new! 2004年10月31日(日)

明日から新札が流通するらしい。2千円札の流通も考えてあげて! みんな仲良くしてあげて!

思うんだけど、2千円札も新札を作ればいいのに。『星の王子さま』を使ったフランスの50フラン札みたいに、図版をアトムとか、ドラエモンとか、サザエさんとかにしてはどうか。

お知らせ 2004年10月30日(土)

佐藤とか伊藤とか斎藤とか加藤とか後藤とか近藤とか遠藤とか工藤とか安藤とか内藤とか、「藤」がつくの姓の大元は「藤原氏」で、「藤原氏」というのは、中臣鎌足が大化の改新の功によって天智天皇からもらった氏で、その子孫が全国各地に散らばって「藤」のつく姓を名乗ったらしいです。そんなわけで「藤」のつく姓の人は鎌足のDNAを受け継いでいるので、親戚同士というわけです。今後ともよろしく。
私は「藤」とはなんの関係もない姓ですが。

新球団 2004年10月29日(金)

楽天やライブドアが新しい球団のチーム名を発表したが意外性のない名前でつまらない。和がブームなんだし、どうせなら漢字入りやひらがなの和風の名前にすればよかったのに。
「侍」とか「富士山(ふじやま)」とか「忍者」とか「寿司」とか「すきやき」あたり、海外にもアピールできるし。それ、使い古されていていまいち、というのなら、ここはひとつ「徳川幕府」なんてどうだろう。大きいね。なんだかよくわからないところが。
ヘルメットは髷をデザイン化したものにしてね。もちろん三宅一生に発注。いや、いっそ相撲みたいに本気髷にしてもいいかもよ。高卒ルーキーは前髪がまだあったりしてね。初々しいね。ユニフォームは羽織袴をイメージした感じで。
で、監督は代々「将軍」て呼ばれるわけ。コーチは「老中」、助っ人外国人は「助っ人南蛮人」ね。トレードで入ってきた選手は「外様大名」なんて陰口言われたりするかも。可哀想! みんな仲良くしてあげて!
バットボーイは忍者、ブルペンカーを運転する姉ちゃんには腰元の格好をさせてね。いや、ブルペンカーじゃなくて、ブルペンかごだね。そうすると、腰元ではかごを担げないしなあ。しかし腰元は捨てがたい、ここは要検討ってことで。
ゲームの間のミニイベントには、主だった歴史上の出来事を寸劇で入れたりね。赤穂浪士なんか、回の合間合間にやってさ、もうみんなゲームより討ち入りの始まる9回が待ちきれない!
なりきりデーみたいな日を設けて、観客も時代劇の格好してくれば半額とか。「今日のベスト・オブ・時代劇!」を選んで、記念品贈呈ね。オールスターの時は、新球団設立初年度記念で、源氏と平家にわかれて合戦なんてどう。それ、徳川幕府じゃねーじゃん、みたいな。選手も、大河とか年末時代劇にちょい役で出してもらえるようになるかもしれないな。
いやあ、グッズもいっぱい作れそう。いいね。夢が広がるね。無駄にね。三木谷さんか堀江さん、話を聞いてくんないかな。

どうでもいいことだが 2004年10月28日(木)

昨日の日記の題名はブームに乗って「暗号解読」にすればよかったと、仕事中にどうでもいい後悔をする。
ちなみに私の田舎では「あんごう」とは、「馬鹿」「阿呆」という意味である。

思いつつ、そっと元に戻す。 2004年10月27日(水)

家の中で探し物をしていて、引き出しの下の方から古ぼけたノートを見つけた。なんだろう、と思って開いてみると、最初から終わりのページまでびっしりと、番号とアルファベットを組み合わせた文字が列をなしている。その合間合間に意味不明の謎のメッセージが殴り書きされている。いったい何かといえば、ドラクエの1や2、ファイナルファンタジーの1や2あたりの頃、まだバックアップ機能などなくて、パスワードを入力していた頃のメモ用のノートであった。謎のメッセージは、町の人のヒントとなる台詞を書きとめたもののようだ。懐かしいなあというより、いつまでそんなものを取っているのかと。

入れすぎて薄すぎて悲しき哉 2004年10月26日(火)

カップ味噌汁などで時々、経費削減なのか、そそぎ入れる湯のラインがカップの内側に刻まれておらず、外側に線が印刷されているだけのものがあり、あれは湯をどこまで入れて良いのかの判断がまことに難しく、また中腰でカップのラインと薬缶の口を睨んでいる己の姿も侘びしいということを一言申し上げたく候。

失われた聖櫃<アーク> 2004年10月25日(月)



仕事先の、私のデスクのある部屋は四畳半ほどの小さな空間だというのに、この季節の夕暮れに5分ほど、二方向の窓からガラス張りの高層ビルに反射された強烈な夕陽が、矢印のように差し込んできて交差する。
この交差点を下に掘り下げると、地下から徳川幕府の埋蔵金が出てくるかも知れない。

地震 2004年10月23日(土)

何があっても通常放送のテレ東が、臨時特番に切り替えたことで事の重大さを感じる。

掘ってあってよかった 2004年10月22日(金)

70年前、室戸台風に直撃された時、祖母は家がみしみし鳴り出したので慌てて、伯母の手を引き、伯父を背負い、その年に生まれた父を胸に抱き、お腹の中に叔父を入れた状態で、掘りごたつに飛び込んだ直後に家が倒壊し、数時間後に助け出されたのです。
そんなわけで、今こうして私が存在しているのも掘りごたつのおかげなのです。こうして皆様がこの文字を読むことができるのも、掘りごたつのおかげなわけです。

魔球は魔球は〜 2004年10月21日(木)




                目!




続・知的好奇心 2004年10月20日(水)

10月16日(土)の日記で書いたbk1の『三国志 第1巻』(宮城谷昌光著)にある「■この本を買った人はこんな本も買っています」の情報だが、常時3冊並んでいるうち2冊はどんどん変わっていくのに、『アナル全書』だけはずっと残っているのはもしかして、宮城谷の『三国志』をネット注文するためにこのページを開いた人が目に留め、つい買い物かごに入れてしまう、ということが繰り返されているからなのだろうか。

もの想う秋 2004年10月19日(火)

のこのこ (副)

出ては具合の悪いはずの場に、平気で出てきたり、何も知らずに現れたりするさま。(大辞林国語辞典)

「今頃のこのこ出てきやがって」などと、何も考えずに使っている「のこのこ」ですが、考えてみるとかなり妙な言葉です。擬音から生まれた言葉なのでしょうか。しかし、歩いている時に「のこのこ」なんて音を出すのは、ムーミンとかドラえもんとか、ぽっちゃり系のアニメキャラしか想像出来ません。いったいどんないわれがあるのでしょう。


こんな小春日和の穏やかな日は 2004年10月18日(月)

会社の景気が良かった頃勤めていた私の仕事の前任者が十年振りにやってきた。私は初めて会う人だったが、上司たちは懐かしそうである。元社長など、不祥事で更迭されて役無しになっているのに、何も知らない前任者から「社長」と呼ばれて嬉しそうに「いやあ、僕も歳を取ったから、後任に譲ってね」などとぬけぬけと言い、「じゃあ、会長というわけですか」などと言われて気持ちよさそうに笑ったり、上司などは「あの人は、気だても良いし、頭も切れて、とにかくよく働いてくれる人で、いつも何かしらやっていたっけ」などと、ぼんやりネットをしている私に言い、それを聞きながら、前任者が退社後十年の会社の春秋に思いをはせると、なにやらもやもやしてきて、もしかしたら家を出た小姑が遊びに来て、義父母とちやほやしあっているのを醒めた目で見つめる嫁の気持ちって、こういうのだろうか、などと思うのだった。

知的好奇心 2004年10月16日(土)

宮城谷昌光の『三国志』第一巻が刊行されたのでbk1でチェックしてみたが、そのことよりも「■この本を買った人はこんな本も買っています」に目が行き、まことに人の知的好奇心は幅広いと思いながら、つい買い物かごへ入れてしまいました。

なんて、空が青いのでしょう。 2004年10月15日(金)

年輩のお客様より書類用のデータ作成の依頼があり、原稿がファックスで送られてきた。

  私「紙のサイズはどう致しましょうか?」
お客様「ファックスで送ったサイズにして下さい」
  私「こちらのファックスでは、全てA4で受信してしまいますので、お客様がお送り頂いた紙のサイズとは違っていることがあります。元の原稿のサイズを教えていただけますか?」
お客様「ノートのサイズです」
  私「………大きめのノートでしょうか、それとも小さめの」
お客様「普通のサイズです」
  私「週刊誌のサイズですか? 週刊新潮や週刊朝日のような」
お客様「どうだろうなあ? もうちょっと大きいような気がするな」
  私「それでは、紙の長さを教えていただけますか?」
お客様「えーと、うーん、ファックスで送ったサイズでお願いします」
  私「そちらから送って頂いた原稿のサイズとは違う場合もありますが、A4でよろしいですか?」
お客様「A4? A4って雑誌のサイズでしたっけ?」
  私「雑誌にもサイズが色々ありますので……、どういった雑誌と同じサイズですか?」
お客様「あれはなんだったかな。A4じゃないと思うな。B5かな? あっ、A5なんてサイズはありましたっけ? A5? いやー、多分B5だな。うん、B5で送ったと思います」
 私「………では、B5に致しますが」
お客様「うーん、A4のような気もするなあ。B5かなあ? A4かなあ? どっちでしょうか?」
  私「………長さを言っていただけるとわかるんですが。長い方が30センチほどありますか?」
お客様「30センチ? そんなにあるかな、これ。そっちに送った紙のサイズです。それはいくらになってますか?」
(途中略)
お客様「とりあえず、その内容が入っていれば、まあサイズはどれでもいいですから」
  私「………わかりました」

「とりあえず」と言いながら、出来上がったものに難癖をつけてくるのは必至と思われるので、いっそA3の紙に設定して、中身はB6に収まるようにつくってみようかと思いました。


2004年宇宙の旅 2004年10月14日(木)

電車の中で聞こえてきた母と息子の会話。

息子「僕、やっぱり宇宙に行くのはやだな」
 母「どうして?」
息子「宇宙飛行士になんかなりたくないよ。死にたくないもん」
 母「死なないよー?」
息子「死んじゃうよ。命綱が切れちゃうんだよ」
 母「あれはね、ドラマの中だけだよ。大丈夫」

宇宙に行くことが当たり前の世界に生きている息子にほのぼの。それとも彼が大人になる頃は、そうなんだろうか。
宇宙飛行士になれるといいね。少なくとも「ロリコン好き」にはなるな。

ちょっと違う 2004年10月13日(水)

後ろを歩く会社員の会話が聞こえた。
会社員A「あいつ、ロリコン好きだからさー」
会社員B「あれは重症だな」

ロリータ・コンプレックス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア (Wikipedia)』
ロリータ・コンプレックスとは、成人女性より少女に対して性的関心を抱く性向のこと。また、そのような性的嗜好を持つ人のこと。

とすると、問題の「ロリコン好き」の彼は「『幼女好きな人』が好き」ということですか。しかも重症。

毎度大人げない 2004年10月12日(火)

会社帰りに駅までの道を歩いていると、ランドセルをしょった小学生低学年男子児童がパタパタと早足で私を追い越していった。前に来るなり、今度は小学生低学年男子児童スピードで歩き始めたので、すぐに追い抜いてしまったのだが、すると小学生低学年男子児童は再びパタパタと早足で私を追い越してゆく。別に私は抜き返したいわけではないが、歩調が違うので自然に追い抜いてしまう。するとまた早足で追い越していく小学生低学年男子児童。ちらっとこちらを振り返ったりするところを見ると、そういうマイルールで遊んでいるらしい。ああ、この年齢あたりの子供の頃って意味不明の勝手ルールを作って遊んだりしたよなあ、なんてしみじみしたのも束の間、前を後ろをパタパタと走り回られて次第に苛々してきた。抜きつ抜かれつを十回も繰りかえした頃にはむかっ腹が立ってきたので、小学生低学年男子児童が追い越していったところで足を止めた。少し先を進んでいた小学生低学年男子児童はそれに気づいて立ち止まり、こちらを振り返ったが、この糞ガキぶん殴ったらかっとするのにな、という気持ちが表情に出ていたのだろうか、小学生低学年男子児童は前を向くとダッシュで走り去っていったのだった。



独自ドメイン 2004年10月10日(日)

借りているレンタルスペースで独自ドメインを取得する際、希望する名前がすでに使われていないかどうか検索できるようになっていたので、別にドメインを取るつもりもないのに検索してみたところ、「.com .net .org .jp .biz .info」のうち、ありそうな名前は当然ことごとく埋まっていて、試しにやってみた「yonsama」も全て埋まっていたのは、なんとなく頷けるが、「piropiro」でも全部埋まっていたのには驚いた。いったいどんなサイトなんだろう「piropiro.com」とか「piropiro.jp」とか。

人間の本能 2004年10月09日(土)

台風が来るというので食料を買い込んで、防災グッズもチェックして必要な物が揃っていることを確認し、家の中に引きこもる準備が整ったというのに、無性に外に出かけてみたくなるのは何故だろうか。休みの日は晴天でも引きこもっているのに、別にいつ買ってもいい、どうでもいいものが買いにいきたくて居ても立ってもいられないのは何故なのだろうか。

動物の本能 2004年10月08日(金)

台風が来るというので食料を買い込んできたが、外へ出られないとしてもたかだか一日程度と思われるのに、どうして三日分ほど買ってしまうのだろうか。しかも、普段は買うことのない食品とか香辛料まで買ってしまうのは何故なのだろうか。

本を買うのはほどほどに 2004年10月07日(木)

今月は、8日にジェフリー・ディーヴァーの『コフィンダンサー』(文藝春秋社)、15日に浅田次郎の『蒼穹の昴』上下(講談社)の文庫版が出るが、単行本で買ったこれらをいまだ読んでいないのはいつものこととして、萩尾望都の『残酷な神が支配する』全17巻(小学館)が15日から文庫版として刊行されるに至り、ついに漫画でさえ未読のうちに文庫化されるようになったのかと感慨深く思っている場合か。

本を買うのはほどほどに 2004年10月06日(水)

話題の『ダ・ヴィンチ・コード』上下(各1890円/角川書店)を読んでみたいが経済状態が劣悪なので、似たような『フランチェスコの暗号』上下(各660円/新潮文庫)で手を打って、通勤電車で開いているときにふと前に立っている人が『ダ・ヴィンチ・コード』を読み耽っているのを見つけてくやしい。

問いつめたい 2004年10月05日(火)

電車で前に立っていた二人の娘が定期検診を受けた話をしていた。片方が一方的に自分の虚弱で病気がちな体の話をしていたが、中でも「私は前の仕事のせいで、体温を調節できない体になったんだ」という言葉に、それはいかなる仕事でどんな病なのかと驚いたが、そんな重大な病に冒されているにも関わらず、「検診には何も引っかからなかったんだけどさ」ということで、「あの程度の検診だと、わからないんだよね」ということでもあり、お前は一体どんな面妖な病気にかかっているのかと。


新人 2004年10月04日(月)

「すいません、今、俺どこにいるんでしょうか?」
路上で、自転車便の兄ちゃんが途方に暮れた様子で無線連絡していた。

ユビキタス 2004年10月03日(日)

会社の複合機はファックス回線を利用してメーカーのサポートと繋がっている。使用枚数のデータが自動的に送られ、一定量を超えるとメンテナンスが来たり、トレイが空きっぱなしの時は一定時間を超えるとサポートから電話がかかってきたりする。
便利だなと思ったが、「ここんとこメンテが来ないけど、どうなってんすかね!」などと大声で言うと、翌日にメンテがやってくることが続き、もしかして音まで拾って送ってる?などと冗談半分で不審を覚えていたが、「省エネはいいけどさ、スタンバイ状態になってから復帰するのにいちいち時間がかかりすぎ!」などと何度か文句を言ったら、最近そのスタンバイから復帰する時間が早くなり、もしかして複合機自身がこちらの話を聞いて、自分で考えて行動してる?と、ちょっと不安を感じるようになった。名前を付ける日も近い。

どうでもいいミニ知識 2004年10月02日(土)

香典袋の表書きを薄い墨で記入するのは、「哀しみで涙がにじんで薄くなる」という意味や、「突然の悲報で墨を充分することができなかった」という意味があるそうだ。

義理や、仕事関係など、会ったこともない人の葬式でも、財布から旅立つお札との別れを惜しんで哀しみで涙がにじんでしまうわけです。

純度の高い 2004年10月01日(金)

今日は完璧な腹下しで、腸内物質を全て便器にダウンロードしたわけで、そうすると、あばらから下へ伸ばしたラインよりも前方に張り出した物体は、内臓が下がっているからとか、ここんとこ便秘しているからとか、ガスがたまってるからとか、そういう理由は全く考慮する必要なく、純粋に脂肪ということですか?

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