いいことあった
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2004年08月31日(火) ビールの「違いがわかる?」大とらのクマ 米キャンプ場

フィリピン沖の海水温高いと空梅雨? 海洋機構が分析
アフリカ北西部でバッタの大群が猛威 農業への被害拡大
性同一性障害による性別変更認める決定 東京家裁で初
択捉島の戦前日本家屋を保存へ 専門家が現地調査(asahi.com)

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朝から身内宅へ梨をもらいに行った。ケロが携帯電話を口に当てて何やら宇宙語で喋る様子が大好評。そしてケロはカラフルなボタンのついた固定電話に歓声を上げて大興奮。

ケロが眠くなってきたところで帰途についたが、「帰りに図書館に寄ってリクエストしてた本もらって行こうかな」などと考えていたところで交通事故。

ええ、私が。車で。

こっちが優先道路、むこうが一時停止の交差点で、出てきた車にブレーキをかけたけど間に合わなかった。しかし向こうがそのまま走っていったので、自分の携帯に相手の車のナンバーを音声メモで吹き込みながら追跡し、ようやく向こうが止まったところで車を降りて「あの、さっきぶつかったんですけど」。
気づいてなかった、らしい。

幸いその程度の事故だったので怪我人はおらず、警察呼んで現場検証してもらって連絡先交換して、車両保険入ってるから後は保険屋さん任せ。こっちも走ってたので100対0にはならないけど、先方の過失割合の方が高い筈。しかし相手の車がグロリア(古いけど。傷だらけでどこまでが私とぶつかった傷だか分からなかったけど。)だったので過失割合でお互いに負担する金額は実はこっちの方が高かったりして。
こっちの車はその足でディーラーへ持って行き、修理代15万コース。(保険。)
ケロは最初から最後までベビーシートですやすやと安眠。

車買い換える話とかしてたせいかしら(こういう話してると結構事故起きるものなんだ、知ってる限りでは)。怪我なくて良かったよ。でもゲンが悪いので車は買い替えたいと思う。(と言ったら家人に『何、金持ちみたいな事言ってるんだよ』と言われたが。)
車のせいにするわけじゃないけど、何がいけないんだかこんなに(自分でも)ぶつけた車は初めてだ。
自分がもっと徐行していればとか、死ぬ気でブレーキかければとか、思わなくもないけど、ぶつかった相手もぼんやりさんだけど怖そうな人ではなかったし、何よりケロが無事だったし(これがベビーカー押してる時で相手が気づいてなくて撥ねられたら無事じゃ済まないんだし)、今後一層の安全運転を目指すということで今日は締めたいと思う。
とりあえず宝くじ買ってみた。前向き。いぇい。

図書館には帰宅後ベビカ押して行った。車はウィンカーレンズ割れてるので直るまで乗れなくなってしまった。保険屋さんが早く見に来てくれるといいんだが。



2004年08月30日(月) ガソリン1Lで4079キロ 省エネカー燃費で世界新

青山ブックセンター、六本木店で営業再開PRフェア
スキーウエアのフェニックス、産業再生機構の支援決定
 #長野のリゾートホテル向借入金が云々・・・確かにあそこは採算度外視だった。
乳がん対策、国がX線装置の半額補助 500台整備へ
イラクで学者の暗殺続発、251人死亡 復興妨害狙う?
 #焚書坑儒
70歳米男性、ドーバー海峡泳いで横断 最年長記録更新(asahi.com)
 #こういうのを見て71歳男性とかが張り切るんだろうか。
五輪=アヌシュ失格、室伏が繰り上げで金メダル
五輪=男子レスリング、井上が銅 (ロイター)

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寝ても覚めてもサトクリフ一段落。(つまり夢でもサトクリフの世界だったのだ。)ウェブを漁って未訳本の内容をリストにしたりしてるが出典を控えてないし無断引用になるのでアップはせず個人用。既読本の出版年を並べてみて感慨にふけったり。

今朝の夢は高校時代の嫌いだったクラスメイトが何故か登場。詳細は忘れた。起きてから「もう彼女の人生と私の人生が交わることはないだろう」としみじみと思った。これもサトクリフの影響かも。(サトクリフの本には「業」としか思えないような嫌な奴が時々出てくるのだ。)

数日前から家の車買い替え計画で候補を検討している。パルサーを欲しいという人がいるので、素取替できる車がいいか、役に立つ車がいいか、乗ってみたかった車がいいか、悩み中。幸せな悩みだこと。

梨木香歩「エンジェル エンジェル エンジェル(原生林版)(2004-116)
原生林(1996年4月)

新潮文庫版のラストが変えてあると読んだので読み比べてみたくて図書館で取り寄せを依頼したもの。「どこの図書館も新潮文庫しかない」と泣きを入れられたのを粘ったら買ってくれたらしく「2004年8月18日受入」になっていた。まあ有難い。絶版だと思ってたのに。

しかし肝心の新潮文庫版を覚えていないので改作部分がよく分からなかった・・・。

梨木香歩「からくりからくさ(2004-番外)
新潮文庫(2002年1月)

出産の時にも病院へ持っていってたくせに読んでなくて、久しぶりに再読。何箇所か涙がこみ上げたが自分が今こうだから琴線に触れたといちいち分析するのも煩わしい。子供を産んだら云々のくだりは子供産んでみてもまだ琴線に触れないんだけれど、いい話だ。(でもマーガレットが鍼灸医になるのは向いてないと思うんだよね、皆思ってると思うけど。)



2004年08月29日(日)

車内の蚊に殺虫剤、たばこで爆発…松山市で自宅も全焼(読売新聞)
 #不幸中の幸いで本人は軽傷。
白血病治療のさい帯血移植、がん化4件 提供者に告げず(asahi.com)

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ローズマリー・サトクリフ「ケルト神話 炎の戦士クーフーリン(2004-112)
ほるぷ出版
サトクリフが語り直すアイルランドを舞台にしたケルト神話。O.R.メリング「ドルイドの歌」のような創作部分が入らず(多分)、伝承に忠実に本にまとめてある。サトクリフが言うとおり、イギリス人はベーオウルフとクーフーリンを産んだ民族の末裔であるが、ふたつの物語は全く異なり、それぞれがそれぞれの民族の世界観を表している。
クーフーリンの生い立ち、女戦士の許での修行、結婚、クーリーの牛追い、死とその復讐。クーフーリンの二匹の犬との出会いの話が一番好き。

ローズマリー・サトクリフ「ヴァイキングの誓い(2004-113)
ほるぷ出版

ジェスティン・イングリッシュマン(イギリス人)と呼ばれる元コンスタンティノープルのヴァリャーギ親衛隊隊員が自らの半生を語る。
イギリス南西部出身の流しの鍛冶屋の父、サクソン人の母との間に生まれ、両親の死後は牛飼いとして身を立てるが、襲撃に来たヴァイキングに捕まってダブリンの奴隷市場で売られ、主人の命を助けたために解放され、義兄弟となって彼の父の復讐を誓い、コンスタンティノープルで親衛隊になるが戦闘で怪我を負って退役。医師の助手として第二(第三?)の人生を送り出すところで仇敵に出会うが、その命を奪うことが出来ず逆に看病し、医師の娘と結婚・・・という話。
サトクリフにしては半端な話だとちょっとだけ思ったけど、ブリタニアのルシウスの子孫に出会えてよかった。(山羊座の腕輪は出てこないけど、「銀の枝」のジャスティヌスと同じ系統の名前で医師、父が鍛冶屋(ルシウスの子孫の家業)、イギリス南西部出身というあたりでおそらく子孫だと思われる。

ローズマリー・サトクリフ「ケルトの白馬(2004-114)
ほるぷ出版

バークシャーの丘陵に描かれたアフィントンの白馬をイケニ族(後に「闇の女王にささげる歌」のブーディカがおこした反乱と良馬の飼育で有名)の才能溢れる族長の息子が作った、という設定で書いた話。紀元前1世紀頃の話。

ローズマリー・サトクリフ「ケルト神話 黄金の騎士フィン・マックール(2004-115)
ほるぷ出版

クーフーリンと同じくアイルランドを舞台にしたケルト神話だが、だいぶ時代が下っていて、神族も妖精扱い、聖パトリックが出てきたりしてだいぶ現代的な話になっている。ブリテンから海を渡ってきたアーサー王子という嫌な奴が出てきたりしてご愛嬌。



2004年08月28日(土) ナノ粒子に健康影響懸念=米政府が毒性評価研究へ

「異常あり」最悪の47%=サラリーマンの健康診断 (共同通信)
五輪=シンクロチーム、日本は銀メダル (ロイター)
米マイクロソフト>06年に次期ウィンドウズ発売へ (毎日新聞社)

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ケロがTV台の後ろの隙間から色んなものを引っ張り出しているうちに、開けていない下の段の背板をばきっと開けてしまった。(途中まで開いたところに手首を挟んで泣いてるところを引っ張り出したんだが。)あーあ。子供は手加減を知らないから困るわね。せっかく苦労して塗った背板がなくなっちゃった。ケロは嬉しそうに私が仕舞っておいたケーブルやDVDなど全部引っ張り出してくれた。

折りたたんだ携帯電話を欲しがるので渡すと、自分で開閉できるようになった。開くとQの待受画面が出るので嬉しいようだ。いつか逆にばきっと折られるんじゃないかと思いつつ泣かれるので渡してしまうヘタレ。

割と評判のよいオリジン弁当が近所に出来たので、竜田揚げとぎょうざとおこわを買ってみた。・・・いまいちだった。でもお店で作ってるのでこの店だけがいまいちなのかな?こんどお弁当を買ってまた判断してみようか。

ローズマリー・サトクリフ「夜明けの風(2004-110)
ほるぷ出版

気持ちのいい本だった。
「落日の剣」から100年も後、ブリテン最後の戦いでキンダイラン王の軍勢で戦ったオウェインは、一人生き残り、戦場の父の亡骸から形見にイルカの紋章の指輪を取り(アクイラ家の子孫なのだ)、生き残りを探してさまよううちに少女レジナに出会い、彼女の命を救うためサクソン人の奴隷となる。その後もお人好しのあまりに色々なことに耐えるが、やがて風向きが変わり、最初は奴隷として、その後は自由民として、サクソン人の農場とその家族を守り、やがて全ての運命に耐えたおかげのように幸せをつかむ話。
主人公の性格(お人好し)がいいし、勧善懲悪な感じもいい。それに加えて「命をかけて最後のともしびを守り、落日の中にいたと思ったブリテンは、夜明けを迎えていた」というのがね、今まで読んだ本で死んだ人達が浮かばれるようでちょっと胸が熱くなった。
実際にはこっちの「夜明けの風(Dawn Wind)」の方が「落日の剣(Sword at Sunset)」の2年前に出版されているのだけど、「落日の剣」があまりに暗かったのでちょっと救われた。

ローズマリー・サトクリフ「ベーオウルフ(2004-111)
沖積舎

英文学を齧った人なら名前はよく知ってる、しかしたぶん内容は知らない人が多いベーオウルフを、サトクリフが書き直したもの。岩波文庫の奴より読みやすくなっていた。しかしこれはスウェーデンとデンマークを舞台にした話なのだった。前半はグレンデルとグレンデルの母親退治、後半は竜退治とベーオウルフの死。



2004年08月27日(金) 英美術館の掃除夫、作品の一部だったごみ袋を投げ捨てる

(ロイター)
 #絶対テート・モダンだと思ったんだ。早急に地位協定の運用改善=ヘリ事故で閣僚会議 (共同通信)
イチローが200安打=米大リーグ史上初 (共同通信)

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図書館へ借りていた本を返しに行った。ついでにサトクリフ追加で借りようかと思ったけど私が全部持っていったらしく棚には0。
ケロが寝ていたので「チャーンス」と髪を切りに。もう2ヶ月位前に「伸びたから切らなきゃ」と言っていたら「それ位が丁度いい」「今の髪型すごくいい」と別々の人から言われてよく分からなくなり伸ばしていたのだけど、帽子がきつい位に頭おっきくなってたので、長さをかえずに梳いてもらった。「すく」はこの漢字で合ってるのか?)でもこれも似合ってるかどうかよく分からない。

ローズマリー・サトクリフ「太陽の戦士(2004-107)
岩波書店

先史時代(青銅時代)のイギリスが舞台。ケルト人部族の中で戦士になるには一人で狼を倒さなければいけない。主人公は果たして戦士になれるのか。
まだこの時代はドルイド僧の権威もある。

上村英明「先住民族の「近代史」 植民地主義を超えるために(2004-108)
平凡社選書(2001年4月)

近代オリンピック、極地探検、北海道/沖縄の植民地化、水銀中毒、アメリカの連邦制、核植民地化のテーマで一章づつ、それが先住民族にとってどういう意味を持っていたのか語り替えている。
近代オリンピックの話は丁度オリンピックが開催されているのでタイムリーで興味深かった。第一回の後もずーっとギリシャでやるつもりで(ギリシャは)いたとか、発案者は白人だけの競技会のつもりだったとか。
水銀中毒の話は、あの楽しく胸踊るピース・オブ・エイトが流通するために南アメリカの先住民族が水銀中毒と過酷な労働で大量に命を落としたことを語り、また子供時代の楽しい夢に苦味が。ゲド戦記外伝で水銀中毒の話を読んですぐだったのもあり、痛々しいものがあった。でもこれは語るべきだし知るべきパンの耳。
核植民地化も痛かった。この広い世界と言えども誰も住んでいない土地なんてものは石器時代以降ありえないのかもしれないな。

ローズマリー・サトクリフ「運命の騎士(2004-109)
岩波書店

犬と一緒に育てられたみなし子の主人公が、食べかけの干しイチジクを落とし、運命が一転し、最後にたどり着いた場所。決まった運命に向かって音を立てて進んでいくのが見えて苦痛だった。面白かったんだけど。ようやくノルマン式の鎖かたびらにつつまれた「騎士」が出てきたよ。ひょっとして「シールド・リング」も同じ頃だったような気もするけど・・・。
ブルターニューはブリトン人が逃げ込んだ場所なのだ。
そして度々出てくる琥珀に(そして暫く前に読んだ「琥珀捕り」に)琥珀を手に入れて手の中で暖めて香りを楽しんでみたいと思った。

中に出てくる石斧で「太陽の戦士」とつながっている気がする。(「太陽の戦士」が1957年、「運命の騎士」は1960年出版。)



2004年08月26日(木) 「戦争コスト時計」NYに 経費をリアルタイム表示

カラスつつき彫刻欠ける 大阪の重文指定神社
「お山じまい」の炎燃える 富士山ろくで吉田火祭り
世界の40%が非衛生な生活 下水の改善に遅れ(共同通信)
五輪=シンクロ、立花・武田組が銀 (ロイター)
小惑星が地表から7000キロに接近 3月 (毎日新聞社)
スペインのトマト投げ祭り (時事通信社)

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1日読書。

ローズマリー・サトクリフ「落日の剣 真実のアーサー王の物語(上)(下)(2004-104〜5)
原書房(2002年12月)

また山本訳なんだけど・・・。アーサー王のモデルと言われるアルトスの生涯とブリテンのともしびが消える前を描く。「ともしびをかかげて」と「夜明けの風」の間かな。と書くと題名にも深い感慨がわく。
大人向けの本なので大人向けに書き分けてあってサトクリフさすが。アルトスとその妻の関係や、戦やその他の理由での死の描写も大人向けに(残酷に真実に)なっている。アーサー王伝説を知っていて読むと(どの部分をとりあげ、どの部分をサトクリフが補ったのか)また面白い。
冬の終わりにはただ飢えに耐えるしかなかったことや、飼葉がないと馬の世話ができないことなど、当時あたりまえだったことがいちいち書かれてないと思い至らない現代の私達。これ読むと「ナマコの眼」で出てきた最初ナマコは飢饉食だっただろうという話などにも考えが飛ぶ。

ローズマリー・サトクリフ「ケルトとローマの息子(2004-106)
ほるぷ出版(2002年12月)

原題は"outcast"(宿なし/見捨てられた)。出版当時はあまりの悲惨な境遇に厳しすぎるとの声があったそうだ。
以下あらすじローマの船が難破した時、両親の間に縛られていたために助かった赤ん坊が、ケルト人の村で育つが、やがて不作と疫病のために追放される。ローマ人の住む町へ仕事を探しに行くがだまされて奴隷として売られ、ローマへ。そこから逃げ出した先で運悪く盗賊宿に宿を乞い、盗賊の一味としてつかまってガレー船を漕ぐことになる。ガレー船の中で鞭打ちにあい意識を失い、海へ捨てられる。またブリテンに流れ着き、ローマの奴隷時代に会った百人隊長に偶然助けられ、干拓を手伝うことに。実は百人隊長は亡くなった妻によく似ていたため主人公を自分の息子ではないかと思っていたのだが、彼の生い立ちを聞いてそうではないことを知る。しかし百人隊長が主人公が逃げ出す前に彼を買い取り解放していたので、実はもう奴隷ではなかったのだった。ということで、冤罪も晴らすことができ(奴隷時代に親切にしてくれた主人の娘のおかげもあり)、晴れて自由の身に。偶然自分の村から来た竪琴弾きにも再会し、母に元気だと伝言をしてもらい、自分は百人隊長の息子代わりに農場を手伝うかローマ軍に入るか明るい未来が開けるところで終わり。
今回はアクイラ家の子孫の話ではなかった。確かに次から次へと災難に見舞われる主人公は可哀想だったわねー。



2004年08月25日(水) 「撫子」「林檎」可能に=人名漢字488字追加

小型望遠鏡で新惑星発見 欧米3台が協力
路上に1・2メートルのイグアナ 小6男児が捕まえる
原子核の10倍の超高密度 理研など新現象発見 (共同通信)
声の使用料訴訟>声優側が2審も勝訴 東京高裁 (毎日新聞社)
五輪=野球、日本がカナダ下し銅メダル (ロイター)

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某育児用品店へ行き、ケロの歯ブラシを買った。そろそろお誕生日だし、歯も上4本下2本出てきているから、歯磨きを教えようかと思い。親や周囲からミュータンス菌が移らなければ虫歯にならないそうだけど、努力はしても結果が出るまで時間がかかるので油断できない。

またキッズコーナーに放牧してみたが、年上の子が遊んでいるおもちゃが気になって寄っていく。譲ってもらっても、ケロは遊び方が分からなくてまた年上の子に寄って行って・・・を繰り返す。「お構いなく」と言ってみたけど、申し訳ない。
私は下だったのでケロの気持ちもよく分かるが、年上の子にしてみたらたまらんだろうな。

この間行った会員制のお店でケロのボールを100個追加購入。今日は混んでなくてゆっくり見られたけど、うーんと悩んでおままごとセットは買わないことにした。その時になったらフェルトで作ってあげます・・・できれば。
その他欲しくて買わなかったのは、クリスマス・アドベントの木のツリー(って変な書き方だが)に、1つづつ木のオーナメントを飾っていく奴。もうちょっと小さいと良かったんだけどね。あと12個の紙箱が入れ子になっていて全部違う柄がついてるのも欲しかったけど、ケロが破壊しそうなのであきらめた。入れ子の箱を見ると佐藤さとるの短編を思い出すね。

代わりに、フリースのブランケット2枚とトナカイのぬいぐるみのセット、カフェインレスのインスタントコーヒー(家で見たら300g近く入っていて私はいつまでカフェインレスを飲むのかと笑った)、パウンドケーキ3本セット(不意の来客にお茶菓子を用意)。他にも日用品たくさん売ってたけど、やっぱり私にとって梱包が多いのはメリットではなくデメリットになるわ。

夜はブックオフへ行き、指輪物語の文庫1巻目が平積みで100円だったので買ってみた。みんな1巻目を試しに買って挫折したのね・・・。そのうち全巻揃えるかも。
ブックオフへ行った目的はしばらく家人に「『南くんの恋人』はちっともいい話じゃない」という話をして「確か最後は猫がくわえてっちゃって終わりだよ」(←嘘でした!)と話したら「そんな終わり方があるのかと心に傷が残った」とか言うので、きっとブックオフにあるからと探しに行ったもの。これも100円だったので終わりだけ読んでみたら、私の勘違いで終わり方は違ったけどやっぱりいい話じゃなかった。家人のために購入。

家人が買ったDVD「バード・オン・ワイア」観賞。ステレオタイプに役立たずの美女に、分かってやってるんだろうけど苛々。

夜家人を迎えにいく時、一方通行の入り口にあるコンビニへ寄った。二車線道路方面への出口をふさぐ形で車を止めた人のせいで出られなくなったので(言い訳にならないけど)「ええいっ」と一方通行をほんの5mばかり逆走して出た。家人に「着いた」と電話をすると「**の前の道は一通だよ」と笑いながら言われて「何で知ってるの!?」と驚愕。その時目の前に「天網恢恢」の文字が光ったよ。

サトクリフは「落日の剣」上巻読了。



2004年08月24日(火) CIA解体は困難と示唆 情報機関改革で米大統領

運転中携帯に11月から罰金 飲酒検知拒否も (共同通信)
ネバールの首都封鎖、市民生活に影響
五輪=女子レスリング55キロ、吉田が金メダル
五輪=女子レスリング48キロ、姉の伊調千春は銀メダル
五輪=女子レスリング63キロ、妹の伊調馨が金メダル
五輪=女子レスリング72キロ、浜口が悔しい銅メダル
五輪=体操男子平行棒、冨田が銀
五輪=体操男子鉄棒、米田が銅 (ロイター)
巻き貝>貝の巻き方、関与の物質解明 東大チーム (毎日新聞社)

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引き続きサトクリフ読書。

ケロはボール投げができるようになった。ボールプールのボールを投げてくれる・・・拾うの大変。

ローズマリー・サトクリフ「ともしびをかかげて(2004-102)
岩波書店(2000年)?再版の年かも

ローマ軍がブリタニアから撤退したところからの物語。アクイラ家の子孫のアクイラ(父の名はフラビアン)がブリテンとローマの間で辛い選択をし、そこからたどる数奇な運命、とでも言おうか。緑のイルカの指輪がまた折々に登場する。彼が一番辛い運命を辿って、しかも友達いないし。彼はこの後「落日の剣」にも登場。

ローズマリー・サトクリフ「辺境のオオカミ(2004-103)
岩波書店(2002年1月)

時代はちょっと戻って、ヘイドリアンズ・ウォールの向こう側で活躍する「辺境のオオカミ」と呼ばれる地方部隊の二百人隊長として赴任したアクイラ家の子孫アレクシウスが、部下の心を掴み、周辺の部族とも親しんだところで起った事件によりある決断を下す話。
ここに出てくるルシウスは「山羊座の腕輪」の「ブリタニアのルシウス」の一人であり、そうだとすればアクイラ家の傍系の筈なので本人達は知らないだろうけど遠い親戚の筈だ。

著者によるあとがきによると、サトクリフは西部劇が好きだったとか(さもありなん)。とある西部劇の中の一エピソードに「もったいない。このエピソードひとつで本が一冊書けるのに。」と思って自分で書いたらしい(笑)

ここまで読んで、また「山羊座の腕輪」と「シールド・リング」を読み返したくなった。時代順に並べた読み方ガイド、誰か作ってくれないかな。

今まで読んだところでは(と書いている今日は実は29日)
後日加筆した

アクイラ直系 フラビウス(フラビアン) アクイラ
第九軍団のワシ->銀の枝->辺境のオオカミ->ともしびをかかげて->落日の剣->ケルトとローマの息子->夜明けの風->剣の歌->シールド・リング

アクイラ傍系 ジャステヌス(ジャスティン/ジェスティン) ルシウス
第九軍団のワシ(多分)->山羊座の腕輪->(銀の枝->辺境のオオカミは山羊座の腕輪の300年の間に含まれる)->ヴァイキングの誓い(多分)

最初は「山羊座の腕輪」の銀の腕輪が、第九・・・でもらった金の腕輪と同じものかと勘違いしていたけどブリタニアのルシウスの初代がヘイドリアンズ・ウォールの向こうのピクト人の反乱の際の功績でもらったものなので別だった。が、「銀の枝」の最初の方で「二つの家系は何度も姻戚関係にある」と言っていたのでアクイラの子孫と思ってもいいと思う。

サトクリフも楽しんで書いたんだろうな。今は執筆順に読んでるけど、また年代順に読み返しても楽しいよな、きっと。



2004年08月23日(月) チンギスハンは読み書きができたという新説

五輪=男子あん馬、鹿島が銅メダル
五輪=ソフトボール、日本はオーストラリアに敗れ銅メダル
五輪=女子マラソンで野口が金、他の日本勢も健闘
五輪=陸上男子ハンマー投げ、室伏が銀メダル(ロイター)
落下物、空中で回収 NASAの宇宙サンプル捕獲計画(asahi.com)
関東中心に肌寒い処暑 最低気温9月下旬並みも
古都の風情ピンチ 京町家、7年で13%減
関東大震災型、切迫せず=今後30年、地震調査委予測 (共同通信)
早食い>肥満の元 遅く食べる人より平均5キロ以上重く (毎日新聞社)

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家人とケロとドライブに。水量が減った川底の橋を渡って不思議な気分になった。

泣きそうなケロをあやすのに家人が目の前で「あはははは」と笑ってみせたら「へへへへっ」とケロも笑い出した。赤ちゃんは世話をする人の表情を真似するというが、これもその一環なのか、楽しい気分になるのかは不明。

「アンの娘リラ」まで読んでアン・ブックスコンプリート。これでサトクリフにかかれる、と「第九軍団のワシ」「銀の枝」と一気読み。子供の頃にサトクリフのその辺のどれかを読んだと思うんだけど、見事に記憶にない。手に取って読んでなかったのかも。

ローズマリー・サトクリフ「第九軍団のワシ(2004-100)
岩波書店(1972年)

「サトクリフのローマ・ブリテンもの」と言われるシリーズの第一作目。エトルリア出身の百人隊長マーカス・フラビウス・アクイラが、第九軍団のワシを探しに行く話。ここに出てくるイルカのエメラルドの指輪は、この後のシリーズやシリーズ外の作品でも顔を出し、ローマ人による植民地化から続く数々の異民族侵入の中で生きながらえていくアクイラの子孫に伝えられていく、読者の「おたのしみ」。
狼の子を飼う話が楽しい。洞窟の中の話はどきどきする。

ローズマリー・サトクリフ「銀の枝(2004-101)
岩波書店(1994年)

アクイラの子孫の話その2。ローマ軍司令官のカロウシウスが皇帝の名乗りを上げて内乱やら裏切りやらが起きる中で、フラビウスと従兄弟のジャスティン・ルシウス(彼はもう一人のブリタニアのルシウスであり、またアクイラの子孫であるのだな)が活躍。



2004年08月22日(日) ムンクの「叫び」強奪 オスロの美術館

(共同通信)
「北島商店」のメンチカツ 上野松坂屋でも販売 (毎日新聞社)
五輪=日本初の銀メダル、自転車のチームスプリント
五輪=関・轟組が銅メダル、ヨット男子470級
五輪=競泳男子400mメドレーリレー、日本が銅メダル (ロイター)

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身内来訪。夜送る都合があるので「手ブラでいいから支度できたらすぐ来い」と言ってあったが、ようやく11時過ぎに「今から出る」の連絡あり。
ああそういえば、子供の頃によく「新幹線乗り遅れちゃう」と不安で私だけ泣いた記憶があるよ。
待ってる間と夜で「炉辺荘のアン」「虹の谷のアン」読了。

外で待ち合わせをし「家まで歩いて5分か10分のところ」と説明していたのが「車で5分か10分」だと思い込まれていたらしく、ブーイング。5分か10分も歩けないのはやばいんじゃないでしょうか。(注;でもデパートのウィンドウショッピングとかは平気らしい)
通りすがりに茶色のガーゼの七分袖シャツを買った。手持ちの服を着つぶして減らそうと思っているのもあり、最近全く服を買っていなかったので、ちょっと嬉しい。着心地もいい。

ケロがいつ歩き出すかと話題にしたら「(ぴ姉)と(ぴ)は誕生日に歩いた」という話。「誕生日頃にはもう歩いてたってこと?」「ううん。丁度誕生日『に』歩いたのよ。」「・・・何かしたの?」「そんなことできないわよぉ。」何か悪辣な手を使ったのかと思ったが。
・・・ケロが誕生日に歩くんじゃないかとどきどきしてきた。(多分ない。)



2004年08月21日(土) 金メダルラッシュで「魚が足りない」 須磨海浜水族園

ファイル交換、ソフト提供会社に責任なし 米高裁判断
遺伝子に「持久型」 陸上選手の素質見分けるカギ?
ブラックバス、卵段階での大量駆除成功 宮城伊豆沼など
特効薬タミフル、1千万人分備蓄へ インフルエンザ対策(asahi.com)

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図書館へリクエストしていた本を取りに。ケロが寝られなくてぐずぐず言ってたのと、過ごしやすい気温だったので、久しぶりに日が高いうちに外出した。帰りに色々用事しようと思っていたのに、つい普段行く時間だと閉まっている児童書コーナーのサトクリフを全部借りてしまい、一般書コーナーのと合わせて15冊(ケロの貸出カード作っておいて良かった)。カウンターのお姉さんに「サトクリフがお好きなんですか?」と聞かれてしまった。
しかしハードカバー15冊+α(他のも借りた)ベビーカーに載せても重〜い。

さらに豆乳とか野菜とか買って、米も切れていたのだけど5kgもって帰る根性がなくて2kg。図書館の本より5kgの米だろう、と自分でツッコミを入れつつ。ああすてきな奥さんへの道は険しい。

100円ショップに、ずっと買おうか作ろうか(布で)と考えていたコップ重ねがあったのでつい買ってしまった。家人に電話で「ごめんね。コンビのを買おうとしてた時に『なるべくプラスチックのおもちゃは買いたくないんだよね』なんて言って止めたくせに100円だったので買ってしまいました。」と謝った。
いや、この間家人が友人宅にケロ連れで遊びに行って「(ケロちゃん)あんまりおもちゃ持ってないでしょ。目が輝いてる。」と言われたというのが心に残って。
帰宅後ケロはとても嬉しそうにコップ重ねで遊んでいたが(まだ重ねるのは無理だけど)やっぱり初めてもおもちゃは楽しいんだと思うのよね。(だから友達の家のおもちゃは新鮮で楽しいんだと思うな。)だからって次から次へと買い与えてもキリないしねぇ。
しかし100円のコップ重ねはプラスチックのバリが残っていたのでやすりで磨いてから渡したが、この辺が100円の所以かと。

夜、家人を送ってくれた身内にせっかくなので寄ってもらい、ケロが起きたところで皆で食事に外出。ケロを膝に抱いて「最近色々できるようになったんですよ。ばいばいとか」と話していたらケロが手を振りだした。背後からの『ばいばい』という単語に反応して手を振る様子を見て「ちゃんと聞いてるんだー」と感動。
昼間も「どうぞ」らしきイントネーションの宇宙語で物を手渡してもくれたので、日々人間に近づいてきているらしい。

帰宅後、「家にお茶菓子が何にもなくてどうしようかと思ってかき氷でも作ろうかと思ったわ」と言ったら止められた。(実際に出したのもキャラメルだけど・・・。)

ということで、お近くへお越しの皆様はお茶菓子持参でお願いします(嘘)



2004年08月20日(金) 新しい物理現象存在か 日米で「標準理論」超える現象

漢方薬原料の生薬から残留農薬 厚労省、半数サンプルで
はしかの予防接種2回に 免疫効果薄れ、風疹と混合で
五輪=阿武が悲願の金、柔道女子78キロ級
五輪=アーチェリー個人、山本が銀メダル (ロイター)
ワンコ、ニャンコのシワとりは必要か
今年は8月24日開催!奇祭「なめくじ祭り」(Excite)

* * *

エアコンを入れてあったのに夜中、ケロが汗だくでくっついてきた。ケロのシーツだけ夜中に代えてあげたが、家人も私も首の上に乗られた。自分より体温の低いものにくっつきたいのか、動物の仔と同じくくっつきあう習性があるのか、背中が暑いから隙間を開けたかったのか。

昨日のB家訪問の話を家人にしたら「もっとおもちゃ買ってあげた方が発達にいいのかな。」と悩んでいたので「買わなくても色んなものおもちゃにするけどね。Bさんは昔からお嬢だからちゃんとしたものを持ってるんだよ。」と説明。
「うちみたいにその辺で売ってたプールにその辺で買ってきたボール入れてボールプールとかしないで、『ボールプール』って売ってるものを買うんだよ。」と言うと納得していた。Hちゃんの方が育ちがいいお嬢さんになるとは思うが、きっとケロはあるものを使いまわすのが上手になるだろう(いや、親に買ってもらえなくて物欲の塊になるかもしれないが)。

溜めた日記をまとめて更新。でも読書メモとかテキトウなので加筆しないとな。

マンションの共有部分点検の人が突然いらした。確かに「いつでもいい」とは書いておいたが、たまたま昨夜の大風でベランダの柵につけたすだれが壊れてしまった(山椒の木を道連れに)のを朝外したのとか、ごみ袋とか散らかしていたので、デジカメで写真撮られて恥ずかしかった。

ケロのためにボールを追加で買いに行こうとか、図書館にリクエストした本を取りに行こうとか思っていたけど、中止。来週は涼しくなるらしいから、何も今日でかけなくてもいいやとへたれ。今日は「アンの幸福」と「アンの夢の家」読書。ちなみに五輪のニュースは朝見るだけで、家にいるのに全然見てない。読みかけの本に近代オリンピックについての話が出てきて何てナイスなタイミング、とは思ったけど。

サマージャンボ、20枚買って3,600円バック。ちょびラッキー。

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しばらく前からぜひ書こうと思っていたもの。ラム ドライブ
もちろん駄ジャレだと思うんだけど、それについては触れていない。人気商品らしい。



2004年08月19日(木) クマが缶ビール36本がぶ飲み、米リゾート施設で泥酔

五輪=柔道男子90キロ級、初出場の泉は銀
五輪=柔道女子70キロ級、上野が金メダル
五輪=競泳女子200mバタフライ、中西が銅メダル
五輪=北島が2冠、男子200m平で金 (ロイター)
ヤンバルクイナ近縁の新種、フィリピンで発見
ドン・キホーテ、全店舗で医薬品24時間販売へ(asahi.com)
NY原油、一時47・35ドル=史上初の大台 (共同通信)

* * *

朝、用事があってBちゃん家の近所へ出かけたので電話してみた。留守電だったので「近くまで来たので電話してみました」とメッセージを入れて、別の目的地へ向かったところ折り返し電話があったのでUターン。

ケロ連れだし朝だしで、コンビニに寄ってムースなどを手土産に買い込んだ。この間身内宅へ行くのに使った手で味をしめた。手ぶらで行くのは心苦しいし、コンビニスイーツでも甘いものがあると何となく和むでしょ。ジャンクフードでカロリー取りたくないわって人には向かないけど、知らないケーキ屋さんで冒険するよりはそこそこ美味いし。

Hちゃんはまたすくすくと大きくなっていて、4ヶ月違いのケロより手も大きい、身長体重も同じ位。でもまだ寝返り片道しかできないそうで、丸いプレイマットの真ん中に嵌ってにこにこ。ケロはやはり人のおもちゃが楽しいのか、Hちゃんのドリオや赤すぐに出てたマット、ビョルンのベビーシッター1-2-3、コンビの光るメロディジムなど順番に巡って遊ばせてもらっていた。

しかしまだ社会性がないので、Hちゃんの持ってるおもちゃまで取り上げるのには閉口。仕方ないので後ろをついて回ってケロに別のおもちゃをあてがったりHちゃんに別のおもちゃをあてがったり。
先日キッズコーナーで大きい子に邪魔にされた時にはケロが可哀想で憤ったけど、子供社会の力関係ははっきりしてるわねぇ・・・。Hちゃんごめん。

洗濯したら緑のTシャツにやられて色んなものにシミがついてしまった。全部捨てようかと思ったけど量が多すぎるので漂白してみようかな。



2004年08月18日(水) 「打ち水大作戦」がスタート

(時事通信社)
指紋と顔写真を全旅行者に義務化 米政府、9月末から
北朝鮮、脱北者に呼びかけ 「罪問わない。帰ってこい」(asahi.com)
希少種の「奇想天外」盗難 京都府立植物園で2株(共同通信)
探検隊、ペルーのジャングルで1300年前の城砦都市を発見
五輪=競泳男子200mバタ、山本が日本新で銀・フェルプス金
五輪=谷本、オール一本勝ちで金 (ロイター)

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ケロがそばにいないとすぐ起きて泣くので、ソファで寝たケロの隣で赤毛のアンシリーズを何冊か読んだ。楽しいばかりじゃない話を読むと時々筋も場所によってはセンテンスも覚えている話が読みたくなる。ちまちまケロの小間物を作ったりするのも私が家庭小説が好きだからだ。

夜、念願のステーキ。でもまた念願の店じゃない店なんだな。美味しかったは美味しかったが、付け合せのジャケットポテトの方が美味しかった。



2004年08月17日(火) 探査機カッシーニ、土星に新衛星2個発見

ブルガリアの妊婦が入国、新生児売る 欧州で相次ぎ摘発
時差ボケ、食べて解消 体内時計整える
飲める薬、妊婦に情報 厚労省がセンター新設の方針
学童保育の施設基準設置、45自治体のみ 全国の2%(asahi.com)
五輪=体操ニッポン復活、男子団体で金
五輪=競泳男子100m背泳ぎ、森田が銅メダル (ロイター)

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朝仕事の夢。

家人の仕事が始まり、ケロは午後いっぱい寝た。興奮して疲れてたのかしらね。

ローズマリー・サトクリフ「山羊座の腕輪 ブリタニアのルシウスの物語(2004-099)
原書房(2003年4月)

ある家系に代々引き継がれる銀の腕輪をバトンに、ローマ人がブリタニアにやってきて、潮が引く時のように色々なものを残して去っていく様子を描いた連作。(訳文にさえ文句を言わなければ)面白かった。

イギリスには過去に何度も異民族が攻めてきて、先住民と同化していったという事は知っていたけど、サトクリフの作品を読むと本当に色々なヴァリエーションがある。日本はあんまりこういう歴史が残ってないけど、そんな事がなかったとは思えない。
日本の過去の現実にあった話を読むのと平行して同じ島国のイギリスの過去のフィクションを読んでいたので(と言ってもサトクリフの話には近代は出てこないので大英帝国の話じゃないけど)どっちを読んでも辛かった。(ので「赤毛のアン」シリーズに逃げちゃったんだけど。)

ヘイドリアンズ・ウォールの廃墟に行った時の事を思い出しながら読んだ。こういう過去の話を読むと、たくさんの場所が森だった頃を想像する。

まとまらないのでおしまい。



2004年08月16日(月) 全米興行収入、「エイリアンVSプレデター」が初登場1位

五輪=柔道、内柴が金メダル・横沢は銀
五輪=北島、男子100m平泳ぎで金メダル (ロイター)
「刺客RNA」でがん遺伝子を抑制 産総研・東大(asahi.com)
アジア欧州から7万人撤退=米大統領が方針表明 (共同通信)

* * *

朝9時を過ぎたところで某信託銀行に電話。住所変更届を送ってきたのはどういうわけかとネチネチと。この件は誰かの入力ミスが原因とにらんでいるのだが、某信託銀行と某証券会社で何度かたらい回しにあっているので、担当者に恨みはないがこちらのやるべき事はやった筈と主張。一応送り返すことにはなったがそろそろ決着ついて欲しいぞ。

会員制ディスカウントストアの1ヶ月フリーパスをもらっていたので、家人とケロと出かけてきた。すごい混雑(カートに土足の子供を載せた人達の)にひるんだが、一応一回り。こざるのジョージやピーターラビットの箱入り絵本が安くて魅力的だったが、英語・・・。強烈な色合いのアメリカ製おままごとセットのケーキ・アイスなど欲しくて身悶えしたが、子供に与えたいおもちゃではないんだよな。他にも「アメリカの子供はいいなぁ」と思うようなおもちゃが色々あったがケロの月齢には合わないので、しばらく前からどうしようかと思っていたボール100個だけ購入。その他普段使う商品をほんの数種買った筈が会計は6千円台。箱売りの店だからね。

* * *

ちょっと休んでジュースでも、と思ったが、あまりの混雑に欲がうずまいて当てられそうで避難。近所のいつも空いてる某所に行き、クリームソーダ飲んで一息ついた。

ケロをキッズコーナーで遊ばせたが、年上の女の子2人が激しく遊んでいて、大きな発泡素材の積み木を高く積んでいた。赤ちゃんいるのに危ないな、と思っていたら案の定崩れて別のはいはい赤ちゃん脳天直撃。あわてて保護者が走ってきて赤ちゃんを抱き上げ、その子のお兄ちゃんらしき、まだ言葉が宇宙語の男の子がやってきて女の子達に「うちの赤ちゃんをいじめるな」のようなことを(宇宙語で)言っていて「お兄ちゃん格好いいっ!」と惚れた。
しかし年上の女の子2人(命名"意地悪姉妹")は誤りもせず、その子たちの保護者も謝りもせず。うーん。

ケロはその後すべり台に興味を持ち移動したので補助してあげてたが、意地悪姉妹がやってきてまた邪魔にされた。でも私はおばちゃんなので(←こういう時だけ)「ごめんね、ちょっと待ってね」とケロを並ばせておいた。じゃないと突き飛ばされそうな勢い。
で、危ないのでまた積み木に戻ってケロ遊ばせてたら意地悪姉妹の妹の方が「お姉ちゃん、ベッドが崩れちゃった」とケロが遊んでた積み木を取り上げ・・・貴方達、絵に描いたような意地悪姉妹ね。

子供社会では、体力差でヒエラルキーができるんだね。子供にしてみれば、小さい子は動きが鈍くて邪魔なだけだって分かるんだけど。厳しいわね。
オトナとしては家にケロ用に一大プレイランド作ってあげたくなったよ。過保護。

* * *

帰宅後ケロはボールに大興奮。おかげで夜泣きした。

ローズマリー・サトクリフ「三つの冠の物語 ヒース、樫、オリーブ(2004-097)
原書房(2003年6月)

ローズマリー・サトクリフ「シールド・リング ヴァイキングの心の砦(2004-098)
原書房(2003年12月)

文章がどうも・・・と思ってたらトールキンやモンゴメリの翻訳で悪名高い山本史郎氏の訳だった。この人は有名な英文学者なのかもしれないけれど、日本語
に問題がありすぎるよ。文体の統一がなってなくて気持ち悪い。

三つの冠の方は中篇3篇。オリーブの冠はオリンピックに参加するギリシャ人のお話でタイムリー。ヒースの話が一番好きだ。

シールド・リングの方はノルマン人侵攻時、ドゥームズデイブック(ってノルマン人の土地台帳だったのね!/そろそろコニー・ウィリスの奴も読んでみようか)に何故か湖水地方が抜けていて、そこには実はヴァイキングの子孫がいた、という史実を題材にした話。
面白かったけど拷問はやっぱり痛いわねえ。私ならすぐ喋っちゃうと思うけど、どうかな。<日本人>の境界に出てくる虐殺の話とか、シルマリルのモルゴスの拷問とか、最近痛い話ばかりを読むので色々考えてしまうのよ。何かの為に命を賭けるだけの強さがありますように、でもそんな目に遭いませんように、と祈ってしまう。



2004年08月15日(日) 列島、暑さ和らぐ 都心の連続真夏日40日で途切れる

五輪=競泳男子400m自由形、ソープが連覇 (ロイター)
 #ずっと現役でえらいなぁ。
五輪=野村が3連覇、五輪柔道初の快挙 (ロイター)
五輪=谷が五輪連覇、日本女子柔道で初の偉業 (ロイター)
 #みんなえらいなぁ。
地球温暖化で高度低下か エベレスト、30年で1m強 (共同通信)

* * *

朝9時、外で鍵を開ける音がしたと思ったら家人が帰宅。雨に降られて「家の中あったかい」といいながら入ってきた。玄関先にバスマットとゴミ袋を引いて出迎え。ケロも忘れてなかった。

終戦記念日に合わせたわけじゃないけれど、「〈日本人〉の境界」読了。

夜、ドライブインシアターに「海猿」を観に行った。一度行ってみたかったドライブインシアター。日曜日の夜だったせいかいつもなのか映画のせいか3組しか来てなくて、つぶれないか心配になってしまった。

で、見終わって一言。「なんてゆるい映画なんだっ!」

近頃死について考えていたのもあり、こんな映画が作れる日本って何て平和なんでしょう、と脱力。加藤"505"あいはファッション雑誌の編集の役のせいか妙な格好が多かった。
ケロは後部座席で寝ていた。

小熊英二「<日本人>の境界―沖縄・アイヌ・台湾・朝鮮植民地支配から復帰運動まで(2004-096)
新曜社(1998年7月)

一回借りて長くて読みきれなかった本。ずいぶん久しぶりに再挑戦。知らないことがたくさん書いてあって、楽しい本ではないがとても面白い本だった。過去に<日本人>として行った事を恥ずかしく思うと共に、アメリカによる沖縄支配に憤るのは、自分と沖縄を<日本>と思っているからだろうと思ったり、でもやってる事は一緒なんだよね等、自分の無意識を意識したり、琉球語は本当に日本語と同根なのかとか、知りたい事が増えたり。

政治や戦争や利権や色々で、都合のいいように決められた<日本人>の範囲についての本。官は日本人を資産とみなし、民は日本人を権利とみなす。またまた知らない事実がたくさんあって勉強になった。知るにつれ世の中は複雑怪奇になっていく。自分の楽観が他人を傷つけてきたんじゃないかと思ったり。また森を森として見られることがあるんだろうか。知れば知るほど口が重くなっていく。

そして、今までに見てきた差別をする大人を嫌だなとずっと思ってきたけれど、それらの人が私達と同じ教育を受けてきた訳ではなく、彼ら個人の罪としきれない事情が過去にあったことも少し理解。この連鎖は止められるんだろうか。



2004年08月14日(土) 千葉の人工浜でコアジサシ営巣 市が「保護区」手作り

ローマ法王が仏「奇跡の地」ルールド訪問
ご当地方言で観光案内も 富士通が新音声合成技術
代理出産の母子関係認めず 神戸家裁(asahi.com)

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ひたすら読書。台湾が第二次大戦でアメリカ軍の爆撃を受けていたの、知らなかった。

合間に「シルマリルの物語」のフィンロド・フェラグントのことを考える。捕らえられて、仲間を一人づつ狼に殺され、最後にベレンが引き出されるとき手足と歯で狼を殺す・・・というところで、どんな気持ちだったのかなーとぼんやりと。命がけでベレンを助けるまでに自分の部下が一人づつ殺されるのをどんな気持ちで見てたのかなーとか、でもエルフだからマンドスの館で休むとそのうち甦るしなーとか。エルフの同族殺しはマンドスの館で出会ったらどうするんだろうとか、死ななければずーっと生きられるのにモルゴスやサウロンと戦って死ぬ気になるのは偉いなーとか。要は中つ国の余韻にひたっているわけだけど。

家人は室戸岬に着いた模様。「何もない。」そうだ。



2004年08月13日(金) 東京の真夏日39日、記録更新

不老への期待膨らむ? 長寿を後押しするたんぱく質発見
追加人名用漢字最終案は488字 当初案から88字削る
吉か凶か、双頭の大賀ハスが開花 水戸・偕楽園(asahi.com)

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エアコンを入れて部屋にこもり、夕方から散歩をかねて図書館へ。途中で「光化学スモッグ注意報が解除されました」の放送。お盆だっていうのに光化学スモッグが出るのね。

図書館ではケロが帽子をひっぱっていたので「ぼうし、じゃまー?」とカウンターの女性に笑われていた。いつも脱いじゃうのでゴムをつけたんだけど、あきらめないケロは家を出てから帰るまでずーっとひっぱっていた。それでも一応役目は果たしているか。
リクエストしてた固い本とサトクリフなど借りてさっさと退散。

カルピスシューというシュークリームを買ってみた。カルピス生クリームとカルピスカスタードクリームのダブルクリームらしい。

私の愛するカルピスソーダは案の定セブンイレブンからも早々に姿を消しているけれど(オリジナルデザインのアルミ缶に入れてもPOSレジで売上が悪ければすぐ引っ込むらしい)、帰り道に手に持って歩いている人を見かけて「どこで売っているんだろう」と追いかけて聞いてみたくなった。(私も1箇所自販機は押さえてあるんだけど。)



2004年08月12日(木) 全国で「打ち水大作戦」 気温2度下げるのが目標

恐竜は1日最大2キロ以上成長 ティラノサウルスで実証
米トイザラス、国際部門売却へ 業績悪化で大リストラ
真夏日連続38日 東京都心で新記録 熊本では46日(asahi.com)

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変な夢を見た。
首都高で靴を片方落とした人がいて、環状線回ってきて探しに戻ったら色んな靴が落ちてるが落とした靴がみつからず、靴だと思ったら大きなネズミがいたりする。
どこか(多分渋谷?)のオープンカフェで知人1人、初対面の人2人と4人でお茶飲みつつ本の話をする。一人が持っていたメモに暗号が書いてあったためにどこかの組織に追われ、私はヘタレにも「逃げ切る自信がないからここで失礼します。ごめんね。」と言って地下鉄にのる。知人も一緒に電車に乗り、近況の話などする。

* * *

昨日作った翡翠煮を朝ごはんに。一人で鍋一杯食べずに済んだわ。でも昨日作った「じゃことわかめの混ぜご飯」は、家人が以前具合悪くなってから嫌いな食べ合わせらしいので(だから一人だと思って作ったのに)私一人で食べた。

家人が身内の土産の木笛をケロに吹いてみせるが、ケロは口の大きさと肺活量が足りないようで鳴らせない。「ケロの笛買いに行こうか」と外出。

途中でケロの可愛いプリクラを撮ったり(久しぶりでシステムが難しくて試行錯誤)本屋に寄ったりコーヒー飲んだりしつつ「ことり笛」を買い、さっそく開封してケロに渡してみた。が、中々鳴らせない。というか鳴らすものだという認識を持たせるまでが大変で、違うところをくわえたりするのをみてもどかしい思いをする。
鳴らしてみせたり、偶然鳴ったのを「そうそう」とおだてたりしているうちに、スイッチが入って急に鳴らせるようになった。吹いても吸っても鳴る笛なので、そうなるとずーっと鳴らしっぱなし。親は微笑ましく見てるけど許せるのは三親等までだろうな。

と、楽しく遊び、家人はようやく支度してツーリングに出発。玄関で家人を見送りドアを閉めるとケロ号泣。普段いつも一緒にいる訳ではないので、別の部屋にいても探しに行きはしないんだけど、目の前でドアが閉まって置いていかれるのは駄目らしい。
なだめて寝かせたが、家人が戻ってきたら忘れてたりして・・・。



2004年08月11日(水) 都心の真夏日、連続37日間 95年の最長記録に並ぶ

ペルセウス座流星群、12日が出現ピーク(asahi.com)
かるたで覚えよう世界遺産−奈良市が幼・保育園に配布(奈良新聞)
オカラは岡田でなく自分 当落決めた1票で申し立て
 #ありえない。
やせた男性、がんに注意 厚労省研究班調査で判明(共同通信)
 #BMI19-20.9の人は14%、14-18.9の人は29%発生率が高かったそう。
トンボ少年、危惧種58種を確認 深泥池 成果、特集号で紹介(京都新聞)

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ケロは昨日楽しかったのか夜何度も起きた。おかげで眠い1日だった。ついでに背中ひねった。

ケロも眠いのか、二人で寝たり起きたりの1日。しかしサイクルがずれてて、うっかり寝入った後でケロが起き出してベビーシートの保証書破ってたり(これは私が悪い)、さあ買物にでもと思ったらケロが寝てたり。

欲しかった本、某熱帯雨林本屋から「まだ手に入らないけどキャンセルする?」とメール。正直「無理だよなあ」と思ってたのでキャンセルした。

3日に注文して音沙汰ないので5日に確認して処理してもらい、6日に入金した別の商品の「入金確認」「発送連絡」がまだ来ない。もうしばらく待つべきか。忘れられてる予感がするし、たいていこういう予感は当たるものなので、早めに手を打った方がいい気もするんだけど、もうちょっと待ってみよう。

なんだか書いてみると消極的な1日だな。

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夜、冬瓜を何とかしないとと思い鍋一杯に冬瓜の翡翠煮を作った。あれ、家人は今日から出かけると言っていたような・・・全部私が食べるのか?



2004年08月10日(火) ドナルドダック、2257番目の名声の歩道入り

高松塚壁画の劣化、文化庁が手落ち認める
アテネに足湯カフェ 日本4カ所とギリシャの湯、交代で
ETC利用促進策で車載器購入補助など実施へ 国交省
女性を振り落とそうと車を蛇行運転、容疑で逮捕 神奈川
水上町の温泉でも4軒が水道水などを使用(asahi.com)

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明け方何度かケロに起こされて朝眠そうにしていたら、家人@休日が「ケロと出かけてくるから寝てなよ」とケロを連れて外出した。

となると寝ているわけにはいかない。

着替えて色々と悪いことをしてきた。
しばらく前から食べたかった「鉄板あつあつのステーキ」は行きたかった店じゃない店に行ってしまったので不完全燃焼。そして前の席の家族連れの1歳位のお嬢さんにじーっと見られて、ついいないいないばーをして遊んでしまった。ふふふ。私に0歳児がいるようには見えまい。

しかし携帯電話を家に置いてきてしまったので早めに帰宅、裁縫。
ずいぶん前から懸案だった(型紙印刷だけしてあった)チューリップハットを作った。白もいいけどもう1ヶ月位したら寒々しく見えるからダンガリーの生地で作った。ケロとお揃いにしようと思ってたけど、ケロは今帽子をたくさん持っているのでお揃いは来年にしよう。(ケロはまたサイズ変わるし。)代わりにケロの帽子にゴムをつけた。
それから首がほつれていた肌着を直して、短肌着とコンビ肌着の紐を切って前立てを縫いとめてコンビ肌着は裾も切って上げた。これにズボン作ってパジャマにしようと思ってたけどケロと家人が帰宅。残念また今度ね。

ケロは家人友人の坊ちゃんに遊んでもらって(「何して遊んだの?」「おもちゃ投げて・・・男の子は激しいな。」)、ばいばーいとしてもらって手を振り返したそうだ。
帰宅後、家人が自分の用事で出かけようと玄関を出ようとしたらケロが廊下で号泣。家人は困りながらもすげー嬉しそうだった。

ああ久しぶりにミシン踏んで楽しかったな。そのうちもっと出来るようになる筈だ。

そして去年買った育児雑誌をめくって、ケロの秋冬ワードローブ計画を立ててみた。

川上弘美「センセイの鞄(2004-095)
平凡社(2001年6月)

一時すごいことになってたので敬遠してたのだが、そろそろ借りられるだろうと思い出して読んでみた。
恋愛小説としてとか、酒飲み小説としてとか、色々な読み方はあると思う。が、39の女をお嬢さん呼ばわりするのは(70代のセンセイからみたらお嬢さん?それとも未婚であることがお嬢さん?)ジェンダー的にどうかと思う。(昨日同じクチでフェミフェミした小説が嫌だと言ってませんでしたかね>自分。)

一番心に響いたのは
「失敗した。大人は、人を困惑させる言葉を口にしてはいけない。次の朝に笑ってあいさつしあえなくなるような言葉を、平気で口に出してはいけない。」
というところ。常々そう思い努力しつつもたまにやってしまうことなので。胸が痛んだ。

あとは漢詩とか俳句とか口ずさめる恋人(いや友人でもいいんだけど)は素敵だなと思った。



2004年08月09日(月) 火星にも「砂丘」 探査車オポチュニティーが撮影

(asahi.com)
ソ連が日本の暗号解読 対米開戦の意図筒抜け
五輪前に野良犬一斉捕獲 かまれる記者の被害も
小惑星に「ヤタガラス」 群馬の天文家が命名、登録 (共同通信)

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今朝の夢は何本立てか。CYちゃんとどこかのホテルに泊まって延長コードについて話をしたり、Rさんの親戚になって昔着たウェディングドレスを見せてもらったり、親戚(ということになっているが弟がいたり実構成とは違う)で突然亡くなったお父さんのお通夜をしたりした。

ケロは最近ひとりで絵本をぱらぱらめくっている。ボードブック(噛んだりひっぱったりしても壊れない厚紙の本)より普通のページをぱらぱらぱら・・・と(パラパラマンガのように)早送りするのが楽しいみたい。そのうちSさん家のTくんのように「絵本には決まったストーリーがある」などということに気づく日がくるんだろうな。

読書読書ひたすら読書。ケロとマットレスで転がりながら読書。ケロとかくれんぼしながら読書。
トールキンに痺れた。
その勢いで「ゲド戦記外伝」にとりかかってしゅう〜っと空気が抜けてしまった。ル=グィン。またかよ。とふつふつと怒りを湧かせながら読書。

J.R.R.トールキン「指輪物語 追補編(2004-092)
評論社(1992年5月)

嘗め回すように読んだ。こんなに読みやすかったっけ?と、子供の頃にライティングビューローの下に潜って赤表紙本を読んだ昼下がりを思い出して眩暈。
アルウェンとアラゴルンのなれそめから最後まで読み返すとしみじみと。最初に読んだ頃は二人のロマンスは殆ど眼中になかったので「ふーん」で過ぎたけど。そして今はシルマリルも読んでるから余計にしみじみと。

映画LOTRの中にもちろりちろりと追補編に出てくる内容が含まれているので、またDVD見返したくなった。

J.R.R.トールキン「トールキン小品集(2004-093)
評論社(1975年3月)

農夫ジャイルズの冒険
中世ラテン語のロマンスを英訳したという体裁のふざけたストーリー。原語で読めると更に更に面白いようだ。ジャイルズの犬はガーム(ガルム)。

星をのんだ かじや
美しくスタンダードなフェアリーテールの作法にのっとったお話。

ニグルの木の葉
「親切心はニグルによけいな仕事を押しつけたが、それよりもしばしば、不愉快な思いをさせたのである。」
どちらかというとドイツ文学みたいな感じだけど、これも好きだ。

トム・ボンバディルの冒険
詩。赤表紙本の欄外や空白のページに走り書きしてある詩という設定。こっけいだったり、不気味だったり、綺麗だったり。

どれが一番好きって言えない位にどれも良かった。あーあ、全12巻の"The History of Middle-earth"翻訳されないかしら。読者って貪欲。

アーシュラ・K・ル・グィン「ゲド戦記外伝(2004-094)
岩波書店(2004年5月)

ゲド戦記ものでは、3部作以降で毎回怒ってるんだからやめりゃあいいのに、と思いつつ外伝が出てたので読んだ。また怒りふつふつ。
フェミフェミしてるのと情愛を持ち込むので「またかよ」。自分で書いた話が男性優位であったことや自然の営みとしての性愛を描かないことが正しくないと思われたんでしょうが、主張ばかりが目について教訓くさく啓蒙小説みたいで文学的評価は下がるのでは。っていうか私は気になってストーリーが楽しめなかった。

・カワウソ(ローク学院の設立と"手の女")
・ダークローズとダイヤモンド(恋愛小説。女性名が先なのは通例に対するアンチテーゼか。)
・地の骨(これはほんの少ししかフェミ臭がしなくてグスコーブドリみたいでいい)
・湿原で(これも割りといい)
・トンボ(「帰還」と「アースシーの風」の間の話)

トールキンとル・グィン比べちゃ可哀想だけど。中つ国とアースシーを比べてしまうと不満でいっぱい。(かけた時間も手間も違うと思うけどね。)ル・グィンの他の著作も啓蒙小説みたいではあっても素晴らしいものもあるのに。何故こうしちゃったの?英雄譚にスラングを持ち込むってゼラズニィを非難するル・グィンが何故アースシーにはフェミニズムを持ち込むのさ。

もっともル・グィンはトールキン大好きで、指輪物語を読みながらル・グィンが子供3人に読み聞かせした話とか、サムが「フロドの旦那」と言う言葉に「ホビット社会党を!」運動したくなる話(エッセイ集「夜の言葉」より)とか、「風の十二方位」の「名前の掟」に出てくるミスタ・アンダーヒルはフロドの踊る仔馬亭での偽名からとったのではとか、色々楽しく思い出してにやにやさせてもらったのも事実。あーあ。



2004年08月08日(日) 仏人の37%、バカンス楽しまず 政府が観光奨励策

石をまくとアサリが育つ 熊本県などで研究進む
今給黎さんが帆掛け船で日本縦断、3千キロを1年余かけ(asahi.com)

昨日のニュース
アトランティス大陸はアイルランド、地理学者が新説(ロイター)

* * *

朝から図書館へ。一見感じのいい親子3人連れがエレベーターが開くとすーっと降りていくのにちょっと違和感。
借りてた本を返し、届いていたリクエスト本を借りた。

スーパーに開店早々寄り、豆乳3本と豆腐1丁、すいか、かつお節、の夏メニューで買いもの。(青菜類は前日にもらってきたのが家にある。)

昨日もらった明太子、昨日の夜はフレッシュで最高に美味しかったけど、今朝、今日の昼と段々味が落ちていって、寂しい限り。頂点が高すぎるから急降下に感じるんだろうな。これがあるから宅配便が着くとすぐ「取りに来い」コールがあるわけだが。でも小声で頼む前に皆のスケジュール調整してから頼めばいいのにと言ってみたり。(パシリで使われた奴。)

また「シルマリルの物語」を読み返している。たったこれだけの本(ホビット、指輪、シルマリル、終わりなき物語も含めてみるか)に書いてあることしかないなんて。もっとたくさんのことが書いてある余韻がある。素晴らしいわね。

ケロは半分くらいはいはいになった。これでTシャツのお腹こすり洗いしなくても良くなるわねぇ。



2004年08月07日(土) クローン猫ビジネス、米でスタート…1匹550万円

(読売新聞)
脂肪にも“味覚”=動物実験で京大グループ(共同通信)
ハッブル望遠鏡の観測機器が一部故障 復旧のめど立たず
「妊娠中の飲酒危険」 仏、ワインに警告表示義務づけへ
NIESで進む少子化 ペース日本以上、対策急ぐ
米MSが修正ソフトを出荷 安全対策の目玉ようやく提供
「ひとめぼれ」に酒米混入 220haで作付け 秋田(asahi.com)


* * *

表題のニュースについて家人との会話。
家人「じゃあQQと永遠に一緒にいられるってこと?」
(ぴ)「それは一卵性双生児の片方が亡くなって『双子でよかった』って言うようなものなのでは?それに猫のクローン第一号C.C.は、見た目(柄と体形)も性格もオリジナルとは違ったらしかったよ。」
家人「じゃあ似たような猫連れてきて『クローンです』って言っても分かんないんじゃないの?」

そんな事はないだろうけど世の中に困っている猫は沢山いるので、面影のある他の猫を代わりに幸せにしてあげてもいいと思うよ。ってこれじゃ「ノラや」だな(涙)

(そういえばQが小さい頃に3日ほど旅行にでかけて帰ってきたら大きくなってて「違う猫と取り替えられた!」と噂されたこともあったわね。)

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今日こそ明太子を貰いに行って、その他にもいろいろ貰ってきた。ケロは「ちょうだい・どうぞ」の芸をして身内を喜ばせた。うう、仕込んでおいて良かったぜ。



2004年08月06日(金) 仙台七夕まつり開幕、商店街にくす玉や吹き流しの飾り

原子力宇宙船にNASA本腰 海軍の技術を応用
 #あれ宇宙では原子力禁止じゃなかったっけ&打上失敗時は?
ダイヤモンドが超伝導状態に 物材機構と早大発見(asahi.com)

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ケロと出かけようとお風呂に入れたら用事がなくなった(到来物を頂きに行く筈が届く日を間違えたとか)。買物だけ外出。

夜、家人を迎えに行こうと駐車場へ行くとまた花火してやがったよ。(大人が付き添ってなっ!)駐車場は花火をするところじゃありません。車だけじゃなく自転車だってバイクだってあるんだからシートに火の粉が飛んだら大迷惑だし、柵の向こうの会社は可燃物を扱ってるって知ってるでしょうに。誰かうちのじゃない乗物か何かに火をつけて警察に大目玉くらってください。神様おねがい。

久しぶりに懐かしいCDをみつけた(聴かないデッキに入っていた)ので、車で聴いた。しみじみ。



2004年08月05日(木) 始祖鳥はやっぱり飛べた 頭部化石分析で裏付け

「決定的瞬間」の写真家カルティエブレッソンさんが死去
ヤマメに精子つくらせニジマス誕生 東京海洋大が成功
海底メタン、新潟沖にも 日本海側初、東大教授らが採取
パンダの餌を食べ比べ 上野動物園食堂に新メニュー(asahi.com)

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朝は内容をよく覚えてないけどファンタジックな夢を見た。

昨日ケロにはいはいして見せた。手首が痛くなったしケロは座って笑ってるだけだし、とほほだと思ってたら、今日はいはいしていた。やった!自然に時期がきたのかもしれないけど、私にまんまとのせられたんだろうか。(はいはいは体にいいらしいのでできればやらせたかった。)
しかしまだ急ぐ時はずりばい。やっぱりフローリング生活は摩擦が小さいから、ずりばいで不自由してなかったんだろうなぁ。
はいはいできるようになったらQと同じ柄の服を作ってあげようと思っていたけど、そろそろ作らなくちゃいけないかしら。

エアコンつけずに頑張ってケロのおむつの腰にあせもができてしまったので、しばらくエアコン29度設定で生活をしていた。夜ごみ出しに外へ出たら外の方が涼しかったよ。しまった。

家人の後輩Kさんから、ケロにベビープーのぬいぐるみを頂戴した。ケロも気に入ったらしい。よかったよかった。(でも私は取扱表示を無視して洗濯機で洗うわよ。)

ノーラ・ロバーツ「アリゾナの赤い花(2004-090)
ハーレクイン(2001年11月)

「砂塵きらめく果て」「ハウスメイトの心得」の関連作ということでまた相互貸出で取り寄せてもらった。ちょっとだけ前の作品の登場人物も出てくる。
しかし3作読んでみると共通するパターンが「初対面の印象が悪く反発、しかし異性として心惹かれる」なんだけど、ずーっとこれだとこの人の作品あきるかも・・・。

ローズマリー・サトクリフ「闇の女王にささげる歌(2004-091)
評論社(2002年12月)

サトクリフといえば「第九軍団のワシ」「王のしるし」「ともしびをかかげて」あたりが子供の頃からの馴染み。自伝も読んだ。
しばらく前から図書館の書棚で何冊か見かけて、大人向けで新刊が出ているらしい事を知った。どれから読もうか考えていたところ。あった中で発行年が古いものを借りてきた。

ケルトの女王ブーディカが主人公。(サトクリフの本で主人公が女性なのはこれが初めてだったとか。)この本を書こうと思ったきっかけは、ブーディカのイケニ族が女系社会(王権が女系で伝わる)だと知った時のショックかららしい。イギリス人によく知られているブーディカの反乱のきっかけは、夫である王が亡くなったあと後継ぎがいないということで「お家断絶」をローマに強制されたため。しかしこれはローマ=男系社会の理屈で、ブーディカとその娘達、イケニの人々には納得できないものだったという話。
京極夏彦「絡新婦の理」にもあったけど、伝説は見方を変えると受け取り方がまったく変わるのね。面白いけど切ないな。



2004年08月04日(水) 「緑茶で胃がん予防」女性で確認 厚労省研究班が調査

「すばる望遠鏡」を10月から一般公開 受け付け開始
黒潮、13年ぶりに「大蛇行」 漁獲量減少の懸念も(asahi.com)

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暑くて買物をさぼっていたので、新鮮な食材が全然なくて、昼に乾物スペシャルな混ぜご飯を作ってみた。高野豆腐を戻さないままお米に載せて炊いて、じゃこと海苔と大根葉を混ぜ混ぜ。
高野豆腐は豆腐に戻ったような質感になり「豆腐混ぜご飯」になった。戻して煮た高野豆腐のキシキシした食感が嫌いな人にもいいかもね。

昼間、某WMサイトの掲示板を見て、普通に仕事しながら働き続けることについて色々思案。そして元の職場に対してどんな不満があって転職したいと思っていたのかを思い出してみたりした。過ぎたことはすぐ忘れるけど。
夜、家人にそんな話をしてたら「ほんとにこいつ妊娠してるのかと思うような働きっぷりだった」と振り返っていた。そういえばそんな事もあったような・・・。

夕方から図書館と買物に。
図書館でまた「シルマリルの物語」を借りて(ああエンドレス)、ローズマリー・サトクリフ「闇の女王にささげる歌」借りて、取り寄せてたノーラ・ロバーツの「アリゾナの赤い花」も借りた。

買物はスタートが遅すぎたようで、いつも買ってるカルシウム入豆乳も、いつも買ってない無調整豆乳も売り切れで、仕方なく調整豆乳を買った。家人曰く「豆乳は一気に飲んでも胃が痛くならない」そうだ。牛乳も麦茶も駄目だそう。冷たいのが駄目って訳じゃないのか。

夜は家人の後輩Kさんの話を聞いて、役に立たないアドバイスを色々してみた。難しいよね、色々と。



2004年08月03日(火) 関西初の恐竜化石を発見 淡路島の7千万年前の地層

ハルウララ、来春引退へ 武豊騎乗で有終飾るか
自動車キー+クレジットカード、トヨタが一体化に着手
「自爆」の英単語メモしたら拘束 米航空機内で邦人客
アテネに五輪専用車線 新交通ルール、渋滞起こす?
「ラッセラー」と街を練り歩く 青森ねぶた祭が始まる
NASAが水星探査機打ち上げ 36年ぶり観測目指す
涼しげに眠る動物 猛暑列島でペット用アルミ板売れる
暑い仕事に「空調服」、溶接現場で活躍 風で汗を気化(asahi.com)

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朝から、足りないものを買いにショッピングモールをはしご。あちこちで「そういえば」なものを買い足していったらトランク一杯になってしまった。ケロはベビー台つきカゴに乗って視点は高いし私は見えるしあちこち動くしでごきげんだった。

私がばてて途中で休憩。私のお茶をスプーンで少しづつ口に入れてあげたらケロは嬉しくてわくわくしてた。離乳食始め時かね?でもここまできたらお誕生日までひっぱるわよ。

ここ数日の日記が日付間違えてたりしたので、7月末頃から加筆訂正した。

プール用にボールを買おうかとダイソーなど覗いたけど、ボールプール用ボールっておもちゃ屋さん(トイザらス)で100個1,499円とかで売ってるのね。でも物の移動が好きなケロが100個のボールを全部プールから出すと・・・ガクブル。

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7月29日の日記に書いたケロの寝言にPちゃんから頂いたツッコミ。(以下引用。)

「赤ちゃんの宇宙語の寝言、目撃証言は他にもあります。やっぱり起きているときに聞いていることばを、寝ているときに整理して、練習してるんじゃないか、と私は思うのです。言葉の意味を理解しているというよりも、抑揚、イントネーション、そしてそもそもの音といったものを学んでいる。そうすることで、自分の周囲が話していることば(それがいずれ母語になるわけですが)の、音声的な特徴をちっちゃい頭で覚えているところなんだと思います。がんばれケロちゃん。」

ということで励まされたケロ。やっぱり内閣支持率について喋ってたのかな。喋り出した時に覚えてるか聞いてみたいっす。



2004年08月02日(月) 4年に1度の雨乞いで300人が池の中に 埼玉・鶴ケ島

コンビニが高齢化対応、バリアフリーや中高年仕様弁当
壁画崩落危機のキトラ古墳、修復のためのはぎ取り始まる
青山ブックセンターを洋販が支援、営業再開目指す(asahi.com)

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家人休日。ずーっと楽しみにしていたプール開き。(買ってからずっと室内でぬいぐるみプールになっていた。)寝返り用に買ったEVA樹脂のパズルマットがボロになってきたので、丁度いいからベランダに敷き、その上にプールを乗せて、キッチンからホースを伸ばしてぬるま湯を入れてセット。

ケロにお土産で頂いた水着を着せ(まだ水着使わないなんて言ってごめんなさい)、ビデオセットして、デジカメで撮って、おおはしゃぎ。ケロもとてもうれしそうだった。いつもお風呂で愛用のあひるちゃんに、小さなジョウロ、小さいペットボトルに鈴つきキーホルダーを入れたものを浮かべて遊んだ。
ケロはすぐ上がったのだが、家人は狭いプールで昼寝してた。(「(狭さが)ジャグジーのようだ」と感想。)本当は自分が入りたかったんだよねー。

もっと大きいプールがあればいいのに、というのでネット通販など見てたけど、ベランダに置く長方形(または楕円)のプールってもっと市場ありそうなのに売ってないものね。うちのベランダがちょっと変則サイズではあるのだけど。
それで、いろんなキャラクターがついているのを見て「無印良品にビニールプールがあればいいのに」と思っていたら夕方覗いた無印良品に売ってた!

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夕方は懸案だったQの予防注射。(一人でベビーカー押しながら猫ケージ持ってはいけなかったのだ。)本当は5月末に案内来てたんだけど。
今年は体重4.1kg。猫先生がケロのために「ずっと室内だし大丈夫だと思うけど念の為にプレゼントね。これは勝手にやるからね。」とノミの薬をつけてくれた。うちへ来た最初の頃に駆除して、それからずっと大丈夫そうなので本当に念の為だけなんだけど。
そしてQはその薬がすごーく気になるみたいで帰宅してからずーっと後ろ足で肩甲骨の間をかいかいかいかいしていた。(舐めないように肩甲骨の間に滴下する薬なのだ。)

途中で、川の水を飲んでいる猫発見。写真は遠くて撮れず。

帰り道で、いつも前を通るだけだった焼蛤屋さんに入ってみた。(Qのケージは玄関前に置いて。)イナゴも売ってる由緒正しいお店さんだった。焼浅蜊と焼蛤を購入。

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いつだか今は亡き行川アイランドで買った、フラミンゴのドアベルをトイレの扉につけた。家の表と裏を風が抜けるといい音がするから。(実はその前にドアにつけていた象のモビールは、風に耐えきれずに糸が切れて分解してしまったのだった。)

夜は暑中見舞印刷。レイアウトに意見が入り、新しいプリンタ、早くて静かでいいんだけど、エラーで止まった時も静かすぎて気付かないのがネック。



2004年08月01日(日) サーカスの白虎逃げ、公園など「散歩」 NY市内で

生態画の原画、美術館に 広辞苑挿絵の故・薮内正幸さん
国宝の高舞台が一時傾く、厳島神社で回廊浸水 台風被害
マフィアが自作自演TVドラマ 子分ら総出演 ロシア
パリの凱旋門広場、半世紀ぶりに「畳替え」
夜のロンドン、16歳未満締め出し 「保護目的」と当局
都会に飲まれ、地元で「幻」に 奄美の黒糖焼酎大ブーム
ティーバッグ漢方薬、2日発売 中国最大手、葛根湯など
アンケート「自由記述欄」評価、瞬時に分析 IBM開発(asahi.com)

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(以下、7月31日の日記に書いていたけど日付間違えてたようなので移動した内容+α)

指輪物語読了。指輪のいいところは、最後の最後まできっちりとカタをつけてくれているところだ。アレが終わったところで「ふふ、まだこんなに最後まで残ってる」と本の残りを見てほくそえんでしまった。
また吟遊詩人のところと灰色港で涙。

しかし今回読んで気になるのは、東に住む「東夷」といわれる褐色人種や南に住む「オークのように肌の黒い」人種や森の中の野人の表現が人種差別的であること。当然といえば当然なんだけどイギリス人であるトールキンが書くと美しいエルフもヌメノール人も肌は白く丈高く、金髪やら黒髪やらで、西洋的美しさの基準で書かれているのだな。美しいものは良いもので正しいものであり、その美しさの基準は西洋の基準であるバイヤスにちょっとひっかかってしまった。
書かれた時代も古いし「嫌なら読むな」なんだけど。ああいろんなことを考える前に読んでおいてよかったよ>初読時。
そしてそれらを含んでもまだこの本には素晴らしいものがあると思うけどね。

今回通しで読みたくなって、図書館の一般書コーナーでは殆ど貸出なので児童図書コーナーを狙い、旧版文庫(アニメの表紙の)で第1部、旧版赤表紙本で第2部、新版文庫(アラン・リーの表紙の)で第3部を読むという変則だったけど、一気に借りられて良かった。

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暑中見舞いデータも終了。お祝いにピザを取った。ドミノピザのアップルパイ、甘さ調節が自分でメープルシロップをかけるので良いわ。気に入った。

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ケロの近況。

ここしばらくケロが口でぱっぱっというか、ぽんぽんというか、逆破裂音(激しく息を吸いながら唇を開く)を出して遊んでいたのだけど、家人が真似をするとケロがにこにこしてやり返して、会話というか双方向コミュニケーションになっていた。
「で、お母さんは?」とケロが期待に満ちたまなざしで私を見るのだけど、なかなかうまく音が出せなくて(それなりにケロは満足していたけど)ずっと練習していた。
それがようやくこのあいだ車の中で出来るようになって、未だにあまりうまくないけど何とか音らしいものが出せるようになった。よかった。

あとはケロは「ばいばい」が以前の電球を外すような仕草から腕ごと左右に振る正しいやり方に変わって、その代わりに「はーい」のナチス式敬礼みたいな仕草が出なくなった。
拍手はだいぶ上手くなったが、「おばけちゃん」(手をななめに突出して手首をぷらぷら)をしている時もある。
「ちょうだい」では持っているものをくれるが、「どうぞ」は受けとってくれない。

以上、成長メモ。


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