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漫画関連ファイル


2005年07月24日(日)
一色まこと『ピアノの森』10巻

久しぶりの新刊。私は雑誌を読んでいないので、よくわからないんだけれど、掲載誌が変わったことに伴って、新装版が発売されたらしい。新装版での単行本未収録分を入れた新刊。
ここで特筆すべきは、旧コミックスを持っている読者のために、新装版のカバーセットの全プレのお知らせが巻末に載っていたこと。300円の定額小為替を送れば、第一巻から第九巻までのカバーセットを送ってくれるそうだ。締め切りは7月30日。一週間しかないので、申し込みはお早めに。

内容はあいかわらず。できれば余計な枝道に入り込まずに、カイ君にはピアノをがんばってもらいたいので、バイトをやめたのは正解。



2005年07月18日(月)
『のだめカンタービレCDブック』

8月11日に発売されるCDブックの詳細が、作者のHPに告知されました。予約受付は7月22日から。数に限りがあるのでお早めにとのこと。

のだめのCDは以前に一枚出ていますが、著作権か何かの関係で絶版になっていて、ヤフオクでかなりの値段がついています。今回はそういうことにならなければいいけれど。

http://www.din.or.jp/~nino/easy_talk/et.html



2005年07月14日(木)
西田東 四冊

西田東さんのコミックスが数えてみたら四冊あった。「奪う男」「見つめていたい」「目を閉じないで」「影あるところに」
今市子さんの推薦文が帯にあって、それを見て買ったのが最初。それから目に付くと買うようになったんだけれど、実は読んでなかった。(このごろ、コミックスは買っても読まないでそのままのことが多いの)今日は本の整理をして、「影あるところに」を、たまたま手にとって読み始めたのが運の尽き。結局四冊読んでしまった。そしてネットで作品リストを探した。

http://sky.pobox.ne.jp/nishida/index.html

「彼の肖像」と一番新しい「願い叶えたまえ」がないなあ。今度買って来よう。

西田さんの作品はBL作品と呼べないような気がする。全然BOYが出てこないもの。みんな大人。しかも中堅くらいのサラリーマンが多いな。中堅のサラリーマンのおじさんが、それより年上の初老の上司との関係に悩むみたいな話もある。それを見守る部下の青年とか。もうこれは、そのまんま○モまんがと言ったほうがいいのかも。漫画を描くのが下手とか後書きに書いてあるけれど、そんなことはなくて、シンプルな描線で、おじさんたちの体つきとか、部屋の空気がちゃんと存在感を持って描きだされている。かなり痛いシチュエーションから始まることが多いのに、それがほんのり暖かい場所に着地する。なんでだろ。主人公はみんな、余裕がなかったり荷物をしょっていたりするのに、それを受け入れてくれる人間が現れると、ふっと力を抜いて、正しい場所に収まることができるからかもしれない。「影あるところに」なんてちょっとありえない話なのに、ハッピーエンドだし。私この作品の最後のページの「ごめんな邪魔して」「ごめんな邪魔して」が大好きだ。最高だよ、院長先生。