馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2004年12月09日(木) 怖〜い夢

バイト先の先輩から『ドーン・オブ・ザ・デッド』のDVDを借りて観ました。
ゾンビ達が、ヨン様に押し寄せるファンのように、主人公達の乗るバスを取り囲んでバンバン叩いてくるんですよ。
うひゃあ、怖い。

主演はサラ・ポーリーさん。
『死ぬまでにしたい10のこと』の主演もやってる方です。
『死ぬまでに〜』はもうすぐ死んじゃうからってんで、強く生きる女性。
『ドーン〜』は死んでたまるか! ってんで、やっぱり強い女性。
うーむ。

事件が起こって間もない序盤は素直に怖いんですよ、ゾンビが。
でも中盤からゾンビのあまりの多さが、かえって気持ち良くなる。
多すぎて笑うしかない。
不思議な感覚ですよ。

   ◆

ゾンビといえば、懐かしいところだとキョンシーなんてのがありました。
両腕を前に突き出してピョンピョンしてるの。
あのキョンシーもですね、行き着くところまで行っちゃったヤツだと、もうピョンピョン跳ねたりしないんですね。
普通のゾンビのように、腕をぶんぶん振り回して歩いて(走って)襲って来るようになるんです。
『霊幻道士』のラストが、この走り回るキョンシーとのバトルで、コイツが強いの何の。

そんなキョンシーにですね、稲葉はよく追いかけられたものでした。
あ、もちろん夢ですよ。
はい。
きょうはその夢のお話。

何度も何度も追いかけられました。
最後に見たのは中学か高校の初めの頃で、ここ最近は遭遇しなくなりましたけど。

   ◆

夢の始まり方はいつも同じ。
親友達と塾(日能研)に行くと、塾の一室から棺が発見される。
……ここからして強引な筋書きなんですけど、まあ、ガキンチョの夢ですから…。
で、その棺から最終形態のキョンシーが飛び出てくるんですね。
もちろん逃げますが、友人達とはぐれちゃうんです。
そして奴は決まって稲葉を標的に定めて追いかけてくる。
たまには横ちゃんやナカヤンを追いかけたって良さそうなものなのに、絶対に稲葉に向かってくる。

……とここまでが毎回同じのシーン。
同じだから、初めのシーンが始まると、寝ていながらものすごく鬱になったものでした。
ああ、また始まっちゃった……みたいな。
これは夢だ、って分かっちゃってるんですね。

   ◆

さて次、つまり逃げまくるシーンからが毎回違う。
あるときは洞窟に逃げ込みました。
なぜか落ちてたムチを拾って必死の抵抗。

河原にも逃げました。
周囲には凧揚げを楽しんでいる家族連れがいっぱい。
なのに誰も助けてくれない。
ゾンビだってそっちを襲えばよいのに稲葉しか目に入ってない。
もうホント嫌でした。

追い詰められたり転んじゃったり。
奴の手が稲葉にかかる寸前で目が覚める。
ふ〜う。
どきどき。
あ、やっぱ夢だった。
うん、生きてる。

   ◆

いつも思うんですけど、殺される! って時に目を開けなかったらどうなっちゃうんでしょうかね。
もしかして本当に死んじゃう、のかな。
気まぐれな死神が鎌を喉に当ててたりしてさ。

『ドーン・オブ・ザ・デッド』を観て、懐かしい夢を思い出したので書き留めてみました。
『ドーン〜』は本編もですが、特典映像にあるアナザーストーリーも凝っていて面白いですよ。


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稲葉 馨

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