ナナとワタシ
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| 2011年09月30日(金) |
パスワードが決まりました |
ワタシの独り相撲でお騒がせしている、ナナワタパスワード制導入について、進捗状況をお知らせさせていただきます。
取り急ぎ、このたびの目的に対応できるブログを借り、ある程度形にし、 前回削除した記事をアップするところまでできました。 おめでとうおめでとう! ありがとうありがとう!
※追記---- うっかり新しいナナワタのURLを明記しておくのを忘れました。(アホかワタシ)
こちらです。
http://sonakru.mamagoto.com/
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ということで、パスワードもお知らせさせていただきます。
ユーザー名 (公開終了しました)
パスワード (公開終了しました)
追記:(公開終了後、パスワードを忘れてしまった、あるいは今初めてこれ見たよ!ってかたは、お手数でもメールで「教えろ!」とお願いいたします)
ブログを借りた時点では、パスワードのほかにユーザー名の入力が必要だということがわからなくてですね。 ブログの体裁を全部整えてから、パスワード決めて、で、自分で入力画面を開いて見たらユーザー名まで要求されたので、 「こりゃしまったなぁ」 なんて思ったんですけれども。 何がしまったって、めんどくさいです。ふたつもアルファベット入力するの。
でも、もう後には引き返せないところまで来ちゃっていたのでした・・・ 許してください・・・
パスワードだけでも壁が高くなるなぁと危惧していたというのに、 ユーザー名の入力までとは、壁の高さも2倍でございますよ。 困った困った小股。 てか、ホントにどうもすみません。
そんなしちめんどくさい新しいナナワタですが、 どうぞよろしくお願いいたします。
| 2011年09月29日(木) |
ナナワタが変わります |
ええと
ナナワタが、「世界に向けてのびのび発信☆」ということがしづらい状況になってまいりましてですね。 まあ、今までの内容も、のびのび発信して良いかと言われれば、「いえ、すみません」と謝らねばならないようなソレだったわけですが。
で。 思いあぐねた結果。
前々から「いつかはやらなきゃな」と思っていた、ナナワタパスワード制に踏み切ろうかな・・・と。
本当はあまり好きではないんですよね、パスワード制。 あれって、「パスワード入れてください」って出てくると、しかも自分がそのパスワード知らなかったりすると、ものすごい疎外感を感じませんか。 それともれはワタシがかわいらしいさびしんぼうだからってだけなんでしょうか。
まだですね、初めて行った先で「パスワードよこせ」と言われるんでしたらね、「あ、そういうところなのか。知らないから、ま、いっか」でスルー、で済むんですけれども、これが、今まで通っていたサイトなりブログなりを開いたときに、いきなり
「パスワード入れて」
って出てくると、「ええええええ、し、知らない・・・てか、みんなは知ってるの?・・・孤独だ・・・(´・ω・`)」 なんてなっちゃったりしませんか。 それともれはワタシがかわいらしいさびしんぼうだからってだけなんでしょうか。
という、ひたすら「ワタシがそれやられるとさびしいから」という超個人的な理由でもって、「パスワード制にはしたくないんだよなー」とぐずぐずしていたのですが、 冒頭で述べました理由で、断腸の思いでもって(大袈裟)パスワード制に踏み切ろうかと。
もうね、いっそこの機会にナナワタやめたほうがいいのかな、とかもですね、当然考えたんですよ。 ワタシの個人的な、それもモラル的に見てちょっとどうなのよーみたいなですね、そういうテキストをだーらだーら書いて、しかも、年中「ナナにバレたらどうしよう!」とか怯えながらですね、アホかって感じじゃないですか。
それにですね、もし、ナナと一線を超えてしまったら、ナナの性格を考えるとワタシったらなんだかすごくいけない人ですし、そんなもん書いて公開し続けるのってきょんにも申し訳が立たないしとかですね、考えまして、そうなる前にキレイにナナワタを終わらせてしまった方がいいのかなぁ、なんて。 ええと、「一線を超えることはないからそんな心配すんな!( ^ ∀ ^ )」と言われることは百も承知でこれ書いてます。頬を赤らめながら。 でもね、わかんないですよ。マジでわからないですよ。 男女・・・じゃなくて、女女の仲がどんな風なきっかけでどんな風に転がっていっちゃうかなんて。 ・・・てか普通わかるのかし?(・.・)
で、ナナワタはもうやめよう、とワタシの中では実はその準備を始めていたのでありますが。
ここにきての、なんか、波瀾万丈ぶり。 て書くと大袈裟ですが。 ちょっとですね、誰も引き留めていないのに、ここで終わりにしちゃっていいんかいな、ってですね、自分で勝手に引き留められたんですよ。 てか、簡単に言えば、正直に言えば 書きたいんです、ワタシ。 「ナナとワタシ」という関係が、また少し変化しつつあるこの状況を書いておきたいんです。 ワタシはナナとのことをいったん文章に起こすことによって、まず大きなセルフセラピーになっておりますし、自分が置かれている状況をわかりやすく文章にするために、一度状況から自分を突き放し、客観性を得ることができております。 そのことによって、変に気持ちを暴走させずにいられたり、ひとりで勝手に考え込んで闇に落ち込むような事態に陥らずに済んでいるのです。
そしてそれだけでなく、読んでくださるかたがいらっしゃるのなら、読んでいただきたいんでしょうね。とっても。 だって、ただセルフセラピーのために書くだけならチラシの裏でいいんですもの。 や、チラシの裏じゃあんまりだから、こう、「秘密のダイアリィ☆」なんてものにですね、鍵とかつけてですね、好きなだけ書いてりゃいいんです。 そうしないで人様に見られるところで書きたいということは、読んでいただきたいんですよね。 あるいは露出狂の気があるか。 裸の上にコートをはおって、道行くネットサーファーたちに「ばあ( ^ ∀ ^ )」ってやりたい。そんな気持ち。 今まではほぼ裸で「見て見て−」と、じょりぃオリジナルダンスを踊っていたところを、コートくらいははおろうか、と。 そんなパスワード制。 自分でも何言ってるかよくわからなくなってきましたが。 ワタシの比喩って、たいていこのように、例えれば例えるほどわけわからなくなります。
とまあ、相変わらずの自分勝手な理屈でもって、ナナワタパスワード制の導入となりました。 「パスワード制とはなんと生意気な。そこまでして読みたかねえよ」とかおっしゃらずにですね、 今までのクソしょーもないナナワタにおつきあいくださったあなた様は、これからもぜひおつきあいいただければと思っております。 そして、今偶然、存軽を訪れたかたにももちろん読んでいただければしあわせなんですが、これってどうすればいいのかなぁ。 「うちは常連さんだけだよ」なーんて雰囲気にはしたくないんですよね。 かといって、ある程度の守秘を得ようとすると、どうしても排他的になってしまうし・・・。
悩みどころでございます。
ナナワタを今まで書いてきて、意外に「似たような状況です」というメールをいただいたりすることが多くてですね。 ワタシのように、ぐーずぐーずだーらだーらと相手のことを好きで、友だち以上ってラインを超えられずに悶々となさっていらっしゃるかたなんかにはですね、「こんなアホがここにもいたのか!」なんて具合によろこんでいただけることもあってですね。 逆の立場だったら、ワタシもやっぱりうれしいと思うんですよね。同志よ!みたいな感じで。 パスワード制にしてしまうと、そういう方たちとの新しい出会いがなくなってしまうのかなぁ、なんて思うと、誰がさびしいってワタシがさびしいわけですよ。
悩みどころでございます。
しかしまあ、とりあえず、ワタシの欲望をワタシに都合良く満たすために、ナナワタはいったんパスワード制という形をとらせてみていただきます。 次の更新からスタートです。 そのときかそれまでに、パスワードもお知らせさせていただこうと思っております。 いったん削除してしまった前回の記事も、そちらには再アップするつもりです。
ということで。
これからもナナワタをどうぞよろしくお願いいたします。
| 2011年09月04日(日) |
進展の有無 の、続き |
ワタシの話が長かったせいで、前回の記事で終わりまでいけなかったんですが。 いけない といえば、ナナが「イクときにホントにイクって言う人いるの?」とワタシに質問してきました。 「そりゃいろんな人がいるし、若い世代は思春期の刷り込み的に『イク』って言うのがデフォかもしれないから、けっこういるんじゃないの?」とお答えしておきました。
そんなことはどうでもいいですか。 そうですよね。 こんな話をしていると、また字数制限に引っかかってしまいます。
さて。
前回の記事で
進展、 ありましたよ。
と言い切ったじょりぃであります。 どんな進展があったのか、続きをアップさせていただきます。
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ラブホに入ってもう5時間ほど経過し、ナナと一緒にベッドでごろごろしていたときのことです。
「このベッド広くていいなー。欲しいなー」とナナ。 「広さもいいけどさ。固さもいいよね。こんなに長時間ごろごろしてんのに、背中も腰もまったく痛くならない」 「ね。 じょりぃの部屋に置きなよこれ。 寝に行くから(笑)」 「ベッドだけで部屋がいっぱいになってしまうなぁ」 「いいじゃん。どうせ寝るだけの部屋でしょ?」 「まあねえ」 「だってほら、こんなに広いから、これなら一緒に寝られるんじゃない?」
誰と誰が?(°▽°) あなた、ワタシと一緒に寝に来てくれるわけ? また思ってもないのに言ってるだろー。
「寝られるね。間にもうひとり入れる(笑)」 きょんが一緒でもOK('ω^v) 「ラブホのベッドって、こんなに広かったかなぁ?」 「まあ、ワタシ、こんなに隅っこに寝てるしね」
広いベッドなのに、わざわざ落ちそうなほどの端に寝ていたじょりぃ。
ナナに対して下心があると思われるのがイヤで、思い切り離れたポジションにいたのであります。
「ホントだ!あはははははははは。 あたし真ん中に寝てたわ。広いはずだ(笑)」 「真ん中とはずうずうしいな」 「もっとこっちくればいいじゃん。 落ちるよそれ。落ちるのが好きなの?」 「落ちたくないからそっち行く」
ずりずりずり。 とナナの方へ寄るじょりぃ。 ナナはワタシに背中を向ける姿勢でいたので、あまり余計なことを意識せずに近寄ることができました。 大きいテレビ画面では、24歳メガネ萌え仕様の人妻が、あんあんあうあう言いながら、いろんなことをしたりされたりしております。
「ねえ、声って出す人?」とワタシ。
ナナがセックスのときに、ってことです。たぶん通じるはず。
「え? うーーーーん・・・・・どうなのあれって(笑)」 通じたっぽい。 「どうなのって何が?」 「世間一般の人はみんな、あんな風に出すの?」 「人によるとは思うけど、あれは演技だろう(笑)」 「演技か・・・なんかさ、あんな風には出ないよ(笑) でも、うーん・・・まあ少しは出るんじゃない?」
模範解答ですネ。どうにでもとれるよそれ。
「どんな風に?」 追求するじょりぃ。 「今ここで再現しろってこと?(笑)」 「うん(笑)」 「するかよ(笑) なんかさ、ちょっとは声出した方が盛り上がるじゃないですか」 「誰が?」 「あたしが(笑)」 「相手じゃないのか!(笑)」 「相手もまあ、その方がやりがいあるだろうねえ。でもあたしの盛り上がりの方が大事かな(笑)」 「なるほど」 「その方が入り込めるじゃん、行為に。 入り込めないとさー、あたし常に冷静なもんでさー、途中で『あたし何してんだ?』って思っちゃうんだよ(笑)」 「それはちょっとわかる。でもさ、自分で盛り上げるために声出して、それについて『あたし何してんだ?』ってはならないの?」 「やだあたしエローい☆って思って盛り上がる(笑)」
声出しながら自分のエロさに興奮してるかと思うとエローい(*´д`;)ハァ
「自分が好きだねー」と、そのエロさをなんとも思っていないかのように言ってみるワタシ。 「そうだよ。あたし自分が好きー」 「ふーん。てことは演技してんのかー。信用ならねえな」 「演技ってほどじゃないよ。演技と思った時点で自分で醒めちゃうし(笑)」 「それこそ『あたし何してんだ?』だよね(笑)」 「そうそう。演技とは違うんですよそれは」
なんて、ほどよく桃色めいた会話をしていたらですね。
盛り上がって、自然に体が近づいて。
気が付いたらぎゅっと抱きしめて。
じゃあその声聞かせてよ、なんて
ことになるはずはなく。(上記3行はフィクションです)(言われなくてもわかるかと思いますが)
仕切り直します。
そんなほどよく桃色めいた会話をしながら、ワタシはおそるおそる、
ワタシに背を向けて寝ているナナの長い髪の先っぽの方を、こっそり触っておりました。<進展
そんだけかい! って誰もが思うかもしれませんし思わないかもしれませんが。
そんだけです。
でもですねー、ワタシからすると、これはもう、ものすごい進展なんでございますよ。 ワタシが自発的に、まあ、こっそりこそこそとはいえ、ナナの体の一部を10分くらい触り続けていたわけでございますから。(こう書くとものすごく気持ち悪いわワタシの行為) 今までのナナとの接触って、ナナからのものしかなかったんですよね。たぶん。 もちろん、ナナからの接触に性的な意味はまったくないわけですが。
髪に触ってるの気づかれたらどうしようー、て気持ちもあったんですが、気づかれたら「触りたかったんだ」ってちゃんと言おう、と思っていて、それがとにかく、ワタシとしては進歩・進展だったんです。 そして、気づかれてそう伝えたとしても、ナナ、その状況で髪に触るくらいなら嫌がらずにいてくれたんじゃないかなー、なんて。 まあワタシの勝手な期待かもしれませんが。でもそう思えたことが進歩・進展。 なら最初から「髪触っていい?」って堂々と聞くとか、聞かないまでもナナの知るところで触るべきなのかもしれませんが、なんかそれもヘンかなーとか思いましてね。私たちの場合。 だいたい、あの人にそんなおうかがいたてたら「ヤダ。気持ちわりー(笑)」で終了です。 かといって、さりげなく自然にかつムーディーに(ムーディーはワタシには無理か)ナナの髪に触ったとしたら、お互い照れくさくて気まずい空気が流れるか、もし万が一ナナにその気があったりしたら一気にコトが進んでしまいそうですし。(ないだろうけどさー。一応リスク管理リストに入れておいてもいいかなと)
てことで、こそこそと、髪を触ったと。<進展 最初は触るか触らないかって感じで触ってたんですが、これじゃ危険を冒しているというのに触ってる感覚がワタシにまったくなくて損だ、と思い直して、後半はかなりしっかり触ってました。ホントは顔に髪をつけて匂いも嗅ぎたかったですが。(変態 とにかく、ナナの髪がすっかり長くなっててくれてホントによかった(´∀`)
髪に触ってる間は、エロい気持ちはあんまりなくて、でもナナに触れてるってことに大きな幸福感を感じておりました。 ワタシそれまで、眠っているナナにこっそり触れる、ってことすらできずにいたんですもの。
客観的に見ると、こそこそ髪触ってうっとりしてるかと思うと、自分のことながら「やだ変態・・・」って気持ちになりますが。 いいのいいの。ワタシ変態だから。
「あたしは好きな人やパートナーがいる相手のことは、絶対好きにならない」 「エッチするほど誰かを好きになったら、その人以外と一緒にいたくなくなっちゃう」というナナ。 「いつでも自由に恋愛したいけど、割り切れずに後々めんどくさくなるような人とは、エッチも恋愛もしない」「きょんと別れるつもりはない」というワタシ。
考えてみれば、こんなふたりが、性的に、恋愛的に、進展するはずねえーーーー。んです。 それ以前に、ナナには全然まったく、その気がない可能性が大きいわけでして。
でもですね。 負け惜しみでなく、なんか、今の状態に満足している自分がいるのは確かなんですよ。 もう6年も前になりますが、『さらばローティーン』というクソ長い記事をアップしたときに、ワタシは
「既存の恋愛観にとらわれない、ナナとワタシ という関係をつくる」
と、えらそうに宣言しておりまして。 あのときは、何とかこの落ち込みきった状態から這い上がりたい!それでもナナと良い関係でいたい!という一心で、無理矢理自分を鼓舞して宣言したようなフシもあったんですが。 それでも、それは少しずつ、ちゃんとできてきている気がするのであります。 恋人同士みたいな会話もして、お互い甘え合ってるところもあって、お互いのパートナーに対する不安を話せたり、軽くヤキモチ妬いたり、ケンカしたりして、お互い相手が自分のこと大事に思ってくれてるのはよーくわかっていて、でもなんかよくわからないところもいっぱいあったりして。 それでも一緒にいて居心地が良いのは確かで。
ふたりの関係を表すいちばん近い言葉は「友だち以上恋人未満」かもしれませんが、なんかそれもちょっとしっくり来ないような。 やっぱり「ナナとワタシ」って言うしかないような。 だとしたら、ワタシは自分の苦し紛れの宣言を、形にできてきているということです。 たぶん。
『さらばローティーン』の頃と比較して何より肝心なのは、ワタシの中のナナが、ちゃんと今現在の、等身大のナナになった、ということです。 かつての思春期の頃を引きずった幻のような、自分の中で勝手につくられた「ナナ像」が一人歩きしているようなものではなく、 良いところも悪いところも思春期の頃と全然違うところも全部ひっくるめて、ナナそのものと向き合って、そして好きである、 ということができていることに、自分でもちょっとだけ驚きつつもそれを誇らしく思っております。 ナナもワタシも、ワタシにはそれができないんじゃないかと思っていたんですよね。 そして特に、ナナはそのことに怯えていたように思います。 でも、なんだかドタバタしながら、おまけにナナが太ったというのに(ひとこと多い)、ワタシちゃんとナナのこと変わらず好きですわ。 で、等身大になってきたら、闇雲にキスしたいとかエッチしたいとか、逆に思えなくなってきてしまったりして。 なんだかおかしな話かもしれませんけど。
とういことで、人様から見れば進展と呼べるものはなかったに等しいラブホ体験でしたが、 じょりぃはしあわせいっぱいでラブホを後にすることができましたという、ワタシだけがしあわせな話を長々とどうもすみませんでした( ゚∀゚)アハハハ八八八ノ ヽノ ヽノ ヽ/ \/ \/ \っと恥ずかしくって高笑い
ぴちゃぴちゃ とかの擬音語満載のハードコアな進展でなくて、 ホントにどうもすみませんでした。 (それを期待していたかたは皆無だとは思いますが!)
さて。
ラブホくんだりまでナナをつきあわせ(つきあわせたはずが結局ナナの方がノリノリになりましたが)、 果たしてナナとワタシに性的な進展はあったのかなかったのか。
さあ、張った張った! って、「進展はあった」に張ってくれる人が皆無って感じでさびしい限りですが!
まあ、そもそもですね。 ワタシがどんだけ、なけなしの欲望の炎をごうごうとたぎらせたとしても、ナナからその手のことでいただいたお言葉というのは
「じょりぃとは、キスもエッチもしない」しかも「今後もずっと」
めいたね、そういうアレをいただいたきりですから。 進展なんてあるわけねーよ、と思われてもですね、無理ないかなって思うわけですよ。ワタシですらあると思えない。 しかしそうは言っても、ナナもワタシも少しずつ、なんかしら、こう、気持ちがいろいろ変わってきているわけでして。どっちかっつーと、たぶん、良い方に。 ナナに基本的にその気がなくてもですね、何か間違っちゃったりすることもあるかもしれないではないですか。
てことで、さあどうです。 「進展はあった」に張ってくれる人は増えまし・・・あ、増えてませんか。
それでは以下、ご報告させていただきます。
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何かの話の流れで、ラブホに入ってすぐに、ワタシ、こんな発言をいたしました。
「ワタシはあなたに手を出さないけど、それはワタシがあなたにそういう魅力を感じていないからってわけではないよ」と。
・・・なんかもう、早々にこんなこと言っちゃってる時点で、ワタシ、土俵から降りてる風情を漂わせてますが・・・。
でもですね、ええと、これは「今日も清いつきあいを目指す、よいこのじょりぃでいるからね(´∀`)」という宣言 なはずはもちろんなくてですね。 ワタシのこの発言の前にふたりで会話していた中で、ワタシが何か言ったこと(内容忘れた…)を受けた、ナナのこんな発言があったのです。
「好きでいつも一緒にいても手を出さないってことは、そうか、その相手にそういう魅力を感じないってことか」と。
しかもビミョウにリピート。
それを聞いて少し経ってから 「あら、その状況ってまるでナナとワタシ? ワタシもしかして、ナナに性的な魅力を感じていないとか、誤解されちゃう?それってどうなのかな!」 と思い、ナナに
「さっきの話だけどさー、ワタシはあなたに手を出さないけど、それはワタシがあなたにそういう魅力を感じていないからってわけではないよ」
と慌ただしく伝えてしまったんですけれども。 まあ、陳腐なセリフですが、ワタシはさりげなさを装いつつも、緊張とドキドキをもって、えいやっとお伝えしたわけですよ。 だってほら、言葉は上品ぶって選んでありますが、早い話が「欲情してマース☆」と相手に伝えているわけですからねえ。
「え?・・・ああ(笑)」<ナナ
少し間が空いたあと、ナナが言いました。
「手ぇ出されても困っちゃうしね(笑)」 早口で。嘲笑っぽいのつきで。あっちの方見ながら。
( °д °)がーーーーーーーーん
そうか・・・(´・ω・`)
困るのか・・・・・・(´・ω・`) (あたりまえだ)
「それってどんな風に困るの?」 とかね、ちゃんと聞けるじょりぃならば、こう、もっといろいろ捗るんですけどね。 なんか、自分としては「えいやっ」と伝えたもんですから、がーーーんとなったと。そしてへらへら笑って終わりにしてしまったんですが。
でもさー、そんなさー、あらためて言わなくたっていいじゃんかよう。 と、あちらも思っていたかもしれません。 とにかく、パパとのラブホフライングと併せて、すっかりリングに沈み込んだじょりぃ。 といっても、そもそも何かするつもりはなかったので、立ち直れないほど落ち込んだりはしなかったんですが。 ああやっぱりねー、知ってたけどさー、と、一度思い切り谷底に落ちた後、まあでも体の関係になるとナナの性格的にワタシも困るしね!とすぐ浮上。 びよーーーんと落ちて、またびよーーーんと浮上。 心がバンジージャンプめいた。そんな感じ。
とまあ、そんな感じで、ラブホ入って早々に「手ぇ出されても困る」と、ある意味クギを刺されたカッコになったんですけれども。
で も で す ね え 。
ちょっと! 広い心で聞いてくださいよ!
ナナ、「手ぇ出されても困る」とか言いながら、ワタシに対して隙が多すぎるんですよ! わざわざご丁寧な隙が多すぎるんですよ! 「あたし、太ったせいでバストがBからDになったことを最近知った」 とわざわざワタシが喜びそうなこと言うから「せっかくのDカップの胸見せて」と返してみると、「いいよ」とかですね。 もちろん見せてもらえないんですけど! 「でも早く見ないと、あたし痩せるつもりだから、痩せればまたちっちゃくなっちゃうよ」とかですね。 でも見せる気ないの。きっとないの。絶対ないの。 まあワタシもおっぱいだけぺろんと見せられてもたぶん恥ずかしいわなんか困っちゃうわで見るこたぁできないんですけど! てかそれを知ってるから「いいよ」って言ってるんだろうなって感じで悔しさもひとしおなわけですよ。 そしてこの手のことは非常に多いわけですよ。ワタシが怖じ気づくのわかってる上での、ナナの軽い挑発。
まあ、ナナはもともとそのへん小悪魔チックというか何も考えてないというかエロ会話的ノリがいいというか、そのくせ実は身持ちが堅いというアンバランスさを持っている人なので、ナナがワタシを翻弄しているとかでなく、単にナナのそういった特性に対してワタシが一喜一憂大騒ぎしているだけのセンは非常に濃いわけですが。
あとはですね。 いまだにナナの、ワタシに対する「好き」が、どういった分類の「好き」なのかがよくわからないんです。 分類する必要はない、てのは頭ではわかってるんですが、でもなんか気になっちゃう。乙女心。
自分で言うのもなんですが、たぶん、ナナ、ワタシのこと、ものすごく好きなんですよ。(言ってろ言ってろとか思われてもいいもん!) しかし「恋愛感情はない」と言われたきり、そのままきているわけなんですよ。
しかしその割には。
ラブホに行ったときもですね、「今はきょんさん(とあたし)以外、好きな人いないの?」という話をしつこく追求してきたりですね。 友だち同士でもそういうこと気になるものなんですか。 ワタシはそういうのよくわからなくて、判断できずにいるんです。 あ、もしかして「早くあたし以外の誰か好きな人つくってくんないかなー。じょりぃから少し解放されてぇー」とか思ってしつこく聞くのかしら! 違うと思いたい!てか、たぶん違う。きっと違う。 それならそうハッキリ言いそうだものあの人。あーでもどうかな。(もはやほとんど独り言状態のじょりぃ)
あとですね、この日もですね、きょんから電話かかってきてちょっと話したときに、「さっき電話してた?」とか「誰から?」とか聞いてくるんですよ、ナナ。 ワタシならそんなこといちいち聞かないので「へー?」とか思って、答える前にテレビ見てゲラゲラ笑ったらそのまま忘れてしまって、 でもナナは忘れてなかったようで「さっきの電話、誰からだったの?」と。またもや聞いてくるんです。 「きょんだよ」と答えてそれでおしまいかと思うと、さらに「なんて?」って内容まで聞いてくるんですよ。 そういうことがあると、なんでーー?って思うわけですよ。 単にナナが誰にでもそういう風に追求する人である、とは思えないんですよね。基本的に他人のことに興味のない人なので。 でもなんか、ワタシに対してはこの手のことは割と多くてですね。怖いんですけどね。 そういうこといちいち確認してくるって、怖い じゃなくて、なんか、すごくワタシのまわりの人間模様が気になっちゃってるっぽいじゃないですか。 で、それってどういう種類の感情なのかなー、とか思っちゃうんですよ。
あと、ナナと「もう会わない」宣言をしてつきあいをなくしていた時期に、ワタシ、好きな人ができましてね。 そのことをナナも知っているんですけれども。 「そういえば、あの人と今どうなってるの?」ってことをですね、会うたびに、てか、会って勉強と仕事以外の話ができるときは、必ず聞いてくるんですよ。 ワタシの答えることは毎回同じで「あー、もう全然会ってないし」めいた感じなんですが、 「何の連絡もとってないの?メールも?」ってな具合に、それ前回も答えたでしょ!ってことをホントに毎回聞いてくるんです。
なんでーー? って思うわけですよ。 なんでそのことがそんなに気になるの?と。 たまーーーーに「そういえば」って聞くくらいならワタシの感覚でもわかるんですけれども。 毎回「そういえば」って、なんかあんまり「そういえば」じゃない気がしますし。 どっちかっていうと「さーて、恒例の質問ですが!」とか始める方が、正解。
で、ワタシもそんなにそのことがひっかかってるなら「なんで毎回聞くの?」ってナナに聞いてみればいいんでしょうけど、 ナナのプライドに触ったりするかしら、とか、そうなった場合意固地になってワタシにイジワルなこと返してきそうな気もしたり、 あとはワタシが、ここから込み入った話に発展したらどうしようとか怖じ気づいたりして、聞けずにおります。
なんか読み返してみると怖じ気づいてばっかりのワタシなんですが、 そうなんです、ここが問題なのもわかっているのであります。 ワタシ、ナナの好きってどんな好き?と悶々としながらも、ナナがワタシに対して、 「じょりぃ、あたしだけのものになってよ」めいた感情を持っていたりしたらどうしよう・・・という、なんとも卑怯な怖じ気づきがあるのであります。 ワタシ、その気持ちに対して、責任ある、誠意ある行動がとれないんですもの。 ナナは、もし、バッチリ相思相愛、体の関係も持ちましたー、ってことになったら、 「じゃあお互いパートナーも家庭もあることだし、それらを壊さぬようにうまいことつきあっていこうネ('ω^)☆」なんてことはできない人です。 それを考えると、「あなた、ワタシのこと、本当のところどうなのさ」とかね、おそろしくて聞けない。
・・・なーんて具合に、ワタシの思考が 「ワタシの性格や行動を考えると、ナナはワタシのこと、好きになりたくてもなれないに違いない」 という、自己陶酔的思い込みでいっぱいになる頃になると、それを見計らったかのように 「じょりぃを(恋愛感情で)好きになるってことはないなー。あははははは。ないない」 とかあっさり言われて、またバンジージャンプするワタシ、ってことが繰り返されているんですけれどもね( ´∀`)もう勝手にやってろと我ながら
そうかと思うと「じょりぃのこと好きだよ」ということをしっとりと伝えてくれたり、やたらときょんや、前述の女性と張り合うような発言をしたりですね。 前者はワタシがしょんぼりしてるようなときに言ってくれることが多いので、もしかしたら「だから元気出せよ」ってだけなのかもしれませんが。 後者は、ワタシの感覚だとヤキモチに分類されてしまうので、混乱するんですよね。 ワタシの行動や言動もあちらにしてみたらわけわからないとは思うんですが、ナナの行動や言動も相当わけわからないんです。 わけわからないけど、そのわけわからない部分で、お互いちょっとドキドキしたりうんとイライラしたりして、結局楽しいね、ってなっている、そんなナナとワタシの現状。
そんな現状において、ラブホという大変恵まれたロケーションの中で・・・てか、ワタシの性格からすると逆にエッチしづれえーというロケーションの中で。 「ワタシはあなたに手を出さない」×「手ぇ出されても困るし」という会話がなされた後で。
ナナとワタシの間に性的な進展はあったのか。
長々と早送りめいて独り言を語り倒しましたが、やっと本日の本題にたどり着きました。
進展、 ありましたよ。
で、もったいぶるわけではないんですが、 せっかくしたためた記事を今アップしようとしましたら、エンピツ様からまーた「字数オーバーでっせ。ぶぶーー」とダメ出しくらいましてね。 すんませんが、いったんここで切ります。 ちょっとね、進展にいたるまでの説明が長すぎんだよおめえ!って感じなんですけど、 でもだって、ワタシにとっては必要な長い説明だったんですよ! これでもだいぶ早口っぽくはしょったんですよ!
ということで、ペコペコしながら
つづく。
(もう、進展がハードコアなものでなければ許されないんでしょうねこうなると)
前回のナナワタで、「次回のナナワタでナナとワタシの間で性的な進展はあったのかをご報告します」めいて宣言したんですけれども。 もったいぶるつもりはないんですが、なんか、文章をまとめるのに手間取ってましてね。 てことで、今回は既にメモしておいたものが形になっている文章をアップさせていただきます。
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ラブホにて。
「テレビの使い方が、なんかよくわからん」とナナ。
こういうのはワタシの方が得意分野ですのでね、ちゃちゃちゃっと操作したところ、映画が50本くらい、そのほかアニメとかドラマとか時代劇とか、まあいろいろ観られるものが豊富なことが判明。 そして
「あ。 アダルトもあるよ(・∀・)」とナナ。 「ワタシ、それは興味ない」 「嫌いなの?」 「そういうわけじゃないけど」 「観たことないとか?」 「あるよ」 この年で観たことないとかどんだけ純情なんだよ。 「そういうのって友だちに借りて観るの?」 「それもあるし、きょんとふたりで自販機に買いに行ったこともある(笑)」 「じゃあなんで今は観ないの?」 「今は観たいと思わないから。映画でいいじゃん」 「いいけどさ。じゃあ、あたしさっそくお風呂に入りたいので、じょりぃの好きなもん観ててよ」 「うん」
ナナがお風呂に入っている間に、ホラー映画『パラノーマル・アクティビティ』を観るじょりぃ。 これ、何かの予告で観て気になっていたので観たんですが、
つ、 つまらねええええええええ。
でも、マッサージチェアに座ってうとうとしながら観る分にはちょうどよかったかもしれません。
映画の途中でナナがお風呂から出てまいりまして。 わあい。湯上がりナナたん(*´∀`*)
「何観てるの?」と。 「パラノーマル・アクティビティ」 「おもしろい?」 「クソつまらない」 「なのに観てるの?」 「流してて邪魔にならないから。環境音楽みたいなモン」 ホラーだけどネ。 「ふうん」 「あなたの観たいのに替えていいよ」 「じょりぃ、お風呂は?」 「ワタシ、お風呂入ってから来たから。まだいいや。先は長いし」
それはもう、何が起きても良いように、体の隅々までキレイにしてきたからね!
「あたし、『ストーン』が観たい」とナナ。 「わ。 暗くてつまらなそうであなたが好きそう」 「どういう意味だよ(笑)」
観てみたら、やっぱりつまんなかったです。 や、人間ドラマってことでおもしろいんでしょうけど、ワタシはこう、あまり頭を使わずに楽しめる映画が好きなもんでしてね。特に最近。 現在、ナナとワタシの映画の好みは真逆といっても良いほどなんでございます。 ただ、ふたりとも偽善ぽいストーリーは嫌いという共通点があるので、どちらかの好みに妥協しても、観ていて胸クソ悪くなる、という事態にはならずに済んでいるんですが。 いつもとは違う趣旨の映画を観ることができる、という楽しみもありますしね。
で、『ストーン』が終わりまして。
「ホントにつまらなかった!(笑)」とナナ。 「ワタシたちがクリスチャンで、しかもじっくり観ていればまた違ったかもだけどね」 ろくに観てなかったじゃんね。 「次、何観る?」 「なんでもいいけど」
映画を流していても、結局のところくだらないおしゃべりの方がメインなので、本当に見たい映画を観るのはもったいなかったりしてですね。 まさになんでもいいから流しとけ、って感じだったんです。
「アダルトにしようか(・∀・)」とナナ。
またアダルト推しですか!
「アダルトは観なくていいよー(´д`)」 「なんでそんなにヤなの?(笑)」 「ヤっていうかさー」 「あ、もしかして、男女の絡みは見たくない、って感じなの?」 「それは全然こだわりないよ」 「じゃあ観てみる?(・∀・)」 「観たくないんだってば(笑)」
結局、ワタシの推薦で『アイアンマン2』を観ることに。 ワタシの大好きなロバート・ダウニー・Jr.と、もっと大好きなスカーレット・ヨハンソンが出てるからなんですが。 なんと、ナナもスカーレット大好きなんですって! これはうれしい。 ナナは男性も女性も、くちびるがぽってりしている人が好きなんだそうで。 だとしたら、ワタシの顔立ちだって、まんざら捨てたモンでもありませんぜ。ふふふ。
そして鉄男2も終わり。
「次どうするー?」とナナ。 「なんでもいいー」とワタシ。 「じゃあ、いよいよアダルト観ようか(・∀・)」
なんで( ´_ゝ`)
なんでそんなにアダルト観たいの( ´_ゝ`)
「なんでそんなに(笑)」 「なんでそんなに観たくないの?」
何回同じ会話繰り返すんだよ!
「なんでそんなに見せたいのさ」 「だって、せっかくラブホに来たんだからさー。ラブホラブホした雰囲気を味わいたかったでしょ?」 「アダルトビデオはラブホでなくても見られるから、別にいい」
それ言っちゃったら、ここでしてること全部、ラブホでなくてもいいことばかりなんですけどね実際の話。
「観ようよ。一緒に」食い下がるナナ。だからなんでなのさ。 「・・・・・」 「どうしてイヤなのか教えて?」 「・・・んーー・・・なんか、まず、演技してるかと思うと萎える」 「じゃ、やっぱり嫌いなんじゃん」 「ひとりでとか、きょんととか、あなた以外の友だちとなら観るよ。おもしろがって。たまには興奮するし(笑)」 「なんであたしとじゃイヤなんだよ(笑)」 「なんかさー・・・うーん・・・恥ずかしいっていうか・・・」 「なんで?」 「うーん・・・家族とアダルト観るような恥ずかしさや気まずさがある」 「家族じゃねーし(笑)」 「わかってるよそんなの(笑) たとえて言えば、ってことだよ」 「ふうん」 「それになんか、美しくないしさ。あなたといるときに観たいものではない」 「ねえねえ」 「ん?」 「男の人とエッチしたことはあるんだよね?」 「あるよ」 「もしかして、それがイヤだとか?」 「そんなことないよ」 「女の人とのが全然いいから、その手のものは興味ねえよ、って感じとか?」 「んー・・・特に気持ちの上では女の人との方がいいのは確かだけど、男とは良くない!ってことでは全然ない」 「ふーん」 「ただ、キスは、女性との方が全然いい。てか、男性とのキスは、できればしたくない」
ワタシが今までハズレばかり引いているのかもしれませんが。 男性のキスって、なんかこう、生々しいっつーか食われそうっつーか感触違うっつーかうっとりしないっつーか、うまく言えませんが、ワタシ、ちょっとヤなんです。
「(男性との)キスならエッチのが、全然いい」と、重ねてワタシ。 「それはわかる気がする。 キスってエッチより、なんていうか、大事だよね」 「うん」
ナナの言う「大事」の定義がイマイチ不明ですけども。 エッチはいいけどキスはイヤ、という感じはよくわかる、みたいな雰囲気でした。
「じゃあアダルト観よ?(・∀・)」
まだ推すか。 それに「じゃあ」って、今までの会話の流れ、まったく無視してるからそれ。
この人、どうもこう、精神的にサドっ気があるらしいんですよね。 まあ、薄々「こいつって絶対サドだよな」とは思っていたんですが、この日のおしゃべりの中で、ご本人からの「あたし精神的S気質」という申告がありましてね。 なので、ワタシが「観たくない」とMっぽくもじもじしてる様を眺めるのが楽しいのかもしれません。
「観てもいいけど、ひとつ質問」とワタシ。 「なに?」 「パパはどっちかっつーと、S? M?」
気になったもんですからね。
「パパ?(笑) カンペキ、S」 「そうなんだ(笑)」
って笑ったけど、それはそれでなんかイヤーーーーーーー! <アホかワタシは。なら聞くな。
「いじめられてんの?あなた」 「日常の精神性の問題ではないよ? エッチのときは、どっちかっていえばパパがそんな風、ってだけ」 「ああ(笑)」
って笑ったけど、それはそれでなんかイヤーーーーーーー! <アホかワタシは。なら聞くな。 ワタシはどっちかっつーと基本Mっぽいけど、いじめるのも好きなんだから! ワタシの分もとっておいて!そのへん!
「じゃ、アダルト観るね(・∀・)」とナナ。 手にしっかりとリモコンを持ちつつ。
観念するワタシ。
「どれがいい?」とナナ。 「どれでもいいよー( ´_ゝ`)」 「ピュアラブ、人妻熟女、強姦・レイプ、ハード、外人、(あと忘れた)などありますけれども」 「強姦・レイプでなければどれでもいいよ」 「強姦・レイプはイヤなの?」 「うん。フィクションでも、女性が乱暴されるのはイヤ」 「ふうん」 「ハードも勘弁(´д`)。あ、外人もやかましいからパス」 結局どれでもよくないワタシ。 「好みうるさいんじゃん(笑)」 「好んでいるわけじゃない。イヤなものが多いだけ」 ひとりで観る分には、強姦・レイプ以外ならオッケーですけど。 「じゃ、ピュアラブってのがソフトそうだから、そこから選ぶか」 「うん」 「女子高生ロリータ・・・これも女子高生ロリータ・・・」 「あ。 あんまり若い娘がAV業界に身を売ってるようなのもパス」 「・・・じゃ、人妻熟女?」 「それいいかも」 ナナも人妻熟女ですしネ☆ 「最初からそう言えよ(笑)」 「すんません」 「ほら、どの人がいい?」 「どれでもいい( ´_ゝ`)」 「じゃ、この人でいいや」
スタート。
「・・・・なんか、ちっとも熟女じゃなくね?」とナナ。 「若いね。 あ、24歳って設定らしい」 「どこが熟女だよ!24が熟女なら、あたしたちどうなるんだよー(笑)」 まったくだ。ワタシ23歳だけど。
そのうち、何かいたし始めた、画面の男女。
「ワタシちょっとトイレ」
のんびり用を足し、部屋に戻りますと。
「あなたがトイレに行っている間に、フェラで一回終わってしまいましたけど、戻します?」とナナ。
そう。 きょんとは違って、この人はへーきでフェラとか言いやがります。
「戻さなくていいです。どうせまたするでしょ」 「そうだね。 ねえ、この人妻、エッチするときもメガネ外さないんだね」 「メガネ萌え仕様かな。 最後にメガネにかけて終わるんでしょきっと( ´_ゝ`)」 「あ、だねー(笑) でもさっきはメガネにかけなかったよ?」 「メガネのレンズは、高タンパクに弱いから、それができるのは一度きりなのだ」 「マジ?」 「ウソに決まってんだろ」
とまあ、この調子で茶々を入れながら、お互いのエロい話をしながらアダルトを見続けるワタシたち。 ナナのエロい話が聞き易くなった、という点では、なるほど、アダルト観賞は正解だったかもしれません。
「ほら、ああいうさー、一生懸命感じてる演技してるんだなって思うとさー、観てるこっちが恥ずかしくて」とワタシ。 「しょうがないじゃん。それにホントに感じてるのかもよ?」 「こういうのなら、盗撮とか素人モノの方が好きだ。安心して観てられる」 盗撮は犯罪ですが。 「なるほどね。でもかえって生々しくないかぁ?」 「だね(笑)」
「ねえ、好きな人がエッチしてるとこって、見てみたいと思う?」とナナ。
何その興奮する質問。
「そうだねえ・・・フクザツな心境だけど、うん、見てみたいかも」 「あたし、見られてたらできない」
あの。 あなたのエッチを見るとは誰も言ってないんですが。 まあ、ワタシもその前提で答えていたのは確かなので、実のところ間違っちゃーいないんですが。
「こう、こっそりと気づかれないように見るのもいいけどさ、ワタシが見てるってことをわかってる状態でされてるとこ見るのもいいな(*´∀`*)」
ナナとパパが泊まった部屋には泊まりたくない!って駄々こねてた人が、何か恥ずかしげもなく余裕ぶっこいたこと言い放ってますけど。
「えええええ。 あたし、見られてるってわかったらもう絶対ヤダー。したくない」
だから、あなたのを見るって言ってないってば。思ってるけど。 ああ、楽しい。
画面では男女が、ぐちょぐちょとかじゅぶじゅぶとか美しくない音を立てていろんなことをなさっております。 このさー、配管の詰まりを直してるような音、汚いからイヤなんですけどもーーー。 男優はなぜことさら音を立てるのでしょうか。
「ちょっとさー、音小さくしていい?」とワタシ。 「いいじゃん別にこのままで」 「はい」
後半になって、女優さんのあんあんあうあうの声が、あーん!あー!とかなってきて、やかましさもひとしおになってまいりました。
「声がウソっぽー」とワタシ。 「ウソっぽいねー」 「音小さくしていい?」 「またー・・・(´д`)」 「でもさー、この声、外に漏れたりして、私たちの声だと誤解されたらイヤじゃない?」 「それは困る(・_・) 小さくしてください」<すごい真顔で 「てか、じゃあもう止めていい?」 「いいです(・_・)」
最初からこう言えばよかった。 でもまあ、エロ話ができたからいいか。
実はここに書けないようなナナの話もたっぷりと聞けたので、結果としてはアダルト観て正解でした。 いやー、アダルトビデオって、こんなに良いものなんですね!
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