日常喜劇

2006年06月29日(木) ラーメン通というか


ホントにそろそろ体がヤバイと思うのだが、今日も
やむにやまれぬ(というほどシリアスではない)事情に
より夜、友達と会った。地元の友達で、一度帰ってから
夕食を食べずに会って一緒にご飯を食べようという計画だ。
とはいえ会社からまっすぐ帰っても8時半。そこから
落ち合って私オススメのラーメン屋に行ったのだが、
田舎の普通のラーメン屋なので9時で店じまいを始めて
いる。仕方がないのでそこは諦めて、連れのオススメの
ラーメン屋に向かうことにした。でもそこって隣の市。
ここから更に30分以上車に乗らなきゃならない。
しかしそこへ行くと決めたらついでを思いついて途中の
本屋に寄ってもらうことにした。本屋勤めの友人に頼んで
お取り置きしといてもらった鋼・13巻付録トランプ付を
ゲットするためだ。これはダメ元でこないだ聞いたら
「まだあるよ」と言われて「今週中に行く」と約束して
おいたものだ。タイミング良くこっち来れて良かったv
…しかしこれで鋼13巻2冊になってしまったな。
めでたく本もゲット出来たので、更にドライブして連れ
オススメのラーメン屋へ。そこは深夜2時まで営業してる
ということで、10時過ぎでもまばらに人が居た。
…ちょっとガテン系のお兄さんばかりだが。
いい加減おなかもすいていたので、腹に溜まりそうな
コテコテラーメンとギョウザを注文した。ちなみに
ラーメン屋では、その店の名前を冠したラーメンが一番
ウマイと思うのは私だけだろうか。たとえば店の名前が
「大作」だったら「大作ラーメン」が一番ウマイと思うのだ。
そう思って店の名前が付いたギョウザを頼んでみたのだが、
これがまぁマズかった。しょうゆも味が変だと思ったので
しょうゆ付けないで食べてみたらいくらかマシになったが、
それでもギョウザがマズい。…だまされた店の味(涙)
あとコテコテラーメンも、あんまりコテコテじゃなかった。
マズくはないけどもう一歩ってトコだなぁ。お互いに
「全然コテコテじゃないよね〜」と言いながら食べていた
のだが、最後の最後にコテコテしてきた。満腹近くに
なってくるとしつこくなるってか?良い傾向とは言えない。
一緒に入ってる野菜もテキトーだし。辛うじて焼き豚が
よく煮込んであってウマかったけど、野菜にポリシーが
感じられないわ!ダメよそこ手を抜いちゃ!
…とかとかいっぱしのラーメン通ぶってあれこれ言い合い
つつ話してみたが、文句無くおいしいラーメンというのは
けっこうありつけないものだと知っている。
都内にある雑誌で紹介されました!とかTVに出ました!って
広告貼ってあるラーメン屋でウマかった店には今まで一度も
遭遇したことがないのである。
どうも、おいしいラーメンとは縁が薄いらしい。



2006年06月28日(水) 実は少年好き?


先週の上海からこっち、日曜の鼠海王国まで休み無しで
遊び続けている。さすがに疲れているだろうとあらかじめ
今日の午後休みを取っておいたのは我ながらエライと
思うのだが、休みなら休みで出かけようとしてしまう
自分まではさすがに見抜けなった。アホや。
…ということで、けっこうへろへろなくせに仕事を半日で
終わらせた午後映画を見に来てしまった。だって今日は
レディースデーだし!上映終わりそうだし!
見に行ったのはずっと気になっていた「はなよりもなほ」
「誰も知らない」で一躍有名になった是枝監督の作品で
ある。是枝監督に関しては、好き過ぎて監督が教授をして
いる専門学校まで行ってしまった友人が居るので、この
作品についてもあれこれ聞いていてちょっと興味があった。
何より私の大好きな江戸時代の貧乏長屋が舞台だし…!
平安時代末期の貴族社会の中で妖怪がどうしたとかいう話を
いい加減書かなきゃならない現実は重々承知しているが(涙)
大好きな江戸時代貧乏長屋は外せない。
あと、私の大好きなタブラトゥーラの音楽が映画のBGMに
使われているので、それも気になっていた。中東あたりの
エキゾチックな音楽だと常々思っていたので、どう江戸時代に
マッチさせるのか興味津々だ。
レディースデーだけど昼間なので全然人の居ない映画館で
ゆったり見れた。話は、父親を殺された武家の長男が仇討ちの
ために貧乏長屋に暮らして仇を探すうち、その長屋の住民達と
仲良くなっていく…と言ったもの。武士と言っても実は剣も
弱いし人も殺したくないで悩む主人公が、長屋の美人未亡人と
ちょっぴりいい仲になっちゃうあたりめ○ん一刻みたいだ。
ちょっとズル賢かったりしたたかだったり、でも基本は善良で
人間が温かい風景に心和むカンジが良かった。…そうそう、
仇討ちってやり遂げれば国では英雄扱いされるけど、果たせる
まで実家帰れないし仕送りする家族も大変なんだよねぇ、と
最近「剣客商売」20冊読破したばかりの私にはタイムリーな
話題満載だった。江戸時代の町人文化ってやっぱたまんない。
タブラトゥーラの音楽も、軽妙なカンジが話をコミカルに
仕上げられててとてもマッチしていた。これを時代映画に
採用出来ちゃうなんてさすがプロだなぁ。
是枝マニアの友達に言わせると、この作品は「是枝監督に
してはコメディにしようと無理しているからイマイチ」な
作品らしいが、私的には江戸時代の仇討ちと貧乏長屋が見れて
満足だった。登場人物達があまり無理をせずとも生きていける
っていう優しさがあって、ほのぼのとあったかかったし。
しかしまぁ、「誰も知らない」のような底力的ガンバリが
見えないのは確か。…普通の人にはあまり印象に残らないかも。
是枝監督という人は、台本を書かないで役者の裁量に任せて
演技をさせる変わったスタイルの監督らしいが、今回は配給元も
しっかりお金出してくれてセットも充実、キッチリ台本を書いて
作った作品らしく、彼女的にはそのへんも気に入らなかった
らしい。商業的過ぎってことかな?
ところで主人公役の岡田君好きの同僚に頼まれてパンフを
買ったので見させてもらったのだが、一つ気になる点があった。
映画の中でヒロインの未亡人の子供がよく出てくるのだが、
パンフの中で是枝監督がその子とすんごい笑顔で演技指導
しているカットがあるのだ。私が腐女子だからかもしれないが
どうもそこだけ尋常じゃないと思った。

そういや「だれも知らない」も子供が主役の作品だったし、
是枝監督ってかなり子供好き…?(結論はソコか)



2006年06月25日(日) 次は鼠海


昨日伊豆から帰ってきたのに、今日は休み無しで朝から
東京ディズニーシーへ行った。通常、舞浜鼠海王国。
9時にエントランス待ち合わせということは、6時半の
電車に乗らなければならない。待ち合わせのために
エントランス前のベンチに腰かけた時には既に目が
うつろになっていた。…ヤバイ、結構な臨界点だ(汗)
やがて本日の連れとめでたく合流した。
東京駅の乗り換えをかっとばして来て下さったあやさん、
北海道からお越しのみゅうさんと、昨日3人一緒にホテルに
泊まっていた冬菊さんとNINAさん。
まずエントランスに入ると、夕食の予約とファストパスを
取りに行くので二手に分かれた。絶叫マニアのNINAさんと
私は去年出来たばかりの「レイジングスピリッツ」へ
ファストパスを取りに。残りの3人は夕食の予約へ。
その後は、誰も朝ごはんを食べていないと言うことで
朝食を食べるためにお店に入った。私とNINAさんが
後になったのでメールで店の名前を知らせてもらったのだが、
場所が解らない。二人で園内マップを見て顔を突き合わせて
いたら、スタッフが「何かお探しですか?」と声をかけて
きた。…親切すぎて怖い(汗)
ともかくも、教えてもらったのでなんとか朝食会場へ。
パンが美味しいお店なんだって。名物のサンドイッチを
食べなかったくせに、充分本当においしかった。さて
ご飯を食べながらお土産をもらったり渡したり。
昨日買った世界一美味しいマンゴージュースも渡した。
鋼好きのNINAさんにはアルフォンソマンゴーを使用した
濃縮マンゴージュースは大層気に入ってもらえた(笑)
食後は、エントランスが近かったので先にお土産を買うことに。
今ならお土産物屋も全然空いてるし、先に買ってロッカーに
入れておけば楽だしね。…が、私は全く何も買う気がなかった
ので荷物番をしていることにした。駄目だ、もう疲れてる(汗)
ところで伊豆旅行の時には触れなかったが、実は伊豆旅行中に
「真田太平記」DVDボックスを入手した。連れに頼んで
買ってもらったのだ。だものだから、一昨日からもう脳内が
太平記一色。というか兄v弟一色。ちょっと気を抜いたり
思考に空白が出来るとそればかり考えてもだえているちょっと
危険な状態に。や〜ん早く見たい〜〜v
ぼんやりしているうちに、エントランス前の巨大地球儀付近では
鼠王国の女王ミニーがやってきて客にもまれて大混乱に。
うは〜スゴイ人気。さすが女王。眺めてるだけならあの騒ぎも
面白いわ。さて皆様の買い物が終わって私のブレイクタイムも
終わり。早速乗り物に乗りに行くことになった。NINAさんと
私はさっき取ってきたファストパスの時間なのでレイジングの
乗り場へ。他の3人は違うアトラクションへ向かった。
レイジングスピリッツ、初めて乗ったがホントに大したこと
なかった。荷物はいちいち乗り場の外にあるロッカーに入れて
身一つで乗りに行ったのに、全然そんな必要ないくらい。
いちお一回転するからの心配なんだろうけど、あれくらいなら
大丈夫でしょ、むしろスピード遅いから危険というか…。
それよりNINAさんと私は相変わらず絶叫系乗りながら下らない
話で盛り上がっていた。NINAさんと絶叫乗る時のネタは
だいたいが、アホな邑輝話だ。注意事項の放送を聞きながら
”妊娠してる方〜”のくだりで「…そういえば最近来て
ないんですよね、と急に不安がる邑輝」「そのまま降りて
検査薬を買いに走る邑輝」「降りた後におもらししたのを
隠すために”破水しました!”と騒ぐ邑輝」「”お客様の
中に医者は居ますか?と聞いた後、自分で”私が医者です”と
フリーパスを見せる邑輝」とか、乗りながらやかましく
楽しい。ジェットコースター自体は、顔の両脇のレバーが
汗臭かったのが印象的で、後は特に意見なし。夢の国で
絶叫を求める方が間違いなんだけどね…。
降りた後は、他の3人と合流して熱帯ジャングル系ミュージカル
「ミスティックリズム」を見るために並ぶ。やっぱ良い席で
見るためには早めに並ばないとね。久しぶりに見たが、やっぱり
面白かった。さっきのノリで邑輝みたいなキャストを探して
いたのだが、ターザンみたいな褐色肌の美丈夫がメガネをかけて
るのを見つけて巽を発見した気分だった。色白じゃないからか。
ショーを見た後は前回見られなかった「アラジンのマジック
ランプショー」を見るためにアラビアンコーストへ。並ぶと
時間があるのでファストパスを取った後、土産物売り場へ。
…入ったんだけどすぐ疲れて外で座っていると、カルーセルの
2階にアラビア衣装のミッキーミニー他ディズニーキャラに
アラジンやジャスミンが乗ってるではないか!スゴイ!
着ぐるみなのにちゃんとまたがれるんだ!(笑)
当然のごとく、周りにはすごい人だかりが。乗り終えた後も
アラジンやジャスミンはバルコニーから手を振っていて、
さながら下民にでもなった気分だった。それを横目で見ながら
私はみゅうさん達を探してみたが、見つからない。そのうち
向こうから探しに来てくれたので、カルーセルまで案内すると
今度はキャラ達が1階に下りてカルーセルに乗り出した。
当然、そっちも人だかり。うは〜大混雑だ〜。
さてそれも堪能した後、足が疲れたのでお茶することに。
サルタンズカフェ、という名前にするにもものすごいちゃちい
カフェで一休み。その頃には雨が降り出したのでしばらく
まったりした。その間、NINAさんやみゅうさんは個人的に
動いていたが、私は疲れきってたので冬菊さんやあやさんに
話相手になってもらう。…話題、なんでしたっけ?(滝汗)
ファストパスの時間が来たのでマジックショー会場へ。
早めに会場に入れたので、早速ベンチに腰かけてまったり
モードに。…ホントさっきからすみません(汗)
ショーは前の方が楽しめるだろう、と張り切って並んだので
最前列に座って見れた。出演者に話しかけられたりして
ちょっと楽しかった。あとは間近で見たら悪役のおっさんが
けっこうカッコ良くてモエた。常に年上好きだよな私…。
楽しかったが、しかし以前見た時よりショーが短い気がした。
…混雑してるからだろうか。前はもっとマジック見せて
くれたのに。でもみゅうさんが満足してたからいいか。
ショーを見た後はだいぶ夕方になっていたが、まだ時間が
あるのでこれまた前回乗れなかったヴェネチアンゴンドラへ。
けっこう混雑していたが、人の回転が早かったのであまり
待った気がしないうちに乗れた。これは私も初めて乗った
のだが面白かった。体育会系なお兄さん二人に挟まれて
トークも楽しい。ゴンドラも快適。ゴンドラを漕ぐ人に
よって話題が違うらしいし、これならもう一度乗りたいわ。
ゴンドラを降りた後は、早めに帰る私に合わせて夕食の時間を
早めに設定してくれていたので、その足で今回の夕食会場へ。
一度入ってみたかった客船風ダイニング「コロンビア号」だ。
内装も凝ってて綺麗だった。夕食はフレンチのフルコースを
頂いたがのだが、なかなか美味しかったv 夕食時はなぜか
年頃の女性な話題で盛り上がって、それはそれで楽しかった。
今までオフの人とこんな話滅多にしてこなかったので新鮮で
楽しいわ〜v食後もまだ時間があったので、再びNINAさんと
二人で「センターオブジアース」に乗りに行った。去年来た時は
メンテナンス中で乗れなかったのだが今回は大丈夫だった。
そして、6月というシーズンオフ期間だからかわずか10分
待ちで乗れた。早いな〜。ちなみに乗る前の話題で
「ランドに続いてシーも大盛況なら次は鼠王国、何を
作りますかね?」という話になった時「陸海ときたらスカイを
通り越してスペースとかどうでしょう?」「いやスペースも
通り越してインナースペース、というかドリームとかどう
ですか?」「むしろ既にこの中ミッキーの夢ってカンジで
尋常じゃないですよね…」と失礼な話で盛り上がってたのだが、
センターオブジアース乗った途端、NINAさんが隣から
「なんか突起物出てますけど!?」と言ってきたのに思わず
食らいつく。センターオブジアースという乗り物は、文字
通り地球の中心部の地下へ潜っていく調査隊というコンセプトの
乗り物で、NINAさんの言った突起物とは地下鉱脈みたいな
もの(のはず)ものだ。で、食らいついた私が何を言い出した
かというと「大変ですよ、ここミッキーの夢の中ですよ!」
するとNINAさんも「今度は触手ですよ!キノコですよ!
しかも突起の付いたキノコが!ミッキー変態!」と騒ぎ出す。
乗り物は、触手やらキノコやらの脇をすり抜けてどんどん
地下へ下っていく。さらに地底怪物やら出てくるに及んで
「ミッキーの内面の葛藤ですよ!ミニーと上手く行って
ないんです。ホラ火を噴いてる!明らかな欲求不満ですね!」
とかエセ心理学者気分で、乗りながら騒いでるのだから
うるさいことこの上ない。でも乗り物がうるさいんだから
仕方ないとも言える。どうせ他の乗客は乗り物に集中していて
聞いてないんだからこんな不届きな話してても大丈夫だろう。
やがて乗り物は暗い世界から上昇して、一気に滑り落ちて
暗闇の中を急スピードに駆け回る。そのへんさすがに早くて
話す余裕は無かったが、降りた後に
「ふっ切れた後のミッキー男らしかったですね!」
「暗闇を迷走した後、明るい世界に出てきて”やっぱ俺は
ここでミニーとやってくしかないんだ”みたいに悟ってた
あたりが一遍の物語として完成されてますよね」みたいに
したり顔で感想を述べ合う。…ホント腐女子ですみません(汗)
大満足で乗り終わった後は、たばこ休憩してるNINAさんの
脇で無駄毛処理の話で盛り上がってみたり。…なんだか今回は
普通に女の子な話題が多くて意外で楽しい。
その後はさすがに夜になり、そろそろ夜のショーが始まるのに
合わせて並ばなければならない、という時間になったので
潮時かと先に帰らせて頂いた。…さすがにつらい(汗)
ちなみに皆には言わなかったが、帰る時に遺失物取扱所に行って
みた。実は昼間、レイジングスピリッツに乗りに行った時、
荷物をロッカーに預けた前後で、朝買っておいた切符を
無くしたような気がするのだ。気がするというか、気がついた
時にはもう無くなっていた。無くしたならあの辺りだろう。
そう思い、思い切って200円の切符が落ちてないか聞いてみた
のだ。半信半疑、というか8割方ないだろうと思っていた。
だって普通の電車の切符だし。が、夢の国はスゴかった。
ちゃんと拾われていたのだ。場所と時間を言った上でそれだと
言ってくれたのだから間違いないだろう。切符を買った時間も
ほぼ間違いないし。普通拾われてるか!? あったクセに驚く。

…最後に夢の国のソコ力を見せ付けて頂いた。



2006年06月24日(土) まだ伊豆・2


頑張って朝も早めに起きた。昨日と違うお風呂に入りに行くためだ。7時前に
向かったが、やっぱりけっこう人が居る。昨日は海側の内風呂だったが、
今回は山側の内風呂。露天風呂はあったけど、別に何が見えるという訳でも
ない。それでも違うお風呂に入れたので満足して出てきた。帰り道に休憩所が
あるのだが、そこも充実していてさすが良い旅館、と感動する。なにしろ
マッサージ機完備、新聞複数完備、将棋盤碁盤完備、よく冷えた水とスポーツ
ドリンクと緑茶も完備、もう完璧な布陣だ。しかしスポーツドリンクと緑茶は
マズかった。そのへんがここの限界か。
さて部屋に帰って朝に弱い一人を起こすと、皆でいそいそと朝食会場へ。
朝から元気にバイキングだ。これもバイキングにしてはけっこう品数豊富で
おいしかった。一番の感動はプレーンヨーグルトに干ブルーベリー。ウマイ!
うちでも実践してみよう!…というかヤバイ、食べすぎた(汗)
部屋に帰って一休みすると、また再び風呂に向かった。今度は事前に予約
していた家族風呂だ。チェックアウト直前に予約する人なんか居なかった
ようで、旅館を出ようとしている人の波に逆らって浴衣で浴場へ。
小さくて海が良く見えてみかんが浮いててステキな貸切露天風呂でした。
いいなぁ、うちにも一つ欲しい。貸切は一時間の設定だったが、本当に
一時間入っているとチェックアウトまでに身支度が間に合わないので
30分ほどで出てきた。あ〜いい湯だった〜〜〜vvv
さて身支度を整えるとチェックアウト。再び送迎バスに揺られて駅へ戻った。
これから、駅のロッカーに荷物を預けて熱川バナナワニ園だ。
誰だったか忘れたがバナナワニ園を絶賛していたので、この旅行は旅館と
バナナワニ園メインでとても楽しみにしていた。そのバナナワニ園…!
入り口からしてちょっと胡散臭いのだが、バナナワニ園とても楽しかったv
もっと胡散くさいの想像してたんだけど、想像よりずっとまとも…!熱帯
植物とワニだらけだったが楽しかった。色とりどりの蓮も綺麗だったし
レッサーパンダってば尻尾が太くて毛並みが鮮やかで超らぶりーv
ワニは大から小まで実にさまざま、なんでここまでワニ、と疑問に思うほど
ワニだらけ。皆一様に寝ているのかピクリとも動かない。動かないにしても
ものすごい中途半端な体勢のまま、だるまさんが転んだの最中みたいに
腕上げたままとか水中に体を投げ出したまま動かないので、2メートル以上の
巨体でもなにやら愛嬌がある。目とか怖いんだけど可愛い。代わりと言っては
なんだか巨大ゾウガメがよく動いていた。思った以上に機敏で驚く。レッサー
パンダすらだらけてるのが居るのに、一番動いているのがカメとは…。
土産物売場もやはり胡散臭かった。「世界一おいしいマンゴージュース」と
いう、誰が決めたんだかテキトーな売り文句につられてつい土産を買って
しまう。けっこう満足だ(笑)あと、今回来れなかった連れのためにバナナ型
ワニの癒し系ぬいぐるみを買う。口に腕が入れられるんだけど、ほんとに
もこもこしてて気持ちいいのだ。私も欲しい…!
バナナワニ園、思ったよりまともだったが充分楽しめた。いや〜けっこう
展示がまともだったな。むしろ全然普通で(何狙ってたんだ)
帰りの踊り子号の時間まではまだあるので、駅を移動することにした。
伊東までなら乗り降り自由の切符なのだ。とりあえず大きな駅っぽい
伊豆高原駅で降りてみた。やはり土産物売場が充実していてお店が多い。
とりあえずここでお昼を食べることにした。店を一回りして、一番変な
名前の店に入る。…だって連れ達がそこがいいっていうんだもん。
要は海鮮丼のお店なんだけど、一番よく解らない丼をオーダーした。
海沿いだからウマいだろ、なるようになれ(なんで投げやり)もちろん
普通においしかった。刺身がごま油と相性いいなんて驚きだ。その後
土産物屋を見た後、外で足湯を見つけたので入ろうとする。…が、熱すぎて
無理だった。誰がコレに入れるんだよ!? 頑固じじぃ向けか!?
結局また駅に戻る。まだ時間があったので駅からちょい歩いた場所にある
レトロな喫茶店へ。けっこう看板が出ているのに全く人が居ない。でも
店は大正モダンで統一されてて可愛い。ケーキセットも普通においしかった。
…おかしいな、なんで客来ないんだろ。観光客が老人ばかりだからか?
その喫茶店が思いのほか居心地良かったのですっかりまったりしているうちに
列車の時間が迫ってしまい、思わず全力疾走してしまう…やはりこのメンツの
旅は何かハプニングを起こさないと気がすまないらしい(汗)
走りこんだ踊り子は、行きとは全く違うしょぼ〜い電車だった。同じ代金で
同じ名前を冠してるとは思えないしょぼさだ。つか普通車でしょコレ?
無事東京に到着すると、まだ5時過ぎで時間があるのでデパートで買物へ。
しかしさすがに私は疲れたので荷物番をしていた…ヤバイなぁ。
明日も出かけるのに大丈夫だろうか(汗)
ともかく今回の旅の目的、旅館もバナナワニ園も大満足だった。
年食ったからか、万事ソツなく平和に行って来られて良かった…v



2006年06月23日(金) また伊豆・1


いい加減止めなよ、と自分が一番ツッコみたい所…また伊豆に行ってきた。
一昨年から何度行ったか解らない。常々「太平洋より日本海だ」と聞かれも
しないのに主張を繰り返しているクセに、また来てしまった。…アホか。
ともかくまたやってきた。でも今回はちゃんと目的がある。伊豆の、一度は
行ってみたいと持っていた熱川の名旅館「つるや吉祥亭」が物凄い低価格で
泊まれるプランを見つけたからだ。行きたい…!通常一泊2万はくらだない
つるやさんが交通費込15000円を切っている。とはいえそんな低価格だから
案の定、平日に限る。土日は含まれないので、今日の午後から仕事を休んで
飛び出してきた。文字通り、本気で飛び出してきたのだ。
今日は割合忙しい日で、本来なら午後休は1時半から取れるのにきっちり
仕事をして3時に全てを投げ打って出てきたのだ。特急の時刻は3時半。
いくら東京駅が近くてもこれは忙しい。途中の乗換が3時13分発、の文字を
見た時はさすがにホームでたそがれてしまった…バカか自分(涙)
なんとか5分前にホームに到着。本日の連れと列車の前でめでたく合流できた。
本日の電車はスーパービュー踊り子号。窓が広くて大層乗り心地の良い特急で
ある。メンツは3人なので、早々に座席を向かい合せにしてまったり座った。
熱川までは約2時間だ。久しぶりに会った今日の連れは、昔からしょっちゅう
危険な旅に出ているいわば同志。でも最近お互い忙しくてけっこう疎遠だった。
切符は郵送で送ったので久々の現地集合再会。そしてもう一人の連れは
熱海からの合流だった。こちらも2月以来の再会で、元気そう。本来なら
もう一人仲間がいるのだが、彼女はどうしても参加できなかったのでこの
3人で熱川へ。…そういや2月にもこの3人で伊豆来たよな。やだなぁ
ホントに伊豆ばかりだ。しかし最近は伊豆もそう悪くない。だって今何より
熱い「真田太平記の」兄、信之は役職が「伊豆守」なんだもの!もう伊豆って
聞いただけでトキメいてしまうわ…!(注:ほっといて下さい病です)
で、電車の中で楽しいひとときの後、無事5時半過ぎに熱川到着。伊豆の
玄関口・熱海に比べてけっこうな寂しい駅なのでちょっと驚いた。いやでも
駅出てすぐ足湯あったし、そこかしこから蒸気が吹き出てたし、けっこう
温泉地っぽいかも?
温泉地も国際化が進んだのか、外人親子も一緒の送迎バスに揺られてホテルへ。
フロントでチェックインを済ませるとお部屋へ案内された。このホテルは
なかなか変わっていて、3階しかない代わりに横が長い。その2階の海側の
部屋へ通された。まさに海沿い。海に面した建物の2階なので海しか見えない
海好きにはたまらない部屋だ。しかも広かった。応接間に支度部屋に窓に
面した掘りごたつ。3人で使うにはもったいない。部屋へ入ったら6時
過ぎていたので、しばらくまったりした後、浴衣に着替えて7時から
女性専用になる露天風呂へ向かった。一度ホテルの外へ出てから、下駄を
履いて海沿いに歩き、守衛小屋に挨拶して防波堤の下へ。そこは海岸かと
思いきや、砂浜ではなく岩場の中に露天風呂があった。開放感あり過ぎる!
あり過ぎて見ようと思えば丸見えなので、どうやら守衛小屋があるらしい。
そして、あり過ぎだからか客が私達しかいない。やったねー。よくテレビの
旅番組でやってるように、一応つつしみ深くバスタオルを巻いて風呂へ入る。
が、熱い。ほとんど人が入ってないんだから当たり前がが、頑固オヤジしか
好んで入らないような熱さだ。さすがに耐え切れなくなって、3つある
露天風呂の一番熱くない風呂に出たり入ったりしてまったり過ごした。
いいねぇ、残念ながら夕日は見えないけどだんだん暗くなっていく海を
見ながら風呂に入るなんてオツじゃないか♪
風呂から出て来た後、連れの一人が思い切り湯当りしてダウンしてしまった
のでフロントで少し休んだ。さすが良い旅館、連れの私達が何も手を出せない
くらい、仲居さんがすごい親身だ。…そういや学生時代、オリエンテーション
旅行の温泉で湯当りしてガラスに頭突っ込んで救急車で運ばれてた女の子が
居たなぁ、危ない危ない…。夕食の時間を遅らせてもらい、何とか部屋に
帰ってからしばらく休んで、8時過ぎに夕食会場に向かった。これがまた
おいしかった。普通に魚介類もある懐石なんだけど、総じて食べやすい
献立で揚げ立て天ぷらは食べ放題だった。たまらん、おいしい!(><)
遅れて入って来たのにいつまでも食べているものだから、かなり最後の方の
客になってようやく部屋に戻った。部屋を出る時に布団敷きに来てくれたの
(しかも若いお兄さんだった)見たからお布団が敷いてあることは知っている。
先週の上海からこっち、かなり疲れが溜まっている私は早速横になった。
…いいんだもん、牛だから食べてすぐ横になっても平気だもん(−−;
そうして少しお腹を休めた後、遊戯室へ遊びに行った。タダで遊べる
クーポン券をもらったからだ。遊戯室は大正レトロな部屋で、昔遊びが出来る
ようになっていた。食べ物も売っていたが、今は満腹なので遊ぶことにする。
射的を初めてやってみたが難しかった。だって弾の軌跡が解らないんだもん。
でも弓矢は面白かった。あの引き絞る時の感覚いいなぁ…これから習おうかな。
余ったクーポン券でコーヒー牛乳をもらって来、ホテル内の内風呂へ入りに
行った。お風呂も横に長い面白い作りだった。それほど深夜でもないのに、
ほとんど客もいない。そこで3人久々にゆったり風呂に入って語り合った。
私達はほっとくと1〜2時間動かない超・長風呂人間なのだ。
12時過ぎると掃除が入るというので、仕方なく風呂から出て部屋に戻った。
そしてもらってきたコーヒー牛乳を飲む。
疲れたのは私だけじゃないようで、その後はさっさと寝てしまった。



2006年06月21日(水) コピー版


大きな声では言えないが、とても楽しかったので勇気を
出して言いたい。上海土産のアニメCDのコピー版がそれだ。
今は懐かしスラムダンクのCDなんだけど、ほとんどウケ
狙いで買ってきた。とは言えスラダンは今でも大好きだ。
1枚目はスラダンで、2枚目には全く関係のないアニメ曲が
寄せ集めで入っている。その2枚目が特に楽しかった。
1枚目のスラダンも、ちゃんとOP、EDの他に各キャラの
テーマソングが入った普通のアニメCDになっている。
ZARDとかBAADとか大黒摩季とかWANDSとか、
聞いてるだけで当時のトキメキがよみがえってくるようだ。
なつかし〜な〜当時は中学生だっただろうか、土曜の夜、
熱心にテレビに向かっていた。あの頃はまだ腐ってなかった
のでカプとかヤヲイとか興味なかったから真剣にバスケする
姿を見て熱くなったものだ。
で、面白いのはこのコピー版の間違い翻訳。
「マイフレンド」を「マイフレントノ」にしたのはまだ解る。
「君が好きたと叫ぴたい」「せつたぃに誰も」あたりまで
来ると、どうも濁点が苦手らしいと気付くがだいたい何が
言いたいのかは解る。…解るが、誰か気付かないのかな。
「タンタッュートを決めてセるぜ」とかさ、何キメてくれんだか
知んないがとりあえずジャンプ系じゃないでしょソレ(汗)
2枚目はもっとスゴイ。いきなり一曲目が千と千尋〜の
主題歌っぽい名前なのだが、何か沖縄っぽいサントラで
まるで違う。「ぃつも何度も」ってタイトルも思い切り
間違えてるクセに曲もカスってないのかよ!
さらに日本の古いの新しいののアニメがごちゃまぜで
入っているのだが、さて解るだろうか。

「クしまざ」「女子ぜザぎほし」「まぐぇどそぅ」

…いやホントに解りませんて。
中を聞いてみてやっと理解したくらい、文字列だけじゃ
意味不明。いちお正解は左から名探偵コナンの初期主題歌、
セーラームーン主題歌、どらえもん主題歌…って
ホント解らないから!(滝汗)「まぐぇどそぅ」のドコが
「ぼくドラ○もん」なんだよ、チラリともカスってない
じゃないか!笑えたのはクレしんの「オラばたんきもの」
「オラば」って既に方言めいてていい、しかも短気なのか!
さらにちびまるこちゃんの「日本国語」…
「踊るポンポ○リン」というこの上なく意味深長な日本語を、
お粗末な翻訳機能で中国語に訳すのは限界があったらしい。
そして「とちソのトトロ」惜しい!この中では解り易い!
「最終幻」…ファイナル…ファンタジーかぁ!(納得)
そして最後のトドメは日本で一番有名な、あの体重が
りんご3個分のリボン付けた猫の主題歌(あったんか)。

「HELL KITTY」

怖いから!(大爆笑)

中国では日本ブランドだと上質だから売れるらしく、
日本製品のまがいものが多いらしい。で、日本語に多い
「の」という助詞を入れると漢字交じりでもちゃんと
日本語と区別が付くそうで、「の」を入れたデタラメな
偽ブランドが良く売られているらしい。そんな話を
滞在中に聞いたけど…なんかそれ以上にものスゴイ
間違いだらけだ。そういや「ヨルノチュウ」という
カタカナのルビが入った「夜の蝶」という看板を見かけたが、
それよりはるかにスゴイ。ともかくこのCD、誰か
笑いたい方いらっしゃたらこれケースごと貸しますよ〜
1枚目はスラダンの絵だけど2枚目は神社に注連縄っぽい
怖い画像のCDです。ジャケットだけじゃなくCDも楽しい。



2006年06月19日(月) しゃんはい3


今日はもう帰るだけである。
日本と比べて遜色ない素晴らしいマッサージを堪能して帰ってきて、お風呂
入って出てきたらもう起きるためには寝ない方がいい時間になっていた。
小時間寝るくらいなら起きてる方がダメージ少ないと思うんだけどね、でも
せっかくイイホテル泊まってイイ風呂入ってイイベッドに入ったので、
しっかり寝てしまった。せっかくだから堪能しないと!
案の定、起きたら眠いのなんの。お迎えがホテルまで迎えに来てくれるから
手間はフロントまででいいとしても、ともかく眠い。空港までのバスの中は
しっかり寝こけていた。…が、空港に着いたら案外人が多くてビックリ。
皆旅立つの早いなぁ。
ホテルまで迎えに来てくれたスタッフが空港でもチケットの手配をしてくれた。
この人も朝早くからご苦労様である。ところで私は学生時代にバックパック
旅行に行った時、サバイバル気分で百均で買った果物ナイフを持ってったら
ものすごく警戒されたことがある(ホントにバカです、若気の至り)
はっきり言っちゃうとエ○プト航空で、機体はボロいクセに機内でまで
スチュワートに疑惑のまなざしを向けられ、もう二度とエジ○ト航空には
乗れまい、と思ったものだ。それを今回もやってしまった。今回は日本から
持っていったビンジュースを疑われ、パスポート番号まで控えられる始末。
だめだ、中国○方航空ももう使えない(機内食マズくてこっちこそ願い下げ
だけど)
まぁ、万事アバウトな中国だから大丈夫だとは思うけど、後々面倒なことに
なったらヤだなぁ…。そんなこんなで無事エントランスに入ると、あとは
時間まで最後のお土産大作戦に。ところで上海滞在で一つだけ不便なのは
ホテルに泊まるとホテルに保障料を預けなければならない点だ。それなりの
ホテルだとそれなりの代金を支払わなくてはならない。今回は日本円で
7000円程度。中国の物価で見るならそれなりの大金だ。お金はチェック
アウトする時に戻ってくるので、換金するか空港で使うしかない。今回は
私が支払ったので空港で使い切り大作戦に出た。だってよくよく考えたら
全然お土産足りないんだもの!(汗)まずコンビニみたいな所で日本にも
あるようなお菓子の中国語ヴァージョンを買う。姪っ子達が喜びそう。
そして向かいのお店でチャイナグッズを物色。昨日はランバダ調の怖い
パンダのぬいぐるみを見つけたが、今日は怖いクマのぬいぐるみを見つけた。
舞浜鼠王国で一番人気のクマのぬいぐるみ…の模倣品。だって顔がイマイチ
眉が太くて凛々しいんだもの。中国的美男子っぽい。そのクマが、人が通り
かかるたびに「ニーハォ」と電子音で声かけてほっぺから赤い光線を発射
する。昨日のパンダと同じくらいものすごく怖い。…誰が買うんだこれ。
街中の露天の10倍高いストラップとか買い込んで、ついでに荷物が増えた
ので残ったお金でバッグまで買って荷物を詰め込んだ。…当たり前だけど
バッグが増えちゃったよ。で、なんとかほとんどのお金を使い切って機内へ。
帰りはほとんど寝てたのであまり記憶がない。でも空いてる座席から外を
見ていたら九州から入って四国、中国地方や太平洋側の海岸線を眺められた
ので満足なフライトだった。いや〜日本もまだまだ緑が多くていいね。
さて中国人と飛行機に乗ると、案外解らないものだ。よく見れば違う人種
なのは解るけど、パッと見解らない。案の定、いきなり隣の空席に座って
きた人も日本人かと思ったら見事に異国語を喋る男性。いよいよ着陸体勢に
入った窓の外を一生懸命私越しに覗いている。…うわ〜このへん見事に田舎で
広大な田んぼと広い川と山ばかり。これが初めて見る日本だとしたら、今
ものすごいイメージのギャップを味わってるだろうな〜。だって日本と
いえば東京の高層ビルや奈良京都の仏閣ばかりでしょ。入ってみていきなり
こんな何もない田舎(すみません千葉)だとはまさか思うまい。
ってことで無事帰国。
たかが2泊3日だがすっかり日本が懐かしくなっている。
やっぱこういう小奇麗な所は日本らしいよな〜。
帰りに預けてあった荷物を受け取って荷物検査を出ようとしたら、空港で
買ったバッグと元から持ってるバッグの、旅行用バッグを二つ持ってる私に
検査員のお兄さんが「荷物二つですか?」と聞いてきた。
ヤバイ、ここでも疑われるよ私!
…しばらく国外出ない方がいいかも。
出られても入れなくなったら最悪だ(滝汗)



2006年06月18日(日) しゃんはい2


早起きして身支度を調え、ホテルの朝食バイキングに向かった。やはりと
いうか上海バイキング。日本のホテルでも慣れているが、さすがにランクの
お高いホテルなので食事の内容もそれなりに充実していておいしかった。
…が、これから一日食べ通すのであまり食べる訳にもいかない。大きな川に
かかった大きな橋、その向こうに洋風の建築物が見える素敵なロケーションで
控え目においしく頂いた。やっぱりここに住みたい。やはりというかこの
ホテル、ビジネスの長期滞在者が多いらしい。いいなぁ、住みたい住みたい。
便利なボータフォ○ユーザーの友達が日本から持ち込んだケータイでそのまま
友人に連絡をし、フロントで待ち合わせて無事合流した。いいなぁボー○
フォン。○コモなんて国際対応ケータイを買った上で、予約して成田で
レンタルしなきゃならない煩雑さなので心底うらやましい。
彼女と落ち合い、早速ホテルの前にたむろってるタクシーを拾って今日
一番目の観光地「ゆ園」へ向かった。池の上に建てられた庭園である。
10時前だというのに人が多くて驚いた。観光客だけじゃなく、
何してるんだか現地人も多い。店も普通に開いていて大賑わいだ。
しばらく店を見てぶらつき、茶店で茶葉と茶こし付きカップを買った。
上に茶こしが付いていて、そのまま飲んでも口に茶葉が入って来ないという
便利さ。象○の象とは違う○印のカップは150円くらいでものすごく安い。
見るとけっこう持ち歩いている現地人が居るので、最近はやりらしい。
やっぱりねーペットボトルとはひと味違うし便利だもの。
次に、朝ご飯は食べてしまったので甘味を食べるために喫茶店へ。小龍包
1皿120円の世界にマンゴープリン600円はものすごい高価だ。でもそれなりに
お客は入ってるし普通においしかった。相変わらず店員は無愛想だったけど。
お茶の後は露店をひやかしながらぶらぶらと街並散策。アパートの2階以上
上は皆、窓から竿を縦に出して洗濯物を干していた。こういう下町ではよく
見かける光景なんだろうけど、パンツとか丸見えでちょっと驚く。聞く
ところによると盗まれて売られることもよくあるらしいし(パンツだけじゃ
なく)それでも干す場所ないからか皆そうして干している。急に雨が降った
場合の状況設定はないらしい。
それにしても上海には狛犬が多い。日本の神社に居るのよりは沖縄に居る
シーサーに近い顔立ちだが、ちゃんと二体、お店の両脇にちょこんの座って
いる。二匹とも口を明けてて首に鈴をつけ、物によってだいぶ顔つきが違う
のがめちゃ可愛い。一番時めいたのは二体で首をかしげている奴だろう。
たまらん、持ち帰りたい(><)
ところで今日はもの凄く暑い。歩きながらだらだらと汗が落ちて行く。
だから途中のコンビニで水を買ったんだけど、300mlペットボトル15円
だった。すごい手軽だ。途中の露天で売ってたのが60円でぼったくりだと
しても可愛いものだ。
そうしてしばらく街を歩きながら露店をぶらついていたが、漢字錠を見つけて
思わず買ってしまった。数字錠の漢字版のことで、輪に幾つか書いてある
漢字を4つないし5つ、決められた漢字に設定すると鍵が開く。人さし指
くらいの大きさの、5つロールの付いた鍵だったが、現地語に堪能が彼女が
値引いてくれて半額で落とせた。やた〜v
しばらく歩いて疲れたので、足休めも含めて現地人お勧めの小龍包屋へ。
小汚いお店で外人なんて皆無に等しかったが、確かにおいしいしとても
安かった。メニューが中国語だし注文の仕方がいまいちよく解らないので
個人的に来ると大変だろうが、ともかく美味しくて大満足だ。
店を出たところでいきなり、子供の足を抱えて道ばたで用を足している親子を
見つけて度肝を抜かれる。もっと人目につかないところでやれよ!
つかトイレへ行け。
食後は、手土産で渡した雑誌とうなぎパイが重いというので彼女の家へ
ちょっとお邪魔することになった。タクシーで近所まで乗り付けた後、
ブランド店で洋服を見ながらしばらく歩く。アウトレットと言えば聞こえが
いい何ブランドだか解らないお店でキャミソールを一枚買ったが、23○の
ノーマルなキャミソール900円を、なぜかMIZU○Oの袋に入れてくれた。
MI○UNOなんてどこにも売ってなかったのになぜスポーツブランドの袋が!
ちなみに連れは雑誌が欲しいと言って本もよく見たのだが、上海には本屋が
なくて全て露店売りだった。ビニール被せてゴムで押さえて陳列してあるの。
日本の雑誌も翻訳されたの売っていたが、中身の3割ほどは翻訳されているが
あとはそのまま日本語らしい。いいんか。
さてお宅訪問。結局10分程上がらせてもらったが、不思議な間取りの可愛い
マンションだった。玄関入っていきなりフローリングが開けているのだが、
それが一段低い半円形になっている。一段高い場所を通路にしてちょっと
した小部屋や他の部屋が続く。面白いな。
中国ではどんなに暑くても客にいきなり冷たい水は出さないらしい。なぜなら
急にお腹を冷やすとお腹に悪いから。それにしては愛想のない店員ばかり
遭遇するが、そういう心遣いと無縁の日本人は有り難くよく冷えたお茶を
頂き、また外に繰り出した。今度はお土産を買いに行くのだ。
その前に中国茶のお店に行った。事前予約しようと思ったら電話が繋がらず、
しょうがないので行き当たりばったりで行ったら客が一人も居なくて電気
すら付けていなかった。だったらなぜ電話が繋がらなかったのか…いい加減
慣れたが商売っ気のまるでない高級茶店でお茶を頂いた。ウェイトレスが
綺麗なサーブでお茶を注いでくれるし、茶菓子も充実している。個室からは
庭園も見れてなかなか良い雰囲気のお店だった。客が居なくてむしろ
良かったかも。
さて次、タクシーで乗りつけて友人お勧めの海賊版DVD屋さんへ。違法も
いいトコなので大きな声では言えないが、一枚150円から、ボックスだって
せいぜい1000円以内で販売していた。M:i:3なんてまだ封切りされてない
のに…!CDもやっぱり150円くらいから。たまに帰国する時に彼女に買って
きてもらうのだが、ちょっと画像が汚いことと字幕が中国語だということ
以外は特に問題なく見られる。すごい商売だなぁ。
次に近くのデパートの地下食品売り場へ。海外行くと当然のようにデパートや
スーパーの地下へ行く。だって旅行者が連れてかれる店や免税店の1/10で
同じ物を販売しているからだ。もっとも免税店が高過ぎるんだけどね。で、
お土産のお菓子とお茶を購入。お菓子は「少林寺クッキー」と言う、
パッケージのシールだけで値段取ってるようなうさんくさいクッキーが幅を
占めていた。こんな安直な菓子、日本人が買うと思って…いや買うか(汗)
やはり中国、スーパーでは食用油を石油缶みたいな巨大缶に入れて販売して
いた。持ち帰るのが大変そう。あと日本の物もあったが、全体的に安くて
満足。安い物好きの父には日本で買うと700円相当するケース入
キシ○トールタブレットを300円くらいで買ってきた。半額以下じゃん。
ちなみに上海のデパートは日本と同じ、1階にコスメやブランド売り場が
会ったが、ものすごく騒がしかった。ちょっと高級嗜好のデパートでも、
中国人のうるささは変わらないらしい。
増えた荷物を持ったまま、またしても友人お勧めの店へ飲茶をしに向かった。
夜はもっと混雑するらしいが、今は人がだいぶまばらでやる気なさそうな
店員ばかりだった。店員といえば少年が目立つ。高校生くらいの少年が普通に
ウェイターしているのだ。就職先がないんかな(余計なお世話)この店の
小龍包もおいしかった。あとは100%ジュース類。アジア系はだいたい
当たりだ。しかし絞り立てでも生温いので喉渇いてる時は要注意。
ほど良く休んでお腹も膨れたので、一旦ホテルに戻って荷物を置いた。
その時にホテルの売店も見たが、売店すら割引して客引きがやかましかった。
露店と同じやん。でも母にシルクのパジャマを買った。元が安いのに
半額だから当然安い。
そしてまたタクシーに乗り、上海雑技団を見に行った。上海雑技団も安い、
一時間半の公演で3000円くらい。これでも「どうやら安いらしい」と気付いて
二倍にしたのが最近だというから、ものすごい物価の落差だ。少し早めに
来てしまったので、ハーゲン○ッツを食べながら休憩した。ハーゲ○ダッツは
この低物価の上海でも1つ250円とか普通に高い。だからやはり現地人には
ものすごい嗜好品で、よく賭けの対象にされるらしい(笑)そんな高級品店
には客もおらず、小さな店内に5人も居るスタッフが暇そうにしていた。
さていよいよ雑技団会場へ。実はここから友人のダンナが合流する。連れの
うち、私ともう一人は面識がある、上海在住のれっきとした日本人だ。
ダンナ様とは、かつて学生時代にインドへバックパック旅行へ行った時に
タイまで一緒に行った仲だ。もちろん上海在住の彼女も一緒に。私達は
タイで一度降りてそこでインドまでの航空券を買い、移動する予定だったが、
ダンナと男友達はそこからネパールに行くので途中で別れたのだ。顔を見る
までうろ覚えだったけど、会ったら思い出した。あ〜こんな顔してたな。
…いやちょっと待て。二人の結婚式行ったじゃん私!人前結婚式の証人まで
やらせて頂いた仲なのにもう忘れたんか。…しかしあの時はシンガポール
帰りで疲労の極に飲んだ乾杯のシャンパンで式半ばにダウンした私は新郎
新婦に介抱された覚えが…だめだ、そんな醜態忘れるのも無理はない(汗)
ともかくその当時の醜態など忘れてくれたがごとく、会ったら普通に接して
くれて一緒に雑技団を見た。初めて見るがとても面白かった。アクロバティックな
動きももちろんだが、軟体系の技も多い。アクロバティックなのは、足の裏に
お尻で着地してお尻から回転してまた尻着地、みたいなすごい尻芸を目の
当たりにして唖然。お尻であんなことが出来るなんて…!軟体系はただ
柔らかいだけじゃなく、顔や両足、両手にグラスを持って体を捻ったり
回ったりしてもの凄いバランス感覚。皆オリンピック優勝も簡単そうな
スキルの持ち主ばかりだ。
すご過ぎてどれくらいすごいのかよく解らないくらいすごかった(頭悪い
感想文だな)トウの立った逞しいおばちゃんと若い男の子の雑技では、
どうしてもおばちゃんが迫っているように見えてドラマを捏造しかける。
だって演出がフェアリー系かドラマチックかのどちらかばかりなんだもの。
ともかくもの凄い筋肉を目の当たりにして感動した。人間、鍛えるとすごい
ことが出来るんだな。私も今日から少し鍛えようかしら…(無理無理)
大満足の1時間半が終了。始まった時も淡々としていたが、終わりも
あっさりだった。「これくらいの芸出来て当たり前」とでも思ってるかの
ようだ。
舞台がはけて9時前。既にだいぶあちこち行っているが、今日はまだ
終わらない。またタクシーで乗り付けて上海名物「火鍋」を食べに行った
(もちろんダンナさんも一緒)ちなみにタクシーばかり乗っているが、
これはタクシーの初乗りが150円で、ほとんど200円前後で移動出来てしまう
からだ。4人で割ったら馬鹿馬鹿しい程の値段しかかからない。便利の極み
である。
デパートの3階にある飲食店で火鍋を頂いた。初めて食べたが、この火鍋も
面白い。日本の鍋と違って、ボール型の鍋を陰陽マークのようにS字で区切って
スープを2種類選べるのだ。相変わらず解らないので注文も全てお任せしたが、
赤い辛めのスープと白い甘めのスープの2種類の鍋が来た。更にトッピングも
選択制。肉も野菜も、好きなモノを好きなだけ選ぶ。そしてタレも、タレと
トッピングが複数乗ったワゴンの中から好きに掛け合わせて作る。味が
解らないので、選択肢が多過ぎて逆に難しい。でも火鍋はおいしかった。
鍋自体が既にスープの味だけで充分美味しかったんだけど、あれこれタレを
つけて食べるのも美味しかった。日本人の舌なんて無視したネイティブな
中国料理の味だわ。そして量が多い。中国料理は残すのが礼儀と言われて
いるらしく、確かに残さざるを得ないくらい大量に持ってこられて泣く泣く
残してしまったが、やはりお残しするのは慣れないわ(でももう無理)
夕食が終わった後、ダンナさんと別れてまたタクシーへ。ちなみに上海
タクシーは、運転席に手が伸ばせないように透明ガード板が付いている。
乗客がムタイをしないように、という配慮らしいが、助手席側に取り付けた
カーテレビに気を取られてる運転手の方がよほど心配である。案の定、
テレビは日本対クロアチア戦の終盤(時差があるからちょうど11時前に
終わろうとしていた)彼女の通訳によると、運転手は日本が苦戦してるのが
嬉しいらしく「ジーコはもう駄目だね」とか言っていたらしい。
…嫌われてばかりだな、日本人(涙)
さてそのタクシーでどこへ行くかというと、夜景スポットへ夜景を見に行った。
有名な場所らしいのだが、夜景が11時を過ぎると電気を落としてしまうからと
急いで連れて行ってくれたのだ。本当に今日一日素晴らしい接待ぶりだ。
夜景は大きな川に面した河川敷がベストスポットで、向かいのビル群の
イルミネーションがとても綺麗だった。反対側の洋風の建築物もライトアップ
されていてとても綺麗。しかも昼は暑いくらいだったが、今は風が涼しくて
とても気持ちいい。素晴らしいロケーションだが、なぜか宙には黒い凧が。
…なんでだろう、上海の若者の最近のオシャレだろうか。でもこの風なら
私も上げてみたいわ。
11時過ぎたらイルミネーションも消えてしまったので、今度はちょっと
歩いて高層階のバーへお酒を飲みに行った。スゴイ、上海2日目にしてもう
バーか!玄人のようだ。こちらではお酒一杯の値段が日本並だったので、
上海の中ではものごっつ高い。ベッドを椅子にして外に並べ、テキトーに
座れるようにしてあって面白い間取りだった。お酒はあれこれマズかった
けど、雰囲気代だと思えばまぁヨシ。
さてようやく本日最後の行事。これから深夜営業のエステへ行くのだ。
またしてもタクシーを拾い(ちなみにタクシー、深夜料金で初乗りが150円
から180円に値上がりしていた)エステ店前へ乗り付ける。上海エステは
通常深夜2時まで営業しているらしい。12時過ぎにいきなり4人でやって
きたのに、普通に4人まとめてマッサージしてくれた。そう、時間が
少なかったのでエステじゃなくマッサージにしてもらったのだ。そして、
今日はホント安い安い言い続けているが、最後に一番驚いた。マッサージ
60分3000円かよ…!(だいたい日本の半額)
技術は日本となんら遜色なく素晴らしい揉みテクで、一日動き回った体を
程よく揉みほぐしてくれた。う〜ん、満足だわ。終わった後はお茶と
スイカのサービス付き。至れり尽くせりである。
ってところで今日の日記は随分長かったし(ホントにな)このへんで。



2006年06月17日(土) しゃんはい1


上海へ行ってきた。
急きょ決まったことなうえ、準備する時間もほとんどなかったので、
今朝起きてから荷造りと身支度に取りかかった。
服が見つからなくて探している間に時間はどんどん無くなり「無いよりは
多めでいいか」とあれこれ掴んで慌ただしく成田へ向かった。
今回の連れは高校時代の友人2人。行き先の上海には同じく高校時代の
友人がダンナと二人で暮らしている。それに会いに行くのだ。
一応上海在住の彼女のリクエストでお土産に日本の雑誌は買ったが、
ダンナにもお土産をと空港内でうなぎパイを買った。これがまた、タダの
うなパイではない。金色の箱に包まれた「うなぎパイV.S.O.P」というのを
ご存知だろうか。通常のうなパイの3倍高いリッチなパイには、ブランデーまで
入って通常「夜のお菓子」というキャッチフレーズが「真夜中のお菓子」に
進化している。これを一度食べてみたかったのだが、今回はお土産という
ことで。だって上海なんて日本の物はほとんど手に入るから、どう頑張っても
珍しいお土産は思い付かなかったんだもん。うなパイスペシャルなら相手を
うならせること間違いなし!
で、お土産も買っていざ機内へ。使ったことない航空会社の便だったが、
スッチーには中国人が多くて、やたら中国語で話しかけてきて英語すら
あまり喋ってくれない不親切な飛飛行機だった。日本語話してくれても
いいのに、英語すらあまりだなんて酷過ぎる。しかも無愛想だし。
「ん」とか言いつつ物渡すなよ。あんたと私は家族じゃないぞ。
こないだのグアム行きからこっち、海外の航空会社はハズレばかりだわ。
ハズレと言えば機内食も大層マズかった。
期待すること自体間違いなのかもしれないけど、こりゃ本気でマズいわ。
中国系航空で嘘な日本食出されてもね…。
さてそんなこんなで無事上海到着。そのままツアー会社のバスに揺られて
ホテルへ。もうすっかり夜なので、今夜は大人しく寝て活動は明日からだ。
空港からホテルまでけっこうな距離があったのだが、途中でものすごい高い
歩道橋を見つけて驚いた。いやホント、ビル10階分くらいあるよあれ。高い
高い。30分くらいかかるんじゃないだろうか。一度登り始めたらどっち
付かずになった時にホント泣きそう。かつて一度だけ行った東京タワーで、
やはり階段で降りてきたら降りても降りても階段が続くので途中で泣きそうに
なった切ない思い出を思い出しました。…やりたくない(汗)
着いたホテルはランクをちょいと上げたので、思っていた以上に素敵な
内装だった。広くて上品でアメニティも充実。ライティングデスクや
ソファ、足置きのあるアームチェアまで揃っている。バスルームも広くて、
バスタブの他にシャワールームば別になっててバスジェルまで完備して
ある。本気でこのままここに住みたいと思った(そして執筆したい)
さて、これから早く寝て明日に備えなければ。



2006年06月16日(金) それでいいのか


ワールドカップ関連でもう一つ。
対クロアチア戦を2日後に控えた今日、
友人からメールがあった。
クロアチアと言えば私の大好きなピアニスト
マキシムの故郷であるが、そんなこと知ってるのは
マキシムファンだけで、クロアチアの知名度は低い。
ヨーロッパ内にあることすら知らない人も多いだろう。
で、その友人は一緒にマキシムのコンサートへ行った
こともあるから当然、マキシムの故郷がクロアチアで
あることも知っている。
メールにはこう書いてあった。

クロアチア戦勝って欲しいですね!って言ってる
テレビ番組のBGMにマキシムのピアノが使われてるよ!

…なんだよ、背後がもうクロアチア人(の曲)に
占領されてるじゃないか。
いや、それだけマキシムの曲がアクティブかつ
アグレッシブで素晴らしいってオチでもいいんだけどね。

選手だけじゃなく、大丈夫なのかサポーター。



2006年06月15日(木) 寝耳に水


中学時代からの男友達がいる。
本の貸し借りを続けてはや10年、長いものだ。
最近ではお互いなかなか時間が取れないので、
たま〜に会って近況報告をしつつ本の貸し借りを
するようになっていた。で、今回はだいぶ間が開いて
8ヶ月ぶりくらいだろうか。向こうから連絡が来て
久々に会うことになったのだが、今月はもう私が
忙しいから無理、と言うと「来月結婚するから
ぜひ今月中にしてくれ」というではないか。

「聞いてないよ!」

いや、別に逐一連絡しろとは言わないけどさ、
そんな相手がいることだって全く聞いてなかったから
驚いたって仕方ないじゃないか。しかしそう言われれば
今月中に調整するしかない。土日はもう埋まって
しまっているので平日夜しかない。しかも来週は無理で
明日は「剣客商売スペシャル」があるから9時までに
帰らなければならないとあってはもう今日しかない。
「剣客商売スペシャルが…!」と言って「それじゃ
金曜は無理だね」と返してくれる貴重な友達なのだ。
お昼休みに急いで本屋へ行って結婚祝いに本を買った。
食器とか雑貨とか、相手も知らないのにうかつには
買えない。付き合いは長いが相手に関して本の趣味しか
解らないのだから、当然のように本を買いに走ったのだ。
幸い勤め先が本屋街なので、大きな本屋をはしごして
風景の写真集を2冊買った。新婚夫婦が旅の写真集を見て
「ここ行きたいね〜」といちゃこく様が微笑ましかろう、と
勝手に想像を膨らませたのだ。そのうちの一冊
「旅先で出会った猫」というのは猫を取らせたら日本一、と
私が勝手に思っている岩合光昭氏の猫写真集で、
立ち読みした時点でもだえ死ぬかと思うような愛らしさだった。
たまんない、私も欲しいコレ。その友達も猫が好きなので
喜んでくれるだろう。もう一冊はヨーロッパの街並みを
収めたもので、ちょっとマニアックな都市ばかりが映って
いる。例えれば日本を海外に紹介したとして、京都奈良を
無視して岡山や岐阜の街並みを「これが日本です」と
見せるのに似たマニア泣かせの感慨がある。
奴なら「うぉーハンブルクじゃん。たまんねぇ」と言って
くれるくらいマニアなのは知っているのでそれにした。
幸い、早めに仕事を切り上げられたので9時前に
待ち合わせのファミレスに行く。
そこでお祝いの本を渡すと、案の定上記のような反応を
示してくれた。狙い通りで嬉しくなる。
ハネムーンの行き先、というか行く予定すらないらしい
ので「ぜひ奥さんとこれ見て検討してくれ」と言って
おいたが「引きこもりだから無理」とか言っていた。
そのまんざらでもない顔…それはノロケなのか?(汗)

それにしても男友達が結婚する、というケースは珍しい
ので思わず色々聞いてしまった。「いや〜自分でも
実感なくてさ〜」とか笑っている顔は通常通りに見える。
もっとノロケとか将来の展望を聞けるかと思ったのに
おかしいな。いや、最近の男はこんなもんか。

ともかく喜んでもらえたのは幸いだった。



2006年06月14日(水) サムライって…


いまや全国サッカー熱で吹き荒れている。
私はあまのじゃくなので、というか本当に興味がないので
サッパリ解らない。が、昨日の試合に関しては「いや〜、
あんな負け方するなんて思ってなかったよ〜ニッポンも
困ったもんだねぇ」とテキトーでソレラシー相槌は打てる。
それ以上は解らないが、それくらいは解る。
あらゆるメディアが総力挙げて商品開発に力を入れて
一時間以上前からナマ中継してスタンバってたのにアレ。
○ァミマのワールドカップ仕様のビニール袋は、
こんなに早く日本の出番が終わっちゃったら
在庫の嵐になるんじゃないだろうか。
その、ファ○マのビニール袋を見てふと気付いた。
日本サッカーが総力挙げて応援しているその
SUMURAI BLUE 
日本人までが、外人のサムライ像みたいに
勝手に想像してるとしか思えない。だってさ、

サムライって精神集中とか自己鍛錬とか、
基本的に 個人プレー じゃない?

そんなチームプレーを真っ向から否定するような名前付けんでも…(汗)



2006年06月10日(土) 接骨院


図書館行ったついでに、2軒隣にある接骨院に行ってみた。
とりあえず足はだいぶよくなったんだけど、せっかくだから
原因を聞きに行こうかと思って。
しかしその病院に来たことがない。初めて来た場所なので、
まず土曜の午後は開いているのか解らず、こそこそと
入り口に入ってみた。するとどうやらやっている雰囲気。
待合室で問診票を書いて待っていると、待合室には
見事に古いマンガが置いてあってちょっと感動してしまった。
たるるーと君とか小コミとか、私が中学生時代にはやって
いた本が並んでいるのだ。思わず手にとってしまった。
さて診察室に入る…というか待合室と続きになっていて
かなり開放的な診察室なのだが、先生に足チェックして
もらって機械を通して暖めて…とよく解らない治療を
受けた。隣を見たら中学生がマンガ読みながら診察受けて
いて、更に隣はおばちゃんが先生と近所話をしている。

ものすごい田舎診療所だ。

で、痛くないので固辞したのだが包帯を巻かれてしまい、
固定されてしまったものだからひょこひょこしながら
帰ってきた。包帯が必要な程痛くはなかったので、
帰りに普通にスーパーで買い物して帰ってきたのが
妙に恥ずかしかった。どんなしょぼいケガの仕方
だったのか疑われてる気がする…!(自意識過剰だろ)

ところで診療所は、帰りがけに気付いたら
「包帯は返してください」と書いてあった。
つまり否応なくもう一回来させる手段らしい。
そういわれても、来週は病院がお休みだし、さ来週は
私が用事あるから来れないしで、もうすっかり痛く
なくなってるのに、一体いつ来ればいいのやら。



2006年06月06日(火) 大捜索


日曜にオフで会った皆様と食事している時、なぜだか
解らないが私が以前書いた「都密呪詛マフラー話」の
話が出てきて「どんな話だったか」という話になった
時に、全く思い出せない自分に驚いてしまった。
「マフラーに呪詛で愛染明王の梵字が編みこんで
あるんですよね」と言われれば(どんな話だよ)
確かにその通りだったと思い出すのだが、それ以上が
チラリとも思い出せない。確かにそんなもの書いた
おぼえはあれど、いつなぜ書いたのかが全く解らないのだ。
「都筑にマフラーをあげる話なら都筑の誕生日ですかね?」
とNINAさんにふられて「いや、私が都筑の誕生日に
イベント小説書くなんてありえません」と断言する始末。
こういう自分の特性なら解るのだが、肝心の小説書いた
動機や載せている場所が解らない。■に載せてる小説の
ほとんどはイベントがらみが多いから、ふと思いついて
書いたネタなんてほとんどないと言っていいくらい。だから
動機さえ思いつけば場所も思いつくはずなんだけどなぁ。
結局その場では思い出せなくて、帰ってきてから
コンテンツを漁ってみた。■は、お客様には申し訳ない
くらい小説があちこちに点在している。「読み物」
ページだけとは限らない…どころか読み物ページの
方が少ない場合もあるから恐ろしい。一番少ないのは
「自前小説」だと思うくらいの入り乱れぶりだ。
怪しいのは自前小説、催しもの、イラストあたりで、
めぼしを付けて探し始めたが、何回見て回っても
見つからない。どのタイトル見てもピンと来ないのだ。
自分で書いたものなのに、本格的に見つからない。
仕方がないので、ページの名前から探すことにした。
私はページの名前をつける時、短くて単純で解り易い、
つまり今みたいに自分が見つける時に見つけ易い
タイトルを付けるようにしている。「盆の頃」なら
「bon1〜」みたいな。この自分のページの付け方の
法則から、見つけようと思ったのだ。まず、マフラーが
キーワードなのでマフラーを英語にしたものかと疑って
みたが、長いし略せないから違うらしい。次に、この
マフラーが呪詛入りだったことから「juso」で探して
みたが、これもどうも違う。首をひねりながらひたすら
探索していて、ようやく見つかった。答えはなんと

teami

見つけた瞬間思い切り納得した。やっぱりマフラーが
キーワードで、このマフラーは密の手編みだからteami。
なるほど短くて単純で解り易い。推理通り…!

感心してからふと、自分で自分の思考を推理している
自分に気付いた。あまつ感心までしてどーすんだ。
アホゥか私。
というかまず、なんでそこまで深く忘れてんだ(汗)



2006年06月05日(月) 足痛


先週から足が痛い。
具体的に左の土踏まずから側面にかけての外側。
水曜の夕方あたりからどうも痛かったが、金曜には
ピークになったので湿布を貼ってしのいでいた。
でも土曜に大して痛まなくなったので放置していたら、
昨日はつい沢山歩いてしまったのでまたぞろ痛み
出してしまった(オフではご迷惑おかけしました)
なんだか解らないが痛い。
恐らく、痛み出した水曜に履いていたヒールが久しぶりに
履いたものだったからグキっとひねったせいなんじゃ
ないかと思うが、どうもはっきりしない。
だってあのヒールで行った旅先の神社の、玉砂利だって
延々歩いたことあるのになんで今更。やはり寄る年波には
勝てないのか…(いくつのつもりだ自分)
ともかく今日も再び湿布を貼ってひょこひょこ歩く始末。
朝はなるべく遠回りして出勤してるのに、わずかな
距離も電車に頼らなきゃなんて、情けない有様に。
さては今まで妄想世界でいじめてきたキャラのむくい
かなぁ、とか気付いた。根も歯も因果関係も全くない
はずだが、身におぼえがあるのでつい不安になってしまう。
私は妄想でエロに持ち込む時、すぐ攻なり受なりを精神的、
肉体的に弱らせてしまう。恋愛感情を抜きにしたエロの
口実として手っ取り早いからだ。一番好きなのは足にケガ
させることで、もう足ケガネタだけで何パターン書いて
きたか解らない。あと雪山遭難系。足首をヒネってたら
(脚を)抱え込んじゃえば(足を)踏ん張らなくて
済むから痛くないでしょ?(同意を求めるなって)
このへん付き合い長いヲタな友人ハルカに言うと
「あんたも好きだよね〜」と呆れられるが、
もう伝家宝刀自家発電なので「だって楽しいんだもん」と
いつまで経ってもこのネタを捨てられない。密にケガ
させるとつい描写に気合が入ってしまうのはこのためだ。
痛そうなのがすっごく楽しいのだ。ついでに精神的にも
弱ってくれるともうたまんない(病気かよ。いやでも
これくらいのゆがみは誰にでもありますよねぇ?)
そもそもが自分が楽しむ用なので、そればっかりだと
アホらしいしキャラには悪いなぁと解ってるんだけど、
全身傷だらけにして悦ってばかりだ。

そのむくいかな、とふと思った。
別に人権を踏みにじってるとかじゃなく、ちょっとケガに
対する認識甘すぎ?いや、自分のはいいんだけど、こんな
妄想でケガばかりさせてちゃ人として問題ないか?

…とかなんとか考えてみたが、痛ければ痛いでそれを
ネタのタネにするだけなので、結局は転んでもタダでは
起きないという、それだけの話だった。



2006年06月04日(日) 少年美声鑑賞


午前中に用があって友達と落ち合い、用事を
済ませてからサントリーホールへ向かった。
今日は少年の美声鑑賞会。NINAさんと冬菊さんの
誕生日会を兼ねて、世界に冠たるウィーン少年合唱団を
聴きに来たのだ。なんてハイソな誕生日会!
待ち合わせよりだいぶ早めに来てしまったので、
サントリーホール隣の全日空ホテルの中をふらふら
していると、なんと本日の利用者欄に「ウィーン
少年合唱団ファンの集い」の文字が。オンリーですか!?
軽いカルチャーショックを受けつつ、暇なのでホール
近くの噴水裏にあるベンチでぼーっとしていた。
会場前なのに長蛇の列。皆、そんなに美少年が好きなのか。
しかも老若男女、いや女性の方が多いけど老いも幼きも
観にきている。日本人って一億総美少年好きなんだろうか。
ぼんやりしているうちに、あやさんNINAさんが到着、
中で冬菊さんとも落ち合ってホール内へ。その前に
オリジナルグッズを購入した。なかなか手頃な値段で
驚く。そしてなぜマスコットがクマなんだ。
あやさんが取ってくれた席は、サイドの2列目、舞台が
よく見える席だ。歌は二の次で顔を見に来た客なら
大満足のポジションだろう。大拍手で迎えられた少年
合唱団は、15才以下の美少年揃いの美少年揃いだった。
目を閉じて聞いていれば女声と聞き分けられない。
しかも一曲一曲いちいちポジション替えたり
先生の譜めくりしたり、実にかいがいしい。
その指揮者は若い男性だったのだが、指揮もするし
伴奏のピアノも弾くしで、保父さんのようだった。
幕間にパンフを見たら20代のトルコ人で、皆して
「まさしくハーレムじゃん!」と妙に納得してする。
だって先生、美少年に囲まれた伴奏してるのすんごい
楽しそうだったし、しまいにゃ一緒に歌ってたし
(しかもけっこうウマかった)
曲はミュージカルやオペラ、国の民謡なんかが主で、
華やかで明るくて聞きやすい曲ばかりだった。
ヅカみたいに、合唱団の中でも組によって歌う曲の
特色があるのか、似たり寄ったりの曲ばっかりだった。
伴奏している先生のピアノもまさにそんなカンジで、
ちょっとナルシストっぽいのが気になったけどそんだけ
実力があったら仕方ないか。とにかくしっかり歌ってる
男の子達の可愛いこと!華奢で可愛い顔立ちなのに
歌ってると凛々しくてステキなのがたまんない。
で、ちゃんと演目見て予約したはずなのに、なまじ少年が
可愛いもんだから途中から「せっかくだから宗教音楽
やってくれないかな〜」と腐女子妄想モード暴走。
サントリーホールは昔からクラシックばかり聴きに
来てるからスイッチ入り易くて発想がヤバイんだよ私(笑)
少年達はタ行の怪しい「世界に一つだけの花」とか歌って
大喝采を受けつつ、大好評のうちにコンサートが
終了した。私はコアなファンが潜んでいるだろう前列も
併せて見ていたので、手拍子したり手を振ったりして
ノリノリのファンも見てスゴい世界だと思っった。
コンサートが終わった後は、ちょっと歩いて冬菊さん
おススメの喫茶店でお茶とケーキをご馳走に。
さすが都内!上品にウマイ!
で、そんな場所でも当然盛り上がるのはヲタトーク。
ついでにNINAさんと冬菊さんに渡した誕生日
プレゼントが思いのほか気に入ってもらえて一安心した。
それにあやさんてば通販からラッピングまで完璧に
やってのけてくれて、ホント今回何もしてない私は
ひたすら恐縮するばかりなのでした。…ヤバイ、
私が幹事だったらとてもあそこまで気が回らない(汗)
お茶して時間を過ごすと、今度はお夕飯を予約して
いた参宮橋まで移動することに。私は六本木界隈が
まるで解らないので黙って付いて行ったのだが、
都内って坂が多いなとつくづく感じました。
都会なのに、一歩入るとホント雰囲気が下町っぽい。
で、へたれな私に親切な皆様が気を使って下さって
タクシーで予約していたレストランまで。本日の
夕食は、代々木の有名なフレンチレストラン
キノシタでフレンチのコースだ。世界的な合唱団の
コンサート聴いてお茶してフレンチのコースなんて、
なんて完璧なデートコースなんでしょう!
食事は、リーズナブルな値段の割に美味しくて、
アットホームなのにサービスもしっかりしているし
とても楽しいひとときを過ごせた。くぅう…体調が
万全なら完食してもまだ余裕あったのに!(><)
ちょっぴり気取った場所だったけど、どこでも話す
内容は変わらなくて、でも特に楽しめた気がするv
さて朝から動いていてソッコー体力の無くなった私に
付き合わせるカタチで、9時前にレストランを出た。
ホントすみません融通利かない体で(汗)
わざわざお見送りまでしてもらって大迷惑かけて
帰ってきました…やだやだ年は取りたくないわ(汗)



2006年06月03日(土) 死ぬかと思った


…というタイトルの、バカをやって死ぬほど焦った
エピソードを集めた本があるが、今日はそれに
匹敵するアホらしい恐怖体験をしてしまった。

夕方になって車で出かけたのだが、ゆっくり
買い物しているうちに帰りが遅くなってしまった。
遅いと言ってもまだ7時、車で出たのだからちっとも
遅くはないのだが、今日は7時から「世界の超常現象」
みたいなオカルトの特番をやる予定で、それを楽しみに
していたのでかなり焦って帰った。母も私も、こういう
オカルト番組が好きでよく見ている。特に今回のは
今ハヤリのダ・ヴィンチ・コードの他に、世界の
オーパーツの特集をやると聞いてかなりワクワクして
いた。オーパーツというのは、その時代にあった
はずがない古代遺産のことで、たいがいは宇宙人説で
片付けられている(笑)1万年前に絶滅したはずの
恐竜の絵が2千年前に描かれてる不思議とか、
当時の技術では作れたはずがない水晶を加工させた
ドクロとか、2千年錆びない鉄柱とか、飛行機が
出来る500年以上前に作られた飛行機の模型みたいな
金細工とかとか。そういうのTVで見るのは久しぶり
なので張り切って帰ってきたが、既に30分のロス。
車は電車と違って、急いだ分だけ早く帰れるので
法廷速度もなんのその、かなり飛ばして帰ってきた。
ところで家へ向かう道は、車通りは少ないがカーブが多い。
日頃、せいぜいスピード出しても60キロのところを、
今日の私は勢い余って80キロ以上出していた。ちょうど
対向車が来なかったのでセンターラインを無視する
カタチで振りを減らしてひた走っていたら(※とにかく
かなり色々違反です。マネしないで下さい)いきなり
視界に対向車が入った。慌ててハンドルを切る私。
が、元からスピード出していたので、急にハンドル
切ったら次の不幸は目に見えていた。

次の瞬間、
カーチェイスみたいに左右に
激しく揺さぶられた

のだ。

さすがに悲鳴は上げなかったけど、内心「死ヌ!
マジで死ヌかも!」
とかなり雄たけびを上げていた。
ハンドル振られるなんて、これまでの駄目車人生で
初めてだよ私!(しかもオーパーツのせいで)

…で、まぁ家まで1キロ切ってたんだけど、あとは
心を入れ替えて安全運転で帰ってまいりました。
たかがオカルト番組見るために事故りかけるなんて、
いつまで子供心を失わないつもりなんだ自分(汗)



2006年06月02日(金) 実はマズかった


GWにシロクマ君と大津んに会った時、
グアム土産のクッキーに合わせて瓶の
ハイビスカスティーを買って渡した。
おいしいからではなく、クッキーに
趣旨を合わせた結果だ。
自分の分も買って、瓶だからとすぐ
飲まないでそのまま放置しておいた。
もったいないからではなく、その時
喉が渇いていなかったからだ。
それを今日飲んで驚いた。

目の覚めるようなマズさ

なのだ。
私は味覚オンチというか、マズいモノに対して
かなりニブい。マズくてもけっこう食べられて
しまうのだ。私が食べられないと言ったものは
かなりのマズいランクに位置する。この
ハイビスカスティーもソレだった。すっぱくて
ものすごく飲みづらい。喉渇いてたからしばらく
黙って飲んでいたものの、ふと気がついたら
あまりのしんどさにしばらく考え込んでしまった
くらいマズいのだ。名前とイメージで勝手に
想像していたが、思えば花の名前付いた食べ物で
相性が良かったためしがない。桜餅はいいとして
桜ソフトクリームだってかなりマズかったじゃないか。
ハーブティーだって苦手で、以前美術館で出された
オシャレなハーブティーを死ヌ気で飲んだのは、
あの強烈な味ゆえに何年経っても忘れていない。
そう、異色な紅茶は私に鬼門だったのだ。
それより何より味も確かめないまま人に差し上げて
しまったので慌てて詫びのメールを入れた。
するとシロクマ君から、何気ない思いやりに
溢れた返事がきた。

「他のジュースと一緒にあわせて
飲んだから大丈夫だったよ」


…やっぱりマズかったんじゃないか(汗)


いや、というか大津んもホントにごめんなさい(涙)


 < 過去  INDEX  未来 >


牛良 [MAIL] [HOMEPAGE]

My追加