Web Masterの日記



全面解除

2021年09月30日(木)

今日で9月も終わりで2021年もあと3ヶ月しかないのか。
ここまで新型コロナに翻弄されたが、あと3ヶ月で好転してくれるのかな?
明日10月1日からは緊急事態宣言や まん延防止等重点措置も
全て解除された状態に戻る。
思えば沖縄県では5月23日から4ヶ月間以上、そして東京都内は7月12日から
81日間にも渡って宣言が続いていた。
宣言や重点措置がどの地域にも出ていないのは4月4日以来、半年ぶりとなる。
だけど完全解除ではない。
解除された地域の飲食店については都道府県の判断により、
感染対策の徹底が確認されている「認証店」は21時までの営業で
酒類の提供は20時までとなる。
認証店とは東京ではコロナリーダーを置いている水色の虹ステッカーを
掲示している店のこと。
うちの店も5月に東京都が調査しに来て認証店となった。
まぁ、認証店じゃなくても遅い時間まで酒類提供する闇営業的な店は
明日からも多く出てくると思うけど。
実際、緊急事態宣言中も普通に営業している店も沢山あったし。

はたして明日10月から街はどんな風になるのか…。
冬に向けて第6波が来ないことを願いたい。


全面解除へ

2021年09月28日(火)

政府は、これまで発令していた緊急事態宣言とまん延防止等重点措置を
今月末で全面解除することを発表した。
宣言と重点措置の対象地域が日本からなくなるのは約半年ぶり。
宣言解除となる地域では行動制限を段階的に緩和する。
東京都は昨日の予想通り、都のお墨付きをもらっている飲食店の営業時間は
21時までで酒類の提供は20時までとの要請があった。
ここ最近は東京だけでなく日本全国的に感染者が減少傾向。
ワクチン接種が進んできたとはいえ、季節を考えると
まだまだ予断を許さない状況ではある。
果たして全面解除が吉と出るか凶と出るか…。

緊急事態宣言中は19時オーダーストップで20時閉店が続いた。
こんな早い時間に来客なんてほとんどない。
今日もだが、早い時は20時前には家に着いて寛いでいた。
10月から営業時間が1時間延びるが、正直あまり期待していない。
すでに今年いっぱいは諦めている飲食店は多いよ。


仕事再開

2021年09月27日(月)

長い9連休が終わり今日から再び緊急事態宣言下での仕事。
どうやら今月末で緊急事態宣言は解除になりそうだ。
しかし東京をはじめとする首都圏は時短要請を継続するみたいだね。
営業時間が1時間延びて21時までかな。
で、酒類提供は20時までになる予感。
明日28日に政府から正式発表されるが、10月1日までの2日間で
いろいろ準備をしなくてはならないのって結構大変だと思う。
特に大箱の居酒屋なんてアルバイト集めるの厳しいんじゃないかな。
解除されても、どれくらい来客があるのかの予想も難しい。
なので食材の仕入れも悩んでしまう。
まぁ、最後の最後まで飲食業界は国や自治体に振り回される。
だけど国から言わせりゃ「散々、協力金ばら撒いたんだから、
それぐらいの融通は聞きなさい」とでも言わんばかりの仕打ちだ。
それなりに協力金を貰ったので言うこと聞くけどさ。
うちの店、緊急事態宣言中に瓶ビール全部、賞味期限切れになったので
明日の発表を聞いてから酒屋に注文しなくちゃ。
だけど銀座の街は以前のような活気を取り戻すには
まだまだ時間がかかりそうだけど…。


ソラマチ

2021年09月24日(金)

平日だけど今日も休み。
18日から26日まで9連休中。
この休んでいる9日間も国と東京都から1日40000円が貰えるのでありがたい。
普通に店を開けていても今のご時世1日40000円の純利益なんて出ない。
ならば要請に従い店を閉めても何も問題はない。
ということで今日は平日なので久々にスカイツリーのソラマチに行ってきた。
しかも15時過ぎから出かけてみた。
まぁ、スカイツリーは家から車で真っ直ぐ進んで約15分弱で着く場所。
駐車場に車を停めて、そのまま初めて「すみだ水族館」にも入ったけど
空いていて快適だったな。
ソラマチ4階にある天ぷらの「うづきの」は超お得。
999円でてんこ盛りの天丼が食べられる。
そして丼物なのにご飯がおかわり自由。
ご飯をおかわりしなくてはならないほど、天ぷらの量がハンパない。
あんなお得な天丼、初めてだ。
あまりにも腹が減っていたので写真を撮り忘れて食べてしまった…。


中秋の名月

2021年09月21日(火)

本日9月21日は旧暦で8月15日にあたる中秋の名月で十五夜。
今年は8年ぶりに中秋の名月の日、満月になった。
というか、中秋の名月って常に毎年、満月だと勘違いしていた。
この歳になってまたひとつ勉強になったよ。
今宵の月は本当にキレイだ。


9連休

2021年09月19日(日)

緊急事態宣言中ということもあり9月18日から26日まで店を休むことにした。
東京オリンピック開幕直後くらいから、銀座の街はさらに人が少なくなり
1日2組入れば良い方で1日1組とか、来客0の日も多く
8月は夏休みもあったが過去最低の売上だった。
9月に入っても緊急事態宣言の延長もあり客足は伸びない。
それでも8月の売上はすでに超えることができたけど。
シルバーウィークと言われている18日〜20日が3連休、
2日間の平日を挟み23日は祝日で1日経てば再び土日。
この間の平日の期間、店を開けても来客は見込めないと考えて
9日間すべて休んでしまうことに決めた。
来客の見込めない休日の間の平日3日間を休むことにより
3日分の人件費、光熱費、食材費が節約できるだけでなく、
緊急事態宣言中の協力金1日40000円が国と東京都から貰えるので
すべて純利益となる。
こんなご時世、少しでも利益を出したいなら休んでしまった方が得策なのだ。

夏休み並みの9連休だが、もちろん遊びにも旅行にも行けない。
外出は日常の買い物くらい。
21日の火曜だけは店に行かなくてはならないけど。
すでに9連休中2日間は終わった。
残り1週間、長いな…。
休みが長くても素直に喜べない。


台風横断

2021年09月17日(金)

観測史上、初めて福岡県に上陸した台風14号。
その後、瀬戸内海を渡って愛媛県松山市辺りに再上陸。
そのまま東へ向かって、関西圏から東海を通って関東圏へ向かってくる。
しかし、とんでもない台風だな。
だいたい長崎でも佐賀でもなく福岡県に上陸し、そのまま日本列島を横断って…。
愛媛県もまさか県の上から来るなんて思いもつかなかっただろう。
四国に上陸する台風って、決まって高知県の足摺岬から北上し
愛媛県の下から瀬戸内海を通るパターン。
それが逆方向から再上陸し東へ向かうなんて、こんな進路の台風、
昔じゃ絶対に考えられない。これも地球温暖化の影響なのかね。
やっぱ、そろそろ地球も寿命が近いのかも。


首痛その後

2021年09月16日(木)

土曜日から首痛が続いている。
やっぱり車を運転している時が一番痛い。
運転姿勢に無理があるのかな?
シートポジション変えたり、クッション敷いたりしたが痛みは治まらん。
首の左側面から後ろにかけての一部分だけが痛い。
ある角度にするとメチャクチャ痛い。
腰と一緒で加齢からくる痛みなのか?
そうなら一生、付き合わなければならないのか?
あぁ、困ったものだ。
ほんと歳はとりたくないね。


協力金申請

2021年09月15日(水)

今日は7月12日〜8月30日まで、4回目の緊急事態宣言に伴う
時短協力金の申請日だった。
今回はかなり長い期間の申請のため高額な協力金になる。
それにしても何度目の協力金申請だろう。

とりあえず今年に入ってからの申請をまとめてみた。

■東京都 時短協力金一覧

・12/18〜1/7(申請日1/27…支給2/5)感染拡大防止期間
1日4万…計84万円

・1/8〜2/7(申請日2/24…支給3/12)第2回 緊急事態宣言期間
1日6万…計186万円

・2/8〜3/7(申請日3/27…支給4/23)第2回 緊急事態宣言延長期間
1日6万…計168万円

・3/8〜3/21(申請日5/21…支給6/7)感染拡大防止期間
1日6万…計84万円

・3/22〜3/31(申請日5/21…支給6/7)感染拡大防止緩和期間
1日4万…計40万円

・4/1〜4/11(申請日6/1…支給6/11)リバウンド防止期間
1日4万…計44万円

・4/12〜4/24(申請日7/1…支給7/15)まん延防止等重点措置期間
1日4万…計52万円

・4/25〜5/11(申請日7/1…支給7/15)第3回 緊急事態宣言期間
1日4万…計68万円

・5/12〜5/31(申請日7/26…支給8/5)第3回 緊急事態宣言延長期間
1日4万…計80万円

・6/1〜6/20(申請日7/26…支給8/5)第3回 緊急事態宣言再延長
1日4万…計80万円

・6/21〜7/11(申請日8/18…支給9/3)まん延防止等重点措置期間
1日3万…計63万円

・7/12〜8/31(申請日9/15)第4回 緊急事態宣言期間(延長含む)
1日4万…計204万円←今日この申請

・9/1〜9/30 第4回 緊急事態宣言期間(再延長・再々延長)
1日4万…120万円(申請日未定…たぶん10月中旬)

こう並べると今年すでに1000万円近い協力金が支給されている。
そう考えると何だかんだ言っても飲食店は恵まれているのかも。
家賃が高くて従業員を沢山使っている大箱の店は足りないのかな。
だけど4月から前年か一昨年の売上に対しての支給になったので
チェーン店や大箱の店でも、それなりに貰えているはず。
1日4万円は前年or一昨年、1日の売上が10万円以下の店は一律4万。
それ以上の店は面倒な計算方式で支給額が決まる。
うちは1日売上10万以下の店なので一律4万円だ。
もちろん、ちゃんと東京都の要請に従っているのが貰う条件だけどね。
当然、うちは最初から要請に従っているので1000万円近い協力金、
堂々と貰う権利がある。
てか、今年の売上のほとんどは協力金というのは複雑だけどね。


曖昧な政策

2021年09月14日(火)

昨日から緊急事態宣言が延長された。
期限は9月30日まで。
前から思っていたのだが、期限が最初から決まっているのって、
なんか不思議な感じだ。
まぁ、目安としては必要なんだろうけど。

以前から緊急事態宣言が発令した日や延長した初日は
必ずと言っていいほど銀座の夜はさらに人の歩きが少なくなる。
なので、店を開けていても客が訪れることはない。
もう慣れてきた…と言うか、緊急事態宣言にも慣れてきたな。
それにしても学校はOK、満員電車もOK。
でも店で酒はダメ。酒を出してなくても20時までしか営業できない。
そんな中、コンビニでは24時間、酒が買える。なので家で飲むのはOK。
また、高校野球は無観客、でもプロ野球は有観客。
オリンピックもパラリンピックも無観客だけどフェスは有観客。

この様に、日本政府は今まで、どっちつかずの政策を続けている。
このような曖昧な政策って、国民1人1人の受け止め方で
どっちとも取れる様に思うんだけどな。
それは簡単に言えば政府が責任を取りたくないからだろうね。
経済がダメージ負って倒産する企業に対しては
ギリギリの緩和を講じてきました…と言い、自宅で亡くなった方には
できる限りの感染抑制をやってきました…と言う。
そんな曖昧な事しかできないのが今の日本政府だ。
新しい首相になったら少しは良くなるのかな、この国は…。


首痛

2021年09月13日(月)

土曜日、早いもので車の1年点検。
人生初のハイブリッドカーは上々だ。
パワーはあまりないが、やはり燃費は良い。
車通勤にとっては低燃費はありがたい。
満タンにしたら600キロ以上は走るので毎日乗っていると
燃費の良さがよく分かる。

点検に行くため運転していると、なんとなく首に違和感。
別に寝違えたわけではないが首が痛い。
車から降りると痛みはやわらぐ。
運転姿勢が悪いのか、シートポジションが合っていないのか
とにかく運転中に首が痛い。
それは日曜も今日、月曜も続いた。
角度によっては「痛っ」と声が出るほど。
シートポジションを少し変えてみたが痛みは続いている。
ただでさえ慢性腰痛で常に悩まされているのに
今度は首か?
幸い、どこにも痺れはない。
この痛みはいったい何なんだ?


再々々延長

2021年09月09日(木)

やっぱり…というか、当然の流れで緊急事態宣言が9月30日まで延長となった。
これで何度目の延長だ?
当初は8月22日までだったが、それが30日まで延長になったのが最初。
そして9月12日まで再々延長で結局、9月30日まで再々々延長。
まぁ、解除できる感じではないからね。
仕方ないと言えばそれまでだけど、本音は「もう勘弁してくれよ〜」

緊急事態宣言延長の他に11月くらいに様々な規制を緩和することも発表があった。
まぁ、新たな変異株によって再び感染拡大した場合は
規制を強めるとも発表しているので素直に喜べる状態ではないが。
しかし、さすがにこの状態のままだと経済ヤバいことになる…という意見が
無能な政府内でも出ているのだろうね。

うちのような飲食店の場合、店舗の感染対策は当然のこと。
来客にはワクチン接種証明みたいなものを提示してもらってから入店許可。
それが揃って初めて酒類の提供と時間制限の緩和をするみたいだけどね。
10月中に実証実験し、11月頃に規制緩和になるのかな?
だけど、それよりも、まずは会社の飲み会禁止条例が解除してくれなければ、
ほとんど変わらないんじゃないのかな。
特に銀座のような大人の街にある会社は、飲み会禁止を社員に通達している。
社員もマジメにしっかりと言いつけを守っている。
そのおかげで宴会の予約なんて、もう何ヶ月も入っていない。
とにかく1日も早く、みんなが笑いながら正々堂々と飲み会や宴会が
できる世の中に戻ってくれる事を大いに期待そして願うばかりだ。
だけど懸念しているのは、規制を緩和したはいいが、季節は秋から冬だよ。
呼吸器系の疾患や感染症が最も酷くなる季節だ。
ワクチン効果を減少させるコロンビア由来のミュー株も驚異だし、
規制緩和した直後、第6波による感染者が増えて医療現場が逼迫し
緊急事態宣言の発令なんかにならなければいいが…。


東京五輪・今後の課題

2021年09月08日(水)

数々の感動を見せてくれた東京オリンピック・パラリンピックは終了した。
しかし、今後の課題は多く残されている。
選手やボランティアなど関係者で7月1日から9月6日までに
陽性判定を受けたのは853人で、そのうち選手は41人。
バブル方式に漏れはあったが、来日した関係者から市中への感染拡大は
幸いにも確認されなかった。
観光の禁止など行動制限が強くされていたことは大きい。
開催前、野党は「変異株の展示会」になるなど恐怖を煽っていたが
さすがに、そんなことにはならずに終わった。

コロナよりも課題なのは無観客開催による大赤字の補填だ。
東京都と国の「大会経費」と「関連経費」の合計額は、都が1兆4519億円。
国が1兆3059億円になるが、この金額は都と国の一般会計から支出されており、
財源はいずれも我々の税金である。
組織委員会の大会経費の財源は、スポンサー料収入やIOC負担金、
そしてチケット売り上げなどで賄われているため、原則として
税金は使われないことになっているが、無観客開催になったことで
900億円を見込んでいた「チケット収入」のほとんどが入らなくなった。
組織委員会の赤字の他に、国や都の五輪感染対策費も膨れあがった。
赤字補填や追加負担を含めると五輪の総費用は「約4兆円」にものぼる。
赤字は原則、開催地である東京都が補填することになっているが、
非常事態のために国や他の開催した県などと分担協議する意向を示している。

無観客開催でテレビ観戦することになった我々国民は一体いくら負担をするのか?
単純に計算すると1人あたりの税負担は東京都民は「10万3929円」
仮に4人家族なら1世帯約42万円を都民税などで五輪のために払うことになる。
都民負担金額を除いた国民1人あたりの五輪負担は「1万408円」。
要は、新型コロナの影響により無観客開催になったせいで
東京都民は1人10万円のテレビ観戦料を支払っていることになる。
公金投入に向け、政府や都は大会の意義を丁寧に都民や国民に説明する義務がある。
誰もが納得する形で税金を投入して清算してもらいたい。


東京マラソン中止へ

2021年09月07日(火)

昨日、東京の新規感染者数が7週間ぶりに3桁台となった。
だけど毎週月曜日って検査数の少なさから週で一番少ない数字が出るんだよね。
結局、今日は再び4桁台となったし。
ピークアウトしているという人もいるが、本来なら12日で解除となる
緊急事態宣言は2週間〜3週間ほど延長する見通しだ。
医療体制の逼迫はいまだ深刻な状況なので仕方ないのかも。
これにより10月17日に予定されていた東京マラソンは中止が決定的らしい。
元々、今年の東京マラソンは3月7日に開催する予定だったが、
新型コロナウイルスの影響により昨年10月の臨時理事会により
海外ランナーの受け入れを断念した形で10月17日に延期となっていた。
しかし、今回の緊急事態宣言延長が決定的なため、
大会1ヶ月前の9月17日に解除が見込めないため、今月中旬に理事会を開き
最終決定するという。

昨年2020年の東京マラソンは、一般参加者の部を中止し、マラソンエリートの部と
車いすエリートの部のみの、いわばトップランナーだけで3月1日に開催された。
もし今年の東京マラソンが中止になれば、2年続けて一般ランナーは走れないことになる。
残念なことだが、仕方ないな。
だけど、つい先日までオリンピックもパラリンピックも開催していたのにね…。
ちなみに来年2022年は通常通り3月開催らしいが、それまでにコロナが
収束していることを願いたい。


パラリンピック閉幕

2021年09月06日(月)

昨日、東京パラリンピックが閉幕した。
そして今までの人生で一番、長くパラリンピックの競技を見た。
まぁ、過去のパラリンピックって中継も少なかったので
オリンピックは見ても、パラリンピックまでは見ないというか
見れなかったことが多かった。
しかし自国開催ということもあり多くの競技が中継されていたし、
緊急事態宣言のおかげで早く家に帰ってこられたので相当見たな。
昨日、一昨日と土日もほぼ1日中、テレビを点けっぱなしだった。

確かにオリンピックも感動したけど、パラリンピックはある意味で
オリンピックの感動を超えたかもしれない。
スポーツに対する感動もあるが、個人的にはパラアスリートたちの
生き方や生き様に感動して心を打たれた。
必死に頑張って努力して目標に向かう姿に本当に感動した。
メダルの数じゃない、勝ち負けでもない、日本人とか外国人とかでもない。
パラアスリートが頑張っている姿に感動した。
そして、とにかく感動と、それ以上に勇気をもらった。
すべてのパラアスリートにリスペクトだ。

日本選手団はオリンピックに続いてパラリンピックでもメダルラッシュ。
毎日、メダルを獲得して大いに盛り上がったと思う。
無観客じゃなければ最後の競技だった車いすバスケだって
観客の声援の後押しにより金メダル獲れたと思う。
仕方ないとはいえ無観客はやっぱり寂しい感じがした。
地元に多くの競技施設があるのに見に行けないのは残念だった。

閉会式もオリンピックの閉館式と違って、コンセプトがはっきりしていて良かった。
ミライトワとソメイティも閉会式で踊っていたし。
さて今日からテレビを観るのも味気ない感じになりそう。
まさしくオリパラロスに陥りそうだ。
次は来年2月の北京冬季五輪。そして3年後のパリ五輪か。
てか、北京での冬季五輪って無事に開催できるのかな?
新型コロナの影響よりも人権問題はどうなっているんだ?
その次の冬季五輪は2026年にイタリアのミラノだったっけ?
さらに次の2030年の冬季五輪に札幌が立候補中。
2030年って、あと9年後か。
とりあえず、まだ生きている間に日本で五輪が見られるチャンスはあるのかな…。
開催国決定は2023年らしいが、カナダのバンクーバーとか
アメリカのソルトレイクシティも立候補しているようなので激戦かな。


首相退任…五輪ジンクス

2021年09月03日(金)

菅首相が9月末に行われる自民党の総裁選に不出馬の意向を表明した。
これで自民党総裁選が俄然面白くなってきた。
本来、選挙の顔としては不適格の菅首相は総裁選出馬に意欲的で
二階や麻生も菅を推していた。
派閥の力で菅が総裁選で勝つのかと思いきや、自民党々員は
総理の顔を替えたら衆院選で勝てると本気で思っているので、
何があっても菅を下ろしたい感じだった。
そうした党内の不満を吸収しようと画策していたのが岸田氏だ。
菅の後ろ盾となっている「老害・二階下ろし」を岸田氏が声高に叫ぶことで
票を取り込もうとする作戦を展開していた。

菅首相で一番欠けていたのはリーダーシップだろう。
まぁ、安倍首相時代に首相を補佐する官房長官だったから評価は高かったが、
いざ自分がトップに立つと不向きだったことを改めて自覚しているはず。
国民の心に届く力強い訴えがない。
官僚の書いた原稿の棒読みだから心に響くものがない。
だから、これまでやってきた携帯電話代の値下げも評価されることなく、
後手後手のコロナ対応でマイナス評価の1年が過ぎた。
地元の横浜市長選でも菅首相の力の無さをまざまざと露呈させてしまったし。
このままでは総理総裁である前に「自身の議席すら危ない」と
真剣に思い始めてるんじゃないのかね。

しかし、菅首相が総裁再選を断念するとなれば状況は一変する。
岸田氏が無投票当選とはならず、必ず対抗馬は出てくるだろう。
そうすると、今度は岸田氏では選挙の顔にならないという声が
自民党内で浮上してくる可能性は高い。
岸田氏にどの派閥が乗るか、またその対抗勢力がどうなるのかがポイントだ。
問題はまず二階派だろう。
総裁候補はいないが、岸田氏から幹事長外しを
宣告されているから乗れないだろうね。
次に細田派と麻生派。
細田派は安倍晋三がしばらく出られない身分だし、
麻生派は出馬を宣言した河野太郎擁立に派閥としてゴーサインを出すかどうか。
そして竹下派だが、竹下亘氏は引退を表明しているが、
茂木外相、加藤官房長官、小渕元経産大臣がいるが派として纏まれるかどうか。
いつも総裁選に出馬する石破茂氏は推薦人が集まるかどうかだが、
石破茂は、こんな負け戦で立ち上がらないと思う。
岸田氏が先手打ってるし、河野太郎も出馬するとなれば
今、立ち上がっても勝ち目がないと判断しているはず。
すでに総裁選出馬を宣言している高市早苗も党の顔としては微妙だ。

総裁選後には総選挙があることも考えなくてはならない。
今の衆議院が任期いっぱいだとしても10月中には任期満了で
11月には必ず選挙をしないといけない。
なので次の総選挙の結果次第では超短命内閣の可能性も出てくる。
このことを考えると無暗に総裁選に立候補するのは得策ではないかもしれない。
なので今、現在立候補している岸田文雄と河野太郎の戦いになるのかな?

ただ、最有力の岸田氏にもリーダーシップの才能は感じられない。
結局は今の政治家は頼りない人ばかりだ。
有事の時に政治家の本質が出るというが、平和ボケした日本の象徴なんだろうね。
今の自民党なら誰が総理になっても変わらないかなと思うが、
菅首相が退陣することで一番がっかりしてるのは野党だろう。
菅首相なら衆院選で勝てると思っていたからね。
それどころか菅退任により自民党総裁選にスポットが当たり
ただでさえ薄かった野党の影は完全に消え去るだろうから。
そして、菅退任で逆にホッとしているのは公明党だろうね。
まぁ、誰が総裁になるにしろ、今までのような古い政治、政治手法を続けるなら
何も変わらないので派閥やら世襲やら悪しきものは全て排除してほしい。
政策についても、これまでの緊縮政策による国力衰退の反省に立って、
政策の大転換をするくらいの意思や気概をもって断行してくれる人を望みたい。
そして、党の世代交代が進むことを「かすかに」期待しているが
無理だろうな、今の永田町じゃ。

ちなみにオリンピックが日本で開催された年は首相が辞任するという
不思議なジンクスは今回も生きていた。
1964年の東京オリンピックは、池田勇人首相が開会式の1ヶ月前に
病気療養のため入院し、10月10日の開会式は病院の許可を得て出席したものの、
閉会式翌日の10月25日に辞任を表明した。
1972年の札幌オリンピックは佐藤栄作首相だったが、5月に沖縄返還を実現し、
通常国会閉会翌日の6月17日に辞任を表明、7月に内閣総辞職した。
オリンピックから5ヶ月後の退陣だった。
1998年の長野オリンピックは橋本龍太郎首相で、オリンピックから5ヶ月後の
7月に行われた参院選で自民党が歴史的大敗。引責辞任に追い込まれた。

オリンピックが開催された年は首相が辞任するというジンクスは
永田町の俗説になっていたらしいが、やはり今回も当たってしまった。

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