愛なき浜辺に新しい波が打ち寄せる
DiaryINDEXpastwill


2003年12月18日(木)

 うおー、めっちゃ年末だ…。忘年会とかありましたよ。行く前日とかはどことなく陰鬱な思いでいっぱいだったのですが、行ったら普通に楽しかったです。なんかなー最近ほんと、普通に穏やかというか。生きていくのはつらいことで、毎日苦しくて、なんでもないことが苦痛に思えて仕方がなくて、無意味に好き好んで苦しんでるというか、なんかよく分からんけど、今まではそういう感じだったんですよ。そんでこれからもずっと、別に苦しむ必要の無いところでわざわざ苦しみながら生きていくんだろーなーとか陰気なことを普通に思ってたんですけど。もー最近はそういうのはあんまし無いです。こころ穏やかどす。こんな穏やかな心地でいいのかな、と不安になったりもしますが、いいんだよな、いい。いいぞ(己に言い聞かせています) 何よりお母さんが喜んでくれているのが一番です。仕事はまだまだ分からないことだらけで、常に困惑したり無駄に焦ったりしてますが、そうゆうときは、一人であわあわしてないで助けを求めればいいのだなあと、そんなことは分かってるんですが、なかなか出来ないんですけど、でも助けを求めたら、みんな親切に教えてくれるから、ほんと、私が思ってるほど人間って恐ろしい生き物ではなくて、世の中も恐ろしいところではないのだと、帰りの電車の中とかでしみじみと思って、あー生きててよかった、と思いました。まーなんというか、何度も言ってる気がしますけど、好きなよーに生きていいんだなーと思いました。好きなようにっていっても、なんかちょっと人を刺してみたくなったので刺してみましたとかそういうあれではなくて(当たり前です) 自分の生き方は駄目だ駄目だとずっと思ってて、まあ今でも駄目だって思ってますけど、駄目なんだけどまあこういうのもアリというか、駄目もえ〜というかそんなかんじで。前の仕事も前の前の仕事も辞めてよかったなーと思うし、無職生活も面白おかしい日々でよかったです。今の仕事は続けていく気まんまんですけど、なんかあったら辞めればいいと思ってます。根性無いからちょっとのことですぐ逃げるよ。でもまあいいや。こうなったら根性の無さにどんどん磨きをかけていきたい。またも日記さぼってましたけど、こんなかんじで元気にやってます。私だけが楽しい人魚ネタも、気の向くままにぼちぼち続けていきたいです。「私も無職なんです」というメールを、今までちょこちょこいただくことあったんですけど、無職大いに結構。っていったらあれですけど。なんかねー、無職も最初は楽しいんですけど、無職期間が長引くと、色々恐ろしくなってくるよなー…。もーハロワとか行こうと思ってもなんか怖くていけない…。そういやハロワの歌とか作って日記に書いてましたけど。ちなみに↓

 ハローワークの歌

(台詞)「早く人間になりた〜い!!!!!」
♪てな言い方したら まるで(まるで)無職≠人間みたいじゃないじゃない
 働かざるもの食うべからず(霞み食って生きていけたら、、、)
 食わざるもの働くべからず(黄色い目とかで見られてる!)
 ハロ〜ワ〜ク ハロ〜ワ〜ク
 ハロワはあなたの味方です
 丈夫なロープとか買う前に 最寄のハロワに来るがいい(でも別に来なくてもいいよ)
 ハロ〜ワ〜ク ハロハロハロ〜ワ〜ク
 たまに職員の態度が 横柄に感じられることもあるかもしんない
 でもそれはあなたの被害妄想でしかないのです! (心を洗え!)
 洗え 洗え 心を洗え
 もやし もやし 洗わなくていいの?


 あほですね(素) まあこの歌を適当に口ずさみながらハロワに行ってみるのも手ですが、気の済むまで休めばいいのだと思う。私も気の済むまで休んで、いい加減に働かないかんのやろけど嫌やなあ眠いなあムニャムニャ…などと思っていたら、お母さんが真顔で「ほんまに一緒に病院行こう」とか言い出したので、仕方なくハロワに行ったのでしたワハハ。わらいごとかよ。でも笑い事にしようと思えばなんでも笑い事になるのです。だから結構きついこととかあっても生きていけるのだなあ。まあ悲惨な状況を笑ってもいいのは自分(当事者)だけで、他の人に適当に笑われたら憎しみが込み上げてきますけど(素) まあ、その、なんだろう、寒いですけど風邪は引かないよう、体には気をつけてがんばりたいものです。ワーいきなりまとめた。あと付け足すとしたらササめけですね。えっ。もーなんか知らんけど、トーザン×イブキがとてもあついです。「桃山さまとのみだらなカンケイ」というタイトル(かつテーマ)のトーザンイブキネタを妄想しては恍惚としています。いやーほもぱろって素晴らしいデスヨネー。これがほんとのまとめか。


2003年12月10日(水) 人魚姫2

 久しぶり(といっても一週間ぶりくらいですけど)に繋いだ気がする。あーだめだーこんなんじゃ…。オタクとしてダメだと思う。寝る間を惜しんででもネットしたり妄想したりするのが正しいオタクのあり方だと思う。あー引きこもりたい…。あーえーと、人魚ネタのつづきを。


 というわけで、英士は一馬の言葉にあっさり甘えて家に居させてもらうことにします。英士は、「いきなりラブラブ同棲生活に突入とはなんと都合の良い展開だろう。やはり日ごろの行いが良いせいだな」などと勝手なことを思っています。当然ラブラブ同棲生活というのは英士の妄想の中だけの話なので、実際の生活はとってもあっさりしたものです。一馬はバイトバイトで忙しく、朝は早くて夜は遅く、休みの日はほとんど寝てるので、二人は一緒に住んでいても、会話どころか顔を合わすことも少ないのでした。英士はちょっと寂しかったりもするのですが、一緒に暮らせるだけでも充分幸せ(ちなみに一馬のほうは、英士と一緒に暮らしてるだなんてちっとも思ってません。しばらくの間だけ居候させてあげてる、程度の気持ちです)で、一馬の役に立ちたいので、家事とかやってます。不慣れなので失敗だらけですが、一生懸命です。気分は「ちょっとおっちょこちょいだけど旦那様に尽くす可愛い新妻」気分です。いい気なものです。ある日の夕方、珍しく一馬が早く帰ってきて、英士は大喜び。微妙な味の手料理を一馬に振る舞います。一馬は「微妙な味だなあ」と思いつつも、文句も言わずに全部食べます(いつものこと)。ふと窓の外を見ると、雪が降っています。「生まれて初めて見た」と英士が言うと、一馬はちょっとびっくりしたような目をした後、「そう」とだけ返します。
「綺麗だね、本当に」
「うん」
「窓開けて見てもいい?」
「やだよ、寒い」
「じゃあやめるよ」
「うん、やめろ」
 しばらくの間があって、一馬は黙って窓を開けます。思わず「寒い」と呟いてしまった英士に、一馬はむっとして「お前が窓開けてもいいかって言うから」と抗議します。
 開いた窓から冬の冷たい風が入り込んできて、ひどく寒い。
「一馬は優しいね」
「…面と向かってそういうことを言うなよ…。しかも真顔で…」
「あ、顔が赤い」
「それは寒いからだ!」(乱暴に窓を閉める)
 窓を閉めても、部屋の空気はまだひんやりとしています。
「一馬は何も訊かないんだね」
 英士の言葉に、一馬は少しの間黙り、その後、独り言みたいな小声で、英士に話すというよりもむしろ自分に言い聞かせるように、「誰にだって、言いたくないことはあるしな…」と。英士は、一馬の「言いたくないこと」を知りたいと思う。彼の傷口を見たい。分かりたい。彼のために何かしたい。
 その夜、英士がふと目覚めると、まだ雪の降っている気配がします。そっと起き上がり、カーテンを少し開けて窓の外を見ると、やはり雪が。ベッドで眠っている一馬の眉間には、皺が寄っています。悪い夢でも見ているのでしょうか。
(悪夢よ、去れ)
 英士は祈りを込めて、一馬の額にそっと手を置きます。すると一馬は魔法が解けたように目を覚ましました。
「ごめんね。起こして」(手をぱっと放す)
「いや…」
「怖い夢でも見てた?」
「さあ、覚えてない。…うなされてた?」
「そうじゃないけど。苦しそうな顔してたから」
「そっか」
「うん」
「…手、冷たくて気持ちよかった…」(目を閉じる)
 英士は再び一馬の額に手を置きます。一馬は一瞬ビクリとして目を開くんだけど、すぐにまた目を閉じて深呼吸を一つします。
「大丈夫?」
「うん」
「眠れそう?」
「うん、眠れそう」
「よかった」
「うん、ありがとう」
 ありがとう、と一馬に言われて、英士はとても満たされた気分になります。すごくすごく満たされて、胸がいっぱいになる。もっと役に立ちたいと願います。一馬が眠りに落ちたのを確認してから、英士は外に出ます。雪はもう止んでいました。薄っすらと雪の積もった道を歩き、ふわふわとした気持ちで(一馬にお礼を言われた余韻にまだ浸っているのです)海へと向かいます。なんとなく眠れなかったので、海でも見たら心が落ち着くだろうと思ったからでした。一歩進むごとに足は痛むのですが、痛みは雪に吸い取られていくようでした。

「ヨンサ!」
 海に着くと、水面から見覚えのある顔がいきなり出てきて、英士は大いにびっくりします。
「…潤慶、久しぶり。っていうほど久しぶりでもないけど。どうしたの?」
 いとこの潤慶は、突然いなくなってしまった英士をずっと心配していたのでした。
「『どうしたの?』だって? 冗談じゃない! それはこっちの台詞だよ!」
 そう言われてみればそうだ、と英士は思います。
「どれだけ心配したと思ってるの。僕だけじゃないよ。みんな心配してる。人間に魂を奪われて故郷を捨てたんだって、ヨンサは裏切り者だって、悪く言ってる人もいるよ」
 故郷を捨てる、とか、裏切り、という表現に、英士は動揺します。
「そんな…」
「ヨンサ、その人間がそんなに大事なの?」
「俺は、ただ、あの人の役に立ちたい。それだけだよ」
 潤慶は、少し黙って、そして静かにため息を吐き、
「僕はただヨンサのことが心配なだけ」
「潤慶…」
「ヨンサの恋は、破れるよ」
「言いきるね」
「言いきるよ。恋が破れて、ヨンサは深く傷付いて、もう立ち直れないかもしれない」
「……」
「まあこうなったら気の済むまで好きなようにすればいいけど、…って言われなくてもするだろうけど。立ち直れないくらい傷付いても大丈夫だよ。ヨンサの戻る場所はちゃんとあるからね。また戻って来ればいいよ」

(戻って来ればいいよ、って、そんな。だって俺はもう、海には戻れないのに)

 英士は自分の足元を黙って見つめました。


2003年12月03日(水)

 人魚姫ネタは休日にやるとして、ささメケについて言わせて…! ってまあ勝手に言いますけど。ささメケ、四巻まで買ったんですよ。買うか否か結構悩んだんですけど、ほんと買ってよかった…。だってもー激しくハタショ〜×イブキもえ。これだ…! という感じ。し・ヌー。ふつうに死にますよ。ハタショー先輩ったらかっこいいんだからー★恥ずかしくて直視できません。そいでイブキ(モコミチ)たんのかわいこちゃんっぷりには憎悪すら覚えます。受けるために生まれてきたのね。かわゆい。小学生時代のイブキにもとっても萌えました。あからさまに田舎のこども! といった感じが大変好ましい。イモだよー。おいも。かわいすぎてこわい。らくいち←イブキが前提の、ハタショ〜イブキに激しく萌えています。とーざん様×イブキでもいいよ。マツリ先輩×イブキでもいいよ。あー良い攻めが多いぜ…。良い攻めで思い出しましたけど、まいばら様…! 風貌がちょっと郭に似てるような気がして、もうそれだけで受けるんですけど、あーうん、もーモロに好みのキャラです。いっそまいばら様×イブキでもいい。あーイブキたんってばいっぱい受けなきゃいけないから忙しいネッ(^0^)/ ってこんなこと言ってる自分がきもい(素)って我に返ったふりしてみただけで、ほんとはまだまだ夢の中。


DiaryINDEXpastwill
もぐ |MAILHomePage