愛なき浜辺に新しい波が打ち寄せる
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2018年06月04日(月) GAPS新刊

 『GAPS apples and oranges』買いました!雑誌で連載追いかけてたんで、内容知ってますが、紙でも読みたかってんで。描き下ろしの片桐、かっこよかったんですけど、普通にかっこよすぎてもはや誰?っていうか、がさつさを全然感じなかったんで、少女漫画のヒーローみたいでした。いいんだけど。「今日はよせって」って言う長谷川さんに、「あの日ですか」って普通に返すのちょっと受けました。そんでまた長谷川さんが「バカ!ねーよー」って。何このやりとり。37歳と30歳の大の大人の男同士が。微笑ましいです。微笑ましいのか?まあそんなわけで、長谷川さんほんと焦らすわ。そんで相変わらず無理強いしない片桐には余裕を感じる。余裕ない片桐も好きだけど、余裕ある片桐も好きです。私ほんと片桐好き。全く好みの攻めじゃないし、最初はまあまあ嫌いだったんですが、片桐というキャラが面白くて好きです。ちるちるの里先生のインタビュー読んだんですが、記事に、「ちなみに片桐のクズさに理由もトラウマもありません。生まれながらにああいう性格と、里先生にも確認済みです!」とありました。素晴らしいです。私はトラウマ持ちで陰のある攻めが大好物ですが、何ら重い背景なく元々あの性格の片桐は最高の珍味です。レオも相当面白いし、この子も元々こういう性格なんだろーなーって思わされますけど。本作を改めて読み返すと、レオのかき回しっぷりすごいですね。「おっさんずラブ」では、周りがみんないい人で春田と牧を励ましたり奮い立たせようと頑張ってたのに、レオはとにかく話をややこしくする。でも、そのおかげで話が面白くなるし、長谷川さんと片桐の仲も進展するし。脇役大事ですね。脇役といえば、小林さんと元夫のその後が気になる。普通に気になりすぎて、小林さん、テレフォン人生相談に電話してないかな?回答者は大迫先生がいいな。いや、小林さんは電話しないか。元夫のが電話したりして。その場合は三石先生に怒られて下さい。とか思ってます。


2018年06月03日(日) 「おっさんずラブ」最終回!

 「おっさんずラブ」最終回見ました。何からどう言えば!?って感じで、結果的には「よかったです」としか言えないです。このドラマに会えて本当によかったです、しかない。とりあえず思いつくままに感想書きますが、まずはとにかくヒロイン部長です。チャペルでのシーン、切なすぎて涙も出ませんでした…。神様の前で嘘はつけないよね、って。台詞だけ見たらフーンなのに、部長が言うから意味がある。痺れる。私、その前のシーン、誓いのキスをする段になって牧との思い出を次々思い出す春田、という絵にやや鼻白んでたんですよ。いや、春田と牧には幸せになってほしいし、やっと気付いたのはほんとによかったんですけど、なんだかな…。これ部長どうなんの…。などという私の不安など吹き飛ばす、ヒロインの強さ、美しさ。切ないけど。春田を送り出してからの部長もほんと強いし美しいし切ないしで、蝶子さん以上に私も泣くし。涙も出ないわって思ってたのにやっぱ泣くわ。スーパーヒロインすぎる。こんなヒロインが主人公の少女漫画、読みたいなー。ちょいちょい春田が、「神様、僕は、〜でしょうか」ってモノローグで言ってるの、まあまあ冷ややかな気持ちで受け止めてたんですが、部長の「神様の前では〜」の台詞で、「ここに繋がるんだー」と感動しました。あと、タキシード姿のまま、春田が牧を探してるとき、春田の靴が片方駄目になる。「お前が俺をシンデレラにした」と部長は言ってましたが、部長をシンデレラにした春田もまた、シンデレラだったんだ。どっちのシンデレラも、王子様が自分を探しにやってきて、素敵なお城に連れてってくれるのを待ってなんかない。自分から王子様のとこに行く。この姿勢、見習いたい。恋愛に限らず、この姿勢はお手本になります。テレフォン人生相談的にも褒められるやつ。やっと自分の気持ちに気付いた春田の真っ直ぐな告白に、牧は、自分とじゃ春田は幸せになれないとか言っちゃうんですね。「まだそれ言う!?」と、思わず立ち上がりそうになった私ですが、愛だなーと思って。傷付くのが怖くて逃げるっていうのもあるけど、それも含めて愛が深いです。話が飛ぶけども、私はあいみょんの「貴方解剖純愛歌〜死ね〜」が好きで、料理しながら、「死ねぇーえーえー、わーたーしーを、好ーきーじゃないーのーなーらば」と陽気に歌ったりしてるんですが、愛の深さに恐れ入ってる。「私を好きじゃないなら死ね」と、「あなたが好きだから別れる」、全然違うけど、愛の深さと独善さ、根底にあるピュアさには通ずるものがあり、それゆえ怖い。二次創作的には怖い牧も見てみたいですね。まーとにかく二人が幸せになってほんとよかったです。最後らへんとかラブラブすぎて直視できないですよと言いつつの当然の凝視。牧の「俺もう我慢しないって決めたんで」に「ヒッ!」ってなりましたよね。春田も牧も可愛くてかっこいいけど、ど真ん中じゃないんで、それが返ってドラマそのものを素直に楽しめることに繋がってよかったくらいに思ってたんですけど、牧がやたらキュンキュンさせてくるから心が乱れる。ど真ん中じゃないキャラに乱されるってアタイもヤキが回ったな…ヤキ回ってよかったな…もっと回って…。前回、春田にキスした牧が、「なんかもうめんどくせーなと思って」って言ったときに、「ヒッ!」ってなって、それが相当の「ヒッ!」だったんで、なんか日記にも書けなかったんですが、また「ヒッ!」がきたし。それと、押し倒された春田が牧を押し倒し返すのほんとうよかった。春田かっこよすぎか。神がかり。泣きそう。このドラマ自体、つまり原作にはどっちがどっち(受け攻めの話です…)とかない(どっちもあるとも言える)し、そこがいいんだけど、一応言っとくと、二次創作的には牧春です。ほんとあくまで二次創作的にの話。とはいえ一応言っちゃう自分が嫌になっちゃう。あと他にも色々よかったシーンあって、牧とちずのシーンほんとよかった。部長と主任のシーンもよかった。マロと蝶子さんもよかった。ちずに素敵な彼氏ができてうれしい。素敵すぎる武川主任にも素敵すぎる彼氏を!マロが「ハルタ」を名字じゃなくて名前だと思ってたことに笑った。あと、結婚破断になったのに、二人の関係も職場のムードも明るいって、現実では考えられないようなことで、それがすごい。他にもなんかもう色々あったんだけど書き切れません。なんやかんやで一番印象的だったのは、まいまいとちず兄かも。この二人ほんと面白くて可愛くて癒される。もうとにかく最高でした。


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