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2020年07月31日(金)
今日の東京都の感染者数は前日より一気に100人以上増えて463人。 東京だけでなく愛知、福岡、沖縄で過去最多を更新し、全国で1579人と ついに1日で1500人以上になってしまった。 もう毎日のように感染者数最多更新なので、日記に書くのもシンドイ。 まぁ、検査数がかなり増えているので感染者数も比例して増えるのは当然。 そして何より世紀の愚策ともいえるGoToトラベルキャンペーンで 多くの人が移動していれば感染は当然、広まっていく。 ほんと政府は無策・無知・無能の三拍子だから、まだまだ増えるだろうな。
昨日も書いたが、東京都医師会の会長が切実に訴えていた。 「良識ある国会議員の皆さん、コロナウイルスに夏休みはありません。 一刻も早く国会を開いて、国が出来ること、しなければならない事、 国民に示し、国民を安心させてください」
ほんと、それ。 野党が臨時国会を求めても与党である自民党はやる気なし。 では、政府がコロナ対策で奮闘しているかと言えば、これまたまったく無し。 相変わらず「三密を避けて」とか「マスク・うがい・手洗い」の大合唱のみ。 だけど、そんなことなんて、ほとんどの国民はとっくに知ってるし実行してる。 無能だけなら何もしなければいいのだが、GoToトラベルとか、 アベノマスク8000万枚再配布(結局断念)とか、 我々の税金を使って余計なことばかりやりやがる。 アベノマスクはまだ「税金をドブに捨てましたよね」で済むのだが、 GoToトラベルは税金を投入して、新型コロナを拡散させるという歴史に残る愚行。
総理、今は国難なんじゃないの? だとしたら先頭に立ってガンガン対策を打ち出してくれよ。 でも…今の総理の頭から出てきたのはGoToトラベルとアベノマスクだしな…。 だとしたら国会を開いて、野党の意見も取り入れて、 より良い有効策を打ち出してくれよ。 なんのための国会議員だよ。
三井住友フィナンシャルグループのシンクタンク「日本総研」は 「政府が三つのメッセージを発信することが必要」として、 以下の三点をあげている。 1.若年・壮年者にとって新型コロナは脅威でない 2.感染者が増えるのは心配ない 3.日常生活を取り戻そう
まぁ、高齢者が亡くなることと医療現場が逼迫することに 目をつむるのなら、これでもいいんだけどね……。 もし安倍首相もこう思っているのなら、記者会見を開いて堂々と語ればいい。 「政府の方針はコロナ抑え込みより経済です!」って。 「コロナで亡くなる人より経済がまわらなくなることの方が 深刻なんです!」ってね。 でも、できないだろうな。 そんなこと語れば非難、大炎上、政権がもたない。 だから殻に閉じ籠もって対応を地方自治体の首長に任せて、 嵐が過ぎ去るのをジーっと待っているのかも。 それに我が国の首相は自分の言葉で語れないからな。 記者会見で語るのは、いつも官僚の書いた文章を丸読み。 一方で連日報じられている知事達の言葉はナマの自分の言葉。 前述の東京医師会の会長の言葉も切実なナマの訴え。 国民はこの違いを、はっきりと見せつけられる。 なので今、首相の言葉が響かない理由には、こんなこともあるのだろう。 国のトップが信念もなく、自分の言葉で語れないなら、とっとと辞めてほしい。
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