馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2004年12月11日(土) もっと怖〜い夢

前回の続きであります。

ゾンビに追いかけられる夢も怖いけど、人間の通り魔に襲われるのはリアルで怖さが増しますね。

マンションの廊下。
玄関がたくさん並んでいる。
で、ランドセルから鍵を出して自宅に入ろうとする。

すると、廊下の一番奥にあるエレベーターから一人の男が降りてくるのが見える。
男、きょろきょろして稲葉と目が合う。
…や否や、男は右手に包丁を握って、猛然と稲葉に駆けてくる。
むき出しの殺気。

はやく鍵を開けて玄関に飛び込みたいのに、焦ってるから手が言うことをきかない。
鍵はなんとか回ったけれど、男の右手が振り下ろされる……。

……ふうふう。
あー、怖かった。
前後のシーンが無かったんですね。
いきなり帰宅でいきなり襲われました。
小学1年生のときに住んでいたマンションの廊下。

   ◆

ま、殺される夢は怖いわけですけど、もっと怖い夢って、あるんですね。

殺す夢を、見てしまいまして。

誰かは書きませんけど身近な人を、大切な人を2人、殺しました。
動機は不明。
ただ、殺さないと、と思って。
刃物だか鈍器だかで。

背後から忍び寄って、一撃。
同じ部屋にいるもう一人も、気付かれる前にやっぱり背後から。
驚くほど無造作に、驚くほどあっさりと。
あー、書いてて嫌な気分になってきます。
うー。

次のシーンでは殺した2人とお喋りしてるんですね。
生き返ったわけじゃない。
2人は確かに死んでいる。
自分が2人を殺したことを知られないようにしつつ、適当に笑顔であしらう。
とりあえずこの場はしのごう、みたいな。

生きた心地がしませんでした。
殺したのは、自分も含めて3人だったのかもしれません。

   ◆

……いま何時だ?
午前3時、なんだ、寝たばっかじゃないか。
ものすごい脱力感。

殺されるより、殺すほうがずっと寝覚めが悪いものです。
あとでその2人に会って、夢だと分かっているのに妙にほっとしましたね。
もちろん、夢の中で殺したことなんて言ってません。

ま、そんなわけで、どんだけムシャクシャしてたか知りませんけど、人殺しのニュースが出るたび、犯人が判らないわけです。
うるさいからって、親は殺しちゃいけません。
別れ話がもつれたからって、恋人だった人を殺しちゃいけません。

ほんっと、夢で良かったっす。
今日は良い夢見られますように。

   ◆◆◆

【関連記事リンク】
2004年12月9日『怖〜い夢』


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稲葉 馨

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