馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2002年11月25日(月) 稲葉主観の代替わり’02

芸祭後最初の総会。

つーことは代替わりの発表ですな。

   ◆

去年の代替わり(稲葉→ものい)は直接自分が絡んでました。
今年の代替わり(ものい→凪)は自分は1歩引いて見られるかな…なんて思ってました。
したらこれが甘かった。
ぜんぜん引いて見られないの。
むしろ去年より胸に来るものあるね。
いや、まじ。

去年はさ、引退つってもまだ4年生で現役OBだし…みたいなのがね。
しばらくは、ものい殿たちを見守らなきゃ…みたいのがね、あったのさ。
まあ2個目のに関しては皆頼もしくて、見守ってる必要はなかったんだけどさ。

なんだろ。
引退はしたけどまだ自分、猶予あるぞっていうか。
役職は退いたけど、居場所はまだあるぞっていうか。
「前期で芝居立てたろ」っていう野望もあったしね。
まだまだ心に余裕がありました。

でもね、今年はそうはいかないね。
自分の引退も切なくて辛いものがあったけど、
後輩の引退ってのは有無を言わせてくれませんね。
いよいよ稲葉、マジOBだし。
猶予ねえし。
はああぁぁ。
自分の現状をまざまざと見せ付けられた感じがします。

時の流れは残酷だねえ。

総会の前日に、ものい会長から電話で新執行部と議長団(議長団は執行部には含まないのな)の顔ぶれの報告をいただいたのですが、電話を切ったあと、泣きたくなりました。
泣かなかったけど。

   ◆

とはいえね、そんなんばっかりじゃないです。

凪殿たちの代は稲葉から見たら孫の代にあたります。
子供の成長も楽しみですが、孫の成長ってのはもっと楽しみですね。
おじいちゃんが孫を可愛がるの、なんかわかる。

ものい代の人達がどう思ってるか知りませんが、稲葉はものい代とは所沢の部室で一緒にウキャウキャやってて、先輩という感じではありませんでした。
先輩というよりは、お兄ちゃんかなあ。
稲葉が彼らを引っ張っていったというより、一緒に歩いてった感覚です。

凪代が入学してきたとき、稲葉はすでに会長だったわけです。
ものい代とは、はじめ、ただの一先輩として接してればよかったのが、凪代はそうはいきませんでした。
彼らは稲葉を会長と呼んできたんです。
たまーに所沢行くとゲスト扱いだしね。
ものい代は一緒に歩く感覚でよかったのが、
凪代は会長として引っ張らないといけませんでした。

どこまで引っ張れてたかは、なんとも微妙だけれどもさ。

そんな凪代が会長になったのですね。
感慨もひとしおです。

だってお前ら、ついこないだまで1年生やったやん。

   ◆

遅れましたが、凪殿はじめ新執行部のお歴々、ならびに議長団、御就任おめでとうございます。
……まだ就任はしてないか。
稲葉が会長になったときと比べて部員数、ざっと倍。
んー、もっとかな。
彼らの面倒ちゃんと見てやってね。

現執行部の人たちが引き継ぎ作ってるはずだから仕事の面では心配は要らんよ。
それよりは心構えとかそっちだね。

そういえば稲葉がものい殿たちに引継ぎファイル渡せたのって確か2月だったね。
追いコン前の総会で渡したんだね。
遅すぎだね。
今更ながら心配させてごめんね。

   ◆

で、就任する人がいれば退任する人がいるわけで。

…………これはまだ早いか。


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稲葉 馨

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