまくった。もっと晴れてればサハリンとか見えるらしい。
…見たいなぁ。写真撮った後は「最北端のお土産物屋」で土産を買い、
「最北端のトイレ」で手を洗う。もうなんでも場所が場所だけに付加価値が
付いてありがたく見えるわ。元来た道を戻り、今度は南下して奇岩を見に。
桃岩、というおわん型の岩が見えるらしいのだが、やっぱりあいにく曇って
いたので肝心の頭がよく見えなかった。猫岩は、猫背気味の丸み加減が
なんとなく猫っぽくて解ったけど。その後で昼食休憩に入った。小さな島
なのに随分と小奇麗で立派なホテルで、本来なら豪勢にウニ丼になるはず
だったが、私はウニが食べられないのでホッケ焼定食になった。…冷めてる(涙)
何分小さな島なので、海と岬と岩を見たらすることも尽きるというもの。
食後は再びフェリーに乗って、もう一つの島、利尻島に向かった。
礼文島にはないが、利尻島には「利尻富士」という、なかなか大きな山が
ある。というか、丸い島の真ん中に山があって山を中心とした島なのだ。
礼文島からずっと霧っぽくて、あいにく山がよく見えなかったのが残念だ。
あと利尻島には沼がいくつかある。今回は岬だけじゃなく、沼も探索した。
姫沼とオトダマリ沼。…こう、黙々と沼の周りを歩くだけなんだけどね。
ベストシーズンが6〜7月で、その頃は色とりどり沢山の花が咲くらしい。
残念ながら今はほとんど花が咲いてなくて、しかも霧で、人もあまり居なくて
昨日に引き続き寂しいカンジだった。ここでも海岸沿いの道を走りつつ岬を見、
奇岩を見、現地人にははなはだ失礼ながら獲ってきた魚をさばいているのを
興味深げに観察させてもらい、5時過ぎにホテルに到着した。さっきの岬で
案内板見たけど、こっからサハリンが108キロで東京が1045キロだって。
あはは、遠くまで来たもんだなぁ…(−−;
ところで礼文島になくて利尻島にあるものがもう一つ、温泉だ。ホテルには
温泉が付いているらしい。やったね〜最北端の温泉だ〜v オプションで
夕食が付いていて、それまでまだ時間があるので母と二人で外に探索に
出て見ることにした。さすが最北端のホテル、アジサイが満開だ。しかも皆
真っ青。このへん酸性なのかぁ。道がもう、なんとも言えない寂しさ満開の
広い道だった。まばらに建ってる家にも人の気配がまるでない。テンション
落ちまくった時に見る夢みたいだ。ホテルの人に案内された民芸店へ行って
みたのだが、園芸店の間違いなうえ、人が入るのをはばかるような寂しい
カンジだったので、そのまま帰ってきた。が、まっすぐ帰るのもシャク
なので帰り道にあった公園に行ってみた。本当はそこに人が居たからで、
どこか見る場所があるか聞こうかと思ったのだが、思いの他シーソーが
楽しくてこれ以上動く気が無くなってしまった。うちの近所にある公園より
よっぽど遊具の設備が整ってるわ。滑り台も面白かった。しばらく母と、
見るとはなしにキャッチボールしてる小学生を眺めながらぼんやりして
いたらふいに町内放送がかかった。「○○町の○○さんが○日に亡くなりました」
…え、こういうのって町内放送で流すっけ?と思っている間に、その方の
告別式の日取りや喪主の名前、果ては連絡先まで伝え始めるではないか。
スゴイ、町内全て知り合いだよ!…そういやさっきバスの中で、利尻島も
礼文島も島内には信号が1つしかなくて、その1つも子供が信号の使い方が
解らなくて困らないように、勉強のために設置しただけで特に島には必要の
ないものだって言ってたからな…ホントに筋金入りの田舎だ。
カルチャーショックを受けてる間に、目の前にキャッチボールしてた球が
転がってきた。男の子がお決まりの「すいませ〜ん」と言うので投げてやる。
…うわ〜島民(しかも小学生)に声かけられちゃったよ!かなり感動。
ホテルに戻るといい時間になっていたので、そのまま食事会場へ。2日目に
してもう飽きてきていたのだが、今日も魚介類満載の懐石料理だった。
でも昨日に比べると工夫は無くてごくごく普通。というか古かった。
デザートが解凍しきれてないショートケーキ…出さない方がマシだな。
ケーキはともかく魚介はもちろん素材がいいので美味しい。でもカニとか
その辺で食べるより全然おいしいんだけど、こう毎日だと飽きて来る。
とりあえず頑張って完食し、部屋へ帰って一休みした後風呂へ入りに行った。
宿泊客が少ないので、母としばらく露天風呂二人締めしてまったりした。
見ると「最北端の露天風呂」の立て札が立っている。確かに(笑)
風呂を出た後、もう寝るだけなんだけど母と屋上に上ってみた。屋上に
気軽に登れるホテルというのもまた珍しい(笑)夜になったら霧が晴れて
いて月が明るくて利尻富士が見えて素敵だった。当たり前だけど海は暗くて
なんだか解らなかったんだけど、しみじみと「最果て来たなぁ」と言った
カンジで気持ち良かった。やはり北だからか、風も涼しくて気持ちいいし。
…ホント、よく来たなぁ。



2006年08月07日(月) 最果紀行・1


突然だが今日から北海道に行って来る。しかも母と。土曜からお盆休みに
入ったのだが、この期間を利用して旅行に行くには母くらいしか都合のいい
人が居なかったからだ。久しぶりに母と二人旅というのも面白いし、それに
第一これから行く北海道・最北端ツアーはおっそろしく高額なプランなのだ。
とてもじゃないが自腹だったら行く気にはならない。
ってことで母に大きく負担させた北海道ツアー、今回はなんと最果ての地、
稚内から更に船で利尻島・礼文島まで行く。まさに日本最北端ツアーだ。
朝、始発の電車に乗って羽田空港へ。幸い、お盆休みに入ってる会社も多い
のか都内もそれほど混雑して居なかった。とりあえず無事に羽田へ着き、
荷物を預けて機内へ。羽田が超過密スケジュールで動いてる大混雑空港だと
いうのは知っていたが、理由もなく1時間も遅らされた。飛行機って怖(涙)
とりあえず大幅に遅れて新千歳空港到着。搭乗券には札幌って書いてある
けど札幌と千歳ってかなり離れてるんじゃ…?空港に降りると添乗員さんが
待っててくれて、皆で無事合流した。なんとこのツアー、各地から参加者が
集まってるらしくて、一番乗りした人は名古屋の人で羽田組が到着するまでに
一時間待たされたらしい…ホントすみませんね(汗)
そこから大型バスに乗り、一路稚内へ向かった。普通のバスより前後の幅が
広めに作られているゆったりバスだが、何しろメンツが6組12名しか居ない
ので左右に一人ずつのんびり座った。私も早速、隣に座ろうとする母を
向こう側へ追いやった。一人でのんびり座ってくれ。
私はあまりツアー旅行に参加したことないのでなかなか仕組みが理解でき
なかったのだが、ツアーには旅行会社の添乗員とバス付の添乗員の二人が
居るらしい。旅行会社の添乗員は若いお兄さんで、バス付は当然のように
ハスキーボイスのおばちゃんだった。お兄さんが簡単に説明した後、
揺られるバスの中でおばちゃんが延々喋り続けた。ええ、もう昼食場所に
着くまでの2時間半、延々と。そんな喋らなきゃならない決まりでもあるのか?
食事処のドライブインに到着。今日のお昼はカニ御膳だった。…まぁ、
ドライブインの食事にしてはおいしい方だ。お昼を食べた後、お土産を物色。
姪達にキティのストラップを見ていたのだが、なんと北海道限定が10種類
以上あって迷う。…恐ろしいな猫の分際で(汗)
再びバスに乗り込んで一路稚内へ。バスは千歳から日本海側へ出て、海沿いに
北上していく。海というのがまた、色褪せてて誰も居なくて寂しいカンジ。
うん、こういうの大好きだけどずっと見てるとさすがに気が滅入るかも。
さてだいぶ北上してきたところで「鰊番屋」という所で降りて観光した。
昔、この辺りでニシンが大漁に取れて仕方なかった頃、この辺りでニシン漁を
営んでいた旧家の中を見せている施設だ。狭い土間に200人寝かせたり、同じ
敷地の中にある主家族の贅を凝らした部屋との対比が昔の上下関係を思わせて
なかなか興味深かった。その鰊小屋を見終わった後、目の前に海が広がって
いたのでそれを撮りに走って行った。道が広くて滅多に車が通らなくてホント
寂しさ万倍。いいカンジだ。
その後再びバスに揺られて、薄暗い中をなんだか解らない原生地に到着。
とにかく国指定の保護地になってるらしく、見渡す限りの大平原が湿地で
植物の原生地になってて、もう夕方だし霧がかってて霧雨も降ってて
寂しいことこの上ない。でもさすが北海道。敷地が広すぎて、そこだけは
度肝抜かれて感動した。さすが何でもスケールが多い。寂しい原生地の
売店では「樹液100%」という面白い水を見つけて買って飲んでみた。
白樺樹液100%だって。水っぽいけどほんのり甘い不思議な味だ。
さてまだ旅は続く。途中の草原でシカを見つけて騒いでみたのもちょっとの
間で、バスはひたすら単調な道を進んで行く。そしてようやくちょっと
開けた土地に入ってホテルに着いたのは6時近くだった。本日のお宿は
小さなホテルだったが、よく手入れされてて女性が好きそうな可愛らしい
ホテルだった。まず中に入って靴を入れ、くつろいでもらうためにスリッパも
用意してないと言われてちょっと引きかけたが、代わりに足袋が用意して
あってなかなか面白かった。部屋も小洒落た可愛い部屋だったしv食事も
工夫が多くて丁寧な造りだったし、スタッフも親切で気が利いていた。
こんな僻地(失礼)にしては良いホテルだ。さて実は本日、花火大会が
あるらしい。食事が終わった後、歩いて10分くらいだというので一人で
見に行ってみることにした。が、外に出てすぐ後悔した。そう、北海道は
広いのだ。そしてこの僻地。9時過ぎたら店なんか開いてないし道は広いし
車はほとんど通らないしでとにかく寂しいのだ。もっと祭会場ちっくなのを
想像してたのに全然人いやしない…なんか出そう(汗)
ほとんど小走りで海沿いまで来ると、警官が道路整備をしていた。が、
車なんてほとんど来ないので暇そうだ。知らない人よりは安心なので、
そこで立ち話をしながら花火を見た。もっと近くで見るためにはあと2キロ
くらい歩かなきゃと言われて、さすがにそれは勘弁したいのでここから見える
花火で済ませようと思ったのもある。だいいち曇り過ぎててせっかく上がった
花火が頭半分見えないのだ。これではどこから見ても大差ない。なまりの
激しい、ほのぼのしたおじちゃん達と世間話をしながら10分ほど花火を見、
満足して帰ってきた。どちらかというと、花火より現地人との世間話の方が
楽しかった^^



2006年08月06日(日) またそのパターン


明日から旅行に行くので、今日中に読みきって
しまわなければならない本を急いで読んだ。
ダ・ヴィンチ・コードの前作「天使と悪魔」だ。
もちろん同じ作者の、同じ主人公の話。
が、同じなのは主人公だけかも。

読み始めて吹き出した。だって
物語の始まりがダ・ヴィンチ・コードと一緒なんだもん。
主人公の大学教授は突然の電話で起こされて、変な
全裸オヤジの死体の謎を解明して欲しいと迫られる。
行ってみれば死んだ男に関係あるヒロインと
一緒に冒険活劇に巻き込まれる。今回の敵は
中東で一世風靡したアサシンで、何度も命の危険に
さらされながらキリスト教の謎にも迫っていく。

おいおいおい、読んだことある展開だよ!?(笑)

しかしそんなチンケな問題はものともしないくらい、
内容は充実していて楽しかった。今回は近未来型
時限爆弾のタイムリミットが24時間で、爆破される
前に発見しなきゃならない上に、教皇選挙の間に
枢機卿が次々殺されていくミステリーも混じって
かなり忙しいパターン。でも手に汗握るというより
先が予想出来なくて興味深く読み進められた。
教皇選挙なんてちょうど去年やってたからちょっと
思い出しながら読めたし、マスコミ関係の描写も
人間心理もウマイウマイ。
たとえ展開が似たり寄ったりでも膨大な知識量と
物語の匠さには舌を巻くばかりで満足の内容だった。

なまじその前に苦手なタイプの推理小説を読んでいた
ので、読後感が増倍で爽快さわやかだった。



2006年08月05日(土) 小舞台


人の心を持った鬼か
鬼の心を持った人か−


そんなテェマの芝居があったら、闇末ファンなら
思わず飛びつくと思いませんか!?
私は飛びつきました(エセファンのクセに…)

しかも時代モノで陰陽師が出てきて半鬼で…って
なんか見たことあるような展開だし!(爆笑)
ってことで、チラシを見てあらん限りの妄想を膨らませ、
事前にどんなクサい展開が来ても対処出来るよう
あれこれとシミュレーションをしては吹き出した。
たとえば
「この胸の痛みはなんだ…?」って言ってみたり
「お前は誰より人間らしいよ」と言われて死んでみたり
恋人と死に別れて絶望のあまり人の世を呪って
「鬼になってやる」と叫んでみたり…
どっかで見たような展開がアレコレ浮かんでくる。
そのどれもがかなり爆笑モノで、しかし役者は本気で
芝居してるのかと思うときっと更に笑うだろう。
観客としてははなはだ失礼な見方なのだが、
もンのすごい楽しみにして見に行ってきた。

しかし本日私はあいにくカゼをひいてしまっていた。
長岡行く前からちょっとカゼっぽかったんだけど
なかなか治らないのだ。なので連れのあやさんには
申し訳ないけどギリギリの待ち合わせにしてもらった。
劇場に入り、二人して始まる前から期待と不安で
吹き出しそうになっていた。だいたい初めて見に来る
劇団なので趣味も傾向も解らない。でもかなり大入な
ところを見るとそれなりに名が通っているのか。

いよいよ舞台が始まった。
内容は、私が見た限りでは「阿修羅城」シリーズの縮小版
だった。絶対パクリだ、どこもかしこもそんなカンジだもん。
展開はものすごい早足でセリフも早口で時々聞き取れない
シーンも多々。それにチンケな内輪ネタがけっこう観客に
ウケていて疎外感バリバリだった。はっきり言って
つまんないよそのギャグ(←笑いには厳しい)
ギャグや言い回しを早めるくらいならカットすればいいのに、
とかそのキャラ出さなきゃいいのに、と思ったが、出演者数
ノルマとかあるなら難しいことは言えない。
後であやさんと「自分のイタイトコ突かれてるような内容
でしたね」と言い合ったほど、あちがちな失敗に陥っている
展開だった。セリフにも展開にも無駄が多いとか、伏線
張ってるのに活かされてないとか、各キャラの見せ場が
ないとか、ラストが間延びして綺麗に終わらせられなかった
とか、何よりも主役の存在感が薄いとかさ(涙)
ところで私は話自体特に面白いと感じなかったのだが、
時々あやさんが隣でこらえきれずに吹き出しているのを
横目に見てつれれ笑いをしていた。確かにイタイタしい
シーン多かったからな…無理してクサいとか。
あとラスト付近の戦闘シーンでは、明らかにアマと
思われる歌手の、明らかにこの話のために作曲した
だろうと思われるBGMが流れ始めてアイタタ感も
極まってしまった。歌は止めようよ、歌はさ…(−−;

終わってから二人で、関係者の居ない場所でゆっくり
話しましょうとカフェに入ったのだが、もう全てのキャラに
対して言いたいことだらけで議論が尽きなかった。
総じて一番の問題は、

チラシの主役はクールビューティー風だったのに、
実際にはタダのヤンキー姉ちゃんだった

というギャップに腹が立ったのだろうということで
落ち着いた。だったら最初からそう言ってくれれば
あんな期待しなかったのにさ。耽美とは程遠い。

とりあえずツッコミ所満載で、違った意味で楽しかった。
しかし二度とは行くまい…



2006年08月04日(金) 超・ダイエット


同僚からスゴイ話を聞いた。
若いOL向け雑誌に書いてあったらしいのだが、
なんと女性の体は、というか腰はときめくと
くびれるらしい。雑誌ではつまり、女性はいつまで
経っても恋愛すべき、とまとめたかったのだろうが
私の結論は違う部分へ傾いた。…つまり

「モエればいいってことですよね?!」

と職場なのを忘れて聞き返してしまった。

よぅし、こうなったら真田太平記のDVD見て
嫌という程モエてトキメいて、コルセット矯正仕様
したがごとき内臓ギリギリにくびれてみせるわ!
なんて実用的かつ簡単な、ヲタク向けダイエット!



2006年08月03日(木) 花火好き・2


昨夜の興奮冷めやらぬままに朝起きて朝食会場へ。ちなみに5月に予約取った
のにツインが取れなかったのでシングル4部屋という一風変わった間取りだ。
もちろん今日も両親とは別に連れと行動していたのだが、朝食会場でバッタリ
会ってちょっと立ち話をしてみたり。ちなみに朝食会場はチェーンの居酒屋
だったのでビックリした。ホテルに併設されてるお食事処が飲み屋って
初めて見た!しかもそこが朝から働いてて朝食バイキング出してるなんて。
食事の後は各自の部屋に戻ってチェックアウトまで一休み。何しろこの長岡
には観光地がないものだから、のんびりしているのが一番なのだ。
なにげなくテレビをつけたらスラムダンクのアニメをやっていたので
思わず見入ってしまった。漫画にはなかったオリジナルストーリで、
アニメでも見たことなかったので面白かった(笑)
10時にチェックアウトすると、荷物を預けて駅ビルのお土産物屋を散策した。
花火の絵が入った可愛い煎餅を買う。その時スゴイ物を発見してしまった。
ご存知だろうか、新潟銘菓「出陣餅」
新潟といえば上杉謙信で有名で、その謙信のライバルといえば武田信玄だ。
信玄のお膝元・山梨では全国で知らない人はいないほど有名な「信玄餅」を
売っているが(たまに都内のキオスクでも見かけるほど有名)、新潟では
明らかに信玄餅に対抗したこの「出陣餅」を売っている。何しろ見た目から
してソックリ。3つに切ったきな粉餅の上に黒蜜が入ったパックが置かれて
風呂敷のように包んである。「謙信餅」にしなかったのがせめてもの抵抗
だというくらい、信玄餅ソックリの和菓子を駅ビルで見つけて大感激した。
なぜかというと私はこの出陣餅が大好きだからだ。餅が草餅なあたり、
はっきり言って信玄餅より美味しいと思う。だから私は
新潟で売られている「出陣餅」は信玄餅よりウマイ
ことを全国に広めるキャンペーンを一人で実施している。何しろ新潟出身者を
見かけるたびに「出陣餅知ってますか?」と聞いても知らない人ばかりと
いうくらい知名度が低いのだ。布教のし甲斐は充分ある。だからこの
出陣餅も、ここで会ったが100年目としこたま買って連れにも勧めた。
もちろん布教用である。逆に出陣餅を買ってしまったので後はどうでも
良くなって、それ以外のお土産はテキトーになってしまった。
その後、新幹線の時間まで時間があったので街中にある花火プラザに行って
子供に混じって花火のスクリーン映像を見てきた。花火の妖精がなぜか海へ
探検に行く話。花火の「ピー」を連呼するやかましい妖精だった(酷)
そこも見終わるともう本格的にすることがないので、列車の時間を早めて
もらうことにした。ちょっと体調も悪かったしね。新幹線の中で駅弁を
食べたのだが、その名も「フェニックス」で、いまだ昨日の影響受けまくりだ。

ともかく長岡の花火は一度見に行くことをオススメしたい。
そして新潟土産はぜひ「出陣餅」を買って欲しいと思う。
(本格的に布教だな…)



2006年08月02日(水) 花火好き・1


通算3回目の長岡の花火大会行きである。もはや行き過ぎ。
でも今回は行ったことがないという父も連れて行くし、花火が好きだという
友達も連れて行くのでむしろ目新しいカンジだ。午前中仕事をこなして
午後から新幹線に乗って長岡へ。そういや長野・東北・上越新幹線は大宮や
高崎からしか乗らないので、東京の乗り口から乗るのは始めてだ。
東京から乗って次の駅・上野で本日の連れと合流。先日いっしょに上海へ
行った高校時代の同級生なのだが、彼女は花火が大好きで、去年は神宮花火
大会のチケットを買って見に行ったという話を聞いて勝手に義憤にかられた。
「本物の花火好きなら神宮なんかで満足してちゃダメ!」
…折りよくチケットが一枚余っていたので、彼女に話してみると二つ返事で
承諾してくれた。これでうちの両親と、私と友人、という変な4人組が出来
上がったことになる。新幹線内では遅い昼食を食べる私と世間話をしながら
長岡へ。途中の高崎で両親が合流していざ長岡へ。
個人で行く長岡の花火大会も今回で2度目なのでだいたい勝手が解っている。
関東から行く場合、JR東のセットプランが一番安くてお得なのが解って
いるので、パンフが出た5月にJR専用窓口へ行って事前予約を入れておいた。
他の旅行会社では事前予約といえども一番近い長岡のホテルの予約が取れない
からだ。こうして5月から行く気満々で用意をしておいたら、うっかり先週
休日出勤しなくていいハメになってしまい、急遽有給をもぎとってやって
来た。この場合、5月から完璧な計画を立てていたのに変更した上司が悪い。
そんなこんなで5時前に長岡到着。駅に直結しているホテルに荷物を置いて
身軽になって連れと花火会場へ向かった。途中のデパートで食事を購入。
新潟は枝豆がウマイと聞いたので枝豆を2袋と揚げ物と水分を買って会場へ。
さて会場へ着いたら当然ながら既に大混雑になっていた。今回のJRプラン
には桟敷席がセットになっているのだが、前回そこで見たらあまりよく
見えなかったので今回は独自に席を確保するつもりでレジャーシートを持参
した。ミスドでシートの景品もらうために嫌になるほどドーナツ食べたのだ。
長岡の花火は主に二つの橋の間で打ち上げされる。セットの桟敷はこの橋の
外に設置されているので、今回は頑張って橋の内側に席を取った。取ったと
いうかムリヤリ隙間にもぐりこんだ。二人分だからなんとでもなる、と
タカをくくって傾斜の厳しい土手に文字通りもぐりこんだのだ。姿勢がキツイ。
そして待つこと1時間半。いよいよ花火大会が始まった。プログラムを見て
ビックリ。関東でよく開催される花火大会は、プログラムが45あるとして
スターマインはせいぜいラストの5つだ。だが長岡は違う。最初から最後まで
一環してスターマインなのだ。スターマインと名前が付いてなくても早打ち
100発とか、スターマインに勝るとも劣らない豪華な花火ばかり。もちろん
名前だってただの「スターマイン」じゃない。その前に「超大型」とか
「超ウルトラ」とか名前に恥じない立派なスターマインには立派な名前が
付く。そしてここ長岡の花火にはよく「ベスビアス型」と名前が付く。
いいネーミングセンスだと思う。火山に勝るとも劣らない大迫力だからだ。
さて今年の長岡の花火だが、もう申し分ない素晴らしい花火群だった。
「ナイアガラ」と呼ばれる橋に仕掛けた仕掛け花火も650メートルという
大規模なものでものすごい大迫力だったし「ベスビアス型」も口を開けて
アホヅラで呆然と見上げてしまうくらい素晴らしかった。あまりにも大きな
花火なので打ち上げる面積が大きくないと実施できないため、日本でも
数箇所でしか打ち上げられない「3尺玉」も大迫力。650メートルっすよ?
実際見てみたらとんでもない迫力です。さて今年は長岡市の市制100周年
らしくて、毎年1発ずつ増やしている花火も今年めでたく100発らしい。
その100連発花火もタダの花火じゃなく、尺玉100発だからすさまじい。
最初は1発ずつ上げてて数えられたのだが、そのうち同時に何発も上がって
きたので数えきれなくてなってお客から笑い声が漏れていた。それくらい
大迫力なのだ。そして何と言ってもラストの「フェニックス」という花火が
素晴らしかった。一昨年災害に遭った長岡で、災害復興を祈願して募金で
賄ったというのがこの「フェニックス」で私はまだ見たことがない。
これがもう素晴らしいの一言に尽きた。
普通のスターマインでさえ大迫力なのに、フェニックスは同時に10箇所から
打ち上げる。打ち上げ場所は全長1.6キロだそうだ。そこに、募金で集まった
1800万円で集中豪華の(笑)1200発を打ち上げる。視界に収まりきらない
大迫力のひと時で、感動のあまり本気で涙が出た。
あまりの凄さにしばらく拍手が鳴り止まなかったくらいだ。長岡行ったこと
ない皆様もフェニックスだけは一見の価値ありですよ!
で、帰り道は花火の素晴らしさについて延々語りながら連れと帰ってきた。
途中で母から、父とはぐれたとか電話が来たが無視して帰ってきてしまった。
父はすぐ一人でふらっと居なくなってホテルの名前も覚えているか危険な
ほどボケているが、地理感覚だけはすさまじいのできっと自力で帰って
くるだろう。ほっとけほっとけ。
案の定、帰ってきたら父は先に帰ってきていた。アホらし。


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