| 2011年11月30日(水) |
繋がりながらわかれて歩く子を見ているありがとう。 |
息子、19歳の誕生日。
あのころ私は腰がとんでもなく痛く、
自分の身に初めて起こることを待ち遠しいような怖いような逃げたいような早く見たいような
気持ちでもいて、
実家から来てもらった母や
近くにいた祖母や親戚のみんなに手伝ってもらいつつ
当日は義母も駆けつけてくれて
従兄弟も妹も祝ってくれた、
出産後は痔の痛みや母乳マッサージの痛み以外は恙無く過ごせていて、
いま思えば本当にありがたい。
しかし、出産直後の、まだあの子とは部屋が別のベッドで
深すぎる眠りの中で見た夢は、
それまで全く経験したこともないような。
自分の身体がまるでブラックホールに吸い込まれかけているかのように
小さく小さく極小の立方体になっていくような
そして世界も宇宙もこの身に合わせて小さく縮んでゆくような
妙な感覚。
数日後、夢かうつつか昼か夜かわからない乳児との生活のなかで
支えられながらも
ちょっとした夫婦間の色々で泣いたり
また慰められたり
なんだかんだがあったけど、
あれから夫も私も
子どもに何かを教わりながら
少しは成長できたと思う。
繋がりながらも新しい別の人生を歩いている
子どもはいま
プレゼントの洋服やお菓子を前に微笑みながら
今日の経済学の復習を
耳に英語の歌を流し込みながら
コーヒーのみながら
だらだらとやっている。
ケーキがあるからおやつは食べ過ぎないように。
☆娘は学校がめちゃめちゃ楽しいらしい。
毎月何らかのプレゼンやら課題やらあって忙しく、合唱コンクール委員にもなってしまったのでそれもまた忙しいらしいが、
そんな合間にも友達とカラオケに行ってアニソンや初音ミクを歌ったり、
ヘタリアのDVDを集めては付録のCDをiPodに入れたり、
家でコツコツとオタクな絵を描いたり、
オタク絵コンテストの主催者側になったり、オタク絵コンテストに学校の先生を参加させたり、
とまあ、
数学の点においてどうしても平均を越せないこと以外は、
なんとも羨ましい中学校生活を送っている。
☆息子はもういっぱいいっぱいな感じもあるけれど、弱音も吐きたいだろうけれど、「もうやめた」とは言わず、自分の決めた道を少しずつ歩いているみたい。
やめたと言うのが悔しいからなのか、ここまできたらもう惰性なのか
それとも案外楽天的なのか、それはわからないけれど
学校の授業も欠席せず、なんとかかんとかついていってる様子。
オンデマンドも時間かけかけこなしているけれど、休みというものがほとんどない。とにかく1単位も落とせない身分だという自覚だけはあるのだから。
先日は休みを利用してセンター試験想定模擬問題集5教科7科目を3日間に分けて黙々とやったようだ。思わず「調子どう・・・？」って訊いてしまったが、足切りレベルは辛うじて越えたか越えないかってところのようだ。
二年目にしてまだそこ？と思うか、去年はまったく歯が立たなかったのに進歩したんだ、と思うか、まあ親としては付かず離れず心身健康管理あるのみ。
☆夫、いままで手がけてきたことが実を結んできて、さらに語学を習得せざるを得なくなって、部下に示しをつけるためにTOEICを受けることになってしまい、苦手なリスニングに挑戦しつつ一度試しに受検してみたら、あの年にしては、まあまあだったようだ。
昇進した自分へのご褒美もあって彼はiPod touchを購入したはいいけれど
ネットにつながるまでが一苦労あり、
そしていざそこに語学CDなどをダウンロードしようとしたら
古いPCが時代について行っていないのか、信じがたい遅さなので
新しいPCを買うことにしたようだ。
っていうか私が欲しいんだけどなあ。
☆友達がtwitterで私をフォローしてくれた。実際いま私が日課的にめぐるSNSとして自分の中でmixiより比率が高くなっている。
twitterは情報を得るためというよりもむしろ、何かこう、生きているうちに出会える言葉と出会って噛み締めたいみたいな趣味の場と化していて
でも情報収集伝達の気持ちも忘れてはいなくて、
外に働きに行くには中途半端な感じの身分この向こう半年は
得られるものがネット由来に偏るかもしれない。
☆ネットでのおすすめ情報をみかけて観た、映画DVD『今度は愛妻家』これは
もう泣いた。
ここのところ、命について考えることが多かったため、なおのこと、ツボにはまった。
生きている人との時間を生きている間に大切にしたいと思った。
☆いま読みかけている、一読をおすすめしたい本としては
『検証 大震災の予言・陰謀論 “震災文化人たち”の情報は正しいか ＡＳＩＯＳ アンドリュー・ウォルナー』
http://www.amazon.co.jp/dp/4286116778/ref=cm_sw_r_tw_dp_iXlWob1WAWR1S/377-4916360-6083463
アマゾンのサイト記載の内容紹介：
「武田邦彦氏や小出裕章氏、苫米地英人氏は正しい情報を発信しているか？松原照子氏は本当に大震災を予言したのか？その他、人工地震説や震災後に出回った怪文書、放射能をビジネスにする怪しげな団体など、東日本大震災後に現れた予言や陰謀論、デマやニセ科学を取り上げ、ＡＳＩＯＳが厳しく検証する！」
| 2011年11月18日(金) |
お見送りお疲れ様でした |
妹の義母が一昨日永眠。
事情に因り、離れて済む妹夫婦のみで看取られたその人のことは
一言で語ることはきっと難しいし、推し測りきれない歴史がある。
ただ、今日、拝見した遺影を思い出し、心に浮かんできたのは、
その人に関して妹夫婦がこれまで心を尽くしてきた道程、あらゆる手続きやケア、
誠実にそれをしていたことが、
これからきっと実を結びつつあるのではないか。と。
いつまでも幸せな夫婦でいることがこの人への贈り物でもあるし贈られたものにもなるのではないか。と。
| 2011年11月11日(金) |
久々の友人と2k540 |
大学のサークル以来の友人と久しぶりに会おうということになって
彼女のお薦めでここに↓
「2k540 AKI-OKA ARTISAN」
http://www.jrtk.jp/2k540/concept/
※江戸の昔から伝統工芸職人の街だったのね。
秋葉原から御徒町の間の高架下を利用して、工房×ショップ
ものづくりを育てるコンセプト、なるほど。
時々ワークショップも催されるらしい。
可愛い和紙の小物、素朴とモダンが同居する久留米絣、あたたかいグラデーションが綺麗な草木染め、思わず笑ってしまうようなアクリルの文房具、木で作られたこだわりのキーボード、など
ひとつひとつはちょっと値段が張るんだけど、古いものと新しいものが上手に融けあっている感じで見ていて楽しい。
普段はこんな値段でこういうものを買わないとおもうものを
クリエイターを応援する気で、奮発した。
久留米絣のスカーフ。子どもへのお土産に小さなパラパラ漫画本。さつまいもの甘納豆。
食事はこれまたアートなものがたっぷり置かれたカフェで。
それで彼女と気が付けば3時間以上は喋っていたんだけど、
学生の頃とは違う話題で話すことで、まだ知らなかった彼女の趣味嗜好を知りえたりして
まだ発見があることに感動した。
こんど家族とも行ってみたい。また目と心の保養を。
| 2011年11月01日(火) |
母のバースデーランチ、等（10月下旬からの近況、順不同） |
☆バイトは、10月の勤務を最後に辞めた。
勤務時間以外は、大変条件が良かったのだけれど。
というか私に務まる数少ない仕事ではあったし、スタッフも感じの良いひとばかりだったので惜しかったけど。
やっぱりウチの都合上、夕食時間が押されるのがどうも。
とりあえず息子の体内時計リズム最優先で。
☆友達のお嬢さんが大学で合唱をやっているので、その定期演奏会に招かれ、娘と一緒に聴きに行った。
もう、女声だけであんなに大世帯。そして素晴らしい音楽。
お嬢さんは、学業にバイトにサークルにボランティアにと、いわゆる「リア充」を絵に書いたような、何にでも一生懸命の人。
体に気をつけてと祈りたい。
☆娘は学校の友達と一緒に、有志によって、とあるオタ作品コンテストを催すのだけれど
そのイベントに、ノリの良い先生も約一名、参加を表明してくれたといって喜んでいる。
宿泊研修〜中間テスト〜研修のプレゼン準備、と何かと忙しい中、よくまあそんな元気があるな、と。
☆息子、結構真面目に授業に参加しているみたいで、講義の様子など時々語ってくれているが
前期と違うのは、自分がやりたいことだけつまみ食いでやるのではなくて
やらなきゃいけないことに真面目に（仕方なくでも）取り組んでいるという、まあ
学生ならそんな当たり前のことを、やっと当たり前にやるようになった、ということだけど
彼にしてはそれはスゴイことなので、成長を喜ぼう。
オンデマンドの統計学の授業も、ふうふう言いながら、なんとか欠かさず受講してるっぽい。
しかしその合間にZ会の課題だとか世界史の記述だとか数学だとかも忘れてはいない、ように見える。
11月の第一土日には、いよいよかなり重要な模試を控えていて、大学祭と重なっていることについてはもう模試を選んでいるわけで
（これさえなかったら私は娘と大学に遊びにゆくつもりでいたんだけどね・・・）
親から見ると可哀想でもあり、でも自分で選んだ道なんだから、見守るしかない。
☆ツイッターで様々な言葉に出会う。その言葉の後ろには様々な人生を察することができる。
そのツイッターはもし家族に分かられたときに少しでも時系列をぼやかしておいたほうがいいかなと思って今朝からツイを非公開にした。（フォロワー以外に）
☆今日は実家の母のバースデーランチということで両親と妹とも会え、諸々の話ができた。
お豆腐会席料理は、綺麗で美味しく。
母以外の食事代を割り勘にするつもりだったけど父におごってもらってしまった。
お土産にもらっただしの素。それから妹からはアトピーにも効きそうなコスメも。
妹のだんなさんが出張先で遭遇した、同業の方が突然クモ膜下出血で倒れるというできごとの知らせ。
くれぐれも健康第一でいたい。
祖母のことなど容易に答えの出ない問題はあり、なかなか力になれず歯がゆいのだけれど・・・、
今、私は幸せだと思う。このメンバーの集まりで、いやな思いがイッコもないことが。
そういうふうにしてもらったことが。
母が、親子関係の葛藤を、娘たちの幸せに向かう方向に化学変化させてくれたことを、いつも感謝している。
依存でもなく支配でもない親心を発揮してくれたことを感謝している。
そういう気持ちを、私も受け継ぎたい。それを発揮していたい、それは我が子へばかりではなく、これから接する人へも。
夫にはなかなか優しくできないけど、頑張りたい。
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