『日々の映像』

2003年09月30日(火) ブッシュ政権イラクの泥沼

 9月30日死者126人、負傷者300人を出した爆弾テロを記述した。その後も毎日のようにテロが発生し、ブッシュ政権にとつては、ドロ沼状況が更に深刻になっている。前にも記述したが、米国に協力する関係者全員がテロの対象となっているのだ。

 9月21日「統治協議会」の女性評議委員が襲撃され、5日後に死亡したことが報じられていた。残る24人の評議会の指導者たちも、旧政権の残存勢力によって次々と襲撃される可能性が高い。以前に書いたがイラクを支配する「掟」は殺すか、殺されるかなのである。
 
 米兵に対する攻撃も毎日のように行なわれている。「旧フセイン政権の支持者によると見られる米軍襲撃は、1日平均12〜13回に上回っている」(9月19日・産経から)こんな治安の国に、民主化を計るなどという政策は、ほとんど不可能に近い。
 
 米軍兵士の死者は、5月1日の大規模戦闘終了後「165人」にもなっている。公式には発表されていないが、負傷者の数は死者の5倍以上だろう。陸軍を10万人余り配置していれば、交代要員も大変だ。
 
 9月27日の報道によれば、州兵1万人をイラクに派遣を決定し、沖縄の海兵隊のイラクへの派遣が検討されている。いつ、どこから攻撃されるか分からないプレッシャーの中で、米兵を長期に駐留させることは不可能なのだろう。
 
 米世論もブッシュ政権に対して厳しくなってきた。代表的な意見は「一体、米国民は、いつ、イラク民主化の付託を受けたのか」(9月24日・世界日報から)である。
 
(お断り 今月から余録の記述は中止としました。なお、文字数は癒しの森を加えてA―四1枚に収まる範囲で書いています)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
癒しの森44                            2003年9月30日
            人 うつみ宮土理さん(2)
 
 昨日のエッセイの続きを引用したい。「母からは『ありがとう』という言葉の大切さを教わりました。それは母のひとつひとつの言動から自然に私の身につきました。・・・母にならって私も必ずお礼状を書くようにしています」言われれば、当たり前のことであるが、身に付いているかどうかとなると別なのである。

 ・ありがとう これが言えるか 言えないか 母の振る舞い 子に流れ行く
                 
           (日々の映像1997年5月10日の短歌を修正して掲載)
 


2003年09月29日(月) 原監督 無念の辞任

 この日々の映像は、28日の午前に書いている。毎月のことだが月末になると今日の一題を何にしょうかと迷う。昨夜日々の映像を読んでいる友人2人と懇談した。友人が「あすのテーマは原監督の辞任だ」との注文。
 
 26日の民放のニュースは、十勝沖地震を抑えて原監督の辞任がトップになっていた。「就任1年目でチームを日本一に導いた功労者が翌年辞任に追い込まれた」(27日・産経)これが平均的な見解であろう。
 
 今回の原監督の辞任は、同監督の意向を無視しての「篠塚総合コーチの二軍監督への配置転換」(二七日・スポニチ)などフロントとの対立が背景となっている。
 
 記者会見で赤く潤ませた目を見開きながら、何かをかみ締めるような表情で辞任会見する原氏。「悔しかった。無念だった。会見の席に着いた原監督は、口を真一文字の結び、辞任を決断した胸中を吐き出した」(同)巨人の監督は、優勝できないと辞任に追い込まれる。フロントに異常さがあるように思う。
 
 巨人の長い歴史の中で、指揮官が自ら辞任の道を選んだのは初めてのことだという。「巨人軍の監督の座を捨てても、コーチ陣との信頼関係をとる・・・それが原辰徳の美学であり、男のケジメだった。自由に戦わせてもらえない無念さは最後まで胸の奥に閉ざされたままだった」(スポニチから)フロントに原美学を理解する見識がないことが、今回の辞任劇の背景のようだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

癒しの森43                            2003年9月29日
           人 うつみ宮土理さん(1)
 
もう6年も前になるが、PHPで「人づきあいの決め手」と題する特集があった。その中のうつみ宮土理さんのエッセイを読む。いまだにそのエッセイの印象が残っている。ここで一部を引用したい。「『人には機嫌よく接しなさい』という父の言葉は、いつでも私の心に刻み込まれています。思いやりや、心配りのない態度は、相手を疲れさせそれ以上の深い関係は望めなくなります」と。宮土理さんは明るく機嫌の良い人で有名である。このエッセイを踏まえて短歌を作る。
  
   ・明るさの 振舞いこそが 花となる 心に刻む 父の教えを 

            (日々の映像1997年5月10日の短歌を修正して掲載)




2003年09月28日(日) 選挙の季節がやって来た 

 久しぶりに注目の役者と舞台がそろって衆院選挙が行なわれる。選挙の日程は「10月10日解散―11月9日投票」となることが固まった。
 
 選挙で自民党を追撃しょうとする民主党は、9月24日合併調印式を行なった。これで国会議員204人の新しい民主党が誕生、10月5日には都内で合併大会を開き政権交代の必要性を訴えるという。ただ、自公保政権をメッタ切りにするような批判のみでどれだけ国民の支持を得ることが出来るか。 
 
 迎え撃つ小泉首相、研ぎ澄まされた人事の判断が成功したようだ。最大の目玉は、安部晋三(当選三回・49歳)の幹事長起用だ。皮肉にも自民党内の今までの秩序を破壊することによって、小泉首相の支持率は上昇する。
 
 毎日新聞の9月23日の世論調査によると、小泉内閣の支持率は前回54%から65%に急進している。安部前副官房長官を自民党幹事長に抜てきしたことに対する評価では「評価する」が76%に達している。
 
 しかも安部幹事長を評価する人のうち、「76%が小泉内閣支持すると答えており『安部効果』が内閣支持率の上昇にもつながった」(24日・毎日から)という。民主党は今回の選挙での勝ち目はないと思う。
 
 その理由は、首相にふさわしいのは誰かという朝日新聞の世論調査では、小泉氏が63%管氏18%との大差となっている。管氏は二大政党として「選挙前に首相候補、マニフェスト(政権公約)を示して競い合う形が取れる」といっているが63%対18%を意識して発言すべきだと思う。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
癒しの森42                          2003年9月28日
           松井 ヤンキースの打点王

 ヤンキースが6年連続の地区優勝をはたした。松井の貢献はここで記述するまでもないがヤフースポーツの名解説の一部を引用しよう。「ホームランへの欲望を抑え、常勝軍団の一員として戦う意味を問い続けた1年。チーム打点王に、ただ一人全試合出場を果たした。プレーオフ、そして世界へ、松井の本当の戦いはこれからだ」

  ・残酷な 打てない5月を 乗り越えて 打撃に徹して 輝き放つ

  ・全試合 出場果して 打点王 松井が浴びる 勝利のシャンパン





2003年09月27日(土) 巨大地震は日本列島の宿命

 北海道の十勝沖を震源とする巨大地震が起こった。十勝沖のプレート境界に起きた地震は、1843年以後の160年間に8回(約20年に1回)も起きており、巨大地震は日本列島の宿命といえる。阪神大震災や、80年前の関東大震災のように、断層のずれによって巨大地震が起こることもあるが、大半はプレートの境界面で発生する。

 今回の十勝沖地震のニュースで意外だったのは、震度が3〜4で釧路空港の天井が崩れて閉鎖されたことだ。この程度の震度で空港の建物が使えないことは、地震国では考えられないことであり、明らかに建物の設計ミスといえよう。

 地球の表面から35キロ以下は温度が数千度のマントルなのだ。プレート(岩盤の地殻)が35キロといっても、地球の直径(12740キロ)からすると信じられないほど薄いのである。9月15日の「癒しの森」(地球と月)で、地球が1メーターとすると、月は27センチと書いた。

 35キロの地殻も、地球が1メーターとすると地殻の厚みは僅か2、7ミリ(35キロ÷12740キロ)しかない。1メーターの地球に僅か2、7ミリのプレート十数枚に分かれて存在している。そして、各プレートの境界で離れていくか、ぶつかり合うかの現象が起きているのだ。

 日本はプレートがぶつかり合う場所に位置しているので、巨大地震は避けられない。今最も心配されているのは、フイリッピンプレートが沈み込む東海(東京・静岡)、東南海(名古屋以南)、南海(四国)地震だ。

 この三ヶ所の地震が同時に起きると「死者は最悪の場合で約2万8000人」(政府の中央防災会議の専門調査会の被害想定)となっている。どうして、これだけの死者が出るかの内容を、東京〜名古屋〜四国の沿岸に住む人達はしっかりと学ぶ必要がある。そして多少でも自衛の手段を固めておく必要があるのだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
癒しの森41                         2003年9月27日
           人 塩川正十郎前財務相
 
「塩じい」の愛称で親しまれてきた塩川前財務相が政界から引退することになった。なにしろ81歳のご高齢で、財務大臣という激務をこなして来たのだから尊敬に値する人である。自民党森派の会合で同氏はなんとも味のある挨拶をしていた。「いつまでも老骨を下げて迷惑を掛けちゃいかん。人生のホイッスルが鳴るまで若干のロスタイムがあると思うので、大事にしたい」と挨拶しさばさばした表情をしていた。

 ・高齢で 激務をこなした この2年 充実にじむ 安堵の表情

 ・人生の 終了までの ロスタイム 大事にしたいと いつもの笑顔





2003年09月26日(金) 「貯蓄のない」全世帯の21・8%

 世の中の一断面を知る意味で昨日と類似したテーマを記述したい。金融広報中央委員会が22日発表した、家計の金融資産に関する世論調査のページから、身近な指標を引用する。

 |蓄を保有していない世帯   21・8% (平成7年度は7・9%であった)
◆ゞ睛算饂妻殕世帯の平均値  850万円 (ほぼ横ばい)
 貯蓄算高の増減  増えた   15・3%
              変わらない  32・2%
               減った   51・1%
ぁー敍金のある世帯        40・4% (平成8年48・3%)
ァー敍金の平均残高       1247万円 (平成6六年度935万円)

 この調査の中で、一番目に止まるのは貯蓄を保有していない世帯であろう。平成7年度の調査では7・9%であった。それから毎年増加して、平成14年の15%から一気に21・8%に増加している。この1ヵ年の経済の厳しさを傍証している。なにしろ、昨日書いたように給与が6兆8000億円も減少すれば、貯蓄のない世帯が増加するのは当然だ。 


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


癒しの森40                            2003年9月26日
           マザーテレサの死去から6年

 貧困層の救済に生涯を捧げたマザーテレサが死去したのは6年前の1997年のことであったこの人の死去に対してクリントン大統領は「貧しい、苦しむ人に仕えた彼女の活動は我々に勇気を与えた。彼女に接した人ならだれしも感じたように、私も彼女の信念に深く感動した」と述べていた。
 
 エリザベス女王は「貧しい人々に対する彼女の献身に触れた人のすべての心の中で、彼女は生き続けるであろう」と哀悼の言葉を述べていだ。 このエッセイは短文を信条としているのでマザーテレサの言葉を一つだけ引用したい。「私はすべての人の中に神を見つけることが出来ます。」

  ・貫いた 清い心で 駆け抜けた マザーテレサの 生涯かんばし
  
  ・人間の 内面世界に 潜むもの  マザーテレサは これを見据えん
  
             (上段の短歌は1997年7月7日の日々の映像から)



2003年09月25日(木) 民間給与、5年連続ダウン

 国税庁の2002年分の「民間給与実態統計調査」発表されたので検索して開いてみた。膨大な資料の中から要点のみを引用したい。

 〔唄屬1年を通しての給与所得者
  男性  2811万人  (前年比 37万人減)
  女性  1661万人  (前年比 14万人減)
   計   4472万人  (前年比 37万人減)

◆´,凌佑燭舛稜間の平均給与
  男性  548万円   (前年比 1・8%減の10万円の減少)
  女性  278万円   (前年比 0・1%減の3千円の減少)

 民間の勤労者の人数
   ,稜間を通しての勤労者  4472万人  (前年比37万人減)
   1年未満のパート勤労者     784万人  (前年比12万人減)
        合計           5256万人  (前年比49万人減)
ぁ5256万人の給与の合計 
  207兆9134億円 (前年比3・2% 6兆8081億円の減少)
 
 給与の減少と勤労者の49万人の減少で、民間の給与の合計が6兆8000億円も減少している。これらが背景となって、貯蓄のない世帯(21・8%)の増加、貯蓄が減少した世帯(51・1%)の増加(金融広報中央委員会の世論調査から)となって表れている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

癒しの森39                             2003年9月25日
           素敵な女性になるために(2)

 昨日に続いて、杉村春子さんのことを書きたい。ここでは1997年4月23日の日々の映像を引用したい。以下はその一部である。「杉村春子さんを扱う記事が多い。なぜ杉村春子さんは、それほど人気があったのだろう。『むろん芝居がうまいからである。一挙手一投足が美しい・・・芸者をやっても、その身のこなしに、艶っぽさがあって何ともいえない』などの評論である。70、80歳代になっても、男性諸氏を魅了したのだから、まさに素敵な女性の代表だ。
 
 ・最後まで 艶やか保って 美しく 魅了続けた 源(みなもと)いかん 


     

2003年09月24日(水) 酒の害 アルコール依存症 

 今月から酒類販売が原則自由化された。よって、今後はコンビニ、ドラックストアー、など、どこでも酒を求められる時代だ。缶酎ハイがスーパーの目玉商品として80円台で売られるなど、安い酒が町に溢れるようだ。
 
 酒は適量ならプラス面があるが、マイナス面の害はアルコール依存症である。厚生労働省の推計によると「70年代170万人だったアルコール依存症は、最近220万人〜240万人に増えている」(9月8日・毎日から)という。この依存症の増加は家庭崩壊のもとであると同時に、社会全体としても大きな損失なのである。
 
 英政府は19日「 深酒の習慣が国全体として年間200億ポンド(約4兆円)の損失につながっている。・・・飲み過ぎで若死にしたとみられる人が年間2万2000人に達し、アルコール中毒などの問題を抱える親を持つ子どもが国内に130万人いる」(9月21日・産経から)というから人口比で考えると、日本より悪いかもしれない。
 
 暴飲暴食は、糖尿病に直結していく。日々の映像に読者で、毎月感想を送ってくれた人がいた。この人の筆蹟が変わって来たのである。そして2ヶ月前、「糖尿病のため、もう限界で文字も読めないし書くことも出来ない。よって、日々の映像の交流は終りにしたい」との手紙が届いた。友人の友人だったので、会って懇談する機会はなかった。私と同年代の人の失明はかなりのショックであった。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

癒しの森38                          2003年9月24日
          素敵な女性になるために(1)

エンピツに「素敵な女性になりたい」という日記がある。多くは読んでいないが筆者(大学生)の気持ちが文章から伝わってくる。女性なら素敵になったほうが良いに決っている。どうしたら素敵な女性になれるのだろう。美容とかおしゃれも必要であるが、これだけで素敵な女性になれるとは思えない。
 
 私の提案は、会話力を磨く(詳しくは後日)ことと、女性らしい立ち振る舞いを身に着けることだと思う。若い人には申し訳ないが、日本を代表する大女優であった杉村春子さんが亡くなられたのは、1997年4月だった。80歳代でなお魅力的な立ち振る舞いであった。映画監督の新藤兼人さんは「撮影当時90歳近くになっていたが女性らしい魅力に富んでいた」と語っていた。
  
  ・春子さん 女性の鏡の 代表か 文化奏でる 女の一生 
                     
            (短歌は1997年4月6日の日々の映像から)



2003年09月23日(火) 中小企業向け融資個人保証求めず

 企業に開業より廃業の数が1986年から逆転している。政府は起業者が増えるよう何かと対策を打ち出している。「1円会社」オッケーもその1つだ。これは今年2月に施行された中小企業支援法によって、今後5年間資本金1円でも会社を設立できる特例法がスタートしている。
 
 政府は17日、商工中金と金融公庫に対して、中小企業やベンチャーを対象に「経営者個人の個人保証を免除し、担保責任を大幅に緩和した融資制度を創設させる方針を固めた」(18日・毎日)という。これは、経営者の個人保証が不可欠だった日本の企業風土の転換が、必要との判断によるのだろう。
 
 これに関連して、政府部内で破産法の見直しが必要との動きが少しあったが、その後具体的な動きは報道されていない。日本で起業者が少ない最大の原因は破産法にあると思う。

 なにしろ、日本の破産法では、中小企業が破たんに追い込まれると、経営者の生命保険の果てまでが解約して、銀行を含む債権者に配分しなければならない。
 
 全くの裸にされ再起することはほとんど不可能なのだ。事業の破綻者を徹底的に叩き潰しても良い法律となっている。米国の場合は、標準的な住宅、車、標準的な生命保険、当面の生活費3万ドル保護されるのだ。日本の破産法を改正しない限り、開業より廃業の数が多いという現象は続くだろう。政治はなぜこの破産法の改定が出来ないのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


癒しの森37                            2003年9月23日
               稲  穂  

 昔は稲刈りをして、ハザ木に掛けて乾燥したものだ。7年も前になるが加茂市の山間でハザ木に掛けた稲穂があった。近づくと懐かしい稲穂の香りがあたり一面に漂っていた。次の短歌は、最も記憶に残った一句となった。 稲穂の薫りについて、私に様々な思い出がある。これを書き出すと長くなるので割愛するが何かの機会に書くこともあるかもしれない。 

・路傍にて 黄金の稲穂に 近づけば 秋の大地の こよなき薫り

                (1996年作 日々の映像の記述の動機に掲載)



    

2003年09月22日(月) 小泉首相大差で再選 11月衆院選挙

 予想通りの結果で小泉首相が左記の大差で再選された。 
        地方票    議員票    計     得票率
小泉純一郎    205     194     399     60・7%
亀井静香      73      66     139     21・2%
藤井隆男      15      50     65     9・9%
高村正彦      7      47     54      8・2%

 藤井、高村氏のように、得票率が10%以下なのに立候補する意味が分からない。亀井氏はいつも立候補するが、本当に勝つ見通しがあって立つのだろうか。支持者もあきが来るように思う。いろんな声があるが、これからの3年間でかなりの改革が進むようだ。
 
 ここ1〜2日の焦点は、党三役と組閣である。21日午後2時現在で新三役の発表があった。安部普三幹事長、堀内光雄総務会長、額賀福志郎政調会長の陣容だ。山崎拓副総裁の就任は、小泉政権での重鎮としての役割なのだろう。
 
 当選3回49歳の安部氏の幹事長の起用は、人事の新鮮さを示すと同時に、過去の実力者が党を支配する時代の終焉を示唆していると思う。

 次の焦点は衆院選挙である。民主党と自由党との合併は、国民の支持をどれだけ受けるのだろう。以前と異なりマニフェストが論じられるので、政治への関心が高まっていくのではないか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

癒しの森36                          2003年9月22日
           ヤンキース松井100打点達成

 ファンというより尊敬に値するスポーツ選手が多い。9月17日に田村亮子のことを書いたが、前人未到の世界選手権6連覇を成し遂げるには、我々凡人では想像すら出来ない努力をしているのだ。なにしろ、毎日3000回の腕立て伏せなどで肉体を鍛えているという。この努力に心から敬意を表したい。松井選手が9月17日現在で100打点を達成した。この人の努力の詳しいことは分からないが、高校時代を含めて桁外れの努力の結果ではないか。

  ・ヤンキース 松井の打った 100打点 チーム最多の ジアンビと並ぶ




2003年09月21日(日) 北朝鮮国境警備隊員の犯罪多発

 北朝鮮は常に相手が悪いとの前提がある。北朝鮮国境警備隊員の中国への不法越境と犯罪の多発が報じられているが、これをはたして「中国政府のでっち上げ」とでもいうのだろうか。
 
 中国系香港紙・大広報によると「中国北東部の対北朝鮮国境地帯で近年、中国側へ不法越境した北朝鮮国境警備隊員による殺人、強盗などの凶悪事件が多発している」(9月18日・世界日報から)という。北朝鮮の国境警備隊員に満足な食料が届いていないのではないか。そうでなければ、いくらなんでも国境を越えての強盗などはしないだろう。
 
 これらの問題の対処のためか「中国政府は15日、(北朝鮮)との国境地帯に人民解放軍の兵力(15万人)を投入したと確認した。・・・保安消息筋らの話として、中国が15万の軍兵力を北朝鮮との国境地帯に投入したのは、北朝鮮軍兵士らの越境犯罪を防ぐ目的である」(引用同)と報じている。国境地帯は今まで人民武装警察が警備していた。それが正式な軍隊に変わっており、予想を超える事態が静かに進んでいるように思う。
 
 北朝鮮の男子は17歳から30歳まで13年間、女子は17歳から26歳まで9年間軍隊に入る。この軍隊が他国へ侵入しての強盗ではどうにもならない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

癒しの森35                       2003年9月21日
            ダイアナ妃逝去から6年

 現代のシンデレラであったダイアナ妃が逝去してから6年も経った。女性としての知名度は世界ナンバーワンで、美貌、ファッションと世界の女性の羨望の人であった。しかし、僅か36歳で帰らぬ人となった。ダイアナ妃は英国民だけでなく、世界的にもずば抜けた人気があった。この人の魅力はなんだったんだろう。クレオパトラは会話の才で人々を魅了したという。ダイアナ妃は「優しく温かい瞳」で全世界の人達を魅了した。

  ・優しくも 輝く瞳で 人々を 魅了しぬいた 心の波動

               (短歌は1997年9月9日の日々の映像から)


2003年09月20日(土) 指導力不足の先生289人

 6月29日に書いた「指導力不足の先生」時はかなりのショックであった。なにしろ、高校の数学の先生が、高校入試の問題を3割しか分からなかったのだ。こんな先生を20年余りも数学の先生をさせていた責任を誰が取るのか。誰も取らないのが日本のシステムだ。こんな無責任体制はないと思う。

 指導力不足先生の認定数の推移は次の通りだ。(9月14日・西日本新聞から)
 〇〇年度   65人   (五教育委員会・・・全体の8・5%) 
 〇一年度  149人   (九教育委員会・・・全体の15%)
 〇二年度  289人   (二三教育委員会・・全体の39%)

 教員の管理システムを導入したのは、全国59の教育委員会の39%に過ぎない。39%に当たる23の教育委員会で289人の認定が行なわれた。03年度は全国の教育委員会で実施されるので、600人を超える判定が行なわれるのではないだろうか。指導力不足の認定例を読むと、常識を超えた 人間像が浮かび上がる。例の1部を引用しょう。

1、他人の意見を聞こうとせず・指摘されると攻撃的になる。
2、生徒の目を見て話すことが出来ない。(精神病の患者ではないか?)
3、授業中生徒を見ず、黒板に向いて一方的に授業をする。
4、生徒に声がけが出来ない。同僚とも会話をせず、準備室に閉じこもりが ち。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

癒しの森34                       2003年9月20日
            ススキも風と戯れる

 今朝はまさに秋を感じさせる風であった。物思いの秋、実りの秋、読書の秋、心寂しい秋、・・同じ季節でも人によって感じ方が異なる。出来たら充実の実りの秋にしたいものである。今日に新津バイバスを車で走る。6年前と同じく道路沿いのススキが風に揺れていた。

   ・秋風が 優しくほほを 通り行く ススキも風と 戯れ遊ぶ            
                     
            (1996年作 日々の映像記述の動機に掲載)





2003年09月19日(金) 日朝首脳会談から1年

 9月17日、日朝首脳会談から1年を迎え、これに関連する多くのニュースがあった。国民の最大の関心事は拉致問題であるが、全くのこう着状態になっている。これらが進展しないことに対して平壌放送は「全面的に日本が対朝鮮敵視政策を追求し、信義と約束をして去ったことに起因している」(9月18日・世界日報から)と決め付けている。すなわち、日本が悪いといっている。 
 
 更に「日本側は平壌宣言の根本の核である過去清算問題を後ろに追いやり、本質上すべて解決した『拉致問題』を全面に提起したかと思えば、朝日間では解決し得ない核問題を持ち出し、平壌宣言の履行にあらゆる障害を作り出している」(同)と非難しているのだ。すなわち、日本が悪いといっている。
 
 北朝鮮はもっと巨視的な史観に立つべきだと思う。戦後の日本経済を立て直してくれたのは、皮肉にも北朝鮮なのだ。昭和26年北朝鮮は朝鮮戦争を引き起こした。3年に渡って648万人の死者(8月26日の日々の映像から)が出る戦争をした。

 この期間、日本は連合国軍の最大の物資供給基地となった。 焼け野原になっていた日本経済は、この戦争によって戦前の産業水準に回復したのだ。北朝鮮はこの歴史の皮肉を知るべきだ。北朝鮮は今後も歴史の皮肉を演じるような気がしてならない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

癒しの森 33                       2003年9月19日                                  
            コウロギの泣き声
 
 庭のコウロギの泣き声が一段と高く聞こえるようになった。鳴く声(羽根を使って音を出すよう)はオスだという。メスを呼ぶ声なのだという。それにしても実に長く呼び続けるものである。コウロギの泣き声に、寂しい響きがあるように思う。寂しさを感じる・・・これも人生の1ページだ。

      ・コウロギや 何時まで鳴くの 秋の夜 
                       
                   (交流の散歩道に掲載)



2003年09月18日(木) 75歳以上の人口1053万人 

 9月15日の「敬老の日」にちなんで、総務省は65歳以上の人口を次の通り発表した。

 男性  1026万人  (男性人口の 16・5%)
 女性  1405万人  (女性人口の 21・5%)
  計  2431万人  (総人口に占める割合 19%)
 
 高齢者の割合が高いのは、日本19%、イタリヤ18・2%、ドイツ17・1%、フランス16・1%などである。今手元に海外の資料がないが、日本の65歳以上の就業率はこれまた世界のトップなのである。

 総務省統計局の資料によれば、65歳以上の労働人口は、487万人で、労働人口の20・7%を占めている。高齢者の就業率が高いのは、長野県30・7%、山梨県28・3%、福井県27・7%などとなっている。

 65歳以上であると、2413万人もいて高齢者が多いようだが、75歳以上となると、以下の通り半減する。
 
 男性  384万人  (男性人口の 6・2%)
 女性  669万人  (女性人口の 10・2%)
  計  1053万人  (総人口の 8・3%)

 条件が整えば65歳以上の半数は働くことが出来る。75歳以上を高齢者だとすれば人口の僅か8・3%しかいないのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

癒しの森 32                            2003年9月18日
                歓喜の名画
 
 星野監督の母敏子さん(91歳)が8月13日に死去していたことが分かった。14日の通夜に最後の別れをした星野監督は、葬儀告別式を欠席して広島戦の指揮を取った。6年前に妻を、初孫を、そして母をも亡くしながら勝利を追及した闘将、これが男星野仙一の込み上げてくる涙ではなかったか。闘将は5万3000人の大観衆の心が一体となった掛け声と共に、歓喜の涙で夜空に舞った。

  ・母の死を 隠して戦う 闘将の 宙に舞った 歓喜の名画





2003年09月17日(水) 阪神18年ぶりに優勝

 優勝直前に5連敗と苦しんだが15日、監督就任2年目の星野監督が胴上げされた。1回、2回、3回、と宙に舞い上がる監督、輪を作って万歳をするナイン、まさに歓喜の一瞬の映像だった。

 多くの報道があったが、そのトップは「道頓堀のダイブ」だろう。危険だから止めなさい!という警官機動隊300人の制止も何のその、阪神ファンはやっぱり道頓堀川に飛び込んだ。「大阪府警によると、16日未明までのダイブ者は昨年のW杯をはるかに超える4000人近くに達し、18年のうっぷんを晴らした」(16日・スポニチ)という。
 
 阪神の優勝を景気に結び付けようとする発言が多い。その中から少々引用しょう。熱心な阪神ファンの竹中金融・経財担当相は「前回優勝の85年はプラザ合意の年で、その後経済が良い方向に向かった」ダメ虎が復活したのだから、日本経済も復活して欲しいとの願いがこもった発言だ。
 
 もう1人大の阪神ファンの福井日銀総裁は「企業経営の努力の上に、阪神の優勝が加われば、景気の心理面の弾みがつく」と強調している。気分が明るくなれば、経済活動が活発になることは確かである。
 
 住友信託銀行は、「阪神優勝は新たな景気回復につながる。今回はシルバー世代が中心の『いぶし銀景気』だろう」と予測している。シルバー世代が、医療関連機器、パソコンなどでお
金を使うことが、いぶし銀景気なのだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
癒しの森 31                       2003年9月17日
            前人未到の6連覇

 田村亮子さんが世界の頂点に立ったのは18歳の時だった。それから、世界選手権で前人未到の6連覇を成し遂げる。鍛え抜かれた肉体と精神・・・この人は褒め称えるというより、尊敬に値する素晴らしい28歳の人となった。
 
 五輪出場も1991年のバロセロナ、1996年のアトランタ、1999年のシドニー、2004年のアテネと連続4回の五輪出場も前人未到のことだ。

・こぶし上げ 前人未到の 6連覇 喜び表わす 涙の瞳

・バロセロナ それからアテネと 12年 輝き続けた 亮子幸あれ
  




2003年09月16日(火) 田沢祐喜君の両親が損害賠償の提訴

 青少年が正常に育つかどうかは、大変なテーマである。子どもが殺人事件に関与すれば、両親の一生は台無しになると言ってもいい過ぎではないだろう。

 昨年4月、新潟市の田沢祐喜君(当時15歳)が少年グループの暴行を受けて死亡した事件があった。暴行の動機が「卒業アルバムの写り方が生意気である」という理由だけで、相手が死んでしまうほど殴る、蹴るの暴行を加えたのである。加害少年6人の内、4人は4年以上8年以下の判決を受けて服役中である。

 この少年達は20歳前半で出獄になるが、その後の人生を開いていけるのだろうか。殺された祐喜君の両親は「事件に関与した当時16歳の少年6人と、その保護者ら計17人に総額1億1500万円の損害賠償を求め新潟地裁に提訴した」(12日・共同通信)という。

 保護者は、少年に対する指導監督を怠ったとの理由で、民事訴訟の対象となっていく。教授的なことは書きたくないが、子どもを正常に育てるために何が必要なのか、親が真剣に学ばねばならないと思う。

 村上市の中学生富樫知里さん(15歳)が佐渡で無事発見された。未成年者略取容疑で近藤順容疑者(26)が逮捕された。この人の10代は、どんな育ち方をしたのだろう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
癒しの森 30                        2003年9月16日
            宇宙の広さ 
 
 まず、昨日の続きで太陽、地球、月の直径を示そう。
太陽    1、392、000繊 …招造地球の109、3倍
地球      12、740繊    
月       3、476繊 …招造地球の0、273倍。            

 昨日、地球が1メータとすると月まだの距離31メータと説明した。宇宙の広さを実感する意味で、月、太陽、北極星へ行くにはどれだけの時間がかかるかを示してみよう。
                光速         ジェット機(自速1000繊
月              1・3秒         16日間
太陽           8分19秒            17年
北極星          800光年         392000年
かんむり座星雲団   2億光年          (計算できない)

   ・想像も 出来ない宇宙の この広さ 心は時に 宇宙の彼方へ
                    


2003年09月15日(月) エイズで南アフリカ存亡の危機 

 教育のレベルが低いことは、そのまま悲惨に結びついて行くと思う。フランスのユゴーが言うように「無智と悲惨」はまさに一体不可分の関係にある。この日々の(社会の)映像は、3〜5日の間に起こった出来事から一題を選んで書いている。その選び方も今まで書いたことのないテーマを優先している。よって、読者によっては関心薄いテーマが出てくると思う。

 南アフリカのHI拘鏡は深刻だ。南アフリカ保健省は9日、2002年に実施した妊娠女性のHI拘鏡の調査結果を公表した。これによると「妊娠女性の感染率は4人に1人以上に当たる26・5%」(9月11日・共同通信)という驚くべき感染率なのだ。

 なぜ、ここまでエイズ感染者が広まって行ったのか、ここで多くのことを書くだけの専門知識も紙幅もない。一般論になるが、一般大衆の教育レベルの低さが起因していると思う。エイズに関して様々な迷信と偏見が横行して、悲惨極まりない事例が報道されている。これらのことは後日のテーマに送りたい。

 南アフリカは二〇〇年余りオランダの植民地。1910年に独立したといっても、かつて有名であったアパルト政策が続けられてきた。1995年に初めて全人種参加の総選挙が行なわれ、マンデラ大統領が選出された。どうにか、動き出した建国への戦いは、エイズ蔓延を食い止める教育レベルの向上しかないと思う。妊婦の26・5%がHI拘鏡者では、4200万人の南アフリカ存亡の危機である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
癒しの森29                       2004年9月15日
              地球と月

 地球、宇宙のことを学ぶことは、心の境涯を高めると思う。8月28日の日々の映像で火星大接近のことを書いた。昨日の中秋の名月のこともあり、地球と月のことを少々記述しよう。
 
 地球が1メータの直径だとすると、月に直径は約28センチである。1メータの地球から31メータは慣れた軌道に月は廻っている。月は他の星と比べると、比較にならないほど大きくみえる。1メータの地球から、31メータはなれた28センチの月を見ているからである。
 
 28センチの月から31メータ離れた地球を見ると桁外れに大きい。アポロ15号が月面に着陸して、地球を撮った感動的な写真が今でも記憶に残っている。地球はこの銀河系で命を湛える宇宙の旅人なのだ。

 ・知りゆくと 詩情誘う この地球 宇宙を駆ける 青きオアシス

  (短歌は1997年3月31日の日々の映像から。下の句は修正して掲載)






2003年09月14日(日) 障害者雇用に達成企業9000社

 障害者雇用促進法では民間企業に全従業員の1・8%の身体障害者を雇うことを義務付けている。東京都内で本社を置く企業で雇用率1・8%の未達成企業は「1万2512社の内7割を超える7000社」(8日・朝日から)で未達成企業が56%もある。
 
 以前ここで、身体障害者(知的障害者を含む)の就職難のことを書いたことがある。勤労人口のおおよそ1・8%の障害者がいるのであるから、企業は社会的な責任からこの率になるように努力を払うべきである。
 
 朝日新聞が従業員3000人以上の大手259社の雇用率を平均したところ1・29%であった。この大企業が1・8%の雇用率まで努力するとおおよそ4300人(3000人×259社×0・49)〜8000人(3000人より従業員が多い企業もあるため)の雇用が生まれるのだ。
 
 少々不快な記事が掲載されていた。厚生労働省の未達成企業の公開方針に対して、大手企業112社が「公開されると製品のボイコット運動になる恐れがある」(同)として、公開の取り消しを厚生省に求めていたのだ。自社製品を大衆に販売して成り立っている企業は多い。それなら、大衆1000人に対して18人の障害者のことを考えて欲しいものだ。
 
 それが前記のように大手112社が集まって、障害者雇用1・8%の未達成を隠すために厚生省に働きかけるなどは、やや姑息としか言いようがない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
癒しの森28                            2004年9月14日
              中秋の名月
 
 中秋の名月のことを書く日が遅れてしまった。今年の中秋の名月に当たる日が何日なのか分からず少々混乱した。昨年の中秋の名月は9月21日で今年は9月11日であった。毎年中秋の名月の日が異なるので戸惑う。

 漢字文化はいろんな言葉を生み出した。秋の中頃の月を「中秋の名月」と名付けたのだ。それはさておき、この澄み切った明るい月を、昔の人達はどのようなロマンを感じながら仰いでいたのだろう。心も澄み切った明るさを保ちたいものである。

 ・平安の 歌人(うたびと)たちも 仰ぎ見た 夜空に浮かぶ 神秘な光                                (1996年作 日々の映像記述の動機に掲載、一部修正して掲載)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
読者へのお知らせ 2
エンピツの中に癒しの森専用ページを下記の通り作りました。日々の映像の中には今まで通り挿入して行きます。癒しの森だけをお楽しみいただく場合は、以下のアドレスでページを開いてください。
日々の映像アドレス      http://www.enpitu.ne.jp/usr2/22831/           癒しの森アドレス        http://www.enpitu.ne.jp/usr3/30290/
                 
 




2003年09月13日(土) 百歳以上2万人を突破

 15日の敬老の日を前に厚生労働省は9日、「全国高齢者名簿」(長寿番付)を発表した。これによると、百歳以上の御年寄りは、昨年より2627人増えて2万561人になったという。

 男女別では女性が1万7402人、男性が3159人で女性が84%を占めている。問題は百歳以上の皆さんの生活の内容である。

 このことについて、国立精神・神経センターの興味深い調査データが報道されていた。(以下9月10日・毎日から)このデータによると、食事など基本的動作を介助なしで行なえる割合は、男性30・9%に対して女性は僅か13・6%しかいない。

 よって、百歳以上で自立して生活している人は、女性2370人(1万7402人×・13・6%)男性980人(3159×30・9%)となる。男性の自立の割合が女性の2倍以上であるのは意外であった。

 誰しもが一度は訪れる老い・・なかなか厳しい現実がある。百歳以上の人達で、会話をするなど意思の疎通が出来る割合は、男性が58%に対して女性は35%である。食事も介助、意思の疎通も出来ないでは、めでたい長寿とは言い難い。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

癒しの森 27                          2003年9月13日
              作者との会話 
 
 癒しの森7で「癒しは自分と人との間に生まれる」と書いた。人類は文字というメディアを創造した。よって、良書を通して豊かな精神の世界に触れることが出来る。近代で良書を残した元祖はシェクスピア(1564〜1616)であろう。シェクスピアは人間の感情の総てを描写したと言われている。   

 「我思う故に我あり」で有名なフランスのデカルト(1596〜1650年)は読書について「良き書物を読むことは、過去の最も優れた人々と会話を交わすようなものである」といっている。この言葉を踏まえて短歌を作る。

  ・良き書物 活字の中に 心あり 作者と交わす 今宵のひと時         

                  (短歌は1997年2月28日の日々の映像から)



2003年09月12日(金) 同時多発テロ(9・11)から満二年 

 2年前の9月11日、二ューヨークのマンハッタンにそびえ立つ世界貿易センタービルにジャンボ機が突入した。しばらくして双子のビルは崩れ始めた。あの衝撃的な映像は誰しも記憶に深く残り、今なお鮮明に思い出される。この巨大なテロの犠牲となって、尊い命を失った人は3000人であった。

 あれから2年、アメリカ主導のアフガニスタン、イラクに攻撃があった。アフガニスタンの攻撃は、テロとの戦いを前面に出したアメリカの必然的な行動であったように思う。そして国際テロ組織「アルカイダ」に打撃を加えた。しかし、アフガンの治安は回復することはなく、タリバン残党によるテロはあとを絶たない。

 これらのことから、米国のアフガン攻撃、イラク戦争を痛烈に批判する記事・リポートに出会うことがある。この米国の行動を賢(さか)しげに批判することは簡単だ。一方のみを批判する、事態はそれほど単純ではない。米国の軍事行動がなかったら、テロの危険は更に増していたのではないか。
 
 カタールの衛生テレビアルジャジーラは「アルカイダの指導者ウサマ・ビンラーデン氏と、側近のサワヒリ副官とされる人物の映像を放送した」(9月11日・産経)という。アルカイダが発したというメッセージの1部を引用しよう。「ニューヨークとワシントンへの攻撃から2年のこの時、我々は米国に挑戦する」と明言し「米国人に平穏な夢は見せない」と警告している。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 癒しの森 26                        2003年9月12日
                我流の短歌

 私は短歌の勉強をしたことがない。ひところ、新聞の短歌を読むこともあったが、スッと意味が理解できない短歌が多い。よって読むのを止めてしまった。正式な短歌は、事実、現実、本当にあったことに限る考え方がある。

 要は創作を排除する考え方だ。目に映る事実、現実、本当に限るのであれば、人の心を動かす短歌は生まれにくいと思う。私の短歌は、分かりやすいことをモットーとしている。

 ・短歌をば 目視の事実に 限るなら 心を動かす 歌は少なし
       
               (短歌は1997年3月17日の日々の映像から)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
このページを開く皆さんへの連絡 その1

 日々の映像は2002年1〜3月
       2003年1〜9月12日まで表示されています。
過去の目次のみに目を通したい方は、最新の左上段をチェックして希望月を出します。そしてlistをクリックすると1ヶ月の目次が出ます。目次の月日をクリックすると本文が表示されます。


 

2003年09月11日(木) 大企業の爆発事故と大火災

 半年ほど前、大企業の生産現場の労働災害が多いことが報導されていた。労働災害の多発は生産現場のリストラのやり過ぎでないかという批判的な記事もあった。新日鉄名古屋製鉄所の爆発事故とブリジストン栃木工場の大火災は、生産現場での人との関係が無関係とは言い切れないと思う。

 新日鉄名古屋製鉄所の影響額は「最大で300億円」(8日・ロイター)であるという。この製鉄所の操業開始は9九月末で、フル稼動は早くて12月末になるようだ。そのためこの製鉄所から鋼板の供給を受けているトヨタは「鋼板確保に全力を挙げる」(9日・時事通信)事態になっている。

 9月8日正午ブリジストン栃木工場で火災が発生した。栃木工場18万7000平方メーターをほぼ全焼するという空前のスケールの大火災である。火災発生から12時間後の9日未明になっても火勢は衰えを見せなかった。24時間後に鎮火したが、再燃の危険があり厳重な警戒に当たるという物々しさだ。

 燃えやすい原料を扱っている工場であり、厳重な防火対策があったはずである。「業務上失火の疑い」(10日・時事通信)は否定できないようだ。これだけの大工場の操業停止は、自動車産業に大きな影響を与えることになる。この大火災も突き詰めれば1人か2人の社員の過失が原因していると思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
癒しの森25                      2003年8月11日
            癒しの森にしたわけ

 毎月我が家に来る友人がいる。目的は日々の映像を題材にしての懇談である。友人が私の我流の短歌・詩を読んで「石田さんの短歌・詩は癒しになとの評価を頂いた。そんなことから、癒しに関する短文エッセイを書こうとのイメージが固まった。
 
 次に「森」としたわけである。この短文エッセイ1題を一本の木と置き替えている。嫌なニュースが氾濫している中で、癒しを感じて頂けるようなエッセイを書くことは難しい。はたして、どれだけの木を植えることが出来るか自信がない。100本植えることが出来るか、この程度なら森とはいえない。 読者の絶大なるご支援を頂いて、出来たら700本の木を植えることが出来ないかと思っている。今日25のナンバーが700になれば、癒しの森といえるだろう。

 ・友を得て 共に書きたし 七百題 招き寄せよう 癒しの森へ




2003年09月10日(水) 生活に関する世論調査

 8月30日に内閣府が発表した世論調査を書き留めるかどうか1週間あまり迷った。どうにか記述方針が決ったので書き留めたい。この調査によると、生活に悩みや不安があると答えている人は、67%(平成3年度は46・5%)で過去最高となっている。これは将来の自分の生活を社会のせいにする思考が多少あるように思う。

 ここでは、今後の生活が良くなっていくかどうかのテーマに絞りたい。調査によると、今後の生活が良くなっていく、と考えている人は僅か7・5%しかいない。回答が20歳代であると、生活が良くなっていくと答える人が20%になる。この20%も海外から比べると桁外れに低いのだ。 

 中国で同じ質問をすると若者の90%が良くなると答える。アメリカでも同じ調査をすると約60%の人が「良くなっていく」と答えるのである。どうして日本の若者は将来に対して、希望・夢を持っていないのだろう。

 一昨日自民党の総裁選がスタートした。政治がどうあれ、国の借金がどう  あれ、若い人達は自らの可能性を信じて、自分自身を磨いていくことだと思う。そして新しい自分の可能性を開いて行くことだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

癒しの森 24                      2003年9月10日
              風の恵み
 
 7月4日風力発電に関する地球政策研究所の見解を書いた。そして同月31日の余録で、人類が無限の風のエネルギーに抱かれて暮らす時代が来るのだ・・と結び一詩を書いた。この詩を修正して癒しの森に載せる。

         朝が来る
         太陽が陸地を暖める
         海から陸へ風が流れる
         その時の名前は海風
        
         夜になる
         陸地が早く冷える
         陸から海へ風が流れる
         その時の名前は陸風
        
         地球は廻る
         昼と夜の神秘のリズム
         朝の海風 夜の陸風
         風はお前の呼吸だったんだね


2003年09月09日(火) 校長先生の不祥事

 6月29日に書いた「指導力不足の先生」には驚いた。このような指導力不足・学力不足の先生が各県で10〜25人もいるのだから深刻である。先生の不祥事も時折報道される。この不祥事が校長先生になると、一部の「はみ出し者がやったこと」では済まされない。
 
 8月26日、福島県教育委員会の模様が報道されていた。この定例会のトップのテーマは、セクハラをした小学校校長の懲戒免職に関することだった。校長の懲戒免職は、福島県では初めてのケースなのだ。
 
 9月4日にも小学校校長の懲戒免職の報道があった。静岡県西部の小学校校長(56)がこともあろうに、児童の母親1人を複数回に渡って、ホテルに誘い関係を迫ったとして「県教育委員会が8月に懲戒免職していたことが分かった」(毎日)という。母親のプライバシーがあるのか、詳しく報道されていないが、内部告発がありこの件が発覚したものだ。
 
 それにしても、あと4年無事勤めることが出来れば、退職金を満額もらえるのである。それが懲戒免職となればゼロとなる。経済的な面より妻・子供・親戚・友人は懲戒免職校長にどう接するだろう。こんなリスクを冒してまで、なぜ男性は女性に狂うのだろう。女性の妖艶さが狂わすのか、男性の単純な性がそうさせるのか、神代の昔からの謎かもしれない。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

癒しの森 23                      2003年9月9日
          ボケにならないために

 ボケ老人になりたくない。ボケとは物事の評価ができず適切な行動が出来
ないことである。物忘れとはとは全く別の機能の低下なのだ。ボケにならな
いためのアドバイスは多くある。このボケに関して、川柳を書いたことがある。・・せず、・・あらじ、・・なし、・・知らず、と言葉を工夫した。

    ・無感動 これぞボケへの 道標(みちしるべ)
    ・趣味のため 時間を持つ人 ボケもせず
    ・芸術を 愛する人に ボケあらじ
    ・朗らかに 笑う人には ボケもなし
    ・目的を 持ってる人こそ ボケ知らず

             (川柳は1997年2月8日の日々の映像から)




2003年09月08日(月) 医療の疑問ぞろぞろ

 ここのところ医療に関する疑問報道が続く。 7月18日書いた「脳梗塞に良薬はない」で少々ショックを受けた。日本の血栓溶解剤で唯一の承認薬であるウロキナーゼについて、厚生省の研究班が「治療に使うだけの根拠がない」と否定しているのだから困ったものだ   
 
 8月3日に書いた「信念だけの肺がん治療」もかなりショキングな内容であった。なにしろ肺がんは統計的な治療指針がなく医師の信念だけの治療だというから驚きであった。「従来の肺がん治療は、医者の信念だけで行なわれてきた」と指摘しているのは、厚生労働省の研究班なのである。 このことを加筆しておきたい。この研究班の統一指針で次の薬・医療行為に対して疑問と警鐘を鳴らしている。(資料・8月3日・産経)
1、副作用による死者が多数出て問題になった肺がん治療薬イレッサについて「1部症例で有効性が示されているが、生存期間を延ばす効果は証拠が不十分」としている。
2、肺がんの8割を占める「非小細胞肺がん」で移転を防ぐために周辺のリンパ節をすべて切除する手術は「早期では、体調の改善や再発を少なくする上で推奨するだけの根拠がない」とこれまで標準的とされてきた外科的治療法に、疑問を投げかけている。
3、がん摘出後に、再発しないようにとおこなわれる放射線照射は「かえって状態を悪化させるので、行なうべきではない」と警鐘を鳴らしているのだ。妻の友人で手術後の放射線照射を嫌って、病院から逃げてきた人がいる。患者の信念で行動する必要もあるのだ。
 9月5日朝日新聞に報道された「乳がん、定説信じて治療遅れる」も前記と同じく医療の定説を否定する内容である。医学辞典の乳がんの説明は「初めのうちは症状がなく、痛みはありません」とある。一般の医学書にも「痛みはありません」と書かれてあり、これが定説となっているのだ。 
 よって、痛みがあると訴えても、がん以外の「乳腺症」などとの診断が出ることもある。これらが原因して乳がんの診断が遅れる場合が出てくるのだ。本当に乳がんは痛まないのだろうか。乳がん患者の会「ソレイユ」の中村道子会長によると「会員300人にうち、痛みの自覚症状があった人は三割に上る」という。 
 これだけのデータがあるのに、なぜ医学辞典・医学書に「痛みはありません」との説明の修正を加えないのだろう
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
癒しの森 23                      2003年9月8日
             子 の 鏡
 今は長寿となっているので、父母を失うのは60歳代の人が多い。中には
70歳代になってから、父母の世話をする人も珍しくない。私は20歳代の
前半で世話になった先輩が2人いる。その中の一人を7年前に尋ねた。そ
の時彼は60歳代に入ったばかりであったが、母を失い父の看病をしてい
た。話の内容からすると80歳代の父は半身不随のようであった。
 彼は会社を退職しており、父の世話一本の生活をしていた。彼は言葉少
なく「オヤジの世話は、俺でないとダメなんだ」と。父の下の世話も奥さんにさせず自分で行なっているようであった。私に静かな感動が走った。

 ・老いし父母 真心込めて 看護する あなたの振舞い 子の鏡かな
                 
                 (1996年作 交流の散歩道に掲載)




    

2003年09月07日(日) 強盗が続くコンビニ   

 7月31日書店の万引きについて書いた。なにしろ、書店1店当たりの平均被害額が年間210万円なのである。この万引きが書店の死活問題に発展、閉店に追い込まれる店も出ている。万引きで経営が行き詰まるなどは、昔であったら考えられないことだ。
 
 コンビニも少々の万引きがあるだろう。ここで取り上げるのは、コンビニを襲う強盗である。ヤフーで検索すると、約1ヶ月間で東京(7月3日)・神奈川(8月12日)・大阪(銅22日)・福岡(25日)・大阪(28日)・広島(30日)とコンビニが6軒襲われている。
 
 コンビニのプレッシャーは書店の比ではないと思う。警察も忙しく5〜10万円の強盗事件に、一定の捜査をすることは出来ない。犯罪行為があれば、警察に連絡して対処してもらう・・・この当たり前のことが出来なくなりつつある時代だ。よって、コンビニ或いは個人も強盗に対する自衛手段を考える必要がある。
 
 このテーマに関連して、インターネットで護身用スプレーを少々学習した。このようなスプレーを、家庭でも持つ必要があるのかもしれない。
 防犯用品メーカー「サンエス技研」(東京)によると「ほとんど米国や台湾の輸入品でトウガラシの粉末が主成分。目に入ると激痛で10分は動けなくなる」という。スプレーは3メーター噴射するので、かなりの威力を発揮する。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

癒しの森 22                      2003年9月7日
          
          誰を待つのか孔雀草 
 
 9月2日書いた社長夫婦と住宅街にあるスナックへ行った時期があった。私も妻を連れてスナックへ行ったことが一つの失敗だった。このスナックのカウンターに土曜日に必ず来るという女性がいた。女性のカウンターの前にはその時期白い可憐な花をいっぱい付けた孔雀草が飾られてあった。
 1人行ったのであれば、話しかけたい雰囲気の女性だった。妻が隣にいてはどうにも成らない。それでも何回かの内で話をする機会があった。短歌を作って彼女に渡し、この物語は終りになった。

 ・片隅で 誰を待つのか 孔雀草 あなた待つ人 今日は何処に
                  
                  (1996年作 交流の散歩道に掲載)



2003年09月06日(土) 化学物質と健康 

 3年ほど前は化学物質に関することを毎月のように書いた。これらに関するニュースは確実にチェックして置く必要があると思う。山梨大と国立環境研究所は動物実験でダイオキシンが長期に影響を及ぼすことを立証した。妊娠中の母親が摂取したダイオキシンが胎児の脳組織に影響を与え、成長後の性行動を不活発にする」(8月9日・共同通信)ことを確認、ボストンで開かれるダイオキシン国際会議で発表した。
 
 要約すれば、母体のダイオキシンの濃度によっては、その影響が次世代まで及ぶとの指摘なのだ。自分の体内に溜まっている化学物質の最も注意しなくてはならないのは、これから妊娠しょうとする女性たちだ。要は体内に溜まっている化学物質を妊娠前に、出来るだけ排出・排泄する必要があるのだ。     
 
 この記述をするに当たって、生活環境研究所の「化学物質と健康」のリポート「A―4・9枚」を読んだ。ホームアドレスを後記に示したので、関心のある人は読まれたら良いと思う。一読して感じたことは、可能な限り化学物資を避けること。次は体内に溜まっている化学物質をいかに体外に排出するかである。
 
 要点のみを記述すれば、 ̄親阿籠浴・低温サウナで汗として排出する。解毒作用のあるお茶を飲んで尿として排泄する。A^歇舛凌事を多く取り便と一緒に排泄するなどである。最も効果的なのは、低温サウナとのアドバイスだった。
     http://www.sei-ken.co.jo/mijika_kagaku.htm

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

癒しの森 21                      2003年9月6日
          謙虚さのあるスター
 
 4月22日の日々の映像でヤンキースの松井選手のことを書いた。アメリカの
メディアは、松井選手を通して勤勉な日本人論を展開していた。松井選手は日本を代表する顔なのである。 8月22日米紙ニューヨーク・タイムズは、松井選手について       

          「謙虚さのあるスター」

 の見出しで、長文の記事を掲載していたとのこと。スターを気取らず、周囲に友好的な態度を取っていることに好感を示しているのだ。

 ・謙虚さを 備えて強し 松井かな 風格にじむ 彼の振舞い




2003年09月05日(金) 院内感染と感染症

 セラチア菌の集団感染が毎年のように報道される。この菌の集団感染24人を出し、7人が死亡した伊藤脳神経外科病院(世田谷)の事故で「警視庁捜査一課と北沢暑は9日、伊藤病院長と看護師長を業務上過失到死障害容疑で書類送検する」(8月29日・毎日)という。
 
 人を治療するはずの病院で、感染死などは本来あってはならないのだ。よって、今回の立件も止むを得ないことだと思う。今回の感染は「ブドウ糖点滴の器具などが原因」なのだ。「血液中に感染した時は、菌の出す毒素で腎臓や肝臓などが害され死亡する危険がある」(毎日・ことばから)という。これが菌による感染症の恐ろしさだ。
 
 8月29日の共同通信のニュースで、子宮ガン原因ウイルス(HP)の感染が「10代の女性に広がっていることが29日までに、名古屋市立大の鈴森教授(生殖・発生医学)らの調査で分かった」という。この感染は主に性交渉で感染する。イメージとしては、不特定多数との性交渉が問題のような気がする。
 
 これまでに50人中20人から悪性度の高いHP后淵劵肇僖團蹇璽泪Εぅ襯后砲検出されている。このデータは性感染症検査のため来院した10代女性のものだ。同教授は「感染率が高く心配される結果」と話している。今まで何回も記述してきたが、相手がウイルスであれば、頼れるのはその人の免疫力しかないのである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 癒しの森 20                   2003年9月5日
            
           歴史的など銅メタル

 陸上第9回世界選手権で、日本の末続慎吾選手が、男子200メートルで堂々銅メタルに輝いた。日本は初の銅メタルである。アジア選手としても五輪を含めて、100年ぶりの快挙なのである。まさに、日本選手がこじ開けた世界の扉で、歴史的な銅メタルといえる。
 
 ・二百での 末続勝ち得た 銅メタル 日本最初の 快挙かんばし


2003年09月04日(木) 北朝鮮に「核」が本当にあるの

 ヤフーで北朝鮮の核開発問題を検索すると、該当のニュース、解説が36100件もあると表示される。それだけこの国の核問題は、世界の注目を集めているのだ。6ヶ国協議の場で北朝鮮は「米国が北朝鮮への敵視政策を継続する限り核兵器を保有し核実験も行なう」(29日・時事通信以下同)といっている。更に核兵器を運搬する手段もあると語り、ミサイル開発にも言及したという。
 
 北朝鮮に本当に「核」があるのだろうか。「核」を持っていると発表すると関係国がおじけづいて、何でも北朝鮮の言うことが通るとでも思っているのだろうか。アメリカの報道官は「こうした発言は、北朝鮮を世界から更に孤立させる」と批判している。その通りだと思う。
 
 六ヶ国協議のロシアの主席代表は記者会見で驚く発言をしている。ロシュコフ外務次官は8月28日、北京の大使館で時事通信など1部日本人記者団とのインタビューに応じ「北朝鮮は核兵器をまだ保有していないとの見方を示した。また中国筋は、同国政府も同様の判断を下している」と述べたという。
 
 これだけ「核兵器を持っている」とちらつかせていながら、もし本当になかったら国際社会は北朝鮮に対してどのような反応を示すのか。なお、ロシア外務次官の発言細かく引用すれば「何らかの核装置は既にあるが、核兵器ではない」というものだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
癒しの森 19                      2003年9月4日
          
           「人」小出義雄監督

 昨日マラソン「銅」に輝いた千葉真子のことを書いた。千葉は1997年ア
テネ大会の1万メートルで「銅」であった。再び、世界の舞台に立てたのは
小出門下生になったことだろう。

 日々の映像でマラソンの指導者小出義雄監督のことは何回も書いた。小出監督の語録は味わい深い。監督は「嫉妬する子は伸びない」という。スポーツの世界は、実力第一の世界である。伸びていく子は、他の選手が好成績を残した時、素直に「良かったね」と喜ぶという。人間性が「素直」であることがカギのようだ。逆に「勝者に祝福の声も掛けず嫉妬をしている選手は強くなれない」との指摘だ。人間の本質論のようだが理解できる。この語録を踏まえて次の短歌を作る。

  豊かなる 人生開く カギ如何 心に育つか 素直の二文字
          
              (短歌は1997年1月26日の日々の映像から) 
        



2003年09月03日(水) イラク爆弾テロ、死者126人負傷者300人

 7月12日「フセイン残党勢力の動き」と題して記述した。アメリカに協力する体制側が、フセイン残党勢力の攻撃に合うとの構図が鮮明に浮かび上がったのだ。この時は、警官の卒業式に爆弾が仕掛けられ、50人あまりの死傷者を出した。アメリカに協力する体制派と、残党勢力との殺し合いの轟音が鳴り響いた。
 今回の爆弾テロは明らかにこの流れの中にある。米軍統治に協力的であったシーア派の最大組織に爆弾が仕掛けられた。「テロで死亡したイラク・イスラム革命最高評議会の最高指導者ムハマド・バクル・ハキム師の側近は30日、レバロンのシーア派系テレビ局に対し、テロの死者は126人に上り、300人以上が怪我をしたことを明らかにした」(31日世界日報)という。
 犯行声明は出ていないが、体制派が反体制派の攻撃を受けたことだけは確かである。現在のイラクを支配している法則は、「殺すか」「殺されるか」である。 
 イスラム世界の殺し合いは、遠くは6世紀のムハマンド(マホメット)の時代にさかのぼる。マホメットは40歳で神の啓示を受けて、イスラムを創設した。マホメットはそれから亡くなるまでの20年間で70回もの戦争をしているのだ。イスラム教、イスラム国家を阻む敵とは徹底的に戦う「聖戦(ジハード)」を強く打ち出し実行したのだ。この思想的な流れは厳然として生きている。 
 この思想が過激派によって都合の良いように変えられ「イスラム国家を脅かすアメリカに対するジハードに参加する」と洗脳された若者がどんどん育成されている。アメリカが敵に回しているのは、フセイン残党勢力だけでなく中東地域のイスラム過激派全体なのだ。 
 今回の大規模爆弾テロで、治安を維持すべき米軍の威信は完全に崩壊した。今までにも何回か書いてきたように、この国この地域全体の思想的風土を知らず、治安を維持できると思ったブッシュ政権の重大な失政なのである。 
 国連大使館そして今回の爆弾テロ、何時第3の大規模爆弾テロがあるか分からない。「爆発現場から150メーター離れた地点でも重傷者が出ている」(8月30日・毎日から)というから、いかに強力な爆弾であるかが分かる。
 小泉首相は、こんな所に自衛隊派遣を決定することが出来るのか。この決定を下さない日本政府に対して、米政権のイライラは極限点に近づいている。アーミテージ米国国務副長官は、中東担当特使に対して、イラク復興支援から「逃げるな!」と厳しい口調で要求したという。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 癒しの森 18                     2003年9月3日
           世界陸上が終わる

 世界陸上が終わる。日本は始めて男子200メートルで3位に入る快挙を成
し遂げた。女子マラソンは強かった。野口みずき「銀」千葉真子「銅」坂本
直子が4位に入るなど、日本勢は大健闘した。昨年3月にマラソンデビュー
した野口みずきはアテネ行きの切符を手に入れた。1メートル50、40キロの
小柄な体で、バネを使ったストライド走法・・・人間は訓練によって信じら
れない存在になるものである。われわれはマラソンを通して肉体と精神の
限界に挑む人間の讃歌を感じているのだろうか。

    ・スポーツが 何故人を 引き付ける 限界挑む 輝く魂
              
         (短歌は1997年2月9日の日々の映像から)



2003年09月02日(火) 拉致事件 北朝鮮日本を非難 

 いつも書いていることであるが、北朝鮮指導部の思考の回路は世界の常識を逸脱している。中国で開かれた6ヶ国協議は、再度の開催のみが決っただけで、いつ開かれるか分からない。ここでも北朝鮮は、「核実験を行なう用意がある」などと挑発的な発言をしていたようだ。
 
 日本と北朝鮮の代表団は、8月28日午前と午後の2回拉致問題について話し会ったという。この席で日本側は当然家族の早期帰国を求めた。これに対して北朝鮮側は「5人を北朝鮮に戻す約束を破った」(29日・毎日から)と日本の対応を非難している。北朝鮮指導部の思考の回路は狂っている。日本の世論全体を敵に回して何の益が有るというのか。
 
 安部官房副長官は「そもそも、誰が五人を拉致したのか、おこがましい」(28日・時事通信)と北朝鮮の姿勢を厳しく批判していた。当然のことだ。日本の指導者はもっと激しく怒るべきだ。
 
 在日の北朝鮮の皆さんは、万景峰号で自由に祖国へ行けるが、北朝鮮に渡った日本人妻1800人は連絡さえ取れないのだ。こんなバカな話が世の中にあるか。

 ・運命か 異国の地にて 餓えの旅 哀れ悲しき 日本の女性(ひと)よ              (短歌は1997年3月20日の日々の映像から)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
癒しの森 17                      2003年9月2日           
            心苦しいこと       

 癒しの森に心苦しいことを書くのは、まずいかも知れない。親しく交流し
ていた友人2人(中小企業の社長)が、会社を整理した。実に心苦しい。そ
して今はあまり会う機会がない。その中の1人が愛妻家であった。彼に送っ
た短歌がザウルスの中に残っていた。

・連日の 寸暇を惜しむ 活動に 天も助けん 君の行く手を

・振る舞いに 妻への愛が 滲み出る 男の純情 素晴らしきかな

                  (1997年作 交流の散歩道に掲載)  



2003年09月01日(月) 児童殺傷事件 宅間被告に死刑判決 

 異常な人間が出て来ることは、社会全体の恐怖である。あまり筆の進まないテーマであるが、1日一題の記述の中に入れざるを得ない。宅間のような異常人間が突然変異のように出てくるのか、日本全体の教育・社会環境から生み出されるのか、私は後者でないかと思う。
 
 8月28日に行なわれた判決公判も異常であった。宅間被告は退廷を命じられ、被告不在のままの判決文の朗読となった。この事件の最大の異常さは、児童8人を殺し、15人に重軽傷を負わせながら、宅間被告から一言も反省の弁が無かったことであろう。遺族の悔しさ、無念さは想像もできない。深く哀悼の意を表わすのみである。 
 
 裁判長は「わが国犯罪史上例を見ない空前、願わくは絶後の凶悪重大事件。しんしゃくすべき事情は一片たりともなく、矯正は到底期待できない」と断罪した。最後に川合裁判長は「再発防止のため真剣な取り組みが社会でなされることを願ってやまない」と異例の所感を述べた。この「真剣な取り組み」が最も重い課題だろう。
 
 遺族の悲しみを短歌で結んで哀悼の意を表わしたい。

 ・突然に 我が子を失う 父母ありき 怒り悲しみ 癒えることなし

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

癒しの森 16                      2003年9月1日

          分かりやすいこと (2) 

 今日は昨日と同じように、私がアドバイスをした詩を紹介しよう。高校
生がマガジンで詩を発表していた。テーマがぼけている。よって、ポイン
トになる言葉を2回使うようアドバイスした。この人は、大変喜んでくれ
た。昨日の詩は「そうだわ」と「がんばろう」を2回使い、今日の詩は
「なんという素敵な時間」の反復使用だ。本人が書いた詩とは別になって
いる。

        素敵な時間

      今年も大好きな海に来た
      浜辺の夕暮れ 爽やかな風
      波の音を聞きながら 
      空を真っ赤に染めた夕暮れをみる
      なんという 素敵な時間

      空を見上げたら
      ぼんやりと星が出て来た
      まだ綺麗な雲の形も見える
      だんだん暗くなって星星(ほしぼし)が輝く
      なんという 素敵な時間


 < 過去  INDEX  未来 >


石田ふたみ