いいことあった
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2005年05月31日(火) 朝鮮が7世紀に世界初のロケットを開発、北朝鮮が主張

(ロイター)
04年の出生率は1・29=4年連続で過去最低更新 (共同通信)
インドネシア、子供に対するポリオの集団予防接種を開始 (ロイター)
性犯罪者の「治療」を研究 文科省、刑務所とも協力 (共同通信)

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朝家人を送った帰りに、作り直す布団カバーの布を買いにいくことにした。時間調整のついでに(と言うと申し訳ないが)元の職場へちょっと連絡してみると、Kさんが結婚するという大ニュースがあったので顔を出すことにした。

Kさんネタはそれこそどびっくり級のニュースだったのでしっかり冷やかしてお祝いも言って、その他さらっと皆の近況を聞いた。ケロはまた子ザル状態で「こっち来る?」と手を出されるとべそをかく体たらく。「でも6月から保育園入るから多少社交的になると思うのよ〜」と言っていたら「(ぴ)さん、仕事ありますから来てくださいよ」と人事権のない人々に言われた。「じゃあ職に困ったらお願いしにきます」と流しておいた。

そして開店した量販店でケロの靴(保育園用)1足と布団カバー用の白い布と絵本袋用のキルティングを購入。

午後1時間のうち半分はケロに邪魔されつつ(ケロ的には「お母さんは私と遊ぶのが仕事」なので邪魔してるつもりはないと思うが)、夕方には絵本袋と布団カバー1組完成。ミッフィー布地が2.5mしかないのと、カバー類は汚れ確認や漂白のことを考えてやはり白にしたかったので、ミッフィー柄の部分は表側にちょっとしかないけど、こういうデザインにしておけば万一同じ柄の布団カバーの子が同じクラスにいても見分けがつくはずだ。

うーん、それにしても結局ミッフィー柄にするんだったら最初からミッフィーにしておけば無駄な手間をかけずに済んだのにな。失敗。

夜には保育園で使うビニール袋を買いにケロとお出かけ。それから家人を迎えに車でお出かけ。こんな生活も今日限りか。



2005年05月30日(月) 元素周期表>初版10万枚底つき、10万枚増刷 文科省

(毎日新聞社)
大使館員が撤収=「元日本兵捜索」白紙に (共同通信)
日本脳炎の予防接種中止=厚労省、異例緊急勧告 (共同通信)
木簡に防人表す「戍人」=実態示す初の出土文字、佐賀 (共同通信)
肥満調査>減量できないサラリーマンの実態浮き彫り (毎日新聞社)
外来種被害防止法1日施行 ブラックバスなど種規制 (共同通信)

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保育園準備で敷布団カバー1枚だけ作成。明日中に掛布団カバー1枚作って、もう一組のサイズを変更すると完成。

と思っていたら。

午後出かけた先でミッフィーの布地を見つけ、布団カバーはもう作ってしまったから、何か別のものを作ってあげようと思い1mだけ買った。その後で駐車料金のサービス枠の関係でもう1.5m追加し、計2.5mを購入。

その後寄った本屋さんでミッフィー特集のMOE(雑誌)を掴んで離さないケロの姿にほだされてしまった。そういえばこの間の草取りの時も、誰かのミッフィー自転車を一生懸命起こそうとしていたんだった。こんなに好きなんだし、これから幼いながら社会に出ていろいろ辛い目にも遭うであろうケロのために、少しでも快適になるためのツールを用意してあげるべきなのではないか…とか思いつめて、布団カバーと絵本バッグをミッフィーの布で作り直すことにした。でも2.5mしか買ってないので、他の布を足して作る算段を練った。

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調子が怪しかったハブ、PCのスピーカーに低いノイズが入っていたので「壊れる予感」と電源切っておいた。電気屋さんで「へぇ〜ハブも無線LAN用アダプタも安くなったのね」と感心して見て夜帰ったらハブの電源が入らなくなっていた。とりあえず自室PCに使っていた無線LANアダプタをリビングのPCにつけかえてほんの数十センチを無線でとばして使っているが、有線LAN用のハブを買い換えるべきか、無線LANアダプタをもう1つ買うべきか、心が決まるまでしばらくこのままでいくことに。

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電気屋さんでは、上記のかわりにアイロンを買った。この間投げやりに買った千円のアイロンは実はスチームアイロンじゃなくってスプレー(霧吹き)がついてるだけだったので、やっぱり不便なので4千円くらいのコードつきスチームアイロンを買いなおした。
お店の人はコードレスを勧めたがっていたが、「コードレスだとすぐ温度が下がるから嫌だ」というと「蓄温になってるんですけどね」と不思議がられた。ひょっとして(前から思ってたけど)私のアイロンかけが遅いせいか?



2005年05月29日(日) 風物詩>博多で「船乗り込み」 歌舞伎独特の伝統行事

補助犬>使用者の約5割、受け入れ民間施設で同伴拒否 (毎日新聞社)
「私人」でも反発必至 中国、分祀発言は注視
生存情報にあいまいな点 比の元日本兵問題 (共同通信)

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自治会の草取り。今まで出たことがなかったが今年は自治会の役員なので出た。子連れの人が多かったけど思ったよりたくさんの人が参加していた。今までごめんなさい。
ケロは他のお子様チームに巻き込まれて、気づいたらシーソーに乗せて遊んでもらったりしてた。女の子が面倒見いいのは先天的なものなのか後天的なものなのかとかちらりと思ったり。

それから帰宅し、昼食を取り昼寝して、夕方から買物に出た。ケロの靴、保育園用スパッツ、車のシート用マットとおやつを購入。
そしてここ数日脇を通っては悩んでいたB級タオルのセールで、ミッフィーちゃんのバスタオルと浴用タオル、わんわんの浴用タオルを購入。これは保育園用ではないんだけど、なんだか私が揃えた保育園グッズが皆地味でケロが可哀想になったので。(そう思うならキャラ物を揃えてあげれば…いやコーディネイトとか家にあった布地の消費とか洗濯の手間とかね。)

ケロの最近のこだわり。靴は赤のクマ付(違う靴を履かされそうになるとバタ足で抵抗)、帽子は赤無地か青花柄(家の中でも昼寝の時でもお風呂を出て髪が濡れていても)、靴下はどれでもいいけど最近買った見慣れないのは×、一度着た服は脱がない。
本当にこんな面倒臭い子どもを保育園では見て下さるんでしょうか。



2005年05月28日(土) 800年ぶり流鏑馬復活 白河上皇ゆかりの城南宮で

「今年は断念を」57%=首相の靖国参拝で急増
がん医療に不満80%=東大が患者、家族千人調査
仲介者が同意せず=「元日本兵」で待機続く (共同通信)
縄文杉>「傷深く危険な状態」樹木医らが現地調査 屋久島 (毎日新聞社)

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朝掃除機かけたらハブの電源が入らなくて繋がらなくなってた。束ねてたコードを伸ばしたら繋がったけど断線の予感。

長いファスナーを買いに百均へ行って、サイズ95のTシャツやポロシャツ@200円も買ってみた。保育園で下に袖のある下着を着なくちゃいけないと言われたけど、家にある可愛いシャツは袖がフレンチスリーブやアメリカンスリーブでどう考えても下着の袖が出てしまうのだわ。耐久性が心配だけど、まずは数揃えて他の子がどんな格好してるか観察様子見だ。
本当は上着はガーゼか麻の半袖スモック、ボトムは色が合うスムースニット、とかを制服がわりに作ってあげたいけど働き出したら後が続かないから市販品で揃えるぞ。

出先でケロの一口おやつを切らして、「1歳からのかっぱえびせん」という袋菓子を買った。乳製品入ってないし、塩分も控えめでケロの好きな味らしい。
買った鮭おにぎりは、ご飯部分拒否、鮭の切り身だけ食べておいしいのポーズで頬を指差していた。
何となーく、ケロはいける口のような気がするんだよなぁ。確率では半々なんだけど、辛党の匂いがするのよね。

無印良品へ行ったら、おままごと用の木の食材セットが安くなっていた。販売打ち切りらしく他の店でも安くなってるの見かけて悩んでるうちに売れちゃったので、今回こそ購入。(しかし帰宅後出してみたらマジックテープが固くてうまく切れず、ケロはかんしゃくを起こして包丁を投げていた。)

偶然猫先生と犬のタマちゃん(本名タマコ)に遭遇。ケロはちょっとタマちゃんが近すぎて固まっていた。がケロのおやつ入れの蓋に描いてある絵の犬に似ていた(ビーグル犬?)ので「ほら、こっちのわんわんと一緒だよ」と言うとまじまじと見比べていて可笑しかった。

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http://foggykaoru.exblog.jp/
最近読んでる児童文学・帆船・歴史好きな本読みさんのblog。
ビクトリア号、見たかったな。



2005年05月27日(金) 漁師が稀少な巨大ウミガメをメルセデスと交換

(ロイター)
大使館員が面会へ待機=元日本兵?比ミンダナオ (共同通信)
旧日本兵>「数十人生存」情報も 半数が帰国希望 (毎日新聞社)
地球温暖化で飢餓増加へ=国連 (ロイター)
「産院で入れ替わり」認定 東京地裁、賠償請求は棄却 (共同通信)
発光ダイオード>微小な穴で発光量が4〜5倍に (毎日新聞社)

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午前中に出かけて布団カバー用のファスナーを買おうと思ったら、近所に長いファスナーを売ってる店がなかった…。ファスナーの代わりにボタンや紐やマジックテープを使おうか悩みつつ、他のものを縫い縫い。

絵本バッグ、防災頭巾(こんなものが手作り可なのが本気で考えてない証拠だと思うが「市販品はかさばるんでバスタオルで作った方が」と言われてしまったら市販品買えないよなぁ)、タオルで作る食事エプロン。
それからTシャツに名前テープ貼ろうと思ったら1枚溶かしてしまった。わははははーびっくりした。捨てようと思ってたアイロン使ったのがいけなかったのかしら。自分で買ったシャツじゃなくて良かった。そして捨てたと思っていたガーゼを大量にみつけてにやり。おてふきタオル、ガーゼでもいいんだって。
昨日買った布用スタンプ台、実は緑色で可愛いんだけどちょっと読みにくいことが発覚。そして薄くなってきた時書き足すには緑のマジックがいる。ということで黒のスタンプ台を買い足した。



2005年05月26日(木) 新訳「星の王子さま」戦争 著作権切れ、各社から続々

家庭ごみ有料化を推進 廃棄物処理の基本方針
BSE対策で新基準採択へ=OIE、貿易条件一部緩和
荒井さん日本人初受賞 リンドグレン記念文学賞(共同通信)
「世界風力地図」が示す風力発電の大きな可能性 (Hotwired Japan)

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保育園準備グッズ調達。絵本袋用のキルティング、平織りテープ、何故か見つからない名前テープを買い直し、勢い余って布用スタンプ台、ネームスタンプセット、布転写プリント用紙まで買った。そんなことをしていたら一つも作れなかった。

ケロは今朝は36.5度。笑い声も長くなったし、音楽にあわせて踊るようになったし、だいぶ元気になった。一時はどうなることかと思ったよ。
私は気管の奥(気管支?)がまだ調子悪くてげほげほいい、鼻もかみつつ、快方へ向かっている。
金魚はもう駄目っぽいので数えるのをやめる。

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他人様の日記の受け売り。

韓国ではトマトはフルーツなので、プチトマトショートケーキが普通にあるそうだ。
そして料理によって合い物の酒が決まっていて、ビールにはフルーツ盛り合わせなのだそうだ。(ここにトマトが入っているのかは不明。)
んーと、焼きそばとかお好み焼きにビールっていうのも日本だけだと思うし、好きなつまみで美味しく飲むのが一番だけど、ちょっと驚いた。



2005年05月25日(水) 初夏告げるスズランを空輸 北海道美瑛町が全国に

チンパンジーの胎児画像化 3D動画で人と比較研究
皇后さまが蚕に桑やり 明治からの恒例(共同通信)
アイルランドの英雄の最後の書 政府は落札できるのか (ロイター)

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朝起きてうっかり録音しておいたラジオドラマを消してしまった…orz
と落ち込んでいたら、もともと録音できていなかったことが発覚(局を間違えていた)。喜べばいいのか悲しめばいいのか…。

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6時頃1回起きたケロ、枕元に置いたストローカップで水をごくごくと飲んでいた。でもその前は一度も起きなかった。すごいぞ。
しかしずっと微妙に熱っぽい(今朝も37.4度)し、元気もなくて心配。ご飯もあまり食べてないし、大丈夫なんだろうか。(もしかすると水疱瘡の副反応かもしれないけど、私も微熱だったので多分風邪の熱。)

今日は保育園の面接。事前準備の説明と聞き取り調査。6月入園は3人で、同じクラスに一緒に入るお友達が1人いた。ケロ達2人が入って全部で14人のクラスに担任の先生4人だそうだ。
手作りするものは、手拭タオル(この間ループつけた)、食事用エプロン、布団カバー、絵本袋、防災頭巾。全て仕様が合ってれば市販品で良いそうだが、やる気に満ち溢れている今の私は全部作る。食事エプロンがタオル二つ折りでちょっと寂しいので可愛い飾りボタンをつけようと目論み。布団カバーはケロの昼寝布団用に作ったものが微妙に小さいけど丁度クラス名の動物柄なので、作り直して使う。防災頭巾は、途中まで作ったプレイマットをリフォームする。太陽のアップリケとかついてるけど可愛いでしょ。
しかし仕事しながら預ける人は市販品でもかき集めるのが大変だわね。ルートがあれば私が内職で作って販売したいくらいだが。

個人マーク(字が読めない子ども用)が最初「ソフトクリーム」だったのだが、途中で一人の保育師さんが「アレルギーあるんですよね(ソフトクリーム食べられないんですよね)」と気がついて「マーク変えましょう」と言ってくださった。ちょっとほろっときた。ええとこや。
ので、私が選んで猫マークになった。うふふふ。

元気のないケロをひっぱり回して下着のTシャツと靴下と食事エプロン用のタオルを購入。しかし帰宅したらこの間買って使ったばかりの名前テープが見当たらない。おっかしーな。



2005年05月24日(火) ペコちゃん人形誘拐犯に懲役5年半の有罪判決

飢餓の原因、戦争が天候・天災を抜きトップに (ロイター)
レッサーパンダ>二本足で立つのは不思議じゃない!! (毎日新聞社)
核実験がん530例増やす マーシャル諸島の住民
未発見の西周王墓か=中国陝西省、周公廟遺跡 (共同通信)
奥州平泉北方に平安都市か 義経最期の地特定も期待 (共同通信)

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図書館、銀行、県税事務所。県税事務所で「この車の税金を払いたいのですが、用紙が来てないので」と調べてもらったら、納税義務者が私じゃなかった。びっくりだ。このまま持ってたら一生税金がこない車だったのに惜しいことをした。ふっ。

帰宅後水槽を見ると金魚6匹★。他のも白点病だしもう駄目かも。水槽が悪いのか餌金を飼うのが間違ってるのか。

ケロはまだ微妙に熱っぽい(一応赤ちゃんの平熱=37.5度以内)。私は咳がだいぶ治まってきた。しかし家人が峠らしい。



2005年05月23日(月)

気温30度>男性の2割は長袖上着着用 女性はゼロ (毎日新聞社)
26億人が下水処理設備なし 国際目標の達成は望み薄 (共同通信)
「子に会いたくない」続々 人工授精で精子提供の「父」(asahi.com)

* * *

溜めた日記もそのうち埋めます。

* * *

数日前から帽子が大好きになったケロ。今朝も起きたとたんに頭を指差して「これこれ」と言い出すので帽子を被せてあげた。昼寝も帽子のまま。ちなみに少し前から靴下も大好きで、脱がせると靴下を拾ってきて、自分の足を指差して「これこれ」と言うので履かせる。ヴィクトリア調の人みたいだね。

昨夜から微妙に熱いケロ。洟垂れだし、私の風邪が移ったらしい。昏々と寝ているが大丈夫かな。朝から水と雑炊3口しか口にしてないんだけど。
私の風邪は時々咳がとまらなくなるけど快方に向かっている。

ジェイムズ・ヘリオット「ドクター・ヘリオットの毎日が奇跡(上・下)(2005-091〜2)
大熊榮訳 集英社文庫(2004年3月)

ヘリオット先生の未訳だった本。だけどアンソロジーが他に色々出ているせいか、下巻に出てくるイスタンブール旅行記は確かに読んだことがある(結末まで知っていたもの)。
上巻はロシアへ羊を運ぶ船旅、下巻はトルコへ牛を運ぶ空の旅のエピソードを、いつもの日常の事件と交互に記述する、「ヘリオット先生奮戦記」と同様のつくり。
ヘリオット先生の子ども達も可愛いし、ハードカバーの「生きものたちよ」の年代記に重なる部分もあるので、あの人が出てきたりこの人が出てきたり。こういう治療が時代遅れになっても、記録として残す意味もあるんだろうし、何よりヘリオット先生の語り口だと色んな事件が面白くなるし…でももう読めないんだよね。ご冥福をお祈りする。



2005年05月22日(日)

保育園の内定通知が来た。やったー。決まったのも嬉しいし、ずるしなくて良かった。さあ私も仕事探さなくちゃな。

咳きがひどくなったが私の風邪の峠はこえたらしい。

私が仕事すると家人の送迎もできなくなるので家の車2台を1台にして別の車を買うことになった。

金魚2匹★



2005年05月21日(土)

朝5時に目が覚めてまたメジャーを出してわるだくみ。ケロに6時過ぎにみつかって、朝からパワー全開で遊ばれてしまったが。

みじん切りにした生ピーマンとしらす干しとゴマを炊き上がったご飯に混ぜて蒸らしたらピーマンがちょっと甘くなって美味しかった。

金魚1匹、クチボソ1匹★

フィリパ・ピアス「幽霊を見た10の話(2005-087)
高杉一郎訳 岩波書店(1984年7月)

「子どもに読んでほしい84冊」でとりあげられていたので、題名が怖いけど借りた。幸いどれも私が怖い話ではなかったので大丈夫。(ほっ。)原題は "The Shadow-Cage and Other Tales of the Supernatural" 。
「影の檻」「ミス・マウンテン」「あててみて」「水門で」「お父さんの屋根裏部屋」「ジョギングの道づれ」「手招きされて」「両手をポケットにつっこんだ小人」「犬がみんなやっつけてしまった」「アーサー・クックさんのおかしな病気」の十篇。ほとんどが人が思いを残す話なので何というかほろりとしたり切なかったり。前述の本で紹介されていたのはこの中の「水門で」で、結末が分かってしまっていたのが残念だったが、私が選ぶとしたら一番は「ミス・マウンテン」かなぁ。

エクトール・マロ「家なき娘(上・下)(2005-088〜9)
二宮 フサ訳 偕成社文庫(2002年2月)

マルコアメデオの「家なき子」と同じ作者によるお話。「ペリーヌ物語」としてTVアニメにもなっている。赤木かん子さんの本に以前出てきて読んでみたいと思っていたものが偶然書棚にあったので借りてきた。
最初の方の可哀想さときたら一級で、「にんじん」「ああ無情」「岩窟王」とかフランスの話ってなんでこうなの?と私が幼かったら怒るくらいだ。でも皆が憧れたという鳥打小屋でエスパドリーユ作ったり空き缶で食器作ったりするあたりは子どもの頃に読みたかったな。

上橋菜穂子「蒼路の旅人(2005-090)
(2005年5月)

これいつもと違って一冊で完結してないのよー。異世界ファンタジーで先が読みたくて苦しむのは十二国記だけで十分なんですが。うわーん。
最初の頃はあんまり面白くないと言いつつ読んでた気がするけど、段々主人公達にも設定にも愛着が湧いて楽しくなってきた。



2005年05月20日(金)

喉の痛みは治まってきたが(えらいぞ扁桃腺)アレルギーのような洟垂れ小僧になってしまった。大掃除の影響でハウスダスト?とも疑ったが熱も出たのでやはり健診でおみやげを持ち帰ったようだ。鼻炎の薬が全然効かないのは勘弁。

お掃除の神様はまだ家にいらっしゃるらしい。今日はQがカーテンボックスの上のライトを落としたのでついでにその辺掃除。よしよし。

そして。うふふ。お裁縫の神様も降臨よー。

入れるか分からない保育園で使うかもしれない(回りくどいな)グッズを作る気満々だったが(見学に行った時にサイズ聞いてくればよかった)、必要なアイテムがわからないので多分使うであろうハンドタオル5枚にループ付け。やったー。家のハンドタオル入れが空いた。バイヤステープの使い残りを2色表裏にあわせて縫い、タオルの端に縫い付けてみた。名前つけはルールが分からないからしてないけど、ループに書くのでいいならこれでオッケーだ。
以前縫って端の始末をしないで使っていたクッションカバーの端始末もようやくした。

そして何といっても大物は人形用クーファン&布団セットでしょう。うふふふふ。バスケットの持ち手をラジペンでばきばき外し、レースふりふりのカバー(取っ手つき)で包み、敷パッド、枕、掛け布団も作った。枕と掛け布団にもレースをつけた。めまいがするほどふりふりだけど、ケロはお母さんごっこをしてるらしいので(時々添い寝したりしてるし)、人形は赤ちゃんだからいいのだ。
昼寝から起きたケロに「はい、できたよ」と渡してあげたら大喜びで両手に持ってあっちこち置き換えていた。将来ぽぽちゃんとかめるちゃんとか欲しいと言い出すとベッドが小さいけど、リカちゃんだったら寝られるぞ。

マッサージチェアのカバーを作っているところでケロの堪忍袋の緒も切れ、理事会の時間にもなり、時間ぎれ。またいつか神様のいらっしゃる時に。

しかし発熱してたのもあり、理事会欠席(ごめんなさいごめんなさい)。一応会場まで行ってレジュメ見てから欠席の連絡をしたから許して。



2005年05月19日(木)

朝から喉が痛むので風邪薬飲んでヴィックス舐めた。喉を潤すためと口の中が甘くて気持ち悪いのでひたすら紅茶を飲んで水分過多。

ケロが赤ちゃん人形を抱いていたので、そろそろ人形遊びがしたくなったのかと人形用のベッドをどう作るか妄想にふけった。木で作るならグルーガンがあるから両脇は丸い木の棒で柵にしてもいいし、布で作るならクーファン型にしてあげて等々考えた。
そういえば家に花用のバスケットがいくつかあった筈、と出してみたらビンゴ。同じくらいの大きさのバスケット2つに赤ちゃん人形とケロのくまちゃんを入れてみたら(くまはぎゅうぎゅうだけど)入った。ケロは喜んで私の手からとりあげ、ケロの作業台兼ベンチに二つ並べて真ん中に座っていた。そうかそうか。じゃあ白い布とケミカルレースでふりふりのカバーと布団を二つ分作ってあげましょう。
といいつつ保育園に入れたとしたら色々作るものがあるから、そっち先か。

エリナー・ファージョン「銀のシギ(2005-084)
石井桃子訳 岩波書店(1975年11月)

これも大人になって読み返した方が味わい深い本だな。トム・ティット・トットのお話をファージョンがふくらませて語り直したもの。

エリナー・ファージョン「ガラスのくつ(2005-085)
石井桃子訳 岩波書店(1986年2月)

随分経ってから、ファージョン全集に追加になった1冊。こっちはシンデレラの話をふくらませて語り直したもの。シンデレラの父親の設定がしょぼくてリアル。

フィリパ・ピアス「まぼろしの小さい犬(2005-086)
猪熊葉子訳 岩波書店(1989年7月)

「トムは真夜中の庭で」がファンタジーの傑作ならこちらはリアリズムの傑作、と訳者があとがきで書いている。チキチトはとっても小さいという意味のスペイン語だそうだ。(ABBAの「チキチータ」も同じ意味か?)
舞台となる場所が2箇所あり、「ハヤ号セイ川をいく」のセイ川近くの牛追い道沿いにすむ祖父母の家と、ロンドンのテムズ南岸、ビッグベン近くの主人公家族が住むフラット。ロンドンの暮らしがグレーなのは「トム…」同様。男の子には都会は住みにくいよね。
話自体はどうなるのか最後まできっちり書いてあって面白かった。

この中に「なになにするべからず」の決まりがたくさんある公園と番人が出てくる。メアリー・ポピンズでもそうだったけど、公園に番人がいてルールを守らせるっていつごろまで続いたんだろう。(現在はやってないと思う、怒られたことないから。)
最後の方にハムステッドヒースが出てくる。(「火星人襲来」でロンドンを見渡す、あの場所。)



2005年05月18日(水)

喉が痛い。定例会か検診でいいものをもらってきてしまったかも。ケロに移らないといいなぁ。

ようやく外せない予定が済んだので(予防注射、定例会、検診)、ケロに心置きなく遊んでもらおうとボールを持って公園へ。家人を送った帰り道で丁度いい公園を見つけて色々遊んだ。そこの砂場の上には葡萄棚があった。普通藤棚が多いけど、葡萄だと子ども達も大喜びだろうな。
1時間ほどでケロが満足したらしいので、それから図書館へ。普段はベビーカーで行くが今日は歩きだったので楽しいらしく、書棚から次々と絵本を出すので次々に受け取って面白そうな奴は借りてあげた。ケロよりちょっと年上らしき女の子が「一緒に本読もう」とケロを誘い、二人で別々の本を持ってソファに並んで座って微笑ましかった。が、その子は本を開いて自分が覚えているのか創作したのか、全く違う話を朗々と暗唱。読んでる真似なのね。(ケロのもそうだけど。)

夕方虹を見た。数日前の夕立の時は「こういう時は」と東の空を睨んでも何もでていなかったけど、今回はちゃんと出ていた。家人に電話すると15分ほど前まで二重の虹だったそうだった。(後日のNさんの日記では三重だったとか。)

以前とある身内から「保育園の子は言葉が遅れる」とどこで聞いてきたんだかな発言があったので、google君に聞いてみた。google君曰く「言葉が遅いので他の子の刺激を受けるように保育園へ通うよう勧められた」りするそうだ。なんだ逆じゃん。

お片づけの神様降臨中。床にワックスかけて布団カバーを洗ったのは猫アレルギー発症中の家人のためだが、勢いで押入れの物を出して全部掃除していらない服を捨てたのは我ながら感心。毛布も表面に猫の毛が絡むので全部捨てて必要なら肌がけ布団でも買い足そうと思い、捨てる毛布を「アフリカへ毛布を」キャンペーンにでも送ろうかと思ったが、猫の毛のついた毛布なんか送ったら失礼だよなと思い直して処分することにした。

帰宅後家人に「これで駄目なら自室で寝てくれ」と言ってみた。「(昨日と)全然違うよ」と言いつつまだ猫が横を通ると鼻を押さえている。生きた発生源が歩き回るから駄目か。

* * *

家人が印鑑を作ったそうだ。顧客のところで出会った判子屋さんに営業されて、ついでに姓名判断もしてくれて「最強ファミリー」と言われて気を良くしていた。ケロはまた「運勢が強すぎる名前なので結婚できないかも」と言われたそうだが、運の悪い結婚より運の良い独身のほうが人生楽しいような気がするのでケロに任せよう。

買うときに「運のいい判子にしてくださいね」と軽口を叩いたら「判子を買って運がよくなる人はすぐ買う。その決断の速さが運の良さにつながる。運の悪い人は数千円のものでも『2、3日考えさせて下さい』となかなか決断できない。」と言われたそうだ。リップサービスかもしれないけどなんとなく納得。幸運の神は前髪しか生えてないっていう奴か。

栗本慎一郎「都市は、発狂する。(2005-083)
光文社カッパ・サイエンス(1983年6月)

都市に村の理屈を持ち込んではいけない、という主張には同意する面もあるが、土着の人々にとっては都市も村の一種だと思う。各地の光の都市/闇の都市の謎解きは面白かった。

ちょっとひっかかったのは2箇所。
トランシルヴァニアのバートリ・エルジェーベトのことを吸血鬼と言っているが、サトクリフ版のアーサー王伝説でパルシファルの妹はハンセン氏病の貴婦人を救うためにボウル一杯の聖女の血を捧げたんじゃなかったか。病気の原因も治療法も分からなかった頃には処女の血が薬になるという俗信が流布していた筈だ。実行可能な権力を持ってたとかその仕組みは珍しいと思うし、被害者には気の毒だったとも思うけど、現代の日本人が考えるように猟奇的だと当時の人々が考えていたかは分からない。
あと駅が闇の都市(と定義される)側にあることを強調されているが、蒸気機関車は周囲に火の粉を飛ばして危ないから、街から離れた場所に通したのって普通だと思うんだけど。
ラディカルに読んで面白い本にしようという姿勢は見えるし、面白かったのは面白かったのだけど、勢い強調しすぎる箇所にちょっとひっかかった。



2005年05月17日(火)

昨夜はケロがHちゃんを見送ってすぐ夕寝に入り、そのまま夜寝になってしまったので、久しぶりに自分の時間で自室を片付けた。本も処分しないと駄目だな、久しく自室に入ってなかったから自分の持ってる本も忘れそうになっていた。
で、興奮して朝も5時に目が覚めてひっそりと続き。2002年度版のシスアド問題集なんかも処分対象。本当はプー期間に取ろうと思っていたが、未だにケロと5時間以上離れたことのない私には丸一日試験は負担が大きく。…なんてことをやっていたら睡眠をたっぷりとったケロが6時台に起きたのでお片づけ終わり。

先月旅行のためぶっちぎってしまったケロの1歳6ヶ月検診に行ってきた。ケロはそりゃあもう何をされても泣いたが前歯の噛合せ以外は異状なし。身長は79cm、体重は10.5kg。体重計に乗るとき子ザル状態でしがみついて泣いているのを無理やり下ろし、ついた足でしゃがんでバランスした時には思わず保健婦さん達から拍手と歓声が。

帰宅後はものすごーくうきうきしていた。嫌なことが終わって気分が晴れたらしい。

夕方、事情があっておもちゃのラグビーボールを探しに行った。首尾よく見つけて会計してから、ケロがレジ前にあったスヌーピーのついたバスケットボールがいいと言い出した。「えーっ!?お母さんもう『くださいな』しちゃったよー!」と抵抗したがケロも譲らず、レジで笑ってたお姉さんが交換を受けてくれた。大迷惑。本当にごめんなさい。両方買えよって話だけど、この間も同じ大きさのボール買ったの…そんなにボールばっかりあっても…。でもやっぱり大人としてはケロに惑わされずに買うべきだったかな。反省。



2005年05月16日(月)

朝家人を送り出してから家の片付け。普段からいらないものは処分するべきだな。
最初にSさんとNちゃん、次にBさんとHちゃんがいらして、おもちゃを広げてプレイルーム状態にしたリビングで遊び始めた。うわーい皆が気に入ってくれて嬉しいなー。ほぼ1年ぶりにお越し頂いたのでだいぶおもちゃが増えていたのよ。ふふふふ。

SさんとBさんには「これも作ったの?」「えー、これも作ったのー?」と色々驚いてもらってうっふっふ。お世辞半分で割り引いておくべきだと思うが(って二人ともそんな表裏ないけど)、裏返して作り方まで聞いていったのでかなり真剣に気に入ってくれたらしい。うふふふふ。ついでに「どうしてこんなにすっきりしてるの?」と言ってもらってまたうふふふふ。普段の姿を知っている家人がその場にいたら笑い死にしたかもしれない。ついでにマッサージチェアはカバーを作るよりも来客時は別室に移動するのが一番すっきりすることに気づいた。(R邸の立派な奴は動かせないと思いますが…それともカグスベールつけた板に乗せるとかすれば大丈夫かな?)

お昼はお子様はけんちんうどん、大人はそら豆ご飯とけんちん汁という和風かつ盛り付けてすぐ出せるメニュー。地味ながら皆(お子様含め)満足してくれたらしい、よかった。座卓にあわせた子ども椅子も高さ丁度よかったし皆気に入って座ってくれたので、用意した甲斐があったわ。(SさんとBさんも「家で作ろう」とまで言ってくれた。)

Nちゃんとケロはおもちゃのベビーカーをどっちが押すかで揉め(Nちゃんは交代で押そうと提案してくれたのにケロが却下)、最終的にケロが乗ってNちゃんが押すことで平和的解決。あーよかった。
その他ケロのおもちゃ全般的に気に入って遊んでくれた。まぁ他人の家のおもちゃって楽しいんだよね、目新しくて。
上のHちゃんのお迎えがあるのでSさんが先に帰り、Bさんには残ってもらってまたゆっくり遊んでもらった。そしてHちゃんもケロも目をこすりながら遊び始めたのでおねむ解散。

ケロが怖がる、電池で歌って踊るプーのぬいぐるみをB宅に里子に出そうと思い(「これ買ってみたかったんだ」と言っていたので)やってみてたらケロが意外に楽しそうでHちゃん無反応だったのでBさんが遠慮し(でも50cm以内に近づくとやっぱり怖いらしい>ケロ)、代わりにHちゃんが楽しく押していたカタカタ(押し車)を「いらなくなったら返してくれて構わないから。または壊しても汚しても返さなくてもいいから。足蹴りの乗用玩具買うまでのつなぎでいいから。」と強烈に営業して貸し出し(一応)。ああーちょっとすっきり&下の階でも喜ばれそうだ。(B宅は1階なので騒音押し付けにはならない。)

ケロが緑が好きという話をした時にBさんがケロに「ママと同じだねー」と言ってちょっと嬉しくなった。友達が自分の好きな色を覚えててくれるのってちょっと嬉しいね。

自分用メモ。
・ケロキッチン、ケロ机、ケロハウス、ボール落とし、ベビーチェアの段、電話台、積木バケツ、座卓用椅子、さくさく食材
・ままごと、押し車、乗用玩具、ベビーカー、卵、ボール落とし、ボール叩き、棒通しパズル、コップ重ね、ビーズコースター、太鼓、マラカス、カスタネット、笛、積木、ミニカー、サファリバス



2005年05月15日(日)

米ウェンディーズのチリ事件 “指”の出所が判明 (ロイター)

朝起きると金魚が一匹腹を見せて浮いていた。ああー、ひょっとして昨日まで隔離してた子を大水槽に戻してしまったのだけど、あれかなー。悪いことしちゃったなー。

明日来客があるので、しまっていた座卓を出した。あと子ども達をどうしようかな、とダイソーへ。背つきの椅子が1個百円なら3つ買えばいいじゃん、と思ったが、座面25cmじゃ30cmの座卓には遠くなってしまう…ピカーン!(ひらめいた)…お風呂椅子がいいんじゃないかしら。
そこで子供用お風呂椅子がちょうど3色あったので色違いで買って(同じ色3個あればそれでもよかったんだけどなかった)、そのままじゃあんまりアレなので姑息に色違いのバンダナまで3枚買って、お風呂椅子を赤青黄のバンダナでくるんでみた。…あら何かちょっといい感じ?っておしゃれとはさすがに口が裂けるので言わないが、児童館にある牛乳パックで作った椅子とかに比べたらずっとおしゃ…あ、口が裂ける。でもそれなりに可愛くなったぞ。

押入れを開けた時にケロの人形用ベビーカーを見つけられてしまった。また乗り込んで押せ押せ言われるんじゃないかと冷や冷やしたが、ぬいぐるみを乗せていい気分で押していた。途中でくまを出すので「くまちゃんねんね?」と聞くと横にごろっと添い寝してあげていた。かっ、可愛い。それからすくっと起き上がってまたベビーカーに乗せて散歩。
キッチンに立っていたらケロが「これっ!」と自分のお出かけバッグを指差すので渡してあげたら、(自分の本物のベビーカーで私がよくやるように)、左のハンドルに一生懸命掛けていた。かっ、可愛いっ。(親馬鹿。)

伊藤俊治「ジオラマ論 −「博物館」から「南島」へ −(2005-082)

書体やレイアウトが凝っていて雑誌みたいだなーと思ったら戸田ツトム氏の装丁だった。



2005年05月14日(土)

昨夜ケロが寝てから作った幼児雑誌の付録(厚紙製)、朝ケロに見つかって秒殺。はやーっ。壊してから「あ、ばらばらになっちゃった」と言っていたが。他動詞を使わないで「ばらばらにしちゃった」が正しい。

* * *

少し前に読んだ吉田健一の「舌鼓ところどころ」(あ、これ読書メモ書いてないや)の中に、新潟で食べたととまめ(イクラ)の軍艦巻を「押し鮨ではないし、握り鮨とも呼べない独特のものだから紹介する」と紹介していたので「へえ軍艦巻って新しいんだ」と思っていた。

今日たまたまつけたTVで「食彩の王国」という番組をやっていて、その中で「雲丹を初めて海苔で巻いた寿司飯の上に載せたのは銀座久兵衛という御寿司屋さんの初代(年代は紹介していなかった)、軍艦巻の名前をつけたのは築地の卸業者さんで昭和35年」と言っていた。
昭和33年に出版された「舌鼓ところどころ」に軍艦巻の名称が無いのは正しい。しかし実は新潟の寿司屋さんでは久兵衛より前にこの形状の寿司を握っていたのでは?なんてことを考えるのが楽しかった。

* * *

今日もキッチンで昨日と同じような要求があり「じゃあバナナ食べる?」と聞くと「うん」というくせに、実物を出すと「なーい、なーい、なーい」と叫びながら遠ざかっていった。(「ない」は否定に使われるケロ語。否定的な会話の中から共通する音を拾って真似しているのだと思う。)
そしてまたやってきて同じことを2回繰り返したので、代わりに素麺をほんの5本ばかり茹でて、レバーペーストと混ぜて出してみた。(後で食べたら予想通り不味かった。でもケロはレバーペースト好きなんだよなー。不思議。)食べにくくてスプーンからだいぶこぼしながらも食べていた。
ケロ、卵ぼうろに導かれて食の道へ歩みだしたのか?(でも卵ぼうろ食べ過ぎるとやっぱりお腹こわす気がする。)



2005年05月13日(金)

自己複製ロボット誕生!
クッキーのおみくじの数字で宝くじの当籤者が続出!
ビール運搬トラックが横転、あたりは泡の海に……(ロイター)

* * *

先日家人が保険証なしで整骨院へ行ったので、整骨院へ保険証を持って行った。ケロはお腹にいたころからお世話になってるので「あらー大きくなったわねー」とここでも歓迎してもらった。

市役所へ保育園の入園申請に。第一希望は定員97%、第二希望は一杯らしい。第一希望は昔ながらの住宅街だから子どもの数少ないと思ったんだ。道が狭くて入り組んでいるので車での送迎も徒歩もちょっと不便なのだけど。入れるかどうか微妙。内定通知があれば確実らしいが、頼めば書いてくれそうな(そして仕事も頼んでくれそうな)先はいくつかあるけど、できれば家の近くで仕事を探したいので、ここは正直に求職中で残り3%に賭けてみるべきか苦悩。

と苦悩しつつ、入れた時のために水疱瘡の予防注射。ケロは内診で泣き出し、「ちょっとちっくんするよー」と注射打たれて「…(空気を吸っている)うわーん…(空気を吸っている)うわーん」と痛みのためというよりショックで大泣きした。私は注射の痛みは平気なのであまり同情できないけど、子どもはたいてい注射嫌いみたいだもんね、嫌だったのね。

帰宅後ケロがケログッズを入れた棚の前で「これっ!これっ!」と指差しているので、何を指しているのか箱ごと下ろすとクレヨンを出した。そういえばこの間、紙に描いたイラストのクレヨンを取り出そうとしてたもんなぁ。
途中で赤いクレヨンが折れたので「そうそう、こういうことのために」と、身内にクリスマスにもらったブロック型の蜜蝋クレヨンを出した。ケロは両方それぞれに楽しく使っていた。
何か黄色いクレヨンを使うと「きいろー」と言ってる気がする。

夜、私がキッチンで働いているとケロがやってきて、卵ぼうろの置いてある棚を指差して「これっ!これっ!」と叫びだした。「ご飯食べない人にはおやつはあげないよー」と言うとまた泣きべそ。「じゃあご飯食べる?」「うん」というので本当かよと思いつつ昼の残りの炊き込みご飯をよそったら食べた。
こいつはびっくりだ。



2005年05月12日(木)

胎児の性別が母親の知能に影響を及ぼす!?(ロイター)

ケロはTVで綺麗な景色が出てくると「わぁー、きれいねー」と言っている気がする。多分私の口真似。
Qに似た猫のフィギュアがついたメモ立てを持って、Qに向かって何やら話しかけていた。フィギュアを指差してQを指差してだから多分「おんなじ柄」という話をしていたのだと思う。

午後の診療にあわせてケロが前からお世話になっている皮膚科へ。保育園申請に除去食の診断書が必要なので相談に行った。いつもここの看護婦さんは可愛がってくれるので「大きくなったわねー」と喜んでくれ、いつも親切なお医者さんも「書き方が難しいなぁ」といいつつゆるめに書いてくれた。ありがとう。

帰りにケンタッキーの前を通り、キュリオスジョージのグッズ付のセットにまんまとやられてしまった。ミニミラーとコインケース。将来ケロがジョージ好きになったらきっと喜ぶと思うの(と言い訳しつつミラーは自分で使う)。
店を出るときにケロが口を指差して「これっ!これっ!」と叫ぶので、ポテトをあげたら口に入れたとたん吐き出された。そう、違ったの。
まだ叫び続けるのでコンビニに寄り、ケロが食べられそうなものをいくつか買ったが、バームクーヘン→吐き出しはしなかったけど変な顔をしてもういらないのポーズ、マシュマロ→いらないのポーズで口にも入れず、と不評。

途中で卵ぼうろを買った。アレルギー反応の試験のためだったので最初4粒だけあげたらものすごく気に入ったらしく、空になったお皿を指差して「これっ!これっ!」。お母さん貴女がそんなに食べ物に執着を見せるのを見たの初めてかもしれないわ。反応が出なかったみたいなので恐る恐る4粒追加×2回。その後でおもちゃを加えて口の周りによだれがついたみたいで少し赤くなったけど、お腹の具合は大丈夫そうだった。わぁ、段々食べられるものが増えてきて嬉しいなぁ。(これでもっと量も食べてくれるといいんだけどな。)

夜、家人の寝る場所にケロがおままごと道具を広げていたので、黙々と2人で移動。「もらっておいて悪いけど、このままごとセット、ケロが自分で片付けられるようになるまで大変だな」と家人がぽつり。家人方の身内から頂戴したので私は黙ってる。物言わざるは腹ふくるる、ぽこぽん。でもケロは喜んでるので頑張るさ。

エリナー・ファージョン「ヒナギク野のマーティン・ピピン(2005-081)
石井桃子訳 岩波書店

前作に比べて、話の内容を結構覚えていた。ということは少し大きくなってから読んだということだろう。しかし子どもの頃にこれらの話の機微が分かっていたとはとても思えない。(実際、作者のファージョンも児童文学のつもりで書いていない。)だから読むのが大変だったんだろうけど。
これもやっぱり今読んで断然面白かったよ。



2005年05月11日(水)

以前アレルギー検査をしてもらった皮膚科に、保育園申込申請に必要なアレルギー診断書を書いてもらいに行こうと思いつつ、気が乗らないせいか腰が重くて夕方になってしまい、行けなかった。

ケロが一人で何かに話しかけていると思ったら 1.ままごとキッチンの上に置いたわんわん(NHKキャラクター)のイラスト 2.手の届く所に貼ったシール数枚 だった。
あと子どもを見かけると「あ、かちゃん」と言っている気がする。あかちゃんの「あ」は感嘆詞じゃないんだけどなぁ。

エリナー・ファージョン「リンゴ畑のマーティン・ピピン(2005-080)
石井桃子訳 岩波書店

以前読んだ内容はほとんど覚えていなかった。結構苦労して読んだ記憶もあるんだが、今読むと「何故この本を読むのが大変だったんだろう?」。たぶん幼すぎたんだと思う。
作者が戦時中にフランスで戦う30過ぎの文通友達に書いて送ったものなので、元々子どもを読者として想定してはいない。ので、今読んだほうが断然面白かった。



2005年05月10日(火)

近所の保育園の園庭開放に初めて行った。夏休みのラジオ体操表みたいなのがあって、毎週通うようになっていた。もっと前から連れてきてあげればよかったな。ケロはマイペースで暴れ、三輪車で転倒、ボールをお友達に「どうぞ」で譲ったのに次の時に貸してもらえず号泣、砂場で破壊工作など。
ついでに見学させてもらってきた。家から通うには車の通りの少ない道をほぼまっすぐだし、車でも行きやすいところだし、ここが一番。でも近くにマンションがふえてるせいか入りにくそうな感じだった。うーん。

一旦帰宅し、クリーニング屋さんを回って、しみぬきのため近所のコインランドリーへ。しかしコンプレッサーのエアが少なかったのか、本来エアで染み抜きの溶剤を飛ばす筈なのに、出来の悪い霧吹き程度の勢いしかなくて、ボタボタ輪染みになりそうなもれ。結局落ちなくて今日2回目のクリーニング屋さん詣で。しかも「溶剤使ってるとその後(化学反応が起こるかもしれないので)こちらでは溶剤が使えない」と言われてがーん。最初から素直に持ってくればヨカッタ。でもミートソースか何かを飛ばしたみたいで細かい染みがいっぱいあって全部指示するのが面倒だったんだよう。何とか高級クリーニングで落ちるところまで落としてもらうことになった。
それから図書館、市役所、百円ショップを回った。百円ショップでケロにボールを買ってあげる私は甘いかも。

夕方小児科へ予防注射の相談に行った。「三種混合の追加、水疱瘡、おたふくの予防注射を受けたいけど順番どうしよう」と相談したら、まずおたふくはそこでは体力のついた3歳以降じゃないと打たないことにしてるそうだ。三種混合の追加は去年の初回最後が5月24日だったのでもう打っても大丈夫だけど、水疱瘡が流行りだしているから今打てばぎりぎり免疫つくとのことで、水疱瘡->三種混合になった。そして水疱瘡ワクチンは取り寄せなので金曜日以降になった。

夜は頂き物のたらの葉を天麩羅にして食べた。たらの芽の味がする。他にピーマン、人参など。うちで作るといつも精進揚げになる。(家人がエビアレルギーなのもあり。)



2005年05月09日(月)

朝、AとFに新宿で会う夢を見た。すごく久しぶりで懐かしかった。Aを待たせている店をFと探すんだけど、ちょっとづつ私の知っている(現実の)地理と違って、ようやくついたら朝4時だったという夢。

朝みた水槽の金魚に白点病が出ていたので、水を入れ替えてメチレンブルーと塩を追加。でもやはりめだかより強いのか餌金なのに一匹も死なない。それとも絶食が効いてるのか。(買ってきた金魚にすぐ餌やると消化不良で死んじゃうんだって。google君が言ってたよ。)

家人とケロと公園へ行ってレンタル自転車を借りて走った。自転車乗るの久しぶりで楽しかった。ケロは自転車(カゴ)初体験。ビデオカメラを持って行って撮影したが、ずっと顔は真剣。何故かカゴの前のバーじゃなくてハンドルを握るので家人は苦労したようだ。
子ども乗せ自転車は安全性が不安であんまり乗りたくないのだが、やっぱり持ってたら便利なのかなぁ。きちんと準備して乗れば自転車よりバイクの方が(エコじゃないけど)よほど安全だと思うんだけど、世間の同意は得にくい。



2005年05月08日(日)

泡盛の会に呼ばれていたので、豆腐よう(ようの字が出ない)とケーキと、ケロ用に豆腐も買って身内宅へ。
豆腐よう、酒飲み3人には好評。皆が嫌いなら一人で消費しようと思っていたので良かった。初めて食べた某身内は「からすみの粕漬けのよう」と。私は未だに酒断ちしているのでちょっと寂しかった。
飲酒自体を愛しているわけではないので酒断ちはそんなに苦にはならないけど、美味いものの合いものとして好きなので、美味しい泡盛を一緒に飲みたかった。(あと12年ものの黒麹の古酒がちょっと惜しかった。)

ケロは「こどもの日のお祝い」に木のおままごとセットを頂戴した。ひとりであっちへ並べたりこっちへ並べたりして気に入っている様子。フライ返しで窓をなぞっていたのはスクレイパーの真似らしい。(そしていきなり壊していた。)
急な階段を1段づつ座って降りる方式で一人で降りられるようになっていた。どこで覚えて、と思ったが家の椅子に1枚板を足して一人で上り下りできるようにしたんだっけ、あれの応用かな。
エプロンをさせようとしたらケロが抵抗し、周囲の身内が「食べてないし」と庇ったので止めた。案の定会の終わりにはTシャツの前ぐちゃぐちゃ。自分で染み抜きしない人(達)はケロに甘い。



2005年05月07日(土)

家人は今日から仕事。久しぶりにのんびり…おっと。

1匹動きの鈍い金魚が、クチボソにつつかれていたので、小さい水槽に隔離して5%の塩を入れた。1匹になったせいか塩のおかげか元気になったみたい。しばらく様子見。

先日頂いたたらの葉とずいき(サトイモの茎)の食べ方を調べて、ずいきを油揚げと煮てみた。味は良かったが調理後に手がかゆかゆになった。サトイモ舐めてました。ごめんなさい。



2005年05月06日(金)

酸素バーへ行った。私は酸素補給のおかげなのかただ深呼吸のおかげなのかあまり効果が分からなかったが、家人は頭の中で顧客リストを思い出していてスピードが上がったと言っていた。仕事で煮詰まった時なんかに酸素缶を出して吸うと効果あるのかしら。今はそういう状況がないので試せないけど。

NHK教育TVの影響。「スプラピスプラパ」を歌うと最初の笛を吹くところの真似から始め、「スーパーワンの歌」では歌っている最中どたどたと走り回り最後に両頬に人差し指を当てて「可愛いでしょ」ポーズ、「まねっこピーナツ」では自分で適当なポーズを決めて止まる。何かが少しづつ違う。あービデオ撮りたい。

「ギャラリーフェイク」がいつの間にか完結していた。何だかんだコミックスを続けて買っていたので感慨深い。最後はうーん…、まぁよかったね。

家人にまた魚熱が出て餌金(餌用の金魚)を20匹買った。(1匹、クチボソらしき魚が混じっている。)めだかより丈夫だから死なないといいなぁ。以前仕舞いこんだ飼育グッズ一式の埃を払って投入。メチレンブルーを入れた水槽で薬浴中。
ケロとQ対策で、今回は水槽をベランダに出した。蓋がわりにネットをかけてみた(ケロの落下と鳥対策)が、ケロが気に入って蓋をばたばたするので魚が怯えていた。
夜暗くなってからQが水槽の前(の窓の前)に座ってじーっと魚を見ていた。気に入ったか。



2005年05月05日(木)

前夜、ジーン・ポーター「そばかす」と池澤夏樹「タマリンドの木」を再読。
何故か同時に読みたくなったので。どこかがつながっていたらしい。
今更「タマリンドの木」のダリウス型風車への賛辞が琴線に触れる。

ツーリングに出かけた家人が深夜に帰宅。
前日TVで見て、以前行ったことのある南アルプス方面を再訪したらしいが、同じTVを見たらしき人で温泉は芋洗いだったとか。

ケロはおむつアーティストとなった。紙おむつの後ろの(畳んで捨てるための)シールで、自分の椅子の両側にせっせと貼り付けて飾っていた。珍しいので写真を撮っておいた。アートらしいのでしばらくそのままにしていたが、後日在庫がなくなって使ってしまった。

午後からは近所にキャンプに行こうと目論んでいたのに、生活の乱れまくったケロが昼寝を始めて全然起きなくて中止。せっかく大きいテント買っておいたけどケロのキャンプデビューは延期。



2005年05月04日(水) エジプトで「最も美しい」とみられるミイラを発掘

(ロイター)
子どもの数1765万人=24年連続減、人口比も最低 (共同通信)
ポリオ>インドネシアで10年ぶりに確認 WHO (毎日新聞社)

* * *

朝、Pちゃんからメールでツッコミ。「ルドルフとイッパイアンテナ」じゃなくて「ルドルフとイッパイアッテナ」が正しかった。訂正。
さらにNHKイタリア語講座の5月は「ぐるんぱのようちえん」だとお知らせあり。(先月は「ぐりとぐら」。)うーんイタリア語を勉強する気はないけどそこだけ見たい。


読書読書。

エリナー・ファージョン「年とったばあやのお話かご(2005-076)
石井桃子訳 岩波書店(1970年7月)
エリナー・ファージョン「イタリアの のぞきめがね(2005-077)
石井桃子訳 岩波書店(1970年9月)

教訓も何もない面白い話を読みたいときに。

上橋菜穂子「月の森に、カミよ眠れ(2005-078)
偕成社文庫(2000年10月)

武田清澄氏「日本伝説集」の中の、九州祖母山に伝わる「あかぎれ多弥太伝説」を下敷きに、古代日本のとある村での稲作を始めるかどうか(大和朝廷に従うかどうか)の葛藤として書いた本。
その時々で自分(達)の判断は正しいのか、それが定かでない時には昔からのやり方を続けるべきなのか、本当にそれでいいのか、なんてことを考えた。

鳥越皓之「沖縄ハワイ移民一世の記録(2005-079)
中公新書(1988年11月)

本当に題名通りの本。特に解釈を多くつけることはなく、なるべく記録として語られた話をまとめて載せている。(その取捨選択でバイアスはかかっているのだろうが。)真珠湾攻撃の時の話が少しづつ辛い。



2005年05月03日(火) 高松塚古墳>カビとダニ、繁殖の連鎖が壁面直撃 文化庁

(毎日新聞社)
中国が台湾旅行解禁の意向、友好促進でパンダも (ロイター)
台湾総統との対話を拒否 中国、同胞へはパンダ (共同通信)
 #同じ内容の報道でも印象の違いが出る
小泉首相がオランダで謝罪、戦時中の捕虜の待遇で (ロイター)
中国にも省エネ促す IEA閣僚理事会閉幕 (共同通信)
BSE>国内検査緩和答申案 食品安全委、6日了承へ (毎日新聞社)

* * *

朝、家人が象に会いに行こうと思い立ったので、ケロに象柄のTシャツを着せて外出。しかし途中の渋滞でくじけて目的地を近場に変更、そこも混んでいそうだったので結局中止。何もゴールデンウィークに動物園行かなくてもいいでしょ。

代わりに空いていそうな場所へ寄り、ケロを百円で動く乗り物に乗せた。動き出したとたんにおびえた顔で手を差し伸べたので救出。(昨日もケロはAIBOにおびえて、私の膝に逃げ込んだ。)こういう時に「怖くないでしょ」というのは大人の押し付けだと思うので、あまり無理はさせない。
私のクリームソーダを飲みたがったので一口あげたら、口からだーっと出された。炭酸に驚いたらしい。

いったん帰宅し、ケロにミッフィーのDVDを買うため再度外出。数日前にもミッフィーのイラストをみかけて「ビーフィ」と呟いていたし、昨日一人で絵を描きながらミッフィーの主題歌を歌っていたので(普通の人には分からないが私には分かる)家人がほだされたのだ。
1軒目にはなく、2軒目で1枚しか見つからなかったが(8枚シリーズの4枚目)それを買ってきた。5分番組が8つ入っているので主題歌も8回流れ、ケロが喜んで歌っていたので良かった。(ストーリーを追いかけるのはまだ無理らしい。)

ケート・D・ウィギン「少女レベッカ(2005-074)
大久保康雄訳 角川文庫(1971年5月)

何故か題名だけ知ってて読んだことがなかった少女レベッカ。これもマイディアストーリー。少女趣味と言わば言え。
内容はどうしても先に読んでいるモンゴメリのエミリーシリーズとアンシリーズに似た部分が目に付いてしまうが、そうは言っても楽しめた。(実際にはモンゴメリの方が後で出版。)
レベッカが「ライン河のビンゲン」を朗読するのは多分カナダもアメリカも同じような教本を使っていたからだろう。ボタンが後ろじゃなくて前についている服を着ているために後ろ前に着ている誤解をされるとか、タッティングレースを編んでいたりする、そういう本筋に関係ない生活感が好きなのだ。

ケート・D・ウィギン「レベッカの青春(2005-075)
大久保康雄訳 角川文庫(1971年9月)

前の本に『−この物語は「レベッカの青春」に続く』と書いてあったので、続きを読めると楽しみに読んだのだが、これは残念ながら姉妹編みたいな感じで全くの続編ではなかった。「その後」が知りたいんだよぅ。



2005年05月02日(月) ISS>GW後半の日没後に肉眼で観測可能 日本各地で

東海道新幹線>ヘビが送電線に絡み停電、1万4千人影響
カラス調査>業者不慣れ、激減は「誤り」 東京都・03年 (毎日新聞社)
新ATS配備まで再開せず 福知山線の不通区間
“神々の引っ越し”始まる 伊勢神宮で山口祭
サマータイムで睡眠不足に 体内時計とずれ、学会報告 (共同通信)

* * *

何をしようかと思っていたら某身内から「ケロの椅子を買ったので座りに連れてこないか」という電話。で家人とケロと3人で訪問し1日某身内宅で過ごした。

実は椅子は座卓の高さと合ってなくて、椅子に座るとケロはお皿が遠くなってしまったのだが、椅子とセットになった机がついていたのでそこでお絵かきをさせてもらってごきげん。

公園遊びをすると思ったのであらかじめ砂場着を持参していた。それを着せたケロと某身内ABは3人で公園へおでかけ。私と家人は留守番しながら「TAXI」を観た。2時間近く遊んで帰ってきたら汗かいててちょっと可哀想だったか。

その後ケロが口にマシュマロをいれたまま頬をふくらませて時々こぼすという恐ろしい攻撃をしたため、身ぐるみ脱がせてブルマー姿で帰宅。

家人とケロだけで出かけてもらって私は家の押入れ掃除とかしたら有意義だったような気もする。

* * *

ケート・D・ウィギン「ケレー家の人々(2005-073)
村岡花子訳 角川文庫(1964年2月)

版は古いがカバーがマイディアストーリーのシリーズ(赤いギンガムチェック)。ずいぶん前に読んでいたのだが、「スウ姉さん」と記憶がごっちゃになっていて新しい本のように読んだ。
キングスレーの「水の子」をしょっちゅうひっぱってきて話が進むのは、若草物語の「天路暦程」みたいなものか。



2005年05月01日(日) 祇園囃子で初夏の雰囲気 雨の中、京都・鴨川床開き

桜前線、ようやく北海道に 五稜郭のソメイヨシノ開花 (共同通信)
北朝鮮、日本海にミサイル1発を発射との情報=メディア (ロイター)
インド洋津波>被災者向け住宅巡り、野生動物「共存」問題
BSE>牛肉輸入禁止 米国の被害は32億〜47億ドル (毎日新聞社)

* * *

ケロと図書館へ行き、自分の読みたい本を借りまくった。

行く途中で日差しが強かったので「○○帽子店」という昔ながらの帽子屋さんで帽子を買った。年配の人向けのデザインが多いのが難だが(ターゲットユーザーの年齢層に合わせた品揃えだから仕方ないんだけど)帽子店で帽子を買うのってちょっと楽しい。お店の主人夫婦(老齢)も口々に「それはサービス品になってますけど、ものはしっかりしてますから」と薦めてくれたので、本当は白が欲しかったのだけどデニムのしっかりしたチューリップハットを買った。去年自分で作ったのに似てるけど、本当に造りがよかった。

それからアイロンを買いに電器屋さんへ。朝アイロンの底に焦げ付いた糊をスポンジたわしで削っていたら、このアイロンがほとほと嫌になってしまったのだ。それも悪いアイロンじゃなかったけど、今度はコードレスじゃなくていいからもっと細かく温度調整ができるものを買おうといくつか見て、一番安いものを買ってみた。1,000円だった。かなり投げやりなのでこれでいいことにする。
そして長らく使っていなかったデジタルビデオカメラも使おうと、ビデオテープをまとめ買い。DVDに録画してテープを使いまわそうと思っていたのだけど、いまはまだDVD−Rの長期保存性には信頼がおけないみたいなので、テープはテープでとっておくことにした。DVD−R焼かなくちゃと思っていたこの半年(以上?)でケロのよちよち歩きとかを撮ってなかったんじゃないかと心配。

白いUVカットのつばの広い帽子を見つけて被ってみた。うすいピンク色のが一番顔映りが良くて顔色良さそうにみえたけど、全身鏡では(私はオレンジ色の服なんかも好きなので)帽子がピンクだと困ることが色々ありそうだったので白にした。いきなり1日で2つも帽子を買っても被る頭はひとつなんだが。

家人と本屋さんで待ち合わせた。本屋ではペン習字の本を平積みしていたので買ってみた。ケロと一緒に習字を習いにいくのが夢(ちっせー)なのだけどまだ数年かかりそうだしね。クリスマス時期の雑誌を後生大事にしているケロが不憫なので幼児向け雑誌の最新号も買ってあげた。

家人と蕎麦屋へ。ずいぶん久しぶりに美味い蕎麦をたべた。蕎麦も美味かったけど薬味がそれぞれ全て美味かった。家の近所にこんなに美味しい蕎麦屋があったなんて。すごく幸せになったよ。

夜は貪るように読書。

東京新聞編集局編「子どもに読んでほしい84冊(2005-070)
東京新聞出版局(2004年9月)

色々な人が推薦する本3冊づつ。読んでみようと思ったのは(備忘録代わり)
長新太「ちへいせんのみえるところ」ビリケン出版
メアリー・リン・レイ「満月をまって」あすなろ書房
ベラ・B・ウィリアムズ「かあさんのいす」あかね書房
カズコ・G・ストーン「サラダとまほうのおみせ」福音館書店
フィリパ・ピアス「幽霊を見た10の話」岩波書店
斉藤洋「ルドルフとイッパイアッテナ」講談社
松井直「桃源郷ものがたり」福音館書店

エリザベス・エンライト「ひかりの国のタッシンダ(2005-071)
フェリシモ出版(2001年9月)

先日読んだ「ゆびぬきの夏」の著者。こちらの本はフェリシモのカタログの方で復刊ページを見ていたので、題名だけずっと目にしていた。大人になってから読んだためかものすごく面白くはなかったけれど、最後の方のひねりが利いているところなんかが子供心をくすぐったのかも。

ティム・ボウラー「星の歌を聞きながら(2005-072)
早川書房(2005年3月)

図書館の新着図書でみかけて、表紙のピアノを弾く少年の絵に惹かれて借りたが、内容紹介を見ていたらきっと借りていなかったであろう本。主人公は14歳で現代イギリスのとある村が舞台、Eメールなんかもでてくる。児童文学というかYA小説だな。最近のローティーンは様々な問題に直面するのだなぁと可哀想になるような話。少々オカルトがかっているが、中に出てくるイメージ
が綺麗。


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