おもうこと
日常のいろいろなこと

2004年11月09日(火) ■ネットでの日記。

私がよく遊びに行くblogがある。彼女は、アメリカ人の配偶者とアメリカ東海岸に住んでいる。私よりずっと若いし、子どもが居なくて、仕事をしている。(部長職だそうだ。)いろんな意味で、共通点が少ない彼女だけれど、日記には惹かれる部分が多く、日参している。最新の日記では、えんぴつの芯にまつわる話が書かれている。「どうして鉛筆の芯というのは知らないうちに身体に刺さっているのだろうか?これ、私は小さいときには誰もが経験することだと思っていた。以下 省略」。読んでみると、なるほど、私も「芯に刺さった人」である(笑)。左目の斜め下に、緑色にほくろのような芯に刺さったあとがある。日常生活で、つい見落としてしまいがちな事に、心が動いたり感じたりする彼女は、素敵な人だなぁと思う。読めばなるほどと思う内容だが、ほとんどの人が見逃すような事柄。つい、その話で盛り上がってしまうのだ。彼女のお人柄に惹かれて集まるゲストたちは、日記を読んで大いにコメントする。自分の経験談や、彼女の日記に対する感想を書き込む。そんな様子を見ていて、「インターネットもいいなぁ。」と思う。最近では、海外で無念の死をとげた若者の処刑画像がでまわったり、ネットでのやりとりが原因で小学生が友達を刺したり、インターネットのマイナスの部分ばかりが目に付く。いろんな形のコミュニケーションがとれたり、情報をすぐに得られたり、買い物が簡単にできたり、インターネットには数々のプラス部分がある。でも、あまりに悲惨なマイナス部分を目の当たりにすると、このプラス部分を我慢してでも、インターネットがないほうがいいのかなぁ〜と思ったりしてしまう。そんなときに、彼女のblogの日記を読んで、ほっとした。こんなblogを見ると救われる。自分が主人公の日記においては、本人の主観あふれる内容になるのは、当たり前のこと。自分が経験したことを、自分の感じ方で書くのが日記だから。それに対して書いた人を傷つけるような内容の書き込みをゲストがするのはマナー違反なのではないかと常々思っている。イヤならそのサイトを去ればすむことなのだ。わざわざ、相手を叩きのめす言葉を置いていかなくてもいいのだと思う。顔が見えない付き合いだから、普段会って付き合う場合よりも、さらに配慮が必要なのだと思う。だから、日記を書く側も、特定の相手とわかるような記述や、誰かを攻撃するような内容はやめるべきだ。そんなことは、わざわざ不特定多数の人がみるインターネットで公開するべきことではないと思う。自分のPCのメモ帳や、ワードに書き込んで終わりにすればいいことなのだ。彼女のblogには、もちろん彼女の考えや、政治観なども書かれている。時には、私の考えと正反対のことが書いてあることもある。でも、「ああ、こういう考え方もあるんだわ。」と素直に思える書き方なのだ。言い回しひとつで、同じ考えが、鋭くとがることもあれば、丸くなることもある。そして、そんな自分が主人公の日記の中に、時々、こんな「えんぴつの芯」にまつわる話などが書いてあると、とても楽しい気持ちになる。



2004年11月07日(日) ■送別会。

週末の夜、お世話になったコーチの送別会をした。かなり前から、いろんなこと考えて皆で作った会だった。楽しく飲みましょう〜と、いつもの飲み会風に大騒ぎとなったけれど、やはりそれぞれの胸にはいろんな思いがある。お酒が進むにつれて、からむ人(笑)や、泣きだす人、無口になる人(実は私。)など、それぞれ様子が違ってきた。送られる彼がどんな気持なのかは、察することはできないけれど、私たち送る側の気持ちは、とても複雑。これからの活躍を祈る気持ちと、コーチを失う寂しさとが入り混じり、でも、お酒の力を借りないと、なかなか本音は言えないもの。酔ってからんじゃうのも、そんな複雑な気持ちの表れなのかなぁ〜と、妙に覚めた気持ちで眺めている私がいた。私自身の気持ちはといえば、今晩のこの送別会が無事に終わることを願いながら、これで終わりなのかと思うと、いつまでも終わって欲しくないような気持ちもわいてくる。お酒をセーブするつもりで参加したわけではなかったけれど、どうしても酔えなかった。皆には、「飲んでないね〜。」と指摘されたけれど、そういわれるほど飲んでなかったわけでもなく、普通に飲んでいた。今朝の頭痛から察しても、軽い二日酔いだったのは間違いないし。1年半ほどの間、お世話になったコーチ。とにかく別れが残念。これから・・・って関係だったと思うから。彼のクラスに入って、いろんなことを教えてもらったが、最初の半年?いや、つい最近までは、心の中では反発することの方が多かった気がする。親しい友人と、どれだけ彼のレッスンのことで口論したことか(笑)。今まで私が経験したことがない、欠点をはっきりと指摘するコーチだった。はっきり言ってキャリアだけが長い私の頭打ちのテニスに、ガツンと一撃を与えてくれた。ようやく、なんとなくだけど、自分のテニス・・・と言えるものが見えたような気がした今、それに気づかせてくれたコーチは去ってしまう。まだ、確実なものをつかんだわけじゃないし、この状態でコーチに去られてしまうことは、とてつもなく不安。でも、昨晩も彼の話を聞いていて、彼は最初からいつも真剣に教えてくれていたんだと思った。たまたま私が気づくのが遅かっただけなのだ。これからは、直接指導してもらうことはないけれど、今まで教えてもらったことを忘れずに、彼とかかわったことをプラスに考えて、頑張っていこうと思った。思うことはいっぱいあるのに、いっぱい思うことがあるほど、文章にはできないんだなぁ。


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