愛なき浜辺に新しい波が打ち寄せる DiaryINDEX|past|will
義理のお母さんと電話で話してたんですけど、話のオチが意外で、思わず大笑いしてしまった。本人は笑いをとるつもりなどないんでしょうが…。つかみどころのない話が、長引けば長引くほど、この話は一体どこに流れ着くんだろう、って考えてしまうんですよね。結果、思ってもみないところに流れ着いたっていうか、むしろどこにも着かなかった…?実の母親の話を聞いてるときにもよくあることです。自由なんですよね。自分の話したいことを話したいように話してる。性格的な要因が大きいとは思うけど、加齢にも関係しているのだろうか。バイト先の年配のお客さんでも、言いたいこと言って、こちらがどう返そうか迷っているあいだに去ってく人いるもんな。今の何やったん?ってなる。私も、おばあちゃんになったら、言いたいことを言いたいように言える傾向が出てきたりするんだろうか。想像できないけど。言いたいことがあっても、ぐっと飲み込む、というのを幼い頃からしていた気がする。言いたいことがあっても言えない。言いたいことがあっても言わない。もはや、自分の言いたいことが分からない。そもそも、言いたいことがあるのかないのかも分からない感じです。言いたい、って何なんだろう(そこから?)
昨日の日記でさらっと単身赴任について言ったけど、そーなんです、単身赴任なんです。これを人に言うと、反応が真っ二つに分かれる。「大変やねー!」と「いいなー!」です。ちょっと笑う。金銭面では大変ですよね。晩ご飯が適当でいいのが楽ですよね。そんな感じです。
ここ何年か前からなんですが、母が韓流にはまってます。去年の12月の時点では、パク・シフが好きって言うてた。カレンダーがほしいと言われたので、楽天で2017年のカレンダーを購入して差し上げました。そしたら、めっちゃ喜んどった。こんなに喜んでんの見たことないかもってくらいテンション上がっとった。今は、違う男(もちろん韓流)に乗り換えたらしいです。「パク・シフさんはもういい…」って言ってました。何があったんだ。新しい男が誰なのかは知らない。それにしても、もういい人のカレンダーを貼っているのか。いいけど。母は、韓流で忙しいらしいので、最近は会ってません。でも、元気らしいよ。韓流のおかげかな。そんな母のことを、「よーやるわ…」って思ってたんですよね。ちょっと半笑ってた。でももう笑えない。母の気持ちが分かる。超分かる。好きな人がいると元気出るよな。生活が潤うし。なんか忙しいし。私、斉藤さんのことが好きで、気持ちが忙しいもん。母、近所に韓流仲間がいて、一緒にDVD観たりしてるらしい。羨ましい。前に、うちの近所の人にまで、「韓流が好きなんー」とかいきなり言って、「そうなん?私もなんよー」ってな感じで意気投合していた。何なの。羨まし過ぎる。私も、ママ友と、好きな芸能人の話題になったときとかに、私が好きなのは斉藤誉、ってぶっ込んで、賛同を得たい。無理。芸能人じゃないし。BL漫画の攻めだし。斉藤さんのカレンダーほしい。あと、私、今まで、BLのCDというものに全く興味がなく、聞いてみたいとかどんなものなのかなとか一ミリたりとも思ったことなかったんですが、『DOGS』のが出たら買うと思う。楽天で予約して発売日に手に入れようとすると思う。それと、ドラマやアニメのロケ地を巡る人の気持ちも初めて分かった。私、丸の内警察署に行きたい。そういや去年の6月から、夫が単身赴任なんですよ。大阪に転勤になったんです。普通について行く気だったんだけど、夫が、なんでついてくるの?(素)みたいな雰囲気を醸し出してくるので、あっじゃあいいです…ってなって残ったんだけど、今度東京に転勤とかなったら、ついて行こうと思う。なんで?ってなったら、こっちも、なんで?で返そうと思う。なんで返し。
平日は、子が幼稚園行ってる間バイトしてますが、土日は早朝バイトしてます。4時半起きです。で、5時半過ぎに家を出るんですが、夜明け前なんで暗い暗い。真っ暗ですわ。寒いし。でもまだちょっと眠いんだよな。コンビニの看板が見えるとホッとする…。当たり前だけど店内は嘘みたいに明るいなー。はー、一気に目が覚めるー。で、バイト先で日の出を迎えるっていう。バタバタしてたら、朝日が昇ったことにも気付かないけど。そーいやクリスマスも大晦日も元旦も、バイト先で朝を迎えたな。たまたま土日だったんで。こういうことを人に言うと、「よく起きれるね!?」って驚かれることもあるんだけど、慣れたら普通です。別に苦ではない。楽しくはないけど。楽しいわけない。ただの日常です。土日に行事とか予定とかあっても早朝バイト出るよ。終わってからそのまま目的地に向かうよ。夕方頃には意識がもーろーとしてるけど。風呂入ってるとき眠気が押し寄せて沈みそうになるけど。日中のシフトより早朝のほうが全然いいんです。あっという間だし、めんどくさいこともほとんど起こらないもん。状況が許すなら、毎日早朝出たいぐらいです。早朝、掃除するんですけど、レジとかより掃除のほうがずっといいですね。レジが混んだら走って行かなきゃだけど。とにかく、休日の朝から忙しいと、生きてるって感じするわー。生きてる実感求めてるわけじゃないけど…。なんか、家以外にも居場所があって、やることがあって、そこでの人間関係があるのって、落ち着きます。めんどくさい部分もあるけど、気分転換になってるなと。やめようと思ったらやめれるし。いつやめてもいいという気持ちで、その日一日を自分なりに力いっぱい頑張る方式…。昔は、家っていうか自室だけで生きていけたらいいのにって思ってたときもあったんですが、その頃が懐かしいです。
というわけなのかそうでないのか分からないけども、過去のいじめが設定に盛り込まれてるBLには入り込めないんですよね。って、昨日の日記の流れからそこへ…?ちなみに、現在進行形のいじめ的なやつはもっと入り込めない、っていうか無理です。持っていき方にもよるけど、基本的には無理だな。おええっ…てなるもん(笑)いや、笑ってないけど。(笑)って入れることによって、ささくれ感を緩和してみようとしたけど意味ないか。よし、話題を変えよう!
小学校の周知会に行っていた。もっちゃん、4月に入学なんです。去年の秋、子を連れ、就学前検診で小学校を訪れたときは何も思わなかったのだが、今回、一人で小学校の敷地に入ったとき、なんか、おええっ…ってなった。微妙に気持ち悪くなったんです。私は幼稚園に全く馴染めない子供だったのだが、小学校にも全く馴染めない子供でした。だから、何か、嫌な思い出とか、嫌だったんだか何だか分からない思い出とか、もうそれら全て捏造なのかもしれないけど、とにかく、何や知れぬものがわき上がってきて、何とも言えない気持ちになったような、気のせいのような。低学年のとき、一人の女子に、すごく嫌われてたんですよね。で、その女子が、リーダー格の子だったんで、女子全員に無視される事態になっちゃって。まあまあ仲良い子もいたんだけど、「◯◯ちゃん(リーダー格の女子)に、もぐちゃんとは話したらダメって言われたから、もう話さないね。ごめんね」って言われたりして、そのとき、自分がどういう気持ちになったのか全然覚えてないけど、そういうことを言われたということは覚えている。私は、ただ、◯◯ちゃんに嫌われていた、それは私が暗くてだめな子だからである、暗くてだめな子だから友達一人もいなかった、って思っていたんだけど、中学生になってから、同級生に、「もぐさんて、小学校低学年のときいじめられてたよね」って言われて、いじめ、というその言葉の響きにビクッとなりました。そういう意識はなかった。自分自身の身に起こったのではなかったら、クラスの女子全員から無視されてる子がいたら、いじめやんって思うだろうけど、自分の身に起こると、なかなかそうは思えないというか、思いたくないのか?そのリーダー格の子とは、中学も一緒だったんですよ。私、ずっと嫌われてたみたいで。みたいで、っていうのは、中学では特に関わりがなかったんで、他の人を通して、嫌われてるよ、って聞いてたんです。そんな情報、聞かされても困るけど(笑)それで、当時かなり仲良かった子に、「私、もぐさんのこと好きやけど、◯◯さんから、もぐさんのこと無視しろって言われたら、無視すると思う。でないと、私が無視されるし、それは嫌だから。ごめんね」みたいなこと言われたんですよね。何、この、正直者(笑)!そんなん思ってても言うかー?(笑)それで、そのとき、私はどう思ったのだろう。ほんとに覚えてなくて。でも、言われたことは覚えてる。ということを、久しぶりに、思い出しました、周知会に行ったことで。私、周知会に行ったら、100人近くの女達が一部屋に集うわけだし、「この中に腐女子は何人いるのだろう…」って気持ちになると思ってたんですよね。でも、ならなかった。昔のことをもやーっと思い出してた。どっちにしろ、ちゃんと話聞いとけよと。
何かもう日記に書くことがない。感想書いたら気がすんだ。日常のことって、家族のことかバイトのことしかないよね。家のこととバイトしかしてないもんな。考えることも家のこととバイトのことと斉藤さんと矢島のことだし。好きな菓子パンの話でもしますか。好きな菓子パンはクイニーアマンです。あとアンパン。バイトのあとに食べる菓子パンの甘さは五臓六腑に染み渡るようだよ。そーいや、こないだ、もっちゃんに、「ままって、なんさいなん?」って聞かれた。答えようとしたら、
家に一冊も漫画がなかったのだが、DOGSとGAPS続編を買っちゃったので、二冊だけ漫画がある状態になってしまった。どこに置けばいいのか分からず、通帳とかしまっている引き出しに入れておいたのだが、これ、私に何かあったときどうするんだ。診察カードやらも入れてるんで、もし私が急に入院とかなったら、その引き出しを開けてほしくないのにも関わらず、その引き出しを開けて何々を取ってきて下さい…と夫に頼まざるをえない事態になる。絶対なる。嫌すぎる。そんなわけで、もう普通に本棚に並べました。本棚いうても、持ってる本少ないんで、カラーボックスの一段に並べて本ゾーンにしてるだけですけど。料理本や裁縫の本、ゲド戦記(全6巻)やクリスティの文庫(数冊)と一緒に並べました。まあまあ違和感ある。違和感あると思って見るから違和感あるのか?分からん。まあいいか。引き出しに隠してるのを見つかるのは嫌だけど、この状態で見つかるならいいや。子供に見られるのは困るけど、夫ならいいや。もし見つかったら感想を聞きたい。スリーピースについてどう思うのか聞きたい(そこ?)あっ、そうだ、こないだ、バイト先で、スリーピースの人見たんですよ。お客さんです。私がレジ対応したんだけど、ちょっとうろたえた。だって、30歳くらいだったし。かっこよさげだったし。攻めすぎるわ…。と、たまにそんなこと考えてるけど、ちゃんと働いてますよ…。ほんとに…。
CRAFTの71号に掲載されてた「DOGS」の読み切りの感想書いときますね。これを一日一回は読まないと、心穏やかに生活することができない気がするんですが、一日一回読むことによって心穏やかでいられてない気もしています。あれ?なんか文章おかしいか。いや、文章じゃなくて内容がおかしいのか。もうそれも分からない。何がおかしくて何がおかしくないのか分からない。おかしいの意味も分からなくなってきた。そんな感じなんですが、これを書いたら、明日からは日常のことを書く日記に戻ろうと思う。萌え状態持続よる疲労感の募り…。日常生活に差し支える…。DOGSの読み切り、内容をほぼほぼ引っ張ってくることになると思うのでネタバレ必至です。常にネタバレしてるけど。あと、もうちょい改行入れよう。いつも改行し忘れるんです。
レオ君のミス、わざとだったんですよ。腹立つからレオ君いうのやめるわ。レオでいいわ。資料室で、片桐とレオが二人のときに、片桐がレオに、わざとミスったのか聞いたら、レオが全く悪びれず、「だって、ミスしたときに人間性って出るじゃないですか。上司の性格知っておいた方が仕事しやすいし」って。なめきってんなー、色々と。そしたら片桐が、「ついでに俺の性格も知っとけよ。次やったら剃るからな」って、レオの髪をがっつり掴んで言い放ちました。凄むとかじゃなく淡々としてて、かえって凄みがあった。これ冗談抜きで次やったら剃られるやつや…悪ぶってる奴の脅しではなく、悪い奴のまじの警告ですやん…って、迫力があった。このときの片桐すごい好き。スカッとしたー。資料室から出てきたレオの様子(顔色よくなくて髪乱れてる)を心配する、何も知らない長谷川さん…。やだもーこんなん、帯の「お姫様」がしっくりきちゃってる…。長谷川さん、前作ではそんな感じじゃなかったのに、続編ではBLの受けっぽくなっちゃってる。好きだけど。レオの後から出てきた片桐は、長谷川さんに一瞥もくれず通り過ぎてく。長谷川さんは片桐を目で追うんだけどね。昨日ケンカしたときの、「(俺のことを)知ろうともしないくせに」っていう片桐の捨て台詞を、長谷川さんは気にしてるんだ。なんか切なかった…。GAPSで初めて切ない気持ちになった(素)ちなみに、レオがびびってたのはほんのしばらくの間だけで、すぐにいつもの調子に戻り、長谷川さんに、「片桐さんとつきあい長いんですか?」とか遠慮なく聞いてた。こいつ反省してない。しかも机に座っとった。長谷川さん、注意しないし。
レオ君の歓迎会のあと、バッティングセンター行くんだけど、レオ君が、「片桐さーん、俺と勝負しましょー!」と言い出し、バッティング対決することに。ちなみに、長谷川さんをめぐって対決するわけではありません。それは全然関係ない。片桐は、俺が勝ったら今週末遊んで下さいよって長谷川さんに言ってたけど、レオ君のほうは、長谷川さんのこと何とも思ってないから。レオ君は後半以降、長谷川さんに急に興味持ち出すんです。好意というか興味ですね。性的な興味。レオ君って、よく言えばムードメーカーなんですが、こういう種族とは決して相容れないなという典型ですわ。漫画のキャラとしては面白いけど。レオ君と片桐が打席に立ったときの様子が対照的で面白かったんです。レオ君は、意気揚々として身を前に出す感じなんですが、片桐は落ち着いてて平然としてるんですね。どっちにしろ自信あるのには変わりないんだけど。このときの片桐が普通にかっこよくて。そういや、会社では王子様だった…って思い出した。バッティング対決の結果は引き分け。勝負の後、レオ君が、「秘書室の彼女さんが自慢するわけだ。優しくて最高の彼氏って」って言う。あーあ。秘書室の彼女と続いてたのかよ、前作であんだけ長谷川さんに彼女と別れろ言っといて…、という怒りと憎しみ。でもまあ切れてないとは思ってた、という呆れ。そして、片桐という男が『優しくて最高の彼氏』と自慢されている…、ということに対する笑い…(皮肉)結局、本作の最後まで、秘書室の彼女と別れるのかどうか話に出てこないんですよ。これ別れるとき、一悶着あると思う。一悶着ですむところが、レオ君がいらんことして何悶着にもなるのを見てみたいです。長谷川さんは巻き込まないでほしいけど。これ以上長谷川さんが老け込んだら可哀相。長谷川さんの心労によるエイジング感、大好きですけど。
の前に、交換ペーパーの感想書いてないことに気付いた。「DOGS」単行本には「GAPS RISKY DAYS」の、「GAPS RISKY DAYS」には「DOGS」のおまけ漫画が別紙でついてくるんですね。電子書籍にはついてません。紙で買ったのは早く読みたいからというのが一番の理由ですが、交換ペーパーが見たいというのも大きいです。紙で買わなきゃならんという気になる。企画勝ち。電子が出たらそっちも買っちゃうんですけど。電子限定のおまけ漫画(1ページだけど)見たいし、いつでも読みたいから。そんで、ペーパーの話。「DOGS」についてた「GAPS RISKY DAYS」の話は、「DOGS」本編の内容とリンクしてました。感想では触れてないけど、本編には片桐がちょっと登場してたんです。片桐が、車借りに来たけど、矢島が不在だったので、大家さん(イケメンに弱いらしい)に部屋開けてもらって勝手に車の鍵探してた(明らかにおかしい)ところで、矢島が帰ってくる。矢島は当然怒るわな。自分で車買え(正論)、こないだ車擦ってやがったろ(ええええ…)、と。したら、片桐が、「俺がそんなダセー事するかよ。あれはカーセックスに勤しんでたら絡まれてだなー」と。で、交換ペーパーでは、そのときの様子が描かれてます。カーセックスの描写なんかないですよ。描写がないどころか事実もないんじゃ…。片桐が車の中で長谷川さんにキスして意外といい雰囲気になってたら、悪そうな奴らが現れて車蹴られて(ボンネットに乗っかる奴もおった)、こんなとこで楽しんでんじゃねー見えねーぞ女出せー早く降りろ、って。普通に怖すぎる。でもまあ片桐ですから、そっこーであっさりやっつけちゃいます。そんで、何食わぬ顔で車内に戻ってきて、「さっきの続きを」ってなる。シャツに思いっきり返り血付いてて、長谷川さん怯えてるよ。安定の面白さでしたが、二人ができあがってる感あって、嬉しいやら心配やら。何はともあれ、片桐よ、矢島から借りた車の中で事に及ぼうとするのは止めて下さい。それ以前に矢島はもう車貸しちゃだめ。「GAPS RISKY DAYS」についてた「DOGS」のペーパーの課長と矢島もできあがってる感ありありで、すごいよかった…。矢島が食べてる様子を見つめる課長の眼差しが愛に満ちてて、萌えが止まりません…。GAPS続編には矢島が登場しなくて残念でしたが、ペーパーだけで充分萌えました。では、続編の感想。今回は、片桐の本気の好きが伝わってきました。だから素直に萌えるのかというとそうでもなく、前作での行いが悪すぎて、「お前はいつのまに本気になった…ていうかどのツラ下げて…」という悪感情を覚えずにはいられないのですが、もはや、片桐というキャラを受け入れがたいということが、GAPSの魅力になっている気がする。受け入れられない、ではなく、受け入れがたい、なんです。この匙加減、絶妙。前作、片桐と長谷川さんの間で、「仕事は真面目にやるんだな」「真面目にやんないと仕事じゃないでしょ。長谷川さんの受け売りですけど。名言だなと」「俺そんなこと言ったか?」というようなやりとりがあって、このエピソードがそのうち出てくるんだろうなと思いながら読んでたんだけど、最後まで出てこなかったんですよね。そしたら続編で出てきた。えっ?これだけ?ってくらいあっさりしてたけど(笑)でも続編では、長谷川さんの仕事に対する姿勢や、人柄そのものが、前作以上に伝わってきて、あーこれは尊敬するし好きになるわ、って思った。ここにきて、前作での片桐の台詞、「長谷川さんなら俺のこと全部受け入れて甘やかしてくれんじゃないかなと思っちゃってんですよ」が効いてくる。前読んだときは「よー言うわ」と思ってたけど、今読んだら「あー…うん、なるほど…」ってなる。なので、続編読んでから前作を読み返すと、違った見方ができる。前作の時点で既に本気だったのかなっていう。どっかでスイッチ入ったのか、徐々にか分かんないけど。まあそんなわけで、片桐は長谷川さんのことちゃんと好きなんだなって思いました。でも私は片桐を信じてないよ。長谷川さんへの好意そのものと、仕事に関しては信じるけど、それ以外はあんまり信じない(素)言動とか誠意とかは基本的には信じない(素)一切信じない、のではなく、あんまり、なんで、前回からはかなり印象がよくなってる(多分)
二泊三日で長崎に行ってたんですよ。ハウステンボスでイルミネーション見てきたよ。課長と矢島がじゃないですよ。私が行ってたんです。それで、夜、船に乗ってイルミネーション見てたんですけど、もっちゃんは寝てたんですね。朝からウロウロしてたので疲れちゃったんです。それで思ったんだけど、片桐も寝そうだなって。片桐が、長谷川さんに、船乗りましょうよ、って誘ったのに、乗って一分で寝そうな気がする。長谷川さんは、おいおいって思うけどホッとするんじゃないかな。落ち着いてイルミネーション見れるし。船から降りたら、もう充分イルミネーションは満喫したんでホテル行きましょう、ってなりそう。お前寝てたじゃねーか、と。課長と矢島の場合は、矢島のほうがうとうとしそう。うとうとしながらも、綺麗だなって思いながらイルミネーション見てるの。課長は、そんな矢島を可愛いなって見てるんですよね。分かります。すごく分かる…。私、矢島を見てる課長が大好きなんです。ほんとう好き。矢島のこと好きな課長が好きすぎる。そんなことを考えながら船に乗ってたんですが、そのときパーク内に流れてた曲が、嵐だったんです。花より男子リターンズの「Love so sweet」で、これはちょっと妄想に合ってなかったんですが、なんとか合わそうと努力してた(これはこれでありなんだと思い込む努力)んです。やっぱBGMがあると盛り上がるんで。結果、まあ、合うよね!ってなった。いいんです。私は。矢島がつくしだっていいんです。ドラマ見てないけど。そういや、片桐と長谷川さんの会社、社内旅行とかないんかな。事件起こりそうで夢がふくらむ。そうやって妄想してる途中で、たまに我に返るんですよね。今、この広いハウステンボスの敷地内で、BL妄想してる人は一体何人いるのかと。私だけだったらどうしよう。どうもしないっていうかどうもしようがないけどどうしよう。私だけってことはないよな?他にもいるよな。電子書籍のサイト見てると、こんだけBLが供給されてるんだから需要がある、腐女子いっぱいいるってことやなって思うんですが、現実の生活で、「あら、あなたBL好きなんですね?私もです。ちょっと趣味が偏ってますけど(照笑)」とか言う機会、一切ないですよ。20〜40代の女達(お母さん方です)と触れ合う機会、毎日ありますけど、仲の良いママ友もいますけど、ほんと機会ないです。まあ普通ないよな(素)隠すよなー。こないだ、ママ友と話してたら、嵐の櫻井くんの話になって、かっこいいよねーってなるじゃないですか、普通に。その友達は、心からそう言ってますし、私もまあ思いますよ、かっこいいと。でも心が伴わないんですよ。かっこいいという言葉は、かっこいいという言葉でしかない。私が好きなのが、BLじゃなくて嵐だったら…ってちょっと思った。したら、盛り上がりましたよね。他にも仲間見つかるんだろうな。だからって、明日からBLやめて嵐にします、ってわけにもいかないし(普通に無理)、そういう問題ではないんだけど、たまにふと寂しくて、誰か私のこの熱い想いを聞いて…そしてあなたの意見も聞かせて…って気持ちになる。でもエンピツ日記があるから、ここに思ったことを書けて、見てくれてる方もいらっしゃるので、それが救いになります。ありがとー。
なにか…冷静になってきました…。萌えがひとまず落ち着いたという意味ではなく、メーター振り切っちゃって、そもそも萌えとは何なのか、いやそんなことより、人が人を好きになるってどういうことなのか、などと考えてしまっているんです。そしてやはり、愛は地球を救うのだと確信したのです。でもそれがどうしたというのか。ああ、意識が遠くに、私の意識が、私の手の届かないところにいってしまう…という境地に至ってしまい、かえって冷静になってきたんです(大丈夫か?)なぜこうなったのかというと、CRAFTの71号に「DOGS」の続き(読み切り)が掲載されてたんですよ。雑誌が発売されたのは先月で、それが電子配信されたんです。まあ買いますよね。電子書籍で雑誌、初めて買った。というか、紙でだって、タウン情報誌をたまーに買うくらいです…。それで…、読み切りなんですけど…、めっちゃよくて…。めっちゃよかったんですよ…。30ページちょいなんですけど、ほんとうよかった…。萌えすぎて吐きそうになりながら読んでたんですが、ちょっともう、最後のほうは泣きそうだった…。BLに求める萌えを超え、胸を打たれました…。課長、もう課長じゃないけど課長!よかったね!矢島さいこー!ってなった。あっ、もう冷静じゃなくなってきた。
ノープランで書き始めるから、結局何書いてんだか分かんなくなるんですよね。でも、プラン立てられるなら立てて、分かりやすい感想を書きますよ。そもそもプランを立てられないから、いきなり書き出してみて、案の定とっちらかった文章になるわけで。でもさすがに二回目なんで、ここだけは言っておきたいっていう萌えどころだけは先に書いときます。とりあえず五つはあります。まず一つ目。課長のスーツ、スリーピースなんですよね。私、会社員時代、オフィスでスリーピースの人、一人しか見たことない気がする。役員で、60代でしたね。お似合いでした。もー、斉藤課長(30歳)ったらスリーピースをばっちり着こなしてるんだもん。モデルでも芸能人でもない日本人30代でこんな人なかなかおらんて。めっちゃかっこいい。上着脱いでベスト姿になってるとこかっこいい。ベストも脱いでシャツだけでもかっこいい。何かもう何でもいいかっこいい。はい、次、二つ目。普段かっちりスリーピースの課長ですが、カジュアルな服装して前髪下ろすシーンがあるんですけど(プライベートじゃなくて仕事の一環)、それがもう超よかった。めっちゃ萌える。こんな課長もっと見たい。プライベート見たい。寝起きとか見たい。それは置いといて、カジュアル仕様の課長を見て、矢島がドキン…☆とするのではなく、誰だー!!(心の叫び)ってびびってるのがよかった。次、三つ目。課長、足を組む姿が素敵なんです。私、男性が足を組んでる様子、あんまり好きじゃないんですよね。でも、課長はよかった。長い足を持て余してる感…、いや、持て余してらっしゃらない、全く持て余してなどいらっしゃらないんですよ。ただ、持て余しそうなほど長い足を自然に組むお姿が様になってるなって。その長い足で蹴り入れまくってましたね。物も矢島も蹴っておった。蹴るだけでなく、足で矢島の胯間を刺激してましたね…。ズボンの上からだったけど土足でしたね…。ポケットに手を入れたまま…。矢島は後ろ手に手錠で拘束されてました…。トイレの個室での出来事です。これ、文章で書くとすごいんだけど、意外とナチュラルだった(笑)いや、笑うとこじゃない。私、基本的にはこういうの嫌いなんですよ。真面目に苦手。無理矢理は嫌なんだって。矢島も言ってるけど犯罪だし。それでも、そんなときでも、苦手なシチュエーションにおいても、課長はかっこよかったです…。矢島、このとき課長に「変態」って言ってるし、帯にも「変態」ってあるんですけど、課長は全然変態じゃないです。正常です。変態攻めを期待した人はガッカリします。課長はただ、強引なんです。もうめっちゃ強引。この時点では、矢島は課長が自分のこと好きって知らないからね。変態だと思っても仕方ないか。それ以前に、好きだからって強引にいっていいわけないけど。当然。でも、強引な課長好きよ…。この行動はいかんけどね…。でも課長好き…。次、四つ目、私の好きなシーンについて。さっきのトイレシーンのすぐ前の出来事なんだけど、外務省の一室で、課長と課長のお兄さんが話してるとこに、矢島が書類を届けにやって来るんですね。「何やってんだ。車で待ってろ」って課長が邪険に言うんだけど、かっこいいんだけど、それはともかく、課長のお兄さんが矢島に自己紹介して、「いつも弟(課長)がお世話になってます〜」って握手しようとしたとこで、課長が目の前のテーブルを蹴り上げて、そのテーブルが壁にぶち当たってひび割れ、お兄さんと矢島呆然。課長、「触るな」だって。やばい。やり過ぎ。笑う。壁にかかった肖像が怯えた表情になってるのが面白かった(笑)DOGS、いっぱい萌えシーンあるんですけど(エロもあるしね)、結局、このシーンが一番心に残ったっていう。兄貴が矢島と握手しようとしたら外務省内の壁が(机も)破損とか。バイオレンス〜。そして、最後、五つ目、私が最もぐっときた、かっこいい課長のコマについて。シーンじゃなくてコマかよ。矢島が課長に命令されて煙草買いに行って執務室に持ってったとき。課長がソファに座って頬杖ついて書類に目を通してるんですけど、それがなんか、普通にしてるだけなのに、匂い立つような男の色気があったんです…。ちょっとだるそうでね…。矢島もドキッとしたと思うよ。その後課長が、「何突っ立ってんだ。早く(ドアを)閉めろ」って相変わらずの邪険さで言うから、すぐ我に返っただろうけど。よし、これでひとまず言っておきたい萌えポイントについては言った!でもまだまだ言いたいことあるよ。課長のことばっかりになっちゃったんで、矢島のことな。GAPSで片桐が言ってたけど、矢島って、昔から、片桐のお姉さん(片桐曰く、清楚系ビッチ)のこと好きらしいんですね。DOGSに姉ちゃん出てくるのかと思ったら出てこんかったけど、名前が清香さんであることは分かった。好きってどんな感じの片想いぶりかと思ったら、「清香さんはもっと神聖な存在なんだよ(だからおかずにはしない)」って言ってるし、清香さんの写真を携帯の待ち受けにしてるし(設定したのは清香さんらしいが)、それ、好きっていうかただのファンなんじゃ?というか、憧れの女性(一般人で幼馴染みの姉ちゃん)を携帯の待ち受けにって、違和感あるわー。恥ずかしくないんだろうか。課長に見られてるし。もう待ち受けは課長の写真に変えとけばいいよ。それと、まだ言うことあった。思い出した。「俺の何がいいってんだよ」という矢島の問いに、「お前は俺に媚びないからな。俺みたいな人間には大事なんだよ」って答えるんですね、課長。課長はキャリアで出世コースに乗ってるわけですが、様々な利害や打算が絡む複雑な人間関係の中で立ち回るのは、大変だし、気を許せる人もいないっていう、そういう状況で、矢島のような人間が側にいてくれたら、組織の中の自分ではなく本来の自分に立ち返ることができる、とかそういう意味合いなんかな。でも、これ、あんましピンとこなかった(素)矢島、媚びるタイプじゃないけど、尖ってもいないし、普通に従順ですよね。こんなタイプ、他にもおるやろ。それに、そんなん恋愛関係に持ち込む必要なくないですか。腹心の部下でいてもらう方が失うリスクが少なくていいと思うんですけど。だから、課長がさっきの答え返したとき、「ほんとかよー」ってなった。ほんとは最初から目ぇ付けてたんやないかと。媚びないからいい、のではなくて、媚びないのもいい、なんじゃないかと。でもまあ、そのシーンの課長もかっこよかったですけどね。課長の答えが、「全部だ」であったとしても、「知るか」であったとしても、かっこよかったでしょうけどね。それにしても、「俺の何がいいってんだよ」とか聞いちゃう矢島は絆されてるし油断してるな。長谷川さんも片桐に聞いてたけど、絆されてるんだよ。好かれて迷惑してるんだったら、理由なんか聞かない方がいいです。聞いてどうすんの。言い方変えたら、「俺のどこが好き?」やろ。かわいいなー。課長、矢島に「かわいいな」とか「可愛いすぎるな」とか言ってるけど、私もそう思います。それで、課長が言うと重みがある。バイオレンスな愛、重い。片桐が長谷川さん言う「かわいい」は軽いですけど。いや、本気で思ってるんでしょうし、実際長谷川さんは可愛いんだけど、私が片桐を信じてないから、「上司なめんなよ」ってなる(笑)課長が、いつどういう理由で矢島を好きになったかって、読者に委ねられてる感じします。GAPSは、なおさらですね。片桐の思考分からん。漫画の内容によるけど、好きになる経緯や理由の分かりやすい描写って、あってもなくてもどっちでもいい。現実でも、なんで好きになったのか、どこがどう好きなのか、本人にもよく分からんのに相手や他人に説明できないよ、って事態は珍しくないことだと思う。エピソードの積み重ねや展開で説得力が増していくならいいけど、モノローグや台詞でキャラの心の機微を丁寧に説明されるくらいなら、読み手に想像させてくれた方がありがたいです。説明がどんなに的確でも、それが文字情報である限り、想像にはかなわないんじゃないかと思うんです。ほんと余計なモノローグなくてよかったー。完全に好みの問題なんですけどね。ていうかもう最初から全部が完全に好みの問題であって、そういう話しかしてないんだけど。最後に、本番に至る経緯についても触れておこう。抱えていた案件が解決し、夜遅く、署で報告書を作成して執務室にいる課長に持っていく矢島。課長は疲れてるのかソファに横になってて、報告書を寄越すよう手の動きで指示。矢島が報告書を渡そうとしたら、課長は書類ではなく矢島の手首をつかみ、「他に報告は?」と。そしたら、なんと、矢島からキスして、「俺が上なら考えてやる」って言うんです。これほんと嬉しかっただろうな、課長。もうめっちゃ嬉しかったと思う。疲れ吹き飛ぶよ。だってもうこれOKってことでしょ。この一言だけ見たら、「好意を受け入れるかどうかは別として、やってもいい。俺が上なら」っていう体だけOKな発言として捉えることもできますが、これまでの流れからしてそれはないと私は思う。矢島はそんな子じゃないし(子って)。「とりあえず好意を受け入れる。だからやってもいい。俺が上なら」ってことですよ。わーい。よかったね、課長!両想いだー。矢島、まじで上がいいならこんなんじゃだめ。ちゃんと持っていき方考えないと。だって課長相手ですよ。案の定「いいぞ。できるもんならな」って体勢ひっくり返されてるし。これは無理矢理じゃないと思う。強引であることには変わりないけど、この流れは矢島のせいだと思う。そりゃこうなるよ。あんだけ色々されたくせに、危機感なくて心配。それとも、そりゃ上の方がいいけど下になってもかまわないって思いもあったの?分からん。まあいいけど。よかった。ほんとよかった。課長が嬉しいと私も嬉しい。でもその後、職場で毎日とか信じられない(笑)まじでちゃんと仕事して(笑)まあいいけど(笑)書き下ろし最後の「エロ課長!」「タフと言え」もよかった。超笑った。このへんは、萌えより面白さが勝った(笑)ところで、課長、異動先での役職は何なのか。課長課長言うてるけど、異動先では課長ではないかもしれんよね。なんて呼ぼう。斉藤様?誉(下の名前)様?様付け似合うわー。というわけで、前回以上にとっちらかりましたが言いたいことは言いました!長っ!
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