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レッドライン 2006年09月20日(水)

青空が照らす道は
青くはなくて
ずっとずっと灰色につづいている

裸足で
君に会いに行きたい
傷だらけの足を見てくれ
君の渇望を僕は見たい

君に出会って
僕は何を思っただろう
君のひらひらするスカートに
僕は何を思っただろう

僕の渇望は
泥臭くて君に見せられないや

熱い熱いアスファルト
このまま立っていたら
僕は炒め物になれるかな
そうしたら
君に会わなくて済むのかな

会いたい
そして
会いたくない

張り付いた笑顔で
僕は祈るんだ
それでも君には幸せになってほしい


嘘臭い





さよならの魔物 2006年09月08日(金)

さよならって魔物みたいだね

君は言って、
窓の外を見る

いつもの喫茶店
いつもの窓際で
君の体から、さよならが滲み出ている

僕は何て言えばいいだろう
僕はどう言えばいいだろう
君に対しての答えは、
どれなのだろう

さよならははじまりともいうじゃない

僕はたどたどしく言って、
君の横顔を見る

君は小さく笑って、
そうだね
と呟く

魔物が襲ってきている
僕は戦い方を知らない
君を守れない

切れないナイフに
するどい爪が
デザートスプーンに
するどい牙が

僕は今、しりごみしている

君はどうしてそんなに勇敢なんだ?




行方知れずのサンセット 2006年09月03日(日)

履き捨てたデッキシューズが飛んでいく
バイバイ って何度も言えない
とりあえずダンスしよう

腕をおおきく広げて
素足でステップを

泣きたいから 泣かないでおこう

夕焼けがやけに色濃くて
この道は鉄板
遠赤外線で どうぞ焼いてください
私が焼きそばだったらね

もう少しだけダンスしよう
悲しいから 悲しいふりはしないでおこう
きっと私は明日も生ける者だから
この道を 歩いていける





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熊野
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