| 2002年05月26日(日) |
『のんびり日報』〜役者の声をどーぞ! |
稽古第3週、第12回。
nuki担当/ストレッチ 稲葉担当/顔と下のストレッチ・発声・頭を使ったコミュニケーション・立稽古・キャラエチュード
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あさ、山手線がストップした。 その時に品川にいた稲葉は原因のすべてを見てしまう。 痴漢をはたらいた男が線路上へ逃走。 駅員もそれを追って……。 そうとう遠くまで逃げたらしく、捕獲の報せが入ってから駅に戻ってくるまでがやたらと長かった。 哀れな男だ。
帰るときも山手線が止まっていた。 御徒町での人身事故。 なんともはや…。
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今日、いよいよ6役者の配役を決定した。 配役は以下の通り。
青木由利子/喫茶店の女主人 → 志佐知香
葵 悠一郎/作家 → 大貫義隆
関口 健/由利子にベタ惚れの予備校生 → 中澤匡智
池島ひろみ/葵付き編集者 → 持木絵理子
谷嶋隆史/作家志望 → 平居正行
神山馨子/商店会長 → 松永江里子
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配役も決まり、本番まで残り40日となったところで、役者の生の声をお聞かせしよう。
青木由利子役・志佐知香
夜の11時過ぎ。 自転車で坂道をくだりながら、私は思います。 「―しあわせだなぁ。」 この頭を使った感じも、体の疲れぐあいも、私には今、何よりもしあわせなものに感じられます。
本番まであと40日。配役も今日決まったばかり。 まだまだ先は長いはずなのに…つい考えてしまう。 終わった時のこと。夏休みの始まりに少し似ているかもしれません。 いえ、夏休みよりも楽しいんです。 キャストが団結して作品を演じて、スタッフみんなが見ていてくれて、大野さんが指導をビシッとしてくれる。
私は今、すてきな場所にいます。大好きな人達に囲まれています。 大切な時をすごしています。 ―しあわせだなぁ、本当に。
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葵悠一郎役・大貫義隆
『精一杯にのんびりと』 nukiの意気込み。 其ノ1。
キャスティングが決まりました。私(わたくし)は「葵悠一郎」だそうです。 元来持っているキャラじゃなく、まとめ役っぽい、大人っぽい感じの輩です。 まあ、今は与えられた仕事を文字通り精一杯にのんびりとやっていく次第に御座います…。
役者の「役」は役職の役です。 役者として、キャラを演じるのではなく、役職を果したいと思ってたりもしてみます。
…。
文章は苦手だ……。
本番まであと40日 夏休みぃ〜!
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関口 健役・中澤匡智
『精一杯にのんびりと』 健の意気込み
▼配役も決まり、本番40日前となり。
▼という訳で関口健という役を頂きました、中澤匡智です。 健くんはちょっとお馬鹿でおっちょこちょいでトラブルメイカーで純情なプレ青年で、とても僕に近い奴だと思います。
なーんて、よく役者がインタヴューで書くようなこと書いてみました。
まあどんな奴かはこれからどんどん変わってくものだと思いますが、んー、ひとまず「ベタ」な奴です。 見る人の期待に応えられる演技もしたいし、生々しい(良い意味で)演技も動きもできる様になりたい…というか、します。
実際、ちゃんとした小屋でチケット売って芝居を見てもらうのは初めてです。 あっちもこっちも分かっちゃいませんが、何卒、ヨロシクお願いします。
▼最後に一つ。 物語をかきまぜてやります。 どうぞ『精一杯にのんびりと』応援して下さい!
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池島ひろみ役・持木絵理子
芝居本番まで40日だということで…。 配役も決定した次第でございます。
今、私がここで言えること。 それはもうこの一言に尽きます。
「とにかく楽しんで、一生懸命頑張るのみ!!」
これからも、たくさんたくさん迷惑をおかけすると確心しておりますが(原文ママ)、よろしくお願いします。
以上、池島ひろみ いやいや、ことめでした(笑)。
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神山馨子役・松永江里子
☆ 夏休みがあっという間なのだから、この40日も然りだろう。 月日が経つのは早いのか遅いのか。 今日の天気の様に微妙な心持なのが正直なところ。 このキャラクターをやろうと思った。 私にしか出来ないだろうと思った。 高慢ちきなキャラクターが好きだ。 特に女性でこの性格はたまらない。 嫌われたくない「素」がいて、嫌われ続ける「役」が居る。 神山が私の日常の本音のような気がして仕方ない。 あと40日で私は神山になりきらねばならない。 出来る。 何故なら私が「神山」だから。 この「暑い夏休み」が終わる頃、同じ「暑さ」を演じきりたい。 ― 私を嫌いになりましょう ―
松永江里子
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平居殿は都合により欠席。 以上役者5名のホットな肉声。 気持ちを感じることはだれにでも出来る。 役者ならそれを言葉にして表してもらう。
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高梨殿、ようこそ。 アイスを差し入れにもらう。 ことめ殿からは、ちんすこう。
箱殿は手作りのケーキ。 どれも美味かった。 まじで美味かった。
本番まであと40日
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