馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2002年07月02日(火) 『のんびり日報』〜素晴らしきのんびりやたち・6

稽古最終週、最終回。

さあついに稽古最終回。
43番教室での活動を終えてあとは仕込んで本番を迎えるのみ。
やることはやったはず。
人事を尽くして何とやら。
明日は晴れる。

   ◆

本番間近現場の声6。

制作・渡辺由梨。

あと少しで終わってしまうのですね…。
長かったような短かったような気もするこの数ヶ月。
「どうしよ〜う」が私の心の中の口ぐせでした。
実際声に出して言ってもいました
でも実はただの口ぐせで、本当は落ち着いてる時もありました。
若い日々は、あっという間に過ぎて行くのですね。
棚からぼたもちですっ!


   ◆

昨日、稽古後に由梨殿たちとラーメン食べてコーヒー飲んだことは書いた。
その夜、稲葉も由梨殿も一晩中それぞれの家のパソコンの前にいた。
夜中の3時半に彼女より電話をもらい、1時間半も長電話した。
徹夜は孤独なものだが、この日は素晴らしい日の出を共有することができた。

実はこの芝居を始めるまで、彼女と話したことはほとんど無かった。
だから制作に名乗りをあげてくれたときも正直意外だった。
そんな彼女だが、稲葉以上に「のんびり」に時間を割いてくれた。
「私なんてぇ」と控えめだが、今回、制作の仕事はとても大きい。

今回のように濃い数ヶ月を過ごせば人間色々な変化が出てくる。
いちばん化けたのが彼女であったと思う。
3月から4月に新歓プロ員をやって変化が始まり、芝居の中でそれがはじけた感じがする。
とにかくよく笑ってくれるようになった。
最近いろんなことが楽しくなってきたんですよと電話の向こうで笑っている。

それだけでも、稲葉はこの芝居をやってよかったと思う。

   ◆

仕込み仕込み仕込み!
昨日は徹夜だったから今日はなるべく早く寝よう。
何時間寝られるんだろう。

本番まであと日!


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稲葉 馨

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