ぼそっ・・と独り言
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たとえば日本製品で、輸出された物を逆輸入するということは、よくある話。 でも、その品が行って帰って、なおかつ日本の国内販売より安いと言うのも、よくある話。
アメリカ人には、日本で買うのに日本車のパーツが高いとよく言われる。 アメリカの某ディーラーから取り寄せた方が安いのだ。 まあ、全部が全部ではないけれど・・
単品でこまごま購入するときは、国内のディーラー・ショップを利用するけれど、まとめてドンと買うときや、大物などは、航空運賃考えても、輸入した方が安いと言う逆転現象がある。
生産国での購入が、逆輸入より高くてどうする。
「お宅から、バイク引き取って帰って、しばらくはバリバリ調子がいいんだけど、ちょっとすると、なんか違うんよね。」
何がどう違うのかと、詳しく聞くと、どうもふけ上がりが違うのだとか・・ どこも、何もいじってないし、変わったことはしていない、とおっしゃる。
変ですね〜と、話していて、「燃料何を入れていますか?」と聞くと、「ガソリン」。
ひょっとして、レギュラーですかぁ?
ハーレーはハイオクを入れてくださいねっ!
お預りしている時に、テストライドして、うちで入れるのはハイオクだから、あとで自分でレギュラーを注がれると、今までと感じが違うのも当然かもしれません。
忘れた頃に、良くある話で・・・・
ハーレーというと、FLHとかウルトラをイメージされる人が多い。 特に年配の方は・・・
あるお客さんの話。 FLHとウルトラと、ヘリテイジにスプリンガーの4台でフェリーに乗った時・・・ 積み込む時に、係り員が叫んだ。 「ハーレー2台!国産2台!」
おいおい・・・
今はいろんなHOW TOの本が出て、自分でいろんな事をしてみようという風潮だ。
自分で自分のバイクをさわりたいというのは、ごく自然で当然の話。 でも、雑誌に記載されている内容は、故意にではないにしろ、時に、かなり内容端折ってあると言うことを、あらかじめ知っておいたほうがいい。 名前は超有名な某氏が、「***のしかた」とか説明しているが、たとえば10ページのマニュアル内容なら、中の3〜4ページが飛んでいる。 中には、これは変だよというのもある。 素人さんがこれ見てしたら、絶対にできないだろうな・・・と言うようだ。 だからそれで、メカニックをやり始めると、どこかに当然歪が出てくる。
別の話では、あるお客さんが友人達とバイクをつついて、非常に調子が悪くなったとの話。 店に持ってきてもらって直したが、「早いし安かった。初めから持ってきてたら良かった」と、こぼしておられた。 みんなにおごった、焼肉代の方が高いものについたそうだ。
この話は引越しでよく聞く。 引越し代金浮かそうと、トラック借りて、知り合いで運んでもらったはいいけれど、新築の家のあちこち家具当てたり引きずったり。 苦情は言えないし、後のもてなしの料理等考えたら、業者に頼んだほうがよほど良かった。
で、もう一つだけ。 ボルトナットを緩めるのに、反対側を固定せずに片側だけからレンチ等で「回しても回しても緩まない」と言うメカ音痴の人は、初めから自分でしようと思われないほうがいいかも・・・ そして、説明書は英語で書かれてあってもきちんと読んで欲しい。 「スパイスバルブを入れたけど、全然良くならない」と言われて見ると、マフラーに取り付けではなく、エンジン側にはめ込んでおられたと言うのもあった。
かく言う自分も、パソコンをいろいろと組み込んだり、インストールしたり。 自分でできれば、パーツ代だけで済む。 でも、思ったのが「餅は餅屋」。 はるかに早くて、結果安い。 あれだけの無駄な時間はなんだったの?と言うようだ。 誰しも同じ事をする。(-。-)ボソッ・・・
2001年05月15日(火) |
○&○キャブレターで本当にあった話 |
お客さんの注文で、キャブを取り付けようとして箱を開けた時のこと。 取り付けたものの、なんか非常に変なのである!
バラしてよく見ると、あるものが反対に組んであった。 工場出荷の段階で、関係者が間違った事していいのか?と思うが・・・ その人の間違いがわかるまで、一体いくつの誤製品が出荷されたのだろう。
そう言えば、○&○キャブでもうひとつ。
ないといけないボルト穴が開いてない!と言うのもあった。 プロなら、「あれ、ここに穴が無いよ」と分かるし、穴あけて、ネジヤマ立てればいいけれど。 素人の人がこう言うのを通販で買ってしまったら、どうするのだろう?。 彼にとっては、初めてのキャブで、穴が無いこともわからないかも・・・
( ̄ヘ ̄;)ウーン・・
2001年05月11日(金) |
アメリカのボルトオンの常識? |
日本の常識でアメリカ製のパーツを測ってはいけない。 ボルトオンと書いてあっても、素直に付かない場合が多いからだ。 車種も型式も一致している。 なのに・・?どうして?と、戸惑ってはいけない。
寸分たがわず、きっちりはまります・・と、言うような事は、日本の常識。 その技術的なことを、全般にアメリカ製品に求めてはいけないと、いう事。 アルミの削りだしの高いカムケースを買ったところ、「***の穴がない!」と、言うのもあった。 穴が無いなら、あければいいじゃない・・というのがアメリカの常識。 アメリカ製品で、ボルトオンと書かれているのは、「ちょいと加工すれば、ボルトオンで取り付け可能になりますよ」と、言う具合の意味合いなのだ。 そう理解しておかないと、非常に腹立たしいことに遭遇することになる。 ま、全部が全部じゃないけれど・・・。 お国柄の違いです。
あまりに多すぎて慣れっこになってしまいましたが・・・ 製品が悪い・・? いえいえ、これがアメリカの常識です。
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