2019年04月29日(月) |
幸せの記憶だけを夢の形見に変えよう。 |
終わりました。おつかれさまでした。 平成で花野じゅりあとしての人生に幕を下ろし、令和と共に素の自分で生きていくらしいので、わたしもじゅりあちゃんのいない暮らしを始めます。 近くなりすぎないよううまく距離感を保ってきたのが自分ではよかった。 幸せな17年でした。 全ては今日のタイトル(バビロンのパレードの歌詞)通りですが、こう続きます。 再び出会える その日まで。 姿が見えなくても、ゴマとアリの画像だけでもいいから、気配を見せてくれたらいいな。 いつか、遠い先の日でいいから。 それまで、またね!
いよいよ残すところ三日。砂時計の砂が落ちきるまであと少し。 タカラヅカを観るのは趣味なのに、これは遊びじゃないのよ状態になってきた。
贔屓ちゃんとのお別れにはファン仲間とのさよならが伴う。 (お茶のみで)半期に一度は顔を合わせていたみんなと、次の約束はもうできない。 会えば笑っていたから、泣く姿なんて大劇場の千秋楽まで見たことがなかった。 また東京で!その東京公演も終わってしまう。
こじんまり会、居心地がよかった、いい人ばかりだった。 お茶のみ帰りの電車、乗り換え駅まで全員が贔屓ちゃんかわいかったしか言わない。 あのふわふわと幸福な時間は戻らない。 好みが完全一致する人たちと知り合えてよかった。
もしまた誰かを好きになったら教えて。 新しいご贔屓のお茶会に連れて行ってほしい。 で、わーきれいな人。(じゅりあちゃんも美人だし)なんだただの面喰いじゃないか!って笑い合いたい。
退団同期は、一生同期です!(森奈みはる) うちのファンも他の人のファンも、劇場を目指す人が無事に全員辿り着けますように。 そして、全員が何事もなくお見送りできますように。 ここまできたら祈るしかない。
2019年04月21日(日) |
二度と戻らない美しい日にいると。 |
1週間前になった。 入りの集合時間を聞き、劇場近くのホテル泊にしておいてよかったと心底思う。 大劇場の楽は一回公演だけど東京は二回ある。 フェアウェル終了まで身体と意識を保たせるために今週は早寝するぞ。
楽しくファン生活を続けてきたけど、それなりに人を羨んだりもした。 何十回も観られていいな。 入り出にいっぱい行けていいな。 いろいろ作れていいな。 描く力があっていいな。 オタクでいいな。 (寺はお嬢のオタク話が一切解らない) (オタク話になると曖昧に笑って立ってる) いっぱいあるよ羨ましいこと。 まあできる範囲でしかできないし、欲求が義務になるのはいや(観たい!が観なきゃ!になるのは最もいや)だから、わたしのファン活動はこれでよかった、十分だ。
近年、お嬢は舞台に立つ人、わたしは観る人という意識が強くなっており、舞台の話を聴けるのがうれしいなと改めて思う。 観る人として、あの役よかった!がいくつもあり、それでもう成仏できそう。 さらにお嬢はやさしくて、各々に形見のような記憶をくれた。 ひとつじゃなくていくつもくれた、その記憶を後生大事にやっていこうと思う。 とか言いつつ千秋楽にはお別れいやだむりだとジタバタするかもしれないけど!
千秋楽が近づいてきた。 じゅりあちゃんが退団するのは初めてだから、いなくなってからどんな感情が湧いてくるのか予想がつかない。 4/15現在、情緒は安定し体調もすこぶる良く、千秋楽ばっちこーい状態だ。 大劇場公演を満足がいくだけ観たし、ムラ千秋楽のゾルチの最初の出で送られた大拍手に淋しさがスッと消えた、感激した。 ありがとう花組、ありがとう花組ファン。
ファンになって17年、ファンをやめる理由が一個もなかった。 長い期間のどこを振り返っても楽しく幸せだった。 きれいでかわいくて、けど次の作品はもっときれいで。 技術も緩やかだけど着実に向上し、いつだって最新作が最高傑作だと思っていた。ファンの欲目かもしれないが。 ストイックで真面目にご自身の全てを舞台に注いでいるのがわかるから、観ると内側から力が湧いた。 栄養価が高い食物を摂取するように、わたしは花野じゅりあさんを摂って健康に過ごしてきた。
ずっといてくれるような気がしていたけど、それはこちらの願望またはエゴだ。 お嬢が今っておっしゃるんだから今なんだよ! 万歳三唱して卒業祝いだ!と威勢のいい兄さんみたいになっている。 春爛漫 平成の終わり 研20。いろいろとキリがいい。 演目は祝祭喜歌劇。門出にうってつけのおめでたさと希望に満ちている! うん、CASANOVAが退団公演でよかった。
餞の言葉は何にしよう。自由に生きて強く死んでください? それよりも感謝の意を。 ありがとう。わたしはあなたに会えたことをずっと幸せに思うはず。
4/28までつつがなく過ごすぞ。 見送るファンは元気な方がいいに決まっている。
|