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空中分解告白 2007年06月12日(火)

巡っていく景色で
私たちは季節を知った
感覚もなく 日常を知った

笑い終わった青空も
泣き止んだ木陰も
怒り疲れた排気ガスも
無表情の祈りも
溶けた

通り過ぎてしまったものを
思い続けることは不可能だ
これから向かう場所を
正確に当てることは不可能だ

ただ 君がいたことを
ただ 君がいることを
手放した日常に縫い付けた

幸せも不幸も終わったのだ

さようなら ありがとう さようなら

私が君を好きだ
と知った瞬間は
君が私を嫌いだ
と知った瞬間だった




日常の悲劇 2007年06月03日(日)

朝起きて
君を思い浮かべる

昼間の光の中
君と会う
笑う

夕暮れに
君の帰りを見送る
寂しい

夜帰宅
星を見つつ君を思い浮かべる

夜夜中
君にもう二度と会っちゃいけない
思いながら眠りにつく

早朝
君に会いたくてしょうがなくて
夢の中で手を繋ぐ

それが現実だと思うんだ
どうしようもなく現実だと





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熊野ポーラ
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