と・とにかく何とか…!!

閉鎖が予定されていたサイトを、何らかの形で残したいと思っていたが
「海乃、やってみるか」とお許しが出たのが22日。
うん、残したかったんだ、やらせてと返事したのは
もちろん時間はまだあるんだろうと勝手に思っていたからだった。

具体的な話をするには、やっぱり会おう、と
出掛けていったのが26日だったか。
いや実は今月いっぱいで契約終了なんだよね。

へ?!
今月いっぱいって…あと5日?!


うん、とにかくデータだけでもすぐ保存できるかな?
いや、出来なくはないけど。あと5日かぁ!忙しいなぁ。

忙しいどころじゃなかった。
29日に事態は急展開。
引っ越すだけじゃなくて、今までと違う形のサイトにする事に。


どっしぇ〜!!!
今から2日で作れってか?!


作る時間なんかありゃしませんがな。
仕方ないので、以前から遊びに行っては指を銜えて見ていたサイトへ
トップページのデザインを戴きに行く。
素敵なデザインのソースを配布してくださっているところなの。
う〜ん、どのデザインにするか悩んでる暇もないぞ!
勿体ないなぁ!じっくり選びたいのに。

とにかくなくなってしまうサイトのトップページにお知らせを。
たった3日でも出さないよりマシ。
ううう〜〜〜洗濯物がぁ。掃除がぁ。ご飯がぁぁ〜!!
仕方ない、睡眠時間削るしかないか(T^T)

無事、データだけは移し終わりました。
はぁぁ〜、やっと間に合ったよ。
この週末でリンクの手直しとか、挨拶文とか、BBSとか
色々細かい作業する予定。
また自分のサイト放りっぱなしか!(爆)
2001年11月30日(金)

誉めて叱って

「七つ誉めて三つ叱る」とは、子育て中よく聞いた言葉だけれど
もちろんそんなにたくさん誉めることは、なかなか出来ない。
おそらく「九つ叱って一つ誉める」くらいが関の山だろう。
若い頃はいろんな我慢も出来ないし、余裕もないし、
自分の感情が抑えられないまま酷く子供を追いつめる叱り方もした。
もしかするとキツい親に分類されたかもしれない。
それにしても、と、未だに思う。
教育者であったり、子育ての本を書いていたりする人たちは
自分の子供とどうつき合ってきたのだろうか、と。
本当に、七つ誉めていたのか。
生活の中で、子供の面倒を見、仕事をし、家事をこなし、
なおかつ七つ誉めて三つ叱ることが、その人達には出来たのだろうか。

誰も叱る機会を今か今かと伺っているわけではない。
誉めるようなことをしてくれたら、素直に誉めたい。
でも、つい叱ってしまう。
いいことか悪いことかは置くとして、
ごく当たり前のことだと思う。
「七つ誉める」は、理想論なのではないか。

例えば公害を出さない企業。
例えば交通渋滞のない道路。
例えば税金を滞納しない国民。
例えば私腹を肥やさない政治家。

そういうものと同じくらい、「理想論」だろう。
だから、世の中の孤独な母親達よ。
「叱ってばかり居て」と姑から白い目で見られる若い嫁達よ。
自分にプレッシャーをかけない方がいい。
叱るあなたを非難の眼差しで見ているその人だって
自分の子供達をさんざん叱って来たに違いないのだから。

急にこんな真面目な話をするのは何故か。
今日、お世辞を言われたからだ。
お世辞だと、ハッキリ解っている。頼み事があるからだ、と。
それでも、誉められたのが嬉しかった。
そして、ふと思ったのだ。
私は自分の子供達を、どれだけ誉めて育ててきただろうか。
どれだけ叱ってきただろうか。

今から子供を育て直すわけには行かない。
今更誉めたところで、本気にもしないだろう(苦笑)
誉めるチャンスは以外と少ないのかもしれない。
誉めたい年頃は、イコール叱りやすい年頃なのだ。
もう少し早くこのことに気づいていれば
子育てをしている内にこのことに気がついていたなら
或いはもう少しだけ、誉めることが上手になっていたかもしれないのに。

日本人って、ストレートに誉めることが下手なんだよね。
だからこそ、たまに面と向かって言われると忘れられない。
すごく、嬉しかった。
2001年11月29日(木)

うう〜ん…

頼まれると断れない、というのは、結構痛い目を見るんだよねぇ。

ひとつ、ちょっと手間なのを引き受けてしまった。
「押しつけられた」訳じゃなくて
やりたかったけど、自分で手を挙げるほど力はないし
実際やるとなったら忙しくて厳しいかなーと思ってシカトしてたの。
そしたらメール貰っちゃった。
んでまぁ、つい飛びついちゃったわけだな。
ちーと忙しいですよ、日程が!
困ったモンだね、この性格。
でも、引き受けて後悔することはないと思うのよ。
やらずに悔やむくらいなら、無理でもやっちゃうわよ。
ああ、これがネックなんだってわかっているのに!

というわけで、忙しいです(笑)
他にも短い原稿一つあって、もうこれ締め切り過ぎてるし(爆)
あとあと、お友達と約束してお待たせしているのがあるし、
病院も行かなくちゃならないし、ゲームもしたいし(苦笑)

やっぱりちょっとご無沙汰しちゃうかも。ごめん。ゆるして。
2001年11月27日(火)

二日間の幸せ

上京した。

二日間で会った人は20人近くに登るだろうか。
半分以上が初めてお目にかかる人だった。

新しい世界、新しい顔。
あたらしくなる、自分自身。

たくさんの人に会って
それがすべて素敵な出会いだった、嬉しい二日間。
はじめましての連続と、初めて聴く音、音、音。
ゆっくり美味しい物を食べた夕食、一杯のグラスワイン。
眠ることも忘れるほどお喋りの続く夜。
気取りも何もなく、大好きなことを
同じように大好きな人たちと、心ゆくまで語り合うことの幸せ。

そして、娘と、その新しい出会い。

とても充実した、心楽しい二日間だった。
暖かい気持ちに包まれて帰路に就くことが出来た。

二日間、私と時間を共有してくれた友人達に

ありがとう
2001年11月26日(月)

たくさん遊びました。

いろんなところで色々なグループの方とお目にかかって
とても有意義な二日間でした。

初会見の人がいるので、ちょっと気を張って革靴穿いていったら
足が痛くて本当に辛かったけどね(苦笑)
ああ、これを読んでくださってるあなたのことではありませんよ。
ご心配なく。

帰りは、座れないと辛いなぁ、赤羽からじゃなくて
上野まで行って始発に乗ろうかしら、と考え考え
新宿で電車を待っていたら
なんだか聞いたことのない名前の列車が来まして。
どうやらこれに乗ると、一度も乗り換えなしで帰れるらしい。
おまけに何故かガラガラで、
新宿始発じゃないのにいきなり座れてラッキー♪
ありがたかったです。
でも駅から自宅までの20分はしっかり歩いて帰ったけどね。
だって、タクシー代勿体ないし…
ああ、足が痛かった!

詳しい話は明日以降に。
おやすみなさい。
2001年11月25日(日)

明度?

人生楽しくて仕方ない娘から電話(笑)。
親としては、その充実ぶりに感嘆するばかり。
私もかーなーりー楽しい高校&大学生活を送ったと思っているが
どうやら彼女の方がよりいっそう充実していそうだ。
素晴らしいことである。
これは、やっぱり、そだて方が良かったのでは?!(殴)

その娘から苦言が。
日記がちらちらして読みにくいんだって。
「明度が高すぎるんじゃないか」って。
そぉ?よくわかんない。
でも「文字の色を濃くした方がいい」っていうから
ちょっと変更してみる。
黒だとキツイと思ってわざとグレーにしていたんだけど
それが裏目に出たみたい。
ええと。でもどこでどうやって変更するんだっけか(苦笑)

上手く変更できたらご喝采!(そんな大袈裟な事じゃない)
2001年11月23日(金)

熱く語ったぜぃ

今日はちーとばかり真面目な話。

昨夜は、近隣の学校の本部役員が集まる懇親会でした。
総勢20名とちょっと。
(念のため説明して置くけど「校長教頭教務主任」ってのは
 「PTA本部役員」に含まれて居るんだよね。知ってた?)
流石に子供のことについて真剣に考えてる人が集まっただけあって
かなり活発に意見交換がされましたよ。
お酒が入ると、変な気取りが取り払われちゃって
けっこう本音で熱く語っちゃったりするんですよね。
面白かったですわ。

学校週5日制が始まりますね。
(よく間違うんだよね「週休5日制」と。そんなに休みがッ?!)

これ、個人的な意見なんだけど。
時期尚早だと思います。
だって、世間一般が週5日に全然なってないんだもの。
でも、今是非を語った所で、始まるものは始まる。
とすれば前向きに考えなくちゃなりませんね。
どうしても一人になってしまう子供が居る。
土曜日、丸々一日放り出される子供達をどうしたらいいか。
学校と地域が盛り上げて、守って育てていく、のかな。

国は学校に、家庭に、地域に、子供に、何を求めんとしているか。
学力?
生きる力?
ゆとり?
家庭がすべき事はなんだろうか。
学校が子供に教えるべき事は。
地域が担う役割は?そして国は。

まだ始まってみないとわからないものは沢山あると思う。
始まったときに、状況を見てきちんと判断して
すぐさま対処できるように
心構えだけはしておきたいものです。
2001年11月22日(木)

本日のドッキリ!!

★その1

買い物に行った帰り、信号に引っかかって止まった所で
助手席にいる娘が素っ頓狂な声を上げた。
「えええっ?!生首?!」
道路端の畑に、作物(なんだったか忘れた)。
そして、侵入者を拒むがごとく首が点々と置かれて居るではないか!

もちろんマネキンの首なんだけどね。
なんか、スポーツ刈りらしいお兄さんの後ろ頭が
ずらっと並んでいる所は
まるで畑から首が生えているようで、不気味だった。
猫とか鳥とかよける為に置いてある…んだろうねぇ。
流石にバイパスに向けて並べるのは躊躇われたらしい。
揃ってあっち向きだったけど…
夜はこの歩道を歩きたくないなぁと、背筋が寒くなった。

★その2

なんとか言いつつ買い物から帰宅、
とりあえず庭に車を止めて荷物をおろしはじめた。
莫迦犬が大喜びでしっぽ振りつつ吠えている。
と、荷物を持とうとしていた娘がまたもや叫んだ。
「あれ?!きのこ!!」
鎖は届かないはずなのに、足下に犬が居る。
…鎖、はずれちゃったんだ!!

しかし何しろ我が家の莫迦犬は
「鎖が外れた、それ逃げろ!!」と思うより先に
遊んで貰いたくて飛びついてくる
ため
あっさり鎖を踏んで、その場で御用となる。
でもまぁ、本人(本犬)すっかり遊びに行く気だし、
仕方ない、散歩に行ってやっておくれ。
この車の通行量が多い時間帯に飛び出されたら
心配で心配でたまらないところだったよ。
ああ、知恵の足りない莫迦犬で良かった!!
2001年11月21日(水)

怪しい人影

ある日会社で訊かれた。
「海乃さん、ギア車運転できる?」
うっかり出来ると答えたが為に、配達しろということになる。
「何かあったときに頼めると助かるから」というわけで
ほんのちょっとした配達を教わる。
確かに、一月に一度あるかないかの仕事だった。

ところが、配達していた社員が退社してしまった。
それから毎日配達に出ている。

車の運転は好きではないし、道を全く知らないし(爆)
積極的にやりたい部類の仕事ではない。
ただ、時間的にも距離的にもホンの少しなので負担ではない。
車の中は夏ならエアコン、冬は暖房が入れられるため(当たり前か)
実は現場で仕事をしているより環境はいいだろう。

しかし

配達から帰ると、運転席にいる私を見て皆必ず笑うのだ。

何故?!

ある日同僚が言った。
「そ・そのサングラスは・・・!!」(後は爆笑)

やっと解った。

食品を扱う仕事なので、白衣を着ている。
頭もネットと帽子を被っている。
ただ被るだけではない、しっかり縛って髪が落ちないようにしているのだ。
この帽子、殆ど耳が隠れるほど深く被っているため
眼鏡の取り外しは非常に面倒になっている。
だがしかし、サングラスがなければ運転は不可能!
というわけで、無理矢理つっこんでサングラスをかけて出ていた。

「かっこいい」系の、黒い服でかけたら怖いようなサングラスなんだわ。
それを白衣を着て目深に被った白い帽子でかけているオバサン。

・・・確かに失笑を禁じ得ないわな。

あんまり毎日みんなに笑われるので、いい加減厭になって
最近はかけずに出ることにしている。
ところが、かけないとまぶしくて…
特に白い大型車、バスなどが近くを走っていたり
橋の上などの視界が開けるところに出るととても眩しい。
目をつぶって運転したいくらいだ。
・・・そりゃマズイか。


少し前に男性社員が一人増えたので
当然の事乍ら、配達は遠からず彼の仕事になると思っていた。
が、しかし
今のところどうやら変更する予定はないようだ。当分私が配達か。
仕方ないなぁ。
それならサングラスをも一つ買うか。
白衣でかけてもおかしくないのを。

…って、そんなのあるわけないじゃん!!

2001年11月19日(月)

恥ずかしかったこと

高校生の時(太古の昔だね)
世界史の授業を一番前の席で受けていた時。
先生が「小さな小銭」といったのがおかしくて、つい吹き出してしまった。
瞬時に先生から「何?小さな小銭がおかしかった?」とツッコミが。
昼食後のけだるい教室は、その一言で一気に笑いの渦に落ちた。


私自身が何か間違ったわけではないし
私自身が友人に笑われたわけでもない。
それなのに、耳まで真っ赤になるほど恥ずかしくて
○○年を経た今に至るも、忘れられないでいる。

何故こんな事を思い出したかというと
部屋中に放り出してあるプリントを整理していたら
会議の資料の裏に殆ど寝ていると思われる蛇行した筆跡で
「今年は惜しくも大敗」と書いてある
のを見つけたからだ。
「惜負」なら惜しいかもしれないが、「大敗」では惜しくないだろう(笑)
「残念ながら大敗を喫した」とでも言っていただきたい。
誰の発言だったのか、今となっては定かでない。

こういう、ちょっとした「おかしな日本語」を 私たちはよく使ってしまう。
「一番最初」最も始めなら一番に決まっている。
「朝の朝礼」基本的に朝礼は朝だろう。
「前向きに検討」何もするつもりはないってか。
おっと。最後のはちと違うか。


重箱の隅をつつくようだと言われるとたしかにその通りかもしれないが
気になる物は気になるので、仕方がない。
だからといって私の日本語が正確無比でないことは
この日記を読んでくださっている皆さんは
とっくの昔にご存じのことだ。

最近とても気になるのは「全然〜ない」の使い方が
甚だしく崩れていると思われることだ。
「全然」に肯定文がついてしまう。どうしても違和感がある。
自分で書いていて気になることもある。
「〜たり」は繰り返す筈の言葉だ。
つまり、「〜たり、〜たり」と二つ以上の例を引く場合に使う、
のだと記憶しているのだが。
どうもきちんと使えていない。書いていても気持ちが悪い。
「使い方が間違っているぞ」と思いつつ書いているからだ。
でも、「それではどう書き直せばいいのか」で躓いて
結局目をつぶってしまう自分が情けない。

言葉は移り変わるものだから、「昔はよかった」とか
「今の言葉はおかしい」とか力説するつもりはないが
でも自分が厭なものは厭なので、これは譲れない。
末娘は「ら抜き言葉」をたまに使うのだが、これが厭。
娘が使いたいのと同様、私は聞きたくない。
どちらを優先するかといえば「年功序列」で私に優先権がある(笑)
従って「母の前では使うな」と厳命している。

「クソばばぁ!!」と心の中で思っても親の前で口に出すことは絶対許さないぞ!
と息子達に明言してあるのと同じ事だろう。
「言うな」といって止められる種類のことではないし、
だからといってひきつる笑顔で受け止める気も毛頭ない。

母の権力はまだ手放すつもりはないぞ。
いずれ子供達が大人になって私を乗り越えるまでは
ぎりぎりの線まで君臨(苦笑)するつもりだ。
せめて乗り越え甲斐のある親で居たいものだと思っている。

2001年11月18日(日)

あいたたた…(>_<)

昨日は仕事量が多くてとっても忙しかった。
午後も店番じゃなくて会社だったので、一日肉体労働。

それはいいんだけどね。
肉体労働自体は、疲れるけど嫌いじゃないのよ。


でも、午前中の仕事が一区切りして軍手を外したら
なんと右手の甲がぷっくりふくれあがっていて、凄い紫色。
これは激しく内出血しているね。
直径4cmくらいある。

…一体いつどこでぶつけたんだろう?
こんなになるんだから、多分痛かったはずだと思うんだけど
全く記憶にない所がちょっと恥ずかしい。
でもま、出来てしまった物は仕方ないわ。
今更デートする訳じゃないから、
「手を握って貰う時にみっともないわ」なんて事もないし。
そのうち紫色がどす黒く変色してきて
それがだんだん茶色くなって、しまいに黄色っぽくなって

し〜ば〜ら〜く〜汚らしいだけで。

それが厭なんだけどね(苦笑)

とにかく昨日帰宅した途端に湿布を貼って
夜も湿布がはがれないよう、手袋をして寝たのよね。

で、今朝目が覚めてビックリ。
右手、腫れぼったくて、握りしめることが出来ません!!
流石にこれだけ内出血していると、回りにも多少の影響があるか。
手自体は触らなければ痛くないのよ。
昨日は下に下ろしているだけで痛かったんだけどね。
だけど、腫れてるなぁ!これは治るまでに暫くかかるわ。

トシのせいで直りが悪い、というのも確かにあるんだけど
仕事柄、やたらとアザが出来るのよね。
そもそも使っている道具が皆重たくてガッチリしているから
ほんのちょっとぶつけただけ、だと思っていても
夜お風呂に入ろうとして裸になると、しっかり痣になってる。
大体痣の位置で「あ、これはあそこにぶつけたな」ってわかるの(笑)
でも、ほとんどの場合ぶつけたことを意識してないのね。
とにかく忙しいからぶつかるんだし、
だからこそぶつかっても気にしてる暇ないから覚えてないのよ。

この仕事始めた頃は、初心者だから余計ぶつける回数多くて
旦那が「お前、実はSMクラブに勤め始めたんじゃないのか?」
突飛な疑問を発したくらい痣が多かった。
でもやっぱり覚えてない(苦笑)

何かに熱中するって言うのは、こういう事だよね。
仕事でなく、趣味のものなら余計熱中してしまうから
一日5時間もゲームしてました、なんてことも
なきにしもあらず…
<あっちゃぁイカンだろう!!


はぁ。
ゲーム、一体何日お休みしているのかしら。
いつからしてないかしら。
国民文化祭も終わったことだし、そろそろゲーマーに戻るとするか!
2001年11月17日(土)

ムックリ

アイヌの口琴、「ムックリ」を習った。

竹と凧糸で作った、ごく簡単な楽器だ。
ならすのも簡単で、ちょっとしたこつさえ掴めば
誰でも音を出すことは出来ると思う。
凧糸で引っぱることによって竹を振動させ、
口元に当てて口腔で共鳴させて音を出す。
竹が揺れているだけの筈なのに、いろんな音が出るところが不思議。

自分で演奏して楽しむ物で、人に聞かせる楽器ではないとか。
つまり、あまり大きな音は出ない。
そりゃそうだよね。
共鳴箱が口なんだから、いくら大きな口を開いてもたかが知れてる(笑)
やっぱり1人1人が自分で持って演奏するのがいいね。
「自分でも作ってみて」と先生は仰っていたので
作れないことはないのかも知れないな。
むずかしそうだけど。
作ってみるのも面白そうだなぁ。竹が手に入ればね。
2001年11月16日(金)

風邪ぶり返しました(T^T)

また危ないです。熱が出そうだ。
まだ37.2℃なので今の内に薬飲んで寝よう。

昨日から咳が止まらなくて苦しいの。
その前の晩(夜中)に、鼻が詰まったらしくて、
喉の痛みで目が覚めてしまったのだけれど
(きっとでかい口開けて寝てたんだよね。厭だ厭だ!)
それ以来やたらと咳が出る。
胸が痛いと言うより、喉の奥が痛い咳。
それから、鼻水出るし。くしゃみ出るし。

ところで、何日か前から、鼻の中に傷を作ったみたい。
まるで鼻くそでもついてるみたいでキモチワルイから
鼻をかんでみると、カサブタというか血の固まったような物が出て
それがはがれた為にまた出血する、という繰り返し。
自然にはがれるまでそうっとしておけば良いんだけど
それが出来れば苦労しないよね!(笑)
だってやたらと気になるじゃん!

で、結局昨日今日は鼻のかみすぎで回りも痛いし
鼻の穴の中もいたいし、喉も痛いし頭も痛いし。

あれ。愚痴になっちゃったよ。
やっぱり体調悪い時ってだめね、楽しい話題がなくなっちゃって。
反省反省。
それじゃ、またあした!
(^0^)/~~see you !

see you !で思い出した!
今朝テレビ見てたら「あなたに夢中」を英語で言ってください
という質問をしていたのよ。
なーんにも考えずに "I'm crazy for you!" と即答したら…
不正解だったねぇ。ちょっとショックだった。
何しろ高校以来○○年、ずっとこれで良いと思ってきたから。
ま、今更こんな台詞を言うシチュエィションには出会わないから
どーでもいいんだけどさ。
正解は "I'm crazy about you" でした。
2001年11月15日(木)

凄かったらしい。

京劇の話。

今回の閉会式は○○アリーナで開催された。
ステージははるか下方、スタンドは3階まであるらしい。
しかし、ワヤン・クリと京劇に関しては
「2階3階席の観客をフロアに下ろす」という
非常に珍しい(と思われる)方法をとった。

従って、京劇はフロアに絨毯を敷き、その前に観客がだーっと
座り込んでいる状態で上演されたのだ。
同じ目の高さで、数メートルの距離で
あのアクロバティックな演技を見られた観客は
大変幸運だったと言えるのではないだろうか。

昨日、スタッフルームへ事後処理のお手伝いに行って
京劇の話をちょっと聞いた。
観客があまりに近すぎて怒るかと思った京劇の皆さんは
怒るどころか、特別に張り切ってくれたのだそうだ。
「これほど観客が近くにいることはない」というわけで
いつもよりかなり力の入った演技になっていたらしい。
「嬉しくて仕方なかった」らしい、というのだ。
なるほど。

中国ではどうなのか知らないが、日本の公演は
まず間違いなく「遙かかなたの舞台上」だろうなぁ。
目の前に観客が並び、その熱気が肌で感じられるステージは
演技者にとっても嬉しいものかもしれない。
思わずサービスしたくなるのかも(笑)

ステージは、「見た」というほど見られなかったのだが
間近で出演者を見ることが出来たので
やはり大変貴重な体験をしたということなのだろう。

そういえば、途中「明かりが漏れないようにドアを抑える」
という役を担当していたのだけれど
開かないように抑えていたドアから
突然○はるみさんが出てきた
のはびっくりした。
こ・ここから出てくる予定じゃなかったのでは…?!
2001年11月14日(水)

黒子の話

閉会式で黒子になる予定、と、浮かれてたっけ。
その話をしなくちゃ。

駄目だった〜 。・°°・(>_<)・°°・。

「風の盆」という出し物なの。
明かりを落として、笛や太鼓、三味線?の音と歌声だけが響く中
粛々と進んでいく踊りの列。
格子戸、屋根、障子、ぼんぼり、白壁。
一つずつライトアップされ、影を落とす中を
静かに通り抜けて行く、もの悲しい行列。

この、大道具(屋根その他)を出したり引っ込めたりするのに
雰囲気を壊さないように「黒子」になるはず
だったの。
でも、残念ながら黒子の衣装が足りなくて(苦笑)
私ともう1人だけ黒い服で出るハメに。

あ〜あ、残念だったなぁ。
黒子の衣装を着ることが出来るのは
一緒に一度のチャンスだったろうに。
しかし、閉会式は成功だったようだから、ま、良しとしよう。

******************************

今日は久しぶりに友人と会ったんだけど
自分で自分のテンションがコントロール出来なくて
おかしな具合にはしゃいでしまって気持ち悪かったわ。
無理矢理モンゴルと馬頭琴の話を聞かされた友人達も
楽しくなかっただろうと思う。ごめんよ、みんな。

しかし「体格がいいのと色が黒いので3割り増し」
自分でも思っていたのだけれど
友人に口に出して言われると再確認されるよね f(^^;)
もしかしたら5割り増しくらいになっているのかも知れないなぁ
いい年してちーとばかり乙女モード(爆)入ってるし!
2001年11月13日(火)

関羽雲長!

国民文化祭、グランドフィナーレのこと。

ワヤン・クリと京劇が楽しみだったのですが
三國志を上演した京劇が印象深かったです。
ワヤン・クリはラーマーヤナなんだけど
私、ラーマーヤナって図書館で借りたものの
読むことが出来なくて挫折したお話なので(苦笑)
内容が全然わからないんですよ。
どうしても、少しばかり馴染みのある三國志の方へ
興味は行ってしまいますよね。

実際の上演では、舞台の両脇で字幕を流すんだけど
私たちスタッフには見えないんです。
しかもリハーサルはもちろん字幕なんか無いし。
結局登場人物中、誰だか判明したのは関羽雲長ひとりでした(苦笑)

ま、関羽さま、顔赤いですからね。しかもヒゲ。
その上青龍刀持っていらしたし。分かり易いの。
蛇矛があったので、それが翼徳のだと思うんだけど
誰が持っていたのかよくわからないのよ。
肩に虎の顔がついていた(笑)ひとかなぁ〜?

途中、京劇の道具を出すサインを待ちながら
舞台の袖で小さくなっていたら、
何かがふわふわ当たるじゃありませんか。
な〜によ〜、と振り返ってビックリ!
隣に関羽雲長が立って居るぞ!!どひゃーー!!


ちょっと感激(笑)
中国でも伝統あるトップクラスの京劇を見られたし
関羽雲長の衣装に触ってしまったし(触られたんだけど)
でもアクロバティックな演技をする役者さん達が
思いの外年齢が高くて驚きました。
代々役者の家柄、という方が多い劇団だそうで、
そういう伝統芸能だと年齢高めなんでしょうか。
と言っても30代でしょうけどね。
(化粧しちゃうと全然わからないのよね)
身長160cmくらいの、小柄な、少し太め(失礼)な男性が
結構多かったような気がします。
動きは体操選手より凄いんじゃないかな。
これが伝統芸能なんだから、体操だって強いわけだわ!と
ちょっと見当はずれに感心してしまいました。

ひとつ不満があります。
地元のローカル局が閉会式を放送したんだけど
編集するのに、よりによって
関羽のシーンをカットするってどーいうことよ?!
あんまりじゃないかい?!
2001年11月12日(月)

グランドフィナーレ!

国民文化祭 ぐんま2001 終了しました。
今日はまずまずの出来だったのではないかと思います。
色々手違いはあったけど、無事進行したからね。

帰りは何時になるか心配だったけど10時半ころ戻れました。
もっとも、私は帰ってきてしまったけれど
撤去作業はかなり遅くまで続くのではないかしら。

やっぱり、私にとってのハイライトは京劇でした。
でも詳しい話は明日ね。
おやすみなさい。
2001年11月11日(日)

連れ合い

主人とか旦那とか、そう言う関係に当たる人が同じ家の中にいる。
かれこれ○○年、と書いてしまうとトシがバレるので伏せ字(笑)

知人の旦那の話をちょっと聞いた。
奥さんが辛いときに受け止めてくれる旦那様の話。
二人で培ってきた生活があればこそ、
「吐き出せ」と言ってくれる相手もそこに存在する。
素敵な関係だよね。

我が家はどうか(笑)
…少なくとも「奥さん」は彼女ほど出来が良くないし
(遊ぶことばっかり熱心だからね)
旦那さんはねぇ…ちょっと奥さんと考え方違うのよね。
いや、仲は悪くないと思うよ。多分。
でも例えば子供を放り出したあとの老後は
「二人で一緒に趣味ライフ」というわけには行かないね。
奥さん趣味に生きてるけど、旦那さん無趣味なのよね。
いやもぉこの年になっても
嫁に行きたいほど素敵な殿方に巡り会えるなんて嬉しいわ〜

え?そーいう話じゃない?
ああ、夫婦の絆の話だっけ。嫁に行きたくちゃ駄目じゃん!

もう何年前になるのか
子供全部連れて休日に「牧場」へ遊びに行った。
車で一時間くらいかな。
山ほどおにぎり作って出掛けたのだけれど
暫く遊んでさぁお昼、と言うときになって
…おにぎりがどこにもない!
どうやら作ったきり持ってくるのを忘れたらしい。
荷物をひっくり返してパニクる私を見ていた旦那、
すいといなくなったと思ったらパンと牛乳を買ってきた。
子供にパンを持たせ、レジャーシートに座って一言
「せっかく作ったのに残念だったね」

ごめんなさい。

ありがたくて涙出ましたよ。感動したね。
逆の立場なら、私はきっと責めていたと思う。

その時以来、所詮私は手のひらで暴れている斉天大聖だなと
そう思っている次第です。

その割に浮気ばっかりしてるって?
いやだって、それはそれ、これはこれ!
賢○さん素敵だし、B氏も素晴らしく魅力的だし!(笑)

2001年11月09日(金)

パソコン年齢?

パソコン「出来ますよね?」と訊かれる人と
「出来ますか?」と訊かれる人の境目は何歳くらいだと思う?

親が先に覚えてしまうのは良くない事みたいね。
私なんか、先に覚えたのは娘だったけど
娘はパソコンで「絵を描きたい」時間がある訳よ。
私は絵なんか描けないから、サイト自体をいじって遊んでる。
で、他の子は母と姉にパソコンとられたままあまり出来ない。

かくして、「これ、どうするの?」と
いい年した母親にパソコンの操作を尋ねる高校生の息子ができあがり。
むむぅ。いかんいかん。

そういえば少し前に、頼まれた文書を打ったら
「早い!!」と言われたことがあります。
つまり、私の年齢だとたとえパソコンが少し使えても
「遅くて当然」なんですよね、きっと。
だから、「すげー遅いと思ってたらそうでもなかった」という
「(思ったより)早い!!」なんだよね。
これは…やっぱりチャットで鍛えられちゃった?
でもチャットなんか月に一度くらいしかしてないんだけどなぁ。

そうそう、最近高校一年生がエクセルの勉強してる。
私は表計算ソフトなんか使ったことないから
このまえ使おうと思ったらわからなくて四苦八苦しちゃった。
早く息子に使いかた教えてほしいなぁ。
「息子に教わる母親」って図にあこがれちゃうなぁ♪
頑張れ高校生!!
2001年11月08日(木)

黒子!!

「ほくろ」じゃありません、「くろこ」です。

国民文化祭閉会式の舞台転換スタッフをやります。
つまり黒子ですね。
黒っぽい靴に黒っぽいズボンを用意するように、と言われていたのですが
先日、美術監督に黒足袋の手配を頼まれたんですよ。
今日、黒足袋履くんですってね、という話をしたら
リーダーのが言うことには「黒子の衣装着ます」って!!
いやっほぉぉ〜!!!
嬉しいな嬉しいな♪一度でいいから着てみたかったんだよね!

こんなチャンスが巡ってくるとは夢にも思わなかったわ♪
気合い入れて黒足袋買いに行ってきます!ふっふっふ〜(^^)

ああ、4日からこっち、大好きなあの人の話題が全然ないわ(苦笑)
ま、この一週間が勝負ですからね。
もうボランティアのことでいっぱいいっぱい。(あと、馬頭琴ね・笑)
もう暫く某氏ファンとしてはお休みして
全力投球で頑張りマ〜ス!

そうそう、今度の閉会式では
京劇とワヤン・クリが観られるのよね。
いや、スタッフは観る暇ありませんが。
観たかったな〜、京劇は三國志だって言うのに!それにワヤン・クリ!
閉会式の整理券をお持ちの方はぜひ観てくださいね。


そうそう、今日スタッフルームへ行ったときに
馬頭琴を弾いていらした方のことをちょっと伺いました。
ディレクターが教えてくれたのですけれど
「国立馬頭琴楽団」の団長兼指揮者をしていらっしゃる方だそうです。
そうかぁ。やっぱりそうだったのか!!
「同名の別人」じゃなかったのね!
感激を新たにしちゃった。
って、ここ3日というもの毎日感激を新たにしているんだけどね(笑)
しかし、つまりモンゴルでも屈指のplayerだったんですねぇ。
…そりゃ涙もでるわな〜。
いや、素晴らしい経験をしましたよ。ホントに。
2001年11月07日(水)

文化祭つづく。

国民文化祭、開会式が終わったばかり。
まだまだ会期中、只今閉会式に向かって準備に忙しい所。

なんだけどね。
だけど。

もうすっかり頭がモンゴルになっちゃって(笑)
「天馬の血族」という漫画があって、凄く好きだったけど
(竹宮恵子先生です。名作だよ。読んでみてね。)
そういえば馬頭琴をひくところも出てきたなぁ。

今日もネットであちこち検索。
一昨日文化祭に出演していらした方と同じ名前が
あちこちに出てくる。…って、
ご本人?!
す、凄すぎる!!

知らないと言うことは恐ろしいことだよね。
そういえば、出演を待つ間に「写真撮らせて戴いてよろしいでしょうか?」と
声を掛けてきた女性は(馬頭琴らしいものを持っていた)
一緒に写真に入って、もの凄く感激していたなぁ。
ま、知らなかったからこそサインもお願いできた、ということで(笑)
今日だったら、畏れ多くて戴けなかったと思うわ。
はぁ。素敵だった…(目がハートのまま・苦笑)


でもこれで、閉会式の京劇を見ると
「やっぱり三國志だよね!!中国行きた〜い!!」と
叫んでいるかもしれない、ってあたりが
自分で自分を信用できない点なんですけどね(苦笑)
2001年11月06日(火)

「オルス!!」

演奏や演技が素晴らしかったときのかけ声だそうです。
漫画の主人公みたいだ…

今日は仕事休んで学校行事に参加。役員なので。
でも今日のイベントは「韓国 農楽」のグループをお迎えして
演奏・演技をみせていただく、
と言うものだったため
役員で万々歳って所。公明正大に休みが貰えるじゃないの!
「学校行事です」って!

一昨日の開会式、昨日の世界芸能祭に出演した韓国の農楽グループ「オルス」を
ナマで、目の前で見ることが出来た。
もう、言葉出ません。
「凄い!!」
それしか言いようがない。
娘に「大学休んで見に来い」と命令(笑)して強制的に里帰りさせたけれど
連れ戻した甲斐は、充分あった!

昨日の馬頭琴が「静」の感動なら今日のオルスは「動」。
飛ぶ、跳ねる、回る、そして演奏する。
韓国のリズムって明るいのね。
アップテンポの力強い太鼓が多くて、そのリズムと大きな音に
どっぷり頭のてっぺんまで漬かるのは、とっても気持ちよかった!

腹に響いて、なおかつ頭にも響く音。
昨日の、感動が身体の奥底からわき上がってくるのとまた違って
体も頭も中から外から太鼓の音に押し包まれる感じ。
「中から包まれる」って、日本語にすると変なんだけど
「中から外から」としか言いようがないの。
でも、「5拍子」って日本にないリズムだから
どうも上手くノリきれない。なんだかちょっと残念だった。

開会式はほんの5分程度、しかも雨に降られて最悪。
世界芸能祭は天気に恵まれたものの、20分程度の出演。
それに比べて今日はたった250人のために
たっぷり2時間に渡って
演じてくださった。
こんな体験は一生のうちでもそう何度もないのだと言うことを
ちゃんとわかっていた中学生は何人居る事やら。
ああ、ちょっと勿体ないかも…

は。
そういえば昨日聞いた馬頭琴(楽屋での練習)は
部屋に5人しかいなかったのよね。出演者3人、ボランティア2人。
あれって、もしかしたらほとんど「独り占め」状態?!
わわわわわ!!
(今更慌てる大莫迦者)

だってだって、今日ネットで「馬頭琴」を検索したら
昨日お世話した方はどこかの団体の名誉理事などなさってる方で
しかもモンゴル国立馬頭琴楽団の団長も務めた人だった(らしい)事が判明。
今更ながら手が震えているんですもの(苦笑)
すんげー大物だったんですねぇ。

いや、そういう話は聞いていたんだけど「凄い人なの、あらそう」と
忙しさにかまけてあっさりやり過ごしていたのよね。
今日改めてネットでそのすごさを実感してしまったのだった!

あああ、やっぱり昨日の写真は必ず焼き増しして戴かなければ。
家宝にしちゃうぞぉ!!(笑)
2001年11月05日(月)

感動の一日

昨日は雨に降られてさんざんの開会式だったが
うってかわって今日は好天に恵まれ
県庁前広場ではにぎやかに「世界芸能祭」が開催された。

今日のお手伝いは「楽屋係」
ホテルから会場入りする出演者を迎えて楽屋まで案内、
リハーサル、本番と必要に応じて控え室までの往復を先導する、という役目。

途中、昼食も挟んでの、ほぼ一日のお付き合いとなったのは
モンゴルから来日している「オルティンドー」の名手、
「ホーミー」の第一人者、それに馬頭琴奏者。

…と言っても、馬頭琴以外はあまり日本ではなじみがないかも知れない。
いや、馬頭琴が馴染みがあるというわけでもないが
「スーホの白い馬」というお話が教科書にも載っているので
「馬頭琴」という名前自体は知っている人が多いだろう。

オルティンドー(長唄)を歌ってくださったのは
モンゴルの人間国宝、「声の世界遺産」といわれる女性。
名前をノロヴバンザドさんという。71才になられたそう。
ホーミーというのはモンゴル独特の歌唱法なのだそうで、
言葉で説明するのは大変むずかしい。
まるで楽器を演奏しているように聞こえる歌い方だった。
一度に二種類の声を使っているのだとか。
ホーミーを歌ってくださるのはガントルガさん、29才。

馬頭琴。
モンゴルで馬頭琴の名手ということはつまり、世界的な演奏家だと言うこと。
バトチョローンさんと仰る50才の男性。
楽屋で食後に一曲練習しているのを聞いて、思わず涙がこぼれた。
悲しいとか嬉しいとか、そういうハッキリしたものではなくて
言葉にはしにくいけれど、
感情が、涙と一緒にせり上がってくるような
そんな感じだった。

出演者3名ともたいへん体格のいい方達だけれど、
本番前に着替えたところはそれは素晴らしい堂々たるものだった。
もうすっかり参ってしまって(笑)
独身だったらモンゴルまで押し掛けて行くのに、と

なかば本気で思ったくらいだ。

控え室で一緒になったセネガルのドラム奏者と
即興で一曲やってしまったところ
など
そこに居合わせた何人かしか見ることが出来なかったが
本当にこんな世界があるんだ、と夢見心地にさせてくれた。

誰か他のスタッフのカメラで
出演者のみなさんと写真を撮らせて戴いたけれど
家宝にしても良いのではないかと思われるので
ぜひともあのカメラの主を見つけて焼き増しして戴きたい。
ついでに、終了後、お世話もしていない韓国の皆様の
集合写真にも入れて戴いたので(笑)
それもぜひ戴きたいものだと思っている。
でも、こういう時ってカメラの持ち主探すのが凄く大変なのよネ〜(苦笑)
2001年11月04日(日)

花のもとにて / しっぽ

My追加