| 2002年05月25日(土) |
『のんびり日報』〜最強の布陣 |
稽古なし。
されど役者、特に女優陣は筋肉痛に悩まされていようのう。
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自分の所属している劇団の用事で十条へ。 とある劇団さんから役者としてのオファーをいただいたのだが、「のんびり企画」や卒業制作があるため丁重にお断り申し上げた。 断った話ではあるが役者として声をかけていただいたのはすごく嬉しい。 ただ、断るって辛いね。 稲葉もこれまでに多くの人に声をかけているだけに、断られる辛さはよくわかっている。 もったいないが仕方がない。
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昨日の稽古のラストに役者にアンケート用紙を配り、やりたい役と向いていると思う役に関して聞いた。 昨日欠席だった中澤殿とことめ殿からはメールにて回答をもらう。
そして現在、配役の最終調整をしている。 稲葉の考えていた配役と意見が一致している役者は楽なのだが、そうでない場合はいささか悩む。 出来うることならすべての役者にやりたい役をやらせたいところだが、流石にそうは行かない。
作者として演出家として企画長として、ベストの配役をしたい。 役者の中にはやりたい役につけない者も出てくるだろう。 だが、4月のワークショップや軽井沢合宿、そして昨日までの稽古を通して役者を観てきて出した結論である。 そこは信じてもらいたい。
これまでの演技内容に加え、欠席回数による稽古量なども勘案し、いよいよ明日…配役を発表する。 そう演出家としてこの1カ月で観てきた役者の個性も勿論重要だが、企画長の視点になった場合、稽古に参加できる時間、日数というのも無視できない大きな要素となってくるのである。
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稽古もいよいよ中盤戦。
本番まであと41日。
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