ふたつのこころ

2008年07月30日(水) 伝える。

早朝、貴方からのメール。
貴方専用の音楽が鳴って、寝ぼけながらも即反応。

なんか、ちょっとテンション高めね?笑
きっとこのメールを打ってから、眠りについたんだろうね。
ご機嫌な貴方からのご機嫌メール。
ありがとう。

実は、このメールが届く1時間半前、不意に目が覚めて貴方のブログを見た。
そこにはなんと!今まさにアップしたての記事が載っていて。
自分の直感?に驚いた。
なんで目が覚めたのか、本当に分かんなくてびっくりした。

でも、その内容は決して私にとって嬉しい内容ではなかったんだよね。
だって、貴方が誰かとどこかに出掛けた内容なんだもん。
一人ではなく、誰かと。
それが男なのか女なのか定かじゃない・・・。

4月には彼女が居なかったけど、あれから3ヶ月だもんね。
たとえ彼女が出来ていても、不思議じゃないなぁ・・・とか思ってしまった。
単なる嫉妬です。

でも、その1時間半後に貴方からのメール。
ほんっとにテンション高くてびっくり。
嬉しいような淋しいような、複雑・・・苦笑
そして、一番聞きたいことが書かれていなくって、ちょっと動揺。
必要事項を教えてください・・・。

とは言え、
私が何気なく送ったメールに対して、あんな風に返事が来ると思わなかったから嬉しかったよ。
私の短い内容に対して、あんなに長く返してくれるとは、思わなかった。
でも貴方の内面を、また少しだけ知れた気がして嬉しかったよ。


すぐに返事を返したかったけど、結局返せたのは夜中。
うまく言葉にまとめられなくて、一日がかりで考えた。
ダラダラと書いてもダメだし、言葉足らずで誤解されるのも嫌だから、色々考えた。
考えれば考えるほど分かんなくなったけど、最終的にはクリアな気持ちで書けたかな。
ちょっと恥ずかしいけど。

気持ちを伝えることは難しい。
でも、伝えないまま胸の中でくすぶらせているよりは、やっぱりちゃんと伝えたい。
言葉で誤解を生むこともあるけど、
それを怖がって黙りこんでしまうなんて淋しい。
伝えることが出来るんだから、伝えなきゃもったいないよね。

笑わずに聞いてくれる貴方で、本当に良かった。



2008年07月28日(月) なんとなく。

なんとなくなんだけど。
本当にになんとなくなんだけど。

もう少ししたら、何かが変わりそうな気がする。

いや、単なる私の気のせいだろうし、
願望だろうし、
希望なのかもしれないけど。

それでも、なんとなく、何かが変わるような気がしてる。
見えないところで、知らない間に、何かが動いているような気がする。

悪い予感ではなく、
どちらかと言えば光が射すような予感。


願望でも期待でも気のせいでも。
良いイメージを持っていれば、きっと現実も良い方向へ向かうはずだよね。

貴方に関しては、悪い想像は必要ない。
全て壊してくれる。

だったら、最初から笑顔で貴方に会いたい。
その為には、良いイメージを膨らまさなきゃ。

なんとなく。
なんとなく感じている小さな予感を、否定しないでおこう。
否定したら逃げちゃいそうだから
要らないと思われて、背中を向けちゃいそうだから。

心をオープンにして、笑顔で待つとしよう。



2008年07月25日(金) 8ヵ月。

貴方とで出逢って8ヶ月強。
もう8ヶ月?まだ8ヶ月?
どちらとも言えない月日。

少し振り返ってみた。
というか、貴方のブログを読み返してみた。

ああ、そうだねって思えることがたくさんあった。
忘れかけていた嬉しい出来事を、思い出させてもくれた。

今年に入ってから、少しずつ距離が近づいていったね。
私が心の中を見せてしまってから、ゆっくりと距離が縮んできた気がする。
私が本当に悩んで相談した時、必ず返事をくれる。
あまりマメではないし、忙しいのに、ちゃんと返事をくれる。

思い出したの。
初めて貴方のやさしさを感じた日のことを。
遠回しで分かりにくいけど、私の為に見せてくれた貴方のやさしさを。
気のせいかと思ったけど、気のせいではなくて。
天邪鬼で照れ屋な貴方が見せてくれた、ふたりにしか分からないやさしさを。

そうだったね。あれからだったね。
あれから、ゆっくりと。
本当にゆっくりとしたペースで進んできてるんだよね。

距離が縮まらない・・・と、もどかしくて諦めそうになるけど、
なかなか飲みに行けない・・・と、拗ねそうになるけど、
無理なんじゃないかな・・・と、嘆いてしまうけど。
明らかに、出逢った頃とは違う関係を築けている。
内面を、少しだけど垣間見れるようになっている。

会った時、笑ってくれる。
私の作ったお菓子やケーキを食べてくれる。
最高の笑顔で「美味しい」と言ってくれる。
そんな嬉しいことはないよね。

なかなか敬語が抜けなかったけど、最近ではちゃんと普通に話せるようになった。
名前はまだ直接呼ばれたことはないけど、この間のメールでは呼んでくれた。
「さん」ではなく「ちゃん」で呼んでくれた。
私も思い切って、下の名前で呼んでみた。
今度会った時は、直接呼べるかな?・・・うーん、まだちょっと無理かな?


ひとりで勝手に悪い想像をしてしまうけれど、よく考えればどれも外れてきたことだ。
ネガティブになりかけてしまうけれど、その後で必ずそのネガティブを後悔してきたよね、私。

傷つくのが怖くて、自分を守るために悪い想像をして。
その度に落ち込んでしまうけれど、
そんなことを知らない貴方は、ちゃんとあったかい気持ち届けてくれる。
いつも笑顔をくれて、自分らしくいてもいいんだと思わせてくれる。
そんな貴方に救われ続けるんだ。

たった8ヶ月。
会った回数はもっと少ない。
でも、やっぱり、貴方が好きだなって思う。
他のどんな人に出逢っても、貴方に会った時のようなぬくもりを感じることは出来ない。
温かな空気を身にまとっている人に会ったことはない。



今でも半端ない忙しさの中にいる貴方なのに、
これからはもっと忙しさに拍車がかかりそうな気配。
どれもこれも、貴方が目指すものの為。

きっと、夏の間も飲みには行けないね。
距離もなかなか縮まらないんだろうね。
淋しいし残念だけど、仕方がない。焦っても仕方がない。
でも本音は、ちょっと淋しい。

だけど、今の私に出来ることは何か、ちゃんと分かってるよ。
たくさんのぬくもりをくれる貴方に出来るお返しが何か、ちゃんと分かってる。

私は貴方を応援する。
貴方がくじけてしまわないように、応援する。
気付かれなくても、心から応援する。

うん。
私は、貴方を、応援しているよ。



2008年07月21日(月) 目に見えない変化。

貴方のメールを何度も何度も読み返しながら、元彼との再会の場へ向かった。先日。
昔仲の良かった友達も集まっていたし、
同じテーブルに着くことはないから安心はしてた。
何よりも、貴方からのメールが支えだった。

元彼との接点は、会った時に会釈をしただけ。
ただその瞬間だけ。
言葉は交わしていないし、私は目もまともに合わせなかった。
合わしたく、なかった。
人当たりの良い人だけど、私にとっては怖い人以外の何者でもない。
会釈はしたものの、やっぱり怖かった。

それでも無事に周りの子と笑えたのは、やっぱり貴方からのメールがあったから。
私が頑張ろうとしているのを知ってくれている貴方がいるから。


おかしなことに。
どんな人混みの中でも見つけられていた元彼の姿を、私は全く見つけれずにいた。
どこにいるのかさっぱり分からなかった。
決して広い会場ではなく、人数も多くはなかったのに。

ほんとに、おかしくて仕方がなかった。
それに気付いた時、一人で小さく笑った。

だって、貴方のことはすぐに見つけられるんだもん。
はっきり言えば、貴方を見つけることの方が困難だ。
もっと人混みだったり、会えるはずのないところでバッタリ会ったり。
なのに、私は貴方をすぐに見つけることが出来る。
貴方の温かな空気を、見つけることが出来るの。

つまり、そういうこと。
私にとって、元彼はやっぱり過去の人なのだ。
怖さは残っているけれど、過去の人。
それが証明されて、少しだけ、安心した。

それから。
元彼と付き合っていた時は、居心地が良いと思っていたあの場所も、
今は少し違和感があった。
他のみんなまで嫌いになったわけじゃないけれど、
元彼の陰に隠れてひっそりと存在していた私は、元彼という存在がない今、少し居心地が悪い。
『彼の彼女』という立場が、いつも付きまとっている気がした。
彼がいるから、私はそこにいる。
彼がいなければ、『ダレ?』と思われてしまうような気がしてた。
彼経由で知り合う人たちの方が多かった。
たまに苦痛な時があった。
良い人たちだって分かっていても、違和感があった。馴染めなかった。

もちろん気を許せる人もいるんだけど、どこか、線を引いてしまう自分がいたの。
そんな自分に、いつも違和感を感じていた。
そんな自分が、嫌いだった。

でもね、『前よりも表情が明るくなったね』って久しぶりに会った子に言われたの。
すごく明るくなったんだって。
『30代になって吹っ切れたからだよ』と私は答えたけど、本当は違うと思う。

私が明るくなったように見えるのは、やっぱり貴方との出逢いが大きいと思う。
きちんと向き合ってくれる貴方と出逢って、
少しずつ内面を見せれるようになっていった。
怖がりながらも、温かい貴方に惹かれて、
近づきたくて前を向けるようになったからだと思うの。

今日、貴方の存在がどんなに大きな支えになってるかを実感したよ。
そばにいないし、
私は貴方の特別じゃないけれど、
私にとっては大きな大きな存在なんだって、実感したよ。

怖さは残ってる。
まだフラッシュバックで息が止まりそうにもなる。
でも少しだけ、自分の中で何かが変わった気がするの。
少しだけ、進めた気がするの。

そう思わせてくれた貴方に、今日も感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとう。
居てくれて、ありがとう。
聞いてくれて、ありがとう。
返事をくれて、ありがとう。
いつもいつも、ありがとう。



2008年07月18日(金) 18日。

今これを書いているのは22日。
昨日の日付で書いたのは、18日の午前中。

そんな18日のお昼休みに、実は貴方からメールがきてた。
午前中に書いた暗い内容を払拭させるかのように、嬉しい内容。
もちろん、貴方はここを知りはしないけれど。

話せなかったことを、気にかけてくれていた。
私が話しに行かなかったのに、「話せなくてごめんね」と言ってくれた。
前のメールに関しても、きちんと返事をくれた。
一般論や理論ではなく、そして否定でも安易な同調でもない。
(恋に関してだけではなく)自分にもそういうことはあるよと、教えてくれた。
そして、今度会う時は、私が笑っていられたらいいなとも言ってくれた。

すごくすごく嬉しかった。
貴方に対して怖がっていた自分が、また恥ずかしくなった。
そして、今までよりも心の内側に触れることが出来た気がして、すごく嬉しかった。

貴方はいつだって、向き合ってくれる。
笑われるかもしれないと思う内容にさえ、向き合ってくれる。
今まで経験したことのないことで、私は少し戸惑ってしまう。

でも、嬉しかった。
内容を暗記してしまうくらい、何度も何度も読み返したよ。

ありがとう。



2008年07月17日(木) 笑えない日。

最初に書いておきます。
暗い内容になります。
テンション下がるのが嫌な方は、読まれないようお願いします。




貴方に会いに行った。
けれど、決して楽しい気分ではなかった。
駅に着く少し前から、心がざわざわしてた。
駅に着いてからは気分が悪かった。息が出来なくて苦しかった。
フラッシュバックの連続。
いつも楽しい気持ちで迎えていた場所なのに、今日は無理。
足取りは重い。

貴方に会う前に業務連絡のメールを貰った。
そこには「この間のメールの返事は改めてメールするから」と書かれてた。
嬉しかったけど、怖かった。


貴方は今日も眩しかった。キラキラしていた。
でも、視線はほとんど合わなかった。
合わなかったと言うより、私が合わせないようにしてた。

貴方が他の女の子と楽しそうに話していたのもあるけど、それよりも怖かったの。
今まで誰にも言えず、ずっと隠してきた部分を貴方に話してしまったから。
どんな風に思われたのかを考えると、怖くなったの。
だから、いつもなら貴方に話しかけに行くけど行かなかったし、
差し入れは貴方に渡すのが恒例だったけど、他の人に渡した。
貴方に関わらないようにした。
帰り際に手は振ったけど、今日はまともに会話をしなかった。
目も、まともに合わせなかった。


帰り道、泣いた。
どうして私は、いまだにこんなにも囚われているんだろう。
被害妄想が激しいのかな。弱いのかな。切替が下手なのかな。


他の知り合いになら笑って接することが出来るし、明るく振る舞える。
でも、貴方にはできない。
怖くて、逃げたくなる。
嫌われたくない、軽蔑されたくない、可哀想だと思われたくない。
だけど、心の中を知ってほしくて、話したくなる。
これ以上近づくと、何もかも話したくなる。
貴方の前で泣きたくなる。
だから、逃げたくなる。
好きだから、逃げたくなる。

「忙しいのに変なメール送ってごめん。気にしないで」と、メールを送った。
逆効果と言われればそれまでだけど、話した内容を忘れてほしかったから。
これ以上あの内容に触れられてしまうと、全部聞いてほしくなるから。
でもそれは私の我侭だし、忙しい貴方の迷惑になることだと分かってる。
だから、送ったの。
負担にはなりたくないから。



心の中はグチャグチャのいっぱいいっぱい。
元彼と会うだけなのに。
挨拶程度の会話しかしないだろうコトは想像がついてるのに。
どうしてこんなに怖いんだろう。
自分が自分でなくなる感覚や、笑えなくなっていったことを思い出すと、
冷たい空気に飲み込まれそうになる。
温かい空気まで、飲み込まれそうになる…。
やっぱり私は、弱いのかな。
強くなったつもりでも、弱いままなのかな。



けど、そんな今日でも良いことは一つあった。
人づてではあるけれど、貴方に関するモノを頂いたの。
貴方と直接関係ないと言えば関係ないけど、私にとっては関係あるもの。
すごく嬉しかった。
お守りのように持ち歩こうと思います。



2008年07月16日(水) 過去を見て今を知る。

貴方に会いに行くのをやめようとか言っていたけど、
今は会いたい気持ちが大きい。

それは、やっぱり、怖さを思い出したことが大きいかな。

過去を振り返り、貴方に話した。
「思い出すんだー」って、大まかにしか話していないから貴方は深刻だなんて思ってもいない。
でも、貴方は一生懸命励まそうとしてくれて、
私のことを認めてくれていることが伝わってきて、すごくすごく嬉しかった。

何よりも、貴方に話せたことで、心が落ち着いた。
「会うのがちょっと怖い」と言う気持ちを、貴方が知っていてくれる。
そう思うだけで本当に心強くて、泣けるほどの怖さはなくなった。

過去を思い出すことで、私の中の貴方の存在の大きさを知ったの。
すごく、大事な存在になっていることに気付いたの。
それはとても自然で、昔から存在していたようなぬくもり。
嬉しくて嬉しくて仕方がない。

過去にこだわってる、なんて思われていたらどうしようって気持ちはある。
心の中までは見えないから、本当はどう思われてるのか分からない。
でも、貴方はきっと馬鹿にしたりはしないって、思える。
なんでかな?
貴方は笑わないって、何故か信じられるんだ。

だから私は、貴方に自然と心の中を見せてしまう。
良いことなのか悪いことなのかは分からないけど、私はすごく嬉しい。


明日は久し振りに貴方に会える。
私の一番得意なパンを焼いて行くよ☆



2008年07月15日(火) 間違いじゃなかった。

貴方に近しい友人が、貴方のことを話してた。
その人は貴方よりもうんと年下で、友人ながらも貴方を尊敬している。
そんな人の話を聞いて、
私が貴方に感じていたことは間違いじゃないんだって思った。

貴方は一見おちゃらけているように見える。
調子の良いことを言ったり、いつも周りを笑わせたり、たまに毒舌。

でも、本当は周囲に気を遣える真面目な人。
誰にでも分け隔てなく平等に接することが出来る。
かと思えば、ちゃんと人間関係や上下関係を大切にする常識人間でもある。

そんな貴方は、きちんと時間をかけて人間性を見ることが出来る人なんだって。
その人は、貴方に大切なコトを教わったんだって。

最低限のルールを守れるのであれば、外見や第一印象で決めたりはしない。
見下すことも、馬鹿にすることもせず、相手の良さを見つけ、認める。
ちゃんと人と向き合っている人。
私が感じた空気、そのままの人。
ほら、私の直感も侮れないでしょう?

ただね。
「彼が決めたことに間違いはない」と、絶大な信頼を得ている貴方を、
すごいと思った反面、少し心配にもなったよ。

「仲間には甘えれるようになった」と、以前言ってはいたけれど、
やっぱり一人で抱え込んでしまうこともあるんじゃないかな?って。
一人で頑張りすぎるところもあるんじゃないかな?って。

貴方は、芯の通った強い人だと思う。
見せかけや強がりではない、本当の強さというものを持っている人だと思う。
でも、それを人に押し付けたりはしない人。

だからこそ、ちょっと心配なのです。
人の弱さや痛みが分かる人だから、無理をしないかと心配なのです。
これも、貴方と知り合った時に感じたことだから。


今、以前にも増して忙しくなりつつある貴方に、
心の中の弱さを見せてしまったことを、少し後悔している。
余計な心配をかけてしまったことを、申し訳なく思っているの。
今度会う時は笑顔で話しかけるから、心配しないでね。

貴方が元気でいてくれることが、一番嬉しいから。



2008年07月10日(木) 過去の日記を消しました。

どんなことも、今の私を作り上げた出来事で。
どれも私にとっては大切な思い出。

そう思ってきたから、ずっと残してきた。
消してしまったら、なんだか今までの自分を否定してしまうような気がして、
なかなか消せずにいたんです。


でも今。
冷たいフラッシュバックに怯えて過ごしすくらいなら、消してしまった方がいいと思った。
楽しい思い出も確かに存在していたし、
好きだという気持ちも、好かれていたという事実も嘘じゃなかった。
だけど楽しい思い出を思い出すと、同時に怖さも思い出してまう。

このところ毎日で、正直このままでは辛い。
だから、消した。

フラッシュバックが起こるたびに、私は弱いんじゃないかと自分を責めそうになる。
自分はダメな人なんじゃないかと、自己否定をしたくなる。

でもそんな時、貴方の言葉を思い出すの。
「無理することをやめたら楽になるよ」と。
「人に良く思われたい気持ちは誰にでもあるけど、自分らしくいたらいいよ」と。
「パンもケーキも上手やん!すごいやん」と。
言ってくれた言葉を思い出すの。

深呼吸をして、貴方の笑顔を思い出して。
貴方の声を、思い出して。
自分を落ち着かせるの。

自分で乗り越えなきゃいけないことだって分かってる。
でも、貴方がいてくれることはとても心強い。
貴方と知り合えて、
貴方と普通に会話が出来るような関係になれていて、本当に心強い。

強がりばかりの私だけど、貴方には強がらなくてもいい。
弱いところも笑わない貴方だから、安心するの。

「大丈夫だよ」なんて言われたわけじゃない。
でも、大丈夫だって思わせてくれる。
貴方の言葉にいつも救われる。

大丈夫。
私はきっと、大丈夫。



2008年07月09日(水) 励まし。

『頑張れ』とか『大丈夫だよ!』とか。
貴方は簡単には言わない人だ。

だから、嬉しかったんだ。
遠回しではあるけど、励ましてくれたことが。
分かりにくいけど、あれは励ましてくれたんだよね。

いきなりだったもん。
話の流れ的に、『パンやケーキも上手やん!すごいと思うよ。』なんておかしいもん。
そんなこと私は一言も書いてないし、
自分に自信がない、とも書いてない。

なのに急に誉めてくれたのは、励まそうとしてくれたからだよね?
自信を持ちなよ!って、遠回しに言ってくれたんだよね?
ジワジワとそんな気がしてきて、すごく嬉しくなったの。

私が落ち込み気味の時に貰う貴方からのメールは、少しテンションが高い。
「!」マークが多い・笑
それは、私の気持ちを少しでも上げようとしてくれてるからなのかな?って思った。
電話や直接話せない分、テンション高めのメールで元気づけようとしてくれているのかなって。
だとしたら本当に嬉しい。
思い込みでも、嬉しい。


冷たい記憶と闘っている今。
貴方の温かさが何よりも心強い。

ありがとう。



2008年07月08日(火) 電子文字。

忙しい中、長いメールをくれた。
私が送った、決意表明のメールに対する返事。

長い長い真面目な返事。
私を励ましてくれる内容。

嬉しかった。
泣いてしまうくらい嬉しかった。

『逃げたくない』と言う私に、
『逃げるとか思わずに向き合えばいいんじゃないかな』と。

ずっと、自分でもそう思ってきたこと。
でも、なかなか行動や感情は伴わない。

『きっと強くなってる自分に気付くよ』とも言ってくれた。

誰かにそう言われたかった。
だけど心の内側を見せれる人は少なく、強がってばかりだった。
本当に強くなっているのか、自分では分からない。
それを、貴方は言葉にしてくれた。
嬉しかった。
心臓が止まりそうになるくらい、嬉しかった。


怖い気持ちは、まだ消えない。
でも、そういう気持ちを知っていてくれる貴方がいる。
それだけで、少し心強い。

真剣な言葉に、真剣に答えてくれる。
向き合ってくれる。
『パンやケーキもほんとに美味しいし、凄いよ!』と、長所?まで伝えてくれる。

貴方のやさしさが、電子文字から伝わってきた。
あったかい。

ありがとう。



2008年07月03日(木) 貴方の空気。

どんなに”怖いな”と思っても。
どんなに”機嫌悪そう”と思っても。
どんなに”疲れてるなぁ”と思っても。
貴方を取り巻く空気は、他の人と少し違う。

貴方の空気に触れている時、心が落ち着くのです。
直接でも間接でも。
貴方の空気を感じた時、心がとても静かで穏やかになる。

恋をしている相手だから、ドキドキするはずなのに。
不思議なことに、とても落ち着く。

泣いて帰る時も、笑顔で帰る時も。
貴方の持つ空気には、いつも心が落ち着く。

これは、恋じゃないないから?
そんな疑問を抱くけど、特別な感情には違いないことは分かる。

他の男の人と話をする時、
それがどんなに親しい人であっても、心は少しざわつく。
薄い薄い線を引く。
入ってこられないように、一歩下がっている。

でも、貴方は違う。
うまく言えないけど、肩の力が勝手に抜けてしまう。
見栄も虚勢も意地も強がりも。
全部無意味なものになる。
心がとても穏やかで、静かに微笑むことが出来る。

初めて会った時からそうだった。
初めて貴方の空気を感じた時から、不思議な感覚に包まれていた。
貴方の空気に懐かしさを覚えてた。

こんなことを言うとイタイ女だと思われるかもしれないけどね。
でも、本当なんだよ。


今まで好きになった人はおろか、
付き合った人の中にさえ、こんな不思議な感覚を感じた人はない。
こんなにも、心が穏やかになれる人はなかった。
警戒心の強い私は、
最初から心を見せてしまいたくなる人なんて、今までいなかった。
なのに不思議だね。

貴方もこんな風に感じてくれていたら幸せなのに。
そんなこと、聞けないや。
それがちょっと残念。



2008年07月02日(水) 安定剤。

貴方の笑った顔を思い出すと、安心する。
写真を眺めると、ホッとする。

心の中がざわざわとしているこの頃。
それだけが、安定剤。


でも、私はちゃんと乗り越えてみせる。
この怖さを、ちゃんと乗り越えてみせる。

弱気なメールを送ろうとしていた。
弱さを武器に、貴方に同情してもらおうと思ってしまっていた。

だけど、私が欲しいのは同情じゃない。

ただ、知っていてくれればいい。
貴方が、知っていてくれればいい。

それは、私の勝手な願い。
貴方には何も関係のないこと。
いつまでも過去を引きずっているように見えるかもしれない。
変な奴だと思われるかもしれない。

でも、貴方に伝えることで、なんとなく強くなれる気がする。
だから弱気なメールではなく、強がりだけれど決意表明メールを送った。
自分勝手極まりないことだとは分かっているけど、誰かに知っていてほしくて。
貴方に知っていてほしくて。

たった一人でも、
私が乗り越えようともがいていることを知っていてくれる人がいれば、私は強くなれる気がする。
強がりを、強さに変えれる気がする。

貴方に会うまでは、こんな風に考えれるようになるとは思ってもいないなかったよ。

痛みを誰かに消してほしくて、何度も繰り返してきた日々。
嫌われたくなくて、見ない振りをしてきた都合の悪いこと。
弱さで引きとめようとしたズルさ。
隠してきた傷。


きっと、これはそれを乗り越えるチャンス。
なりたい自分になる為の、チャンス。

知らない間に、本当にたくさんのモノをもらっていたんだなぁと、気付く。
貴方という存在に出逢えたことが、もう、何よりも奇跡だ。

大袈裟で思い込みで理想化しすぎているかもしれないけど、
それでも、貴方に出逢えなければ、もっともっと怖い感情に支配されていたかもしれない。
誰かに逃げていたかもしれない。
自分の気持ちを曲げていたかもしれない。
諦めていたかもしれない。

どんなにマイナスなことを言っても、呆れずにちゃんと話を聞いてくれる。
貴方に対して「怖い」と伝えた時も、怒らずに話を聞いてくれた。
「嫌われるかもしれない」と思いながらも伝えてしまうことも、貴方はちゃんと聞いてくれる。
それだけで、私の心は軽くなる。
ありのままの私でいいんだと思える。


お調子者で、誰にでもやさしくて、甘い物好きの淋しがり。
頑固で面倒臭がりで慎重で強気。
人懐っこいのに内面をなかなかさらけ出さない、生真面目で神経質。
そして、何よりも誰もよりも温かい空気を持っている。
これが、今の私が知っている貴方です。

貴方のことを想うと、少しだけ肩の力が抜ける。
それが、今一番の安らぎです。



2008年07月01日(火) フラッシュバック。

おかしなことに、いまだに怖さが取れないことに気付いた。

フラッシュバックのように浮かぶ、冷たい目や背中。
頑なな態度や、無言の圧力。

良い思い出もたくさんあるのに、怖さで埋もれてしまう。
思い出すと、今でも涙が零れる。
今だって、書きながら泣きそうになる。

怖くて仕方がなくて、ただひたすらに自己否定を繰り返した。
『好き』という感情だけで、全てを飲み込もうとした。
どんどん、自分が落ちていくことに気付きながら。
そんなことが出来るほど、大人でも強くもないのに。


今は貴方のおかげで、随分と前向きさを取り戻した。
弱さも強さも、勝手に伝えている。
たとえば直接返事をくれなくても、貴方はちゃんと受け止めてくれている。
分かるように、示してくれる。
付き合ってもいないのに、きちんと向き合ってくれる。
こんな人もいるんだと、初めて知った。



怖さを頻繁に思い出すようになったのは、再会の時が近いから。
避けては通れない。
だけど避けれるものならば、本当は避けたい。

友達には『平気だよ』と言っているけど、本当は怖くて仕方がない。
やっと自分らしく笑えるようになってきたのに、また引き戻されそうで。

5年間の中で、たくさん楽しいこともあったし幸せな日々もあった。
大好きで、離れたくないと願っていた。
そんなことも忘れて、あの冷たい空気だけが襲ってくるのは何故だろう。

何かで読んだ。
無言の圧力が怖いと思うことも、自己否定も、いつか変わってくれると我慢することも。
いわゆるDVなんだそうだ。精神的な。

私は自分を被害者だと思ってはいないけど、
一歩間違えればそうなっていたのかもしれないなとは、思う。
あのままずっと付き合っていたら、私は自分を失っていたと思うから。

付き合っている時、何度も背中を向けられて怖いと思っていた。
何の反応もなくなると、自分の存在を消されているようで怖かった。
それは、ここにも何度か書いていると思う。
何を言ったら機嫌が悪くなるか分からなくて、何も言えなくなってた。
怒らせないように、嫌われないように、全てを許した振りをして、諦めを覚えていた。

「付き合っていたんだから妥協は必要。
被害妄想なんじゃないの?自分のことを棚にあげてさ」

人には、そう言われるかもしれない。


じゃあ、いまだに怖さが消えないのは、私が弱いから?
未練も後悔も情さえないのに、思い出すと怖くて泣ける。
勝手に涙が零れる。呼吸が速くなる。怖くて仕方がなくなる。
それは、私が弱いから?

だとしたら、私はどこまで強くなればいいんだろう。



貴方に出逢って、こんなにやさしい人がいるんだって。
温かい空気があるんだって、知った。
貴方には、誰にも見せることが出来なかった部分まで、自然と見せてしまう。
迷惑だと思いながら、情けないくらいに。

だから、がんばれる。
だから、逃げたくないと思える。

貴方に話を聞いてもらえる。
たとえばそれに対して返事がなくても、知っていてくれる人がいる。
知っていてほしいと思える人がいる。
それだけで、私はがんばれる。
やっぱり貴方は、あたたかい。

私は、がんばる。
貴方に恥じない自分になる為に。


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