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2013年10月31日(木)
勝った方が王手を懸ける2勝2敗で迎えた日本シリーズ第5戦。 今日の試合も痺れる試合だった。 楽天の先発、辛島がジャイアンツ打線を5回まで1安打無得点に抑える好投。 勝負を懸けた星野監督は6回からまさかの則本を投入して逃げ切り作戦。 しかし巨人も意地で9回裏の土壇場に追い付き延長戦へ。 驚いたのは10回表の先頭打者が則本だったが代打を送らずそのまま打席へ。 則本を出した以上は最後まで則本と心中の覚悟だったんだろう。 これが吉と出て巨人のクローザー西村が則本に四球。 そこから一気に2点を奪って勝ち越し。 則本が10回裏を三者凡退で楽天勝利で日本一に王手。 明後日の第6戦は本拠地の仙台で田中マー君で勝負を懸けられる。 なんだか完全に楽天のシナリオ通りの展開になってきた。 それにしても巨人は本当に情けない。 打てないどころか信頼していた抑え投手まで誤算とは…。 戦う前は、どう考えても巨人の日本一はゆるぎないと思っていて、 どこまで楽天が頑張れるかが楽しみで半官贔屓も重なり、 楽天を応援していた日本シリーズだが、巨人の不甲斐なさばかり目につく。 特に阿部と坂本が全くダメダメ。 この2人が打たなければ打線につながりがなくなり得点は単発のみだ。 こんな調子じゃ明後日は無敵のマー君を打ち崩せないだろうね。 一方の楽天打線は今日も二桁安打で3試合連続二桁安打と絶好調。 失う物がない完全な挑戦者の立場が逆に良かったのかもしれない。 星野監督3度目の日本シリーズで初の日本一になるか? 明後日の第6戦も楽しみだ。
さて話は一転し、今日10月31日はハロウィンだ。 ここ数年の間で日本にもハロウィンが浸透したのかな? 今月は様々な店の飾りもハロウィン仕様が多かった。 うちの店ですらオレンジのカボチャの置物を置いているくらいだしね。 デパートやテーマパークなどでは様々なハロウィンイベントが催される。 ほんの10年ほど前じゃ考えられなかったこと。 これは、ひとえに東京ディズニーリゾートのおかげだろうね。
もともとハロウィンって、古代ケルト人の収穫感謝祭が元で 移民によってアメリカに伝わったもの。 キリスト教の万聖節の前夜(10月31日)祖先の霊とともに悪霊が訪れるとされ、 魔除けにカボチャをくりぬいて目鼻をつけた提灯を飾るほか、 子供が魔女や怪物に扮装して近所からお菓子をもらう 米国風の秋祭りとして育った。 そして、ディズニーランドのおかげで、ここ10年ほどで日本でも急速に浸透。 毎年、川崎市で開催されるハロウィン仮装パレードには 10万人を超える見物客が訪れるとか。
そもそも、なぜ日本でこれだけ定着したのか? まぁ、日本人って古来から八百万(やおよろず)の神を崇めるので、 クリスマスやバレンタインなど外国の宗教的行事も 楽しいイベントとして受け入れやすい国民性だからだろうね。 要は無宗教なので何でもいいから楽しければいい…みたいな。 しかしカップルメインのクリスマスやバレンタインと違って、 ハロウィンは子供を持つ若い母親が牽引役になったのではないかな。 子供に仮装させた写真をmixiやツイッターで公開したりしてね。 だけど正直、ハロウィンの仮装っていうより、ただのコスプレも多いけどね。 それに本来のハロウィンに関しては定着していないんじゃない? もちろん以前に比べれば知名度は格段と上がっているが、 仮装した子供が「いたずらか?お菓子か?」などと言って、 家にやって来たことはないよ。 やって来たところで困ってしまうけどね。 今や隣人や身内まで信じられない怖い時代なので、 あえて子供を危険な目に遭わせるようなことはさせちゃダメだろう。 他人との関わりを持たせないようにしている親も多いらしいが それも今の時代、仕方ないのかもしれないね。
前に誰かが言っていたが、ハロウィンがクリスマスやバレンタインのように 全国規模で盛り上がらないのは、若い女性たちが得をしない行事だからだとか。 なんだか納得ヾ(^-^;) 明日から11月、1年って本当に早いなぁ。
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