|
2011年09月29日(木)
明日で9月も終わり、今年も残すところ3ヶ月となる。 そろそろ「今年の漢字」が気になるところだが、 2011の日本は大きな災害に見舞われ、その災害に付随して人災も起き、 いまだ復興の目途すら経っていない厳しい状況である。 普通に「今年の漢字」を考えたら災害の「災」の字が妥当だろう。 しかし「災」の字は、すでに2004年に採用されている。 2004年は新潟県中越地震発や新潟と福島豪雨、福井にも豪雨、 台風23号をはじめとする台風の連続上陸に浅間山の噴火などがあり、 また、イラクで日本人の人質殺害や佐世保小6女児同級生殺害事件、 三菱自動車のリコール隠しなど目を覆うような人災も多発し、 圧倒的多数で選ばれた。 だけど、今年の東日本大震災や福島原発事故、 台風12号&15号の上陸被害などを見ると、 2004年の災害がかすんでしまうように思える。
とりあえず「今年の漢字」が始まった2005年からの漢字を並べてみると、
1995 震 阪神・淡路大震災 地下鉄サリン事件 1996 食 O157食中毒 狂牛病E 1997 倒 企業倒産 銀行破綻 1998 毒 ヒ素カレー事件 環境ホルモン 1999 末 千年紀の終わり 2000 金 シドニー五輪で田村亮子と高橋尚子が金メダル 金大中と金正日による南北首脳会談 2001 戦 米同時多発テロ アフガン侵攻 小泉首相と構造改革の抵抗勢力との戦い 2002 帰 拉致被害者帰国 2003 虎 阪神リーグ優勝←他に何かなかったのかよ 2004 災 新潟中越地震 台風 浅間山噴火 2005 愛 愛・地球博 紀宮様のご結婚 2006 命 悠仁親王殿下誕生 小中学生の自殺多発 2007 偽 食品表示偽装 耐震偽装問題 2008 変 オバマ大統領の「Change」 株価暴落や円高ドル安など経済の変化 2009 新 民主新政権 裁判員制度、高速道路料金割引など新制度 新型インフルエンザ 2010 暑 記録的猛暑
「災」だけでなく「震」も使われているね。 これらを抜かして今年の漢字は何になるか考えてみた。 いくつか予想をしてみると、 自然の力&復興の力で「力」 建物も日常も原発も安全神話も、そして雨の降りすぎで山も崩れたので「崩」 国難災害、避難勧告、政府非難、就職困難などで「難」 激甚災害、甚大な被害で「甚」 放射能漏れ、川の氾濫、ソニーの顧客情報漏れなどで「漏」 津波、地上デジタル波、節電の波などで「波」 だけど「波」は被害の心情的に無理だろう。 大震災や原発事故ではバカな政府にバカな首相、 まさに今年の日本は厄年みたいな年だったので「厄」
様々な漢字が考えられるが、結局、無難なところで 「絆」これが大本命じゃないかな。 未曾有の大災害が起き、あまり暗い漢字は考えたくない。 そうすると「絆」が一番しっくりくる。 大震災の時には多くの諸外国からも助けてもらったし、 サッカー女子W杯での優勝も監督と選手達との絆が決め手だったし、 やっぱり人と人の「絆」は大切だと思う。 暗い1年だったが来年に期待を込めて「絆」が大本命だ。
ちなみに来年は大増税時代の到来から「増」とか「税」だと今から予想ヾ(^-^;) それと流行語大賞にACの「ぽぽぽぽ〜ん」が入れるか気になるヾ(・ω・o) ォィォィ
|
|
|