この道の先に見えるもの。
希里



 懐かしさ。

すごく好きだった。
どこが?って言われてもよく分からなかったけど。
話しやすいとことか、
一緒にいて飽きないとことか。

自分でも好きだって意識することはほとんどなかった。

でも何かのたびに浮かぶんだ。
哀しかったことがある時とか、
嬉しかった時とか
なんでなんだろうね。

やっぱり好きだったんだなぁって。
あの人の、飾らないかっこよさが好きだったんだなぁって。

今ではただの懐かしい思い出だけど。

2004年02月27日(金)



 

最近帽子マニアな私(笑)は
かわいいものを見つけるとすぐ買ってしまう癖があります。

今日も一目惚れして買ってしまいました(苦笑)。
ちょっと自分を追い詰めてます。
こやって買っちゃうと、嫌でもバイト行かなきゃなぁって思うから(苦笑)。

あら治療だけど、外に出ざるを得ない状況を作ってます。

ホントは服が欲しいんだけど、
色々気持ち的に抵抗があるから。
やっぱり普通という言葉にすごく固執してるので。

あったかくなったら、ウォーキングしようかなって今は思ってます。
それができたら、かわいい服が買いたいな。

2004年02月20日(金)



 新たに。

やりたいと思ったことをやってみたら?
そう言われた。

今のバイトは、嫌な時も多いけど、
でもなんだかんだ言って
子供たちが好きで、教室が好きで
居心地が良かったりする。

でも一方で何か新たなことをしてみたい気もする。

ただ不安なだけなのかもしれないけれど。

今のこのテリトリーじゃ狭い気もして。
私の人生なんだから、
世界を広げたいと思ったら、
その時が動き出す時なんじゃないかな、とも思う。

そこで動ける力がない自分はやっぱりちっぽけな気がするけど。

2004年02月19日(木)



 

最近夢見が悪い。
何かに襲われたり、
人が死んだり、
夢の中でも過食してたり。
今日は自分が死んだ夢だった。

変な感じ。
自分で自分が死ぬ夢なんて(苦笑)。

起きたら、家に私ひとりで、
どうしようもなく寂しくて、恐くて。
だから布団の中にもぐった。
枕元に置いてあるプーさんのぬいぐるみと一緒に。
なんかほんとに子供みたい。
いつしかまた眠りに誘われていた。

今日はまだ眠くなくて。
眠れないのもあるけれど、
また嫌な夢を見たら、と思うと、
起きていたほうがいいような気さえしてくる。

気持ちが後向きだったりすると恐い夢を見るんだって。
だから前向きに考えるための教訓としてとらえなさい。
ってこの間テレビで言ってたなぁ。

それなんだろうか。
うーん、前向きかぁ。
なかなか難しいですね。

今日は変な夢見なきゃいいけど。。。



2004年02月18日(水)



 

今日は病院だった。

私は今、何かしたいという気持ちと、やっぱり無理だという気持ちのただなかにいる。
ひとつはバイト。
今のバイトじゃない、新しいバイトを始めたいと思った。
理由は妹が就職活動を始めたことと少し関係がある。
妹にはたぶん、余計なプレッシャーがかかってる。
私が仕事についてないことで、
妹は絶対に就職しなきゃいけないというプレッシャー。
それが申し訳ない。
もちろん、自分の生活費すら稼げないことに対して親に申し訳ないという気持ちもある。

でも、今の私の状態は正直言って、週2回の今のバイトでいっぱいいっぱいだ。
新しいバイトに適応できるか、きちんとバイトに行けるかさえも自信がない。

そこで今日作業所について聞いてみた。
障害のある人が仕事をして、少しばかりの賃金をもらえるところ。
(知識が浅いので違うのかもしれませんが)
これなら単純な作業だと思うし、事情も説明できるからできるんじゃないか。
結局時間がなかったので情報については次回のカウンセリングの時になったけど。
とりあえず、少しでも外に出る努力をしてみようかな、と思っている。

もひとつは友達。
今の私の環境では友達にほとんど会えない。
私の対人恐怖的な気持ちもあるし、体調が悪くて会えないこともある。
とにかく人と話をする機会が必要な気がしてきた。
そこで色んな人たちが集まって話し合いや、レクリエーションをするグループ
(セルフヘルプグループ)について聞いてみた。
これも、次回詳しい話を聞くのだけれど、
人と話をするということはやっぱり必要だと思う。
それに、自分と同じ状況下の人と話ができることは貴重だと思うし。

まぁ、話だけ聞いて、やっぱり不安で行けないかもしれないけど、
それでも少しだけでもやってみようかなと思っている。
だめならだめでしかたないから。
ゆっくりでいいから、やっぱり何かしなきゃだめだなって思ってる。
恐いけどね。。。

2004年02月17日(火)



 

あれは夢だったのだ。
ほんの少しの夢、
人を愛したことも、
女としていられたことも。

普通でいられたことも。

シンデレラや白雪姫は、
貧しくても美しくて
辛くても最後にはシアワセになれた。

私はシンデレラや白雪姫ではない。

また元に戻ったのだ。
ただそれだけのことだ。

少しでも自分を好きになれた、
たとえそれが見た目だとしても。

そう、私にとって、その数年が
きっと夢だったのだ。
私は夢から覚めて、
また元の姿に戻ったのだ。
ただそれだけのことなのだ。


2004年02月14日(土)



 

私には女として欠けている部分がある。
それは身体的なこと。

女の人になら当然あるべきこと、
それが私にはない。
もう、ずっと前から。

友達が話していることも私には分からなかった。
母は病院へ行こうと言ったけれど
当時の私には不安と恐怖から、行くことが出来なかった。

それは今でも続いている。

私が自分を女として見ることができないこと、
普通でありたいと願うこと、
女らしく生きることに強い願望があること
これはきっとこのことも関係しているのだと思う。

普通にあること、自然なことがおこらないことほど
私にとっては辛いことだったりする。

だから数年に一度、気紛れにやってくる、
女としての働きが少しだけ、嬉しかったりする。

2004年02月13日(金)



 また0から。

ここ1ヶ月、私は過食衝動を抑えることをしていない。
要は好きなだけ食べてる、ということだ。
私にとってそれは今までの努力(というべきものなのか分からないけれど)
を無駄にする行為だと知りながら、それでも止めないでいた。

だって疲れちゃったんだもの。
ダイエットをずっとしなければいけない
という気持ちに縛られ続けることに。

今はまた0から始めようと思ってる。
たとえ昔の体型に戻ってしまっても、
今度はちゃんとした方法でがんばって痩せればいいのかなって思う。

そのためにまず自分の好きなところを探そうと思う。
自分のすべてを否定して生きることほど生きづらいことはないから。
それは自分が1番よく分かってるから。

東京にいる、もうひとりのおっかぁ(元バイト先の人)が言ってくれた、
「太ったっていいじゃない、元気になれればいいじゃない」
という言葉が、今の私を支えてくれている。


2004年02月10日(火)



 「ぼくを探しに」

「ぼくを探しに」という絵本がある。
私が小学校6年生の時に担任の先生が薦めてくれた本だ。
先生は簡単なストーリーを語った。

―主人公は丸い形をしている「ぼく」で、
ぼくは丸いのだけれど、一部分が欠けている。
ぼくは自分の一部分であるもう1人のぼくを探して旅に出る―

そんな内容だった。

当時の私にはその本の良さや、先生が薦める理由が良く分からなかったけれど、
今になって少しだけ分かったような気がする。

人には何かしら欠けている部分というものがあり、
それを埋めるため、もしくはさらに自分を磨くため、
「何か」を求めるように思う。
それは人であったり物であったり様々だと思うけれど。

すべては、
今の自分ではない、新しい自分に出会うために。

あの時先生はそのことを言いたかったのではないだろうか。

2004年02月04日(水)



 

久しぶりに日記を書く。
最近はパソコンにすら手を置いていなかった。
懐かしいキーボードの感触。
でも指はきちんとこの感覚を覚えているんだなぁ、なんて思ったりして。

体調は相変わらずで外に出ることが嫌で家の中にいてばかり。
それでも始めたのは、編み物。
安い毛糸を買ってきて、今は帽子とマフラーと手袋を編んでる。
どれも手をつけているので全部仕上がらないような気が今からしてるけど。。。

このごろ夜ほとんど眠れない。
眠くなるのを待つけれど、いつまでも眠くならないので
そういう時は彼に手紙を書いている。
ほとんど毎日だから、そのうち彼の部屋が私の手紙であふれてしまうかも。
でも手紙は好きだし、私が何をして、何を考えてたのか知ってもらいたい
という願望が強い自分には、いい趣味になっている気がする。
幸い彼もいくらでも送ってきていいよと言ってくれたのでよかった。
少しストーカーのような気がしてしまって申し訳ないけれど(苦笑)。

夜中眠れなくてイライラすることもあったけど、
今は彼に手紙を書くことと、
みんなが寝静まってしんとしたこの空間が少しばかり好きだったりする。

そんなわけで私は元気です。

2004年02月03日(火)
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