私季彩々
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2005年12月31日(土) 来年も良い年でありますように。

今年もいろいろお世話になりました。
万物全てに有難や。 Home&Photo


2005年12月29日(木) 今年の紅白は終了

 ちょこっと夕寝をして、夜8時に目がさめた。
 で、テレビでは・・・、阿久悠特集が・・・。げ、こんな素敵なものを見逃すとは。6:30からやっているではないか・・・・。がーん。でも、まだ2時間弱ある。


 そこからは、ひたすら感動の2時間である。もっと選曲があろうと思ったりもしたが、前半で見逃しているかもしれん。でも、凄すぎる・・・。
 西田敏行の「もしもピアノが弾けたなら」を久々に名まで聴いたし、ジュリーにピンクレディー。健さんから入った「舟歌」に感動。最後の「熱き心に」は大瀧詠一作曲ではないか。前半では山口百恵もやっていたであろう。あぁ、なんという不覚・・・。
 歌謡曲とは懐の深いものだと聴きながら思った。五木ひろし、都はるみ、和田アキ子、八代亜紀、どれをとっても味がある。

 そういうわけで、私の紅白歌合戦はこれでおわり。やっぱり紅白は誰もが唄える大衆歌謡曲が幸せである。
 大晦日に阿久悠、大瀧詠一、松本隆、筒美京平、桑田佳祐特集やってくれたら一生歌番組見なくても良いかも、なぁんて。 Home&Photo


2005年12月26日(月) 筆不精なりに・・・

 いろいろあったようななかったような・・・。
 振り返れば「なかった」になるわけですが、ま。

 それでも日記は綴ろうと思うわけで。

 水槽の水を1年ぶりくらいだろうか、全とっかえした。藻だらけでモーターもカタカタ煩く、それでも寝るときには耳にティッシュを詰めてまで変えようとしなかった私が何故かその気になった。用意していたろカセットの新品は1月前に購入済み。数日前にはまだ生き残っていたはずのネオンテトラは居なかった。彼だけは助けたかったが。3年は生きたのだから、天寿は十分全うしているが、どんな環境でも強いものだ。
 で、誰も居ない水槽は美しくなった・・・。

 缶ビールの500mLはかなりきつくなった。夜中目がさめてのどが渇く。そういえば、純と結が離婚した。関連は無いが、実の姉が結婚した。相手は私と同い年。。

 拝啓、恵子ちゃん、僕は何とか生きております。。
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2005年12月16日(金) めぐるたび

 何故か岡山県から北海道までJRとバスで旅をする機会を得た。一応仕事なのだが、拡大解釈を重ねてその気は全く無い。敢えてJRを選んだのもほとんど趣味である。

 第一目的地の三重までは熟慮を重ねて、尼崎から同志社経由で関西本線へ入った。思いのほかローカルな車窓を楽しみ、関西本線では大和路の趣深い狭隘な光景と歴史風俗に思いを馳せた。北海道でもこんな光景はなく、二千年以上経ってもこのような光景が日本の中に残っているのだなと再認識。近代の駆け抜けた速さを思いつつ、また山間の駅は趣深く、降りる人もまた笑顔が良かった。

 翌日は名古屋から新幹線で一気に東京へ。指定席は経費で落ちないので自由席だったが満席で、デッキで外をひたすら眺めた。高校時代から変わらぬスタイルであり、全く苦にならない。初めて乗る新幹線だったが。ここは関が原、ここは鳥羽伏見とか、東下りに想いを馳せつつ、多分に的外れな旅気分を満喫しつつ。
 そこからバスでちょこっと足を伸ばし千葉へ。どこへ行っても柿がある国だなと思いながら、植生は岡山と比べても南国っぽい感じ。

 その翌日、東京から郡山へ。今季最も寒いとかで、冬を各地に運んできた感がある。街は以外に賑やかで、新幹線の止まる駅はさすがに大きいなと。そこから向かうはバスで40分のはずれ。今回もやはり田舎めぐりである。
 帰りは送っていただき、予定より早い寝台特急で北紀行。運良く個室に変更できた。慌てて買った寿司やビールを食みつつ、暗くなった車窓を眺めていた。どこからか小雪が窓を撫でていき、北は闇の中で身近になっていく。鈍い暖房の音が懐かしく、かつて筑波へ向かう時にのった北斗星の中の自分が同居して少し息苦しい。落ちて故郷へ帰るような寂しさが、くたびれた古臭いB寝台個室のスイッチから何からにこびりついているようで。でも、それがとても愛しい。
 早く寝すぎたこともあり、目がさめたのは青函トンネルの中のよう。定期的に現れる蛍光灯の細長い光が幻想的。少し登り調子が続いてぼやけた闇の景色の中に暗い雪のまだらが浮かびだして北海道上陸になんとなく気付いた。

 旅は元気な夢大きい若人を訪ねるものだった。みな元気で良い顔をしていた。修行であり、どんな人も一度は通る環境と言えなくも無い。大学であれば研究室のようなもの。私はそこに通い、挫折を味わい、しかし修行する環境を知った上でまた新しく何かをしたいと切望している。最近になってようやく一つ糸口を見た気になっている。幾つからでも始められる。彼女等の笑顔に答えられるものはそれしかない。
 どれほど車窓を眺めたか判らないが、全国に散らばる友達を訪ねるというのは素敵なことだ。ひとり旅で出会う新たな出会いも素敵だが、長年憧れつづけた旅の達人には私はまだまだ辿りつけそうにない。であれば、ほんの小さな引っ掛かりでも、誰かを訪ねて歩き回ることから始めようかなと。すでに歴史の人々であっても、それはとても心躍るものであろう。  Home&Photo


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