ふたつのこころ

2008年04月30日(水) 浮かんでみる。

浮き沈みを繰り返しているような。
何も感じていないような。

貴方に恋をしているのか、
人として尊敬しているのか。
よく分からなくて、考えるのが面倒になる。

会っていない時にあれこれ考えても仕方がないと思いつつ、
嫌われていないかと不安になったり。

絶望の波に飲み込まれることがない代わりに、
上手く波を操っているわけでもない。

ただ、4月が終わることを淋しく思ったり、
メールの返事で桜に反応してくれたことを喜んだり、
忙しいんだなぁと心配してみたり、
淡い期待を持っては打ち消したり。

小さな波が行ったり来たり。
プカプカと浮かんでいる気分。

こういうのを穏やかっていうの?
それとも、諦めっていうの?

私はひとりで波に浮かんでる。
胸の中にいる貴方は、本当は私が作り出した幻想?
あんなにやさしくあったかい人と出逢えるなんて、奇跡に近いもの。

私は貴方を美化しすぎてる?
理想の人だと勝手に憧れているだけ?
良いところしか見ていないだけ?

そうかもね、そうかもしれないね。

でも、私が貰ったものは、確かにあったかいものばかりで。
今もキラキラしているのです。
私はそのキラキラを見つめながら、プカプカと波に浮かんでいるのです。
自分の意思だけでは動かせそうもないので、
とりあえずはただただ浮かんでみようと思う。
ジタバタしたってどうにも出来ないし、
焦って醜い感情が生まれるのも嫌だし。
今はただ、浮かんでいようと思うのです。

どこに辿り着けるのかなぁ…。



2008年04月27日(日) 「もう」と「まだ」

「まだ1年だもんね」と、久し振りに会った友達に言われた。
うん、元彼と別れてからの月日です。

私は『もう1年経った』と思っていたけど、その子にとっては「まだ」だった。
その言葉を聞いて、私は、また虚勢を張りかけていたことに気付いた。

『もう大丈夫だ』って思おうとしているし、
『なんとも思ってない。わだかまりもない』と人に言っている。
ここでも、書いている。

でもなかなか動けなかったり不安に襲われるのは、
やっぱりまだこだわっているのかもしれない。

泣いたことも、情けない姿を見せたことも、別れたことも。
全部後悔はしてない。
あの時の出来事は、全て自分のために必要だったって思う。
それは本心。
だって、あの時の事がなければ、あの子と別れていなければ、
私は貴方に出逢えていないから。

あの子と別れたから自分を取り戻せたし、
あの子と別れたから心のままに動けるようになって、
私は自分が好きだと思うものの為だけに動けた。
そして、貴方に出逢った。

それはもう、他の何にも変えられないかけがえのない出逢い。
あの子に別れを選んでくれたことを感謝してしまうほど、大切な出逢い。
別れたという事実は、私にとって必要な出来事だったと、本当に思う。


でもだからと言って、全てのことを乗り越えたわけじゃ、ない。
まだ、怖い。

私が怖いと思っているのは、別れの時じゃない。
やさしかった人が、豹変してしまう。
どんなに言葉を投げかけても、反応がない。
一緒にいても、私の姿がそこにはないような素振り。
冷たい視線。
思い出すと、息が詰まるほど怖くなる。
殴られたりした方が、マシだったかもしれない。
決してDVを肯定しているわけではなく、
目に見える傷をつけられた方が、私はもっと早くに気付けたかもしれないと思うから。


嫌な思い出ばかりなわけでもない。
楽しくて嬉しい思い出もたくさんある。
大好きだったし、愛されていたし、大事にしてくれていた。
それは理解している。

でも、怖い。


貴方はすごくやさしくてあったかい人。
でも良い所しか見ていなくて、本当は冷たい人だったら?
あの子も最初はやさしかった。
あの子をあんな風にしたのは私なんじゃないかな。
じゃあ、貴方のことも私は変えてしまうんじゃないかな。

片想いなのにそんなことを考えるのはおかしいよね。
でも、怖いよ。

貴方はいつも、私が求める以上のやさしさをサプライズでくれるけど、
それは一定の距離を保ってるからなんじゃないかな。
もう少し近づきたいと思えば、拒絶されるんじゃないかな。

そんな風に考えてしまう自分が、嫌だ。
でも、怖いんだよ。
もうあんな風に、好きな人に否定されるのは嫌なんだ。


ダメだなぁ、不安定だ。
あの頃の私とは違うし、
貴方もあの子ではないことを頭では理解しているし、
貴方はとても大人で、どんな話でもちゃんと目を見て聞いてくれる。
弱音も喜びも、ちゃんと聞いてくれる。
何度も不安を抱えながら会いに行ったけど、
一度だってその不安が当たったことなんてない。
貴方に関しては、悪い予感は当たらない。

なのにだめだね。
心はまだ、ちゃんと乗り越えてないみたい。

でもね、不思議なんだよ。
こんな風に落ち込んでいても、貴方を思い出すと少しだけ前を向ける。
『怖い』と胸を締め付けられても、貴方の言葉を思い出すと息が出来る。
不安の涙が、止まるの。
本当に、不思議な人。

いつか、貴方のやさしさは、氷を溶かしてくれるかな。



2008年04月26日(土) サクラ

八重桜がとても綺麗で、思わず写真を撮った。
貴方に見せたくて、メールに添付をしたのです。
パソコンのメールチェックをなかなかしない貴方がいつ見るかは分からない。
でも、送りたかったの。

こっちでは満開だよ。
もうすぐ散っちゃうけど、綺麗に咲いてるよ。

儚く、すぐに散っていく桜は、本当はあまり好きじゃなかった。
でも貴方を思い出させてくれる桜を、今年はとても愛しく思う。

少しでも心に届いたらいいな、と願う。



2008年04月24日(木) 持続性。

頭では分かっていても、貴方の忙しさを本当には分かっていなくて。
私は、連絡がないことや様子を知れないことに落ち込んでしまう。

でも、ふとした拍子に、貴方の大変さを知ったのです。
目標だけでは生活はできない現実。
貴方は、生活のためにきちんと働いている。
それは最初から知っていた。
でもそのお仕事が、実は過酷なものだと言うことを、今日知ったのです。

のほほんとした私の生活とは全く違う、過酷で体力を消耗する仕事。
きちんと休めているのか心配になる仕事。

連絡がないからって落ち込んだり、
約束が守られないと、嘆いてみたり。

なんてバカなんだろう。
あんな激務の中、約束通りメールをくれたこと。
凹んでいる時には励ましてくれること。
こんなにやさしさをたくさん貰っているのに。

マイナスなことを考える暇があるのなら、貴方に出来ることを考えよう!
そう、考え方を変えてみた。

やっぱり、まずはケーキだよね。
一番最初にリクエストされたケーキは、まだ作れていない。
だから、連休中は猛特訓するよ。
貴方の疲れが取れるくらい、甘い甘いチョコケーキを作るよ。

落ち込んで落ち込んで。
諦めてしまおうかと、弱気になったりもする。

でも、貴方から貰った温かいやさしさのおかげで、いつも元に戻ってこれる。
いつも気付かせてくれる。
貴方のぬくもりには持続性がある。

なんて素敵なんだろう。



2008年04月22日(火) まだまだダメダメ。

この間、小さな約束をした。
それは、果たされるかどうか分からない約束。
ふたりじゃないけど、誘ってくれた遠出。

あのね。貴方から誘ってくれたから、ほんのり期待してたの。
私が渋っても笑顔で誘ってくれたから、少し期待してたの。

でも、その約束は果たされないと知った。
別にね、その遠出が約束だったわけじゃないんだよね。
「(実行するか)迷ってる」とも言っていたし、貴方ひとりで決めれることでもないからね。
私も、ちょっと遠いなぁと思ってたし。
だから、遠出自体に期待してたわけじゃないの。

楽しみにしていたのは、その中身。

成り行きとは言え、貴方から『試みてみる』と言ってくれたことが、
果たされないんだなぁと思ったら、悲しくなった。
もしもその日に貴方から、
届けてもらえるのだとしたら、この上なく幸せと思っていたことだから。

思わずね、泣いてしまった。
携帯を握り締めて、泣いてしまった。


実は今日。
元彼と別れた日のことを思い出したの。
朝、通勤途中にあの日のことがフラッシュバックしてきたの。
あまりにもよく似た風景と天気で、思い出したの。

そうか、丁度1年になるんだなぁと、急に怖くなった。
5月だと思っていたけれど、4月だったんだよね。
こっちへあの子が話し合いに来たのは。
今日とよく似た天気だったね。

もう未練とか恨みとかは全くないし、
別れたからこそ、自分を取り戻せて今があるとも思ってる。

だけど・・・まだ多少、怖さが残る。
その怖さが、貴方のやさしさを見えなくさせることがある。


『4月も5月も嫌いだ』って。
『4月も5月も怖い』って。
そんな風に思ってしまった。
『みんな口ばっかりで、約束は果たされないんだ・・・』なんて、ことまで思ってしまった。

貴方はいつだって、私が想像する以上の気持ちを届けてくれたのに。
凹んでいる時、いつだって温かさを届けてくれたのに。
元彼に『サヨナラ』と伝える勇気も、
苦手なものから逃げない強さも、
気持ちを素直に伝えてもいいんだと思わせてくれたのも、
全部全部貴方なのに。



貴方が忙しいこと。
貴方が頑張っていること。
そんなことは最初から分かっている。

貴方が朝方まで活動していたことも、後で知った。

そして、泣いた自分を恥ずかしく思った。
どうして私は自分本位で考えてしまうんだろう。
被害妄想なんてバカすぎる。

だからね、良い意味で、あまり期待をしないでおこうとも思ったの。
私の勝手な期待なのに、
期待しすぎては、貴方を悪く思いたくはないから。

これって、貴方がこの間話してたことだよね。
『先のことを考えすぎたり期待しすぎて不安になるより、
その都度一瞬一瞬を大切にして、喜んだり楽しんだりできるようになったら、
すごく心が穏やかになった。』
そう、言ってた意味と、同じだよね?
なんとなく、分かった気がしたよ。
それを実行に移すのは少し難しいけど、悲観的思考は自分でも悲しい。

と、思いながら、
「期待しすぎて傷つきたくないから・・・」という理由も含んでいる私の思考は、
やっぱりまだまだダメダメだ。



2008年04月19日(土) 宝物。

貴方にメッセージを書いてもらった。
『何か書いて☆』って、渡したの。

そしたら少し考えたものの、素敵な言葉をくれた。

それはハタから見るのと私が見るのとでは、受け取る意味が全く異なる言葉。
例えば、「仕事や勉強」を頑張れ!と言う意味に繋がる言葉。

でもね。
今までの貴方とのメールのやりとりの中で、
私はあのキーワードを何度か口にしていたの。
貴方も、私に示してくれたものなの。

要するに、ふたりの間でしか分からない意味を持つ言葉。
結果や合否を表す意味ではなく、
これからの私の生活、性格、人生に向けて言ってくれた言葉。

嬉しかった。
本当に嬉しかった。
いきなりお願いしたのに、あの言葉が出てくることも、嬉しかった。
ちゃんとメールを読んだり、
私が一生懸命伝えようと話したことを、きちんと聞いてくれている証拠。

もしかしたら、そんなに深い意味はないのかもしれない。
でも、嬉しかったの、本当に。
ありがとう。
凹みそうになったら、このメッセージを見ることにするよ。

私の大切な宝物になったよ。



2008年04月18日(金) 切ない。

貴方に会いました。
今回は、女友達も一緒。
唯一、私が貴方に恋をしていることを知っている子。
楽しみにしてくれていた。
応援してくれた。

3人で話した時、貴方と友達は気があった。
というよりも、私をネタに面白がっているって感じ?(^^;)

共通の話題が私だからなんだけど、私はあたふたとするばかりで。
激しいツッコミをしてしまったり、友達の言葉に焦ってみたり。

私が貴方の名前を呼べないことや、敬語で話してしまうことにモヤモヤしてるとか、
「凹んでる姿を私は見たことがないんだけど、
会いに行った後で『元気になった!』って報告があるんですよ。」
なんてことをね、何気ない会話の中でサラリと言うから、
私の気持ちが貴方にバレるんじゃないかとハラハラしてた。

だって、今までの貴方との会話の中で
「あんまり人に弱さを見せれない」って言ったことがあるから。
なんか、貴方は特別ですって言ってるみたいじゃない?
・・・うん、でも、ちょっとは気付かれたい気持ちもあるんだけど・笑

私が何気なく発した言葉に、貴方はとても喜んでくれた。
その言葉は、私にとって当たり前のような本心で、
あんなに喜ばれるとは思わなかった言葉。
思ったことを言っただけなのに、すごく喜んでくれた。
後で友達も『あれは、頑張ってる人にとってはすごく嬉しい言葉だと思うよ』だって。
そうなんだー。
計算も何もなく、本当にずっと思ってたことだから、ちょっとびっくり。
言った私が驚いた。
なんか、嬉しすぎたらしく『もう死のう・・・』とか言われて、『それは困る!』って止めたほど・笑


でも、帰り際はすごく切なくて。
しばらく会えないんだなぁと思うと、すごく切なくなった。
この1週間、頻繁に会ってたから余計に淋しい。

顔は笑ってるつもりだったのに、
『めっちゃ切ない顔してる!』って言われてしまった。
笑って『またね!』って言いたかったのにな。
めちゃくちゃ楽しかったから、最後まで楽しい気持ちでいたかったのに。
ダメダメ子だなぁ・・・。


喜びと切なさ。
両方貰った今日でした。





2008年04月16日(水) 良かった。

絶対に間に合わないと思った。
頭では、絶対に間に合うはずがない、と思った。

だけど、心と身体は、貴方の元へ向かっていた。

無謀にも思える行動に、自分でも驚いた。
でも、そんなギリギリの線だったからこそ、自分の本心が見えた。
『会いたい』
そんな気持ちに、正直になれた。

何とかギリギリ間に合って、貴方も私に気付いてくれた。
急いで入った私を、見ていてくれた。

たくさんたくさん話が出来た。
座り込んで、初めて?ってくらいたくさん話せた。

貴方が今まで辿ってきた道が、少しだけ見えた気がした。
貴方も同じように、虚勢を張っていたことがあること。
けれど、それは意味のないものだと気付いたこと。
今は根っこの部分がブレずに、ちゃんと一瞬一瞬を大切にしていること。
色々聞けて、嬉しかった。

何よりも『今は喧嘩する相手もいず・・・』という、彼女いません発言も聞けた!
偶然の話の流れだったけど、ずっと知りたかったことだから嬉しかった!
とは言え、今は焦って彼女が欲しいとかも思わないらしいけど。
うん、それはそうだよね。
今、やりたいことがあるもんね。
『今はいらない・・・とかではないけど、彼女がいなきゃ!とも思わない』らしい。

なんかね、良い意味で、大人だなぁと思った。
ちゃんと自分を見れている人だなって。
そして、周りのこともちゃんと見ている人。
『同い年なのに、私は浮き沈みが激しくて・・・』というと、『女性は色々ありますよ』なんてね。
同年代の男友達からそんなセリフを聞いたことないよ・・・。
色んな経験をしてきたからこそ、なんだろうなぁ。

やっぱり、あったかい。
ちゃんと目を見て話してくれるし。
ケーキの感想だって、ちゃんと言ってくれるし。
食べる状況まで報告してくれて・笑 
嬉しい限りです。



本当はね。
会いに行く途中、『ひとりで一生懸命になってる』って思ってた。
この感覚は、元彼の時に似てるって。
ひとりで必死になって馬鹿みたいって。
別に待ってなんかいないだろうし、いてもいなくても同じだって。

でも、『間に合わないから帰ろうと思った』と言ったら、
『あぶなー!良かった、間に合って!』って言ってくれた。
すごく嬉しかった。
会いに行って良かったって、本当に思った。

貴方の言葉には、嘘がない。裏もない。
それを実感できた今日。

無謀でもなんでも、会いに行って良かった。
本当に、良かった。



2008年04月15日(火) 違う人。

貴方と元彼の環境は、少し似ている。
ものすごく忙しかったり、
やりたいことがあったり、
少し物理的距離があったり、
最優先するべきものがあったり。

よくもまぁ、懲りもせずに同じような人に惹かれるものだ。と、呆れたし、
だからこそ、好きだという感情を認めたくないのかもしれない。
恋だと思うと、辛いから。

今日のこの気持ちは、何度も経験してきた。
そこにいない淋しさ。
そこにいれない淋しさ。
それは、私をマイナス思考に導く要因のひとつでもあった。

またマイナス思考に囚われて、動けなくなりかけた。
『ひとりで泣くような恋はしないほうがいい』と、自分をなだめようとした。


だけどね、私は、貴方に出逢った。
今の貴方に出逢った。
そういう貴方だから、出逢ったし、出逢えた。
そして、そんな貴方だから、惹かれたの。
矛盾してるけどね。


このまま『もう、いいや』と、投げ出してしまえば楽なことは分かっている。
他の人を探した方が、私は幸せになれるのかもしれない。

でも貴方は、元彼とは違う。
元彼とは、性格も言葉も外見も年齢も全てが違う。
似たような環境であっても、忙しさや目標は雲泥の差。
同じ結論に達するには、まだ早い。


頑張りすぎないようにはしようと思う。
でも、放り出すこともしないようにと思う。
少しでもポジティブに考えようと、思う。

そう思えるのは、貴方がいつも励ましてくれたから。
貴方が温かい空気で包んでくれたから。
貴方が笑ってくれるから。

元彼の影に隠しちゃいけない。
過去に飲み込まれちゃいけない

だってさ、忘れずにいてくれたよね。
私との約束。
業務連絡ではあるけど、忘れずにいてくれたもんね。

少しの淋しさを膨らませるのではなく、
少しの喜びを大きく大きく育てたい。

だって今私が好きなのは、他の誰でもない、貴方だから。



2008年04月13日(日) 無。

会いに行けたけど会いに行かなかった。

なんとなく。
そんな気分だった。

心に力が入らなかった。
テンションが上がると、一気に落ちる。

こんな不安定さは、自分さえも疲れさせる。

もっと安定した心を持ちたい。



2008年04月12日(土) さり気ない仕草。

昨日、貴方に会った時、ドキッとしたの。
でも、お互いものすごく無表情・・・笑

入口で会って、私が先に入った。
一つ目のドアを開け、ふたつ目のドアを開けて『お先にどうぞ』と言ったら、
貴方は『先にどうぞ』と遠慮した。
もう一回『どうぞ』と言うと、
入るかと思いきや私が持っているドアを支え、『どうぞ』と言ってくれた。
私の頭の上に貴方の手。
紳士的な態度に、ドキドキした。


今日は自惚れモードが全開だった。
ずっと、目が合っているような。
そっと、笑ってくれたような。
私のための、言葉のような。
そんな気がしてならなかった。
多分、思い込みだけど。

でも、あの言葉。
私が泣いていた時期とリンクするんだよ。
私が凹んでいた時期とリンクするんだよ。
気のせいかな。単なるきっかけかな。

ふたりで話した時。
『今日は怖くなかったでしょ?!』と、第一声・笑
どうやら、この間会った時に『ちょっと怖いと思った』発言を気にしてたみたい。
メールでしかこの会話をしてなかったから、確認されてしまったよ・笑
『すごい空気感を意識した』なんて、ちょっとドキドキ。
そこまで気にかけて頂けて光栄です!(>_<)
って言うか、『いつもあったかいと思ってるよ』とも伝えたのにー。
びっくりだよ。

この間のケーキは、本当に美味しかったみたいで、直接も感想をくれた。
帰ってからひとりで完食したって・笑
飲んで食べてしてからの真夜中に・笑
そんなに喜んでもらえるなんて嬉しいです。ありがとう!


喜んでいると他の子が来たので、会話は終了。
ちょっと切ないけど、時間もなかったしね。

帰り際、すごく幸せな気分だった。
けど、あと少ししたら、しばらく会えなくなる。
会う機会がグッと減る。
飲みに誘いたいけれど、会わない間の貴方も忙しい。
それはよく分かってる。悲しいけどね。

入口で会った、さり気ない仕草が、頭から離れない。
胸がキュンとなる。



2008年04月11日(金) 観察。

貴方からメールがくる。
朝方5時前。
飛び起きる私。
開くメール。
口元が緩む。
半分寝ている頭と心でも、貴方には即反応・笑
でも、返事は返さないけどね。

貴方が私のことをどう思っているか。
少しは特別に近づいているか。
彼女がいるのかどうか。

そういうことを考えるのはよそうと思う。
考えれば考えるほど分からなくなるし、ブルーになる。
結局、貴方の気持ちは貴方にしか分からない。
本当に聞きたくなったら、聞くことにするよ。

今大切なのは、私のこの想いを健やかに育てること。
卑屈になったり、意地を張ったり、曇らせないように、温めること。
簡単には壊れない、後ろを向かない、折れない、止まらない。
そんな心を育てること。

私が私らしくいることが、きっと一番大事なこと。
私が私らしくいられないのなら、きっとこの恋はいつか終わる。
自分を偽ったり、悲しみに飲み込まれたり、疑ったり。
そういう気持ちが強くなったら、この恋は終わるだろう。
今までがそうだったように・・・。
私の心がまっすぐでいられないのなら、
貴方への想いがいつか重いものに変わってしまうと思う。

そうならないように、願っているけど。
願うだけでは何も変わらない。
自分を持って、愛情を信じて。
この想いを、育てたい。

だから、まずはもう少し自分を観察する。
無理をせずに、心のままに動いてみる。
ずっと前向きに動けたら、これはもう、本物だ。

実るかどうかはさておき。
もう少し、自分を観察してみるのです。



2008年04月09日(水) 魔法。

『良いことも悪いことも周期があって、巡り巡ってるんです』
『都合の良い生き物だから、人間って面白いなって思う』

私の凹みメールにくれた、貴方の言葉。

大人だなーっと、思った。
同い年なのに、大人だなーと、思った。

私は、良いことがあれば、次にやってくる悪いことを想像しては怖がっていた。
楽しみの先の淋しさを先取り、悲しんでいた。
人の都合の良い部分を「面白い」なんて思えなかった。

貴方の視界はとても広いんだね。
色んな角度から見れるんだね。
貴方と居ると、狭い世界に閉じこもっていた心が、解放される気がする。
いわゆる『恋の魔法』というものかもしれないけど、
良い方向へ向かっていけるなら、それでいいじゃないか。ねっ!

でもね。
貴方にも、闇に捕まらないようにもがくことがあることも、知ってるよ。
それをあまり見せないけどね。

大人の良識とやさしさを持っている人。
その中に、少年のような心と瞳を持っている人。
だからこそ、貴方に惹かれたのです。

買いかぶりすぎ?オーバーかな?
いいの、それでも。

疑ってばかりいる自分より、信じる自分でいたいから。



2008年04月08日(火) それだけで。

ずっとね、自分がどうしたいのか分からなかったの。
貴方のことを本当に好きなのか。
貴方と付き合いたいのか。
貴方とどういう関係になりたいのか。
全然分からなかったの。

ただ、悩んだり落ち込んだりした時は貴方に話を聞いて欲しいし、
貴方のその手で頭を撫でて欲しい、と思う。
貴方の温かい空気に包まれたいとも、思う。

でも、何かが違うの。
なんだかしっくりこなくて。
モヤモヤしてて。
自分の気持ちが分からなかったの。

だけど、ふっと、思った。
「私は、貴方に貰うばかりで何も返せないのが嫌なんだ」って。

とても素敵な空気を持っていて、
目標も行動力も持っている。
周囲にはいつも人がいて、いつも笑いがたえない。
けれど真面目なところはちゃんと真面目で、お茶目な面も持っている。

そんな貴方に、私は何も返せなくて。
話を聞いてもらったり、励ましてもらったり、やさしさを貰ったり。
私はこんなにもたくさんのものを貰っているのに、何も返せない。
貴方が何を求めているのかも、よく分からない。
きっと、何も求めてはいなんじゃないか、とも思う。

でもね。
この間のメールで、『あのケーキはマジうまかった!』と言ってくれた。
2回も言ってくれた。
それって、少しは和んでくれたのかなぁ?って、思ったの。
本当に喜んでくれたんだなぁって、思ったの。

そう思ったら、なんだか、あれこれ考えるのが馬鹿みたいに思えた。
貴方は、何かを返して欲しくてやさしくしてくれるわけじゃない。
本当に、心から、私を心配してくれている。
浮き沈みの激しい私に「そのままでいいんだよ」って、遠回しに言ってくれる。

それが、全て。

そんな貴方が、素直に『美味しい』と言ってくれたケーキ。
迷惑かな?とか、1回作るのやめよう・・・とか思っていたけど、
貴方はちゃんと食べてくれて喜んでくれる。
なんか、もう、それだけでいいじゃないか。

決して『また何か作って!』とは言われないけど
差し入れを持っていくと、『今度はなんっすか??(≧▽≦)』と聞いてくれたり、
ケーキの話はしていないのに、『ほんとに美味かった!』と言ってくれたり。
そんな風に貴方が喜んでくれるのなら、私はそれで満足。
一瞬でも貴方を喜ばせることが出来るなんて、ものすごく幸せ。

そう思ったら、なんだか心が軽くなった。
私にも出来ることがあるんだと気付いたら、嬉しくなった。

貴方の疲れた身体と心を一瞬でも癒すことが出来るなら、
私はもっともっと腕を磨いて、甘い甘いチョコのお菓子を作っていくよ。

まだ、はっきりと恋なのかどうなのか、自分でも分からない。
でも、今一番幸せをくれるのは、他の誰でもない貴方です。
私の心の大部分を占めているのは貴方です。

それだけでいい。
今はまだ、それだけでいいよ。



2008年04月06日(日) 陽射し。

浮いたり沈んだり、私の心は不安定だ。
PMSも関係しているとは言え、こんなに不安定だと、正直しんどい。
色んなことが気になって、気持ちがものすごく重い。
ゆっくり眠ることさえ出来ない。
彼女がいるような、そんな予感がしている。
でも、いないかもしれない。と望みを託してもみる。


とても天気が良くて。
ぼーっと日向ぼっこをしてみた。
暑いくらいの陽射しを浴びながら、ぼーっとしてみた。

出逢えたこと。
ケーキを美味しいと言ってくれること。
2月のこと。
励ましてくれる言葉。

この陽射しのように私に降り注いでくれるやさしさを、思い出していた。

そしたら、意味もなく泣けてきた。
貴方のことを想うと、泣けてくる。
悲しみや虚しさで泣かされるのではなく、自然と泣ける。
嬉しい喜びの涙。

貴方に出逢えたことがもう、何よりも素敵で素晴らしい。
こんな風に、『出逢えた』だけで。
『そこにいてくれてありがとう』と思うだけで。
『笑ってくれる』だけで。
もう、貴方という存在があるだけで。
嬉しくて泣けるなんて人に、今まで出逢ったことがある?
大袈裟ではなく、本当に泣けてきて、その涙は、心を潤す。

貴方が目の前にいなくても、
貴方の存在はこんなにも私に大きな力を見せてくれる。

あったかい、この陽射しのような貴方。
まだ、心は不安定だけど、
もう少し強くなったら貴方のそばにいきたいな・・・と願う日曜日なのです。



2008年04月03日(木) やっぱり温かい。

ずーっと心が重かった。
なんだか、貴方への想いが重かった。
『私は好きだと思い込んでいるだけじゃないのか?』
『私が思ってるような人ではないんじゃないか?』
『やっぱり、怖いんじゃないかな・・・』
『頑張っても想いは届かないよ』
そんな、イヤーな、おもーい心だった。

でも、どうしても、捨てきれなかった。
どうしても、離れなかった。

そしてふと、貴方から貰ったやさしさを思い出したの。
2月に貰った、貴方からのやさしさと強さを。

それを思い出したら、急に心が軽くなって。
面白いくらい笑顔になれた。
びっくりするくらい、あったかい気持ちでいっぱいになった。
自分で自分を『おめでたい』と思ったくらいだ。

そんな気持ちを、貴方にメールしたの。
貴方はマイナス感情を表に出さない人だと思い込んでたこと。
貴方を怖いと思ったこと。
でも、何故か逃げたくなかったこと。
2月のことを思い出したこと。
素直に、メールしたの。

本当は、言わないほうがいいと思った。
私の中での葛藤なんだから、言わないほうがいいんだとは、思った。
もしかしたら、貴方は気分を悪くするかも知れない、とも思った。

それでも、伝えずにはいられなかったの。
貴方のおかげで、私の心は少し強くなってたことに気付いたから。
それを貴方に知ってて欲しくて。
貴方に「ありがとう」を言いたくて。
伝えずにはいられなかった。


そしたらね。
真夜中にメールが届いたの。
冗談を交えつつ、真面目にコメントをしてくれた。
ちょっと、テンション高めのメールだった。

やっぱり、伝えて良かった、って思った。

貴方はいつも、私の心を軽くしてくれる。
本当に悩んだ時、本当に伝えたい想いがある時、本当に応えて欲しい時。
貴方はいつも、私が望む以上のものをくれる。
あったかくて、やさしくて、ホッとする。
いつもいつも貴方は大きい。

メールの最後に、『ケーキ、マジ美味しかった!』と書かれていた。
この間会った時、チーズケーキをあげたの。
感想は既に貰っていたのに、もう一度言ってくれた。
2回言ってくれる時は、多分本当に美味しかった時。
だから、あのケーキは気に入ってもらえたんだね。
良かった、嬉しい。
今、私が出来る、貴方を喜ばせる唯一のこと。
食べてくれて、ありがとう。

改めて、ありがとう。


 きのう  ひび  あした


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