後悔日誌
From ND

きのう あした もくじ
写真サイト 航跡

2003年08月28日(木) 漁師


館山湾で釣りをしていた。
昼はキス、夜は鯵や鯖などの青物。

しかし。

日没と共に釣り物が変わるので何故か忙しい。
深夜はまた、釣れた魚を処理するのに追いかけられるのだ。

刺身、煮魚、焼魚、干物。

地魚料理のオンパレードに、さすがに疲れた。


早朝はまた、釣りの時間。
朝マヅメ、夕マヅメといって、日出・日没はよく魚が釣れる。

24時間体制の釣りが5日間続いた。
言葉が出ない程、疲労した。

漁師も楽じゃない。



2003年08月24日(日) 朝顔


日曜日の汽車道。
時間の止まったような空気だった。


静寂。

波一つ立てない海と静まり返った遊園地。


時折、魚の跳ねる。
水面に波紋が広がる。



道端に可憐に咲く花に目が止まった。
”朝顔”だ。
朝顔の花言葉は”果敢ない恋”輝いているのはほんの一瞬。


じっと眺めていたら、水面で休んでいたカモメがゆっくり走り出した。
”パタパタパタッ”


急かされたような気がしてまた、職場に向かった。









2003年08月13日(水) 儒達山


木浦の街を代表する山、儒達山(ユダルサン)。
最高峰が228mの岩山で、いくつかのピークからなっている。
市内を360度見渡せる、市民にとっても馴染みの深い山。
ぜひとも夜景を収めたいと、カメラを持って出発した。

裏山の登山道から登って最初のピークへ。
比較的整備された道で登りやすかったんだけど、ピーク周辺は完全な岩場。
夜に降りるのは危ないと判断して移動した。

ところが道は危なくなるばかり。
断崖絶壁のロッククライミングみたいな所もあってかなりのスリル感。
靴底が少し固めなので石の上では滑りやすかったのだ。
不安なロープに手を添えながら岩場を登りきって二つ目のピークへ到着。

目の前には228mの最高峰が見える。
日が暮れ始めていたが、ここから先は表の登山道。
外灯まである道なので登ることを決意した。


山頂。
山を取り巻くように市街地と海。
空がオレンジになって、徐々に暗闇が周囲を包む。
街の灯があちこちで輝きだして夜を告げた。

綺麗だった。









2003年08月10日(日) 紛失


駅から離れた北港という場所には磯料理屋がずらりと並んでいる。
石鯛が食べたいという先輩の言葉通りに各店のいけすを眺めながら散歩した。

まだ小さい縞模様くっきりの石鯛。
大きくて黒くなってきた石鯛。
たくさんの石鯛を目の前に交渉するが大きいのはやはり値が張る。
結局、縞の消えかけた1キロ半位のサイズのものをゲットした。

店に入ると韓国らしくテーブルに乗り切れないほどの小料理が出てきた。
生きたエビ、生きたタコ、貝の刺身やナマコなどなど。
唐辛子の辛さにビールと焼酎をガブ飲みして…。

楽しい夜だった。
財布を落とさなきゃね。









2003年08月05日(火) 親シラズ


気になる。

左頬に腫れたリンパ腺。
食事が取れない訳ではないが、口が開かない。


逆境の環境で、決まってこんな事は起こる。
明日は韓国への出航日。
日本に戻るのは2週間後というのにどうしてだろう。


口の中をライトで照らすと親不知が歯茎の下に競り上がってきている。
まもなく突き破ろうかという所で、炎症を起こしたようだ。


おやつに出たハンバーガーは口に入らないのでつぶして食べた。
ビックマックなんて到底無理だ。


医者にもらった抗生物質と痛み止め。
今はただ、使わないこと祈るばかり。



My追加
MAIL】【HOME