「にこにこばかりもしてられない。」
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2006年08月27日(日) 余計にぐったり

金曜日、朝からぐったりとしんどい。
掃除も洗濯もそこそこに、布団に倒れこむ。
なんだろ、なにかしたっけな、まだ出てくんなよ、と
不安でいっぱいになりながら一日寝る。
今日はひきこもりの日、と決めて、玄関にカギをかけて一日寝る。

夕方、玄関のチャイムが鳴ってるのに気がついたミーが、ドアを開けると、
ご近所マダムが立っていた。
「おかあさんは?」
「しんどい、て寝てる。」
「そうなんや。ちょっとごめん。」というなり、駆け上がってきた。

「きゃおちゃ〜ん。」と、階段を上がってくる足音に、
え?と、重い体を起こすと、ガラッと和室の障子が開いた。

「うわー、だいじょうぶ〜? ふくさ、貸して〜。」


・・・・・・それは、寝室まできていうことか・・・・。

片付いていない家に上がってこられるだけでも充分ツライのに、
引きっぱなしの布団の寝室にそんな用事で入ってこられるなんてたまらん。

ふくさを渡して、寝室の障子を後手に閉め、階段の下まで見送る。
「じゃ、今からお通夜いってくるわ〜。」
さよか。


そして、日曜の夕方、
金曜からの体調が元に戻らずまたぐったりと寝ていると、
下でチャイムの音がする。

モックンが下に降りると、
「おかあさんは?」
「しんどいて、上で寝てるよ。」
「そう。じゃ、これ、渡しといて〜。よろしく言ってね〜。」
と、ふくさを返されたそうな。

自分が急いで借りたいものがあるときは、
お構いなく寝室までお越しになったのに、
返すときは玄関先でスーパーの袋ごし置いてゆかれるのね?

ふだん、なにかと、子ども同士のつきあいで絡むことの多いおくさんである。
彼女との「ともだちつきあい」には、
「悪意」というほどでもない無神経さや、
「善意」ではなく、利用する意図での故意の親密さ、というのに、
もう長い間ちょこちょこ悩まされている。


こないだ読んだ本に、
自分の成長を助けてくれる人かどうか、
尊敬できるかどうか、
同じ価値観を持っているかどうか、
一緒に過ごしたあと気持ちが晴々とするかどうか、で、
つきあう人を見直さないと、時間がもったいない、と書いてあったのを思い出した。


ふくさと一緒に、
「これ、賞味期限が今日までなんだけど。」
と、生和菓子も渡されたそうな。


うーん。
嫌がらせでないとしたら、なんでしょういったい。

一応、ケータイに「和菓子ありがとうメール」を打っときました。


2006年08月15日(火) 転がるために

同期のロイヤルな妊婦さまがご入院。

ご飯も作らないだろうし、
洗濯も干さないだろうし、
掃除も、ゴミ出しも、布団の上げ下ろしもしないだろう彼女が
気を使わずに転がるために入院なのだからして

ワタシだって転がってよいはずだ!と、
転がろう、転がろうと努力する一日。

あ、でも、その前に、わらびもちつくろう、とか、
あ、でも、明日の朝ごはん用に食パン焼いとこう、とか、
水撒きしないと、とか、ネコの背中かかないと、とか、
いろいろ気がつかなきゃもっと、毎日転がれるはずだ、

と、気がつく一日。


2006年08月14日(月) 後遺症

一晩寝てもお腹は張ったまま。

午後から子どもたちにせがまれてお買い物に行くが、
自分でもヤバいと自覚するほど体が鈍い。
ゆっくり動いて長居せずに帰る。

昨日バーベキューだったのに、
ヒゲくんの夕飯リクエストは焼肉。
食べた気がしなかったのねー。わからんではない。
たっぷり買って帰りました。


2006年08月13日(日) つかれた

「夕飯にバーベキューをするから」とお義姉さんからメール。

帰省しているご長女家族を迎えて、
一族19人のバーベキューをやるらしい。

お手伝いしようと電話をかけると
私の仕事はない!という雰囲気だったので、
もう、いろいろ考えずに、実家にうかがうと、
長男嫁と、三男嫁が、パリパリ放電しながら取り仕切っていた。

つーかーれーたーーー。


2006年08月12日(土) ラッシュ!

どーもヘンだと思っていたら、
三男嫁、通称いもうとちゃんが、妊娠!

ラッシュ!

うちだけがピンポイント人口爆発ではなくなりました。
さすが戌年〜。(関係ないとは思うが。)

おめでと〜!と電話で話しをすると、
「ショックでブルーなの〜」と、悲しげ。

あれま。なんで。
「まだよかったのにぃ。しかも3月なんて。」

あ〜。そか〜。
うんうん。お母さんの心の準備ておかまいなしだもんね。赤ちゃんて。
あんまり悲しくならないでがんばっていこ。
次々とベビー用品を早いペースで回転させるからね。


うれしい気持ちと、そっか、励ましてやんなきゃな、と思う気持ちが落ち着いて
はた、と気づく。



わぁ。
もうこれで、いもうとちゃんところから「お下がり」が回ってくる見込みはなくなった。


・・・・あてにしてただけに、我が家的ショックはここがキモかも。
どはー。
サマージャンボが、300円しか当たらなかったのがイタイな〜。(それはハズレという。)


かわい〜い女物の新品が用意できる〜♪と、気持ち切り替えていくべきか。
とーちゃんの給料を上げてください!と直談判に行くべきか。
とほほ。がんばろうワタシ。


2006年08月09日(水) そうだ、教育委員会に聞いてみよう。

小学校の少人数学級の実現てのは、課題が多い。
もちろん、少人数学級にしたからって
すぐに学校が良くなるとか、今までの問題が解決するとか言うわけではないが、
現状を自分の目で見ればわかる。
今のままじゃ、子どもも先生も、学校もツライ。

で、なんとかならないか、と右往左往してるわけだが、
アンケートをとったら、行政に聞きたいこと、いいたいこと
というのが保護者からたくさん寄せられた。

校長先生、これってどうしたらいい?と聞いたら、
「あ〜、教育委員会いっといでよ。支援課。学校支援課。」
と言われたので、そうか、じゃ、いってくるか、とアポをとった。

事項書をつくって、まとめたアンケート結果を持って、
PTA会長と委員会のメンバーと3人で出かけたら、
向こうも課長と管理主事の3人で応えてくれた。

この課長さん、ほんとにわかりやすい説明の上手ないい人で、
ことあるごとにお会いする人なので、受付カウンターから
「課長〜♪」と手を振ってまずはごあいさつ。
会長が、「?と、ともだち?」
あ。いや。ワタシ、たいていこんな感じにフレンドリー。
あ。課が凍りついてますか?保護者が教育委員会にフレンドリーてのあんまりないのか?
でも課長もおお〜♪て手ふってくれたし。ね。いいことにしようよ。

相手の肩書きがなんだったって、
おばちゃん、肩書きないから、そのへんとってもフレキシブルなおつきあいです。
いいじゃん。


そのあとの会議は会議なのでマジメでした。

市の財政状況もわかるけれど、なにが大切か、なににお金を使うのか、を、
会長がわかりやすく表現。
「いくら金がなくても、田んぼに苗は植える。
借金してでも苗は植える。
そうせな、米は収穫でけへん。
少子化は問題じゃない。ただの要素だ。
将来、未来をこの子どもたちが支えていけるように
今てこ入れしておく方法を考えるべきだ。」

少子化の上に地方の財政難で、地方の教育費は削られる方向にある。
でも、それでは、未来を支える人材は育たないんじゃないか。

課長は市長に
「子どもが成人して生涯に稼ぐ金は2億と言われている。
このまま、少子化で子どもが少なくなり、
高齢化で支えられる側が増える一方なら破綻は目に見えています。
その子どもが将来、ニートになればそれを支えるのにも金が要る。
ならば、子どもたちが将来、生涯に稼ぐ金を2億から4億にできるのも、
今の教育あればこそだ。」
と、なんとか教育費をもぎとる戦いをしてくれているらしい。


お互い、戦いの方向性は一緒。
なのに、勝てない戦にじりじりとする両陣営。

まずは、お互いの動向を見せ合って、今日の会議は終わり。
次回、手を組む方法を探ろう、と解散。



うちに帰ってきて
事項書を整理していたら、覗き込んだモックンが、
「戦うおかあさん、がんばってきた〜?」

わかってんだかなぁ〜このひとは〜。


2006年08月05日(土) お勉強会

夏休み。
先生たちはお休みではありません。
毎日学校に出勤しているし、講習会だの勉強会だので出張なさってます。

が。
保護者もかよっ。

先生たちのお勉強会に保護者代表で動員。
1時から4時まで大学の講義室で分科会。
テーマは、「子どもの人権、自尊を伸ばす教育」だそうで。

事前に選んでいいよ〜と言われて、
・小学校部会
・中学校部会
・講演会2本立て「部落差別」&「多国籍差別」
のなかから、
発表者が子どもの通う小学校の先生の小学校部会を選択。


発表は、うまくクラスになじめないでいたAくんが、
作文の指導を通じて、だんだん心を開いていくようになり、
クラスの子どもにも受け入れられるようになった実践例で、
発表した先生は、ミーが3年生のときに担任してもらったT先生。

この先生、ほんとに、おだやか〜な、いい先生で、発表も人柄がそのまんま出ていた。
ミーも、いいところをたくさん見つけてもらって、よく伸びたことを思い出す。

発表後の討論会では、
自尊できる子どもを育んでいくために、
教員と保護者のコミュニケーションをどうとっていくかが難しい、と発言が出て、
一昔前の「学校」とはありようが変わっていっていることを実感。

そうなのよ。
学校と家庭と地域、みんなで一緒に子育てしよう、が、基本になろうとしているよね。
そうなるための手探りが学校の現場で続いている。

学校って、こんなに子どものことを考えてくれてるのになぁ。
それがわかれば、もっといい関係になれると思うのになぁ。



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