武ニュースDiary


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2015年06月30日(火) 「智族GQ」6月号・2●新作情報あれこれ

昨日の続きです。後、多分2回です。




ついに金城武が、この家の人間のように裸足でソファに腰を下ろした。

沈黙して久しい古いテレビに彼が向かうと、パイナップルの缶詰を開ける瞬間の
「パシ」というあの音が空気中に響くかと思われた。
この、彼とセットがある部屋に身を置くと、文芸映画の1シーンに入り込んだかのような、
愁いに満ちた感覚とわくわくした気持ちとが感じられる。

事実は、先ほど言ったあの困惑が、彼を混乱させ恐れさせることは決してないようだ。
彼はその話を、ただ事実を述べるように語るが、映画俳優としての生涯に影響は受けない。

金城武は演技を勉強したことはない。
1994年、フーロンと契約して4年目に映画界に足を踏み入れたのである。
そのときは本業のCDを出すのに忙しかった。
たまたまウォン・カーウァイの映画「恋する惑星」に出演して、映画の面白さを知ったのだった。

その撮影中、彼と撮影チームは毎日1枚の紙に書かれた台本を眺め、
いつもほろ酔いのカメラマンに撮影され、彼の言葉を借りると、「とても面白かった」。
かっちり決まっていない不確定性の中で映画を仕上げることは、
「ぼくはそういうやり方で始めたというだけのこと」だ。

それ以後、彼は良い映画を作るため、多くの努力を重ねてきた。
自分が外見のおかげでこの世界に入れたことに心安らかだったことは、いまだかつてない。
「太平輪」の前、最後に映画に出て人々の前に姿を見せたのは、
4年前の「武侠(捜査官X)」である。
ピーター・チャンとの3度目の仕事だった。
撮影が始まる前、彼が脚本を読んでピーター・チャンに言った。
「徐百九を削れば脚本は言うことなしですよ」。
徐百九こそ、彼が演じるはずの役だった。

その後、2人は話し続け、脚本を改め、人物により豊かな内面を付け加えて
ようやく撮影に入った。
演技しながら、役柄のぴったり来ない感じは依然として拭い去れず、それが彼を苦しめた。
彼はこう回想している。
「毎日現場に行って、セリフをしゃべっているだけのようでした。
ぼくはこの人物の特徴を掴むことができず、
生き生きとした人間として演じられていないと感じていました」

結局、彼を触発したのは言葉だった。
撮影チームにはいつも様々な省出身のスタッフがいて、
彼らが話す各地のなまりは、金城武にとって新鮮な経験だった。
後に、人々はスクリーン上に四川方言を操る徐百九を目にすることになる。

だが、どのように努力しようと、金城武にはいつも、
自分が「中途参入」した者であるという認識がある。
アクション映画は好きだが、めったに出ていない。
その理由について、彼は「後になって、自分が中途半端だなあと感じたんです。
できないのではないけれど、あるシステムに外から飛び込んでやっているという感じは
いつまでも抜けないと思います。ほんとにできる人とはやはり違うんです」。

「観客が気にするかですって? わからないけれど、自分が観客なら気になると思う」と彼は言う。

こうした冷静な自己認識が、常に自分自身を別の目で観察させるのだ。
1991年に出演した初めての連続テレビドラマ「草地状元」から、
まもなく公開される「太平輪」まで、彼はブラウン管で、あるいはスクリーンで、
既に様々な人生を演じてきた。
しかし、次にやってみたい役の話になると、やはり、
「自分ができると思えるもの」を選ぶと言うのである。
彼は、ただ頑張ればいい、とは思わない。
例えば、過去に出演した映画をもしもう1度演じることができれば、
きっともっと良い演技ができると確信しているが、
「でも、そういうチャンスはめったにありませんから」。

映画という仕事への熱い愛を語ると思えば、この仕事へのある距離感をも漂わせる。
例えば、自分がある役を演ずるのにどういう努力をしたかを語った後、またこう言う。
「俳優は今のぼくの仕事です。どんな意義があるかなんて考えたことはありません。
生きていくための1つの手段ですから」
俳優であることは、確かに彼がやりたいことであり、楽しくやれることを望んでいる。
しかし同時に、ちょっと自分が浮いた感覚もあると話す。
「いつもそうだというわけではないんですよ。映画は1人で作るものじゃありませんからね。
ぼくにできるのはその空間に入つことだけで、やるときにはしっかりやります」
(続く)



新作情報あれこれ

昨日も書いた「擺渡人」について、中国日報が、トニー・レオン、金城武、アンジェラベイビーで
7月クランクインと決定した、と記事を上げています。→ ここ
しかし、オフィシャルな情報はまだどこにも見えません。
この記事ではトニー・レオンが「馬力」役(ばりきではない)と書いていますが、
微博では金城武が「馬力」との説が有力です。

とにかく、もう7月ですし、正式発表を待つしかありませんね。

これ以外に、今流れている噂を挙げてみると、

◎ジョン・ウーの「追補」の主役。
共演はルイス・クー。これが10月撮影開始(韓国の疫病騒ぎでロケ地が変更になれば遅れるかも)。
◎ジョン・ウーは「追補」が終わると、引き続いて鈴木清順の
野獣の青春」のリメイクにとりかかると言われており、
これにも金城武を起用するという話もあります。共演はルイス・クー、ダニエル・ウー。
◎以前から姜文がオファーしたとされている「侠隠」。
このところ、違う主演者の名前が流れてきたりして、ファンは気を揉んでいますが、
個人的には実現してほしい企画です。

以上がかなり強力に流れている噂で、中国の金城ファンは騒然。
彼らのおしゃべりと情報交換に目を通すだけでくたくたですが、
それぞれ直接業界人と連絡をとって、差支えない範囲での情報をもらったりと、
非常に積極的に行動しており、おかげでいろいろなことを教えてもらっています。

「太平輪」の次の作品がとりあえず1作だけでもあれば、本当にうれしいので、
上の中のどれが本当なのか、楽しみに見ていきたいと思います。


なお、「GQ]は大陸版に続き、タイ版、台湾版も7月号で金城武表紙です。
写真は大陸版とそっくり同じのようです。


   BBS   ネタバレDiary  22:30


2015年06月29日(月) 「智族GQ」6月号・1(更新)●「擺渡人」情報

「太平輪・下」の本格的宣伝が始まる前に(始動が遅いですね)
今頃ですが、中国版「GQ」の訳をやっておきます。
今回も東京での撮影とインタビューです。






金城武:どうすべきなのかわからない

本誌3回目の金城武表紙登場である。
42歳の金城武が、仕事以外で人々の前に自身をさらしたのは既に昨年の夏のことだ。
取材を受けるとき、彼が一番多く口にする言葉は「わかりません」である。
この答えは時に責任逃れのように響くこともあるが、
たいていは本当に困ってしまっているように見受けられる。
この、人を迷わすスターの偽りのない切羽詰った心の内なのである。



東京駅から福生市までは車で1時間かかる。
日本で3番目に小さい市であり、知っている人は決して多くない。
我々はこの町を約束の人に会うため走っていた。

2015年2月4日、我々は福生市で金城武を待った。

スタジオは、アメリカ軍人の住居を改造したものだった。
冬の淡い青空が道路沿いの旧家の屋根の上に広がっている。
部屋のここかしこには数十年前の古い道具が詰め込まれていた。
書棚の古雑誌、食器棚には賞味期限がずっと前に切れた菓子、
それにブーンと唸る旧式の冷蔵庫。

外の淡い日光とこの昔の民家の雰囲気に合わせるかのように、
主役の登場もまた泰然自若としたものだった。
金城武はリラックスしていた。
このネット上で今も繰り返し名前の出るアイドルスターは、
実際には椅子に掛かったスポーツシャツをさっと引っかけて、朝刊を取りに降りてきた家の主人のようだ。
人を少しも緊張させないほど、自然だった。

2度目に化粧室から出てきたとき、金城武は部屋に入ると靴を脱ぎ、
我々という初対面の者たちと役柄や映画、そして自分の最近の生活について語り始めた。

映画と、時たまある公開の場面への登場以外、彼はここ数年ずっと引っ込んで表に出ず、
自分の生活を送っている。
取材を受けて残すのはわずかな言葉ばかりで、それが何度も転載され、
人はそこからその生活のいくばくかを知る。
私たち業界の人間も含め、ほとんどの者は映画の役柄のみを通して
彼の内面の世界を揣摩臆測するのである。

しかし、おわかりだろうが、役を通じて俳優を観察するのは正確さに欠けるやり方だ。
だが、役の人物でないときの金城武とは一体誰なのだ?
いつも引きこもっている男性に対して、この疑問は炎の向こう側にある秘密と同様、
解答を得るのは難しい――長年その魅力でファンに追い回され続けてきた金城武だが、
いつも耐え難い沈黙で彼らの追撃に応えるのである。

人々の目の前に現れ始めた最初から、彼はもうアイドルスターとみなされてきた。
多くの女性が思う一番かっこいい男性であり、
今なお、アジアの男の容貌について何か書かれるときは決まって例に挙げられる。
金城武が好きだという話になると、みな濃密なホルモンを発散するのである。

であるから、我々はもちろん、
「美貌であることは困惑の種になるか」という疑問をぶつけたのである。(続く)



もういい加減、顔のことなんか聞かなくていいと思うんですけどね。
ここから始まるから、話がいつも深いところまで進まない。
長いので少しずつ。


20:30更新

「追捕」とか、ウォン・カーウァイ製作の「擺渡人」とか、さらに他の作品とか、
出演作が目白押しか! という情報が飛び交っています。
そのうち1つぐらいは実現するかもしれません。
いずれも撮影開始はこの夏秋なので、真相はまもなくわかるでしょう。
さて、続きを少しでも。


(続き)


外見によって最初の成功を収めることができた、
人を引き付ける容貌の俳優の多くは、こう気になり始める。
「この映画には、ひょっとして見かけの良い登場人物が1人必要だっただけなんじゃないか?」
金城武は、「若いとき」はそういうことが嫌だった、
でも今の自分は理解できるようになったし、受け入れられるようになった、と言う。
「それが自分がチャンスをもらえる理由」だからだ。

彼ももう42歳、心の面でも様々な経験をしてきた。
この年齢の男性に備わっているべき現実への順応が言葉にも表れる。
「今は、やはりどこかは嫌ですが、理解しようとしています」
「力を尽くし、人がいいなと思えるものを作り出さないと」

しかし、あの、彼を有名にした若い日の美貌については
惜しんで大事にするようなことは決して言わない。
最近、彼にも少しずつ白髪が出始めてきた。
周りから黒く染めるよう勧められたこともあるが、彼は、いや、これは事実だから、と言うのだ。

「申し訳ないけど、これからぼくも少しずつ、どんどん年を取っていくんですよ」と彼は言った。

容貌に関しては、「その年齢ごとにふさわしい風貌でいられることこそ貴重だ」
という人生観の持ち主である。
自然な状態でその時期にふさわしい作品に出合えるかどうかが、
彼にとってはもっと関心のあることなのだ。

彼がそのキャリアの中で最も困惑を覚えるのは、その容貌が解決できないこと、例えば演技である。
こんなに長年俳優をしてきても、彼はまだ、
「自分がいい俳優かどうかわかりません、ただチャンスがあっただけなんです」
と言うのだ。
ずっと心にあるこの不安感の故かどうかはわからないが、
彼は自身がこの仕事で得た成果に対しては感謝の念でいっぱいである。
「今日誰かが自分にオファーをくれて、それに興味を感じたら、
ぼくを起用したことを後悔しないだけの演技をしたい。
少なくとも監督が喜んでく入れたら、それで満足です」
――いつもそう考えていると彼は言い切る。

「ならば、いつから、自分のことを本当の俳優だと感じるようになったんですか?」

2015年、冬から春への変わり目の今、我々の問いかけに対する彼の答えは、依然として、
「自分が本当の俳優かどうかわからないんです」だった。
彼は、人が彼のことをアイドルと呼ぶのは「皆さんがくれる愛なんです」と言った。
(続く)


「擺渡人」情報 22:30

「青春影視偶像」の微博で次の書き込みが。→ ここ
ここなら確かな情報かも。


[映画テレビの動向]
阿里影業、初の映画で、張嘉佳のベストセラー小説「従你的全世界路過」原作、
ウォン・カーウァイプロデュース、張嘉佳自身が監督の、
温かな恋愛大作「擺渡人」は、7月正式に撮影を開始する。
主演はトニー・レオン、金城武、アンジェラベイビー。
独立心のあるきっぷの良い都会の娘、小玉が、
画家の馬力に片思いする感動的なストーリーである。
撮影は上海と南京で行われる。


   BBS   ネタバレDiary  1:00


2015年06月25日(木) 後編の推しは「金城武」(太平輪@台湾)

前編(上)が何しろ期待外れの成績だったので、後編でどのくらい巻き返せるかが注目の的になります。

そのあたりの関連で台湾の記事を2つピックアップ。
初めは中国時報。



金城武は綺麗な顔を氷水に浸し、ツイ・ハークは編集をやり直す

城武、ホアン・シャオミン主演の「太平輪・驚濤摯愛」のポスターと予告編が23日、公開された。
「上」が興行成績、評判共に失敗したジョン・ウー監督は、
なんらかの理由で一時「下」のポストプロダクションから外れ、
親友のツイ・ハークが編集をやり直し、物語の構成や画面表現を整理した。
「いいところは”下“にある」と考えている観客なら、映画のこの後の展開に期待できるかもしれない。

「上」では、キーとなる人物が誰も船に乗っておらず、
「下」でようやく映画「太平輪」全体を通じての大がかりな場面が登場する。
ストーリーは「上」を受けて、人々が乗船してからの生別死別を語る。
このとき、ジョン・ウーが得意とする感情描写と、人々の永の別れが人々の心を打つはずだ。

予告編では初めて手に汗握るカタストロフの情景を公開した。
ポスターは「半分の絶望、半分の希望」の状況を語っている。
金城武が演じる軍医はスチール写真では全身が水中にあり、女児をしっかりと抱いている。
あたかもその命を守っているようであり、固く閉じられた目は、
まもなく訪れる運命を静かに待っているかのようだ。

「上」である「太平輪・乱世浮生」は2014年12月に公開、
ナポレオンのワーテルローの敗戦のように興行成績も口コミもふるわなかった。
この中国版「タイタニック」と言われる歴史物語は、興行成績が映画のストーリーと同じく「沈没」、
16億台湾元の製作費に対し、わずか10億元しか稼げず、
「タイムマシンを乗り間違えた大作」とからかわれ、
ネットでは「歴史パニック大作映画を見るつもりで行ったら、なんと恋愛映画だった」とも突っ込まれた。
監督自身も「赤壁(レッドクリフ)」や「ウィンドトーカーズ」などの
スケールの大きな映画のときは、明らかに画面のコントロールがぼろぼろだと批判されている。

ジョ・ウーは男同士の厚い友情を描くことにたけているが、
今回はその暴力美学がはっきりと弱められ、あちこちで平和主義が顔を出し、
ロマンがありとあらゆる手を尽くし大げさに表現されている。
ストーリーは説明が冗長で、構成が緩く、意余って力足らず、見る者の心にまっすぐ届かない。
壮大な構成もどっちつかずで、浅く凡庸だ。
金城武、ホアン・シャオミン、チャン・ツーイー、ソン・ヘギョ、
長澤まさみといった大スターの助力があっても、観客には認められなかった。

ジョン・ウーは興行成績の失敗を認め、「世の中が変わった」からとしている。
ウーはかつてこう語っている。
「今の映画はテンポの速さを要求される。
だが私には、3分で描く内容を3秒ですませる映画は今後とも決して作れない」

ジョン・ウーとツイ・ハークは「男たちの挽歌」以来、数十年にわたる親友で、
ツイ・ハークは今回ジョン・ウーの苦心の大作のために特別に編集のやり直しを行なったが、
これは完全にボランティアの気持ちからである。
(中国時報 2015.6.23)


中国時報はちょっと意地悪い感じもするんですけどね。
2部作で船の難破シーンが見せ場になるなら、前半にはないのは当たり前だし。
1部でできなかったか、ということはあるでしょうが。
「レッドクリフ」のように第1部だけでもまとまりがあって、見せ場があればいいのかもしれません。
「太平輪・上」にもないわけじゃないんだけど、主人公たちが出そろって状況説明も済んだ「レッドクリフ」に比べ、
こちらは、シャオミン&ヘギョ以外は、伏線のままで物足りないんでしょう。
描き方が古臭い、という人の声も聞きました。

次はTVBS。テレビニュースを文字で書き起こしたものだと思いますので、
最後の「民衆」の言葉としてあるのは、記者との一問一答に変えてみました。



金城武と難破シーンを目玉に
「太平輪・下」夏休みシーズンを攻める


20億台湾元の製作費をかけ、大勢のアジアの大スターを集めた映画「太平輪」の前編は、
昨年12月、台湾で公開された。
第1週は全土で2380万台湾元の興行収入を記録、トップの成績を収めたものの、
金城武の出番が少なく、最終的興行成績は良くなかった。

夏休みシーズンに登場する後編は、先日ポスターが公開され、
スチールには金城武と女児が船の沈没で全身を水に沈めているが、
男神の魅力は依然そのままだ。
配給会社も、後編では金城武の出番が多く、難破シーンもあり、
監督ジョン・ウーが得意とする感情描写と人々の別れの情景が見られると予告している。
前作から半年、ジョン・ウー監督の「太平輪」後編は夏休みシーズンに照準を合わせ、
ティーザー予告編で難破のシーンを多く見せている。

「太平輪・驚濤摯愛」 「私たちはもう離れない、絶対諦めない」

真に迫る難破の場面――1949年の太平輪沈没を再現したこの場面は、
レオナルド・ディカプリオ主演の「タイタニック」を想起させる。

「タイタニック」 「救出の船がもうすぐ来る、諦めないで!」

沈没シーンだけでなく、「太平輪」後編がリリースした最新スチール――
アジアの男神金城武が小さな女の子を抱えて水中にいる様子もまた、
「タイタニック」のポスターと雰囲気が似ている。

「太平輪:驚濤摯愛」 「ぼくは弟の代わりに戦争に行かなくちゃいけない。もう決まったんだ」

一般の人へのインタビュー:
金城武の出番が多いなら後編を見に行きますか?
「多分ね」
なぜ?
「彼は本当にかっこいいからね」
金城武を見るために行く?
「多分」
前編を見ていなくても?
「そうだね」

たとえ前編を見ていなくても、映画ファンは金城武を見るためには映画館に行くのである。
配給会社も金城武がを宣伝のメインに据え、出番が今回は多いことを強調している。
この製作費20億台湾元、アジアから大勢のスターを結集した、東方のタイタニックが、
大作が集中する夏休みシーズンの市場で新しい風を吹かせられるか、今後の結果が待たれる。
(TVBS 2015.6.24)


   BBS   ネタバレDiary 22:00


2015年06月24日(水) 8月14日台湾(太平輪・下)

台湾版の予告がアップされました。
大陸版と同じですが、言葉が違います。
そして、やはり8月14日公開と。

  

各紙記事が出ています。台湾なので、金城武フィーチャーです。
まだまだ内容的には大したことありませんが、後ほど。


   BBS   ネタバレDiary  7:30


2015年06月23日(火) 太平輪ニュース(新浪娯楽)●台湾は8月14日?

昨日の新浪娯楽6月22日の記事です。
長いけれど、内容は宣伝のようなもので、四字熟語の形容詞が多いし、
大した内容はないし、でも、途中までやってしまったので、泣く泣く最後までやりました。
読み飛ばしてくださって結構です。

台湾でも今日、ニュース記事が出ています。


中国時報
Ettoday(東森)

短いので、これは明日に。
Ettodayには台湾公開を8月14日としてあるのが重要事項です。



ョン・ウー監督、チャン・ツーイー、金城武、ソン・ヘギョ、ホアン・シャオミン、
トン・ダーウェイ、そして長澤まさみらが主演する歴史恋愛映画
「太平輪」完結編の公開日程と予告編が発表された。
正式にタイトルを「太平輪・彼岸」と定め、7月30日全国公開する。

今回のポスターではアジアの巨船「太平輪」が遠景でその全貌を見せるが、
穏やかならぬ海面が船上の人々を待ち受ける運命を感じさせはらはらさせる。
別のポスターの、女性が海辺に立ち、ひたすら待ち続ける姿が
この映画のロマンティックな愛のテーマを語っている。

ポスターと同時に発表されたティーザー予告編では、
手に汗握る難破の情景が初めて正式に公開された。
この上なく深く相手を想う愛、戦乱の中で故郷に帰ることのできない悲しみ、
絶望の中を生き抜こうとする思い、災難と困窮を経て生を取り戻す喜びが
すべて観客の前に示される。

ティーザー予告編に初めて沈没の光景が

「太平輪・彼岸」は、1940年代の混乱した時代を背景に、
未来と愛への希望を載せた巨船の予想外の沈没事故を、愛の物語として語る。
前篇は動乱の時代の戦争と愛の情景を観客に示したが、
長期間のブランクを置いて公開されたティーザー動画は、また非常に新鮮なものとなった。

予告編は、完結編の始まりを正式に宣言するだけでなく、
何よりも船沈没の様子が初お目見えしている。
突如襲い掛かった災難は満船の乗客を生死の淵に追いつめる。
そしてチャン・ツーイー、金城武、ソン・ヘギョ、ホアン・シャオミン、
トン・ダーウェイ、長澤まさみらは、災難に見舞われた時の強い生きる意欲、
戦乱のため、心ならずも胸張り裂ける思いで別れねばならぬ悲しみ、
そして生死を超えて生涯相手を思い続ける愛を生き生きと表現している。

7月30日愛のために戻り、予定通り出航

同時発表の3枚のポスター――逆巻く波、朝日に向かって航行する太平輪、
そして愛がかなうことを願って静かに待つ姿は、
作中の3組の恋人たちの愛の行く末に切ない思いを寄せる多くの観客に、
美しい未来と希望を垣間見せてくれる。
この3枚は、「絶望と希望が半々」であることを完璧に表現している。

1枚目は「船が来た」の3文字が目を引く。
観客が首を長くして待っていたアジアの巨船が、完結編で航路につくことを、簡潔に伝える。
2枚目はさらに容赦なく身を切られるような冷たさがある。
暴風雨の中、一面波が逆巻く海面の様子であり、この暴風と太平輪がともに向かう暗い絶望と同時に、
希望と願いもまた含んでいるのである。

3枚目のポスターの昇ろうとする朝日と静かな海は、
2枚目の逆巻く波とははっきりした対比を見せ、大嵐が去った後の平和な様子を描き出す。
1人の女性が果てしない大海をはるか望みながら、
帰ってくる人と希望の未来を載せた船の到来を待っている。
背景は広大な海と空で、女性の孤独と寂しさを浮かび上がらせ、
尽きせぬ思いの渦に呑み込まれるようだ。

作中、チャン・ツーイー、金城武、ソン・ヘギョ、ホアン・シャオミン、
トン・ダーウェイ、長澤まさみは、乱世にあっても
愛と未来への限りない願いを抱き続ける。
「この世にはこんなに多くの人がいるのに、あなたに出合うのは何と困難なことか」という名セリフが
動乱の時代の愛の苦しさとやるせなさを語りつくす。
「命は戦争ではなく、会いにささげた方がいい」は、
さらに率直に胸の内を伝え、心を打つ。
今回発表されたポスターの内、若い女性が愛を胸にじっと待つ後ろ姿も、
たちまち映画ファンの興味を引き、これは誰か、誰を待っているのかとの推測を呼んでいる。

「太平輪」完結編、「彼岸」とタイトルを決定

砲火の洗礼を浴び、動乱の時代に別れ別れになったのち、
登場人物たちの愛する人との再会と運命に抗する強い思いは,、ますます強烈になる。
それもまた、今回完結篇のタイトルを「太平輪・彼岸」とした理由である。
この巨船が載せたのは、何としても新しい生活を得たいと望んだ船客たちだけではない。
監督は、乱世における離散の運命の後に共に享受する平和な未来をこそ託したのである。

「太平輪・彼岸」は7月30日、2D、3D、IMAX3D、中国大スクリーン3Dの各バージョンで全国公開する。
この作品は北京小馬奔騰影業、楽視影業、中国電影、華誼兄弟伝媒などの共同出品によるもので、
ジョン・ウーが監督、チャン・ツーイー、金城武、ソン・ヘギョ、ホアン・シャオミン、
トン・ダーウェイ、長澤まさみ主演、
秦海璐、俞飛鴻、トニー・ヤン、王千源、林保怡ら実力派スターが出演する。


   BBS   ネタバレDiary  23:50


2015年06月22日(月) 「太平輪・下」大陸公開日程・予告編・新ポスター

公開は7月30日。
オフィシャル微博で8枚のポスターと予告編が公開されました。
→ 電影太平輪彼岸

しかし、その後ですね、新浪微博がこの内容に短い記事をつけて
ニュースとしてアップしたのですが、主演者を5人列挙しながら金城武の名を落としており、
それに気づいた中国の金城ファンたちはカンカン。
しかも、ポスターの並べ方を官方微博と変えていて、
金城武があとの方に来るようになっていたものですから、もう怒るまいことか……


新浪のニュースサイトでも画像、動画、そして長い記事がアップされていますが、
こちらはちゃんと6人の名前を書いています。

  
Click!

本文は明日に。


   BBS   ネタバレDiary  23:50


2015年06月18日(木) ジョン・ウー、アクション映画への回帰

芸能業界の情報通らしい扒圈圈という微博主が、
ファンの「金城武は今何してるの!?」の質問に答えて、次のように答えています。→
 ここ


城武は易経と中国医学の勉強に忙しい。
彼はひっそりと静かな生活を好んでいて、人前に多く露出するのは彼に合っていない。
ジョン・ウーが10月頃撮り始める映画「追捕」が彼をキャスティングし、交渉もほぼ終わっている。
聞くところでは、大帥哥の金城武はまだ独身で、恋愛には自信がないそうだ。


この人の言うことはたいてい正しい、と中国のファンは言うのですが、どうでしょうか。
ジョン・ウー監督が「君よ憤怒の河を渉れ」のリメイク版を制作することだけは確かで、
それについてのアメリカの記者によるインタビューの記事が出ています。
金城武出演か否かは別として、興味深い内容なので、以下に。



ジョン・ウー、アクション映画の夢を再び
米国マスコミのインタビューで、「追捕」リメイクの理由を語る


スタイルの違う映画をいくつも手掛けてみた後、
ジョン・ウーはついに最も得意なアクション分野に戻ってきた。
今回、彼は日本の名作映画「追捕」のリメイクを選び、スター高倉健への敬意を示す。


976年製作の日本映画の名作「追捕」をリメイクすることは,
ずっとジョン・ウーにとっての夢であった。
今、まさにその撮影が始まろうとしている。
これを機会としてジョン・ウーは、その看板となっている"暴力美学"を再び見せるかもしれない。

先日、ジョン・ウーは米国マスコミのインタビューにこたえ、「追捕」リメイクへの志を語った。
1つはスター高倉健への敬意、もう1つは、ここ何年か異なるスタイルの映画を手がけたのち、
彼は最も得意とするアクション映画に戻るのだということだ。
ウー監督はハリウッドへの復帰を考えているとさえ口にした。

新版「追捕」は今年秋に撮影を開始、69才のジョン・ウーは韓国に赴き、
中韓合同チームで映画を撮るといわれている。

――「追捕」リメイクの理由は何ですか?

ジョン・ウー 高倉健は、私が世界中で一番好きな俳優の1人です。
私の憧れであり、私の映画制作に大きな影響を与えました。
「英雄本色(男たちの挽歌)」でのチョウ・ユンファのイメージは高倉健が元になっています。
彼に敬意を表す映画を撮りたいのです。

――ここ数年、あたなはたくさん色々なスタイルの映画を撮ってきましたね。
新版「追捕」はスタイル上は早期の作品に近いのでしょうか?


ジョン・ウー はい、新版「追捕」は「喋血双雄(男たちの挽歌・最終章)」と似たものになるでしょう。
同時にヒチコック風のミステリー要素もあります。もちろん、恋愛映画でもあります。


――ハリウッドに復帰するおつもりは?

ジョン・ウー いつでもそのつもりです。「太平輪」の撮影に忙殺されていたため、いい話をもういくつも断っています。
が、まだ待っていてくれるのです。
事実、私のマネジャーはずっとよい脚本を探してくれています。私はハリウッドが好きなんです。

――アジアの映画制作とハリウッドで一番大きな違いは?

ジョン・ウー ハリウッドでは、もっとみんながプロです。誰もがものすごく仕事に打ち込んでいる。
しかし、中国では映画制作業は始まったばかりで、多くの面でまだ混乱があります。
多くの映画は適当に人をばっと集めて作るので、よい人選になる場合もありますが、
プロフェッショナルではなくなる場合もあり、安定していません。
このことが映画作りをさらに難しくしていますし、お金も余計にかかります。
それに流言飛語の世界です。

――リメイク版はあなたの監督生活の新しい第一歩になるのでしょうか?

ジョン・ウー 私の以前の監督スタイルになるでしょうね。
もう一度アクション映画が撮れることは本当に嬉しいです。
実際、この映画はアクションの他にもたくさんの要素があって、実は大変ロマンティックな作品なのです。
もう大作を取るのはもううんざりしました。以前の状態に戻りたいと思います。
お金はあまりないが、こぢんまりした優秀なチームと一緒に本物の映画を作り上げることができるという。
金がかけられればかけられるほど、捜索の自由はどんどん失われます。
ときには我慢できないほどのプレッシャーがかかることもあります。

――現在、米国とアジアの共同映画製作があちこちで語られていますが、
この方式には興味はありますか?


ジョン・ウー 興味はあります。良いことだと思いますし、
私たちの映画のマーケットを大きくする助けにもなります。
しかし、双方ともを満足させるテーマや脚本は非常に難しいですよ。
欧米の観客のことを考えると、欧米の俳優を多く出さないといけなくて、
中国人俳優の出演は少なくなり、中国の観客を満足させるのは難しいですから。
(Mtime時光網 2015.6.15)



   BBS   ネタバレDiary 19:00


2015年06月16日(火) 台湾でのタイトルは「驚濤摯愛」(東森、りんご)

台湾でも、「太平輪」完結篇の情報が出ました。
でも、副題が大陸と違っているんですね!
公開日については、オフィシャルではもうすぐ発表すると言っています。
7月末という情報が飛んでいますが、それだと台湾が8月なのはわかるとして、
以下のETtodayのように、8月末というのは本当でしょうか。
普通は上旬じゃないのかしら。
まずは、ETtodayの最後の部分を。前の方は昨日の記事とほぼ同じですので。






濤摯愛」は太平輪の手に汗握る航程を表すと同時に、
映画の中の3組の恋人の揺るがぬ愛をも示している。
また、映画ファンが最も気になる難破のシーンでは、非常に迫力ある画面が展開される。
金城武の長澤まさみへの苦しい愛が報われるかどうかをふくめ、
3組の主人公たちの波乱の時代における愛と、
太平輪の運命について、この完結篇で答えが得られることになる。
8月末、台湾公開と伝えられる。
(ETtoday/東森新聞・洪文 2015.6.16)


次が台湾りんご日報の記事。
台湾の新聞らしく、金城武の出番についても触れています。
こちらでは大陸が7月末、台湾が8月とのみ書いています。



界的な大監督ジョン・ウーがメガホンを執った「太平輪・上」は昨年公開されたが、
中国・台湾合わせてわずか10.5億台湾元に留まると言う期待以下の成績だった。
「下」は6月の予定から現在まで公開が遅れ続け、昨日、ようやく最新スチールが公開されるとともに、
台湾でのタイトルが「太平輪・驚濤摯愛」となることが発表された。

作中、船の遭難という大がかりなシーンがあるほか、
金城武演じる日本軍軍医・厳澤坤の出番が大幅に増加する。
台湾公開は8月、今年の夏休みシーズンの中国語映画の混戦に強敵がまた1つ増えたことになる。

「太平輪」は、金城武、チャン・ツーイー、ホアン・シャオミン、ソン・ヘギョら
第一線のスターを集めたが、製作費が20億台湾元という高額になったため、
回収にはまだほど遠く、「下」の成績が鍵となる。
船沈没時の生死の別れを描く大がかりなシーンがメインであり、ツイ・ハークが編集を手伝った。

ポスターのシルエット画像がホットな話題に

上海国際映画祭にはこの映画の出演者は誰も参加しない。
ただ、2枚の赤いバックのシルエットによる予告ポスターが発表されたのみだった。
そのうちの1枚には見つめ合う恋人が描かれており、
ネットでは「男性のソフト帽から見ると、金城武だろう」
「こんな心のこもった様子はシャオミンに違いない」などと推測が飛び交っている。

この作品は7月末、中国で公開、台湾は8月に予定されているが、
8月は現在、既に「聶隠娘」(ホウ・シャオシエンのですね)「我的少女時代」
「迷城」「破風」など10近い中国語映画が公開を控えている。
(台湾りんご日報・楊景婷 2015.6.16)


日程については、もう少しだけ待ちましょう。



   BBS   ネタバレDiary 17:00


2015年06月15日(月) 新ポスターも(太平輪・彼岸)

更新が遅い!とファンに叱られているオフィシャルサイトにも、
他のニュースサイトに遅れてやっと新ポスター画像3点アップ。

太平輪彼岸オフィシャル微博

以下、新華網のニュース記事です。


6月13日、第18回上海国際映画祭が正式に開幕、
夜、上海大劇院でのレッドカーペットに大勢のスターが登場した。
しかし、多くの業界人や観客にとって予想外だったことに、
ジョン・ウー監督、チャン・ツーイー、金城武、ソン・ヘギョ、ホアン・シャオミン、
トン・ダーウェイ、長澤まさみ等々のアジア第一線のスター主演の恋愛歴史大作「太平輪」は
他と違って、カーペットには誰もおらず、みな大いに興味を引かれた。

実は、製作会社はその晩、1組の創意あふれ、はっきりしたコントラストで成る宣伝画を公表、
他の作品のチームがきらびやかに登場するとき、ひとり「レッドカーペットは歩かない」と表明、
かつ映画の完結編の正式タイトルを「太平輪・彼岸」と発表したのである。
このようなユーモをふくんだやり方は多くのファンの目に新鮮に映った。
「ずっと落ち着いてゆったりした感じで来た『太平輪』でもおふざけをするんだ、
期待値が一気に上がった。タイトルは発表された、公開はまだ先か?」

風変わりなレッドカーペットにネットでは新鮮な印象
映画祭でカーペットを踏まず、思いを届ける


映画祭のレッドカーペットに参加しなかったとはいえ、
「太平輪・彼岸」が当夜発表した1組の風変わりなレッドカーペット図は、
たちまち微博などで大きな話題となり、映画祭のニュースがあふれる中でさえ非常に目立った。
「レッドカーペットに姿を見せないことが、
太平輪の存在をレッドカーペット外に広めている」と言う者もいるくらいだ。

今回公開された3枚の宣伝画像は、鮮やかな赤を背景にしており、
映画祭のレッドカーペットを思い起こさせる。
1枚目はシンプルに見えるが、実は巧妙な工夫が隠されている。
白い船のシルエットが赤のバックにくっきりと浮かび上がり、
もくもくと昇る煙が見つめ合う恋人たちのシルエットとなって、
シンプルな画面にひとはけのロマンと面白みを添える。

2枚目の絵には、船のシルエットが空を飛ぶ飛行機との対比のもとに、
航行してゆく躍動感が表されており、
この、期待を負った恋愛大作が、まさに観客のもとに向かうのを予告するかのようだ。
またそれに添えられた言葉がさらに目を引く。
「レッドカーペットを歩まず、思いを届ける」「遺憾なく震撼する」の文句は、
観客に「太平輪」の態度と決意を見せるにとどまらず、
ネットで完結編への強い関心を引き起こした。
どうやら観客を「刮目させる」のも間もなくのようだ。

ネットでは「早く出航を」との声が
「彼岸」のタイトルに結末への期待集まる


このレッドカーペット図が公表されるやネットでは盛んな反応が湧き起こり、
微博の人気話題ランキング上位に躍り出た。
3枚の創意あふれる宣伝画に大きな称賛を贈る者も少なくない。
「すごく気になる、1人もスターの姿を出していないのに、
『風と共に去りぬ』のように美しい」

さらに絵の中のシルエットの恋人たちが誰かも関心を集め、
みな想像をたくましくしている。
「こんなに心のこもった眼差しは、絶対シャオミンに違いない」
一部のベテラン”太平輪ファン”のコメントはさらに具体的で、
口々に”オフィシャル微博氏”に対し、正式出航時期はいつかと尋ね、
「早く出発を!」との大合唱が続いている。

画像と同時に発表されたもう1つの重要ニュース「完結篇の正式タイトルは『太平輪・彼岸』」もまた、
ネットで話題を巻き起こしている。
タイトル「彼岸」はロマンティックで心を打ち、再生の希望にあふれている。
映画が内包するものに非常に合っているが、
それより物語の結末がよくわからないものになってしまったことで、
ネットでは「3組の恋人は愛の彼岸に達するのか否か」という質問が多く出ている。
なぜこのタイトルを選んだのかについて、熱心な観客は、
「ウー監督の選択を信じる、映画を見ればきっと答えがわかるだろう」と支持する。

「太平輪」完結篇は正式に「太平輪・彼岸」と命名され、
北京小馬奔騰影業、楽視営業、中国電影、華誼兄弟伝媒などが共同出品、
ジョン・ウー監督、チャン・ツーイー、ソン・ヘギョ、ホアン・シャオミン、
トン・ダーウェイ、長澤まさみ主演、
さらに秦海璐、俞飛鴻、トニー・ヤン、王千源、林保怡ら実力派俳優が出演する。
3組の時代を超えた恋の物語はまもなく上映される。ご期待を。
(新華娯楽 2015.6.15)



   BBS   ネタバレDiary 20:15


2015年06月14日(日) 「太平輪・下」タイトル発表●「追捕」の話

ようやく動き始めました。
上は副題が「乱世浮生」でしたが、下は「彼岸」。
再始動のオフィシャル微博にアップされた画像3点が素敵です。

   
Click!

右のシルエットは誰でしょう?
「風と共に去りぬ」風だと言っている人がいますが、確かに!


「追捕」の話

つまり高倉健の「君よ憤怒の河を渉れ」のリメイクですが、
シンガポールの星洲日報に少し前記事が出たとのこと。
金城武主演の予定とありますが、これはまだ正式に出演者は発表になってないので、
他の俳優の名前しかない映画サイトもあるし、今のところは不確定情報。
そしてなぜシンガポールの新聞? 元記事はこちらですね、やはり。→りんご
ですが、最新ニュースではあるので、一応。



ジョン・ウー監督は1976年の日本映画「追捕」の中国タイトル)のリメイクを計画し、
金城武を主役に起用する予定である。10月に韓国でクランクインの予定。
2週間前、ジョン・ウーは陳慶嘉とソウルにロケハンに訪れたが、
そのときは2人ともまだMERSが韓国で爆発的流行をしていることを考えていなかった。
香港に戻ってから、容易ならざる事態であることを知った。
同行したメディア・アジアの幹部、劉艶娥が不適応症状を起こして病院で検査になったときには、
病院内に緊張が走ったが、ただの胃腸炎であることがわかった。

しかし、メディア・アジアは以前からソウルでロケをするリスクを考えて、
たびたびジョン・ウーにソウルでの撮影の取り消しを提案していた。
韓国政府の現時点での対応方法を見ると、
病気がもうコントロールされたようには全然見えないため、
秋になったら、余計重大な事態になる恐れもあり、
スタッフの安全のためには撮影地を変えることを考えているのである。
ジョン・ウー夫人もまたMERSについて楽観視できないと、
夫に危険を冒さないよう勧めているので、あるいは台湾での撮影となるかもしれない。
(星洲日報 2015.6.9)


   BBS   ネタバレDiary 15:30


2015年06月10日(水) 雑誌「幸福」と「太平輪・下」の情報

前回の更新からあっという間に1カ月経ってしまいました。
その間、大陸の「GQ」も電子版で一所懸命読んだり、
ちょこちょこと情報収集していないわけではないのですが、どうにも意気が上がらず。
やっぱり、金城さん、あまりにも仕事をしなすぎですよね……。

そういうときは、「欲」を捨て、期待せず、朗報が訪れたら喜ぶ、という態度でいくしかないですね。

さて、ショップからお知らせがありました。
台湾の「幸運」という雑誌が金城武特集を8ページしているとのこと。
彼のこれまでの芸能生活を振り返ったものだそうです。
多分、新しい内容や見解はないのでは、と思いますが、
それでも特集されるのは嬉しいもの。

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Fcebook → ここ

雑誌に登場し始めるということはご本尊の登場も近いという先触れでしょうか。
5月に公開と言われていたのに、とんと音沙汰ない「太平輪・下」ですが、
編集とアフレコは終わったようです。編集はやはりツイ・ハークが手掛けたとのこと。
関係者が微博でポスプロ終了前の版を観たと書いていましたが、
上より、いいものになっており、出演者の演技も素晴らしい、。
金城武は内面的な演技が多く、とてもいいと言っています。
(もちろん出番も多い)

肝心な公開時期はまだ五里霧中。8月21日説もあるけれど、何とも言えない段階です。
今月13日〜21日に開かれる上海国際映画祭にウー監督が出席することから、
日程が明らかにされるのではという期待もあります。


   BBS   ネタバレDiary  20:30


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