にゃんことごはん
ごはん



 猫たちのお帰りなさい

お彼岸の日に日記を書いたはずなのに、更新されていないということは、書いただけで登録しなかった、ということらしい。オオボケだ。

このひと月余り、私は異常に忙しい。何しろ、リュウの夕飯までに帰宅できない日々が続いているため、毎朝、朝ご飯だけでなく晩ご飯の支度もして、出かけるほどだ。

当然、猫たちの夜のご飯係はリュウ。ちゃんと忘れずに、カリカリと猫缶をあげてくれるのに、私が帰宅すると、なぜかみんなワラワラと寄ってくる。リュウは「おいら、ご飯あげたのに」とブツブツ言う。「これは『お帰りなさい』みたいなものなんだよ、きっと」と取り成す私。

帰宅した私が新聞を広げると(最近、朝は見出しに目を通すので精一杯なのだ)やってくるのがニャン、ポッポ、練々。入れ替わり、立代わり新聞の上でくつろいでくださる。ポッポが乗ると、ほとんど紙面など見えやしない。それでも、これも「お帰りなさい」ということなんだろうと呟いて、新聞を読むのを諦めるのだった。

◆冬以来、持ち直したり危なくなったりが続いていた祖母が、他界した。94歳だったので大往生と言えるだろう。そんなわけで、この週末は朝一番の新幹線で四国まで行き、葬式に出て、一泊して帰宅した。今日は週明けのはずなのに、ヘロヘロしていて鍋を焦がしてしまった。やれやれ。

2003年09月29日(月)



 ボクはだれ?

今日は、台風の影響もあってか最高気温が16度という、いったい今はいつ?といいたくなるほど寒い一日だ。

さて、これは先日の夜、居間でくつろいでいたときのこと。猫たちもそれぞれお気に入りの場所でくつろいでいた。ちょうど残暑の厳しい日で、テーブルの上とか、フローリングの床にペタンとお腹をくっつけた格好をしている猫が多かった。

練々もそのひとり(一匹)で、ちょうど私が視線をやや斜め後方にずらしたダイニングチェアの下にいた。で、振り返ったとき「まんじゅう!」と呼ぶと、練々の頭がクリンとこっちを見た。「やっぱり、まんじゅうって、自分のことを認識しているんだわ」とリュウと笑いあった後、リュウが「練ちゃん」と呼ぶと、ぷい。「ええ? もしかして、自分の名前、まんじゅうだと思っちゃった?」と、私が「練々」と呼ぶと、クリン。やれやれ……。

「ほんとにわかってるのかな」と一抹の疑惑が湧いたので、試しに「ショーちゃん」と呼んだら、クリン。あみちゃんと呼んでみてというリュウのリクエストに答えて「あみちゃん」と呼ぶと、またまたクリン。「なんだよ〜、なんでもいいのか?」

「もしかして、ママの声とイントネーションに反応してるのかも」とリュウが「フィズちゃん」をリクエスト。「フィズちゃん」ぷい。「知らない名前には反応しないのかな」。じゃあ、というので「たまちゃん」クリン。「たまちゃんって、だれだよ〜」とリュウと大笑い。

で、次に「ニャンちゃん」ぷい。「ジュリちゃん」クリン(ジュリナ本猫のひにゃ〜という返事のオマケつき)。「きらちゃん」クリン。

法則があってないような感じだが、自分もおいしい思いにありつけそうな名前に反応しているのでは、ということで一応の結論を見たのだが、「たまちゃん」に反応したのは、謎のまま残された。ちなみに、ポッポの名前を呼ばなかったのは、ポッポを呼ぶと、もれなく練々がついてくるのが常だから。

我家では末っ子の立場の練々。確かに末っ子らしく、みんなから甘やかされておいしい思いをすることが多いが、案外、練々の抜け目のなさというのも、おいしい思いをできる理由のひとつになっているのかもしれない。

◆あわただしい毎日は続いているが、多少はあわただしさに慣れた。この一ヶ月、リュウは学校の夏祭りの実行委員をやり、当日はビンゴの担当をして、その後、運動会では開会式の司会とリレーの選手をやり(負けて、くやし泣きをしていた)、サッカーの試合が4日、練習試合が1日あり、親子ともども、多忙を極めた一ヶ月だった。

朝−鰯の梅煮withゴボウ煮、納豆、鶏そぼろ(小ネギ、大葉)、大根のみそ汁、塩握り
昼−うどん(揚げ、ナガネギ、小松菜、鶏もも肉)
夜−豚バラ肉の洋風煮込み(トマト、じゃがいも、いんげん、にんじん、キャベツ、赤ピーマン)、ナスとズッキーニとピーマンの味噌炒め、帆立のマリネ(大根、キュウリ、玉葱)

2003年09月21日(日)
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