ナナとワタシ
ナナとワタシ
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2010年01月31日(日) 目薬プレイ

禁煙・・・というと、「今禁じているだけで、いずれまた吸いそうな気配」を感じてしまうので、じょりぃ的に「煙断ち」と呼ばせていただこうと思います。
ええと、煙断ちをしてまだ間もない現在、何がつらいって、パソコンでこのように文章を打っているときがいちばんつらいんでございます。タバコがないということが、つらい。

なもんですから、なっかなか更新できない身の上となってしまいましてね。
タバコなくても更新するくらいの気概がなくて、煙断ちなどできるものか!と思われそうですが、今までの禁煙失敗の経験からワタシが学んだことといえば。

避けられるリスクはなるべく避けよ。

これ、これですよ。
あとですね、タバコやめるなら、しばらくはそれ中心に生活を組まねば、ワタシには無理、ってことも学びました。

「誰だってできてるんだし、できればさらっと、なんてことなくやめたいものだ」
「大袈裟に考えるからかえってつらくなるのよ。たいしたことないって思うのがいちばん( ^ ∀ ^ )」

と、今までは「さりげなくなにげなく☆禁煙」作戦をとってきたのですが、ワタシには無理でした。


やっぱ、大騒ぎしないとね!ヽ(・∀・)ノひゃっほーぃ


ということで、今回の煙断ちは、一日終わるごとにきょんに頭をなでてもらい、マシマロでも大騒ぎし、とりあえず体重増加中だけどそれも後回しという本腰入れ具合。
なので更新、滞る、とまあ、なんといいましょうか、結局のところ更新できない言い訳を長々とさせていただきました。

書きたいネタはたくさんあるんですが。
まだまだタバコと更新がセット売り状態なもんで、怖いんですよね。
実際に吸うまでいかなくても、「吸いたいー。つらいー」って状態になるのもイヤじゃないですか。
て、こういうこと打ってたら、既に喉の奥がむずむずしてきてるわけですよ。いやあね。


そんな折、書いたままアップしていなかった、ということは、おそらくつまらないであろうナナワタが倉庫に眠っておりましたので、
本日はそちらをアップさせていただこうと思います。


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ナナとデエトしたある日のこと。
おめめが乾燥して、パリパリと充血めいたワタシは、目薬を注さねばいられぬ状態になりましてね。
バッグからいそいそと目薬を取り出しまして。
しかしメグスル前に、目の前のこのオンナに言い渡しておかねばならないことがあります。


「ワタシ、目薬注すの苦手なんだよ。 恥ずかしいから見ないでね」


目を開いていられなくて、目がひくひくばしばししちゃいますし。
目薬さすときに、コマーシャルのように美しい笑顔でぱしゃっと液体を目んたまに落とすなんて神業、ワタシにとってはイリュージョンですよ。


「見ないっつーのそんなの」 とナナ。


そんなの とかまで言うことないと思うけどありがとう。


よし。

かまえーーー。<頭をのけぞらせ、目薬を目の上にかまえます


ふるふるふるふる <目薬を持った手とまぶたが震える音です


「・・・目、つぶってるよ」 とナナ。
「み、見るなって言ったろ!」
「わかったわかったw」


ふるふるふるふるふる ・・・びしゃっ<外した音


「だから、目、閉じてるじゃん」 とナナ。
「キミが見てるから入らないんだよ!」 んなこと人のせいにすんなっつーのワタシ。
「ちゃんと目を開けてないから入らないだけでしょ( ´_ゝ`)フッ」


再度挑戦。

ふるふるふるふるふるふる


「・・・それじゃ入らないなー」 とナナ。
「だから見ないでよー」 <上向いて半目で、しかし口は開いた状態で抗議
「それふざけてるわけ?」
「マジメだよ!」
「だからそれじゃ入らないって。無駄なチカラ抜きなよ(笑)」
「見られてるからチカラ入っちゃうんだよ!」


どんな恥辱プレイだ。

てかワタシ、処女みたいじゃね?(*°▽°)見ないでだの恥ずかしいだの入らないだのチカラ抜けだの


「やったげようか?(笑)」とナナ。

「いい。大丈夫。大人だし(`・ω・´)キリッ」


って断っちゃったんですが。

今思うと。


目薬を注してもらう図って、なんかちょっと色っぽかったかも。
惜しいことしたかも。

なんかこう、美しい「キス寸前シーン」みたいじゃないですかー。
特に、座って上向いてるワタシの頭のてっぺんのところにナナが立って、お互いの頭の天地があっちとこっちになってたりしたら、(主役ふたりの容姿はさておき)構図としてはホント美しいわー。

と思ったんですが、片方の人間がまぶたをふるふるふるふる半目で震わせつつ、ぽかんと口を開いているようじゃ、美しいもへったくれもありませんがね( ´_ゝ`)

でもやっぱ、それはそれで、ちょっとしたソフトSMみたいで萌えr(永遠にひとりで妄想してろと自分に言いたい







2010年01月07日(木) 桃色柔軟仕上げ剤

本日ワタシ、お洗濯をしました( ^ ∀ ^ )

・・・とあらためて書いてしまうくらい、なんか久しぶりに洗濯できたという、不潔感たっぷりのじょりぃなんですがー。
もちろん服も下着も毎日替えてましたよ!
でもさすがに着るモンなくなってきて、よっこいしょと洗濯したわけです。
すごい量でした。

でー。

セーターやらフリースやら洗うにあたって、柔軟仕上げ剤使うじゃないですかー。実はよくわからないんですけどー。
なんかですね。
きょんが、柔軟仕上げ剤にこだわりがあるのか、こだわりがあるのにうまいこと気に入ったのが見つからないのか、あるいは衣服によって使い分けているのか知らないんですが、我が家にはいろんな柔軟仕上げ剤が置いてあるんですよ。

ワタシのように無知な人間には、これはちょっとカオスですよ。
どれ使ったらいいのかよくわからない。

とりあえず今回、パッケージにこんな顔( ^ ω ^ )が描いてあってかわいかったので、ハミングフレアっつーのを使ってみました。
これワタシ、初めて使うわー。

で、洗濯機が「終わりましたぜー。洗濯終わりましたぜー」とピーピーと鳴いたので、洗濯機のフタを開けまして。おめでとうございます。それは明けまして。
洗濯物を取り出しましたら、

なんかすごくいいにおーーーーーい(*´∀`*)

しあわせいっぱいになるにおいだなー。


そして

なにか

ワタシの中の桃色を刺激したんですよ。

このにおい、何かこう、ラブと関係してるんじゃないかしら。とな。

だって、エロくてなつかしくてしあわせな気持ちになるんだものハミングフレアったら。


もふもふと自分の洗濯物に顔をつけてにおいを嗅ぎながら洗濯物を干しまして。
ああ、しあわせだ。 ああ、桃色だ。 しあわせなのにドキドキするー。
これはもしかして

ナナが。
ハミングフレアを使っているのではないか。


エロくてしあわせってことで、まあ当然、こう思ったじょりぃですよ。


いちばん身近なハミングフレア愛用者候補はきょんなはずですが、なんか違う。
きょんの匂いだー、っつーのも確かにまあ、今更こんなこと言うのもこっぱずかしーですが、しあわせっちゃーしあわせ  かもしれないんですが。
でもなんか違う。

以前どこかで書きましたが、匂いって、記憶を呼び覚ますことが多いではないですか。
ものすごく直感的に、ダイレクトに呼び覚ますことないですか。
それゆえに逆にハッキリしないというか。
その匂いと、それを認知したときの感情というのは強くリンクされているんですが、感情と匂いが直接的に記憶されすぎちゃってて、付随することが思い出せなくなっているという。
ただし感情だけはくっきりと再生されるっつーか。
そんなときってないですか。匂いの記憶。

で、再生された唯一の情報である感情で推理すると、これはナナなんじゃないかなと思ったわけですよ。
ただですね、ごく最近の記憶層にはない気が。
ちょっと遡ってる気がするんですわ。
2年は経ってないような。でも1年はたっぷり遡ってるよなー、なんてあたりにありそうな感じ。

そうなると、ちょっと「これはナナの匂い!」って言い切る自信がなくなってくるじょりぃ。
だって、ナナとちょくちょく会うようになって、もうすぐ9年ですよ。
9年間の中から限定して「1年くらい前の」ナナの匂い、って、なんかちょっと、どうなのかしら。みたいな。
ほかにもいろいろと匂った もとい 香ったことはあったろうしなぁ。

ていうか、そこまで真剣に考える必要もないことだよ、じょりぃ(´∀`)変態っぽいよ?


しかし、干し終わった洗濯物の匂いをもふもふと嗅ぎながら、このエロなつかしくしあわせな匂いの記憶の正体を知りたくてしかたなくなってしまったじょりぃなんですよ。
思い出せそうなのに思い出せないことって、ちゃんと思い出してスッキリさせたくないですかみなさん。
あー、あの曲のタイトルなんだったっけ、とか。
あの映画にあの役で出てた女優、なんて名前だったっけ、とか。
このエロ懐かしくしあわせな匂い、ラブすら感じる匂い、誰のだったっけ、とか。

しかし、最初のふたつは、その道に明るい人に聞けば答が出るかもしれませんが。
最後のは、ワタシが自力で思い出すしかないわけですよ。
あー、思い出したい。スッキリしたい。

たまに洗濯物のにおいを嗅ぎに行っては「もふもふはふ〜ん(*´∀`*)」なんてアホらしいことを繰り返しまして。

夕方、ワタシは意を決して、確認行動に移ることに決めました。
ヘイ!携帯! おまえの出番だぜ!


こないだのレポートは無事に提出できたかな?

ところで唐突な質問で恐縮なんですが。
柔軟仕上げ剤って何使ってる?
かつ、今までもずっとそれ?



メール送信、と。 ええ、ナナに。




ナナの学校が終わる時間を過ぎても返信はなく。
・・・スルーされたかしら。
てか、目的がわかってしまって気持ち悪がられてたらどうしよう!(このメールではわからないですよねえ?わからないって言って)

と、すんすん  は全然しないで、なんだよ返事来ないと「とりあえずナナか、そうでないか」の答が出ねぇじゃねぇかよとか勝手なこと考えながらせんべい食べてたんですが。

ワタシが予想していた返信時間を1時間半過ぎてから、ナナからメールじゃなくて電話がきました。
返信時間を予想しているところがこれまた気持ち悪いというかうっとうしいんですが、
予想返信時間は過ぎていたとはいえ、「予想返信時間を超えた場合の予想返信時間」よりはずーーーーっと早く連絡が来たので驚きました。
予想返信時間を超えた場合の予想返信時間まで想定しているということで、ワタシの気持ち悪さがさらに際だったことと思います。
でもけっこう、みなさんもそういう愚かなことをたまにはしちゃいませんか。てか、してください。ひとりぼっちにしないでください。
ちなみにワタシだって、年中年中こんな予想を立てているわけではありません。本当ですよ。
我ながら桃色下心に満ちていてちょっと罪悪感があるメールを送ってしまったときに、不安でついやってしまうだけです。
あと、ケンカ中とか。

で、返事はメールで来るだろうと思っていたのに、電話で来たというのが予想外で(どうせならそっちを予想しとけと)、えっらいびっくりしながら電話に出たじょりぃだったんですが。
てかワタシ最近、ナナから電話が来るたびにびっくりしている気がしますが。


ナナの声は元気で、レポートのお礼と、こんな風にまとめたよーみたいな話をひとりでべらべら喋りやがりまして。
うん、うん、とにこやかに相づちを打ちながら、レポートの話が思ってたより長かったので(っつっても短いですけど)、柔軟仕上げ剤の話は意図的に無視する気かしらと不安になった頃に

「で。 あれ? じょりぃは何が知りたいんだっけ?」とナナ。
「柔軟仕上げ剤」
「の、何だっけ?」
「あなたんち、何を使っているか」

ちょっとここでドキドキするじょりぃ。
「なんで?」とか聞かれたらどうしよう。でも普通聞くよねたぶん。

「あー、そうだった。 うちはねー、・・・あれ?なんだったろ」

ドキドキドキドキ
てか、素直に答えてくれそうでよかった。

「あ、あれだ。 ハミングフレア」


ハミングフレア、キタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!


「そうか! ハミングフレアか!」 とっても嬉しそうに言ってしまったワタシ。
「なんで?」


ここで「なんで?」キタ━━━(・∀・;≡(・∀・;≡;・∀・)≡;・∀・)━━━━!!


どうしよう! なんて答えようかな!
でもハミングフレアだったのがうれしいので、素直に答えちゃうよワタシ! だって無邪気なんだもんワタシ!


「いや実はさ、今日、初めてハミングフレア使ったら、すごくいい匂いでさ」
「うん」
「匂い探ししてたのだ」
「匂い探し・・・そんなにそのにおいが気に入ったのか(笑) てか、自分ちで使ってるならもう探す必要なくない?」
「いやー(*´∀`*) それがさ、なんつーか、しあわせな匂いでさ、これ、好きな人に関する匂いだったよなーって思ってさ」
「うん」
「ってことは、あなたんちの柔軟仕上げ剤なんじゃないかと思って、確認させてもらった」

ふっ。
ワタシったら今、さりげなく愛情を伝えちゃってないか?
まったくキザなじょりぃだぜ。

「ふうん。そうなんだー」とナナ。
遠い国の天気予報を聞いてるくらいどうでもよさそうな返事ですが。

で、でも、よかった。
気持ち悪いとか言われなかった。 ホントよかった。
愛情は完全にスルーされてますが、気持ち悪いと思われなかったなら上出来ですよ!
てかホントはスルーするなと言いたいけどな!


が、しかし、ここで

「何色?」 とナナ。
「へ? 何が?」
「容器の色。 お宅のは何色ですか?」


なぜそんなこと聞くんだろう?(・.・)  


「容器の色によって匂いが違うの?」 とワタシ。
「そう」
「ちょっと待って。見に行ってみるから」 てくてくてく


なんだなんだ?
「ホントにうちの柔軟剤ー?ほかの女の匂いじゃないのー?」とか疑ってるわけかい?子猫ちゃん。


てか、Σ(゚Д゚;)ハッ


「あ、あ、あれだろ! 気持ちわりぃーとか思って『色が違うから匂い違うよ、残念でしたー』って話にしたいんだろそれって!」 

「あははは。 うん。きもちわるいねほんとーに(・∀・)」


ついに「気持ち悪い」キタ━━━・゜・(ノД`)・゜・。!!  


「いや、そうなんだけど!ワタシも自分で気持ち悪いなって思ったんだけど!ごめんね!ホントごめ・・あ、容器はピンクだった(・∀・)」

「じゃーー残念だったね(嘲笑) うちのはピンクじゃありません」




がーーΣ(゚Д゚;)ーーんっ




「そうなのー?」 <声が情けなさ過ぎるじょりぃ。
「うん。うちのじゃなかったね。フッ」
「あれーーーー?」
「でもピンクは1年くらい前に使ってたけどね」
「1年くらい前?」
「うん。そのくらいだったよ、たしか」


ふはははははははははははは。

と、心の中で笑うつもりが、実際に声出してふはははしちゃってました。


「さらに気持ち悪い話で恐縮なんだがね」とワタシ。
「・・・なに?」
「ワタシのハミングフレア・ピンクの匂いの記憶は、『1年くらい前のもの』だったのだよ」
「うそ!マジ?」
「マジ。 だから『かつ、今までずっとそれ?』ってメールにも書いたのだ。ホントは今現在のものでなくて、その頃のが知りたかったから」
「マジで気持ち悪いんだけどそれーーーー(笑)」
「うん。我ながら本当に気持ち悪い。けど、記憶と匂いがかなりの完全さで一致したので非常にうれしい。スッキリした( ^ ∀ ^ )ありがとう」
「スッキリしたのか。ならよかったね(笑)」
「うん。ありがと。  で、今は何色使ってんの?」
「聞いてどうすんの」

(°▽°)何を今さら。

「いや、参考までにさ」 というセリフが桃色に染まっているわけですが。
「うちは今、肌色のだよ。陽だまりの匂いらしい(笑)」
「へー。 しばらくはそれ?」
「うん。今んとこ気に入ってるから」
「ふうん。 ならワタシもそれにする」
「うん。そうしなよ。いい匂いだよ」
「うん」


「気持ち悪いからやめて」 って言われなくてよかった・・・。


というわけで。
すでに多すぎる我が家の柔軟仕上げ剤に、さらにもう1本「ハミングフレア 毎日ふんわりエッセンス陽だまり」が 加わる予定です( ^ ∀ ^ )


・・・・・( ^ ∀ ^ )


いや、ちょっと待て。
ちょっと違う。
何が違うって、順番が違う。

やっぱ、先に、ナナ本人から、ナナ本体から、「ハミングフレア 毎日ふんわりエッセンス陽だまり」の匂いをいただいてうっとりしてからでないと。
そうでないと、もふもふしてみたところでちっともはふ〜〜ん(*´∀`*)てしなそうですよ。
そういうもんですよね?匂いフェチなみなさま。
さらにできれば、匂いと一緒に、何か甘美な、こう、オプションみたいなモンがついていると、なおさら、後でうっとりできますよね?


というわけで、

肌色ハミング買うとしても、まずはあなたに会って、匂いを記憶しなければいけないので、
近いうちに会ってもらえないかなー。
あ、そのときは洗いたてのセーター着てきてね(*´∀`*)そしてもふもふさせて
ナース服でもいいなぁ。



と、ナナに先ほどメールを


するはずありません。
さすがにそこまでは。
「そこまでは」とか言ってますが、そこまでがどこまでなのか、今日の一連の行動や言動との線引きを説明しろと言われてもできません。






2010年01月05日(火) 「ね」の秘術

「夜なら時間作れるよ。あ、あと、5日か6日に休みがあったはず」


前回のナナワタから、ナナのセリフを一行持ってきてみました。
今日は5日。明日は6日。
そして、このセリフの後から今日まで、いくつもの夜が通り過ぎていってるわけですがー。

ナナから連絡、来ない ( ゚∀゚)アハハハ八八八ノ ヽノ ヽノ ヽ/ \/ \/ \

まあ、ワタシも4日から仕事始めてましてね。
本日5日も、なんかとっても忙しかったので、誘われても出かけられなかった感じなんですがー。
それでも
「今日、5日かー。もしかしたら連絡来るかな・・・。
 今日来なかったら、明日のデートも当然期待できないよな・・・」
なーんて思いつつ、連絡を待っていたんですがー。

来ない ( ゚∀゚)アハハハ八八八ノ ヽノ ヽノ ヽ/ \/ \/ \


話は変わって、ワタシ、映画『バットマン・リターンズ』が、とってもとっても大好きなんですよ。
でもなぜだか今までDVDを持っていなかったんですよ。
それが、今日、きょんがDVDをプレゼントしてくれましてね。
ワタシ、もう嬉しくて、いい年してはしゃぎながら
「今夜はこれ、一緒に観ようね!」なーんてかわいいこと言っちゃって、いそいそとふたりで『バットマン・リターンズ』を鑑賞していたんです。
そうしましたら、キャットウーマンがみゃおみゃおとはしゃぎだした頃に、携帯がやかましく音を鳴らしましてね。

ナナからの着信音ですよ。

メールだろ、とたかをくくってのんびりしていたら、電話でした。
留守電に切り替わってしまったのですが、慌てて「もしもしっ」と出てみたら、あちらも「もしもし?」と。
よかった間に合った。

「あけましておめでとー(笑)」とナナ。
「おめでとー(*´∀`*)」

やった!
デートのお誘いがついにきましたよ!
ってことで、ナナが話し出すのを待っていたら、

何この無言の間。

ふたりして同時に「ははっ」とか笑ったあとにナナ、

「あのさー」


カリカリカリカリカリカリ <じょりぃの脳内ハードディスクが働いている音


この「あのさー」。
これは「時間できたよー」が続く「あのさー」では、ない。
なんだろう。
何かこう、ためらいのあるような、申し訳なさがあるようなこのニュアンス。
しかし、「やっぱ会えないや。ごめん」とも続かなそうなこの「あのさー」。
たぶん、「あのさー」の前のナゾの無言の間もセットになってそうな「あのさー」。
まあ、なんつーか、今までも何度か聞いたことあるよその「あのさー」みたいな「あのさー」。

「うん」
「今って家にいるー?」とナナ。

「わはははははははははははは」 笑うじょりぃ。
「あはははははははは」 ナナも笑った。


もうつきあいも長くなってまいりましたので、
「今からそっち行っていい? 遊ぼ☆」
と続く「今って家にいるー?」ではないことはすぐにわかっちゃったわけですよ。


「いるよ。 で。 何を頼みたいのだ?」 とじょりぃ。
「えへへ。実は調べていただきたいことがあるんですがー。パソコンで」


そうそう! その「あのさー」だよね!( ^ ∀ ^ )


「わはははははははははは」 ふたたび笑うじょりぃ。
「あははははははは」 マネすんなよナナ。

「・・・忙しい?」とナナ。
「大丈夫だよ。 何について調べればいいのか教えて」
「職業病についてのレポートを書かなければいけないのだよ」
「できるだけ具体的に話してもらえると調べやすいんだけど」

ナナが「えっとー」を連発しながら、わかったようなわからないような説明をしまして。
それを組み立ててワタシが「・・・・で・・・・・ということで、・・・・・という結論にもっていけるような資料を見つければいいってことかな?」と確認しまして。

「なるほど。なんとなくわかった気がする」とワタシ。
「よかった」
「ファックスすればいいの?」
「それがさー、これからまた友だちとファミレスで一緒にレポート書くんで、あたし家にいなくなっちゃうんだよね」
「どうすんの」
「携帯にメール送って」
「かなり長くなると思うけど」
「いいよ。あ、でも、3枚程度の短いレポートなので、なるべく簡潔にまとめてください(・∀・)」


(°▽°)


「努力はするけどさー、
 じゃあ、なるべく簡潔にかつ的確に資料をまとめるために、レポートの設題も教えておいて」
「実は今手元になくてさ。えへへ」
「ないのかよ!(笑) それ聞くと、なんかさっきのあなたの説明がちょっと不安になってきたぞ」
「あたしもー(´∀`)」

あたしもー(´∀`)  じゃない、っつーの。

「じゃあ、友だちに聞いてからまた連絡する」とナナ。
「じゃ、それ聞いてから調べるから」
「わかった」

いったん電話を切りまして。
きょんのところに戻りまして。

「ええと、ワタシから駄々こねてDVDを見始めましたが、
 これこれこういう理由で、次にナナから連絡がきたら、ワタシはリビングから離脱せねばなりません(´∀`)」と宣言。

離脱せねばなりません(´∀`)  じゃない、っつーの。

しかしきょん「あ、そうなんだー。はいよ」と。
「あなた大変ねえ」だそうです。
よかったー。今日はキゲン良いです。

で、またDVDの続きを見ておりましたら、15分ほどしてナナから電話。

「メモの用意はいいですか?」と。 なにあなたえらそうに。
「移動するから待って。(てこてこてこてこてこ) はい、どうぞ」
「あのねー、『職業病について産業保健の見地より述べなさい』だって」
「ふうん。  ・・・・設題聞いてよかったって気が」
「ねー。あたしの説明、全然違うじゃんとか思って。あはははは」
「ホントだよ。違う結論の線で調べるところだった(笑)」
「やべーやべーとあたしも思った(笑)」
「じゃ、調べてメールするから」

するから。
デートしてくれよ、おう。
と言いたいじょりぃがいるわけですよ。
お駄賃にデートしろ!というせせこましい思いとともに、そもそもの約束のデートはどうなったんだと。
伝えたいじょりぃがいるわけですよ。


しかし。

「うん。ありがとー。 ごめんね?」


この、ナナの語尾上げの「ごめんね?」が出ちゃったもんですから


「いやいや(*´∀`*) 待っててね」  でれ〜〜んと電話終了。


ワタシいつも、ナナのこの「ごめんね?」で、でれ〜〜んとヤられちゃうんですわ。
「ごめん」はどうでもいいんですが、こーゆーときのナナの「ね?」の発音と発声とイントネーションに独特の甘さがありましてですね、何か傀儡の秘術を使ってるんじゃないかと勘ぐるほどですよ!(ワタシがエロふがいないだけなんですが!)

で、じょりぃはDVDも仕事もそっちのけて、一心不乱に設題について調べましたですよ。
ナナ、もう既に友だちと一緒にいて、もしかしてじょりぃのメール待ちかもしれないじゃないですか!(何か間違ってるけど!)
焦りつつも、ワタシのせいで成績悪くなっちゃうとワタシがおもしろくないので、ソースの裏もちまちまと取ったりしてですね。

メールを送った後に、はふー、とひといきついた後、メールがちゃんと送れているか心配になりましてね。
ついでにデートの約束を取り付けようぜってことで、ナナに確認の電話をしてみました。

「もしもし? ちゃんと届いた?」
「うん。まだざっとしか見てないんだけど、メールは2通届いてるよ。ありがとー」
「途中で切れてないかな?」
「今運転中だから、そこまで確認できてないのだ」
「あ、そうなんだ。ごめん。じゃ切らなきゃ」
「なんかわかりやすそうだね。ありがと」
「ならよかった」
「わかりやすいんだけどさー、これらをどうやってレポートにまとめればいいと思うー?

どうやら本日のナナたん、おべんきょうやりたくないモードのご様子。

「あなたの仕事なくなっちゃうねぇ」
「まだまだいっぱいあるから大丈夫(・∀・)」 何が大丈夫なんだっつーの。

レポート用紙3枚でしょー、んじゃこういうまとまりでこういう流れで、結論としてこれこれな感じにもっていくとか?と話しましたら

「うんうん、そうだよね。あたしもそう思ったよ(・∀・)」
「何かちゃっかりしてない?あなた」
「えへへへへ。とにかくありがと」
「ワタシまだ仕事して起きてるから。書いてる途中で調べモノのリクエストができたら連絡くれていいよ」
「ありがとー」

よし。
ここでデートの約束取り付けるぞヽ(`Д´)ノ
と鼻息荒くしたところで

「大変だったでしょ。ホントありがと。 ごめんね?」<秘術




「いやいやいや(*´∀`*)がんばってね」 <まんまと




そのまま電話切れた。


次の電話では絶対デート取り付けるぞ!ヽ(`Д´)ノ
と、調べモノのリクエスト来ないかなーと待機している、何か間違えているじょりぃであります。

てか、デート無理っぽそうですねこりゃ。( ゚∀゚)アハハハ八八八ノ ヽノ ヽノ ヽ/ \/ \/ \
でも今日話せたからうれしいやいてやんでえ。


まあとにかく、

教官、そのレポート、ワタシにも点ください。






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