Web Masterの日記



忙しい

2011年10月31日(月)

忙しくて日記を書く余裕がない…。


モバゲーベイスターズ

2011年10月29日(土)

ライオンズ強いな。明日で決めちゃうかな。
ジャイアンツは痛い逆転負け。
今日はNHK BSでずっとクライマックスシリーズ観ていた。
さて、TBSがDeNAに売却する方向でほぼ合意に達し、28日に発表されるはずだった
横浜ベイスターズ売却問題だが、DeNAが予定している球団名
「モバゲーベイスターズ」に対し、商品名をチーム名に付けてはならないという
野球協約の内規に違反しているため、12球団のオーナーより偉い?某球団会長も
絶対反対の姿勢を崩さず簡単に話が進まないようだ。
以前、ホークスをソフトバンクが買収した時も、現在のソフトバンクではなく
「福岡ヤフーホークス」にしよとしたところ、この内規によって拒否された。
この前例があるので、DeNAが目論む「モバゲー」名の子会社を設立して
そこに球団を持たせると言う案も拒絶反応が強い。
この先、ベイスターズはどうなってしまうのか…。

さらに球団譲渡の場合、オーナー会議の4分の3以上の了解が必要とされるが、
その12球団に現在の親会社であるTBSが入るのか?という点にも、
楽天が「TBSを除いた11球団であるべきだ」と主張をしているため、
もし、それが通れば3球団が反対した場合は球団譲渡は拒絶されることになる。
さらに楽天は「オーナー会議は原則、全会一致のはずだ」として、
さらにハードルを上げてきているのでDeNAとしても心配しているんだろうね。
まぁ、たぶん最後はDeNAの方が折れて、球団名に「モバゲー」を付けずに
決着しそうだけど。
なんせナベツネがOKを出している上に、球団経営にやる気を見せなかった
TBSの影響もあって、ベイスターズの不人気に頭を痛めていたセリーグ各球団が、
オーナーが代わることで人気が出ることを期待しているだろう。
なので楽天が反対してもDeNAにベイスターズが譲渡されることになると思う。

一応、TBSとDeNAは横浜を本拠地として他に球団を移さないことを条件にしている。
少なくとも来年は横浜のままなのは決まっているが、
たぶん再来年もしくは3年後には本拠地が新潟移転になるのではないかな。
なんせ新潟にはハードオフエコスタジアムという3万人収容の
両翼100mの素晴らしい球場がある上に、球場使用料も横浜の半額以下。
それに横浜にいては球団に入らない広告料収入、入場料収入も
新潟は直接、球団の懐に入るので球団運営が安定しやすい。
まぁ、商圏として考えれば、横浜と新潟には大きな差があるが、
観客動員で考えれば、種目が違うとは言え、J1で新潟アルビレックスの方が
横浜Fマリノスを遥かに上回っていることを考えれば、
新潟移転は絶対にありそうな気がするね。
日本海側って野球は盛んなのにプロ野球のフランチャイズがなかったし。

そうなれば、当然だが球団名から「ベイスターズ」は消えるだろう。
新潟は「ベイ=港」じゃないもんね。
そして、おそらく以前から言われていた「新潟アルビレックス」になるんだろう。
サッカーもバスケットも新潟を本拠地とするプロスポーツは「アルビレックス」
当然、プロ野球もそうなるはず。

まぁ、出会い系サイト運営だの、将来的な経営は?など
いろいろ騒がれているDeNAだが、DeNAに限らず、ベイスターズの身売り先は
どこだろうが構わないと思う。
横浜での観客動員が伸びないことを考え、さらに関東に本拠地の集中も
良いとは思わないから新潟移転もオッケーだ。
とにかく、球団を持つ以上は責任を持って運営し、
企業努力によってチームを強くして人気を出すための努力をしてほしい、
それだけを新オーナーには望みたい。
マルハからTBSに親会社が変わったベイスターズだったが、
TBSは親会社としての企業努力を全くやらなかった。
その結果、ベイスターズはセリーグだけでなく
プロ野球のお荷物球団となってしまった。
権藤監督で日本一になった時がウソのようだ。
お荷物球団がいる限り、プロ野球の人気は陰り発展もしない。
クライマックスシリーズが導入されてから5年になるが、
パリーグは6チーム全てが1度はシーズン3位以内に入り
クライマックスシリーズに進出している。
しかしセリーグは、ほぼ毎年、ジャイアンツ、ドラゴンズ、タイガースの3チーム。
2007年と今年の2度、スワローズがクライマックスシリーズに進出したが、
ベイスターズとカープはいまだ3位以内にも入れず
クライマックスシリーズに出たことがない。
これでは絶対にセリーグの実力が上がらない。
毎年の交流戦の結果を見ても分かる通り、パリーグの方が圧倒的に強い。
なので企業努力をしない親会社は球団を持っている資格がないので
どんどん、やる気のある会社に身売りした方がプロ野球全体のためでもある。
市民球団のカープは難しいけど…。


自転車問題

2011年10月28日(金)

今週は月末ということもあり忙しい。
昨夜は日記の下書きを終えた時点で力尽きて寝てしまった。
ちなみに日記は直接、日記サイトに書き込むことはせずに
Windowsのメモ帳に打ち込んでから日記サイトにコピペしている。
以前は直接、日記サイトに書き込んでいたが、間違えてEscボタンを押して
長文日記を一瞬にして消してしまいガッカリしたことがあるので、
それ以来、メモ帳にテキストしてからコピペしている。

今日の日記は昨夜、力尽きて寝る前に書いたモノである。

昨日の朝、築地に仕入れに行った時、幹線道路の交差点のあちこちに
警察官がうじゃうじゃ湧いていた。
おそらく最近、新聞やニュースで取り上げられている警察庁の通達
「自転車は原則車道」が原因かと。
まぁ、自分も築地などに仕入れに行く時は自転車(電動)に乗っているので
他人事ではないし、自転車に関しては以前から日記にも取り上げていたが、
言いたいことは山ほどある。

確か「警察庁は25日、自転車の原則車道走行を促すことを柱とする
自転車交通総合対策をまとめ、全国の警察本部に通達した」
というニュースがあった。
で、翌日の26日の朝に警察官がうじゃうじゃ。
だけど、昭和通りや晴海通りなどの大きな交差点って、
逆走や信号無視などの悪質な違反者はもともと少ないわけで、
警官は信号に合わせてピーピー笛を吹くだけで何もしていなかったぞ。
昭和通りの歩道には歩行者と自転車通行で色分けされているし。

と言うか、いきなり車道に自転車を走らせるにも、
・標識が従来のまま
・もともと交通ルールを知らない自転車運転者が多い
・路肩には路上駐車だらけ
というお寒い状況。

現状のまま、無理矢理に自転車を車道に追い出したらどうなるか?
誰でも予想できるよね、事故が多発するって。
唐突な思い付きでこんなことやられても、
意識や知識とインフラ整備が追い付いていない。
正直、現状と理想とが、かけ離れている状態だ。
まぁ、どうにかしなければというのは理解できるけど、今まで見過ごしてきた
「ツケ」で警察自身の首を絞めてる感もあるのは否めないね。

子供から大人まで交通安全の再教育から、道路や標識や法律の整備、
自転車メーカーの協力など、地道な努力を徹底して続けることこそが、
自転車の安全な通行に繋がるんじゃないのかね。
究極は前から言っているが、自転車も「免許制」にしたらいい。
子供を前と後ろに乗せながら猛スピート出してる母親や、音楽を聴きながらの運転、
携帯で話しながらどころか、メールを打ちながら運転している奴もいる。
あまりにも傍若無人な自転車運転が多いので、車道うんぬんよりまずは
「自転車免許制」にして、違反者からはどんどん違反切符を切って罰金を取ればいい。
自転車を車道で走らせるためには、交通法規試験に合格してから。
そんな法律ができれば一石二鳥じゃない?
もちろん技能試験も必要だね。

自転車問題は今後もまだまだ続くと思うので、今後も定期的に取り上げてみたい。


木枯らし1号

2011年10月26日(水)

昨日の東京の最高気温は27℃もあったのに、今日は北風が吹き込み18℃。
そして夕方には東京でも木枯らし1号が吹いた。
いきなり寒くなったね。
寒くなったからか、今日は大繁盛。
メチャクチャ疲れた…。


疫病神

2011年10月25日(火)

5月に「平成日本」という題で、平成になってからの日本は
酷いことばかりと書いたが、よく考えたら民主党政権になってから、
何も良いことがない気がする。
まるで、世の中の秩序を好き勝手に壊し「やりたい放題」の傍若無人を見るにつけ、
これではイカンと神様がお怒りになっているように察せられる。
思えば、民主党の身勝手な政権の「たらい回し」により、
国民の不幸が増長させられている。

●普天間移設では辺野古沖を白紙に戻すなどし、
 沖縄県民に期待を持たせるだけ持たせ、一気に梯子を外して見せた。
 ちゃぶ台をひっくり返すだけで片付ける気はないらしい。

●尖閣問題の処理に当たっては、国民に事態の真実を公表せず、
 屈辱的な対応により落胆させた罪は大きい。
 この事では今尚、怒りの収まらない国民も多くいるはず。

●宮崎で起きた口蹄疫騒動では、不要不急ではないと思われる外遊を
 強行するなどし、早期対応に遅れを生じさせ、
 殺傷しなくて済むかもしれぬ牛を大量に殺させてしまった。

●外国人からの献金を含む不明瞭な政治と金の問題では、
 鳩山問題から続く一連の政治資金問題に今以て誰一人として
 責任を取ろうとしていない。

●極めつけは千年に一度という東日本大震災。
 対応の遅さは誰の目にも顕著で、集まった義援金の配布すらも渋る始末。
 被災者を置き去りにする姿勢は明確だった。
 民主党は自民党以上に東北選出の議員が多いのに、それでも…。

●原発事故などに至っては更に酷く、国民の動揺を抑えるためとはいえ、
 情報公開を極度に抑えるなどし、福島県民に早期避難のチャンスを奪った。
 このことは「福島県民の命を“捨て石”としていた」と言われても
 弁明の余地はない。

●不眠不休で続ける自衛隊員や消防隊への閣僚から有るまじき暴言の数々。

●台風12号による空前の大災害発生にもかかわらず、またも対応のマズさ。

●今の年金制度は限界を迎えているのに、簡単に厚生年金の支給開始年齢を
 68〜70歳に引き上げようとして、国民の多くを路頭に迷わせようとしてい  る。

●TPPに参加するだの参加しないだの、参加してから脱退するかもだの、優柔不 断な態度でアメリカをはじめ世界から失笑を受けている。


民主党の大失政を細かく列挙すれば、この十倍は出てくるだろう。
こう考えると、民主党って政界の、いや日本の「厄病神」だよな。
そう考えている国民も少なくないと思うぞ。

野田新内閣は発足当初のご祝儀支持率も落ち着き、案の定、支持率下落。
この機にこそ懸案である、内閣の早期解散を実施に移してもらいたいものだ。
正直言ってさ、国民はもう、こんな欺瞞に満ちた政党に
政権を託すのは我慢の限界なんだよね。
なので、一刻も早く国民の信を問うてほしいよ。
菅内閣が見せたような見苦しい政権の延命工作は、
国民を落胆させ悲しませると同時に民主党に対しての憎悪が増すだけ。
なので野田総理の人柄を信じて繰り返し要望したい。
この政権は選挙管理内閣との自覚に立ち、国民が願う早期の解散に向け、
揺らぐことなく行動してもらいたい。


再発

2011年10月24日(月)

久々にきた。
今朝、出勤途中、日本橋の駅で銀座線に乗ろうとした時に突然。
例の心拍数が異常に高くなる動悸症状。
以前、東京女子医大病院で24時間装着のホルター心電図や心臓エコーなど
精密検査を受けて、深刻な事態ではないと診断されホッとしていた。
実際、ここ最近ずっと症状が出ることもなくなっていた。
ところが今朝、何の前触れもなく突然、心拍数が高くなり、息苦しくなった。
とりあえず日本橋から銀座まで2駅4分、電車が来たので乗車して
壁にもたれかかってその場をしのいだが、
銀座で降りて店まで歩いて5分もかからないのに、
呼吸が乱れないよう、ゆっくり歩いたので15分くらいかかってしまった。
仕入れに行きたかったが、それどころではなかったので客席に寝ころび、
じっとして落ち着くのを待った。
30分くらいで落ち着くはずが、約1時間くらい横になって、
ようやく心拍数が落ち着いてきた。
最近、症状も出ていなかったので脈拍計、心電図計とも持ち歩いていなかった。
あと以前、東京女子医大病院から症状が出た時に飲むように渡された薬も。
やっぱり気を緩めてはダメだね。
今後はちゃんと持ち歩くようにしよう。

今回、なぜ再び症状が出たのか?
金曜の夜、深夜2時半くらいに風呂に入り、そのまま湯船で寝てしまい、
起きたら5時近かった。それから朝6時くらいに就寝。
土曜は夕方まで特に何もやることがなかったので遅くまで寝ているつもりが、
朝9時前に実家からの電話で起こされ、その30分後には
車で銀座の店に行かなくてはならない用事ができてしまった。
店に着いて昼12時過ぎまで仕事して帰宅。
2時間くらい仮眠してから夕方5時過ぎに歌舞伎町で人と会う約束があるため
電車で歌舞伎町へ。
次の日の日曜の試合開催が微妙だったし、半分中止と考えていたので
結局、家に帰ってきたのが深夜1時近く。
それから風呂に入ったりして寝たのが3時過ぎ。
そして日曜、朝7時に起きてグランドへ確認。
結局、試合は無事に決行になったがグランド番号変更になったりしたので
各チームの代表者とメールのやり取りをしたので二度寝できずに
家を出る時間になり、睡眠時間少ない状態で試合に臨んだ。
帰ってきてからもホームページの更新やら何やら忙しく、
ダイハード3を観ている途中にソファーで寝てしまった。

金曜の夜から日曜にかけて、本来なら身体を休める休日に
完全なる睡眠不足があったので、仕事が始まる月曜の朝、
再び突然、心拍数上昇の症状が出たのだと思う。
とりあえず今日1日、なんか胸が痛い感じがしていたが、その後は大丈夫だった。
やっぱり睡眠は大切なので、今後は気をつけないとね。


明日

2011年10月22日(土)

変な天気だった。
朝から昼にかけては降ったり止んだり、また急に激しく降ったり。
その後は回復して青空も見えたけど夕方からまた曇り空。
そして深夜に再び降雨。

また明日も順延かな…。
今年は後半になって雨にやられるな。
明日は珍しく思っていた以上、メンバーが参加するのでやりたいなぁ。
来週は人数厳しいしな。
だけど、実はもう明日は順延だと思い、さっきまで歌舞伎町で飲んでいた(^^;)


事業仕分けって…

2011年10月20日(木)

事業仕分けの第4弾が11月に始まるらしい。
今度は、どうやら原子力などエネルギー政策や社会保障制度に切り込むそうだ。
たださ、これまでの3回の事業仕分けで、どれほどの効果が出たのか教えてほしいな。
スパコン予算削減はどうなったんだ?
一時はかなり削減されそうだった予算も、結局かなりの部分が復活して
スーパーコンピューターの「京」は世界一になったよね。
あと宇宙関連予算も相当削減されそうになったが「はやぶさ」が帰還した途端、
掌返しでみんなで賞賛したからね。
記憶に新しい所では、凍結となったはずの朝霞の公務員宿舎が、
いつの間にかこっそり復活していたし、
本当にどこまでこの事業仕分けというのは有効なんだ?
たぶん、相当な金が掛かるわけで、効果がなくて単なるパフォーマンス、
民主党政権の宣伝にしか過ぎないのなら、
すぐに止めてしまえばいいと思うのは自分だけ?

だいたい蓮舫には無理だよ。
「2位じゃダメなんですか?」で話題になったスパコン関連予算だが、
実は、あの蓮舫発言を評価していた人も結構いたし、発言そのものも全体を見れば
それほどおかしくないものだったのだから、堂々と主張し続ければ良いものを、
あっさり発言を変えたことでも分かるように、
あいつには肝心な「芯」というのがない。

当然、事業仕分けで廃止とか凍結査定されれば、官庁や独法などは猛反発するし、
その後の監視体制がないと、いつの間にかこっそり復活させようとする。
野ダメ総理が朝霞を復活させたようにね。
それを押さえ込んで、きちんと仕分けを徹底するためには、
担当大臣が体を張ってでも、それを徹底させる覚悟がいるが、
蓮舫にはそれがないのだから今回また、税金を投入してやっても
結果は残せないと今から分かってしまうよね。
ついでに言うと、国会でも事業仕分けを行うことで、
民・自・公3党が合意したらしい。
来年度予算の概算要求で過去の実績より予算要求が多い事業や、
過去に政府の仕分けが行われた事業などを対象に、予算の必要性や仕分けの結果が
十分に反映されているかを検証したうえで、結論を委員会の決議として
採択することで、政府に対し予算の減額などの見直しを求めるらしいが
本当にそうなるのか?
復興をどうするのか?とか景気対策をどうするのか?という、
最も大事で緊急課題すら、政局ごっこばかりで何にもできない今の政治家に、
どこまで期待して良いのかね?

はっきりしているのは、判定を下したら野ダメ総理が体を張ってでも
必ず実現させると確約する事と、独法に手をつけるなら事業を廃止しても
別の事業を作ってくることがはっきりしているのだから、
法人そのものを廃止することだ。
事業の廃止など何の意味も無い。
それができないのなら、事業仕分けそのものを仕分けで廃止しろ!と言いたい。
あと、だんだん仕分け対象が専門化しているようだから、
素人が呆れられるような質問をしたり、素人考えだけで廃止するとか言うことで、
その後、こっそり復活したりしている事を思うと、それぞれの事業に賛否双方の
専門家を入れることが絶対に必要だと思うのだけどね。

事業仕分け自体が無駄なこと。
無駄な事やってる時間なんて今の政権にあるのかなヾ(・ω・o) ォィォィ


年金改革案

2011年10月19日(水)

先日、年金支給開始年齢を将来的に68〜70歳に引き上げようと厚生労働省が提案、
これに関してすぐに日記を書いたが、良く考えるとサラリーマンの定年って60歳。
もし支給開始が70歳になった場合、節約を重ねて1年間200万円で生活したとしても
定年までに2000万円の蓄えがないと路頭に迷うってことだよね。
こんな年金制度でこの国の未来は本当に大丈夫なんだろうか…。
自分は一応、厚生年金を払っているが自営業のようなものなので
定年がないからピンと来なかったが、このまま年金支給開始年齢が上がると
ほとんどの人が路頭に迷うか生活保護で暮らす羽目になる気がする…。
いや、その頃は国が破綻しているので生活保護なんて貰えないだろうけど。

日本の総労働人口の1/3はパートや派遣などのワーキングプア層が占めている。
そんな今、老後の貯蓄にまわすカネなど、ほとんどないのが実情だろう。
たとえ正社員であっても、日本のサラリーマンの平均年収が406万円。
依然として下落傾向にある以上、正社員であっても子供の教育費や
住宅ローンの支払いを考えると、とても老後の資金など貯金する余裕はない。
まして、所得税や消費税など出ていくカネばかりが上がり続けることは確実。
こんな状態で定年の年齢を引き上げず、
単純に年金支給開始年齢を引きあげるとどうなる?
誰もが想像できてしまうから恐ろしい。

実質的に今の年金制度は崩壊している。
それなのに、いつまで経ってもそれに代わるシステムを構築することなく、
ズルズルときたツケがついにここまできたわけだ。
実際、国民の側には年金制度が崩壊した場合、
老後の生計を立てる手段がないわけだから、結局は年金掛け金を
支払い続けるよりほかに手立てはないっていうのもおかしい話。

もうさ、ここまできたら日本は年金制度を廃止して、
国民にカネを支給するのではなく、仕事を支給するようにしたらいいんじゃないの。
国民総公務員制で定年はなし。
健康である限り、国民はずっと働き続ける義務を負う代わりに、
国は全ての国民に仕事を与える。
遊休地や耕作放棄地をまとめて国民農場を作ったり、
国営企業として日本周辺のメタンハイドレート採掘を進めたり。
ただカネを支給するのではなく、仕事とそれを行うための知識や経験などの
職業教育を全て国がおこなうようにする。
その上で健康上の理由でどうしても働けない人にのみ国から生活保護を支給する。
(ただし住居や食料、衣服などは現物支給で現金の支給はごく一部とする)

こうでもしない限り、ただ一定の年齢になった年寄りから
定年という大義名分で職を奪い、代わりにカネをばら撒く
年金という制度からの脱却は無理じゃないか。
まぁ、仕事を支給するなんて書けば「共産主義か?」と思う人もいるだろうけど。
だけど、実際こうでもしないと、もはや日本は社会として
成り立たないところまできているんだし、
現役世代が受給世代を支えるという形は、もう限界が近い気がするんだよね。
単純に掛け金を支払う人口と受け取る人口を数学的に計算するから
支給開始年齢の際限ない引き上げという愚策しか出てこないわけだからさ、
もう机上で数字をいじくりまわしてどうなるレベルでもないだろうよ。

年金もそうだが、もうバラマキは一切止めて、その代わり意欲と意志のある人間は
誰でも自分の生計を立てるだけの収入を稼げる社会的仕組みを作る。
それこそが、これからの政治に求められることではないのかと真剣に思うね。
タダで貰えるカネはいらない!稼げるだけの仕事をよこせ!ってね。

勤勉さを世界に誇った日本人。
戦後の焼け野原からここまで国を大きくした日本人。
稼げる仕事さえ提示すれば、60歳を過ぎても、それこそ70、80歳でも
きちんと働いて生計を立てていけるはずだし、
その方が人間としての誇りを持って生きていける気がするんだけどね。

次の総理は民間から俺を厚生労働大臣に採用してくれないかな。
そうしたら、この改革案で年金を廃止したいんだけど。
なんてねヾ(・ω・o) ォィォィ


ライオンズ逆転CS進出

2011年10月18日(火)

急に冷えると左足のアキレス腱が疼くように痛むな。
それにしても埼玉西武ライオンズのクライマックスシリーズ進出はビックリ。
一時は借金15で最下位だったし、ここ最近も首の皮一枚つながった状態だった。
さすがに今年はダメだと思っていたが、やっぱり底力あるチームだな。
これでクライマックス
クライマックスシリーズ第1ステージの初戦はおそらく
ダルビッシュと涌井の投げ合いだろう。
しかし絶対的有利だったオリックスバッファローズは悔しいだろうね。
一時は快進撃で2位のファイターズに迫る勢いだったのに、
10月に入ってから急失速。大事な終盤で痛かっただろう。
岡田監督としては土壇場で引っくり返されて優勝を逃がした
タイガース時代の悪夢を思い起こしたんじゃないのかな。
結局、3位ライオンズと4位バッファローズの勝率の差は僅か1毛。
1毛差って、渡辺監督と岡田監督の髪の毛の数を競っているみたいだ(^^;)
昨年は千葉ロッテが3位から史上最大の下克上でクライマックスを制し、
一気に日本一まで登り詰めたのでライオンズにも再現してもらいたい。
優勝できずに2位で終わったのと、勝ち上がって3位でCS進出って
勢いの差が少なからずあると思う。
今年は特にパリーグだけでなくセリーグも2位のヤクルトより
3位の巨人に勢いがある。
両チームとも3位でクライマックスシリーズに進出したチームによる
日本シリーズって観てみたい気もするね。
まぁ、あとでクライマックスシリーズの是非が問われるとは思うけど。

あ、そういえば中日ドラゴンズが優勝したんだね。
中日にとって球団初の連覇だそうだけど、ライオンズの
逆転クライマックス進出の方が感動的だ。
だけど、なぜ落合監督がクビなのか納得できないね。
就任8年間で優勝4回、2位3回、3位1回と1度もBクラス落ちがない。
来年、成績が落ちたら上はどう責任とるんだろうかね。
中日ってチームは以前にも優勝した山田久志監督をクビにしたり
WBCにも選手を出さなかったり、よく分からんチームだ。


保冷タンブラー

2011年10月17日(月)

最近、買ってお気に入りのモノがある。
サーモスの保冷タンブラー。(真空断熱タンブラー JCY-400)
水筒で有名なサーモスのステンレス製タンブラーだ。
まぁ、特別な技術のタンブラーではなく、単に二重構造になっているだけ。
二重構造のコップなら結構あると思うけど、サーモスの保冷タンブラーは
見た目がカッコイイしステンレスで扱いも楽。
ステンレスの鏡面仕上げがなんとも派手派手しい。
傷が付かないかちょっと心配だけど。

今回購入したのは400mlサイズのタンブラー。
他にも320mlサイズもあるらしい。
400mlサイズの場合、思ったより深さがあるので、内部を洗うにはちょっと苦労する。
柄の付いたスポンジが必要。

何より保冷力が抜群!
飲み口辺りは薄くなっているが、それ以外は二重構造なので、ちょっと厚みがある。
中は鏡面ではなくサラサラとした表面となっていて、この辺は普通の水筒と同じ。
メリットは保冷力が良いことと、冷たい飲み物を入れても周りに水滴が付かないこと。
これはかなり重宝だ。
普通のグラスだと水滴が付いたりして鬱陶しいが
どんなに冷たい飲み物を入れておいても全く表面に水滴が付かない。
なのでコースターも要らず。
そのまま机の上に置いても何の問題もなし。
飲み物を入れて一晩経っても冷たいまま。
氷も全部融けていなかったのには驚いた。

保冷力抜群だが、もちろん保温力もある。
とは言っても、熱は上に上がるので軽く蓋をしておかないと徐々に冷めていくけど。
しかし、熱い飲み物を入れてもタンブラー自体が熱くならないのは嬉しいね。
熱くて持てないってことはないので。

まだ熱い飲み物を入れることは数少ないが、この夏の間は、このタンブラーだと
冷たい飲み物がいつまでも冷たいままだったので、かなり快適に飲めた。
価格はそれなりにするけど、買って決して損はしなかったと思う優れモノだね。


え?中止?

2011年10月16日(日)

10月中旬だというのに今日の東京は29℃オーバー。
メチャクチャ暑かったが、予定されていた試合は中止(順延)…。
昨夜寝る前、深夜2時過ぎだったが江東区はけっこう雨が降っていたので
もしかしてヤバイかな…と思いながら寝た。
今朝7時に起きた時には雨は降っていなかったが曇り空。
三郷にグランド状況を聞くため電話すると「中止です」の声。
信じられなかったので「えっ!?なんで?」と聞くと
「今、こちらは大雨です」

ここ数年、局地的な雨が降ることが多い。
他の地区はどうだったか分からないが、今日の7時頃の三郷地区は雨だったのか。
だけど、きっとその後は雨も止んで昼位には30℃近くまで上がったんだろうな。
決行か中止かを決める時間に雨が降っていたなんて運が悪すぎ。

昼位に外を見たが道路やコンクリート部分は乾いていて
雨が降った形跡はなくなっていたが、自宅マンション前の
東京メトロの資材置き場にある土の部分はかなり水溜りが残っていた。
昨夜、降った雨でできた水溜りだろうが、気温が上がった昼でも
あんなに水溜りが残っているってことは、かなり降っていたんだろう。
それくらい今朝7時の三郷は降っていたのかも。
なんか、日中あんなに晴天だったのに試合ができないのは悔しいが、
仕方ないのかな…と諦めるしかなかった。
まぁ、グランドコンディションが悪い中で無理矢理やって、
怪我でもしたらバカバカしいし、気持ちを切り替えるしかない。
来週こそベストコンディションに恵まれて試合ができることを祈るのみだ。


3連覇

2011年10月14日(金)

今朝は築地に仕入れに行くので早かったが、銀座のアップル、
毎度の如く長蛇の列。
昨夜、帰る時から大勢並んでいたが、今朝は京橋の方まで続いていた。
テレビカメラが何台も来ていたが、そんなに並んでまで
早く手にしたい代物なの?i Phone4Sって?
自分にはさっぱりワカラン(+。+)

そんなことより内村航平が前人未到の世界選手権3連覇!
いや〜、1人だけ別次元だったな。
どの種目も完璧。
しかも金メダルだけでなくエレガンス賞まで獲るなんて。
内村と同級生の山室も銅メダル。
ダブルエースで来年のロンドン五輪が楽しみだ。
田中兄弟もメンタルを強くして2人に続いてほしい。
明日、明後日の種目別も楽しみだ。

明日は変な天候になりそうだ。
日曜の朝も雨マーク。
試合ができるか不安だ…。


世界体操・男子団体

2011年10月13日(木)

女子の個人総合は鶴見、田中理恵とも残念な結果だったね。
それよりも残念だったのが昨日の男子団体総合決勝だ。
予選を1位で通過した日本は273.093点の2位で、
1978年ストラスブール大会以来となる優勝を逃した。
団体総合が実施された世界選手権では3回連続の銀メダルだった。
一方、予選は3位だった北京五輪金メダルの中国が275.161点と、
日本に2.068点差をつけて5連覇を達成した。

日本が苦手とする「あん馬」で主将の小林が落馬したが、
それでも何とか戦える点数差、さらに「吊り輪」も順調にいった。
そして得意の「跳馬」でついにトップに立ったので、これは行けるか?と思った。
だが、中国が「鉄棒」で得点を伸ばし再び逆転されたが、
日本も「平行棒」を無難にこなして最終種目を残してその差0.6点。
最後が中国は「床」で、日本が高得点の出やすく得意としている「鉄棒」なので
これは劇的な逆転優勝!と思っていた矢先、まさかまさかの3人中2人が落下。
個人的には、かつてのモントリオール五輪の団体で、
最後の鉄棒を5人が全て完璧な演技を決めて、最後は塚原が新月面で着地し、
見事な優勝を決めたシーンを思い出しながら、その再現を信じてたんだけど…。

問題の鉄棒、トップの田中兄がまず無難に演技を終えた。
続く田中弟がどこまでやってくれるか期待したが、
あの落下で全てが決まってしまった。
やっぱり、予選で床の演技中に頭から落ちた時の故障が響いていたのか?
だけど鉄棒の3人に彼を選んだのは大丈夫だと判断したんだろう。
本人もいける!と思って臨んだんだろうが、あとちょっと、ほんのちょっとだけ
つかみ損ねたあの鉄棒が、日本男子33年ぶりの世界体操での金メダルを
つかみ損ねたことになってしまった。
最後のエース内村も、ほぼ絶望的な中で
奇跡を目指したギリギリの演技だったんだろう。
大会前から、個人じゃなく「団体優勝だ!」と言い続けていたからね。
ギリギリの演技は失敗のリスクも高い。
勢いが付きすぎて落下してしまったようにも見えた。
逆に中国の強さは賞賛されてしかるべきだ。
最後、高得点が出やすい鉄棒を2位の日本が残す中、
わずか0.6差で床を演技しながら、3人が3人とも見事な演技を決めたのは、
本物の強さを持っていたからだ。

それでも、とにかく銀メダル。世界で2番目は素晴らしい。
一時、お家芸とまで言われた男子体操は、表彰台に上ることすら難しかった時代もある。
それが今では王者の中国をギリギリまで追い詰めることができるまでになった。
なので来年のロンドン五輪に超期待だ。
ロンドンまで、さらに演技を磨き上げ、120%の確度で成功できるまで練習を重ね、
アテネ五輪以来の団体金メダル奪取をしてもらいたい。
いや、できるはずだ。

自分は東京オリンピックの翌年に産まれたので、男子体操が優勝した
ローマや東京、メキシコは知らないが、初めてオリンピックを見た
ミュンヘン五輪の頃から実はずっと男子体操が好きな種目でもある。
何よりモントリオール五輪での奇跡の大逆転団体優勝は子供心に感動した。
当時の団体は6人が演技し、高い採点の5人の得点が有効になっていたが、
日本チームは確かエースの笠松がモントリオールで盲腸になり、演技ができず、
本来6人で演技するところを5人で演技しなくてはならなくなり、
どの種目でも誰も失敗が許されない厳しい状況だった。
最後までソ連と争い、ラストの鉄棒で決めた塚原の新月面は本当に感動した。
そして長い月日を乗り越えアテネ五輪の復活金メダルにも感動したね。
なんか男子体操の美しさの中にある厳しさが好きなんだよね。

今の団体は各種目とも3人が選ばれて演技をするが、実はあまり好きじゃない。
昔のように選手全員が得意、不得意を超えて、全種目に挑戦していくのが好きだ。
ミスした仲間をカバーしたり、本当の団体戦の良さがあった。
まぁ、時代の流れとともにルールは変わるので仕方ないんだけど。

今回の銀メダルの誇りと悔しさを胸に、来年のロンドンで
真の笑顔が爆発するよう、頑張れ日本男子体操チーム!
明日の個人総合で内村の3連覇にも期待だ。


年金

2011年10月12日(水)

厚生労働省は厚生年金の支給開始年齢を将来的に68〜70歳に引き上げることを
念頭に社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の年金部会で提案した。
厚生年金の支給は、男性は2025年度までに、女性は2030年度までに、
それぞれ60歳から段階的に65歳まで引き上げ、
基礎年金と合わせることがすでに決まっている。
だが、厚労省は少子高齢化の急速な進展など、年金財政の安定化のためには
年金支給開始年齢を一層引き上げる検討に入る必要があると判断した。
それには年金が受給できる年齢を遅らせて調整する必要があるという。

あのさ〜、本当に我々は年金を貰えるのかな?
7年前に支給開始年齢を段階的に65歳にすると決めて、今まだその途中だろ?
なのに今度は68歳からにすると言うんだから、自分の場合ですらあと20年もある。
なんか、その頃になったら今度は80歳からとか言い出すんじゃないのか?
自分より下の世代なんてヘタしたら100歳からとか言われかねないよね。
たった7年でまた引き上げなければならないって、
厚労省の見積もりが甘かったという以外の何物でもないわけで、
もっと真摯な謝罪と反省の言葉があってからの話じゃないのかね?

それと、68歳からとなれば、さすがにどうかねえ?と言う気になるよ。
自分の場合、今48歳だから平均寿命で考えると残す余命は34年間くらい。
(げっ!あと34年くらいしか人生ないのか…)
受給まで20年で、それから年金が貰えるのは14年ほどか…。
これが、もっと若い人達なら本当に真面目に納付するのが嫌になるんじゃないの?
ただただ毎月、真面目に納付し続けて、やっと貰えたらもう終わりが近いってね。
こういう小手先の改革じゃなくさ、もっと根本的な改革をしない限り、
どうしようもないんじゃないのかね。

少子化がまだ進む可能性が今の政府の愚策、無策を見れば続くだろう。
となれば、果たして今の形のように、現役世代が受給世代を支えるという形って、
近い将来、限界を迎える気がするんだけど。
次の世代に負担をかけないと言うことは分かるが、
何も今の制度が万全じゃないのだから、
安易に支給年齢の引き上げを繰り返すのじゃなく、
根本的な改革をやる必要があると思うよね。
まぁ、とにかく昭和50年代から平成生まれの人達にとって年金って
絶対に払い損だろうな。かわいそうに…。


今日の試合結果

2011年10月11日(火)

巨人4−3阪神
中日3−1ヤクルト
広島7−0横浜
日本ハム3−0西武
日本8−0タジキスタン

プロ野球よりもサッカー日本代表が一番点を獲った(^^;)
しかも完封(^-^)v


復活?

2011年10月10日(月)

せっかくの3連休だが体調不良のために昨日、一昨日と一歩も家から出なかった。
丸2日間、ずっと家でおとなしくしていたので今日はかなり良くなったかな。
それでもまだ鼻水が少し出るので薬は飲んでるけど。
とりあえず店で必要なものがあったので葛西のHOME'Sと南砂のSUNAMOに行って
今回の3連休は終わってしまった。
天候も良かったし、また掛川花鳥園か、復興したアクアマリンふくしまに
行きたかったのに…残念
それにしても、体調悪いのに朝はいつもの時間に起きてしまっていたのは
なんでだろう?


あかん

2011年10月07日(金)

今週は雨の日もあって店はそれほど忙しくなかったが、
消防機器の点検やテナントとの折衝などビル関係の仕事が多くて毎日、朝早かった。
その合間に築地に仕入れに行ったりしていた結果…、

喉が痛い
関節も痛い
鼻水が出る
咳も出る

風邪ひいたっぽい (-o-;)
幸い、寒気はしないし熱もない。
(と思う…測って熱あったら心が折れそうなので怖くて測れない)
食欲はあるので明日、一日おとなしく寝ていれば治るかな。
明後日が試合じゃなくて良かった。
季節の変わり目、体調管理には気をつけましょう。


皇帝シンボリルドルフ

2011年10月06日(木)

先日、日本競馬史上初の無敗三冠馬であるシンボリルドルフが亡くなった。
史上初の無敗の三冠馬だけでなく天皇賞、ジャパンカップと
2度の有馬記念も含めると七冠馬。
シンザン・ハイセイコー・テンポイントなど歴史ある競争馬の中でも
最も知名度の高い名馬ではないかと思う。
30歳で老衰、いや新聞などでは30歳と書かれているが、
現役時代の年の数え方(2000年までの数え方)では31歳になる。
馬の1歳は人間で言うと3〜4歳なので90歳〜100歳での大往生だ。

ちょうどシンボリルドルフが全盛時、1984年〜1985年は
自分が大学生で競馬を始めた頃でもあった。
そして、初めてファンになった馬がシンボリルドルフだった。
しかし、あまりにも強すぎて競馬自体の面白味がなく、
シンボリルドルフで儲けさせてもらった記憶はない。
強すぎて倍率が付かなかったからね。

シンボリルドルフの逸話は数ある。
その中でも、あの名騎手・岡部幸雄に「競馬を教えた」馬でもある。
ダービーで岡部幸雄のゴーサインには反応もせず
「自分の仕掛け」で堂々と勝った。
その時に岡部騎手は「そろそろ行くよ、しっかりつかまってな」と
シンボリルドルフの声を聞いたという。
「大地を弾ませた」追い込みで三冠を取った1歳年上の三冠馬
ミスターシービーには1度も先着を許さず、ファンに憎まれるほどの強さだった。
強さ故に「人気者」では無かったのかもしれない。
だが、完璧なレース故に他を寄せ付けない「皇帝」だった。
岡部幸雄はその後トップジョッキーとなり、シンボリルドルフの世話してた
厩務員の藤沢和雄はリーディングトレーナーになった。
トレーニングの相棒役を唯一勤められたシリウスシンボリはダービー馬になった。
そして初年度産駒から「帝王」ことトウカイテイオーを輩出し親子二代の顕彰馬。
一頭の名馬が周りを全て変えた。強さは「孤独」ではなかった。
「人生の一部です」と岡部幸雄の言葉が涙を誘った。

岡部幸雄が騎乗して1984年に皐月賞、日本ダービー、菊花賞の
クラシック三冠を無敗で制し、さらに同年の有馬記念も制した。
中央競馬での三冠馬は
セントライト
シンザン
ミスターシービー
シンボリルドルフ
ナリタブライアン
ディープインパクト
わずか6頭で無敗での制覇は長い中央競馬の歴史の中でも
シンボリルドルフとディープインパクトの2頭しかいない。

翌1985年は天皇賞(春)、前年に唯一勝てなかったジャパンカップでリベンジ、
さらに2年連続で有馬記念を制した。
主な産駒にトウカイテイオー、ツルマルツヨシなどがいて、
トウカイテイオーで父子2代での無敗2冠を成し遂げた。
結局、16戦13勝。
完璧な成績は「皇帝」の称号にふさわしい。
神聖ローマ帝国の皇帝ルドルフから付けられた馬名で、
誰からも「皇帝」のあだ名で呼ばれていた。
ちなみにGI通算7勝はJRAのGIでは現在でも最多タイの記録らしい。

シンボリルドルフの競馬で一番の思い出は、
初めて負けた1984年のジャパンカップだ。
ミスターシービーとシンボリルドルフの三冠馬対決で日本中が沸いた。
なんとなくバブルの足音が聞こえてきた時代でもある。
菊花賞を完璧な強さで取って、中一週で挑んだルドルフ。
疲れが残っていると思われ3番人気だったが、
自分は当然、ルドルフが勝つもんだと思い、
他の外国場は知らないので、シンボリルドルフの単勝と
シンボリルドルフから1番人気ミスターシービー、
10番人気のカツラギエースと日本馬の入った枠連馬券を買った。
(当時は単勝、枠連、複勝の馬券しかなかった)
ところがスタートからカツラギエースが絶妙な逃げを展開し鮮やかに逃げ切った。
2着には11/2馬身差で2番人気イギリスのベッドタイムが滑り込み、
シンボリルドルフは2着とアタマ差の3位。
ちなみに1番人気だったミスターシービーは馬群に沈んで10着だった。
まさかシンボリルドルフが負けるとは思わなかったと同時に、
なんでカツラギエースの単勝馬券を買っておかなかったんだと後悔。
なぜなら、ルドルフの単勝も買ったが、カツラギエースの馬券も買おうか
窓口直前まで悩んでいたから。単勝は4000円以上ついたと思う。
当時から逃げ馬が好きだったので、買おうかかなり悩んだ。
買っておけば…と後悔したのを覚えている。

結局、シンボリルドルフが負けたのは、このジャパンカップで
カツラギエースに負けたのが最初。
しかし約1ヶ月後の有馬記念では1着でカツラギエースが2位。
翌年のジャパンカップは圧倒的強さで1着だった。
その他の2敗は、1985年の秋の天皇賞で完璧な横綱相撲と思われた瞬間、
外からギャロップダイナに捕らえられ2着だった時と、
1986年、世界を目指した第一戦で、まさかの故障をした
アメリカでのサンルイレイSのみ。(6着)
この時の故障が原因で引退を余儀なくされたが、
その引き際もスマートで潔かった。

冷静なスタートから好位置につけ、引っ掛かることもなく
直線ですんなり抜けて勝つという「ルドルフ戦法」は
確かにドラマを欲するファンからは退屈すぎると言われたかもしれない。
最後の直線に向いて先頭に立ち、並んできた相手に対して怯む事なく、
まるで「ついて来いや!」と言わんばかりに並ばせる事を許さず引き離して行く。
まさに横綱相撲の勝ち方だった。
穏やかに眠るように息を引き取ったと記事で読んだ。
無事これ名馬とは良く言ったもので、安楽死させなくてはいけない位、
痛みを感じて死んでいく馬が多い中、シンボリルドルフは本当に名馬だった。
「皇帝」の名にふさわしく、凛とした風格のある馬、
額に輝く三日月がトレードマークの綺麗な馬、
昨年7月に25歳で死んだオグリキャップに続き、
昭和を彩ったスターホースがまた1頭、静かにこの世を去った。
日本競馬史上最強馬は?と聞かれたら、迷わず答える。
それは「シンボリルドルフ」だと。
今後もそれは変わらないだろう。
お疲れ様でした。


ネットを探していたらシンボリルドルフのレース実況がテキスト化されていた。
実際のレースはYou Tubeでも観られるが、実況のテキストは珍しい。
保存の意味も込めて全文引用。

◆1984年皐月賞(1着シンボリルドルフ)
「さあルドルフか、ビゼンか!ルドルフか!ルドルフが出た!こっからが強い!こっからが強い!無敗の皐月賞馬が誕生しました! 2着にはビゼンニシキ!いい競馬です!いい皐月賞です!」
(盛山毅アナウンサー)

◆1984年日本ダービー(1着シンボリルドルフ)
「シンボリルドルフ!初めて苦しい競馬を致しました!しかし勝ちました!しかし勝ちました!日本のサラブレッドから世界のサラブレッドへ飛躍するために、その第一関門を突破致しました!」
(盛山毅アナウンサー)

◆1984年菊花賞(1着シンボリルドルフ)
「物凄い脚だ!物凄い脚だ!来たぞ来たぞ来たぞ!シンボリ来た!シンボリ来た!しかし外からゴールドウェイだ!外からゴールドウェイ! シンボリが先頭に立った!シンボリが先頭に立った!大歓声だ!大歓声だ京都競馬場!
赤い大輪が薄曇りの京都競馬場に大きく咲いた!! 3冠馬8戦8勝!
わが国競馬史上、不滅の大記録が達成されました京都競馬場!」
(杉本清アナウンサー)

◆1984年有馬記念(1着シンボリルドルフ)
「先頭はカツラギ!カツラギ先頭!ルドルフ!カツラギ!シービー来る!シービー4番手!スズマッハ頑張る!ルドルフ出た!ルドルフ出た!カツラギ頑張る!カツラギ頑張る!シービー来る!シービー3番手まで!シービー3番手まで!優勝はシンボリルドルフ!シンボリルドルフ優勝です!今年の日本一!」
(盛山毅アナウンサー)

◆1985年天皇賞春(1着シンボリルドルフ)
「シンボリルドルフ先頭だ!シンザン以来20年ぶりの5冠馬!そして僅かに外、サクラか!サクラガイセンが外!そして内にいたのが赤い帽子スズカコバン!20年以来、20年ぶりのシンザン以来の5冠馬です!シンボリルドルフです!」
(杉本清アナウンサー)

◆1985年天皇賞秋(1着ギャロップダイナ)
「さあ横に広がった!横に広がった!最後の坂であります!ルドルフ先頭だ!ルドルフ先頭であります!その外からウインザーノット赤い頭巾も馬体を併せて来た!残り200Mを切りました!残り200を切ってニホンピロウイナーも来ているぞ!ルドルフそしてウインザーノット!外のほうからニホンピロウイナー!そしてギャロップダイナも来ている!しかしルドルフ出た!ルドルフ出た!ルドルフだ!外のほうからギャロップダイナ!外からギャロップ〜!あっと驚くギャロップダイナ!根本康広! 」
(堺正幸アナウンサー)

◆1985年ジャパンC(1着シンボリルドルフ)
「ルドルフ先頭!ルドルフが先頭で坂を上がった!ルドルフ先頭!ロッキータイガー来る!公営の星が追い込んでくる! ルドルフ頑張った!ルドルフ頑張った! 1馬身、2馬身!開いた開いた!ロッキーが来る!ルドルフ先頭!ルドルフが圧勝!2着にもロッキータイガー!日本の中央競馬、公営競馬のナンバーワン同士が1着2着を分け合いました!シンボリルドルフ!皇帝の強さを世界の前に見せつけました!」
(盛山毅アナウンサー)

◆1985年有馬記念(1着シンボリルドルフ)
「皇帝と若武者の対決になった! 第4コーナー回った!ルドルフ出た!ルドルフ先頭だ!ギャロップも来ている!ミホシンザン来た!さあ2強の対決が見られるか!直線です!シンザン!そしてルドルフ!ルドルフ出た!ルドルフ出た!ルドルフ出た!世界のルドルフやはり強い!3馬身4馬身!日本のミホシンザンを離す!日本最後の競馬!最後のゴールイン!ルドルフ圧勝致しました!」
(盛山毅アナウンサー)


東京電力

2011年10月05日(水)

何と言うか、どうしようもない会社だね。
これまで、よくこんないい加減な料金体系を国が許していたもんだ。
各電力会社は自分たちが算出した経費に原価を載せて、
さらに定められた利益を載せて、それを電気料金として使用者から聴取する
「総括原価方式」なるものでやってるから、絶対に損することのない仕組み。
まぁ、電力の安定供給のためと言う大義名分でやっていたようだが、
それが許されるのなら、企業は経営努力など何にもしなくていいことになる。
まったく羨ましい限りだよ。
しかも、完全なる独占企業で競争相手もいないんだから楽なもんだよね。

だが、どうやらその経費の中には、従業員のレクレーションの費用まで
入っていたというから呆れてしまう。
さらに給与体系にしても、企業年金にしても、一般企業以上のものだったし、
何の努力もしない奴らの給料や遊びの金、年金に至るまで、
一所懸命に節約している国民や企業が負担していたという事実。
まったく冗談じゃないよ。
もしかしたら、交際接待費まで含まれていた可能性があると思うと、
今まで真面目に電気料金を払っていたのがバカみたいに思えてくる。
今の世の中、みんなコストカットを一所懸命やっているのに、
それもやらずに好きなだけ経費を使って、その料金は使用者に求める
「総括原価方式」という悪方式は、やはり見直す必要があるだろう。

東京電力が払う賠償金はさらに膨らむ可能性がある。
なので更なる電気料金の値上げを考えていると言っているが、
その前に売るべきものは売って、やるべきコスト削減を自分たちの都合じゃなく、
誰か第三者に依頼して算出してもらってやってからの値上げだろうよ。
まじめに「発・送電分離」を含め、国民にとって一番良い方式は何か?を
真剣に検討すべき時が来ているのだろう。
まぁ無論、民主党の一部の頭の悪いバカな議員が言ったような、
中国や韓国から電力を買うと言うのは全く論外の話だけどね。

そうそう、バカと言えば前総理のバ菅が
四国霊場八十八カ所を巡る「お遍路」を再開した。
バカが今更どこに行こうが、何をしようがどうでもいいんだけど、
お遍路よりも前に、自分が滅茶苦茶にした震災復興がどうなっているのかを、
その目で確認しに、まず被災地に行け!と言いたい。
相変わらず脳天気に
「大変な被害だったが、それでも国が終わるほどじゃなかったことに感謝した」
などと、被災者の心を傷つけるようなことを平然と言ったりしたし、
何より「同行2人」が原則のお遍路旅にSPを連れて行くって、どうかと思うぞ。
もうこのまま2度と帰ってきてほしくないね。


パス

2011年10月02日(日)

メチャクチャ疲れて眠いので今日の日記もパス。

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