ヒカゲメッキ by 浅海凪

 ウォルター少年と

 夏の休日を見てきました。
 一日いっかい夕方からのみの上映でヒトめっちゃ少なかったけど、わたくし的にはとても良い映画だと思いました。次は茶の間でだらだらしながらまったり見たい。
 ジジーズのとんでもなさぶりは予想を超えていました。少年もわりと予想以上でした。もうジィさんがかっこいいんですよ……!
 犬と犬と豚と犬とジャスミンとがとてもカワイカッタ。最後に出てきた某氏の孫がなかなかイケメンだった。さらに若いころのガースが萌えポイントにクリーンヒット。メガネでインテリ!万歳!

 次はキング・アーサーか、黒犬さん2回目か。楽しいことだけ考えて生きていたい。

2004年07月30日(金)

 はりぽたとかいろいろ

 イベント目白押しというか、なんというか……おわりのほうになって困ったことが起きまして。
 あしたは朝から研修とか言う面倒くさいものに出なければならんのですね。そこにレポート?のようなブツを書いて持っていかなきゃならんのですよ。でまあ、今日は映画に行くって決めてたんで、帰ってきてから一時間くらいでテキトーに仕上げたんですけどね。
 いざ印刷しようと思ったら、プリンターがインストールできないんですよ。
 いわく、えくすぴーにはたいおうしてないからひらけないの。
 そんなバカな、だっておまえ、2年前はXPのパソに無事インストールできたじゃないか!と言ってみても聞いてくれません。メーカーのサイトに行ってみたら型が古すぎて盥回しにされた挙句、ダウンロード が で き な  い   。
 3回試してブチ切れて、父上のパソ借りて印刷しました。くそー手間かけさせやがって会社めー(さかうらみのやつあたり)

 それはそれとして楽しいことです。
 ハリポタと黒犬さんとぬるっとした狼男とスネイプ先生を見てきました。
 ブチギレ先生が見られずたいへん残念です。
 あと、映画だけ見てたらイロイロ謎が謎のままだと思うのですがどうなんでしょう。原作販売促進運動ですか? 個人的にはハリーのひとりタイタニックごっこ(古)を削ってでも最後の説明部分は入れてあげて欲しかったのですが先生のために。
 えーとここまでネタバレはないと思うんですが、大丈夫かしら。
 ここからは念のため白文字にしておきます。
 時間が限られているので仕方がないとは思うんですが、ハリーのキレ方がなんか唐突で、ちょっとポカーンとしました。なんだかあれ、ハリーに対して感情移入ができない。まああの、マージが膨らんで飛んでっちゃうシーン自体はすごく面白かったんですが。
 おなじように、ナイトバスに拾われるまでの複雑な心境とかさまざまな恐怖とか、今回は全体を通じてハリーの内面を描ききっていないなーという感じがしました。内面描写よりも映像効果を重視したという印象で。
 それはそれで、今まで2作品とまったく違った切り口のように感じたので新鮮でしたし、面白かったんですよ。ただ、原作はどちらかというと内面重視というか、ハリーの心の揺れと成長ってのはテーマのひとつでしょうから、今回は強く、原作とは別物の「映画」だなと思いました。
 でも、その分というのかなんというのか、映像の扱い方はすごく「映画」らしくて楽しかった。俯瞰する構図とか外の強い光とか風景とか、原作では描写されていないものや感じにくいもの、映画ならではの手法がとても良い。
 ただちょっと、いやかなり、ストーリー削られてたのが難ですが。上にも書いたけど説明不足だし。ムーニー以下いたずら4人組が誰なのか、なんで黒犬さんが脱獄できたのか、なんでやつらが無許可のアニメーガスになったのか(というかそれ以前に登録云々の話がスッポリ抜けていましたが)、スネイプ先生がハリ父を憎んでいるのはなぜなのか(これ重要)えーとあとまだいろいろ、とにかく説明がほとんどない。ぜったい原作読まないとわからない。
 あと、スネイプ先生がはげしくキレるシーンがない。かわりに薬品ごっこだの夫婦喧嘩だのある意味不穏なセリフの応酬がありますが、このためだけに映画館に行ったわたくしはブロークンハートもいいとこです。
 スネイプ先生続きで心苦しいのですがルーピン先生に薬もってってお茶飲むイベントも発生しシーンもない。地図をはさんで白々しく陰険なやり取りを交わすシーンはありますが、意外と強気なルーピン先生に心ときめきましたが、わたくしはスネイプ先生が見たかったのであって。
 ああでもばあちゃんの格好して華麗にターンした先生は素敵でした。すてきでした。
 素敵つながりですがスキャバーズを前に興奮しすぎていっそ挙動不審な黒犬さんはさすがの狂いっぷりで素敵でした。サイコーでした。もうすこし犬時のお姿が犬っぽいとイイカナーとも思いますが、ハリポタ映画には生き物のCG技術の高さは求めてはいけない感じですので思うだけにとどめます。
 ないと言えばチョウ・チャンでしたかハリーの初恋相手なレイブンクローのクィディッチ選手。彼女ちらとも出てきてませんが次作で登場するんでしょうかね。クィディッチ自体すごい影が薄かったですが。映画だと試験だのなんだのも削られてしまうので、あまり学園ものっぽく感じませんね。
 学園といえばやはりスネイプ先生も先生なわけで、逆恨みの偏見入ってるとはいえ学校の安全を気にしてダンブルドアに進言したり、狼人間から生徒を庇ってみたりするわけです。はっきり言ってハリーに言うの言わないの件についてはスネイプ先生のほうがハリーのためになるんじゃないかとわたくしは思うわけです。そんなスネイプ先生もおおいに好きです。自分の担当じゃないのにスラスラと人狼の歴史について講義してる先生も好きです。下心であれなんであれ、忙しいだろうに代役してる先生も好きです。<落ち着け。
 落ち着いたわりに好きつながりですが、合唱隊が抱えてた楽器?の蛙がとってもキュートで、欲しいくらいです。重そうだから抱えるのは嫌だけど。
 感想というよりは狂った愛をぶつぶつつぶやく感じで、引かれてないといいなーと思ってみたり。

 とにかく、映画版ゴブレットのイヤイヤ握手が楽しみです。

 次はウォルター少年を見て、暇があったらキングアーサーを見るつもり。秋にはヴァン・ヘルシングが見たい。以上自分用メモ。

2004年07月27日(火)

 砂漠のこと

 エタ最終話砂漠の水を改訂したいーとぐずぐず悩んでいましたが、とりあえずしばらくはこのままで様子を見ることにしました。
 某所さまや某かあさんに感想とか批評とかをお願いしたので、そのあたりの結果を見てどこをどうするか考えようと思います。
 かつてオフのみで書いていた頃、400字詰原稿用紙にして350枚の小説を紙に印刷して友達に半強制的に読ませていたことを考えると、ネットってすごく便利ですよねぇ。紙とインク要らないし。さがせばいろんな批評サイトとかあるし。

 今日からは妹のいる生活です。
 夜、仕事に疲れて帰宅した私を廃テンションの高波が襲いました。それも仕方なかろうという話です。だってひさびさの若いおなごですよ(言い方が……)
 というわけで、ようやくハリポタとか少年とジジーズとかの映画の道連れができました。月末までに2-3本見に行く予定ですぐふふ。
 もう仕事のことなどわすれてやるぜ。

 ……二日間くらいは夢が見たいんだ。

2004年07月25日(日)

 エタ北部王国、完結。

 なんとか書きあがりました。
 北部王国でのフィエルドのおはなしは、これをもって完結です。
 予定よりずいぶんと長くなり、長引きましたが、ときに皆様からお寄せいただいた叱咤激励に尻をひっぱたかれつつがんばってきた甲斐がありました。ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました。

 とかいいつつ、砂漠の水でちゃんとわかるのか不安なのです。わかりにくかったらヒトコトでお知らせくださいどうか。たぶんぜったい後で直すことになると思います。

 エターナス・デァはオムニバス形式で少しずつ作品数を増やしていくつもりですので、今後ともよろしくおねがいします。

 とはいえ続きにあたる部分のネタもあったりなかったり……。
 まあ、その前に辺境世界がありますし、裏と十二国記もありますので、しばらくは充電していると思いますが。
 逃避行動として、気軽に書けるオマケばっかりが更新されていきそうな気もします。

 あ、えーと、その、オマケのことですが。

 手抜きじゃありません、よ?

 いやホントに。

2004年07月22日(木)

 じつはね

 エタの遺跡【2】が書き上がっています。熟成もタグ打ちもすんで、アップロードを待つだけの状態になってます。
 ……いやホントに。夢ではなく。
 まあなんというか仕事終わってから倦み疲れた心と意識をイイカンジに浚っていったというかそんな感じで、連載当初のような指の進みでしてここ数日(たったの)。やはり追い詰められてくると現実逃避にも力が入るというものですね。
 で、欲が出てきてしまったといいますか、この勢いなら最終話まで一気に書き上げて更新できないものかと現在奮闘中であります。
 なんでこんなことを日記に書いているのかというと、ここで書いておけば、一話しか更新できなかったときに自分が負け犬ーって感じがするじゃない。それはなんかイヤだからがんばるかもしれないじゃない、という計算にもとづいているわけです。ていうかぶっちゃけ本文以外の文章が書きたくなってきたわけです。
 がんばるぞあといちにち。

 仕事のこととか愚痴とかはあまりここには書かないようにしようと心がけているのですが、さいきん職場のババァどもセンパイガタがまったくキョーミのないワカイダンセイが職場に現れるたびにドーヨドーヨとお鳴きになるのです。
 べつに夏だからってレンアイとかいうものをしたいと盛り上がったりしませんで、わたくしはただダラリと死にそうになるだけですので、どうぞお気遣いなく と、いいたい。いえないからここでいいます。弱い立場のわたくしであることよ。

2004年07月21日(水)

 しあわせの鐘の音を

 私は幸福だが不幸である。
 日課としての確認を終える。
 あの柵の向こうに吊るされたしあわせの鐘の高らかに打ち鳴らされるを聞きながら。
 あの壁の向こうに吊るされたふしあわせの鐘の殷々と響き渡るを聞きながら。

 上の文はどうでもいいのですが、明日はお休みで、隣の都にいってまいります。お金を払いに。
 某殿下の日記を読むうちにミスドが食べたくなってまいりました。学生の頃、一時期アホみたいにミスドばっかり食べてたことがあったなあ……。

 いま現在、大学生の皆さんは試験の真っ只中でしょうか。高校生以下の皆さんは夏休みに向けて着々とテンション上げているのでしょうか。
 わたくしは通勤途中の山で里で蝉の声を聞くたびに夏だなあと思い、望郷の念に駆られます。おもひでぽろぽろを見た所為か、田畑と山のあるところで過ごしたい気分。思いっきり故郷から通勤してるわけなんですが。

 しあわせの対義語が思い出せません。うーん。

 いま追い詰められ少年をノリノリで書いています。

 ひとことメールありがとうございます。楽陽は現在かなり長いチャージの途中なのですが、いつかご期待に沿えるよう精進したいと思います。

 タオルケットを買うべきか放出品の綿毛布を買うべきか真剣に悩んでいます。
 いろいろと覚悟を決めて行動し、責任というものを常に意識しなければなりませんね。いやなに仕事でポカやらかしたわけなんですけれどね。

 つらつらとよしなしことを書き綴りすぎですね今日の日記。

2004年07月15日(木)

 おべんきょう

 なかなかにお安くはないお金を払ってお勉強をすることにしました。
 目的よりも先に手段があるような感じで、正直うまく活用していけるのかと自分に対して問い詰めたい気分ではありますが、まあ、何もしないよりはしておいたほうが精神衛生上いいだろうなと。このことについては長らくうっすらと考えていたのですが、現実味を帯びてくるにつけほかならぬ自分自身に対する不信が浮き彫りになり、まあそういう生き方してきたもんなあとしみじみ思いました。目的を持って生きているひとってすごい。
 とにかくこれで、とかく引きこもりがちな休日にお外にでかける用事ができたわけです。某殿下とも定期的に会えそうだし☆<それが目的か

 この休みのできごと。
 勉強の手続きをする。探偵小説を読んで鳥ちゃんと沼上君とマチコさんの出番に大喜びする。越佐大橋な無法地帯の続編を読んで隼人の出番に大喜びする。黒犬さんと逆切れ先生を見に行こうと思っていたのにまんまと寝過ごす。隠れ家に書きかけのデータが入ったメモリーキーを忘れてくる。

 ところで榎さんよりも沼上君とかマチコさんとかに喜ぶわたくしはどうなってしまったのでしょうか。とくに那多大子鈍痛。もうアンタらいい年して。もう。そんな気分ですが好きです。
 好きといえばユーロ2004で優勝して大はしゃぎしていたギリシャの選手たちのアホい感じもかなり心にぐっと来ましたよそういえば。最近はいい年して以下略がツボなのか。そうなのかわたし。

2004年07月14日(水)

 ゴ(例の虫が嫌いな人は読まないが吉)

 きのうは無事に更新を果たしましてですね、隠れ家に泊まるべく移動したんですが。
 アホみたいに暑い部屋を冷やすべく、クーラーをつけようとしましたら。真下の壁に。うすら汚れた白っぽい壁紙の上に。

 りっぱな触覚と黒光りするお体をおもちのゴではじまる侵入者が。

 おもわず見つめあうこと数分。先に我に返って、素早い動きでよりにもよってベッドの下に隠れたゴの字に、ようやく硬直をといたわたくしはドラッグストアへ駆け込み、よく効くと誰かが絶賛していたゴキ○オとついでに霧状殺虫剤を購入したのでした。
 ゴ○パオはとってもよく効きました。
 霧状殺虫剤は準備が大変でした。パソコンとか覆うのが面倒ですねあれは。

 まあ一部屋プラス申し訳程度の台所しかない住まいですから、台所じゃなくて部屋のほうにいても不思議はないんでしょうが。なんか、こう……思いがけないところで出会ったもので、すごいびっくりしました。見るのも二年ぶりくらいだったし。
 で、驚愕覚めやらぬうちに駆除処理を完了していたという。

 わーすごいどうでもいいはなしで日記って感じ。

2004年07月08日(木)

 エタ更新

 なんだかすっかり月イチ更新でうしろめたさMAXアサナミです。おまたせしました。ごめんなさい。

 滲んだインクあたりから少年が鬱々してて楽しいやら書きにくいやら(どっちだよ)だったんですが、今回もなんか……。
 うんあの、どうなんでしょうね、主人公が鬱々してるのって(訊かれても)。
 もっとこーサラッとスパッとインクの辺のエピソードを取っ払ってかるーく仕上げるはずだったんですが。そして100枚程度で終わってるはずだったんですが。ううん(悩)
 とりあえず、あと二回で終わります。できれば月内に完結させたいのですが……ど、どうだろうな……。

 末尾に書くのも何なんですが、ここのところずっとサボっていたので。
 ひとことメールありがとうございます。メインも十二国記もウラもありがたく読ませていただいてます。主に物理的な事情からとんでもない亀更新サイトになってますが、できる限りがんばります。

2004年07月06日(火)
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