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漫画関連ファイル


2004年07月16日(金)
新聞にBLの紹介記事

読売新聞の6月25日付夕刊8面に、BLの紹介記事が載っていました。。実家へ帰ったときに、捜して持って帰ってきた。

「POPカルチャー」の「OTAKUニッポン」というコーナー
タイトルは『女が熱中 美少年同士の愛』『ボーイズラブ』

本屋の一角を占めるBL書棚(大きな写真つき)の話から始まって、「女性のためのポルノ」「根っこにあるのは純愛」でも、なぜ男と男なのかわからない・・・と続けて、「現実では男と女は対等でありえない。虚構の中で男になって本音をぶつけたいというファンタジー」という赤木かんこさんの談話でしめています。他に、竹宮恵子さんの談話と、書店の担当者によるおすすめ本が載っています。

いわく、このジャンルは好き嫌いがあるので、無理にはおすすめしないけれど
「初心者でも大丈夫なBLコミック」
・よしながふみ『西洋骨董洋菓子店』
・よしながふみ『ジェラールとジャック』
・今市子『いとこ同士』
↑このふたりは別格。
・雁須磨子『のはらのはらの』
・西目丸『いたいけざかり』
・星野リリィ『花嫁くん』
・山田ユギ『冷蔵庫の中はからっぽ』
松本テマリ、紺野ケイ子、竹美家らら、夢花李といった作家も売れ筋
・まんだ林檎『狂ひもえせず』
・カイメイ与五郎太『狐の魂呼い』

今月の直言
「ボーイズラブ、食わず嫌いはけっこう損」

うう、初心者向け・・・かなあ?



2004年07月14日(水)
酒井美羽『¥十億少女』

以前一巻を読んでおもしろかったので、気になっていた『¥十億少女』を、今日ブックオフで八巻まで立ち読みしました。現在9巻まで出ていて、今月号のASUKAで第一部が完結。全十巻になる予定です。絵が上手いとか派手とかいうわけじゃない。お話も昔から庶民的だったように思う。でも、ぐいぐい読ませるのは、これは漫画ならではの手法に作者が精通しているせいじゃないかしら。美内すずえさんや川惣さんと同じように。
主人公の高校生の女の子は老舗の和菓子屋さんの三人姉妹の末っ子。親の借金(10億円!)のカタに、謎の男と無理矢理結婚させられてしまいます。この導入部分は『美女と野獣』みたいで、おもしろい。気立ての良い娘が野獣の家にいくと、それは立派なお城で野獣は実はハンサムで、というのもお約束。結婚しているのを隠しつつ高校に通うのは『おくさまは18歳?』(←いまどき、これを知っている人がいるのか?)のノリ。そして、だんだん夫に惹かれていく・・・という話。
それで終わるかと思ったら、どんどん話が広がって、実は夫にはそっくりな従兄弟がいて、母親同志が姉妹で、しかし父親は同じで、親の因果が子に報い、暗くてどろどろの過去があったのでした!彼らの心の傷を「¥10億少女」は救うことができるのか?
さえない女の子だったはずが、コスプレまがいのドレスを着たり、派手なお友達に芸能界に連れて行かれたり、夫にせまられたり、従兄弟に監禁されたり、死んじゃった女の子の身代わりにされたり、サービス満点。



2004年07月11日(日)
葉鳥ビスコ『桜蘭高校ホスト部』

一冊目を読んだときは、あまりに画面が盛りだくさんで、どんなふうに読めばいいのかわからなかったけれど、ここ一連の漫画三昧で、三冊目は楽しく読むことができました。うーん。お金持ち学校の人気者の皆さんの中の庶民の紅一点って、『花より男子』みたいね。でもって、なぜか皆が天然の主人公をちやほやしてくれるという・・・まるマにも通じるシチュエーション。こういうパターンって昔からあったけれど、今のはどういうものなんだろう。いや、読んでて楽しいんだけれどねー。お話がどこに行くのか見えなくって、コネタを延々と楽しむのか、知られざる過去とか意外な展開とかが来るのかな?と思ったり。




2004年07月10日(土)
ゴツボ×リュウジ『ササメケ』

ヴィレッジバンガードの中をうろうろしていたら、五冊のコミックスが平積みしてあって、その帯が表紙よりも目立っていたので、思わず五冊一緒に買ってきました。脱力系サッカーまんが『ササメケ』。どんな漫画かというと、amazonの読者レビューをざっと読むとわかりやすいかも。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047135003

サッカーをしているようでしてなくて、青春しているようでしてなくて。熱くなりそうなところで、話がひっくりかえって、力が抜けまくる。これを意外性というのか、行き当たりばったりというのか。絵がとてもいいんです。風が感じられるとか誰かが書いていたけれど、かわいいし、かっこいいし、見てるだけでも気持ちいいかも。でも、話は滅茶苦茶。キャラをそろえたところで、第一部完結。今は『IKKI』に連載中とか。けっこう好きですよ。この作品。ウミノさんととっても似てる絵があるんだけれど、もしかして彼女が描いてるのか?

帯の推薦文と絵がね。小畑さんとか、二ノ宮さんとか、ウミノさんとか、サイコの人とか。豪華けんらん。このごろ帯に他の漫画家さんの推薦文をつけるのが流行ってるのかしら?今のところ、帯買いしてはずれてないからいいようなものの・・・



2004年07月09日(金)
のだめカンタービレ 第58回

千秋の指揮者コンクールも中盤を迎えて、参加者の個性もはっきりしてきました。
オレ様千秋も、前回の大ピンチにへこんでいるようす。
励ましているのか、傷口に塩を塗っているのかわからないけど
のだめはやっぱり良いパートナーですね。
山があっても、谷があっても、音楽が好きだ、という気持ちに帰っていくので
読んでいてしみじみしてしまうのでした。