後悔日誌
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2007年05月31日(木) 遊戯


新しいテーマパーク。
アンパンマンミュージアムへ。

子供のためのテーマパーク。
親子連れがたくさん訪れていて、ほのぼのした雰囲気。
個人的な感想を言えば、せっかくなんだからもっと広くして。
それで公園みたいにしちゃえばいいのに、って思ったけど。
それじゃキャラクターのテーマパークにならないいんだろうか…。

館内飲食禁止ってのがなかなか厳しくて。
大人で喉が渇くんだから、子供は結構我慢してるんだろうな。
なんて、文句ばっかり言っちゃいけないね。


キャラクターって難しい。
好みがあるからね。

ちなみに私は何故かピングーが好き。
これは昔っから。
実は結構高級なぬいぐるみも持ってるし。
割っちゃったけど、昔の彼女にもらったマグカップも忘れられなかったり。
なんか番組見てても素直に引き込まれるところが好きなんだ。

この2ヶ月の休暇で学んだことは教育テレビの番組。
「ぜんまい侍」と「スキマの国のポルタ」はかなりハマったかもしれない。
どちらも設定に味があって良い感じ。

あとはジブリのシリーズ。
これは説明不要かな。


そんなこんなで、自分の好みをついつい子供に推してしまう悪いお父さん。
アンパンマンはそれなりに楽しみました。



2007年05月30日(水) 疲労


とにかく、少し頑張ると熱が出る。
いくつになっても変わらない。

最近は素直に病院に行くことが多い。
たまたま今日は血液検査の結果も出るって事で一石二鳥で病院に向かった。

検査結果を見ながら「全く問題ありません」という先生。
不安は解消されたけど、「この前はどうして?」っていう疑問は消えないまま。
それでも何事もない体に有難みを感じた。


夜、子供の世話について嫁と口論になる。
「何もしない」を言われ続けてやるせない気持ちの中。
壁を殴りつけて痛んだ右手に悲しみを感じた。


隣の部屋に避難して、ひとり眠りに落ちた。



2007年05月29日(火) 結果


何気なく届いた献血の成分結果の通知。

驚いたことに範囲外の#マークが付いていた。
GPT52 GOT#59
どっちも普段の倍以上、どうしてなんだろう。
ちなみに酒飲みのバロメータ、γ-GTPは10と悪くはなかった。


病院へ行って念のため再検査。
先生は「結果を見てからCTとかエコーやりましょう」の一言。
結果が出るまで、ちょっと凹んでしまう。


何でもないと思っていることも、数字で表現されると不安になるもの。
つくづく人間ってのは数字に弱いな…、と思った。



2007年05月28日(月) 箱酒


友人と焼肉屋に飲みに行った帰り道。
駅の構内のコンビニで、パック酒と焼き鳥の缶詰を買って終電まで飲んだ。

誰も使わない階段に座る。
その非日常感が楽しい。
階段の下のほうで、別れを惜しむ男女がいることもいつの間にか忘れた。


酔った勢いは止まらず、空き駐車場で筋トレをしたり。
川に向かって立小便をしたり。
タクシーを使わず歩いて帰ったり。


ヘトヘトになりながら車の中で寝て。
朝になると会社勤めの友人を駅まで送った。


昔を思い出してやっていることに体がついていかない。
楽しかったのに、辛いなんて。

結構、心外だ。



2007年05月26日(土) 散歩


昭和記念公園。
東京立川にある広大な国営公園。

せっかくだからと、親父にお袋を誘い出して。
せっかくだからと孫の面倒を見てもらった。

親子三代の公園散歩。
ポカポカの陽気の中、ポピー畑が満開で色鮮やかだった。
あちらこちらで写真を撮って、思い出を増やした。


子供に自分を重ねることは多い。
写真でしか見たことない祖母も、こうして遊んでくれたのかもしれない。
幼い記憶は忘却の彼方。
でも、きっとそうに違いない。
多分…ね。


ひとしきり遊んだ帰り道。
調子のいい息子はすぐに眠りに落ちた。

ずっしりした重さを腕に感じながら。
5人で歩いた。



2007年05月24日(木) 敬老


母方の祖父が老人ホームで暮らしている。

小さい頃は、バイクに跨って自営の電気工事屋をしていたおじいちゃん。
鮎の仕掛けを絡ませて激しく怒られたり。
壷に溜め込んだ100円玉をこっそり拝借したり。
思い出は色々。

いつの間にか、時は経って。
伯父さんの死をきっかけに、おじいちゃんは孤立していった。


休暇も終わりに近づいて、曾孫を抱かせに立ち寄ると大歓迎された。
さすがに酒は飲まなくなったようだけど、相変わらず煙草をやって。
でも、それなりに元気で良かった。

外へ連れて行ってくれとせがまれて出掛けたコンビ二。
きなこ飴とフランクフルトを買ってあげた。
まだ食べたいものがあるって事が嬉しい。


間違いなく、そこにある現実だけど、老人ホームには色々な人が暮らしている。
手を揺らしたまま寝たきりの方や、全く動く気配のない蝋人形のようなお年寄り。
ヘルパーさんが用意する流動食のパックの山。
目の当たりにすると、切ない。

自分の場合は「ピンピンコロリ」ってやつがいいナァ…。
いつか先輩に聞いたことだけど、歳を取ってもピンピンしてて。
それでもって、お迎えが来たらコロリと逝くってやつ。


止まったような、緩やかな時間の中で。
それでも泳ぎ続けているおじいちゃん。
笑って「また来てね」と送り出してくれたことに少し感謝した。

永遠はないから。
いつまでこんな生活が続くか分からない。
けど、些細なことが生きる希望につながるならば手伝いたい。

そう思いながら。
やっぱり何も出来ず。

今日もその建物を後にした。



2007年05月18日(金) 公園


区役所の近くの公園。
前から気になっていた場所。
たまたまだけど、出掛けてみた。

背の低い幼児向けの遊具と砂場しかないのに、大きな区画でのどかな所。
昼が近づくにつれて、徐々に賑やかになっていった。


なんだかフレンドリーな公園で子供を通して色んな交流がある。
子供に声をかけてくれる時って嬉しい瞬間で、ありきたりだけど歳を聞いたりちょっと世間話。
うちの子はこんなことに困ってる、なんて話も結構参考になったりした。

今日は水兵さんみたいな帽子を被った小さい子にかなり懐かれて。
そのお母さん、ってのがまた可愛い人だった。
いかにも優しい声で魅力的なのだ。


家に帰って公園で素敵なママと出会ったことを話したら、嫁に呆れられた。
パパにはママ友ってできないのかナァ…。



2007年05月17日(木) 波乱万丈


そろそろ休暇も終わりな雰囲気になってきた。
有り余っていた時間に少しづつ重たさを感じる。

子供と接していた休みの日々。
誇りを持ってやったといえることはコレだけだけど。
それで、いいんだよナァ…。


携帯電話の調子がすこぶる悪いので、修理に出そうとすると
「中のデータは保障できません。」なんて言われた。
そうならないように作っていてくれよ…、なんて内心思いながら。
一生懸命過去のメールに大事なものがないか探す羽目になった。
無駄に過ぎる時間。
午前はそれだけで終わった。


関東は大荒れな天気で周期的に集中豪雨に見舞われる感じ。
窓の外は急に晴れ渡ったり、雨音が響き渡ったり、なんだか凄い事になっている。


午後はホームセンターに出掛けてから何故かカラオケで雨宿り。
始めて見る機械に子供の興味心は絶頂になって、とても歌う余裕はなかったけど。
童謡のプロモーションビデオ?も多くて意外と使えるな、なんて思った。


外へ出れば嘘の様に晴れ渡った空。
結構、波乱万丈な一日で面白かった。



2007年05月16日(水) 無心


朝帰り、昼寝、早寝。

疲れが溜まったのか、何もできず過ごした一日。
振り返っても形に残らないけど、疲労回復はできたかも。



2007年05月15日(火) 族


卒乳してから寝起きの機嫌がすこぶる悪い息子。
わんわん泣きまくるので、相変わらず車の中で避難生活が続いている。
もう何日、外泊しちゃったんだろう…。

今日もまた機嫌は悪かった。
ようやく寝付いて後部座席に横にして10分後のこと。
暴走族?といえるかどうか分からないけど2台の単車が空吹かして通り過ぎていった。
目覚めて泣き出す子供に怒り爆発気味で窓の外を睨んだ。

それにしても、族車といえば空冷4発直管仕様なんていって甲高いエンジン音だったのに。
単気筒でブルンブルンいわしてる排気音はどうも族車って気がしない。
その上、単独行動だからなおさら寂しい感じ。


やれやれ、人の気も知らないで…。
車を動かして少し離れたコンビニに向かうと、さっきのバイクを見つけた。
中にいた子は呆れるほど若い顔。
氣志團みたいな集団だと怖いけど、諦めもつくのにナァ…。


今夜はどうにも寝てくれなくて困り果てていたんだけど。
疲れて横になっていたら寄り添って寝に来た。

目の前で寝息を立てる小さな頭。
いい夢見てくれよな…。

そっと毛布を掛け直した。



2007年05月14日(月) 半島


三浦半島を一周した。
景色とともに鮮やかに蘇る記憶。
家族や友達が出演したりして、かなり賑やかな思い出が多い。

夏だと全く動かなくなる道路が快適で、ついついスピードを落として走ってしまう。
のどかな休日で良かった。

灯台を見るたびに灯質(何秒間に何回光る、なんていう特徴のこと)を考えちゃうのは職業病?
普段、海から見ている所に立っているってのが何か不思議な感じだった。


行くはずのお店がなかったり、色々アクシデントはあったけど。
旅っぽくて、そういうトコロ好きだ。


賑やかな思い出。
またひとつ増えちゃった。



2007年05月13日(日) 浦賀


大きな造船所が閉鎖されて、すっかり静まり返った浦賀の町。
帆船3隻を集めてのイベントで、活気に沸いていた。

ジャズのライブを遠くで聞きながら、出店で買ったお好み焼きをパクリ。
いかにもお祭りって感じで楽しい。

午後になると帆船が一斉にセイルを開いた。
華やかで、多くの人を惹きつける瞬間だ。


「帆船は乗るもんじゃないよ。見るもんだよ。」
昔、誰かがそんなこと言っていたっけ。

デッキの上ではぶっといロープを引き続けて、相当大変なはず。
でも、外から見てると気楽なもの。
「早く全部やっちゃえよ〜」なんて野次出せそうな自分が怖かった。


花が咲くように、昆虫が羽化するように。
1時間かけてようやく現れた本当の姿。


とても綺麗だった。



2007年05月12日(土) ドナドナ


3年間で400kmしか乗らなかったけど、大切にしていたミニバイク。
カワサキKSRとサヨナラした。

ガレージがあれば…、なんて思うけどこれが宿命なのかもしれない。
さすがに絶版車だけあって、程度がいいから値崩れはなく。
結局、1円も損してないんだけど手放すときは寂しい。


ワンボックスカーに積まれてさようなら。

「ある晴れた昼下がり〜♪」
ドナドナな気分。



2007年05月11日(金) 納車


お昼過ぎ、4トンのパネルバンに積まれて新しい愛車がやってきた。

”三つ子の魂百まで”みたいなものなんだろうか。
ライムグリーンに塗られたオートバイ好きはやめられそうにない。


思い切ってキックを降ろす感覚。
頭の中に響き渡る金属音。
そしてオイル混じりの排気ガスの臭い。

220ccなんて中途半端な排気量なれど、結構パワフル。
空き地でフル加速とフルブレーキを試してみたり。
後輪を空転させて力任せに遊んでみたりした。


これが欲しかったんだ。
楽しすぎる…。


久し振りに勝手に盛り上がっているバイク熱。
ちょっとだけ、高校生の自分に戻れたような。
そんな気がした。



2007年05月10日(木) 深夜


ラウンドミッドナイト。

夜、泣き出した子供を連れてドライブをした。
不思議なもので、車の中にいるとけろっとした顔に戻り大人しい息子。
ジャズのCDが一枚終わる頃、ようやく満足したのか眠りについた。

左腕に、確かな重みを感じながら走る。
深夜の路上に車も人影もなく、オレンジの街灯が照らす路面は何かSF映画のようだった。

たった1台。
壊滅した都市で2人で暮らす物語を頭に描きながら。


ゆっくりゆっくりと、家へ帰った。



2007年05月09日(水) 卒乳


1歳と5ヶ月。
こんなタイミングでオッパイの卒業式がやってきた。

まずは、頭からオッパイを切り離すために乳房に顔を書くらしい。
パパの仕事として得意気にその役を買ってでたけど一蹴されてまた公園に出掛けた。

オッパイを卒業して可哀想なのは水分補給が儘ならないこと。
そのせいか、急におしっこの回数も減っちゃったりする。
ジュースでも何でも飲んでくれればいいのに、なんて妙に勧めるけど飲まない。
機嫌は悪いし大変だ。


家に帰ると、ママの胸元に一目散に駆け込んだチビちゃん。
ところがそこに例の顔が現れて、固まった…。
本能なのかな、不思議そうに近寄れない姿がなんか可笑しかった。

それにしても、気になるオッパイだ。
「狐じゃん」って言ったら怒られた。
実はアンパンマンだったらしい。



2007年05月08日(火) 売切


オークションに出した2台のバイク。

ひとつは大事に保存していたオートバイ。
ひとつは足としてガンガン使ったスクーター。

どちらも私の予想を超えた落札額になったので悔いは残らない。


単車乗りになったのは高校2年の夏だった。
それまで自転車キチガイだった私を、友人のバイクが一瞬にして頭の中をすり替えた。
16の誕生日を迎えるや、すぐに取得した原付免許。
ただし親父はスクーターを貸してくれなかった。

気持ちがくすぶったまま夏を迎え、バイトで貯めたお金で教習所に行った。
友達にも、親にも内緒な秘密の特訓。
新しいヘルメットを買って、着実に大人の階段を上がっているような。
そんな気持ちで免許を取得した。

「実は…、中型二輪の免許取ったんだ。」
嬉しさのあまり、親に報告したとき母親は呆れた顔をしていた。
親父は「一本橋もやってきたんだな」とだけ言って原付の鍵をくれた。

一気に広がる行動範囲。
友達と色々な所へ出掛けた。
そういえば、初スタンドは所持金500円で会計が499円だった。
神様はいるんだ、なんて思った一瞬。
単車は確実に自分の世界を広げてくれた乗り物だと思う。


そんなオートバイ。
家庭を持つと降りてしまう人が多い。
学生時代、あれだけ乗ってたのに…なんて思う友人がたくさんいる。

私の場合は絶対に手放したくない乗り物。
不思議と乗り出した頃の友人はみんな乗っていてくれるので心強い限り。

…と、いうことで。
実は新しいバイクのナンバーはもう取得済み。
もうじき白煙を撒きながら鎌倉街道を走っていることでしょう。


夏空の下、2台のバイクへの最後のプレゼント。
念入りに洗車をして、ワックス掛けに各部注油をした。

なんだか名残惜しいけど。
こんな別れの方がきっと幸せだな、なんて繁々と見つめた。



2007年05月07日(月) 自爆


ここのところ調子がいい。
…と、思っていた矢先にぶつけた。

目の前に現れたパトカーに動揺してハンドル切り過ぎちゃったような。
いやいや、あんな所に変なでっぱり石があったから悪いような。
自爆ってどうにも言い訳がつかない。
悲しくなった。


早速近所の車屋に持っていくと
「いてぇーな。もうちょい上やってくれよ。」
なんて言われた。
左側面のスライドドア下部、板金泣かせな場所らしい。

中古部品を探して自分で変えちゃおうかなんて良からぬ事も考えてしまう。
ドア一枚ってのが不幸中の幸いだった。


事故は何度か経験がある。
そのどれも、共通して覚えているのがぶつかったときの軽やかな音。
「グゥワシャ」とか、「ドーンッ」とか、中から聞く音は意外に静かなもの。
ところが外へ出てみると思いのほかひどくて、心まで凹まされてしまう。
塗装は厚塗り、財布はぺらぺら。
決まって給料日とか、お金が入る時に起きていた気がする。


これは親父の言葉。
「出発15分と到着15分は特に事故に気をつけろ。」
今日はまさに到着1分前での出来事だった。


年貢というか、授業料というか…。
これが私の生きる道。



2007年05月06日(日) 雨


久し振りに、まとまった雨が降った。
鯉のいなくなった寂しそうなポールを解体した。
これが思ったより大作業。
悠々と泳ぐ鯉の裏にはこんな苦労だってあるんだ。

人の気も知らずに取り外した部品をひっくり返すチビ。
一番上についている風車が面白くてたまらないらしく、なかなか返してくれない。


そんな夜。
何気なく顔を手を隠してから突然に
「ないない〜・・・バァ」
と言い始めた。

こんなはっきりした言葉は初めてだったんで驚きと喜び。
雨なのに、晴れやかな夜になった。



2007年05月05日(土) 葉山


葉山の海。
幼い頃から知っているトコロ。

知り合いの会社の保養所があったとかで、小学生の頃から夏といえば葉山だった。
でも、海水浴場のイメージが強かったこの海がヨットのレース場と知ったのは大学生の時。


失恋した後、やけくそに部活に打ち込もうと決めて入部したヨット部。
二人乗りの真っ白い船の上で何度もゲロを吐きながら練習を重ねた。

春と秋の二回、関東の大学ヨット部は揃って葉山に集結し競技を行う。
一部とか二部なんて区分けのない真剣勝負の世界。
速い奴はとことん速いし、風を読めない奴はどんどん脱落していく厳しいレースが毎年繰り広げられている。


白い艇体もしばらく見てない…なんて思いながら。
たまたま知っている後輩の姿も見たくて森戸の浜に向かった。

残念ながらレースは終わり、すでに抜け殻になった合宿所。
それでも最後に救助艇用の和船をトラックに積む所を見送れた。
「ありがとうございました!」
真っ黒に日焼けした彼らの威勢のいい声が嬉しかった。

私の後輩らしく、結果は定位置らしい。
表情には見えなかったけど、きっと悔しさに沈んでいる頃だろう。


時々思い出す。
先輩に怒鳴られながら意気消沈したこと。
あまりに走らなくて後輩と口もきかず浜に帰ったこと。
夕方の音楽が町に響き渡る頃、肩を落としながら灯台の向こうに落ちる夕陽を眺めたっけ。

だから、なのかもしれない。
この海には特別な思い入れがあって、こうして浜にいるだけで満たされるんだ。


子供をココに連れてきたのはこれで2回目。

「お前も葉山の海しか知らねぇナ…」

無邪気に砂山で遊ぶ背中に少し自分を重ねながら。
そっと声を掛けた。



2007年05月03日(木) 五葉


今日も公園。
着いて早々四つ葉探しに明け暮れようと思った瞬間の出来事。

なんと五つ葉発見!!

これには驚いたを通り越して呆れてしまった。
よくよく見るとちょっと5翼のプロペラみたいで格好いい。
すぐさま摘んで押し葉にしてみた。

葉っぱが重なりあって、なんだか分かりにくいけど。
きっと、かなり幸せを呼んでくれるに違いない。

とっても嬉しくなっちゃった。
オレって単純(笑)



2007年05月02日(水) 四葉


このところ、毎日公園に出掛けている。

突然子供に声を掛けられることも、その親と難なく挨拶することも。
段々、慣れてきた。

人は見かけによらないもので、ダブダブの服にズボンを下げてるようなパパでもちゃんと挨拶はしてくれたりする。
子供の教育のため…なんだろうか。
公園にはまだ分からないけど、見えないルールがちゃんとあるのだ。


さて、そんな公園を歩いているとよくクローバーを見掛ける。
幸せを呼ぶ四葉の…ってことで探しに探しているんだがない。
たまにぬか喜びをすると二枚の葉が重なっていたりして、やっぱりない。

自然界での特異なものを人間は大切にするよね。
白い蛇や金色の魚、なんてのも本当は異端児なんだろうけど。

そういえば、四葉探しをしているそばで花占いしている女の子がいた。
花びらをちぎりながら、「いる。いない。いる。いない。」を繰り返すけど。
タンポポの花…こちらも終わる気配がなかった。


結局、四葉は見つからなかった。
そんなにたくさんあっても困るんだけど、なぜ四葉がないかって?

きっと摘まれちゃうからだろう。
四葉はあるんだよ。
でも、みんなが取っちゃうからなかなか目には入らないんだ。


パパのクローバー探しに終わりはないんだけど、子供はじっとしていられない。
今日も見つからなかったな、なんて肩を落としながら公園を後にした。



2007年05月01日(火) 激安


最近はまっている市場がある。
それは子供をよく連れていく公園のそば。

週に4日しかやってなくて、しかも午後3時には終わってしまう。
そんな不思議なお店に、たまたま閉店前に行ってみた。
すると…。

投売りされているパン。
食パンでも高級菓子パンでも6個で300円。
あまりの安さに動転してバーゲンのおばちゃんみたいに買ってしまった。
ケーキも6個で350円。
たった650円の買い物が袋ぎっしり。

誰かに幸せを分けてあげたいけど、いないしナァ。


仕方ないので仲良しにはメールで報告。
あとは食べ放題。

さすがにカロリーが気になって走りに行こうと思ったら雨が降ってきた。
自分の愚かさに気付きつつ、また菓子パンの袋を開けた。



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