犬１号（２代目）もこの春で三歳となり、やんちゃぶりも落ち着いてきましたが、相変わらず油断すると散歩中に拾い食いをする始末で、先日も目の端で犬１号が何かを拾ったのを見て取り、ふん捕まえて口をこじ開けようとすると奥に何やら白い物体があり、吐き出させようとしてもこれが取りっこ遊びだと認識している犬１号は歯を食いしばって抵抗するので、うしろから羽交い締めにして上顎と下顎を掴んで無理矢理開かせようと格闘していたところ、図体だけはでかい犬１号の口に手をねじ込んでいる様子を目撃したらしく、少し行きすぎたところで車が停車し、運転手が慌てたように降りてきて「大丈夫ですか！ どうしたんですか！」などと声を掛けられたりしている今日この頃の犬１号とわたくしです。
気が付けば三月ですが、最近のわたくしはと言えば、職場の検診でひっかかり、再検査をしたところ、思いがけず「膀胱炎ですね」などと寝耳に水な現実を突きつけられ、しかし医師の「頻尿とか残尿感とか下腹部の痛みとか無いですか」との問いかけに、特に思い当たるところがなく、本当に膀胱炎なんだろうか、と疑ってみたのも束の間、「残尿感がないですか？」と訊かれてからというもの、なんだか残尿感があるような気がしてきて、暗示にかかったのか、単に体の状態に気付いたのか、「病は気から」って本当だな、などとしみじみ思っている今日この頃です。
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