いいことあった
おさがしものはこちらから

2006年12月31日(日)

旅行2日目。朝いつものブッフェで朝食をとり、お正月企画の子どもイベントを覗く。タイタニックという名前の、激しく不謹慎な斜めになった船の形のエアーで膨らませる大きな滑り台があったが、チキンなケロは駄目。何故あんなに怖がりなんでしょう。しかしこの滑り台はネーミング的にやらせたくないような気もするが。
私は何故か手焼きせんべいを焼き、ケロは風船を貰って、ハート型のピカピカ光るペンダントを買ってもらって、まあイベントとしては楽しんできた。

* * *

その後、西伊豆回りで高速に乗るというルートをとってみたが、家人と2人で車酔い。ううっ、ケロは(まだ?)車酔いしないみたいでうらやましい。
それから高速に乗って帰り道で近所のスーパーへ年越しの買い物に行ったが、お雑煮に入れようと思ったかまぼこが売り切れてたり、予想外に欠品多し。来年の雑煮はシンプルだぞ。

年賀状は1日に書くかな・・・。

後手後手の1年は今日で終わりにしたいものだわ。

* * *

それでは皆様よいお年をお迎え下さい。



2006年12月30日(土)

前夜、うっかりお風呂でチャングム総集編を見始めてしまい、途中の10分でいそいで出て、結局全部見てしまった。途中で寝に行った家人に録画を頼まれ、翌日の分もセット。

朝起きて、玄関とベランダ掃除。水なし洗車スプレー活用。洗面所と鏡とスイッチプレートはアルコールスプレーでピカピカ。陶器面とやかんはメラミンスポンジでピカピカ。この程度の労力でこの結果が出せるなら、もっとまめに掃除するべきだ・・・とは毎年思うところ。

それから1泊旅行。あまりに仕事でトラブル続きで目の前にニンジンが欲しくなった家人が取った修善寺の宿。ケロと家人は温泉プールに入るのを楽しみにして行った。
チェックイン後、控えめに部屋で留守番を申し出てみたが「ずっと前からプール入ろうって言ってたよねっ」と責められて嫌々参加。以下フォント白いや確かに貴方はずっと言ってたけど私からは言ってないです。それに貴方は支度の済んだケロとプールで遊ぶだけでしょうが、私は事前事後のお世話が面倒だから嫌だったんだよっ。
先日Oさんに頂いた水着はケロによく似合い、たくさん遊んでミッション完了。

ケロが寝てから、録画してるにもかかわらずやっぱりチャングム最後まで見て就寝。



2006年12月29日(金)

昨夜11時、貰ったまま車に積みっぱなしだったプリンタと共に家人帰宅。いつも「もう無理だろう」と思う期限を過ぎてから依頼してくるのは・・・。
それからドライバ落としてプリンタ設定して年賀状ソフトが入ってないPCだったので適当にフリーソフトでレイアウト作って印刷。「もう使った?」と行くたびに言われてたプリンタ供給元にもこれで一応顔が立つ。でも大きくて置き場所がないので印刷後は家人荷物部屋へ収納。

昼間ケロと外出。ケロの行きたいところに行くという大サービス。でも「どちらかひとつ」の約束で乗った乗り物、もうひとつの方も乗りたくなって私に駄目と言われて大泣きで帰宅。

夜、大掃除と言うのもおこがましい小掃除。でも懸案の換気扇まわりは、フィルター二重でつけてるからか意外にも汚れてなくてほっとした。コンロ前の壁には以前三重粘着シートを張っていたけど、1枚づつうまく剥がせないのでどこかで見かけた「ラップを貼る」を試してみた。貼り方のセンスがないので美観いまいち。でも何か他を思いつくまで貼っておこう。(ちなみにタイル壁にそのままぴーっと貼れた。)

買ったままの本とかあれこれあるんだけど、お休みの間に読めるだろうか。それより掃除か。



2006年12月28日(木) ホッキョクグマが減少 地球温暖化の影響で

共同通信
「第2の地球」を探せ 仏、探査機打ち上げ - 共同通信

* * *

本当にこんな時代に子どもなんて生んでしまって良かったんだろうかと思っては、暗黒時代のヨーロッパ、戦国時代の日本を思い出せと自分に呼びかけ。どんなに時代が変わっても人は一度しか死なない。

* * *

私は今日で仕事収め。(職場は明日まで。)すっかり何もやる気が起こらないが、来年の抱負だけは色々ある、足元を見ない前向きさ。

一昨日ケロがまたワンマンショーを開催して「ころんだらいたい〜、でもがまんできる〜」みたいなオリジナルソングを振りつきで歌ってくれたのだが、同僚Oさんのお家の上の娘さん@中学生はそういうことが全くなく育ち、下の娘さん@8歳はそうやって育って未だにそのままらしい。子どもによって違うんだな。今朝のケロは「ほらー、くろわんわん、ぶーぶーにぶかからないひも(リードのこと)がとれちゃって、(ケ)ちゃんの茶色いマンションにきたんだってー」と幻の黒い犬を紹介されたのだけど、そういうのも子どもによってやらないらしい。

保育園へ迎えに行くとケロは昼寝から「なんでいっちゃうのよー」と叫んで起きたと先生に聞き、本人は「こわいゆめみたの」と言っていた。夢の内容を聞いても要領を得ず。寝てる時に見てるのが夢だと理解するのはいつなんだろうか?



2006年12月27日(水)

職場にて同僚Oさん(便座話に同席してた)に前日の「夢じゃなかった」google君の話をしたら、「私もそんなことがあった気がする」と言う。確かにその場では反論しにくい雰囲気があったしな。(結果的に私が血祭り。)

Fさんにトラックバック頂いたので(嘘です)、職場の人の海外旅行についての私の推論を披露してみる。

現職場は世間の平均より「余裕のある奥様」率が高い。(いや余裕のある奥様はパートなんかしないという意見もあるでしょうが)。外車所有率とか持ち家率とか転勤経験とかお受験経験とか聞いている限りでは、行く余裕がなかったとは思えない。んで、皆(ではないけど)高級化粧品とかブランド品とか高級ホテルとか一軒家レストランとかには詳しい。結婚でいきなりランクアップしたというより、それなりに暮らして釣り合った人と結婚したんじゃないかと思われる。

にもかかわらず、海外旅行経験はグアム・サイパン・韓国、遠くてハワイ、以上。みたいな。最初は「ブランド物が安く買えるのはいいけど、遠くまで飛行機乗って、わざわざ言葉の通じない国で苦労するのは嫌」ということかと思ったが、おそらく彼女達は20代前半〜後半で結婚、数年後に子どもが生まれて、独身の数年間以降は『海外旅行は家族』の選択肢しかなかったのではないかと思う。そうするとわざわざ半日かけて海外に行こうとは思わないのではないか。

ということで、海外旅行に出かけるには
1)独居・もしくは理解のある家族(同伴/留守番)との同居
2)海外で苦痛を感じない/苦痛を楽しめる程度の語学力・もしくは言葉の不自由を解決できるだけの財力
3)見たことのない景色と異国の風習に対する関心
4)長期休暇を取れる環境・もしくはピーク期に旅行にいける財力
などの条件が揃う必要があるらしいというのが、現職場での観察からの推論。

(実は最初のエウレカは単純に「私が旅行に行ってたお金で皆はブランド品を買ってたのか!」という驚きだったんだけれども。)

* * *

で、全然関係ないんだけど前述の同僚Oさんからケロに水着(Oさんご主人がクリスマスパーティーでゲット)、クマのぬいぐるみ、鮭半身の半分を貰った。うれしい。何かの機会にお礼をしなくては。「お裁縫なら任せておいて。体操着袋とか上履き入れとか作るときは言ってね!」と申告してあるけど。



2006年12月26日(火) 歯から新たな幹細胞 親知らず保存で再生も

- 共同通信
丸1日かけてアンテナ展開 きく8号、機能は正常 - 共同通信
三宅島周回の公道でバイクレース 復興の起爆剤に来年11月 - 共同通信

* * *

職場にて「外国のトイレで便座が高くて足が着かない位の時がある」と言って、誰にも信じてもらえず臍をかむ。帰ってからgoogle君に聞いたら夢じゃなかったので密かに心を慰めた。
あ、これってタイタス・アローンか。マーヴィン・ピークも中国での経験をイギリスで一笑にふされたんじゃなかろうか。こんな単純なことで文学にはなりゃしないかもしれないけど。

私は海外旅行って同世代の女性は普通にあちこち行ってるもんだと思ってたけど、殆ど興味なかった人が現職場でけっこう多くて驚いている。私がそっちばっかり向いてたのかもしれないけど。



* * *

豪雨だったので、とうとう(買ってはみたものの恥ずかしくて使えなかった)自転車用傘スタンドデビュー。いったん自転車を取りに家に帰り、屋根のあるところでスタンドを設置して傘をセットし、ケロには(裾をひきずる)私の古いレインコートを着せて自転車に乗せ、自分の傘を持たせた。私は普通の格好で顔が濡れなくていいな程度。でも雨の中、「さむい」「ぬれる」「あるくのやだ」と言うケロをなだめて歩いて帰るよりは、精神衛生上よほど良かった。
また一歩、なりふり構わないサイドに足を踏み入れてしまった気がする。でも顔が濡れるの嫌なんだもの。(バイクはヘルメットかぶるから雨でも雪でもカッパでオッケーなんだが。)



2006年12月25日(月) 超巨大銀河>88億光年かなた、星が続々誕生

- 毎日新聞社
コミックやゲームに対策を 警察庁の研究会が報告書 - 共同通信
ミナト横浜のシンボルに幕 氷川丸とマリンタワー営業終了 - 共同通信
神社のネット参拝 神社本庁が注意喚起 - J-CASTニュース
アボリジニの遺骨、返還へ 英博物館が訴え認める - 共同通信

昨夜ケロが寝る前に「夜サンタさんがプレゼント持ってくるよ」「ケロが寝ないと来ないよ」「ピンポーンって来たらおかあさんがドア開けてあげるから」と言い聞かせて寝かしつけた。
ケロが寝てから、用意してあった「とんとん とめてくださいな」シリーズ4冊の絵本を私の部屋から取り出したが、amazon.co.jpの箱じゃあんまりだと思い、この前家人が貰ってきたメリーのクリスマス袋を転用して枕元に置いておいた。(この辺が適当。)

朝起きたケロに「サンタさん来たんじゃない?」とそらっとぼけて言うと「みてー、これ飴ちゃんの袋とおんなじー。これはお父さんのお友達のお土産だよー。」と思いっきり転用がばれてた。あはは。よく見てるな、子ども。
しかし中から出てきた絵本には「うわぁーっ」と大喜び。そして自分で「これは(ケ)ちゃんのだから、返さなくていいんだよ(前に保育園と図書館で借りて読んでたから)」と言って、全部私に読ませてからいそいそと自分の本棚にしまっていた。おっほっほ。毎年クリスマスに何故か本好きのサンタしか来ないと正体が早々にばれてしまうかもしれないが。(ちなみに家人はクリスマスにランドセルを貰ったときに「サンタがこんなつまんないものをプレゼントで持ってくるはずがない」と正体に気づいたそうだ。)

* * *

今日は大掃除のつもりだった。しかし朝エレベーターに乗ってびっくり。給水ポンプの修理があって10時〜3時まで断水だって。掃除なんてできないじゃないの。というわけで、またのらくらと過ごした。ああ今年最後ののらくらだ。

夕方ケロを迎えに行ってからはシャキシャキに変身して、家に荷物を置きに帰ってもう一度買い物に行くなど目を瞠る働き。

* * *

「掟破り*キモノ日記」さん過去ログ読破。はぁはぁ。以下、感想と連想を順不動で羅列。

・「七緒」や森田空美の無地紬礼賛にあんまり踊らされちゃいけない、帯あわせとかは簡単で着やすそうだけど。
・「七緒」について、ある程度読者数が見込めたら今度は雑誌掲載ブランド品のパチもんの通販を始めるだろうという予言に、「ヴァンテーヌ」が正にそうだったと思い出す。
・洋服でも和服でも、生地や染めの良し悪しが分からないと結局いまいちなのでは?どきどき。
・やっぱり長襦袢着ないと駄目ですか。
・着心地や重さの問題で結局は絹物が一番なのか?
・スピノザはすごい。
・玄関前に大きな石が置いてあるアパート(連れ込み宿のリフォーム物件)、まさに同じ作りのアパートを見かけたことがあって謎が解けた。



2006年12月24日(日) ハヤブサが都心街路樹に 鷹匠に引き渡される

- 共同通信
ソフトバンク>携帯電話CMに「いじめ助長」の抗議相次ぐ - 毎日新聞社

* * *

朝からケロと2人で念のためマスクをして電車に乗り某身内宅へ。今日は用事があるので行けないと一度は家人に振った役目だが、「年賀状印刷で躓いているが前日に別の某身内に見てもらってもできなかった」とヘルプコールがあったので午前中だけの約束でやむを得ず出動。

ヘルプ用件はいつものように2分で終わり(来年は別の某身内宅で使用してる年賀状ソフトに替えるらしい。ありがたい。)、最初の用件の到来物を頂き、クリスマスなのでケロに服を買ってあげると言われ途中まで送ってもらった。
ケロは最初どの服を見ても首を横に振るのでどうしようかと思ったが、3軒目でようやくカーズのTシャツとトレーナーをみつけて解決。あーよかった。
しかしピンク一辺倒からは卒業か。赤いTシャツは激しく拒否していたので、相変わらず赤い服は着たくないらしい。(←以前玄関で泣き崩れた。)

* * *

帰宅途中で図書館とスーパーに寄って、帰ってからクリスマスケーキ作り。作るまで昼寝しないというので、オーブンに入れて出して冷ますところまでしてたら昼寝がずいぶん遅くなった。
起きてから冷めたケーキに生クリームでデコレーションして、ケロが苺を飾って、ロウソクを立てて何故か「たんたん誕生日」の歌を歌って賞味。半分食べたところで優しいケロが「あとはお父さんに取っておこう」と言ったので冷蔵庫へ。

またまた「着物のため防寒着が必要」と思い込んで、今度はウールのコートを購入。(でも通販なのでまた品切れと言われるかもしれない。)



2006年12月23日(土)

寝たのが遅かったのもあり、内向的な気分でだらだら過ごす。この前解いた着物の胴裏と八掛だけ解いた。茶羽織を1枚解こうとおもったのは手が出ず。

ケロが買い物に行きたがっていたので買い物に。買ったのは私の本と各種パンだけど、ケロはとりあえず盛り場に出て満足。

帰宅したら某身内別方向2件から電話があってがっくり。年末を穏やかに過ごすのは無理なのか。という考え方はずいぶん後ろ向きだが、そういう時もある。

おかげでケロのおもちゃにやつあたりして、「片付けないならおかあさんが預かる」と広げてたおもちゃ全部ごみ袋に収納。ああ、こんなにすっきりするんだったら・・・むにゃむにゃ。



2006年12月22日(金)

朝、殺伐としたニュースを見ているとケロが不満気に「(ケ)ちゃん、そーゆーニュースあんまりすきじゃない。(ケ)ちゃんは雨のニュースとかー、やんだニュースとかが好き」と語っていた。

それから携帯メールの着信音を聞いて(AOL風"You've Got Mail")「いま『ネコメロン』って言ってたよ」と教えてくれた。

* * *

無口なAさんと2人でランチに出て、「口数が少なくてごめんなさいね。」と数回言われた。一度目は「別に」二度目は「もう慣れた」三度目は「TVの話題とか沢山されても分からないし」と自分なりに納得している心中をシンプルに語ってみたが、本心だと分かってくれたかしら。(分かってないから何度も聞いたんじゃないかという気もするが。)
あんまりそういう返答に困る話題を何度もぶつけないで欲しい。「ありのままの貴女の良さを知っているからそのままの貴女で大丈夫、一緒にいて楽しい」とでも言って欲しいのか。でもありのままの貴女、あんまり知らないんだよな。語ってくれないし。

終業前に、私用で午後出社になった同僚Oさんが「今日は話題がいっぱいあったので昼にぜひ話したかった(のに残念だ)。」というような思わせぶりな話を振るので「20分位時間ある?」と終業後にお茶。限られた時間で歓談。
偶然にも同僚Aさんについての異なったアングルからの話を聞いたので、昼間の話をする。でも一緒に働いてる人についてあまり陰であれこれ言うと今後の人間関係に影響するので、控えましょう。

* * *

慌ててケロを迎えにいくと、数人がかりで作った積み木の街が待っていた。今日はそれを崩さないように昼寝の場所とか延長保育の場所とかを変えて先生達が保存してくれていた。携帯で写真を撮っておいた。

また4時まで夜更かし。これで大掃除とかすればピカピカになるんだが。(うるさいので無理です。)



2006年12月21日(木) ツキノワグマ>「クー」が冬眠に 東京・上野動物園

- 毎日新聞社

同期Hさんは今日が最後。今日はパスタ屋さんでランチ。その席で美味しい店の話になって、「Hさんが(ご主人の赴任先)へ行く前に美味しい店に行こう。」という話になっていた。ああ、子どもの大きい人はいいなと聞き流していたら「休み合わせて」って話で「そうか、平日ランチなら行けるのね」「そうだよっ」と私も含めての話だった。うわーい。
(「着物着て行っていい?」と言うと「銀座がいい?」と聞かれたがそんないきなり本丸狙いはできません・・・。)

それから午後仕事をしながらも一人で「洋服で気合の張るお出かけの予定って『服買わなきゃ』ってなるけど、着物だったら自分が好きで質も悪くないものを買えば、ずっと着られて嬉しいな」とにこにこしてたよ。

* * *

今日あった神様ありがとうな出来事。洗濯を終えて乾燥機にいれようとした服の中に異様な質感のものが。ぷにぷにした丸い・・・おむつだっ。
ケロは万一のためにまだ紙オムツを履いて寝ているが、朝パジャマのズボンと一緒に脱いで洗濯機に入れたらしい。でもズボンのウエストが腹巻になってて長くて窄まっていたのもあり、ももけずに丸々とした姿で登場した。ああ、神様ありがとう。しかしオムツの限界まで給水させるとあれほどの容量があるとは。

* * *

またまた「掟破り*キモノ日記」さん過去ログ拝読中。この方の日記は着物についてもすごく勉強になるが、それ以外にも文章として面白いのだ。
細木一子の浴衣指導に『なんかわからないが、いかなる分野でも偉そうに導いてくれる人間を、多くの人が潜在的に欲求しているということの表れだろうか。なんか、ナチスの台頭前っぽくないかな。ちょっと怖い。(2005年7月12日)』と書いてらして、「ああ石原都知事とか!」と膝を打つ。こわー。

そういえば元都知事が亡くなったことで都市博中止を思い出して、この前書いた談合のことをまた考えたけど、オフィシャルな発注の前に段取りする公共受注の体制にあんまり気を使うと、業者に配慮して工事の中止とかができなくなるんだなとまた考えた。それもまずいか。

* * *

昨日今日の出来事とリンクする記述もあったので又も引用。

まず、出来事の方。昨日同期某の発言で「アジア系外国人を入居させない大家さんで安心」。今日別の同期某の発言で「男同士で一軒家レストランで食事しててホモかと思った」。

『指さして笑う、とか、変だと思う、とかいう、この意識こそが「ファッショの種」なのだ。それは当人が心からそう思っているのではなく、実は何かに、誰かに「そう思うように方向付けられている」に過ぎない。無意識のうちに、その時代、その時点での「普通・正常・かっこいいもの」の情報がすり込まれ、それに合わないものに対して拒絶反応を起こすように仕向けられているのだ。(2005年7月22日)』

そうそう、そういう無意識の刷り込みについて何も思わないで発言できるナイーブさが怖いのだ。最近のあれこれについては日記に書くでもなく、忘れる前に記録したい育児記録と着物妄想をメモがわりに綴っているけど、ちゃんと意識して、おかしいと思ったら声に出さなくちゃいけないと反省した。(同期某の発言についてはそれぞれ一言言ってはみたけどな。)



2006年12月20日(水)

明日までのHさんに「何でも好きなものを食べにいこう」と(割り勘で)カレー屋さんでランチ。転勤にまつわるあれこれを聞く。私の一軒家熱のきっかけになったある出来事を話したら私の代わりに憤ってくれた。

ケロは保育園帰宅後、帰ってきたら「『赤ぶーぶーのごはん』(シリアル)お代わりするって約束(但し保育園の昼食完食したら/朝遅く食べ過ぎると昼を残すためお代わりを止められて大泣きした後の約束)」「赤ぶーぶー(カーズ)とトーマスのDVDと絵本見る約束」は覚えてて果たすよう迫られたが、エプロンの約束は忘れたらしいので延期。

ネットで買った着物2枚、羽織1枚到着。一長一短。といいつつまた帯2本と帯締めなんかクリック。
あ、あと「もう銀糸が古くて使えないよなー」と思ってた帯があるんだけど、今日濃い色の布にも描けるペイントマーカーのシルバーを発見。駄目元で塗ってみたい、いや本当に駄目でも試してみたい。



2006年12月19日(火)

久しぶりに会社へ行ったら、3月末までだと思ったHさんが今週末までと聞いてびっくり。最初のご主人単身赴任+家族は社宅→単身赴任+別の場所にマンション購入→家族で赴任に決定したらしい。ああ大変そう。

この前百均で仕入れた「後がシャチハタ式ハンコつきボールペン」をおろした。あれこれ持ち歩かなくていいのとシャチハタと違って転がらないので押すのにいらいらしないけど、これノック式にしたのは失敗では・・・。力いっぱい押すとボールペンが引っ込み、うっかりノックしようとすると手に押印。いやー、本家シャチハタの奴はよく考えてあるのね。といいつつ使うけど。

* * *

ケロは昨日耳鼻科で薬を替えてもらってから、ようやくひどい咳で夜中に起きたりしなくなって安心。「そんなにひどくないんだけどなぁ」と耳鼻科の先生はおっしゃてたが、親の寝不足が解消してうれしい。

自分のことばっかりではいかんと反省し、ケロに頼まれていたリュック製作。裏地つけようと思ってたのに面倒で省いたりしつつすぐ完成。明日はエプロンを頼まれている。

* * *

夜中に家族が寝てしまったので「そうだ、一重太鼓の練習しよう」と帯結び。夜中に起きて和服の女がいたらぎょっとするんじゃないかと心配してたが皆は起きず。
お家で着物もいいけど、「おでかけ」以下の外出で着物を着る気合が欲しい。
某身内に履物をいくつか貰ったので、今度ウール着物でも披露するか。



2006年12月18日(月)

大掃除の一環として浴衣2枚と帯皮1枚洗濯。仕立上がりの浴衣は衿の中の縫代も切ってあって、着捨てなんだな。解いた着物と反物をとりあえず箪笥から出して段ボール箱に入替えしてたら、いっぱい出てきてびっくり。いや、それぞれに買ったのは覚えてるんだけど、トータルボリュームがね。

ハイテクミシン仕立8,400円キャンペーン、江戸小紋は同じ柄が見つからないからやはり手縫いで大切に着ようかとか、ウール反は手首がまた痒くなるんじゃないかとか、そもそも持ってる着物もあんまり着てないのに仕立る意味があるかとかで思い悩む。

* * *

今回は2シーズン保った加湿器、また故障。水が入ってるのに水切れで止まる。いい加減このシリーズやめたいけど修理済み品も合わせて2台ある我が家。
そして今、過去日記で5年補償をつけていたことが発覚。えらいぞ自分。押入れに入れっぱなしだった古い方をピンチヒッターで登板させて、新しい方を修理にもっていこう。

* * *

「Bartender(バーテンダー)」という漫画の2巻を家人に頼まれて購入。家人は以前から雑誌で読んでたらしいが、私は先にAVANTIでRadio店主の話を聴き、深夜枠のアニメ4話を人に借りて見て、ようやく漫画へ。(1巻は先日購入。)
アニメじゃファンタジーみたいだったけど、漫画は普通だった。こっちの方が好きだ。酔わずにバーの雰囲気が楽しめていいけど、家人は下戸なので「どんなお酒なのか想像しながら読んでると時間がかかる」と言っていた。彼が想像してるカクテルは、もしかすると現実のカクテルより美味しいかもしれない。



2006年12月17日(日)

昨日のこと。
1)ロックミシンの待ち針かわりにプラスチックの目玉クリップを買ったら、ケロが「かーしーて」と色を選んでは持って行った。「1,2,3,4」と数えていたので「じゃあ、あと4つあげる。全部でいくつ?」と訊くと「1,2・・・8」「じゃあ、これもあげる。」「・・・10!」と10まで数えられるらしいことが発覚。時々数字をカウントしてると順番が飛んだり入り繰ったりしてるけど、概念としては分かってきたようだ。
2)滑り台で「あと3回滑ったら帰るのよー」としろくまちゃんの絵本の台詞を真似して言ったら、1回滑ってきてそのまま自転車の方へ。「3回滑った」と事前の2回と合わせて3回とカウントしたらしい。

別に特に早いとか珍しいことじゃないんだけど、記録。

* * *

昨日に引き続き粘土でワッフル。昨日残った粘土を私がラップで包んでいたら、気づくとケロが自分でラップを出して切っては包んでいた。(昼寝前。)

なかなか昼寝をしないので添い寝してた私が先に寝てしまった。気づくとケロが食卓に座って、家人がケロに買ってきたカステラを開けて食べていた。「ケロちゃん、これ硬くて食べられないの」とちゃんと紙は剥がして置いてあり(硬いってことは試してみたようだが)、「これ、お父さんのぶん」とティッシュを敷いてちぎったカステラが3切れ家人の席に置いてあったので、ラップに包んで置いておいた。
夜、家人にその話をしたら「女で良かったって書いて娘っていうんだよな」「自らの心で息子なんだよ」「きっと漢字を作ったのは男だな」と訳のわからないことを呟いていた。

* * *

また熱が出て、ポリエステルの長羽織と中古の帯を入手。「掟破り*キモノ日記」さんをここ数日深夜に拝読していたら、あれこれ欲しくなってつい。ポリの長羽織は正絹のオクものとうーんと悩んだけど、柄も気に入ったしいいのいいの。その後他の方の日記で、「ポリの着物はどうも着心地が悪いので羽織に仕立て直した」という記述を見つけて、改めて安心。いや正絹の長くない羽織は数枚持ってるんだけどね、それを仕立て直しに出そうか悩んでる間に冬終わっちゃうからさ。

また、前述のキモノ日記で「お仕立て何でも1万円」のキャンペーンが時々出てきていいなぁと指をくわえていたら、某ネットショップの開店記念でハイテクミシン仕立で小紋が8,400円だって。うううっ、洗い張り済みの江戸小紋、色的にも早く着ないと似合わなくなりそうだから、ここで頼んでおくか?それともウール反とポリ絽反を試しに出してみるか?ミシンだとウールや絽の方がいいのかもしれない。煩悩の種はつきまじ。



2006年12月16日(土)

日曜日は天気が悪い予報だったので、図書館は前々から予定していた。が、また朝からケロがもたついてたので実は体調悪いのかとどきどき。

出かける段になって、このまえ私が提案した「かたつむりさん公園に返してあげる」プロジェクトを思い出したらしく、ケロが飼育ケースを持ってきたのでありがたくビニール袋に移動。ケロはとうとう最後まで触れず「また欲しくなったらMちゃん(が採ってきたのを貰った)に『かたつむりさん、かーしーて』って言えばいいよね」と自分に言い訳していた。
最近ケロの関心が薄れてきたの、知ってたんだ。私とかたつむりにとっては良い提案だったと(多分)思うけど、これがかたつむりだから公園に返すことができるけど、犬猫の類はそうはいかないもんね。ペットの飼育に多くの親が反対するのも分かる。
公園に行ってかたつむりを放したが、ケロは二度と様子を見にもいかずに滑り台と鉄棒で遊んでいた。

それから図書館へ。ケロは紙芝居を2つ借りて、この前借りた「しゃっくりがいこつ」というふざけた本と、トーマスの本を返却。
私は群ようこ「きもの365日」、「中原淳一のひまわり工房」、森南海子「手縫いの旅」、それに高楼方子数冊。

* * *

家でケロと昨日買った小麦粉粘土12色セットで遊ぶ。抜き型セットにワッフル型という素敵なものが入っていたので、ケロはもっぱらワッフル屋さん。私が色んな粘土を混ぜて色を作るのをやってみせたら、結局最後はほとんど全部が混ぜられてぐちゃぐちゃに。いいのいいの。これもやってみて分かることだ。

ケロの昼寝中に、着物の裄問題をまた考えた。あれこれ「これなら着られそう」で買い込んだら、結果的に裄64cm/1尺7寸のものが増えた。これはもう全部を裄出しするのは大変だから、着物に体を合わせるか。(最初はプレタのMサイズ、裄66cm/1尺7寸5分で揃えようと思ってたんだけど、むにゃむにゃ)



2006年12月15日(金)

仕事、今週初めて訪れた平和なペース。ああ、今週は疲れたわ。

ケロを保育園へ迎えに行くと、昼食(うどん)とおやつ(かやくご飯)を殆ど食べていないという話。「具合が悪くなる前みたいな感じ」と言われてびびって耳鼻科の予定をとりやめたが、買い物だけ行くつもりが「パンパン屋さん行くって約束したー(前に行きたがった時に何かの都合で行けなくて『今度来た時に』と約束してた)」と主張するのでイートインのパン屋へ。しっかりパン1個食べたのでただの好き嫌いだったのか?

忙しかった反動か百均でやたら買い物しまくり。ケロの具合が悪くなる可能性を考え、家で遊ぶ用に小麦粉粘土とへらと型を買い、箸置きに色を塗ろうと陶器・ガラスに書けるペイントマーカー4本買い、その他ちまちまと。
あと私、家電製品のマニュアル整理用にどうしても個別フォルダと持ち出しフォルダが欲しいんだけど、百均では売ってないのね〜、ファイルボックスは売ってるのに。アスクルで頼むかな。

帰宅後、やっぱり今週忙しかった反動か着物を2枚某オクで落札。本当は全然要らないんだけど、やっぱり私、無地の紬がどんなに流行ろうとも、花柄とか変な柄の小紋が好きなんだわ。という自分へのアピールか。しかし1枚は裄が短いのと胴裏変色ありなので、見てからまた解くかも。

あと頼んでいた手芸用品が届いた。どれもこれも欲しかったものでにこにこにこ。(業務用大巻き糸各色セット、防水加工布、バッグ持ち手、幅広のチロルテープ、ばら色のフライスニット生地。)



2006年12月14日(木) 滑空する哺乳類の化石発見 最古、ムササビのような膜

- 共同通信
湯の花>実はただの硫黄…草津温泉で販売4社に排除命令 - 毎日新聞社
ドッグぱーく>動物愛護法違反容疑で捜索 広島 - 毎日新聞社
プレハブ事務所丸ごと盗む クレーンでつり上げ - 共同通信
親付き添えばベンチ安全 1歳児転落死で逆転敗訴 - 共同通信
世界は過去5番目の暖かさ 06年、日本は11番目 - 共同通信
ヨウスコウイルカ絶滅か 大規模調査でも見つからず - 共同通信

* * *

久々に早めに支度ができたのでケロと徒歩で保育園へ行った。あれこれ見たり話しかけたりしながらで楽しかった。毎日この余裕があったらいいな。

仕事はただもう忙しかった。忙しさの割に大したミスはしなかったが、消耗して夕飯は買ったアジフライと野菜のミックススープ。最近油物の惣菜食べると足にかゆいブツブツが出るんだけど仮性アレルゲン?

不定期にやってくる「車2台、バイク4〜5台置けるガレージつき一軒家に引っ越したい」病。

ケロの左目外側が昨日から赤いので眼科受診。今回は「こわい」と怯みつつも「がんばった」「なかなかった」と暗くした診察室内で私の膝に乗ってちゃんと機械を覗いて受診できた。すごい成長だ。
目は(私が見ると一箇所ぽつんと湿疹のように腫れているようにもみえるけど)痛みも目やにもないので「軽い結膜炎でしょう」と目薬3種処方。5分づつ空けて注さないといけない。

靴屋さんが閉店セールのため、ケロに17cmの靴2足購入。本人のリクエストでピンクと水色。おおっ、ピンク卒業か?



2006年12月13日(水) 北極の氷40年に消える? 温暖化で、米チームが予測

- 共同通信
3分の1が海外へ流出 使用済み家電4品目 - 共同通信
水温上昇でプランクトン減 温暖化は漁業資源に打撃 - 共同通信

* * *

今日も目覚まし時計で起床。色々捗るわー。

雑誌「yom yom」の情報入手。
http://www.shinchosha.co.jp/yomyom/
新潮文庫から出るってことは講談社のINPOCKETみたいな括りか?文庫本の2倍サイズ(A5)だそうだけど。まだ創刊号も読んでないけど、2号の予告『「石井桃子」で育った人たち』なんてのにも惹かれる。




2006年12月12日(火)

昨日買い物をした店で目覚まし時計をもらったので、目覚まし時計で6時に起きてみた。家族を起こすこともなく(皆起きやしない)、アイロンかけだの食事の支度だのができて便利。一人用の振動する腕時計アラーム(高額)とか検討してたけど、もらいもので解決。

手袋、マフラー、ミッフィーの耳あてまで装着したケロと登園。先生が聞こえよがしに「今日は顔色がいいみたいねー」とケロに話しかけていた。

同僚の1人がご主人の転勤に伴い(ご主人は単身赴任するんだけど)遠くにマンションを買うことになったらしい。あら短いご縁だったわ。

うっかり黒いバンダナと一緒に洗ってまだらに黒くなってしまったケロのTシャツ2枚、駄目なら捨てる覚悟で塩素系漂白剤で漂白したら綺麗になった。うれしい。しかしこの前縫い直したケロの肌着は縫い目のところに穴が開いてきたので更にスリムに縫い直し。耳が浅いのか?針を変えた方がいいのか?

夜、着物のことを考えていたらすっごくいい手を思いついた。紫の銘仙、後ろに袖をくりまわして、帯の下になる部分で接げばいいんじゃないかしら。いつもお太鼓と決めていれば結構上まで使えるし。そうしたら今裂けてる袖付け部分も脇に入る。某身内には「銘仙は単衣では着ない」と言われたから、胴抜き袷で縫ってみようかなぁ。(でも関西人だから関東とは違うかもしれないな、純情きらりでは銘仙の単衣っぽいの着てた気がするし。)
いや、そんな大物よりまずウールと綿の着物の裄を直すのが先でしょ。それにしても裄はいくつに統一しようかな〜。



2006年12月11日(月)

ケロの体調はいまいちだったが、どうしても延び延び(伸び伸び)だった美容院だけは行きたかったので保育園にお願い。それから大掃除のつもりだったが、実は休みだった家人が遊びに行こうとうるさいので「年末になって『家が汚い』とか絶対に言わないこと」と約束させ、美容院もカラーをあきらめてカットだけで終わらせて家人と外出。何か好きなものを買ってくれるというので靴を買ってもらった。眼鏡を作ったら今までのバッグにちょうど眼鏡だけ入らず、一回り大きいバッグはえんじ色なのでピンクのドライビングシューズを履くと変なの。

いつも履いてるドライビングシューズ(一応どこの店に入るにも恥ずかしくなく、ジーンズに靴下でも履け、保育園で脱ぐのにも時間がかからず、自転車にも乗れるという)の替えにするか、とりあえず履くあてはないが一つは欲しい黒パンプス(この前Qに嫌がらせをされたので捨てた)、と見ていたら、いかにもプレゼントにふさわしい草色の刺繍が入った細いヒールのストラップのパンプスという、全く実用にふさわしくない一品を見つけた。うーんとうーんと悩んだが、断腸の思いであきらめて、ワインカラーのスリッポンに決定。

いいんだ、あと3年したら保育園の送迎がなくなるから、そしたらその時にヒールの靴を買うんだ/買ってもらうんだ。

* * *

夕方から家人は会社の用事で出かけ、私はケロを迎えに。保育園の先生に「ケロちゃんの風邪が治らないから室内でベストを着せようか」「朝来ると唇が紫色をしているから暖かい格好で自転車に乗せたら」等の提案をされた。うむむ。(この先生の提案はほぼ強制。)

先週ノロで行けなかった耳鼻科に連れて行くと、「そんなにひどくない」といことでまた抗生剤は出ず。かわりに無理やりホクナリンテープをゲット。

そして帰宅後にフリースでケロのマフラーを自作。時間がなくてひねりがないけど、毛糸のポンポンつけたりしたいわー。

* * *

病院の待ち時間にダイソーで素敵なものをみつけた。

透明ミニ引出し。増え続ける箸置きコレクションを収納してみた。うっふっふ。(とても分かりにくいけど、3段になってて15×20cm高さ10cm位。)今まではピルケースの巨大版みたいな上にフタを開ける透明ケースに入れていたけど、入らなくなってきたのと出し入れが不便だったので、こちらに変更。開けるとにこにこしてしまう。うふふふふ。



2006年12月10日(日)

昨日とはうってかわって快晴。ケロに朝から「図書館へ行こう」と誘うが、遊びが忙しいのか体調のせいかなかなかエンジンがかからない。ようやく昼過ぎに三輪車で出発。

昨日とかぐるぐる読み返した雑誌「美しいきもの」のバックナンバーと、「七緒」のバックナンバーと、「おさんぽ着」vol.1、vol2(この前アマゾンで買った)を思い起こし、やっぱり私に必要なのは正絹の小紋、その上は色無地か色無地感覚の付け下げで充分、とかキュプラで長襦袢各色作ってみようかなとか、いろいろ妄想。

そして公園経由で図書館へ行き、「ふたつのいちご」シリーズ3冊と「とんとん とめてくださいな」シリーズ4冊とトーマスシリーズ1冊と「すもうにかったびんぼうがみ」と「こわがりうさぎのホッピーくん」と「おおきなかぶ」を返却。「おおきなかぶ」は福音館版を読んじゃうと、学研のしかけ絵本の子どもだましと訳文のパクりにむかむか。言葉の力を馬鹿にするなー。ページに妙なしかけなぞなくても、子どもは絵本に夢中になるんだから。(あの文章を一度読んでしまうと、あれにひきずられずに独自の訳文をひねり出すのが難しいのは分からなくもないんだけれど。)

帰宅後、借りてきた群ようこ「きものが欲しい! 」を再読。

夜、江戸小紋の反物をお気に入りに登録してみたり、キュプラの裏地を探していたはずが何故か色んな洋裁用服飾材料をネット通販してみたり、あれこれ悪さ。



2006年12月09日(土)

朝から雨。「雨が止んだらお出かけしよう」とケロをだまして一日蟄居。いやケロの鼻喉風邪ひどいんだ。某所でもちつき大会だったが、「ちょっとだけやって帰る」とかは多分今日のケロには無理だと思い、黙っていた。

それでDVDでミッフィーとカーズとトーマス見て、私は脇で着物解き。ほら、始まったわよ、着物熱の症状。

以下、だらだらと暑く語る。
これは縮緬のクリーム色の地に、花火と言うか落書きというか、な抽象柄が黒と朱っぽいオレンジと金で描かれていた小紋だが、金の部分がハゲてきていてみっともないので、もう表着にはできないだろうと解いたもの。解いてみてびっくり。八掛がベンベルグだった(耳に書いてあった)。胴裏はやや黄ばんでいるものの(いや、ので、か)正絹だが、取って置くかどうするか。
表は水を流しながら金彩部分を歯ブラシでこする荒技で全部金を落としたら落ち着いたいい雰囲気になった。(抱きジミとかも出てきたけど。)しかし26cm前後まで反物幅が縮まってしまったので、アイロンで少し伸ばしてみたが全部で12mあるのを思い出して断念。洗い張りに出してもいいんだけど、家で洗える絹襦袢を作るんだったらこれはNGだろう。縮んだ分を足してもいいけど伸びる心配があるから寸法が決まらないもんな。これは細工物でバッグ作ったり半衿作ったりしようか。

それからまた思い出して引っ張り出してきたのは銘仙の紫。これを繰り回してもう一度着物に仕立てることはできるんだろうかと。洗い張りに出すにも数箇所裂けてるから断られそうだし、ヤケもあるし、これに手をかけるくらいなら色無地と江戸小紋が先だろうと思う半面、ここまで惜しげがなかったら、自分で縫う練習に使っちまおうかとかも。その場合はやっぱり洗い張りに出すか・・・。



2006年12月08日(金)

職場。午前中は出稼ぎ、午後は本来の業務。出稼ぎの方もだいぶコツがつかめてきた。次はもっとうまくできそうだ。
あと同僚達の話を統合すると、サンタクロースの存在を信じなくなるのは小学校高学年が多いらしい。ってことはそれまでは妖精や魔法使いや喋る機関車も信じているってことか?

* * *

いきなり社会ネタ。談合について。
こういう書き方は乱暴かもしれないけれど、材料も人もそんなに余ってる訳じゃない。大きなプロジェクトになればなるほど、調達する原材料やら人やらの手配には時間がかかる。たとえば材料の調達先が実は同じ先だったりもするので、調達先でも沢山の引き合いが実際は1件分の受注にしかならないとしたら、早めに確実な発注量を知らないと、多すぎる在庫を抱えて借金することになる。そして大本の発注元の公では年間予算を出ず入らずで使うために、予算を取り分けて期限内に使わなくてはいけないので、そこで実際には発注からではあり得ない納期でプロジェクトを見積ったりする。
談合のシステムの問題は、参加業者が限られていることとか、税金を節約できないこととか、色々あるんだろうけれど、実際には談合しないと受けられないような発注が続く限り、談合をせざるを得ない側の事情があると思う。それを解決しないで、一概に談合=悪だと言い切ることはできない。(あっ、身内に便宜を図るとかは駄目だと思うけどね。)それに商売で適切な利益を得ることは間違ったことじゃないと思うよ。



2006年12月07日(木) 火星>7年以内に水の流れた跡? 米探査機撮影

- 毎日新聞社
がん難民、推計68万人 民間研究機関が調査 - 共同通信

* * *

職場で座る席は、毎朝のシフトで決められる。一部調整できない低い椅子の席があるので、肩こり防止に今日はクッションを持参。たまたま私の席は大丈夫だったので、隣の席の同期にクッションを貸してあげたがなかなか良かったらしい。うふふ。職場に色んなものを持ち込んでだいぶ巣っぽくなってきたぞ。飲食禁止なので(食はおやつ回ってきてるけど)マイカップマイポットとかは持ち込んでないけど、あとはひざ掛けかな〜。

* * *

昨夜、外出着(いやジーンズだけど)から浴衣に着替えていたら、ケロが「なんでおきやも(お着物)きるのー?」「最近着てなかったから着ようかと思って。」「(ケ)ちゃんもきたーい。さいきんきてなかったからきようかなーとおもって。」ということで出して着せた。が、揚げをおろしてしまっていたので裾をひいて打掛状態。去年より裄が3cm、身丈が7cm伸びているらしい。またお正月用に揚げておきましょう。

そして今日も寝るまで浴衣に半幅帯。お太鼓だと動きにくいので半幅帯だけでも結んでおこうと適当な奴締めてたけど、なんだか腰痛によさそうだ。(そういえば小池栄子がウルルン滞在記でタイの腰に銀の輪を重ねてはめる部族と暮らしてた時に、この部族の女性は腰痛知らずだと言っていたな。)

あと私のしじら織、冬だというのもあるんだろうけど軽くて肌につかなくてすごく着やすい。しかしMLサイズの裄68cmで丁度いい気がするのはショック。何故って私は自分の裄が66cmだと信じてて、これは昔の反物幅では最大のサイズでもあるので、羽織ものとの兼ね合いで65cmとか64cmまでが長着サイズと思い込んでいたのだ。(上に羽織るものは5mm〜1cm位裄を長くしなくてはいけない。)それが裄68cmとなると、今持ってる羽織りものが全部裄足りないじゃないの。それとも絹物はすべりがいいからもっと短くてもいいのかな。
着物はもう少し短めに着るのが本来だったようなので、本当は64cmでもいい気もするんだけど、今着物雑誌をひっくりかえしてみると、手を膝に置くと手の甲にかかるくらいの裄でみんな着てるんだよなぁ・・・。いや、何が快適かっていう問題と、ファッション性の問題なんだけど。

「七緒」の最新号も昨日届いた。Fujisan.co.jpで買ったらいつもついてくる特典プレゼントがミニタオルで嬉しかった。
今回はコーディネート大会とお気軽ウール。うん、木綿や紬もいいけどやっぱりウールは手軽でいいよね。某身内宅のウール着物もらってこよう。ってまだ持ってるウールも袖通してないんだけど。(ついでに私は洋服のウールは肌に直接当たると痒くなるので避けてるんだけど。)
先日読んだ「昭和のキモノ」にて、「メリンス(ウール)は貴重だった」という発言があり、ああ、だからメリンスも洗い張りしてたんだと納得。(木綿は板張りしたり刺し子したりおむつにしたり使い倒してたけど、メリンスは洗い張りして、仕立て直ししてたみたいだったので、不思議に思っていたの。)

あと私の煩悩の種だった桜柄の帯は、誰か他の人が購入して売り切れていた。ああ良かった。これで心安らかに・・・ってお前は在原業平か。



2006年12月06日(水) 海水の幕に幻想的光景 世界遺産10年の厳島神社

- 共同通信
食品安全委は「心配なし」 悪玉油「注意大切」の声も - 共同通信
「参鶏湯は安全」アピール 在日韓国大使館など試食会 - 共同通信
世界の1%、富の40%保有 国連調査で格差浮き彫り - 共同通信

* * *

朝病院へ行って「ロタではなくノロ(吐き気が主症状)」「保育園行っても大丈夫」のお墨付きを頂いて、担任の先生に休んでいた間の様子を説明して登園。私は職場に15分遅れて行ったけど、昨日は丸1日休みも覚悟してたのでオッケー。

ようやく披露した眼鏡は好評。かけるとすごく視界がクリアになるけど疲れるので結局眼鏡は使わず。でも眼鏡使うとフロアの向こうのカレンダーが読める。1つ持ってると便利そうだ。

保育園で今日のケロの様子を聞いたら、配慮食で一人で離乳食メニューだったため、昼食のコロッケが食べられなかったととても悔しがっていたらしい。帰り道で「今日保育園で先生にお家でお母さんにブロッコリ(コロッケのことを間違えて覚えている)作ってもらうって約束したー」と、私がしたんじゃない約束をたてに言い張られ、私も可哀想には思ったのでコロッケを作ってあげることにした。(家で消化の悪そうなものを食べさせて体調が戻った証明をすれば、保育園でも普通食に戻る筈だ。)

でも遠くまで買い物に行くのが嫌だったので、野菜を売ってるコンビニでじゃがいもと卵を買って、ツナ卵コロッケ(ツナとゆで卵を混ぜる)にしたが、おいしいおいしいと好評だった。私、コロッケは塩味強めにしてソースかけない方が好きなの。うふふ。

* * *

仕事中にまた着物のことを考えていた。普段着に着物を着慣れるって、普段着用にあれが欲しいこれが欲しいがまた始まっちゃうけど、つまりは半襦袢に半衿をつけて浴衣を着るんでもいいんだよな。普段から絹物を着られるほどの奥様ではないので、労働着として木綿やウールを着て、家で洗って、着物を普段に着る体制を作って、その上でよそ行きに小紋とか着ればいいんだわ。そうよ、そうだわ。ということで今年買ってまだ着てなかったしじら織りの浴衣を下ろした。(そういえばウールとか他の木綿着物も持ってるのに何故新品を?)



2006年12月05日(火) 膝栗毛、取材でネタ仕込む 十返舎一九の手紙発見

- 共同通信
 #これが偽物だったらそれはそれで面白い
著作権侵害>ユーチューブに予防策要請 日本の23団体 - 毎日新聞社
作ろう宇宙日本食メニュー 宇宙機構が認証基準公表 - 共同通信
世界遺産>フランス料理を申請の動き パリの有名シェフら - 毎日新聞社
「超耐性」結核菌を初確認 国内入院患者の0・5%に - 共同通信

* * *

引き続きケロに付き合って蟄居。食欲が戻らないので力が出ないらしく、昼寝がやたら長かったり、普段なら「おでかけ」の一言で玄関で靴を履くのに、「行く」と言いつつ布団でごろごろしてたり。(可哀想なのでベビーカーに乗せて買い物に行った。)昼はパンを自分から食べたいと言い出したので、回復傾向ではあったが、夕方家人が帰宅してもぐずぐず。弱々しい声で「ごみ出しに(ケ)ちゃんもいきたかったの〜」「帽子のお店(サンクス)行くう〜」と訴え、抱っこしてもらって外出。夕飯(うどんは食べず豆乳花だけ)を食べた後はみるみる回復。

絵本をたくさん読んだ。「ゆきのひの ゆうびんやさん」、「おおきなかぶ」「たろうのひっこし」、「サンタクロースとれいちゃん」「ズボンのクリスマス」「ふたつのいちご」。福音館書店ありがとう。

昼間、保育園の看護師さんから電話。「お医者さんノロって言ってました?ロタじゃないですか?」という確認と、遠まわしに「嘔吐下痢が治って普通食が取れるようになるまで登園させないでください」と言いたかったらしい。そんなこた分かってるわよ。(といいつつ治りかけで登園させたくなる親の気持ちもよく分かる。)

* * *

着物。今欲しくて困ってるのは桜の柄の染め帯。何本か見てるけど、桜の帯ってなんか欲しくなるのよね〜。でも本当は(自分で呉服屋さんで誂えたなら)そんなに何組ももってなくて、同じ着物と帯を敵のように着て、それから帯を1本増やして、っていう感じなんじゃないのかな。(更に今自分で買える範囲の品は安物なので後から物足りなく感じるんじゃないかとも。)

うーん、まだ締めてない帯がたくさんあるのに帯買っても仕方ない。更に、ちゃんとしてない(と言っちゃ失礼だが)着物にお金と手間をかけるより、まず色無地の手入れをしてもらおう。そうだ、そうしよう。



2006年12月04日(月) プラネタリウムの全国組織 名古屋市で設立総会

- 共同通信
生後6カ月で顔を認識か 脳のヘモグロビン濃度測定 - 共同通信
廉価な国民ウオツカ販売へ ロ、中毒死多発防止狙う - 共同通信

* * *

朝またケロがリバースしたのとお腹の調子がよくないので保育園を休ませて小児科受診。そりゃーもう混んでたさ。先生に様子を話すと「みんな同じことを言う」と前置きして「ノロウイルスでしょう。爆発的に流行してます。」と予想はしてたけどがっかりな展開。
「ウイルスだから薬はないんですよね」「それに無理に止めない方がいいんです」「移らないようにするには」「もう無駄でしょう、一緒に生活してたら移りますよ」とにべもない。(一応今日泊まりで出かけている家人にメールで「体調崩さないように。ちなみに薬はない。」と連絡しておいた。)

ケロには「咳をする時はこれを持つように」と洗面器を渡したが(鬼母)、幸い朝以降は症状は出ず、しかし食欲も出ず。ぬるくした牛乳とうどん少量と卵ボーロ少量だけは口に入ったが、「欲しがるまで無理にあげなくていい」と言われているので無理せず欲しがるものを欲しがるだけ。金曜日のが前触れだったとしたらそろそろ治ってもいいはずだが、念のため職場には勤務終了10分前に明日も休ませてくれと連絡。来週意味なく連休とってたから、休みを振り替えてもらおう。

ケロはやや元気ないものの家の中で自転車を乗り回したりしてそれなりに楽しく過ごした。私は食欲のないケロの見てる前であれこれ食べるわけにいかず、やや欠食気味。ケロが寝てからパスタを茹でてもりもり食べた。

* * *

また着物。熱がでると燃え上がる私。「初詣に長羽織が必要」と思い込み、手入れとコンディションと予算の関係でポリエステルのプレタ(仕立上がり)をネットで購入。うきうきしていたら「在庫切れ」のメールがきてがっくり。
しかし冷静に考えてみたら、黒い羽織じゃなくてせっかく洗えるポリなんだから淡い紫なんかでもいいんじゃないか。ついでに長くない羽織なら正絹で3枚持ってる。といいつつ別の店で出してる淡い紫と別の黒の2点、どっちか欲しいなんてまだ考え中。
(でも余計なものを買うよりはと、女海賊の店でケロに「とんとん とめてくださいな」シリーズ4冊と、自分のために「おさんぽ着」vol.1と2を買ったのだった。)

まだだらだら書いておくよ。ポリ羽織を探しているうちに、木綿プレタ着物とか紬プレタ着物とかも1〜2万で見かけて、「もしかしてリサイクル着物とか買ってるより、プレタで手入れ不要のものの方がトータルコストがかからないんでは?これって新車買うか中古車買うかみたいだな」というようなことも考えていた。
私は本当のアンティーク好きみたいに、今では手に入らない色柄のものが欲しい訳ではなく、限りなく現代物に近いもので充分。本当はラブリーなものが好きだったりもするから、洋服じゃ着られないような季節の花の帯なんかがとっかえひっかえできたら幸せだなぁ。そしてやわらかものの小紋でこれも花柄とか好きな模様のが着られたら幸せだなぁ。というのがその1。
そして日々慣れることで着付け上達したいという気持ちで普段着物が着たい、手入れが楽なウール・木綿・ポリで充分というのがその2。
最後に「やっぱり着物は絹、そして自分サイズの仕立てでないと」という身の丈に合わない欲求と「せっかく縁があって私のところへやってきたんだから、大切に手入れして着てあげたい」というよくわからない感情がその3。

そして初心に帰るために去年の日記を読み返してみたら、「ポリの着物で一人で着られるようになって、後は手入れの時間と費用を考えてレンタル」とか書いてあるじゃないか。ううーん。倒。
(これを書いた頃はネットオークションのあまりの安さを知らなかったのもある。)



2006年12月03日(日)

明け方起きて着物雑誌をひっくりかえしていたら、むくっと起きたケロに「おかあさん、まだお外暗いから、ねんねしないと眠くなっちゃうよ。ねんねしよう。」と説教をくらって寝かされた。

ケロの体調がいまいちで、土曜日の夜は買い忘れたものを買いにコンビニに行こうと誘ったが「ここいたいから、ちょっとねんねしてからにする」と横になってしまったりしたので、今日は蟄居。しかし全く出かけないのも可哀想なので夕方買い物に出て、ちょこちょこしたものを買ってSL型の乗り物に乗せて帰宅。眼鏡ケース、口が板バネになってるのを百均でみたので布だけ替えてパーツとして使ってもいいと思って購入。しかしうっかりオレンジを買ってしまった。ああ、最近ケロの影響でピンクのものが増えてきたのでオレンジはやめようと思ってたのに。

小泉和子編「昭和のキモノ(2006-160)
河出書房新社(2006年5月)

昭和のくらし博物館館長が編者になり、実体験・聞書きを含めた大正から昭和の着物を振り返った本。「はじめに」で
「・・・とくに女性のキモノが、非活動的・非機能的・非合理的だったからである。・・・きわめて無防備である。にもかかわらず、キモノが形成された江戸時代以来、連綿と続いてきたのは、とりもなおさず女性の立場の反映であって、男女不平等な社会が続いていたからである。・・・」(・・・部分は略)
と明記されており、その視点を忘れてはいけなかったとはっとした。

といいつつ参考になったのは、裁縫上手だったお母さんが洗い張りと仕立て直しをする様子(日に数時間は家族のために縫い物をしていた)だったり、戦後すぐ生まれた妹だけは洋服が手に入らずに着物を着ていた話など。昭和44年まで和裁の授業があったことや、和裁では野良着やもんぺの縫い方は教えずもっぱら絹物の縫い方だったことなど。着物の衣服圧の研究も面白かった。

また、いわゆる着物といわれて想像する絵羽ものの絹物は、大正以降昭和30年代くらいまでの間に大量に作られて着られていたが、これは(女工哀史の)紡績が盛んになって、友禅染にも新手法が取り入れられた供給の問題と、また女性の社会進出が進んで需要が生み出されたことや、絹ものに手が届くようになった好景気などの要因がからんでいたらしい。

あと着物ブームが国粋主義とかに使われたら嫌だなと思ったりした視点のシフトがこの本の収穫。



2006年12月02日(土)

昨夜ケロが寝るときに(先日保育園で借りてもう返した)「とんとんとめてくださいな」の絵本がなくてべそをかいたので、図書館に借りにいくことにした。ケロは想像上の恐竜さんに着替えをさせておズボンをはかせていっしょにベビーカーで膝の上に乗せてあげていくことにしていた。(昨日は足の怪我に「あかかったの(怪我の名前らしい)、もうケロちゃんよくなったのよ、ばいばーい」と話しかけていた。)
昨夜玄関にクリスマスディスプレイをしたが、リビングにツリーがないとケロが不満をもらしたので「じゃあ買いに行こう」とあっさり方針変更。確か産前には私、ミニチュアがあるからいいだろうと説得しようと思ってたんだけどな。

最初は公園へ。チキンなケロに見本をみせようと鉄棒で前回りしたりいろいろ。明日筋肉痛にならないといいんだが。

それから図書館へ行ったが、肝心の絵本の作者を忘れてOPACの順番待ち。前の子どもが700ページ以上ある検索結果をクリックしていて気が遠くなり、司書さんに質問。すぐ作者を教えてくれて、同じシリーズが何冊も出ていたので全部借りた。図書館に来てよかった。にこにこにこ。(でも子どもにはOPACの使い方をちと指導したかった。)

そしてダイソーで買い物。あれこれ買うものがたまっていたのであちこちぐるぐる。メガネケースを一度は手にとったが、つまんないケースを買うなら眼鏡屋さんでもらったケースでいいんじゃないかと思い直し。今度会社へ行ったら皆が何にいれてるか観察しよう。70cmのクリスマスツリーとピンクのオーナメントも購入。

「(ケ)ちゃん大きいクリスマス(ツリー)なくて悲しかった」「クリスマスあるとなんだかわくわくする」とかやたら喜んでいたのでよしとしよう。(Qにぎたぎたにされないかやや心配。)

しかし遊び続きで疲れが出たか、夕方咳き込んだ拍子にケロがリバースしたので夕飯食べずに寝かせた。最近「うちの子元気で全然体調崩さない」と自慢してたのをどこかで誰かが聞いてたんだな。

* * *

着物熱再燃。「七緒」バックナンバーをひっくりかえして熟読。無地っぽい織りの着物に同系色の帯を締めて洋服感覚で着るのが流行か。これならコーディネートも悩まないしね。
私の手持ちでは、目下の悩みは「シミあり・裄61」のお召袷を洗い張りするべきかどうか。ポップな柄で似たものをみかけないので着たいんだけど、こういう価値のない古着にお金をかけるより、ちゃんとしたものを買ったほうがいいんじゃないかとか、手入れにお金をかけられないんだったらポリとウールと綿の自分で手入れできる着物だけにするべきかとか。

読みかけの「昭和のキモノ」という本に、「西の御召・東の銘仙」の話が載っていて、もともとはいいとこの奥さんの普段着だったお召が、銘仙の流行で銘仙調の柄を取り入れたという話が出ていたので、そのあたりのものではないかと想像したりするのがまた楽しいんだけど。



2006年12月01日(金)

家人が休みだったので、家人とケロはまた動物園へ行くことに。私は保育園の送迎がないのでのんびり朝食をとり、優雅に出勤。・・・って書くと真実の一端しかとらえていない。なんだかはりきって下まつげまでマスカラつけたりネックレスつけたりして、「子どもと一緒仕様」じゃない姿になってみた。

仕事はボリュームの多い処理を任されて「大丈夫?」「はい大丈夫です」「うん(ぴ)さんなら大丈夫だと思った」とか(大量処理用の別の方法があるけど)「(ぴ)さんは早いから普通のやり方の方がいいと思う」とかの言葉で社会的欲求が満たされて小さく幸せになった。
あ、今日から条件は何も変わらず本採用。あと4ヶ月働けば有給休暇ももらえるぞ、うれいしな。

職場の殆どの人が仕事の時には眼鏡をかけているのを改めて確認し、終業後に私もとうとう眼鏡デビュー。
終業後の状態で検眼してもらって両目で0.5。「大して困ってないでしょう」「そうですね」と言いつつ、運転と仕事の時に眼鏡をかけようと思うと言うと、「よく皆さんそうおっしゃるんですが、遠くを見るのと近くを見るのは全く逆の働きなので、遠くを見る用の眼鏡で近くを見るのは良くないんです」とのこと。でも運転用にとりあえず作ってみることにした。(頭痛は原稿位置を変えたら大丈夫みたいだし。)

眼鏡ができるまで本屋さんをぷらぷらして久しぶりにオフラインの書店で本を買い(結局ネットで見て買おうと思ってた本だけど)、眼鏡を受け取って、変装気分で眼鏡をして一人で夕飯(食後にケーキも)を食べてのんびりしてたら、家人から連絡。ケロが車中で寝たばかりだというので、家の前で待ち合わせてそのままドライブに行った。

眼鏡を見た家人は「どうしたのそれー」「作ったの」「職場が変わってからおしゃれになったね」と好評。(以前「それ以上視力が落ちたら家PC禁止」なんて高圧的な発言をしたことは忘れているらしい。)
助手席で眼鏡をかけた状態だと周囲のピントが矯正されてものの輪郭がくっきり見える。今後は眼鏡して運転しよう。もしかしたら仕事用にもうひとつ眼鏡を作ってもいいかも。わくわくわく。しかし視力0.5ってもしかしてPC画面にジャストなピントに私の目が既に矯正されてるってことかしら。


 過去  目次  未来  玄関  別館  読書メモ


つっこみ、コメントはこちらから/日記に引用させていただく場合があります