先日買って、二日前に開けたばかりのシャンプーが昨日の夜、風呂に入った時に見ればボトルの半分ほどになっておりまして、地肌に優しい低刺激で尚かつ寄る年波に衰えがちな毛髪を活き活きとさせるようなそんな都合の良いションプーはないだろうかと探してここ数年気に入り、ネットで取り寄せては使っていたものが、一夜にして800mlが半分になっているのに驚き、誰かひっくり返したのだろうか、それなら仕方がないけど、などとちょっとがっかりしていたところ、翌日、老父が犬１号の洗濯に使用したことが判明し、いくら大型犬でも400mlは使い過ぎだとか、そもそも犬用のシャンプーが２本もあるのになぜ、私の「わざわざ取り寄せた地肌に優しい毛髪活き活きシャンプー」を使うのかとか憤ったものの、実際のところ私の毛はちっともツヤツヤしないにも関わらず、本日仕事から帰宅した時、玄関から出てきた犬１号の金髪のようなツヤツヤサラサラの毛を見て、さらに憤慨した４月最後の日なのでした。
全員Ｏ型である我が家は皆それぞれ大雑把な性格なのですが、中でも母の大雑把なのには、同じ大雑把系の私でさえ驚くほどで、今日も、どこかで仕入れた「みそ汁にヨーグルトを入れるとコクが出る」という雑学を参考にしてみそ汁を作ったのは良いのですが、その雑学の説明では、味噌４か５に対しヨーグルト１とあるところ、母ときたら三人分のみそ汁に対し、大雑把にBIOの１カップを全て入れ、普通に考えれば、カップ１のヨーグルトなら、味噌は同じカップに４か５杯の量になるわけなのですが、実際は、ヨーグルトの方が味噌の倍近く入っている状態で、その味は、まだ冬が去らない寒さの中、季節を先取りして、真夏に三日ほど放置したみそ汁のような味なのでした。
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